JP2000324380A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像方法

Info

Publication number
JP2000324380A
JP2000324380A JP11129939A JP12993999A JP2000324380A JP 2000324380 A JP2000324380 A JP 2000324380A JP 11129939 A JP11129939 A JP 11129939A JP 12993999 A JP12993999 A JP 12993999A JP 2000324380 A JP2000324380 A JP 2000324380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
angle
unit
image
image pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11129939A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Horii
博之 堀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11129939A priority Critical patent/JP2000324380A/ja
Publication of JP2000324380A publication Critical patent/JP2000324380A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動パノラマ撮影、精度の良いパノラマ合
成、及びパノラマ制御部をカメラ制御部に統合してコス
トダウンを可能とし、且つユーザの操作性を向上させ、
また、パノラマ制御部を雲台制御部に統合して、どのカ
メラでも自動パノラマ撮影を可能とする撮像装置及び撮
像方法の提供。 【解決手段】 画像を撮像する撮像手段1、またはズー
ムレンズ101を搭載した撮像手段1、該撮像手段1を
搭載し、これを回転させる雲台手段200、前記撮像手
段1及び雲台手段200を制御する制御手段300とを
有し、該制御手段300は、前記撮像手段1の光学情報
を基に前記雲台手段200の回転角度を決定し、決定さ
れた回転角度に応じて該回転角度毎に前記雲台手段20
0を回転させて前記撮像手段1により画像を撮像するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動雲台を用い
て、360°のパノラマ画像を撮像可能な撮像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、三脚とカメラの間に装着し、載置
したカメラを一定角度回転させ、所望の位置で回転を止
め、そこで手動にてカメラのシャッターを切るようなパ
ノラマ画像を撮像するための撮像補助具はあった。これ
は決められた角度の回転を行うため、人間が手持ちによ
り任意の角度振って何枚かの画像を撮像するよりも、遥
かに精度良く撮像することが出来、綺麗に合成すること
が可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上述の従来
例では、あくまでもパノラマ写真撮影時の補助具として
の位置ずけであった為、雲台部分は一定角度回転するだ
けであり、且つ撮影を行うためのシャッター操作はマニ
ュアルで行い、次の撮影のための回転も人間が操作をし
なければならなかった。
【0004】また、パノラマ撮影を行う際には、水平方
向は360°を人間の感によって複数枚に分けて撮影
し、これを合成するために、画素数も多く、情報量も多
い、が然し、垂直方向は通常の1枚分の撮影に相当する
ために、合成した結果は非常に横長の画像になってしま
い、水平と垂直の、即ち、縦横のバランスの悪い写真と
なってしまう。
【0005】また、カメラの焦点距離や撮像画角等の情
報が認識されてないため、間違った指定を行っても、撮
像画像を表示してみないと分からない等の課題がある。
【0006】本発明は、上述の事情に鑑みて成されたも
ので、自動パノラマ撮影、精度の良いパノラマ合成、及
びパノラマ制御部をカメラ制御部に統合してコストダウ
ンを可能とし、且つユーザの操作性を向上させ、また、
パノラマ制御部を雲台制御部に統合して、どのカメラで
も自動パノラマ撮影を可能とする撮像装置及び撮像方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構成を備
えることにより上記課題を解決できるものである。
【0008】(1)画像を撮像する撮像手段、該撮像手
段を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手段
及び雲台手段を制御する制御手段とを有し、該制御手段
は、前記撮像手段の光学情報を基に前記雲台手段の回転
角度を決定し、決定された回転角度に応じて該回転角度
毎に前記雲台手段を回転させて前記撮像手段により画像
を撮像することを特徴とする撮像装置。
【0009】(2)ズームレンズを搭載した撮像手段、
該撮像手段を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記
撮像手段及び雲台手段を制御する制御手段とを有し、該
制御手段は、前記撮像手段のズームレンズの光学情報を
基に前記雲台手段の回転角度を決定し、決定された回転
角度に応じて回転角度毎に前記雲台手段を回転させて前
記撮像手段により画像を撮像することを特徴とする撮像
装置。
【0010】(3)前記制御手段は、該制御手段により
決定された回転角度に応じて該回転角度毎に前記雲台手
段を回転させ、前記撮像手段により画像を撮像させて、
前記回転角度が360°を超えない範囲で、前記撮像を
繰り返すことを特徴とする前項(1)または(2)の何
れかに記載の撮像装置。
【0011】(4)前記撮像手段のズームレンズを広角
側にズーミングを行い、撮像を行うことを特徴とする前
項(2)または(3)の何れかに記載の撮像装置。
【0012】(5)前記撮像手段の残り記憶容量によ
り、前記ズームレンズのズーミングの制御を行い、撮像
を行うことを特徴とする前項(2)〜(4)の何れかに
記載の撮像装置。
【0013】(6)前記撮像手段は、前記制御手段を含
み、前記雲台手段に対して前記制御手段と共に着脱可能
な構成であることを特徴とする前項(1)〜(5)の何
れかに記載の撮像装置。
【0014】(7)前記雲台手段は、前記制御手段を含
み、前記撮像手段に対して前記制御手段と共に着脱可能
な構成であることを特徴とする前項(1)〜(5)の何
れかに記載の撮像装置。
【0015】(8)画像を撮像する撮像手段、該撮像手
段を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手段
及び雲台手段を制御する制御手段とを有し、該制御手段
は、前記雲台手段を回転させながら撮像手段で撮像を行
う際に、前記撮像手段の光学情報を基に360°回転し
て撮像するために必要な撮像枚数nを決定し、夫々隣り
合う撮像において被写体のオーバーラップ部分を設け、
更に、最初(1枚目)と最後(n枚目)の撮像において
も、被写体のオーバーラップ部分を設けるように撮像を
繰り返すことを特徴とする撮像装置。
【0016】(9)前記制御手段は、前記雲台手段を回
転させながら撮像手段で撮像を行う際に、前記雲台手段
を360°の範囲を超えないように回転させ、または、
前記雲台手段を360°の範囲を超えるように回転させ
て撮像を繰り返すことを特徴とする前項(8)記載の撮
像装置。
【0017】(10)前記制御手段は、最初と最後の撮
像のオーバーラップ部分をその他のオーバーラップ部分
