JP2000326766A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

Info

Publication number
JP2000326766A
JP2000326766A JP11141564A JP14156499A JP2000326766A JP 2000326766 A JP2000326766 A JP 2000326766A JP 11141564 A JP11141564 A JP 11141564A JP 14156499 A JP14156499 A JP 14156499A JP 2000326766 A JP2000326766 A JP 2000326766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stiffener
pair
fixed
legs
finisher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11141564A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Tanaka
中 康 雄 田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP11141564A priority Critical patent/JP2000326766A/ja
Publication of JP2000326766A publication Critical patent/JP2000326766A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前後レッグを台座等に載置することなくシー
トクッションの着座面を高くする。部品点数を減少させ
る。重量の軽量化を図る。前後レッグを長く形成しても
剛性を向上させる。前後スライド機構のロック機構がハ
ーフロック状態となるのを防止する。 【解決手段】 右左一対のレッグ8,8をシートクッシ
ョン1の着座面が高くなるように長く形成する。右左一
対のレッグ8,8の上部間にスティフナー31を固着す
る。スティフナー31にフィニッシャ35を取付ける。
右左一対のレッグカバー41とフィニッシャ35を一体
に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用シートに関
し、更に詳細に説明すると、固定レールと可動レールと
を有する右左一対の前後スライド機構を備え、該前後ス
ライド機構の固定レールの端部にレッグが固着され、可
動レール側にクッションブラケットを介してシートクッ
ションのクッションフレームが固着された車両用シート
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用シートは固定レールと
可動レールとを有する前後スライド機構により前後移動
調節することができるように構成されている。図7に示
す如く、シートクッション1の前後スライド機構3は固
定レール5と可動レール7とを有し、固定レール5は前
後レッグ8,8を介して車体の床面に取付けられる。前
後スライド機構3は操作レバー9の操作により可動レー
ル7のロック機構を作動させることができる。
【0003】可動レール7には垂直壁7aが形成され、
この垂直壁7aにシートクッション取付け用のクッショ
ンブラケット11が前後左右位置に固着されている。ク
ッションブラケット11にクッションフレーム17がボ
ルト19,ナット21により固着される。尚、図7中、
符号20は補強板である。
【0004】また、車種の関係でシートクッション1の
着座面を高くする場合があり、この場合には、通常前後
レッグ8,8を台座等に載置している。更に、シートク
ッション1の背面側にリヤフィニッシャが設けられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の車両
用シートにおいて、シートクッション1の着座面を高く
する場合に前後レッグ8,8を台座等に載置するには、
部品点数が増大し、重量も増大する欠点を有し、また外
観を悪化させるものであった。またシートクッション1
の着座面が高くなるように前後レッグ8,8を長く形成
すると剛性が弱くなり、前後スライド機構3のロック機
構をハーフロック状態とする虞れを有していた。更に、
シートクッション1の背面側にリヤフィニッシャを設け
た場合には、このリヤフィニッシャが剛性を有しないた
め、後席着座者の乗降により損傷を受ける虞れを有して
いた。
【0006】本発明の目的は、シートクッションの着座
面を高くする場合に、前後レッグを台座等に載置する必
要がなく、部品点数を減少させることができ、重量の軽
量化が図れ、またシートクッションの着座面が高くなる
ように前後レッグを長く形成しても剛性が弱くなる虞れ
がなく、前後スライド機構のロック機構がハーフロック
状態となる虞れがなく、更に、シートクッションの背面
