JP2000325457A - オゾン燻蒸脱臭機 - Google Patents

オゾン燻蒸脱臭機

Info

Publication number
JP2000325457A
JP2000325457A JP11138216A JP13821699A JP2000325457A JP 2000325457 A JP2000325457 A JP 2000325457A JP 11138216 A JP11138216 A JP 11138216A JP 13821699 A JP13821699 A JP 13821699A JP 2000325457 A JP2000325457 A JP 2000325457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ozone
damper
control circuit
time
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11138216A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinzo Hibana
金造 日花
Norimasa Negishi
宣匡 根岸
Matsunori Kasai
松範 葛西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11138216A priority Critical patent/JP2000325457A/ja
Publication of JP2000325457A publication Critical patent/JP2000325457A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内に放出されるオゾンの濃度や量を安定し
て発生・分解が可能で、かつ保守・点検・修理作業が安
全で容易に行えるオゾン燻蒸脱臭機を提供することを目
的とする。 【解決手段】 原料空気を圧送するエアポンプ2と、オ
ゾン発生器4と、吹出口9に連通しオゾンが供給される
混合室15と、この混合室に対しオゾン発生時に連通す
る第1の空気取入口6aと、オゾン分解時に連通する第
2の空気取入口6bと、これら空気取入口6a,6bの
いずれか一方を上記混合室15と選択的に連通させるダ
ンパー10と、このダンパーの開閉位置を検出する位置
センサ13,14と、制御回路部31とを備え、制御回
路部31はダンパー動作起動後の所定時間内に上記いず
れかの位置センサの検出信号を基にオゾンの発生前後を
判定し、ダンパー動作に不具合を生じた時、オゾンの発
生の前後で異なるエラー処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室内に高濃度オゾン
を放出することにより室内の脱臭を行うオゾン燻蒸脱臭
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のオゾン燻蒸脱臭機を示す
断面図であり、図において、1は筐体、2はエアポン
プ、3乾燥器、4はオゾン発生器、5はオゾン吐出管、
6は空気取入口、7はオゾン分解フィルター、8は送風
ファン、9は吹出口である。
【0003】図11に示す従来のオゾン燻蒸脱臭機の動
作について説明すると、まず、オゾン発生時には、エア
ポンプ2とオゾン発生器4が駆動され、エアポンプ2か
らの原料空気は乾燥器3で乾燥されてオゾン発生器4に
供給され、ここでオゾンになり、オゾン吐出管5よりオ
ゾンを放出する。一方、オゾン分解時には、エアポンプ
2とオゾン発生器4を停止させ、送風ファン8のみを駆
動して室内の残留オゾンを含んだ空気を空気取入口6か
ら吸引し、オゾン分解フィルター7を通過させること
で、残留オゾンが分解され、吹出口9から室内に放出さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のオゾン燻蒸脱臭
装置は以上のように構成されており、室内に高濃度のオ
ゾンを放出した後、オゾン分解運転に切り替えて、効率
好くオゾンを分解して人体に支障をきたさない低濃度の
レベルになるまで、運転を自動で行うものであるが、こ
のオゾン発生時において、吐出されるオゾン濃度は非常
に高濃度であり、人間が吸引すると障害が発生するおそ
れがあり、運転中は部屋から退室し、自動運転が完了す
るまで人の入室を許さない。もし、誤った使用や自動運
転中に不具合が発生してもオゾンの発生前であれば、装
置の運転を停止してもよいが、オゾン発生後であれば、
高濃度のオゾンが部屋に充満した状態であり、緊急停止
をさせると、安全な濃度になるにはオゾンの自然分解に
頼らざるを得ず、予定の終了時間になっても室内のオゾ
ン濃度が安全な濃度に達していない場合があり、誤って
人が入室するという危険性や保守・点検・修理作業をす
るにも、オゾンの取り扱いには注意し、安全性を確保す
るために、必要以上の時間と労力を必要とするなどの問
題点があった。
【0005】また、オゾン発生量に対しては、放電タイ
プのオゾン発生器の場合、オゾン発生素子の放電面の空
間雰囲気(湿度)の影響を強く受けることはよく知られ
ており、このため、エアポンプ2とオゾン発生器4の間
に乾燥器3を設けて、脱湿された(露点温度:マイナス
数十℃の)乾燥空気を供給するようにしているが、高圧
高周波数を発生させる共振型の高圧電源ユニットにおい
ては、通電直前のオゾン発生器4のオゾン発生素子の放
電面を覆う空間(オゾン生成室)内の湿度や温度による
空気のインピーダンスで、発生周波数が決まり、後から
常温・脱湿された空気を送っても、高圧電源ユニットの
発振周波数は、最初の(共振)周波数にほぼ固定されし
まい、原料空気の湿度に応じた最適な周波数にはなら
ず、図12の特性図に示すように、所定のオゾン発生量