より大きく確保することを特徴とする前項(8)または
(9)の何れかに記載の撮像装置。
【0018】(11)前記撮像手段は、前記制御手段を
含み、前記雲台手段に対して前記制御手段と共に着脱可
能な構成であることを特徴とする前項(8)〜(10)
の何れかに記載の撮像装置。
【0019】(12)前記雲台手段は、前記制御手段を
含み、前記撮像手段に対して前記制御手段と共に着脱可
能な構成であることを特徴とする前項(8)〜(10)
の何れかに記載の撮像装置。
【0020】(13)画像を撮像する撮像手段、該撮像
手段を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手
段及び雲台手段を制御する制御手段、前記撮像手段の撮
像画角を指定する撮像画角指定手段とを有し、前記制御
手段は、前記撮像画角指定手段により指定された角度に
応じて前記雲台手段を回転させ、前記撮像手段により画
像を撮像することを特徴とする撮像装置。
【0021】(14)前記制御手段は、前記撮像画角指
定手段により指定された角度以下で前記雲台手段を回転
させ、前記撮像手段により画像を撮像することを特徴と
する前項(13)記載の撮像装置。
【0022】(15)前記制御手段は、前記撮像画角指
定手段により指定された角度、またはそれ以下の角度毎
に前記雲台手段を回転させ、前記撮像手段により画像を
撮像し、回転角度が360°を超えない範囲で、撮像を
繰り返すことを特徴とする前項(13)または(14)
の何れかに記載の撮像装置。
【0023】(16)画像を撮像する撮像手段、該撮像
手段を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手
段及び雲台手段を制御する制御手段、前記撮像手段の焦
点距離を指定する焦点距離指定手段を有し、前記制御手
段は、前記焦点距離指定手段により指定された焦点距離
に応じて撮像画角を計算し、この撮像画角に応じて前記
雲台手段を回転させ、前記撮像手段により画像を撮像す
ることを特徴とする撮像装置。
【0024】(17)前記焦点距離指定手段は、35m
mフィルム換算の焦点距離を入力し、この35mmフィ
ルム換算の焦点距離情報より、実際の撮像画角を計算
し、この計算された撮像画角またはそれ以下の角度毎に
前記雲台手段を回転させ、前記撮像手段により画像を撮
像することを特徴とする前項(16)記載の撮像装置。
【0025】(18)前記制御手段は、前記焦点距離指
定手段により指定された焦点距離より計算された撮像画
角、またはそれ以下の角度毎に前記雲台手段を回転さ
せ、前記撮像手段により画像を撮像して、回転角度が3
60°を超えない範囲で撮像を繰り返すことを特徴とす
る前項(16)または(17)の何れかに記載の撮像装
置。
【0026】(19)前記制御手段は、前記雲台手段を
回転させ、前記撮像手段により撮像を順次繰り返すよう
に制御することを特徴とする前項(13)〜(18)の
何れかに記載の撮像装置。
【0027】(20)画像を撮像する撮像手段、該撮像
手段を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手
段及び雲台手段を制御する制御手段とを有し、該制御手
段は、前記撮像手段の光学情報を基に、またズームレン
ズを搭載した撮像手段の場合にはズームレンズの光学情
報を基に、前記雲台手段の回転角度を決定するステップ
と、決定された回転角度に応じて該回転角度毎に前記雲
台手段を回転させて前記撮像手段により画像を撮像する
ステップと、前記回転角度が360°を超えない範囲で
撮像を繰り返すステップと、更に、ズームレンズを広角
側にズーミングを行い、撮像を行うステップと、前記撮
像手段の残り記憶容量により、前記ズームレンズのズー
ミングの制御を行い撮像を行うステップとを含むことを
特徴とする撮像方法。
【0028】(21)画像を撮像する撮像手段、該撮像
手段を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手
段及び雲台手段を制御する制御手段とを有し、該制御手
段は、前記雲台手段を回転させながら撮像手段で撮像を
行う際に、前記撮像手段の光学情報を基に360°回転
して撮像するために必要な撮像枚数nを決定するステッ
プと、夫々隣り合う撮像において被写体のオーバーラッ
プ部分を設けると共に、最初(1枚目)と最後(n枚
目)の撮像においても、被写体のオーバーラップ部分を
設けるように撮像を繰り返すステップと、前記雲台手段
を360°の範囲を超えないように回転させ、または、
前記雲台手段を360°の範囲を超えるように回転させ
て撮像を繰り返すステップと、前記制御手段は、最初と
最後の撮像のオーバーラップ部分をその他のオーバーラ
ップ部分より大きく確保するステップとを含むことを特
徴とする撮像方法。
【0029】(22)画像を撮像する撮像手段、該撮像
手段を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手
段及び雲台手段を制御する制御手段、前記撮像手段の撮
像画角を指定する撮像画角指定手段とを有し、前記制御
手段は、前記撮像画角指定手段により指定された角度に
応じて前記雲台手段を回転させ、前記撮像手段により画
像を撮像するステップと、また前記制御手段は、前記撮
像画角指定手段により指定された角度以下で前記雲台手
段を回転させ、前記撮像手段により画像を撮像するステ
ップと、前記雲台手段の回転角度が360°を超えない
範囲で撮像を繰り返すステップと、焦点距離指定手段に
より指定された焦点距離に応じて撮像画角を計算し、こ
の撮像画角に応じて前記雲台手段を回転させ、前記撮像
手段により画像を撮像するステップと、前記焦点距離指
定手段は、35mmフィルム換算の焦点距離を入力し、
この35mmフィルム換算の焦点距離情報より、実際の
撮像画角を計算し、この計算された撮像画角またはそれ
以下の角度毎に前記雲台手段を回転させ、前記撮像手段
により画像を撮像するステップと、前記雲台手段の回転
角度が360°を超えない範囲で撮像を繰り返すステッ
プと、制御手段は、前記雲台手段を回転させ、前記撮像
手段により撮像を順次繰り返すように制御するステップ
とを含むことを特徴とする撮像方法。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る実施の形態に
ついて説明する。
【0031】図1は、本発明に係る撮像装置の第一の実
施例の組み立て構成を示す側面模式図、図2は、第一の
実施例の構成を示すブロック図、図3は、第一の実施例
の動作を示すフローチャート、図4は、第一の実施例に
おける雲台の動作を示す説明図、図5は、第二の実施例
の動作を示すフローチャート、図6は、第三の実施例の
動作を示すフローチャート、図7は、第四の実施例の構
成を示すブロック図、図8は、第五の実施例の構成を示
すブロック図、図9は、撮像装置の第六の実施例の組み
立て構成を示す側面模式図、図10は、第六の実施例の
構成を示すブロック図、図11は、第六の実施例の動作
を示すフローチャート、図12は、第七の実施例の動作
を示すフローチャート、図13は、第八の実施例の動作
を示すフローチャートである。
【0032】(第一の実施例)第一の実施例では、本発
明を分かり易く説明するために、撮像部と雲台部、そし
てこれらを制御するパノラマ制御部に分けて説明する。
【0033】図1において、100は撮像手段としての
カメラ部、200は回転機能を有する雲台手段としての
雲台部である。図2において、101はズームレンズ、
102は結像した光学像を光電変換する撮像素子(CC
D等)、103は撮像された電気信号を処理するための
信号処理部、104は信号処理された画像を記憶するた
めの記憶部、107は撮像された画像または記憶された
画像を表示するための表示部(LCD:液晶表示)、1