側のリヤフィニッシャが後席着座者の乗降により損傷を
受ける虞れがなく、また外観を悪化させる虞れのない経
済性に優れた車両用シートを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る車両用シートは、固定レールと可動
レールとを有する右左一対の前後スライド機構を備え、
該前後スライド機構の固定レールの端部にレッグが固着
され、可動レール側にクッションブラケットを介してシ
ートクッションのクッションフレームが固着された車両
用シートにおいて、前記右左一対のレッグ間にスティフ
ナーが固着され、該スティフナーにフィニッシャが取付
けられていることを特徴とする。
【0008】請求項1の発明においては、右左一対のレ
ッグ間にスティフナーが固着され、該スティフナーにフ
ィニッシャが取付けられているので、部品点数を減少さ
せることができ、重量の軽量化が図れ、また右左一対の
レッグ間のスティフナーが剛性を保持することができ、
前後スライド機構のロック機構がハーフロック状態とな
る虞れがなく、更に、リヤフィニッシャが後席着座者の
乗降により損傷を受ける虞れがない。
【0009】また、請求項2に係る車両用シートは、固
定レールと可動レールとを有する右左一対の前後スライ
ド機構を備え、該前後スライド機構の固定レールの端部
にレッグが固着され、可動レール側にクッションブラケ
ットを介してシートクッションのクッションフレームが
固着された車両用シートにおいて、前記右左一対のレッ
グはシートクッションの着座面が高くなるように長く形
成され、該レッグがレッグカバーにより被覆され、該右
左一対のレッグ間にスティフナーが固着され、該スティ
フナーにフィニッシャが取付けられていることを特徴と
する。
【0010】この請求項2の発明においては、右左一対
のレッグはシートクッションの着座面が高くなるように
長く形成され、該レッグがレッグカバーにより被覆さ
れ、該右左一対のレッグ間にスティフナーが固着され、
該スティフナーにフィニッシャが取付けられ、前記レッ
グカバーとフィニッシャが一体に形成されているので、
前後レッグを台座等に載置する必要がなく、部品点数を
減少させることができ、重量の軽量化が図れ、また右左
一対のレッグ間のスティフナーが剛性を保持することが
でき、前後スライド機構のロック機構がハーフロック状
態となる虞れがなく、更に、リヤフィニッシャが後席着
座者の乗降により損傷を受ける虞れがない。
【0011】また、請求項3に係る車両用シートは、固
定レールと可動レールとを有する右左一対の前後スライ
ド機構を備え、該前後スライド機構の固定レールの端部
にレッグが固着され、可動レール側にクッションブラケ
ットを介してシートクッションのクッションフレームが
固着された車両用シートにおいて、前記右左一対のレッ
グはシートクッションの着座面が高くなるように長く形
成され、該レッグがレッグカバーにより被覆され、該右
左一対のレッグ間にスティフナーが固着され、該スティ
フナーにフィニッシャが取付けられ、前記レッグカバー
とフィニッシャが一体に形成されていることを特徴とす
る。
【0012】この請求項3の発明においては、右左一対
のレッグはシートクッションの着座面が高くなるように
長く形成され、該レッグがレッグカバーにより被覆さ
れ、該右左一対のレッグ間にスティフナーが固着され、
該スティフナーにフィニッシャが取付けられ、前記レッ
グカバーとフィニッシャが一体に形成されているので、
前後レッグを台座等に載置する必要がなく、部品点数を
減少させることができ、重量の軽量化が図れ、また右左
一対のレッグ間のスティフナーが剛性を保持することが
でき、前後スライド機構のロック機構がハーフロック状
態となる虞れがなく、更に、リヤフィニッシャが後席着
座者の乗降により損傷を受ける虞れがない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用シート
を図面を参照して説明する。図1乃至図6は、本発明に
係る車両用シートの実施の形態を夫々示すもので、前述
せる従来技術を示す図7の構成と対応する部分には同一
符号を付して説明する。
【0014】図1は本発明に係る車両用シートのシート
クッション1の前後スライド機構3の斜視図であり、シ
ートクッション1は右左一対の前後スライド機構3に載
置されて前後移動調節可能に取付けられる。前後スライ
ド機構3は右左一対の固定レール5と、この固定レール
5に嵌合して前後摺動可能な可動レール7とを夫々備
え、可動レール7は垂直板部7aを備えている。尚、前
後スライド機構3の基本的構成は従来公知の構成を有す
るものである。またシートクッション1はリフター機構
により上下位置調節可能とすることもできる。
【0015】前記右左一対の固定レール5に前後レッグ
8,8が図5に示すように夫々ボルト8aにより固定さ
れ、右左一対のレッグはシートクッションの着座面が高
くなるように長さが長く形成されている。図6に断面で