が得られないという現象が発生する。この現象は、特
に、多湿環境で保管されていた状態ですぐ使用しようと
した場合や連続的に短時間のうちに繰り返して運転しよ
うとすると、前回の乾燥剤再生時にヒータ加熱され、高
温の乾燥剤を通過してきた原料空気が高温(数10℃)
のままで使用を再開しようとした場合などに発生し、オ
ゾン発生量が安定しないという問題点があった。
【0006】また、オゾン分解フィルター7は、オゾン
と反応しながら自らが消耗されたり、乾燥器3内の乾燥
剤は、空気中の微細なチリやホコリなどで吸湿孔が塞が
れてしまうと吸湿性能が低下し、使用時間の累積ととも
に性能が劣化する消耗性部品であり、これらは適切な時
期に交換してそれぞれの性能を維持させる必要がある
が、筐体1内の奥部に設置されていたりして、外部から
容易に交換時期を知ることは困難であり、保守・点検・
修理作業が容易でないという問題点があった。
【0007】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、室内に放出されるオゾンの濃度や
量を安定して発生・分解が可能で、かつ保守・点検・修
理作業が安全で容易に行えるオゾン燻蒸脱臭機を提供す
ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】本発明に係るオゾン燻蒸脱臭機は、原料空
気を圧送するエアポンプと、原料空気中の湿度を吸湿す
る吸湿剤を収納した乾燥器と、オゾン発生器と、吹出口
に連通し上記オゾン発生器で発生したオゾンが供給され
る混合室と、この混合室に対しオゾン発生時に連通する
第1の空気取入口と、オゾン分解時に連通する第2の空
気取入口と、上記第1の空気取入口と第2の空気取入口
のいずれか一方を上記混合室と選択的に連通させるよう
に切り換えるダンパーと、このダンパーの開閉位置を検
出する位置センサと、制御回路部とを備え、上記制御回
路部はダンパー動作起動後の所定時間内に上記いずれか
の位置センサの検出信号を基にオゾンの発生前後を判定
し、ダンパー動作に不具合を生じた時、オゾンの発生の
前後で異なるエラー処理を行うものである。
【0009】また、上記エアポンプと上記乾燥器と上記
オゾン発生器を直列に連通させるとともに、上記制御回
路部は、オゾン発生器に高電圧高周波数の電源を供給す
る素子用電源回路部への通電を制御し、オゾン発生時に
所定時間エージング運転した後、上記オゾン発生器への
電源供給を一旦停止し、再び上記オゾン発生器への電源
供給を開始するようにしたものである。
【0010】また、上記制御回路部は、CPUと、情報
を表示する表示部と、読み書き可能な不揮発性外部メモ
リとを備え、不揮発性外部メモリに自動運転に必要な運
転時間や消耗品の設定寿命時間や制御温度値などの数値
パラメータ情報を記憶させ、適宜表示部に表示させて確
認できるようにしたものである。
【0011】また、上記制御回路は、不揮発性外部メモ
リに、装置あるいは設定された消耗部品ごとの累積運転
時間を演算・記憶させておき、機械の運転開始時に設定
寿命時間と比較演算を行い、設定寿命時間に到達する数
十時間前より警告手段を作動させて段階的に警告を発す
るようにしたものである。
【0012】また、上記制御回路部は、不揮発性外部メ
モリに、自動運転中の運転状態の移行時に運転状態を示
すパラメータの逐次書き換えて記憶または指定された不
具合内容のパラメータを記憶させておき、使用者が回復
できる程度の不具合か修理を要する不具合かを判定する
判定手段を有するものである。
【0013】また、上記表示部は、表示を切り替えるス
イッチと表示内容を順次送る診断スイッチの操作によ
り、上記警告手段の警告内容、設定された消耗部品ごと
の累積運転時間、および上記判定手段で判定した不具合
内容を示すコード番号などを表示するものである。
【0014】また、上記制御回路部は、運転開始信号を
発生させる運転スタートスイッチONされても、最初に
運転スタートスイッチの運転開始信号を検出したときに
自動運転をすぐに開始せず、警告を発して使用者に運転
開始の意図の有無を確認する自己診断機能を有するもの
である。
【0015】さらに、上記制御回路部の信号入出力回路
と信号ケーブルで接続された外部通信用コネクタを設け
たものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1を図面に基づいて説明する。図1は本発明の
実施の形態1を示すオゾン燻蒸脱臭機のオゾン発生時の
断面図であり、図2は同じくオゾン分解時の断面図、図
3はオゾン発生器の斜視図、図4は図3のX−X方向の
断面図、図5は本発明の実施の形態1を示す回路ブロッ
ク図、図6〜図8は本発明の実施の形態1を示す制御フ
ローチャート、図9は本発明の実施の形態1を示す消耗
性部品寿命のチェック動作のフローチャート、図10は
オゾン発生〜分解時のタイムチャートである。
【0017】まず、図1,図2において、1は筐体、2
はエアポンプ、3は内部に乾燥剤を収納した乾燥器、4
はオゾン発生器、5はオゾン吐出管、6aは第1の空気
取入口、6bは第2の空気取入口で、上記第1の空気取
入口6aの上方に併設されており、開口断面積は第1の
空気取入口6aの数倍大きく設定されている。7aはプ
レフィルター、7bはオゾン分解フィルター、8は送風
ファン、9は吹出口、11は筐体1内を混合室15と分
解風路16と部品室17とに仕切っている略L字状の仕
切板である。10はモータ駆動されるダンパーで、第1
の空気取入口6aと第2の空気取入口6bに連通する分
解風路16の出口部分に設置されて、いずれか一方が混
合室15に連通するように切り換える。また、オゾン発
生器4のオゾン吐出管5は仕切板11に設けられた透孔
から混合室15内に突出して開口し、送風ファン8は混
合室15と吹出口9の間に位置して設置されている。上