08はカメラ制御部、109はカメラ操作部、111は
ズームレンズ101を駆動するためのステッピングモー
タである。
【0034】201は雲台回転用ステッピングモータ、
202はモータドライバ、203は雲台制御部である。
301はパノラマ制御部、302はパノラマ操作部、3
05はカメラ制御部108とパノラマ制御部301とを
繋ぐ通信ライン、306は雲台制御部203とパノラマ
制御部301を繋ぐ通信ラインである。
【0035】カメラ部100においては、ズームレンズ
101により撮像素子102上に結像した光学像は、信
号処理部103により信号処理され表示部107に表示
される。カメラ操作部109によりシャッター操作が行
われるか、パノラマ制御部301よりシャッターコマン
ドが送られてくると、カメラ制御部108は現在撮像さ
れている画像を記憶部104に記憶させる。また、雲台
制御部203は、パノラマ制御部301より回転動作の
コマンドが送られてくると、ステッピングモータ201
を回転させ、雲台部200の回転を行う。
【0036】本発明では、パノラマモードにセットし、
パノラマ操作部302よりパノラマ制御部301にスタ
ートを指示されると、通信ライン305を介してカメラ
制御部108に対してカメラ部100の光学情報をリク
エストする。これに対して、カメラ制御部108は、ズ
ームレンズの現在の焦点距離、または、撮像画角等のカ
メラ部100の光学情報を返答する。
【0037】本発明の撮像装置は、雲台部200を回転
させながら撮像を繰り返すものであり、カメラの撮像画
角を基にするのが都合が良い。然し、焦点距離情報から
も簡単に撮像画角を計算できるために、焦点距離情報を
やり取りしても問題はない。この光学情報よりパノラマ
制御部301上で、必要なオーバーラップ部分を考慮
し、一回の回転角度を計算する。このオーバーラップ部
分は、撮像の後、画像を合成する際に必要であり、20
%程度あれば十分である。回転角度が計算された後、パ
ノラマ制御部301は、雲台部200の雲台制御部20
3に対し所定角度回転するように指示を出し、これに従
い雲台部200の雲台制御部203はモータドライバ2
02を介してステッピングモータ201を所定位置まで
回転させる。回転が終了した後、パノラマ制御部301
は、今度はカメラ部100のカメラ制御部108に対し
てシャッターコマンドを送り撮像画像を記憶させる。こ
の回転動作とシャッター操作を必要な回数繰り返す。
【0038】次に、図3のフローチャートを用いて、制
御の流れを詳しく説明する。
【0039】先ず、パノラマ操作部302によりパノラ
マモードがセットされると(S100)、カメラ部10
0を撮像モードにする(S101)。次に雲台部200
のホームポジション出しなどの初期化を行う(S10
2)。次に、カメラ部100の光学系の情報を取得する
(S103)。取得した光学情報に従い、回転角度何度
毎に一枚撮像するか、回転角度を計算する(S13
3)。隣り合う画像でオーバーラップ分を20%程度含
まれるように撮像するため、撮像画角の80%程度に決
められる。何度毎に回転させて撮像するかという回転角
度が決まると、これにより360°を撮像するために必
要な撮像枚数を計算する(S134)。撮像枚数nは、
回転角度をraとすると、360/raで決まり、即
ち、例えばズームレンズの水平画角が55°で、回転角
度を45°とすると、撮像枚数nは8枚となる。また、
ズームレンズの水平画角が40°で、回転角度を32°
とすると、撮像枚数nは11枚となる。
【0040】ここで、360/raの値が丁度整数値と
なれば、全ての撮影のオーバーラップ部分は等しい量と
なる。これに対して、360/raの値が割り切れずに
小数点が付くときには、最初と最後の撮影のオーバーラ
ップ部分がその他の途中のオーバーラップ部分より大き
いことを示している。このことを利用して、撮像枚数よ
り再計算を行い、回転角度を計算し、オーバーラップ量
を均等にしたり、最初と最後のオーバーラップ量を意識
的に大きくすることも出来る。
【0041】総回転角度は、ra*(n−1)となる。
即ち、撮像枚数より1枚少ない枚数に回転角度を乗じた
値である。次にカメラ部100と通信を行い、この撮像
枚数nが、カメラの記憶部に撮像可能かどうかを調べる
(S105)。その結果、もし残り枚数等で記憶できな
い時には、警告表示を行う(S120)。ここまでが撮
像前の準備であり、カメラ部100に、撮像枚数全てが
記憶可能である時には、撮影スタートの操作を待つ。撮
影スタートボタンが押されたら撮影をスタートし(S1
35)、雲台部200を1枚目の撮像位置へ回転させる
(S106)。1枚目の撮像位置は、総回転角度の1/
2、即ち、−ra*(n−1)/2である。ここで−
(マイナス)は、ホームポジッションHP(図4参照)
を0°とし、片方向を+、その逆方向を−、と便宜上決
めたためである。
【0042】この時、雲台部200の回転角度の制限が
特に無く、360°を超え、何度でも回転可能であれ
ば、どの位置からスタートさせても良い。然し雲台部2
00に360°以上回転出来ないという制限が有る時に
は、撮像に必要な回転角度を、雲台部200の回転可能
な範囲に合わせる必要がある。
【0043】雲台部200が、1枚目の撮像位置に達す
ると、カメラ部100に対し、シャッターコマンドを送
りカメラのシャッターを切り、撮像、記憶を行う(S1
07)。次に最終画像の撮像が終了したかの確認を行い
(S109)、未だ終了していなければ、次の撮像位置
へ、S107で入力した回転角度分、雲台部200を回
転させる(S110)。回転後、先刻シャッターコマン
ドによりカメラ部100に行わせた前回の記憶動作が終
了し、次の撮像、記憶が可能であるかどうかをカメラ部
100に確認する(S111)。カメラ部100の前回
の記憶動作が終了しておらず、次の撮像、記憶の準備が
未だ出来ていない時は、この準備が出来るまでS111
を繰り返し、待機する。カメラ部100が次の記憶の準
備が出来たらば、図3のフローチャートでは元に戻り、
次の撮像、記憶動作を行う(S107)。これを撮像枚
数分繰り返し、最後の撮像が終わった後に、雲台部20
0をホームポジションHPに戻して(S112)終了す
る。
【0044】次に、図4を用いて、雲台部の動作を説明
する。
【0045】例えば、ズームレンズの水平画角が55°
で、回転角度を45°とすると、撮像枚数は、前述した
ように8枚となる。この時の雲台部200の総回転角度
は、315°(=45*7)となる。この結果、1枚目
の撮像位置は、ホームポジションHPを0°として、−
157.5°である。これが、図4に示す符号Aの方向
である。ズームレンズの画角が55°であるため、この
Aの方向を中心として55°幅(左右に27.5°ず
つ)の範囲が撮像される。図4でハッチングを掛けた領
域が最初に撮像される。次に、回転角度45°回転して
Bの位置で2枚目の撮像を行う。水平方向の撮像画角が
55°であり、回転角度が45°であるために、ここで
は、10°(18%)のオーバーラップ量があることと
なる。
【0046】更に、回転角度45°回転して撮像を行
い、この動作を繰り返し、図4にて示すHの位置で8枚
目となる最後の撮像を行い、全周360°の撮像を終了
する。
【0047】この場合は、最初(1枚目)と最後(8枚
目)のオーバーラップ量は、他と同様に10°である。
【0048】同様に、レンズの水平画角が55°で、回
転角度を46°とすると、通常のオーバーラップ量は9
°(16%)であるが、最初(1枚目)と最後(8枚
目)のオーバーラップ量は、これより大きく17°(3
1%)となる。
【0049】本実施例では、水平画角を基に説明してき
たが、カメラ部100を縦位置にセットした場合には、
雲台部200の回転方向は、カメラ部100にとって垂
直画角の方向と一致するので、パノラマ撮影を縦位置モ
ードとして、縦位置での撮像画角を光学情報より求め
