JP2000323870A - プリント基板用スペーサー - Google Patents

プリント基板用スペーサー

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JP2000323870A
JP2000323870A JP11134708A JP13470899A JP2000323870A JP 2000323870 A JP2000323870 A JP 2000323870A JP 11134708 A JP11134708 A JP 11134708A JP 13470899 A JP13470899 A JP 13470899A JP 2000323870 A JP2000323870 A JP 2000323870A
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wedge
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Ichiro Sasaki
一郎 佐々木
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HIROSUGI KEIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の板厚を有するプリント基板に対して共
通に用いることができ、仮止めの状態であってもスペー
サーとプリント基板とが相互に緊密に固定されてがたつ
かないプリント基板用スペーサーを得ること。 【解決手段】 プリント基板3に設けられた挿通穴31
の周囲を挟んで相互に嵌合されるスペーサー本体1とキ
ャップ2とから構成され、これらの軸心に貫通孔13、
23が設けられてなるスペーサーであって、スペーサー
本体1が、円筒状のスペーサー部11と、スペーサー部
11の端面111に径小に突設された首部12とからな
り、首部12とキャップ2との嵌合面を、スペーサー本
体1が抜けないようなくさび面になるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板を一
定間隔離間させた状態で積み重ねたり、他の基板から浮
かせて取付けるために用いるプリント基板用スペーサー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板を電気機器のケース
等に取付する際には、基板裏面のはんだ付けがケースに
接触しないようにスペーサーを介して浮かせた状態にし
て取付けることが行われている。また、プリント基板同
士を一定間隔離間させて積み重ねる際にもスペーサーが
用いられている。
【0003】さらに、上記のスペーサーは、プリント基
板の取付け時に用いるだけでなく、回路の動作チェック
等のために一時的にプリント基板を浮かせる場合にも流
用されている。そのようなスペーサーにおいては、ビス
等で固定せず仮止めの状態であってもプリント基板がが
たつかないこと、あるいは回路の再調整等のために一旦
取付けたスペーサーを取り外す必要が生じた時に、その
取り外しが容易であることが求められる。
【0004】従来のプリント基板用スペーサーの一つを
図8に示す。図8のスペーサーはポリカーボネート、A
BS樹脂等の合成樹脂からなり、相互に嵌合されるカラ
ー90とブッシュ91とから構成されている。取付けに
際しては、ブッシュ91を、プリント基板3を挟んでカ
ラー90に挿入し、ブッシュ91側面に設けた係合爪9
11をカラー内周面の段差901に係合させる。その
後、スペーサーの軸心にビスを挿通して別の基板と螺着
させ、カラー90とブッシュ91、及びプリント基板3
とを相互に固定するものである。
【0005】図8に示すような従来のスペーサーの問題
点としては、第一に、種々の厚さのプリント基板に対応
できないことが挙げられる。すなわち、プリント基板
が、スペーサーを取り付け可能な最大板厚W+Yより薄
い場合(図8では板厚W)は、プリント基板3は遊貫状
態となって上下方向にがたついてしまう。これを防ぐに
は、任意の板厚(図8の場合はW)が、スペーサーを取
り付け可能な最大板厚となるようなブッシュ91とカラ
ー90の組み合わせをそのつど準備しなくてはならず、
非常に煩雑である。またブッシュ91とカラー90は単
に係合しているだけにすぎないためブッシュ91とカラ
