JP2000320438A - 始動電動機 - Google Patents

始動電動機

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JP2000320438A
JP2000320438A JP11131482A JP13148299A JP2000320438A JP 2000320438 A JP2000320438 A JP 2000320438A JP 11131482 A JP11131482 A JP 11131482A JP 13148299 A JP13148299 A JP 13148299A JP 2000320438 A JP2000320438 A JP 2000320438A
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gear
internal gear
ring
output shaft
starting motor
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JP11131482A
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Hirohide Ikeda
裕英 池田
Keiichi Kusumoto
啓一 楠本
Kyoichi Okamoto
恭一 岡本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N15/00Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
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    • F02N15/043Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears the gearing including a speed reducer
    • F02N15/046Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears the gearing including a speed reducer of the planetary type
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  • Retarders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、エンジン側の負荷の急変動に伴
って始動出力軸に印加される過大な回転トルクを吸収し
て、出力伝達系の要素の破損を防止できる始動電動機を
得る。 【解決手段】 リング40が周方向の移動を回り止め4
2により規制されてフロントブラケット1に固定され、
インターナルギヤ31がリヤ側に開口するようにリング
40内に嵌着されている。そして、インターナルギヤ3
1が、始動出力軸6に印加される回転トルクが設定伝達
回転トルクを越えると、リング40に対して滑り回転す
るように、リング40に嵌着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電機子と一体の
モータ出力軸の回転を減速して始動出力軸に伝達する遊
星減速装置を備えた始動電動機に関し、特に負荷側の過
大な回転トルクによる衝撃応力を吸収する始動電動機の
衝撃吸収機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の遊星減速装置を内蔵した始
動電動機を示す一部破断側面図、図5は従来の始動電動
機における遊星減速装置のインターナルギヤの嵌着状態
を示す要部正面図である。図4および図5において、始
動電動機は、回転力を発生する始動モータ3、この始動
モータ3のモータ出力軸4の回転を減速して出力する遊
星減速装置5、この遊星減速装置5の始動出力軸6に嵌
合するオーバーランニングクラッチ7、このオーバーラ
ンニングクラッチ7と一体に始動出力軸6上を摺動可能
に設けられたピニオン8、始動モータ3への通電を制御
するとともに、シフトレバー10を介してオーバーラン
ニングクラッチ7と一体にピニオン8をエンジンのリン
グギヤ14側へ付勢する電磁スイッチ9等から構成され
ている。
【0003】始動モータ3は、底部を有する円筒形状に
形成され、外枠と磁気回路を兼ねるヨーク11、このヨ
ーク11に巻装されたフィールドコイル12、このフィ
ールドコイル12の内周に配される電機子13、電機子