て、回転角度、撮像枚数等を算定することとなる。
【0050】上述の説明では、取得した光学情報を撮像
画角として説明してきたが、ズームレンズの焦点距離情
報であっても、簡単に撮像画角に変換することが出来
る。ズームレンズ101の焦点距離をf、撮像素子(C
CD)102の水平方向の有効領域をw、垂直方向の有
効領域をh、とすると、水平方向の撮像画角Ha、垂直
方向の撮像画角Vaは、以下のようになる。
【0051】
【0052】即ち、35mmフィルム換算で焦点距離5
0mmのレンズでは、水平画角が約40°、垂直画角は
約27°となる。また、同様に、35mmフィルム換算
で焦点距離28mmのレンズでは、水平画角が約65
°、垂直画角は約46°となる。
【0053】この計算は、いちいち定石通り行ってもよ
いが、レンズの焦点距離は数mmから、せいぜい数百m
mであるので、算定表を準備しておき、これを利用する
様にしてもよい。
【0054】これにより、光学情報としてズームレンズ
101の焦点距離情報を取得した時にも、同様に撮像画
角、回転角度、撮像枚数を計算することが出来る。
【0055】(第二の実施例)第一の実施例では、分か
り易く説明するために、撮像部、雲台部、パノラマ制御
部と分けて説明を行った。
【0056】第二の実施例では、パノラマ撮像を行う時
に、レンズが望遠側になっていると、上下(天地)方向
の画角が狭くなってしまうために、上下(天地)方向の
撮像画角を大きくとるようにズームレンズ101を、ス
テッピングモータ111により広角側に動かし、この
後、撮像を行う。
【0057】図5のフローチャートではS100でパノ
ラマモードにした後、ズームレンズ101を広角側に動
かし(S132)、撮影を行うようにしたものである。
【0058】(第三の実施例)第三の実施例では、パノ
ラマ撮影モードにした時に、何枚もの撮影を連続的に行
うために、必要な枚数の撮影が可能かどうかをチェック
し、記憶部104の残り枚数が少ない時には、ズームレ
ンズ101を広角側に操作し、残り枚数で収まるように
レンズの撮像画角を調整するようにしたものである。
【0059】図6のフローチャートにおいて、S100
でパノラマ撮影モードにした後、ズームレンズの光学情
報を取得し(S103)、回転角度、撮像枚数を計算し
(S133、S134)、記憶部104の残り撮像可能
枚数と比較し、撮像可能かどうかをチェックする(S1
05)。撮像可能であれば、パノラマ撮影に移る(S1
35以降)。残り枚数が少なく、撮像が出来ない時に
は、残りの枚数より360°を撮像するための必要な回
転角度、及びその時の撮像画角を計算する(S14
1)。これに基づき、この撮像画角に合う様にズームレ
ンズを操作する(S142)。撮像画角は、回転角度の
概ね10〜20%大きな値にすると、オーバーラップ部
分を確保できる。この時、計算された撮像画角に対して
ズームレンズを動かすことが出来るかどうかをチェック
し、ズーム可能であればパノラマ撮影に移り(S135
以降)、ズームレンズのズームアウト可能範囲を超えて
いるようであれば、360°のパノラマ撮影不可能とし
て、警告表示をして終了する(S120)。
【0060】(第四の実施例)図7のブロック図を基に
第四の実施例について以下に説明する。
【0061】第一〜第三の実施例では、分かり易く説明
するために、撮像部、雲台部、パノラマ制御部と、分け
て説明を行ったが、第四の実施例では、撮像部にパノラ
マ制御部を統合した例を示す。
【0062】158はパノラマ制御部を含んだカメラ制
御部、159はパノラマ操作部を含んだカメラ操作部で
ある。
【0063】第四の実施例では、カメラ操作部159に
より、パノラマモードのセット、及びパノラマ撮影のス
タートを行うことが出来る。また、カメラ制御部158
により、回転角度、撮像枚数の計算を行い、更に、通信
ライン505を介して雲台部200の制御を行う。
【0064】(第五の実施例)図8は、本発明の第五の
実施例のブロック図である。
【0065】第四の実施例では、第一の実施例に対し撮
像部にパノラマ制御部を統合した例を示したが、第五の
実施例では、雲台部にパノラマ制御部とパノラマ操作部
を統合した例を示す。
【0066】253は、パノラマ制御部を含んだ雲台制
御部、254は雲台手段としての雲台部に設けられたパ
ノラマ操作部である。
【0067】第五の実施例では、パノラマ操作部254
により、パノラマモードのセット、及びパノラマ撮影の
スタートを行うことが出来る。また、雲台制御部253
により、回転角度、撮影枚数の計算を行い、更に、通信
ライン505を介して撮像手段としてのカメラ部170
の制御を行う。
【0068】(第六の実施例)図9において、170は
撮像手段としてのカメラ部、200は回転機能を有する
雲台手段としての雲台部、300は制御手段としてのホ
ストコンピュータからなる制御部である。図10におい
て、前述の図2と同符号については省略して説明する。
【0069】301はホストコンピュータとしてのホス
ト制御部、302はホスト操作部、303はモニター、
305はカメラ制御部108とホスト制御部301を繋
ぐ通信ライン、306は雲台制御部とホスト制御部30
1を繋ぐ通信ラインである。
【0070】カメラ部170においては、レンズ101
により撮像素子102上に結像した光学像が、信号処理
部103により信号処理され表示部(LCD)107に
表示される。カメラ操作部109によりシャッター操作
が行われるか、または、ホスト制御部301よりシャッ
ターコマンドが送られてくると、カメラ制御部108は
現在撮像されている画像を記憶部104に記憶させる。
また、雲台部制御部203は、ホスト制御部301より
回転動作のコマンドが送られてくると、これに従い回転
を行う。
【0071】ホストコンピュータ300のホスト制御部
301に繋がるホスト操作部302より、カメラ部17
0の光学系の撮像画角を指示する入力が行われた後、ホ
ストコンピュータ300のホスト制御部301上で、必
要なオーバーラップ量を考慮し、動作一回当りの回転角
度を計算する。このオーバーラップ部分は、撮像の後、
画像を合成する際に必要であり、20%程度有れば十分
である。
【0072】回転角度が計算された後、ホスト制御部3
01は雲台部200の雲台制御部203に、所定角度ま
で回転するように指示を出し、これに従い雲台部200
の雲台部制御部203は、モータドライバ202を介し
てステッピングモータ201を所定位置まで回転させ
る。回転が終了した後、ホスト制御部301は、今度は
カメラ部170のカメラ制御部108に対してシャッタ
ーコマンドを送り撮像画像を記憶させる。この回転動作
とシャッター操作を必要な回数繰り返す。
【0073】次に、図11のフローチャートを用いて制
御の流れを詳しく説明する。
【0074】先ず、最初は雲台部200のホームポジッ
ション出しなどの初期化を行う(S101)。次にカメ
ラ部170を撮影モードにする(S102)。これによ
り事前の準備ができた後に、カメラ部170の光学系の
撮像画角を入力する(S103)。次にこの撮像画角に
従い、回転角度何度毎に一枚撮像するか、回転角度を計
算する(S133)。隣り合う画像でオーバーラップ分
を20%程度含まれるように撮像するため、撮像画角の
80%程度に決められる。何度毎に回転させて撮像する
かという回転角度が決まると、これにより360°を撮
像するために必要な撮像枚数を計算する(S134)。
撮像枚数nは、回転角度をraとすると、360/ra
を切り捨てた枚数となる。即ち、例えば、レンズの水平
画角が60°で、回転角度を45°とすると、8枚とな
る。また、レンズの水平画角が40°で、回転角度を3
2°とすると、11枚となる。
【0075】総回転角度は、ra*(n−1)となる。
即ち、撮像枚数より1枚少ない枚数に回転角度を乗じた