ー90相互のがたつきも生じる。そのため、特に、回路
チェック等のための仮止め用途には不向きである。
【0006】第二の問題点としては、ブッシュ91をカ
ラー90に挿入する時、係合爪911がカラー90端面
に引っかかるため、それに抗して押し込むのに瞬間的な
強い力を加えねばならず、一方、ブッシュ91を引き抜
く際にも、係合爪911が段差901を乗り越えること
が容易ではないため、取り外しが困難である点が挙げら
れる。したがって、特に仮止め状態においてスペーサー
の取り付け、取り外しを繰り返す用途には不向きであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、種々
の板厚を有するプリント基板に対して共通に用いること
ができ、ビス等で固定しない仮止めの状態であってもス
ペーサーとプリント基板とが相互に緊密に固定されてが
たつかない新規プリント基板用スペーサーを提供するも
のである。
【0008】また本発明は、スペーサーをプリント基板
に取付ける際に、無理な力を要することなく円滑に行う
ことができ、 スペーサーの取り外しも容易なプリント基
板用スペーサーを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明のプリント基板用スペーサーは、プリント
基板に設けられた挿通穴の周囲を挟んで相互に嵌合され
るスペーサー本体とキャップとから構成され、これらの
軸心に貫通孔が設けられたプリント基板用スペーサーで
あって、さらにスペーサー本体が円筒状のスペーサー部
と、スペーサー部の端面に径小に突設された首部とから
なり、首部とキャップとの嵌合面が、スペーサー本体が
抜けないようにくさび面に形成されていることを特徴と
する。
【0010】また、本発明は、上記のくさび面が、首部
の外周一部を先端方向へ拡径させた逆テーパ面と、キャ
ップの内周一部を突出させたくさび受面とから形成され
ることを特徴とする。くさび受面は、スペーサー本体の
嵌合方向と逆方向に向かってより突出するテーパ面に形
成されているため、上記の逆テーパ面と接触して互いに
押圧支持することにより、嵌合ががたつかない。
【0011】上記の場合、逆テーパ面及びくさび受面の
嵌合方向に沿う長さは、一方が他方に対して長寸に形成
されることが好ましい。このようにすると、任意の嵌合
段階において常にくさび面が保たれるため、種々の板厚
を有するプリント基板をがたつかせることなく緊密に固
定できる。
【0012】さらに本発明は、逆テーパ面に続いて首部
の外周を先端方向へ縮径させたテーパ案内面と、上記の
くさび受面のプリント基板側がくさび受面に対して逆勾
配に傾斜して落ち込む案内受面とを形成したことを特徴
とする。これにより、スペーサー本体の首部をキャップ
に嵌合させるときに、首部の先端がくさび受面に乗り上
げるように案内されるため、挿入を円滑に行うことがで
きる。
【0013】さらに本発明は、キャップの外周面に、キ
ャップを取り外すための指かけ溝又は工具挿入溝を少な
くとも一つ以上凹設したことを特徴とする。これによ
り、キャップをスペーサー本体から容易に取り外すこと
ができる。
【0014】またキャップには、嵌合方向に沿って切り
込みを形成したことを特徴とする。切り込みがその幅方
向に広がることにより、キャップの内径は拡張し得るの
で、キャップのスペーサー本体への取り付け、取り外し
操作がさらに円滑に行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜7に基づいて詳細に説明する。本発明のプリント基板
用スペーサーは、図1に示すようにプリント基板3を挟
んで相互に嵌合するスペーサー本体1とキャップ2とか
ら概略構成される。スペーサー本体1はさらに径大のス
ペーサー部11と、その端面111に径小に突設された
首部12とからなり、嵌合させる際は、首部12をプリ
ント基板3に設けられた挿通孔31に挿入し、スペーサ
ー部11の端面111とキャップ2とで挿通孔31の周
囲を挟みながら、首部12とキャップ2とを嵌合させ
る。
【0016】本発明のスペーサーは、スペーサー本体1
とキャップ2とを嵌合させただけの仮止めの状態であっ
てもプリント基板3を十分に固定できるものであるが、
プリント基板3を正式に取付ける時には、キャップ2と
スペーサー本体1の軸心に連通して設けられた貫通孔2
3、13にビス4を挿入し、別の基板5と螺着させる。