記ダンパー10はダンパーモータ(図示せず)を駆動し
て、図1に示すオゾン発生時の第1風路と図2に示すオ
ゾン分解時の第2風路に切り替える。また、オゾン発生
器4のオゾン吐出管5は仕切板11に設けられた透孔か
ら混合室15内に突出して開口している。また、13は
オゾン発生時のダンパー位置を検出するための位置セン
サA、14はオゾン分解時のダンパー位置を検出するた
めの位置センサBである。
【0018】61はエアポンプ2と乾燥器3を接続する
接続管、62は乾燥器3とオゾン発生器4を接続する接
続管、63は一端を乾燥器3に接続され、他端を分解通
路16に開口させた排気管、47,48,49は上記接
続管16,17と排気管18に設けた電磁弁A,B,C
である。
【0019】次に、図3,図4に示すオゾン発生器4の
構成について説明する。図3,図4において、18はセ
ラッミックス基板に電極パターンが印刷された放電面も
つオゾン発生素子、19は絶縁性・耐オゾン性に優れた
材料からなる収納箱、20はオゾン発生素子18の放電
面側に形成した放電エネルギーで酸素(O2 )をオゾン
(O3 )に変える空間のオゾン生成室、21は下ケー
ス、22は収納箱19を納めている上ケース、23は絶
縁ワッシャー、24はクッション部材で、オゾン発生素
子18の周囲を支持している。25,26はオゾン発生
素子18の放電電極パターンの所定ランドに電気的に接
続されたリード線、27は原料である乾燥空気を供給す
る入口パイプ、28は生成されたオゾンを排出する排出
パイプ、29は上ケース22と下ケース21を締結して
いるネジである。
【0020】次に、図5に示す回路ブロック図について
説明する。31は本発明のオゾ燻蒸脱臭機を制御する制
御回路部であり、32はCPU(マイクロコピュー
タ)、33は独立して読み書き可能な不揮発性外部メモ
リ、34は操作信号やセンサ信号を受け取る入力回路、
35は対象となる電気部品類を制御するための出力回
路、36は本制御回路部31に電源供給をする電源回路
であり、電源供給のON/OFF操作を行う電源スイッ
チ 37に接続されている。さらに、本実施の形態1で
は、CPU32の動作や不揮発性外部メモリ33の記憶
内容などの情報を表示する表示部38と、パソコン58
bや専用リモコン58a等の外部機器57と信号ケーブ
ル59およびコネクタ60を介して情報交換が行なえる
入出力回路39と通信用コネクタ56を設けている。4
0は上記表示部38中の表示素子、41は表示素子40
の表示内容の切り換えるための切換スイッチ、42,4
3,44は表示内容を順次送ったり、プログラム診断の
操作を行うための診断スイッチA,B,Cである。ま
た、51は機体の操作パネル部(図示せず)に設けられ
た運転を開始させるための運転スタートスイッチ、52
〜54は同じくその他の運転条件を設定するためのタイ
マースイッチ,モード切換スイッチ,アラームスイッチで
あり、これらの各スイッチ類はダンパー位置センサA1
3,B14や温度センサ55とともに上記入力回路34
にそれぞれ接続されている。一方、上記出力回路35に
は、前述のエアポンプ2、送風ファン8、ダンパーモー
タ43、オゾン発生用の高圧電源回路ユニット46、そ
の他制御対象となる電気部品である電磁弁A47,B4
8,C49や乾燥剤再生用のヒータ50がそれぞれ接続
されている。なお、オゾン発生器 4は高圧電源回路ユ
ニット46の出力部に接続されている。
【0021】次に、上記実施の形態1に示すオゾン燻蒸
脱臭機の動作について説明する。まず、オゾン発生時の
動作を図1に従って説明する。電源スイッチ37がON
の状態で、運転スタートスイッチ51をONすると、オ
ゾン発生運転が開始され、送風ファン8、オゾン発生器
4、エアポンプ2、電磁弁A47、電磁弁B48、ダン
パー10を駆動するダンパーモータ45にそれぞれ通電
される。電磁弁A47と電磁弁B48は通電により開放
し、ダンパーモータ45の駆動によりダンパー10が図
1に示す位置に達すると、位置センサA13がONし、
制御回路部31は自動的にダンパーモータ45への通電
を停止し、この位置を保持する。
【0022】エアポンプ2の駆動により原料空気は接続
管61から電磁弁A47を通って乾燥器3内に入り、乾
燥剤にて水分が取り除かれた後、電磁弁B48を通り、
接続管62を経てオゾン発生器4に導かれ、オゾンに変
換されてオゾン吐出管5より混合室15内に吐き出され
る。一方、送風ファン8の駆動によりプレフィルター7
aを通過して第1の空気取入口6aから取り入れられた
空気は混合室15内にて前記オゾンと混合し、その後、
送風ファン8を通過して吹出口9より室内に吹き出され
る。この動作をタイマースイッチ52やモード切換スイ
ッチ53で設定された所定時間行って室内の脱臭処置を
行う。
【0023】上記脱臭処理が終了すると、次にオゾン分
解工程に自動的に移行するが、このオゾン分解工程の動
作を図2により説明する。オゾン分解時は、制御回路部
31によりダンパーモータ45に通電されて、上記ダン
パー10が第1の空気取入口6aを閉じ、第2の空気取
入口6bを開くように切り換わり、オゾン発生器4、電
磁弁B48への通電が停止され、電磁弁B48が閉塞し
てオゾン発生器4でのオゾン発生は停止される。一方、
ヒータ50、電磁弁C49への通電が開始され、電磁弁
A47,電磁弁C49の開放によりオゾン分解運転と乾
燥器3内の乾燥剤の再生運転が並行して行われる。
【0024】まず、オゾン分解動作について説明する
と、室内の残留オゾンを含む空気は、送風ファン8によ
りプレフィルター7a、オゾン分解フィルター7bを介
して第2の空気取入口6bから分解通路16内に取り入
れられる。このとき、残留オゾンはオゾン分解フィルタ
ー7bを通過する際、酵素等に分解されて除去され、正
常化された空気は分解通路16から混合室15を経て吹