値である。次にカメラ部170と通信を行い、この撮像
枚数nが、カメラの記憶部に撮像可能かどうかを調べる
(S105)。
【0076】S105以下のステップについては、前述
の第一の実施例と同様なので説明を省略する。
【0077】S111では、次の撮像、記憶の準備が出
来るまで繰り返し、待機する。カメラ部170で次の準
備が出来れば、フローチャートでは、元に戻り、次の撮
像、記憶動作を行う(S107)。これを撮像枚数分繰
り返し、最後の撮像が終わった後に、雲台部200をホ
ームポジッションHPに戻して(S112)、終了す
る。
【0078】(第七の実施例)次に、本発明に係る第七
の実施例について以下に説明する。
【0079】雲台部、カメラ部、制御部の構成は、第六
の実施例と同様であり、図9に示すものと同じである。
【0080】図12は、第七の実施例のフローチャート
である。
【0081】第七の実施例においては、第六の実施例で
設定したカメラ部170の光学系の撮像画角入力を焦点
距離入力に変えた例である。第六の実施例と同様に、最
初に雲台部200のホームポジション出しなどの初期化
を行う(S101)。次にカメラ部170撮像モードに
する(S102)。これにより事前の準備が出来た後
に、カメラ部170の光学系の焦点距離を指定する(S
131)。ここで指定する焦点距離は、カメラ部170
の光学系の実際のレンズの焦点距離を指定する方法と、
35mmフィルム換算した焦点距離を指定する二つの方
法がある。焦点距離と撮像画角の関係は、カメラ部17
0に使われている撮像素子102の大きさによって変わ
ってくる。即ち、撮像素子102が、1/4インチのC
CDか、1/5のCCDかによって同じ焦点距離であっ
ても撮像画角は異なり、逆に、同じ撮像画角にするため
には、撮像素子によって焦点距離が異なってくる。この
ために広く一般的な35mmフィルムカメラに換算した
時の焦点距離を使うと、広角系、標準、望遠系の区別が
つき易く、理解し易いために、これを用いることが多
い。この焦点距離を基に撮像画角を計算する方法は、前
述の第一の実施例と同様であるので省略するが、焦点距
離が入力され撮像画角が計算されると、以下は第六の実
施例と同様である。次にこの撮像画角に従い、回転角度
を何度回転する毎に一枚撮像するかを、オーバーラップ
分を考慮して回転角度を計算する(S133)。何度毎
に回転させて撮像するかという回転角度が決まると、こ
れにより360°を撮像するために必要な撮像枚数を計
算するS134)。次にカメラ部170と通信を行い、
この撮像枚数nが、カメラの記憶部に撮像可能であるか
を調べる(S105)。その結果、もし残り枚数等で記
憶出来ない時には、警告表示を行う(S120)。カメ
ラ部170に、撮像枚数全てが記憶可能である時には、
雲台部200を1枚目の撮像位置へ回転させる(S10
6)。
【0082】雲台部200が1枚目の撮像位置に達する
と、カメラ部170に対し、シャッターコマンドを送り
カメラのシャッターを切り、撮像、記憶を行う(S10
7)。次に最終画像の撮像が終了したかの確認を行い
(S109)、未だ終了していなければ、次の撮像位置
へ、S133で入力した回転角度分、雲台部200を回
転させる(S110)。回転後、先程シャッターコマン
ドによりカメラ部170に行わせた前回の記憶動作が終
了し、次の撮像、記憶が可能であるかをカメラ部170
に確認する(S111)。カメラ部170の前回の記憶
動作が終了しておらず、次の撮像、記憶の準備が未だ出
来ていない時は、この準備が出来るまでS111のステ
ップを繰り返し、待機する。カメラ部170が次の記憶
の準備が出来た時は、フローチャートでは元に戻り、次
の撮像、記憶動作を行う(S107)。これを撮像枚数
分繰り返し、最後の撮像が終了した後に、雲台部200
をホームポジッションHPに戻して(S112)終了す
る。
【0083】(第八の実施例)第八の実施例における組
み立て構成を示す模式図は、図1の場合と同様である。
図13は、第八の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0084】第八の実施例は、雲台部500の中の制御
部503が、操作部504より入力された情報に基づき
雲台部500のステッピングモータ201、及びカメラ
部170との通信ライン505を介して、カメラ部17
0を制御するものである。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラのシャッター制御と雲台の回転制御を共に行う制
御部またはパノラマ制御部を設け、且つこの制御部によ
ってカメラの光学情報を自動的に取得することにより、
人間が光学情報や撮像枚数を入力すること無く、自動的
にパノラマ撮影の準備を行うことが可能となった。更
に、取得した光学情報より、回転角度、撮像枚数を計算
し、これに基づいて雲台制御、カメラのシャッター制御
を行うことにより、自動パノラマ画像の撮像を可能とし
た。また、前述の制御部よりカメラの光学系の撮像画角
を設定し、この撮像画角に応じた分だけ回転させた後、
自動的にカメラのシャッターを切り画像を撮像するよう
にしたことにより、撮像範囲に応じた一定角度ずつ回転
を行い自動的にカメラのシャッターを切るという自動パ
ノラマ画像の撮像を可能とした。
【0086】更に雲台を用いているため、手持ちでの撮
像に比べて、回転面を一定に保つことが可能であると共
に、撮像画角を基にこれ以下の一定の回転角度毎に撮像
を行うために、パノラマ画像として合成する際に、一枚
一枚の画像のオーバーラップ部分を確実に稼ぎ、且つ一
定量確保することが可能となったため、より確実にパノ
ラマ合成が実現出来るようになった。また360°のパ
ノラマ画像を撮像しようとした時に、隣り合う画像のオ
ーバーラップもさることながら、最初の1枚目と最後の
画像とのオーバーラップを確保することが非常に難しい
のであるが、360°をカバーするように回転角度、撮
像枚数を計算することにより、最初と最後の画像のオー
バーラップも確実に取得することが可能となった。更
に、撮影後の画像の合成を行う際にも、最初と最後の画
像のオーバーラップを大きく採ることにより、対応点の
探索、シェーディング補正(明るさの補正)などを行う
ための自由度を増すことが出来た。
【0087】また、パノラマ制御部をカメラ制御部に統
合することで、コストダウンが図れ、ユーザの操作性も
向上することとなる。
【0088】更に、パノラマ制御部を雲台制御部に統合
し、雲台部に操作部を設けることにより、カメラを限定
せずに、様々なカメラに対してパノラマ撮影を可能とす
る。
【0089】また、カメラ部と雲台部を着脱可能とした
ことにより、カメラと雲台の組み合わせが自由自在であ
り、然も、カメラレンズの差異を問わず、常に最適な回
転角度、撮像枚数を自動的に計算してパノラマ撮影を行
うことが出来る。
【0090】更に、パノラマ撮影では、水平方向は複数
枚の画像を合成して360°の画角をカバーするもので
あるが、垂直方向はカメラのレンズの垂直分が、各一枚
分のみであるため、画像が横長になってしまう。このた
めズームレンズを広角側に持っていくことにより垂直方
向にも大きな撮像画角を確保でき、迫力のあるパノラマ
画像を撮影することが出来る。また、撮像枚数も少なく
することができる。
【0091】また、カメラの記憶容量に限りがあるとき
には、残りの枚数に合わせてズームレンズを制御し、こ
れに合わせてパノラマ撮影を行うことにより、記憶容量
が少なくなっても適切な条件でパノラマ撮影を可能とし
た。
【0092】更にまた、カメラの光学系の焦点距離を設
定することにより、この焦点距離より撮像画角を計算
し、簡単にパノラマ撮影を行うことが可能となった。ま
た、カメラの光学系の焦点距離に関しては、35mmフ
ィルム換算値を扱えるようにしたことにより、一般の人
に馴染み易く、誤設定を避けることが出来る。