別の基板5としては、用途によって金属薄板や、プリン
ト基板等が適宜選択される。またビス4とキャップ2の
間には平座金やばね座金等の座金6を適宜用いることが
できる。さらに、別の基板5へのビス4の取付けは、基
板5に雌ネジ孔を設けて、その雌ネジ孔に螺合させても
良いし、図1に示すように貫通孔51を設けて基板5の
裏側からナット7で螺着させることもできる。
【0017】スペーサー本体1とキャップ2の材質とし
ては、適度な弾性を有する種々の高分子材料が用いられ
る。ここで適度な弾性とは、首部12とキャップ2とを
嵌合させる際に、首部12及びキャップ2の弾性変形が
許容され、一方ではスペーサー部11がプリント基板3
の重みによってへたらない程度の弾性を意味する。好適
な高分子材料の例として、耐疲労性、耐クリープ性に優
れるポリアセタール(POM)を挙げることができる
が、これに限定されるものではない。
【0018】スペーサーを取付けた状態の断面図を図2
に示す。ここで、スペーサー部11は円筒状に形成され
るのが望ましく、軸方向の長さはプリント基板3と別の
基板5との距離によって適宜設定される。また首部12
は少なくとも、使用する種々の板厚を有するプリント基
板3の中で最大厚のものより長寸に突設される。
【0019】キャップ2の外周面には、指かけ溝21、
あるいは工具挿入溝22を凹設することができる。これ
らの溝に、指8や、マイナスドライバー等の工具9を引
掛けてキャップ2を上方へ引き上げることにより、キャ
ップ2の取り外しを容易に行うことができる。指かけ溝
21、及び工具挿入溝22は、その両方を設けることが
できるし、どちらか一方を設けることもできる。別の実
施形態の例として、図3に、指かけ溝21のみを設けた
場合について示す。両方設ける場合に比較すると、加工
がより単純になるため、生産工程の短縮とコストダウン
が図られる。また、溝の深さ及び幅は、指8や工具9が
引掛け可能な程度に適宜設定される。さらに、指かけ溝
21及び工具挿入溝22は、キャップ2外周を一周する
ようにリング状に凹設することもできるし、外周の任意
の位置に爪状に凹設することもできる。
【0020】次に、スペーサー本体1の首部12とキャ
ップ2とが嵌合する過程、及びその嵌合面について説明
する。図4〜6は、スペーサー本体1の首部12を、プ
リント基板3の挿通穴に挿入し、キャップ2に嵌合させ
る過程を示す部分断面図である。まず、嵌合させる直前
の状態を図4に示す。首部12の外周一部には首部12
の先端方向へ拡径する逆テーパ面121が形成されてい
る。一方、キャップ2には、内周一部が突出してなるく
さび受面201が形成されている。くさび受面201
は、スペーサー本体1の嵌合方向と逆方向に、すなわち
図4の下方へ向かってより突出するテーパ面に形成され
ている。
【0021】スペーサー本体1をキャップ2にさらに挿
入させると、図5に示すように、逆テーパ面121とく
さび受面201とが互いに圧接され、弾性力によって相
互に押圧された状態となる。しかも、逆テーパ面121
とくさび受面201との接触面は、嵌合方向に対して平
行でない、いわゆるくさび面を形成している。そのため
スペーサー本体1が抜けない方向(キャップ2が外れな
い方向)に押圧支持される。
【0022】図4で示す逆テーパ面121の傾斜角度
α、及びくさび受面201の傾斜角度βは、あまり大き
くするとスペーサー本体1の挿入、引き抜きが困難にな
るため、微小な角度とする。具体的には、α及びβを1
〜5°、好ましくは1.5〜3°とすることが好まし
い。またα及びβは、必ずしも一致させる必要はない
が、接触面を広くして押圧力を大きくするためには、ほ
ぼ等しいことが好ましい。
【0023】さらに挿入させ完全に嵌合させた状態を図
6に示す。図6においては、くさび受面201に対し
て、逆テーパ面121の下側の一部分121bが接触し
ているため、図5で示す嵌合途中と比較すると逆テーパ
面121及びくさび受面201の弾性変形が小さく、弾
性力は若干減少するものの、スペーサー本体1が抜けな
い方向に押圧支持されるのは変わらない。したがってス
ペーサー本体1とキャップ2とが相互にがたつくことが
ない。またプリント基板3が、スペーサー本体1とキャ
ップ2の双方に接触して挟まれるため固定されてがたつ
くことがない。
【0024】逆テーパ面121及びくさび受面201の