出口9からり室内に吹き出される。
【0025】次に、上記オゾン分解運転と並行して行わ
れる乾燥剤の再生動作について説明すると、ヒータ50
への通電により乾燥器3が加熱され、この熱が乾燥剤に
伝導されることによって乾燥剤が加熱され、乾燥剤に含
まれていた水分が蒸発する。この蒸発した水分はエアポ
ンプ2からの圧送空気とともに乾燥器3の上部から排気
管63を通り、電磁弁C49を経て分解通路16内に排
出される。その後、運転終了設定時間に達すると、全て
の電気部品への通電が停止される。これにより、乾燥器
3は電磁弁A47、電磁弁B48、電磁弁C49の閉塞
により密閉状態に保たれる。
【0026】次に、上記実施の形態1の動作について、
図6〜図9のフローチャートと図10のタイムチャート
を参照しながら説明する。図6〜図8において、先ず、
電源プラグが挿入されたり、電源スイッチ37がONさ
れて電源が投入(ステップS1)されると、装置の自己
診断工程が開始され、スタートスイッチ51の信号をチ
ェック(ステップS2)する。もし、スタートスイッチ
51がONの状態にあると、不意にオゾンを発生させ
るおそれがあるので、次のプログラムスッテプに進まず
に、スタートスイッチエラー処理ルーチン(ER01)
にジャンプして警報を発し、スタートスイッチ51を一
旦OFF状態に戻すように使用者に促す。次に、前回運
転されたときの各工程で書き込まれた運転フラッグ値
(FLGの値)を外部メモリ33から読込み(ステップ
S3)、不具合があったかどうかを判定する。つまり、
FLG値=0であれば、不具合無しとして次ステップに
進み、FLG値≠0であれば、不具合ありとして運転フ
ラッグエラー処理プログラム(ER02)に進み、警告
を発すると同時に、オゾン発生時(FLG値=1)かオ
ゾン分解時(FLG値=2)のいづれで不具合が発生し
たかを判定して、エラー解除操作を要求し、解除処理後
にメインのプログラムに戻る。
【0027】次に、消耗性部品の寿命のチェックについ
て、図9と合わせて説明する。CPU32は外部メモリ
33から対象部品ごと設定寿命時間と累積運転時間の値
を読込み(ステップS5)、その値を比較する。そし
て、設定寿命時間に近づくと累積時間警告処理ルーチン
(ER03)に進み、設定寿命時間の数十時間(レベル
1)前から数時間(レベル2)前と段階的に数秒〜十数
秒の警告を発した後、自動的に警告を解除し、メインの
プログラムに戻って、使用者に消耗性部品の交換を促す
が、設定寿命時間を過ぎて(レベル3)も部品がそのま
ま使用される場合は、警告の解除には手動で運転スター
トスイッチ51のOFF操作を必要とし、使用者に消耗
性部品の寿命が過ぎていることを認識させる。消耗性部
品が交換されたときは、消耗性部品ごとに表示部38に
設けた表示切換スイッチ41および表示内容を操作する
スイッチ44を操作して累積運転時間をリセットさせ
る。
【0028】上記自己診断工程は、正常であれば一瞬に
して終了し、自動運転の条件をセットした各操作スイッ
チ(52,53,54など)の信号を読み込み(ステッ
プS7)、CPU32に運転情報として準備(ステップ
S8)し、自動運転の開始の運転スタートスイッチ51
の信号が入力されるまで、待機する(ステップS9)。
【0029】次に、オゾン燻蒸脱臭運転について、図1
0と合わせて説明する。運転スタートスイッチ51がO
Nされると、自動運転が開始され、オゾン発生運転プロ
グラムに進み、直ちにダンパーモータ45が駆動(ステ
ップS11)され、ダンパー10が回転を開始し、ダン
パー位置センサA13に信号が発生すると、ダンパーモ
ータ45が停止(ステップS13)される。ステップS
12は、ステップS10のステップで読込まれたダンパ
ー位置センサの設定検出時間Tov以内に信号が入力さ
れれば、正常動作として次ステップS13に進むが、信
号が入力されない場合、オゾン発生前に、エラーが発生
したものとして、ダンパーエラー処理プログラム(ER
04)にジャンプし、エラーコード(SH01)を外部
メモリ33に書き込み、警告を発し、次ステップ(オゾ
ン発生)に進ませないで、停止させる。次に、ダンパー
位置センサA13の信号を受けて、オゾン発生時の第1
風路が形成されると、フラッグ値(FLG=1)を書き
換えて外部メモリ33に記憶させる(ステップS14)
とともにオゾン発生に必要な電気部品(電磁弁A48,
B49、エアポンプ2、送風ファン8、アラーム機器、
オゾン発生用高圧電源ユニット46とオゾン発生器4)
を起動(ステップS15)する。所定のオゾン発生時間
Toの間に、オゾン発生器4起動後、数分間のエージン
グ時間Te運転した後(ステップS17,ステップS1
8)、数秒間(Th)、オゾン発生用高圧電源ユニット
46への通電を一旦停止(ステップS19,ステップS
20)し、再度通電を開始させる(ステップS21〜ス
テップS23)。
【0030】このエージング運転によって、運転開始前
の保管条件によりオゾン発生器4内のオゾン生成室20
や乾燥器3とを接続する接続管61,62の内部が結露
や多湿度状態になっていたとしても、あるいは連続的に
運転されて運転開始時には原料空気が高温になっていて
も、乾燥器3内の乾燥剤の中をエアポンプ2から常温の
空気が毎分数リッター流されるため、冷却されて、数分
後にはオゾン生成室20内は空気は常温で乾燥された原
料空気に置き換えられている。この時点で、高圧電源ユ
ニット46の通電だけを一旦停止し、数秒後に再度通電
を開始させると、オゾン生成室20内を流れる原料空気
は温度・湿度とも定常状態になっているので、空気イン
ピーダンスも常にほぼ一定値となり、高圧電源ユニット
46の発振周波数も原料空気に最適な周波数に再セット
されることになり、図11に示す低湿度保管と同様のオ
ゾン発生量が常に安定して得ることができる。
【0031】上記の状態で、タイマー設定時間Toを運