【0093】これにより、撮像後に合成する際のオーバ
ーラップ分を考えることなく、装置側で自動的にオーバ
ーラップ分を確保しながら、パノラマ撮影を行うことが
可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る撮像装置の第一の実施例の組み
立て構成を示す側面模式図
【図2】 第一の実施例の構成を示すブロック図
【図3】 第一の実施例の動作を示すフローチャート
【図4】 第一の実施例における雲台の動作を示す説明
【図5】 第二の実施例の動作を示すフローチャート
【図6】 第三の実施例の動作を示すフローチャート
【図7】 第四の実施例の構成を示すブロック図
【図8】 第五の実施例の構成を示すブロック図
【図9】 撮像装置の第六の実施例の組み立て構成を示
す側面模式図
【図10】 第六の実施例の構成を示すブロック図
【図11】 第六の実施例の動作を示すフローチャート
【図12】 第七の実施例の動作を示すフローチャート
【図13】 第八の実施例の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
100 カメラ部(撮像手段、または撮像部) 101 ズームレンズ(またはレンズ) 111 ステッピングモータ 102 撮像素子(CCD) 103 信号処理部 104 記憶部 107 表示部(LCD) 108 カメラ制御部 109 カメラ操作部 170 カメラ部 200 雲台部(雲台手段) 201 ステッピングモータ(雲台回転用) 202 モータドライバ 300 制御手段(制御部、ホストコンピュータ) 203 雲台制御部 301 パノラマ制御部 302 パノラマ操作部 305、306 通信ライン

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を撮像する撮像手段、該撮像手段を
    搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手段及び
    雲台手段を制御する制御手段とを有し、該制御手段は、
    前記撮像手段の光学情報を基に前記雲台手段の回転角度
    を決定し、決定された回転角度に応じて該回転角度毎に
    前記雲台手段を回転させて前記撮像手段により画像を撮
    像することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 ズームレンズを搭載した撮像手段、該撮
    像手段を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像
    手段及び雲台手段を制御する制御手段とを有し、該制御
    手段は、前記撮像手段のズームレンズの光学情報を基に
    前記雲台手段の回転角度を決定し、決定された回転角度
    に応じて回転角度毎に前記雲台手段を回転させて前記撮
    像手段により画像を撮像することを特徴とする撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、該制御手段により決定
    された回転角度に応じて該回転角度毎に前記雲台手段を
    回転させ、前記撮像手段により画像を撮像させて、前記
    回転角度が360°を超えない範囲で、前記撮像を繰り
    返すことを特徴とする請求項1または2の何れかに記載
    の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段のズームレンズを広角側に
    ズーミングを行い、撮像を行うことを特徴とする請求項
    2または3の何れかに記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段の残り記憶容量により、前
    記ズームレンズのズーミングの制御を行い、撮像を行う
    ことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の撮像
    装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像手段は、前記制御手段を含み、
    前記雲台手段に対して前記制御手段と共に着脱可能な構
    成であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記
    載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記雲台手段は、前記制御手段を含み、
    前記撮像手段に対して前記制御手段と共に着脱可能な構
    成であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記
    載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 画像を撮像する撮像手段、該撮像手段を
    搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手段及び
    雲台手段を制御する制御手段とを有し、該制御手段は、
    前記雲台手段を回転させながら撮像手段で撮像を行う際
    に、前記撮像手段の光学情報を基に360°回転して撮
    像するために必要な撮像枚数nを決定し、夫々隣り合う
    撮像において被写体のオーバーラップ部分を設け、更
    に、最初(1枚目)と最後(n枚目)の撮像において
    も、被写体のオーバーラップ部分を設けるように撮像を
    繰り返すことを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記雲台手段を回転さ
    せながら撮像手段で撮像を行う際に、前記雲台手段を3
    60°の範囲を超えないように回転させ、または、前記
    雲台手段を360°の範囲を超えるように回転させて撮
    像を繰り返すことを特徴とする請求項8記載の撮像装
    置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、最初と最後の撮像の
    オーバーラップ部分をその他のオーバーラップ部分より
    大きく確保することを特徴とする請求項8または9の何
    れかに記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記撮像手段は、前記制御手段を含
    み、前記雲台手段に対して、前記制御手段と共に着脱可
    能な構成であることを特徴とする請求項8乃至10の何
    れかに記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記雲台手段は、前記制御手段を含
    み、前記撮像手段に対して、前記制御手段と共に着脱可
    能な構成であることを特徴とする請求項8乃至10の何
    れかに記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 画像を撮像する撮像手段、該撮像手段
    を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手段及
    び雲台手段を制御する制御手段、前記撮像手段の撮像画
    角を指定する撮像画角指定手段とを有し、前記制御手段
    は、前記撮像画角指定手段により指定された角度に応じ
    て前記雲台手段を回転させ、前記撮像手段により画像を
    撮像することを特徴とする撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記撮像画角指定手
    段により指定された角度以下で前記雲台手段を回転さ
    せ、前記撮像手段により画像を撮像することを特徴とす