嵌合方向に沿う長さは、一方を他方に対して長寸に形成
することが好ましい。例えば図6においては逆テーパ面
121の方がくさび受面201よりも長寸に形成されて
おり、くさび受面201は逆テーパ面121の下側の一
部分121bに接触してくさび面を形成している。ここ
で板厚Wであるプリント基板3に替え、板厚がそれより
もYだけ厚いプリント基板3bに対して同じスペーサー
を取付けた場合、図7に示すように、くさび受面201
に対しては逆テーパ面121の上側の一部分121aが
接触してくさび面が形成される。くさび面を形成してい
れば、スペーサー本体1が抜けない方向に押圧支持され
るので、プリント基板3bに対してもがたつくことなく
固定することができる。図6及び図7においては、逆テ
ーパ面121を便宜上2つの部分に分けて説明したが、
くさび受面201は逆テーパ面121上を連続的に移動
できるため、くさび面を保持できる範囲で任意の板厚の
プリント基板に対応できる。
【0025】図6の場合とは逆に、くさび受面201を
逆テーパ面121より長寸に形成することもできる。な
お、逆テーパ面121及びくさび受面201の一方を他
方に対して長寸に形成することは、必ずしも任意の板厚
に対応するための必須条件ではなく、たとえ同寸であっ
ても互いに面の一部で接触していればくさび面は形成可
能であり、任意の嵌合位置においてくさび面は保持され
るので任意の板厚に対応できる。具体的な逆テーパ面1
21及びくさび受面201の長さは、首部12の寸法、
首部12外周における逆テーパ面121の位置、キャッ
プ2内周におけるくさび受面201の位置、及び通常用
いられるプリント基板の板厚(0.9〜2mm)等を考
慮して適宜設定される。
【0026】首部12の外周に、逆テーパ面121に続
いて先端方向へ縮径するテーパ案内面122を形成する
ことができる。またキャップ2の内周には、くさび受面
201のプリント基板3側、すなわち図3におけるくさ
び受面201の下方側がくさび受面201に対して逆勾
配に傾斜して落ち込む案内受面202を形成することが
できる。テーパ案内面122及び案内受面202は両方
設けることが好ましい。このようにすると、スペーサー
本体1をキャップ2に挿入する時に、首部12の先端が
くさび受面201に乗り上げるように円滑に案内される
ため嵌合が容易になる。なお、首部12外周の逆テーパ
面121及びテーパ案内面122以外の面は嵌合方向と
平行(スペーサー部11の端面に対して鉛直)に形成す
ることが望ましい。
【0027】上記のテーパ案内面122の傾斜角度γ及
び案内受面202の傾斜角度δは、1〜60°とするこ
とが好ましく、2つの傾斜角度はほぼ等しいことが好ま
しい。
【0028】くさび受面201は、キャップ2の内周を
一周してリング状に突出させるのが望ましいが、場合に
よって、突出させるのを周上の一部とすることもでき
る。例えば、半リング状や、少なくとも3個所以上を爪
状に突出させた場合等が挙げられる。また、くさび受面
201を突出させる高さは、キャップ2の内径の1〜1
0%、好ましくは1〜5%とすることが好ましい。この
範囲以外であるとスペーサー本体1の挿入が困難になっ
たり、あるいはくさび面における押圧支持する力が不十
分になる可能性がある。
【0029】図4〜6においては、プリント基板3の上
に置いたキャップ2にスペーサー本体1を嵌合させる過
程について示したが、この他に、プリント基板3の挿通
穴31に首部12を挿入した状態において後からキャッ
プ2を嵌合させる場合や、プリント基板3を挟むように
2つを同時に嵌合させる場合も同様に扱えることは無論
である。
【0030】さらに、キャップ2には、図1に示すよう
に、嵌合方向に沿って切り込み24を形成することが好
ましい。切り込み24は、キャップ2が一部開いた構造
となるように上下面を貫いて形成する。このようにする
と、キャップ2をスペーサー本体1に取付ける際、ある
いは取り外す際に、切り込み24が幅方向に広がってキ
ャップ2の内径が拡張されるため、取り付け及び取り外
し操作が円滑に行われる。
【0031】なお、スペーサーの弾性率によっても異な
るが、切り込み24の最大広がる幅が、嵌合する前のキ
ャップ2の内周の1〜10%、好ましくは2〜5%程度
であると、取り付け及び取り外しに要する力とくさび面
での押圧支持力とのバランスが良く好ましい。
【0032】