転してオゾンを発生させたのち、オゾン発生運転中に消
耗される部品の運転時間を演算し、外部メモリ33に設
定された部品ごとの累積運転時間に加算し(ステップS
24)、各部品(例えば、乾燥剤、エアポンプ2等)の
累積運転時間を書き込み、外部メモリ33に記憶させた
(ステップS25)後、オゾン発生運転を終了する。
【0032】次に、オゾン分解工程に入るが、最初にオ
ゾン分解工程に移ったことを示すフラッグ値(FLG=
2)に書き換えて、外部メモリ33に記憶(ステップS
26)させる。次に、オゾン分解工程で必要となる電気
部品への通電又は遮断(電磁弁C49は通電、電磁弁B
48は遮断、乾燥剤の再生用ヒータ50は通電)を行う
(ステップS27)。次に、ダンパー10を分解時の第
2風路に切り替えるため、ダンパーB信号の設定検出時
間Toを再度読込み(ステップS28)、ダンパー位置
センサB14に信号が発生するまで ダンパーモータ4
5が駆動される(ステップS29)。この時、発生前ダ
ンパー検出と同様ダンパー位置センサB14の設定検出
時間Tov以内に信号が入力されれば、正常動作として
次ステップS31に進むが、信号が入力されない場合
は、オゾン発生後にエラーが発生したもの判断し、ダン
パーエラー処理ルーチン(ER05−1)にジャンプ
し、エラーコード(SH02)を立てるが、高濃度のオ
ゾンに人が曝されないために、運転を緊急停止すること
なく、オゾン分解運転ステップ(ステップS31〜)に
戻って、不完全ながらオゾン分解フィルター7bを通過
させるとともに、送風ファン8による強制循環でオゾン
の自然分解速度を早めて、安全な濃度に減衰させるま
で、下記の所定のオゾン分解運転を継続させてから運転
を終了(ステップS31〜ステップS36)する。その
後、ステップS38からダンパーエラー処理プログラム
(ER05−2)にて、エラーコード(SH02)を外
部メモリ33に書き込み、記憶させ、警告を発して、ダ
ンパー10に不具合が発生したことを使用者に知らせ
る。ダンパー10が動作し、ダンパー位置センサB14
の信号を正常に受けたときは、ダンパーモータ45を停
止(ステップS31)し、所定のタイマー設定時間Tb
運転(ステップS32)したのち、全ての電気部品への
通電を停止(ステップS33)し、オゾン分解工程で使
用された消耗性部品(例えば、オゾン分解フィルター7
b、エアポンプ2等)の累積運転時間を演算(ステップ
S34)し、それぞれの消耗性部品の累積運転時間を外
部メモリ33に書き込み、記憶させる(ステップS3
5)。また、運転フラッグ値も正常終了を示す値(FL
G=0)に戻して外部メモリ33に書き込み、記憶(ス
テップS36)させる。
【0033】上記自動運転の全工程が正常終了すると、
アラーム警報を一定時間(異常終了時は連続)発した
後、アラームを停止して(ステップS38)、運転が完
全に終了して人の入室が可能なことを使用者に知らせ、
運転スタートスイッチ51、電源スイッチ37を手動に
てOFF(ステップS39、ステップS40)し、完全
に装置を停止さる。
【0034】次に、図5を参照して本実施の形態1の表
示部38の動作について説明する。部品の構成はすでに
上述したが、通常、自動運転を行うときには切換スイッ
チ41は「自動」のポジションにあり、表示素子40には
装置の総累積運転時間が表示されている。この時、診断
スイッチA42を1回押すと、表示素子40は「FL_
_」(本事例ではオゾン分解フィルター7bを示す。)
と表示され、もう1度、診断スイッチA42を押すと,
例えば「0A25」のように表示される(外部メモリ3
3に記憶されている対象部品の累積運転時間が読出さ
れ、16進法で表示される)。更に、診断スイッチA4
2押していくと、順次「PU__」→「00B2」→・
・→「SH__」→「00A5」のように、対象消耗性
部品毎に略称名の次に累積の運転時間を順次表示されて
いく。その後、診断スイッチA42を押すと、不具合エ
ラー表示に移り、順次エラーコード、例えば、ダンパー
センサ検出エラーの場合、「SH**」のように表示さ
れて、下2桁の「**」のところに不具合個所コード
(正常なら「00」、ダンパー位置センサA13なら
「01」、B14なら「03」)が表示される。最後の
エラーコードの表示後、診断スイッチA42を押すと、
最初の表示(総累積運転時間)に戻り、再度表示内容が
ループされる。また、消耗性部品を交換した時には、対
象部品の累積運転時間を表示させているときに、診断ス
イッチC44を押すと、交換部品のデータがリセットさ
れて「0000」に戻って、以後、改めて運転時間がカ
ウントされる。
【0035】次に、切換スイッチ41を「手動」のポジシ
ョン切り替えると、操作スイッチ類(タイマースイッチ
52やモード切換スイッチ53、或はアラームスイッチ
54等)との接続がチェックでき、スイッチ類を操作さ
せると表示素子40に接点番号が表示される。この「手
動」のポジションで、診断スイッチA42を押すと、プ
ログラムの次スッテプの命令が実行され、表示素子40
にスッテプ番号が表示される。以後、診断スイッチA4
2を押すごとに逐次、1ステップごとの命令実行と実行
ステップ番号が表示できる。最終ステップ実行後、診断
スイッチA42を押すと、最初のスッテプに戻り、さら
に診断スイッチA42を押すと、ループして逐次ステッ
プ動作繰り返す。その他、診断スイッチB43を押す
と、特殊なモードでプログラムを実行(実行時間を数十
倍〜数百倍のモード)させたり、診断スイッチC44を
押すと、各センサの入力値(例えば、温度センサ55の
温度データ)を16進法等で表示させることができる。
【0036】以上のよう表示部38に表示素子40とス
イッチ類(41〜44)を設けて、スイッチ類の組み合
わせ操作により、CPU32の動作状態、外部メモリ3
3に記憶されたエラー情報や運転時間情報、センサ情報