    る請求項13記載の撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記撮像画角指定手
    段により指定された角度、またはそれ以下の角度毎に前
    記雲台手段を回転させ、前記撮像手段により画像を撮像
    し、回転角度が360°を超えない範囲で、撮像を繰り
    返すことを特徴とする請求項13または14の何れかに
    記載の撮像装置。
  16. 【請求項16】 画像を撮像する撮像手段、該撮像手段
    を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手段及
    び雲台手段を制御する制御手段、前記撮像手段の焦点距
    離を指定する焦点距離指定手段を有し、前記制御手段
    は、前記焦点距離指定手段により指定された焦点距離に
    応じて撮像画角を計算し、この撮像画角に応じて前記雲
    台手段を回転させ、前記撮像手段により画像を撮像する
    ことを特徴とする撮像装置。
  17. 【請求項17】 前記焦点距離指定手段は、35mmフ
    ィルム換算の焦点距離を入力し、この35mmフィルム
    換算の焦点距離情報より、実際の撮像画角を計算し、こ
    の計算された撮像画角またはそれ以下の角度毎に前記雲
    台手段を回転させ、前記撮像手段により画像を撮像する
    ことを特徴とする請求項16記載の撮像装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、前記焦点距離指定手
    段により指定された焦点距離より計算された撮像画角、
    またはそれ以下の角度毎に前記雲台手段を回転させ、前
    記撮像手段により画像を撮像して、回転角度が360°
    を超えない範囲で撮像を繰り返すことを特徴とする請求
    項16または17の何れかに記載の撮像装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、前記雲台手段を回転
    させ、前記撮像手段により撮像を順次繰り返すように制
    御することを特徴とする請求項13乃至18の何れかに
    記載の撮像装置。
  20. 【請求項20】 画像を撮像する撮像手段、該撮像手段
    を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手段及
    び雲台手段を制御する制御手段とを有し、該制御手段
    は、前記撮像手段の光学情報を基に、またズームレンズ
    を搭載した撮像手段の場合にはズームレンズの光学情報
    を基に、前記雲台手段の回転角度を決定するステップ
    と、決定された回転角度に応じて該回転角度毎に前記雲
    台手段を回転させて前記撮像手段により画像を撮像する
    ステップと、前記回転角度が360°を超えない範囲で
    撮像を繰り返すステップと、更に、ズームレンズを広角
    側にズーミングを行い、撮像を行うステップと、前記撮
    像手段の残り記憶容量により、前記ズームレンズのズー
    ミングの制御を行い撮像を行うステップとを含むことを
    特徴とする撮像方法。
  21. 【請求項21】 画像を撮像する撮像手段、該撮像手段
    を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手段及
    び雲台手段を制御する制御手段とを有し、該制御手段
    は、前記雲台手段を回転させながら撮像手段で撮像を行
    う際に、前記撮像手段の光学情報を基に360°回転し
    て撮像するために必要な撮像枚数nを決定するステップ
    と、夫々隣り合う撮像において被写体のオーバーラップ
    部分を設けると共に、最初(1枚目)と最後(n枚目)
    の撮像においても、被写体のオーバーラップ部分を設け
    るように撮像を繰り返すステップと、前記雲台手段を3
    60°の範囲を超えないように回転させ、または、前記
    雲台手段を360°の範囲を超えるように回転させて撮
    像を繰り返すステップと、前記制御手段は、最初と最後
    の撮像のオーバーラップ部分をその他のオーバーラップ
    部分より大きく確保するステップとを含むことを特徴と
    する撮像方法。
  22. 【請求項22】 画像を撮像する撮像手段、該撮像手段
    を搭載し、これを回転させる雲台手段、前記撮像手段及
    び雲台手段を制御する制御手段、前記撮像手段の撮像画
    角を指定する撮像画角指定手段とを有し、前記制御手段
    は、前記撮像画角指定手段により指定された角度に応じ
    て前記雲台手段を回転させ、前記撮像手段により画像を
    撮像するステップと、また前記制御手段は、前記撮像画
    角指定手段により指定された角度以下で前記雲台手段を
    回転させ、前記撮像手段により画像を撮像するステップ
    と、前記雲台手段の回転角度が360°を超えない範囲
    で撮像を繰り返すステップと、焦点距離指定手段により
    指定された焦点距離に応じて撮像画角を計算し、この撮
    像画角に応じて前記雲台手段を回転させ、前記撮像手段
    により画像を撮像するステップと、前記焦点距離指定手
    段は、35mmフィルム換算の焦点距離を入力し、この
    35mmフィルム換算の焦点距離情報より、実際の撮像
    画角を計算し、この計算された撮像画角またはそれ以下
    の角度毎に前記雲台手段を回転させ、前記撮像手段によ
    り画像を撮像するステップと、前記雲台手段の回転角度
    が360°を超えない範囲で撮像を繰り返すステップ
    と、制御手段は、前記雲台手段を回転させ、前記撮像手
    段により撮像を順次繰り返すように制御するステップと
    を含むことを特徴とする撮像方法。
JP11129939A 1999-05-11 1999-05-11 撮像装置及び撮像方法 Withdrawn JP2000324380A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11129939A JP2000324380A (ja) 1999-05-11 1999-05-11 撮像装置及び撮像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11129939A JP2000324380A (ja) 1999-05-11 1999-05-11 撮像装置及び撮像方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000324380A true JP2000324380A (ja) 2000-11-24

Family

ID=15022180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11129939A Withdrawn JP2000324380A (ja) 1999-05-11 1999-05-11 撮像装置及び撮像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000324380A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008514157A (ja) * 2004-09-23 2008-05-01 アギア システムズ インコーポレーテッド パノラマイメージ作成機能を有する移動通信デバイス
US7616883B2 (en) 2006-04-28 2009-11-10 Eastman Kodak Company User-rotatable camera for enhancing panoramic image capture