13の回転軸であるモータ出力軸4に装着された整流子
(図示せず)、この整流子に摺接するように配設された
ブラシ(図示せず)等から構成される。そして、リヤブ
ラケット2がヨーク11の後端外周に嵌合されてヨーク
11に結合されて、モータ回転軸4の後端を支承してい
る。また、フロントブラケット1がヨーク11の前端外
周に嵌合されてヨーク11に結合されている。
【0004】遊星減速装置5は、モータ回転軸4の前端
外周に形成されたサンギヤ15と、このサンギヤ15と
噛み合う複数の遊星ギヤ16と、各遊星ギヤ16と噛み
合うインターナルギヤ17とから構成されている。イン
ターナルギヤ17は、中心穴が底部中央に穿設され、回
り止め19が外周壁面に突設され、内周ギヤ部18が内
周壁面に刻設された有底円筒状に成形されている。そし
て、インターナルギヤ17は、後方(電機子側)に開口
するようにフロントブラケット1に嵌着されている。こ
の時、回り止め19がフロントブラケット1に係合し、
インターナルギヤ17の周方向に移動が規制されてい
る。円盤状のフランジ部20が始動出力軸6の後端に一
体に形成されている。そして、ピン21がフランジ部2
0の後端面に同心状に等角ピッチで複数立設され、遊星
ギヤ16が各ピン21に回転自在に支持されている。こ
のフランジ部20、即ち始動出力軸6が、フロントブラ
ケット1に固定されたインターナルギヤ17の中心穴に
嵌着された軸受け22を介して回転自在に支持され、モ
ータ出力軸4の前端部が、フランジ部20に嵌着された
軸受け23を介して回転自在に支持されている。これに
より、複数の遊星ギヤ16がサンギヤ15および内周ギ
ヤ部18に噛み合って遊星歯車減速機構を構成してい
る。サンギヤ15は、モータ回転軸4と一体に回転する
ことでモータ回転軸4の回転を各遊星ギヤ16に伝達す
る。そして、遊星ギヤ16は、サンギヤ15の回転を受
けてサンギヤ15の外周を自転しながら公転する。この
遊星ギヤ16の公転動作により、始動出力軸6が回転駆
動される。
【0005】オーバーランニングクラッチ7は、軸方向
の移動が可能で、かつ、回転運動が伝達されるように始
動出力軸6に装着されている。ピニオン8は、オーバー
ランニングクラッチ7を構成するスリーブシャフト24
の前端部に連結されている。シフトレバー10は、その
中間の支点部10aを中心として回動可能に取り付けら
れ、その一端がオーバーランニングクラッチ7に係合さ
れ、他端が始動モータ3上方に取り付けられた電磁スイ
ッチ9のプランジャ(図示せず)に連結されている。
【0006】つぎに、このように構成された従来の始動
電動機の動作について説明する。まず、始動電動機の作
動前においては、シフトレバー10は図4に示された位
置にあり、オーバーランニングクラッチ7が移動してお
らず、ピニオン8はリングギヤ14に係合していない。
そこで、キースイッチ(図示せず)が閉じられ、始動電
動機が作動されると、電磁スイッチ9からの給電により
電機子13が通電付勢され、フィールドコイル12の付
勢力を受けて回転する。この電機子13の回転に伴って
電機子13と一体のモータ出力軸4が回転駆動される。
また、シフトレバー10が電磁スイッチ9内のプランジ
ャにより駆動され、支点部10aを中心に図4中反時計
方向に回動される。このシフトレバー10の回動により
オーバーランニングクラッチ7が押圧され、オーバーラ
ンニングクラッチ7とピニオン8とが一体となって始動
出力軸6上を前方(図4中右方向)に移動し、ピニオン
8がリングギヤ14に係合する。
【0007】この時、電機子13から出力される回転ト
ルクは、モータ出力軸4のサンギヤ15から遊星ギヤ1
6に伝達される。そして、遊星ギヤ16は、ピン21を
中心に回転しながら、サンギヤ15と内周ギヤ部18と
の間で回転する、即ちサンギヤ15周りを自転しながら
公転する。遊星ギヤ16を支持しているフランジ20部
は、遊星ギヤ16の公転により、モータ出力軸4の回転
よりも減速されて回転し、減速回転出力を始動出力軸6
に伝達する。そして、始動出力軸6は、オーバーランニ
ングクラッチ7およびピニオン8を介してリングギヤ1
4(クランク軸)を減速回転させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この種の始動電動機に
おいては、始動出力軸6に連結されて回転駆動中のクラ
ンク軸が急停止したり、回転駆動中の始動出力軸6がク
ランク軸に急に連結される場合が起こり得る。このよう
な場合、過大な回転トルクが始動出力軸6に急に印加さ
れることになる。そして、始動出力軸6に印加された回