および操作スイッチ類52〜54の接続状況など、本装
置に関する多くの情報を得ることができる。
【0037】更に、図5を参照して本実施の形態1の入
出力回路39と外部機器57について説明する。先ず、
外部機器57が信号ケーブル59と入出力コネクタ60
により本装置の外部通信用コネクタ56と接続され、接
続信号を送って接続が完了したことと接続された外部機
器57の種類をCPU32に判定させると、上記表示部
38で説明したような装置本体の制御操作、CPU32
の情報、外部メモリ33内の累積運転時間データやエラ
ー情報をCPU32を経由して専用リモコン58aやパ
ソコン58bで表示や操作が行えるようになっている。
外部機器57には、診断スイッチA42に相当するスイ
ッチのみで構成させた上述のスッテプ動作だけを遠隔操
作できるような簡単なものから、上述の表示部38を構
成する表示素子40やスイッチ類41,42,43,4
4などを設けた専用リモコン58aが使用でき、更には
汎用のパソコン58bを用いて上述の遠隔操作やデータ
表示だけでなく、外部メモリ33内の運転条件設定パラ
メータを書き換えることもできるようにすれば、使用場
所に応じた微少な仕様変更が現地で可能となる。
【0038】実施の形態2.なお、上記実施の形態1の
外部機器57との接続には、信号ケーブル59、入出力
コネクタ60および外部通信用コネクタ56を介して入
出力信号を交換しているが、電波、赤外線、超音波等を
使用してワイヤレスで制御回路部31のCPU32と入
出力信号の交換をしてもよい。ところで、上記説明で
は、本発明を高濃度のオゾンを放出して室内の臭いを燻
蒸脱臭する装置に利用する場合について述べてたが、そ
の他オゾンによる除菌・殺菌装置や脱色装置などオゾン
を発生させる装置にも利用できることはいうまでもな
い。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、高濃度
のオゾンを発生、放出、分解させる装置であるが、万
一、不具合が発生したとしても、不具合の発生がオゾン
の発生運転の前後かを判定し、エラー処理を状況に応じ
て行うように構成したので、人が高濃度のオゾンに曝さ
れることなく、安全に脱臭作業ができる。
【0040】また、オゾン発生工程で、オゾン発生開始
から所定時間エージング運転をした後、オゾン発生を一
旦停止し、オゾン発生条件が最適になった時点で再び運
転を開始するようにしたので、使用前の機器の保管条件
や使用時の気象条件、運転状態の影響を受けることな
く、安定したオゾン発生量を維持できる。
【0041】また、上記制御回路部は、独立して読み書
き可能な不揮発性外部メモリを備え、この不揮発性外部
メモリに自動運転に必要なデータや運転時の状態や時間
データ、エラー情報データなどを書き込み、記憶させる
ようにしたので、プログラム変更を伴うことなく、外部
メモリデータの書き換えで状況に応じた仕様の変更が容
易にできる。
【0042】また、上記制御回路部に表示部を設け、各
スイッチ類の操作によって、プログラムの逐次スッテプ
動作や電源を切っても記憶内容が消えない不揮発性外部
メモリ内のデータを表示して使用者に部品の交換等を促
す警告手段を設けたので、消耗性部品の交換時期や不具
合発生時には、その内容および不具合個所等の情報を表
示し、保守、点検、修理時の作業性が著しく向上する。
【0043】また、電源プラグが挿入されたり、電源ス
イッチがONされて電源が投入されると同時に、運転ス
タートスイッチの信号をチェック機能を設けたので、保
管中や移動中あるいはいたずらなどで運転スタートスイ
ッチがONの状態にあったとしても、即除同運転を開始
することがなく、意図しないオゾンの発生を防止できる
ので、安全性の向上が図れる。
【0044】さらに、上記制御回路部の信号入出力部と
接続された外部通信用コネクタを設けたので、外部機器
を使用して簡単な遠隔操作や外部メモリ内のデータの表
示や操作が外部から容易に行うこともでき、また、通信
機能を有した汎用パソコンを接続することで、さらに、
機体を分解することなく使用者が要望する微細な仕様変
更が外部メモリ内のデータ書き換えで可能となり、サー
ビス性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示すオゾン燻蒸脱臭
機のオゾン発生時の状態の断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1を示すオゾン燻蒸脱臭
機のオゾン分解時の状態の断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に示すオゾン発生器の
斜視図である。
【図4】 図3に示すオゾン発生器のX−X断面図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態1における回路ブロック
図である。
【図6】 本発明の実施の形態1における自動運転時の
動作を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態1における自動運転時の
動作を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態1における自動運転時の
動作を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態1における消耗性部品寿
命のチェック動作を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態1における自動運転時
の各電気部品の動作を示すタイムチャートである。
【図11】 従来のオゾン燻蒸脱臭機のオゾン発生時の
状態を示す断面図である。
【図12】 オゾン発生器の通電後の経過時間とオゾン