示す如く、この右左一対のレッグ8,8の上部間にステ
ィフナー31がボルト33等の固着手段により固着され
ている。尚、本実施の形態では右左一対のレッグ8,8
の上部間にスティフナー31を設けたが、右左一対のレ
ッグ8,8の中間部に設けるものであってもよい。
【0016】図1に示す如く、前記スティフナー31に
フィニッシャ35がビス37止めされている。スティフ
ナー31及びフィニッシャ35には夫々ビス穴31a,
35aが形成されている。このフィニッシャ35の両側
部にはレッグカバー41が一体に形成されている。尚、
フィニッシャ35とレッグカバー41とは、一体に形成
されるものに限定されるものではなく、適宜分割したも
のを組み合わせて用いることもできる。
【0017】前記レッグカバー41は前後レッグ8,8
を被覆し得る形状に形成され、上部に前後摺動可能な可
動レール7の出入口43が形成されている。またレッグ
カバー41の側部には係合爪部45が複数、本実施の形
態では右左一対づつ形成されている。また図5に示す如
く、レッグカバー41は固定レール5の後端で位置規制
される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る車
両用シートにおいては、右左一対のレッグ間にスティフ
ナーが固着され、該スティフナーにフィニッシャが取付
けられているので、部品点数を減少させることができ、
重量の軽量化が図れ、また右左一対のレッグ間のスティ
フナーが剛性を保持することができ、前後スライド機構
のロック機構がハーフロック状態となる虞れがなく、更
に、リヤフィニッシャが後席着座者の乗降により損傷を
受ける虞れがない。
【0019】また、請求項2に係る車両用シートにおい
ては、右左一対のレッグはシートクッションの着座面が
高くなるように長く形成され、該レッグがレッグカバー
により被覆され、該右左一対のレッグ間にスティフナー
が固着され、該スティフナーにフィニッシャが取付けら
れ、前記レッグカバーとフィニッシャが一体に形成され
ているので、前後レッグを台座等に載置する必要がな
く、部品点数を減少させることができ、重量の軽量化が
図れ、また右左一対のレッグ間のスティフナーが剛性を
保持することができ、前後スライド機構のロック機構が
ハーフロック状態となる虞れがなく、更に、リヤフィニ
ッシャが後席着座者の乗降により損傷を受ける虞れがな
い。
【0020】また、請求項2に係る車両用シートにおい
ては、右左一対のレッグはシートクッションの着座面が
高くなるように長く形成され、該レッグがレッグカバー
により被覆され、該右左一対のレッグ間にスティフナー
が固着され、該スティフナーにフィニッシャが取付けら
れ、前記レッグカバーとフィニッシャが一体に形成され
ているので、前後レッグを台座等に載置する必要がな
く、部品点数を減少させることができ、重量の軽量化が
図れ、また右左一対のレッグ間のスティフナーが剛性を
保持することができ、前後スライド機構のロック機構が
ハーフロック状態となる虞れがなく、更に、リヤフィニ
ッシャが後席着座者の乗降により損傷を受ける虞れがな
い。
【0021】本発明によれば、シートクッションの着座
面を高くする場合に、前後レッグを台座等に載置する必
要がなく、部品点数を減少させることができ、重量の軽
量化が図れ、またシートクッションの着座面が高くなる
ように前後レッグを長く形成しても剛性が弱くなる虞れ
がなく、前後スライド機構のロック機構がハーフロック
状態となる虞れがなく、更に、シートクッションの背面
側のリヤフィニッシャが後席着座者の乗降により損傷を
受ける虞れがなく、また外観を悪化させる虞れのない経
済性に優れた車両用シートを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シートの前後スライド機構
とレッグカバーの斜視図。
【図2】本発明に係る車両用シートのレッグカバーとフ
ィニッシャの一部正面図。
【図3】本発明に係る車両用シートのレッグカバーを示
す図2X−X線断面図。
【図4】本発明に係る車両用シートのレッグカバーの側
面図。
【図5】本発明に係る車両用シートの前後スライド機構
とレッグカバーの側断面図。
【図6】本発明に係る車両用シートの前後スライド機構
とレッグカバー及びフィニッシャを示す図4Y−Y線断
面図。
【図7】従来の車両用シートのシートクッションの一部
斜視図。
【符号の説明】
1 車両用シート 3 前後スライド機構 5 固定レール 7 可動レール 7a 垂直板部 31 スティフナー 33 ボルト 35 フィニッシャ 37 ビス 41 レッグカバー 43 出入口 45 係合爪部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定レールと可動レールとを有する右左
    一対の前後スライド機構を備え、該前後スライド機構の
    固定レールの端部にレッグが固着され、可動レール側に
    クッションブラケットを介してシートクッションのクッ