転トルクは、始動出力軸6の一端のフランジ部20から
遊星ギヤ16に伝達された後、内周ギヤ部18を介して
インターナルギヤ17に伝達されるとともに、サンギヤ
15を介してモータ出力軸4に伝達される。
【0009】従来の始動電動機においては、インターナ
ルギヤ17とフロントブラケット1とが回り止め19に
より一体的に連結されているので、急変動した負荷側の
過大な回転トルクによる衝撃応力が遊星減速歯車装置5
を介してフロントブラケット1およびモータ出力軸4に
伝達され、始動電動機内の出力伝達系の各要素の脆弱部
分が破損されるという課題があった。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、エンジン側の負荷の急変動に伴
う過大な回転トルクに起因する衝撃応力を吸収して、出
力伝達系要素の破損を防止する始動電動機を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る始動電動
機は、電機子がヨーク内に収納されてなる始動モータ
と、この始動モータの回転出力を減速して始動出力軸に
伝達する遊星減速装置と、周方向の移動が規制され、か
つ、軸方向の移動が可能に上記始動出力軸に設けられた
オーバーランニングクラッチと、このオーバーランニン
グクラッチと一体に上記始動出力軸上を軸方向に摺動可
能に設けられたピニオンと、上記始動モータへの通電を
制御するとともに、シフトレバーを介して上記オーバー
ランニングクラッチと一体に上記ピニオンをエンジンの
リングギヤ側へ付勢する電磁スイッチとを備えた始動電
動機において、上記遊星減速装置は、上記電機子に一体
に形成されたモータ出力軸のフロント側外周部に刻設さ
れたサンギヤと、回り止めが外周壁面に突設された円筒
状に成形され、周方向の移動が該回り止めにより規制さ
れてフロントブラケットに固定されたリングと、中心穴
が底部中央に穿設され、かつ、内周ギヤ部が内周壁面に
刻設された有底円筒状に成形され、リヤ側に開口するよ
うに上記リング内に嵌着されたインターナルギヤと、上
記始動出力軸のリヤ側端部に一体に形成され、上記イン
ターナルギヤの底部に軸受けを介して回転自在に支持さ
れ、かつ、上記モータ出力軸のフロント側端部を軸受け
を介して回転自在に支持する円盤状のフランジ部と、上
記フランジ部のリヤ側端面に同心状に等角ピッチに立設
された複数のピンのそれぞれに回転自在に支持されて、
上記内周ギヤ部および上記サンギヤに噛み合う複数の遊
星歯車とを有し、上記インターナルギヤは、上記始動出
力軸に印加される回転トルクが設定伝達回転トルクを越
えると、上記リングに対して滑り回転するように、上記
リングに嵌着されているものである。
【0012】また、上記設定伝達回転トルクが、上記オ
ーバーランニングクラッチの最大伝達トルクを上記イン
ターナルギヤと上記サンギヤとの歯数比(インターナル
ギヤの歯数/サンギヤの歯数)で除した値より小さく、
かつ、始動電動機のロックトルクを上記インターナルギ
ヤと上記サンギヤとの歯数比(インターナルギヤの歯数
/サンギヤの歯数)で除した値より大きくなるように設
定されているものである。
【0013】また、上記リングの上記インターナルギヤ
に密接する面に表面硬化処理が施されているとともに、
上記リングと上記インターナルギヤとの密接面間に潤滑
剤が介在されているものである。
【0014】また、上記インターナルギヤが焼結材で作
製され、上記潤滑剤が上記インターナルギヤに含浸され
ているものである。
【0015】また、鍔部が上記リングのフロント側端部
に内周側に突設されているものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る遊
星減速装置を内蔵した始動電動機を示す一部破断側面
図、図2はこの発明の実施の形態1に係る始動電動機に
おける遊星減速装置のインターナルギヤとリングとの嵌
着状態を示す要部正面図、図3は図2のII−II矢視
断面図である。図1乃至図3において、始動電動機は、
回転力を発生する始動モータ3、この始動モータ3のモ
ータ出力軸4の回転を減速して出力する遊星減速装置3
0、この遊星減速装置30をフロントブラケット1に装
着するリング40、遊星減速装置30の始動出力軸6に
周方向の移動を規制され、かつ、軸方向の移動を可能に
嵌合するオーバーランニングクラッチ7、このオーバー
ランニングクラッチ7と一体に始動出力軸6上を摺動可
能に設けられたピニオン8、始動モータ3への通電を制
御するとともに、シフトレバー10を介してオーバーラ
ンニングクラッチ7と一体にピニオン8をエンジンのリ