発生量の関係を示す特性図である。
【符号の説明】
2 エアポンプ、3 乾燥器、4 オゾン発生器、5
オゾン吐出管、6a第1の空気取入口、6b 第2の空
気取入口、7b オゾン分解フィルター、8送風ファ
ン、9 吹出口、10 ダンパー、13 ダンパー位置
センサA、14 ダンパー位置センサB、15 混合
室、18 オゾン発生素子、20 オゾン生成室、31
制御回路部、32 CPU、33 不揮発性外部メモ
リ、37電源スイッチ、38 表示部、40 表示素
子、45 ダンパーモータ、46高圧電源ユニット、5
1 運転スタートスイッチ、56 外部通信用コネク
タ、57 外部機器、59 信号ケーブル、60 入出
力コネクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 葛西 松範 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA09 BB04 CC01 MM08 QQ11 4G042 CA01 CB24 CC23 CE04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料空気を圧送するエアポンプと、原料
    空気中の湿度を吸湿する吸湿剤を収納した乾燥器と、オ
    ゾン発生器と、このオゾン発生器で発生させたオゾンが
    供給され吹出口に連通する混合室と、この混合室に対し
    オゾン発生時に連通する第1の空気取入口と、オゾン分
    解時に連通する第2の空気取入口と、上記第1の空気取
    入口と第2の空気取入口のいずれか一方を上記混合室と
    選択的に連通させるように切り換えるダンパーと、この
    ダンパーの開閉位置を検出する位置センサと、制御回路
    部とを備え、上記制御回路部はダンパー動作起動後の所
    定時間内に上記いずれかの位置センサの検出信号を基に
    オゾンの発生前後を判定し、ダンパー動作に不具合を生
    じた時、オゾンの発生の前後で異なるエラー処理を行う
    ことを特徴とするオゾン燻蒸脱臭機。
  2. 【請求項2】 上記エアポンプと上記乾燥器と上記オゾ
    ン発生器を直列に連通させるとともに、上記制御回路部
    は、オゾン発生器に高電圧高周波数の電源を供給する素
    子用電源回路部への通電を制御し、オゾン発生時に所定
    時間エージング運転した後、上記オゾン発生器への電源
    供給を一旦停止し、再び上記オゾン発生器への電源供給
    を開始することを特徴とする請求項1記載のオゾン燻蒸
    脱臭機。
  3. 【請求項3】 上記制御回路部は、CPUと、情報を表
    示する表示部と、読み書き可能な不揮発性外部メモリと
    を備え、この不揮発性外部メモリに自動運転に必要な運
    転時間や消耗品の設定寿命時間や制御温度値などの数値
    パラメータ情報を記憶させ、適宜表示部に表示させて確
    認できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のオ
    ゾン燻蒸脱臭機。
  4. 【請求項4】 上記制御回路部は、不揮発性外部メモリ
    に、装置あるいは設定された消耗部品ごとの累積運転時
    間を演算・記憶させておき、機械の運転開始時に設定寿
    命時間と比較演算を行い、設定寿命時間に到達する数十
    時間前より警告手段を作動させて段階的に警告を発する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のオゾン燻蒸
    脱臭機。
  5. 【請求項5】 上記制御回路部は、不揮発性外部メモリ
    に、自動運転中の運転状態の移行時に運転状態を示すパ
    ラメータの逐次書き換えて記憶または指定された不具合
    内容のパラメータを記憶させておき、使用者が回復でき
    る程度の不具合か修理を要する不具合かを判定する判定
    手段を有することを特徴とする請求項1記載のオゾン燻
    蒸脱臭機。
  6. 【請求項6】 上記表示部は、表示を切り替えるスイッ
    チと表示内容を順次送る診断スイッチの操作により、上
    記警告手段の警告内容、設定された消耗部品ごとの累積
    運転時間、および上記判定手段で判定した不具合内容を
    示すコード番号などを表示することを特徴とする請求項
    3記載のオゾン燻蒸脱臭機。
  7. 【請求項7】 上記制御回路部は、運転開始信号を発生
    させる運転スタートスイッチONされても、最初に運転
    スタートスイッチの運転開始信号を検出したときに自動
    運転をすぐに開始せず、警告を発して使用者に運転開始
    の意図の有無を確認する自己診断機能を有することを特
    徴とする請求項1記載のオゾン燻蒸脱臭機。
  8. 【請求項8】 上記制御回路部の信号入出力部と信号ケ
    ーブルで接続された外部通信用コネクタを設けたことを
    特徴とする請求項1記載のオゾン燻蒸脱臭機。
JP11138216A 1999-05-19 1999-05-19 オゾン燻蒸脱臭機 Pending JP2000325457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11138216A JP2000325457A (ja) 1999-05-19 1999-05-19 オゾン燻蒸脱臭機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11138216A JP2000325457A (ja) 1999-05-19 1999-05-19 オゾン燻蒸脱臭機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000325457A true JP2000325457A (ja) 2000-11-28