    ションフレームが固着された車両用シートにおいて、 前記右左一対のレッグ間にスティフナーが固着され、該
    スティフナーにフィニッシャが取付けられていることを
    特徴とする車両用シート。
  2. 【請求項2】 固定レールと可動レールとを有する右左
    一対の前後スライド機構を備え、該前後スライド機構の
    固定レールの端部にレッグが固着され、可動レール側に
    クッションブラケットを介してシートクッションのクッ
    ションフレームが固着された車両用シートにおいて、 前記右左一対のレッグはシートクッションの着座面が高
    くなるように長く形成され、該レッグがレッグカバーに
    より被覆され、該右左一対のレッグ間にスティフナーが
    固着され、該スティフナーにフィニッシャが取付けられ
    ていることを特徴とする車両用シート。
  3. 【請求項3】 固定レールと可動レールとを有する右左
    一対の前後スライド機構を備え、該前後スライド機構の
    固定レールの端部にレッグが固着され、可動レール側に
    クッションブラケットを介してシートクッションのクッ
    ションフレームが固着された車両用シートにおいて、 前記右左一対のレッグはシートクッションの着座面が高
    くなるように長く形成され、該レッグがレッグカバーに
    より被覆され、該右左一対のレッグ間にスティフナーが
    固着され、該スティフナーにフィニッシャが取付けら
    れ、前記レッグカバーとフィニッシャが一体に形成され
    ていることを特徴とする車両用シート。
JP11141564A 1999-05-21 1999-05-21 車両用シート Pending JP2000326766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11141564A JP2000326766A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 車両用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11141564A JP2000326766A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 車両用シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000326766A true JP2000326766A (ja) 2000-11-28

Family

ID=15294917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11141564A Pending JP2000326766A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 車両用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000326766A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1582398A1 (en) Seat device for a vehicle equipped with a sub seat and vehicle provided therewith
JP4099916B2 (ja) シートスライド装置
US7243995B2 (en) Seat structure for vehicle
JP2000326766A (ja) 車両用シート
JP2002248973A (ja) 車両用シート
JP2742194B2 (ja) 自動車用シート
JP7393629B2 (ja) 乗物用シート
KR102358136B1 (ko) 차량시트용 롱 슬라이드 레일과 마운팅 브라켓 체결 구조
KR100335200B1 (ko) 승합차량의 시트 이탈방지구조
JP3519602B2 (ja) シート連動式コンソール
JP3050514B2 (ja) シートスライド装置のロック機構
JPH07186790A (ja) 車両用シート駆動装置
JPH0545542Y2 (ja)
JPH06171414A (ja) 自動車の可倒シートバックのロック装置
JPH0231001Y2 (ja)
JP2000025494A (ja) 自動車用シート装置
JP2998784B2 (ja) 車両用シート装置
JP2000326809A (ja) 車両用シート
JP2000326765A (ja) 車両用シート
JP4570108B2 (ja) シート・トラック
JP2023123219A (ja) 車両用シート
JP2023114425A (ja) 乗り物用シート
JPH11245697A (ja) 車両のシート装置
JP2002160570A (ja) 車両用シートの取付装置
JP2002248972A (ja) 車両用シート