ングギヤ14側へ付勢する電磁スイッチ9等から構成さ
れている。
【0017】始動モータ3は、底部を有する円筒形状に
形成され、外枠と磁気回路を兼ねるヨーク11、このヨ
ーク11に巻装されたフィールドコイル12、このフィ
ールドコイル12の内周に配される電機子13、電機子
13の回転軸であるモータ出力軸4に装着された整流子
(図示せず)、この整流子に摺接するように配設された
ブラシ(図示せず)等から構成される。そして、リヤブ
ラケット2がヨーク11の後端外周に嵌合されてヨーク
11に結合されて、モータ回転軸4の後端を支承してい
る。また、フロントブラケット1がヨーク11の前端外
周に嵌合されてヨーク11に結合されている。
【0018】リング40は、例えばSCM415等の鋼
材で作製され、鍔部41が筒状体の一端から内周側に突
設され、かつ、回り止め42が外周壁面に突設された有
底円筒状に成形されている。そして、リング40は、鍔
部41がフロント側に向くようにフロントブラケット1
に嵌着されている。この時、回り止め42がフロントブ
ラケット1に係合し、リング40の周方向の移動が規制
されている。
【0019】遊星減速装置30は、モータ回転軸4の前
端外周に形成されたサンギヤ15と、このサンギヤ15
と噛み合う複数の遊星ギヤ16と、各遊星ギヤ16と噛
み合うインターナルギヤ31と、このインターナルギヤ
31が嵌着されるリング40とから構成されている。イ
ンターナルギヤ31は、例えば鉄系の焼結材で作製さ
れ、中心穴が底部中央に穿設され、内周ギヤ部32が内
周壁面に刻設された有底円筒状に成形されている。そし
て、インターナルギヤ31は、後方(電機子側)に開口
するようにリング40に焼きばめあるいは圧入等の手段
により嵌着されている。この時、インターナルギヤ31
のフロント側端面が鍔部41に当接し、インターナルギ
ヤ31の軸方向の移動が規制されている。
【0020】ここで、リング40とインターナルギヤ3
1との嵌合部50には、適当な締め代を設けてあり、所
定トルク以上の回転トルクが作用した時に、インターナ
ルギヤ31が嵌合部50でリング40に対して周方向に
滑るようになっている。この所定トルク(設定伝達回転
トルク)は、嵌合部50の締め代により調整でき、オー
バーランニングクラッチ7の最大伝達トルクをインター
ナルギヤ31とサンギヤ15との歯数比で除した値より
小さく、かつ、始動電動機のロックトルクをインターナ
ルギヤ31とサンギヤ15との歯数比で除した値より大
きくなるように設定されている。なお、インターナルギ
ヤ31とサンギヤ15との歯数比とは、インターナルギ
ヤ31の内周ギヤ部32の歯数をサンギヤ15の歯数で
除した値である。
【0021】円盤状のフランジ部20が始動出力軸6の
後端に一体に形成されている。そして、ピン21がフラ
ンジ部20の後端面に同心状に等角ピッチで複数立設さ
れ、遊星ギヤ16が各ピン21に回転自在に支持されて
いる。このフランジ部20、即ち始動出力軸6が、フロ
ントブラケット1に固定されたインターナルギヤ31の
中心穴に嵌着された軸受け22を介して回転自在に支持
され、モータ出力軸4の前端部が、フランジ部20に嵌
着された軸受け23を介して回転自在に支持されてい
る。これにより、複数の遊星ギヤ16がサンギヤ15お
よび内周ギヤ部18に噛み合って遊星歯車減速機構を構
成している。サンギヤ15は、モータ回転軸4と一体に
回転することでモータ回転軸4の回転を各遊星ギヤ16
に伝達する。そして、遊星ギヤ16は、サンギヤ15の
回転を受けてサンギヤ15の外周を自転しながら公転す
る。この遊星ギヤ16の公転動作により、始動出力軸6
が回転駆動される。
【0022】オーバーランニングクラッチ7は、軸方向
の移動が可能で、かつ、回転運動が伝達されるように始
動出力軸6に装着されている。ピニオン8は、オーバー
ランニングクラッチ7を構成するスリーブシャフト24
の前端部に連結されている。シフトレバー10は、その
中間の支点部10aを中心として回動可能に取り付けら
れ、その一端がオーバーランニングクラッチ7に係合さ
れ、他端が始動モータ3上方に取り付けられた電磁スイ
ッチ9のプランジャ(図示せず)に連結されている。パ
ッキン34は環状に成形され、インターナルギヤ31の
リヤ側(ヨーク11側)端面に嵌め込まれ、インターナ
ルギヤ31の軸方向のフロント側に押圧している。ま
た、プレート35が遊星ギヤ16の抜け防止および潤滑
油封入のためにパッキン34の端面とヨーク11の端面
との間に配設されている。
【0023】このように構成された始動電動機において