Family

ID=15216810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11138216A Pending JP2000325457A (ja) 1999-05-19 1999-05-19 オゾン燻蒸脱臭機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000325457A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327911A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Toyota Auto Body Co Ltd オゾン発生装置
CN103964390A (zh) * 2013-01-28 2014-08-06 同方环境股份有限公司 一种用于板式臭氧发生器的高压接线装置
JP2015224161A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 株式会社寺岡精工 オゾン発生装置監視方法及びオゾン発生装置監視システム
JP2018199620A (ja) * 2018-07-31 2018-12-20 ウシオ電機株式会社 オゾン発生装置
CN109425695A (zh) * 2017-08-22 2019-03-05 宁波方太厨具有限公司 臭氧检测装置和使用该装置的消毒柜及臭氧检测控制方法
CN111201045A (zh) * 2017-12-26 2020-05-26 优志旺电机株式会社 除臭装置
CN112057661A (zh) * 2020-08-19 2020-12-11 泰州德川绿化养护有限公司 一种臭氧灯、终端设备及***
CN116262141A (zh) * 2021-12-15 2023-06-16 柯尼卡美能达株式会社 臭氧灭菌装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327911A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Toyota Auto Body Co Ltd オゾン発生装置
CN103964390A (zh) * 2013-01-28 2014-08-06 同方环境股份有限公司 一种用于板式臭氧发生器的高压接线装置
CN103964390B (zh) * 2013-01-28 2015-12-16 同方环境股份有限公司 一种用于板式臭氧发生器的高压接线装置
JP2015224161A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 株式会社寺岡精工 オゾン発生装置監視方法及びオゾン発生装置監視システム
CN109425695A (zh) * 2017-08-22 2019-03-05 宁波方太厨具有限公司 臭氧检测装置和使用该装置的消毒柜及臭氧检测控制方法
CN109425695B (zh) * 2017-08-22 2023-11-17 宁波方太厨具有限公司 臭氧检测装置和使用该装置的消毒柜及臭氧检测控制方法
CN111201045A (zh) * 2017-12-26 2020-05-26 优志旺电机株式会社 除臭装置
JP2018199620A (ja) * 2018-07-31 2018-12-20 ウシオ電機株式会社 オゾン発生装置
CN112057661A (zh) * 2020-08-19 2020-12-11 泰州德川绿化养护有限公司 一种臭氧灯、终端设备及***
CN116262141A (zh) * 2021-12-15 2023-06-16 柯尼卡美能达株式会社 臭氧灭菌装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000325457A (ja) オゾン燻蒸脱臭機
JP2008111623A5 (ja)
JP2003056878A (ja) 空気清浄機
JP3782315B2 (ja) 浴室用空調機
KR20090088032A (ko) 차량 공조시스템의 증발기 살균장치
KR100745022B1 (ko) 차량 공조시스템의 증발기용 살균장치 및 제어방법
JP2002081718A (ja) 加湿器
KR20150041370A (ko) 차량의 에어덕트용 공기필터시스템
GB2164140A (en) Air conditioning apparatus
TWI649952B (zh) 家電機器
JPH11146905A (ja) オゾン燻蒸殺菌装置
JPH09122214A (ja) オゾン殺菌装置の能力確認装置
JP2001248880A (ja) 除湿機
JP2012072945A (ja) 加湿装置
JP2942531B2 (ja) オゾン殺菌装置
JP4341426B2 (ja) 静電霧化装置を有する浴室
JP2004116860A (ja) 空気調和機
KR102470828B1 (ko) 제가습기, 제습기의 동작 방법 및 가습기의 동작 방법
JP2012196357A (ja) 脱臭装置
JP7183417B2 (ja) 空気清浄装置及び空気清浄方法
JP2562073Y2 (ja) 可搬式オゾン燻蒸装置
JP3588157B2 (ja) 脱臭殺菌装置
KR102673118B1 (ko) 실내 공기질 모니터링 시스템과 향기알람기능이 융합된 IoT 스마트 디바이스
KR20050039112A (ko) 공기청정 겸용 가습장치의 제어 방법
JPH09253182A (ja) オゾン殺菌装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050628