【発明の効果】以上、本発明のプリント基板用スペーサ
ーは、嵌合面がスペーサー本体が抜けない方向にくさび
面に形成されているため、ビス等で固定しない仮止めの
状態であってもスペーサーとプリント基板とが相互に緊
密に固定されてがたつくことがない。また、種々の板厚
を有するプリント基板に対して共通に用いることができ
る。
【0033】また本発明は、スペーサーをプリント基板
に取付ける際に、テーパ案内面と案内受面により、スペ
ーサー本体の首部先端が案内されるため、無理な力を要
することなく円滑に嵌合させることができる。
【0034】さらに本発明は、 キャップの外周に溝を設
けることにより、指や工具等を利用してスペーサーを容
易に取り外すことができる。またキャップに切り込みを
入れることによりスペーサーの取り付け、取り外しがよ
り円滑になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプリント基板用スペーサーの構成を
示す斜視図である。
【図2】 本発明のプリント基板用スペーサーの取付け
た状態を示す断面図である。
【図3】 本発明のプリント基板用スペーサーの取付け
た状態を示す断面図である。
【図4】 本発明のプリント基板用スペーサーの嵌合過
程を示す部分断面図である。
【図5】 本発明のプリント基板用スペーサーの嵌合過
程を示す部分断面図である。
【図6】 本発明のプリント基板用スペーサーの嵌合過
程を示す部分断面図である。
【図7】 本発明のプリント基板用スペーサーの嵌合過
程を示す部分断面図である。
【図8】 従来のプリント基板用スペーサーの一例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 スペーサー本体 2 キャップ 3 プリント基板 3b プリント基板 4 ビス 5 基板 6 座金 7 ナット 8 指 9 工具 11 スペーサー部 12 首部 13 貫通孔 21 指かけ溝 22 工具挿入溝 23 貫通孔 24 切り込み 31 挿通孔 51 貫通孔 90 カラー 91 ブッシュ 111 端面 121 逆テーパ面 121a 逆テーパ面の上側の一部分 121b 逆テーパ面の下側の一部分 122 テーパ案内面 201 くさび受面 202 案内受面 901 段差 911 係合爪 α 逆テーパ面の傾斜角 β くさび受面の傾斜角 γ テーパ案内面の傾斜角 δ 案内受面の傾斜角 W プリント基板の板厚 Y プリント基板の板厚

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に設けられた挿通穴の周囲
    を挟んで相互に嵌合されるスペーサー本体とキャップと
    から構成され、これらの軸心に貫通孔が設けられてなる
    プリント基板用スペーサーであって、前記スペーサー本
    体が、円筒状のスペーサー部と、スペーサー部の端面に
    径小に突設された首部とからなり、首部と前記キャップ
    との嵌合面が、スペーサー本体が抜けないようにくさび
    面に形成されてなるプリント基板用スペーサー。
  2. 【請求項2】 前記くさび面が、首部の外周一部を先端
    方向へ拡径させた逆テーパ面と、キャップの内周一部を
    突出させたくさび受面とから形成される請求項1記載の
    プリント基板用スペーサー。
  3. 【請求項3】 前記逆テーパ面及びくさび受面の嵌合方
    向に沿う長さが、一方が他方に対して長寸に形成されて
    なる請求項2記載のプリント基板用スペーサー。
  4. 【請求項4】 前記逆テーパ面に続いて首部の外周を先
    端方向へ縮径させたテーパ案内面と、前記くさび受面の
    プリント基板側がくさび受面に対して逆勾配に傾斜して
    落ち込む案内受面とが形成されてなる請求項2又は3記
    載のプリント基板用スペーサー。
  5. 【請求項5】 前記キャップの外周面に、キャップを取
    り外すための指かけ溝又は工具挿入溝を少なくとも一つ
    以上凹設してなる請求項1乃至4記載のプリント基板用
    スペーサー。
  6. 【請求項6】 前記キャップに、嵌合方向に沿って切り
    込みを形成してなる請求項1乃至5記載のプリント基板
    用スペーサー。
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