JP2012070241A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Casio Comput Co Ltd 撮像装置及び方法、並びにプログラム
JP2014149339A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Fujitsu Semiconductor Ltd 表示システム、表示装置
CN108121146A (zh) * 2016-11-30 2018-06-05 北京弘益鼎视科技发展有限公司 全景扫描装置
JP2018157399A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 富士通株式会社 画像形成プログラム、画像形成装置及び画像形成方法
CN113329253A (zh) * 2021-05-21 2021-08-31 深圳创维-Rgb电子有限公司 电视拍照方法、装置、设备与计算机可读存储介质
CN114449165A (zh) * 2021-12-27 2022-05-06 广州极飞科技股份有限公司 拍照控制方法、装置、无人设备及存储介质
CN114710616A (zh) * 2022-03-03 2022-07-05 吉林农业大学 近距离羊毛拍摄的双边延展式拍照云台及相片补偿***

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7782375B2 (en) 2004-09-23 2010-08-24 Agere Systems Inc. Mobile communication device having panoramic imagemaking capability
JP2008514157A (ja) * 2004-09-23 2008-05-01 アギア システムズ インコーポレーテッド パノラマイメージ作成機能を有する移動通信デバイス
US7616883B2 (en) 2006-04-28 2009-11-10 Eastman Kodak Company User-rotatable camera for enhancing panoramic image capture
US9503640B2 (en) 2010-09-24 2016-11-22 Casio Computer Co., Ltd. Image capturing apparatus capable of capturing panoramic image
JP2012070241A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Casio Comput Co Ltd 撮像装置及び方法、並びにプログラム
US8957945B2 (en) 2010-09-24 2015-02-17 Casio Computer Co., Ltd. Image capturing apparatus capable of capturing panoramic image
US9106831B2 (en) 2010-09-24 2015-08-11 Casio Computer Co., Ltd. Image capturing apparatus capable of capturing panoramic image
US9445004B2 (en) 2010-09-24 2016-09-13 Casio Computer Co., Ltd. Image capturing apparatus capable of capturing panoramic image
JP2014149339A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Fujitsu Semiconductor Ltd 表示システム、表示装置
CN108121146A (zh) * 2016-11-30 2018-06-05 北京弘益鼎视科技发展有限公司 全景扫描装置
CN108121146B (zh) * 2016-11-30 2024-02-09 北京弘益鼎视科技发展有限公司 全景扫描装置
JP2018157399A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 富士通株式会社 画像形成プログラム、画像形成装置及び画像形成方法
CN113329253A (zh) * 2021-05-21 2021-08-31 深圳创维-Rgb电子有限公司 电视拍照方法、装置、设备与计算机可读存储介质
CN114449165A (zh) * 2021-12-27 2022-05-06 广州极飞科技股份有限公司 拍照控制方法、装置、无人设备及存储介质
CN114449165B (zh) * 2021-12-27 2023-07-18 广州极飞科技股份有限公司 拍照控制方法、装置、无人设备及存储介质
CN114710616A (zh) * 2022-03-03 2022-07-05 吉林农业大学 近距离羊毛拍摄的双边延展式拍照云台及相片补偿***
CN114710616B (zh) * 2022-03-03 2024-04-12 吉林农业大学 近距离羊毛拍摄的双边延展式拍照云台及相片补偿***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4957759B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP3700687B2 (ja) カメラ装置及び被写体の撮影方法
JP4293053B2 (ja) 撮像装置及び方法
JP4356621B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP4867310B2 (ja) カメラ、撮像画像の記録・表示方法、及びプログラム
US20110134273A1 (en) Imaging apparatus, control method of imaging apparatus, and computer program
WO2022032538A1 (zh) 全景拍摄方法、装置、***及计算机可读存储介质
JP2009054130A (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびデジタルスチルカメラ
JP2004212556A (ja) 撮像装置
JP2011239207A (ja) 撮像装置、撮像制御方法、及び撮像制御プログラム
JP2000324380A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JPH1118003A (ja) パノラマ撮像装置
CN113302908B (zh) 控制方法、手持云台、***及计算机可读存储介质
JP2006174128A (ja) 撮像装置および撮像システム
JP2013034158A (ja) 撮像装置
JP2014007516A (ja) 撮影機器及び撮影方法
JP2007132964A (ja) 撮影装置及びプログラム
JP5104645B2 (ja) デジタルカメラ
JP2003348418A (ja) 電子虫眼鏡
JPH11295783A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2002305676A (ja) 電子カメラ
JP2004117195A (ja) 速度計測機能付デジタルカメラ
WO2010131724A1 (ja) デジタルカメラ
JP3443820B2 (ja) オートフォーカス方法
JPH11295612A (ja) 顕微鏡用電子カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060801