は、上述の設定伝達回転トルクが、オーバーランニング
クラッチ7の最大伝達トルクをインターナルギヤ31と
サンギヤ15との歯数比で除した値より小さく、かつ、
始動電動機のロックトルクをインターナルギヤ31とサ
ンギヤ15との歯数比で除した値よりより大きくなるよ
うに設定されているので、通常な状態では、従来の始動
電動機と同様に回転動作および減速動作を行う。
【0024】ここで、始動出力軸6に連結されて回転駆
動中のクランク軸が急停止したり、回転駆動中の始動出
力軸6がクランク軸に急に連結されると、過大な回転ト
ルクが始動出力軸6に急に印加される。そして、始動出
力軸6に印加された過大な回転トルクは、始動出力軸6
の一端のフランジ部20から遊星ギヤ16に伝達された
後、内周ギヤ部32を介してインターナルギヤ31に伝
達され、さらにリング40を介してフロントブラケット
1に伝達されるとともに、サンギヤ15を介してモータ
出力軸4に伝達される。そして、始動出力軸6に印加さ
れた回転トルクが設定伝達回転トルクを越えると、イン
ターナルギヤ31が嵌合部50でリング40に対して滑
り回転し、過大な回転トルクがリング40を介してフロ
ントブラケット1に伝達されず、サンギヤ15を介して
モータ出力軸4にも伝達されない。
【0025】このように、この実施の形態1によれば、
設定伝達回転トルクを越えるような回転トルクが始動出
力軸6に印加されると、インターナルギヤ31が嵌合部
50でリング40に対して滑り回転するように構成され
ているので、エンジン側の負荷が急増して始動出力軸6
に過大な回転トルクが印加されても、過大な回転トルク
は嵌合部50により吸収され、フロントブラケット1や
モータ出力軸4に伝達されることがない。そこで、エン
ジン側の負荷変動に起因する始動電動機内の出力伝達系
要素の破損が未然に阻止される。また、上記設定伝達回
転トルクが、始動電動機のロックトルクをインターナル
ギヤ31とサンギヤ15との歯数比で除した値より大き
くなるように設定されているので、通常の回転動作およ
び減速動作が行われ、何ら問題なくエンジンを始動する
ことができる。即ち、エンジンを始動させるに十分な回
転トルクがモータ出力軸4から遊星減速装置30および
オーバーランニングクラッチ7を介してリングギヤ14
に伝達されるので、エンジンが始動され、始動電動機の
特性を確実に保証することができる。また、上記設定伝
達回転トルクが、オーバーランニングクラッチ7の最大
伝達トルクをインターナルギヤ31とサンギヤ15との
歯数比で除した値より小さく設定されているので、エン
ジン側の負荷が急増して始動出力軸6に過大な回転トル
クが印加されると、インターナルギヤ31がリング40
に対して滑り回転して、フロントブラケット1やモータ
出力軸4への過大な回転トルクの伝達が阻止され、始動
電動機内の出力伝達系要素の破損が未然に阻止される。
さらに、鍔部41がリング40の一端から内周側に突設
されているので、インターナルギヤ31のフロント側端
面が鍔部41に当接し、インターナルギヤ31の軸方向
フロント側への移動が規制されている。そこで、遊星減
速装置30の軸方向の移動が規制されて、遊星減速装置
30の軸方向のガタツキが抑制され、モータ出力軸4の
回転トルクを始動出力軸6に減速伝達する遊星減速装置
30の動作を安定して行うことができる。
【0026】実施の形態2.上記実施の形態1では、イ
ンターナルギヤ31を鉄系の焼結材で作製し、リング4
0を鋼材(例えばSCM415)で作製するものとして
いるが、この実施の形態2では、潤滑剤(例えば潤滑
油)が鉄系の焼結材で作製されたインターナルギヤ31
に含浸され、鋼材で作製されたリング40に表面硬化処
理が施されている。ここで、表面硬化処理は、例えば、
液体窒化法(Liquid Nitriding Process)等の表面改質
処理、CrP、NiP等のメッキ処理である。尚、他の構
成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
【0027】上記実施の形態1では、インターナルギヤ
31が鉄系の焼結材で作製され、リング40が鋼材(例
えばSCM415)で作製されているので、インターナ
ルギヤ31の硬度がリング40の硬度よりも大きくなっ
ている。そこで、嵌合部50でのリング40に対するイ
ンターナルギヤ31の滑り回転動作が繰り返し行われる
と、インターナルギヤ31とリング40との間での焼き
付きが発生しやすく、リング40に対するインターナル
ギヤ31の滑り回転動作が円滑に行われなくなる恐れが
あった。しかしながら、この実施の形態2では、リング
40の内周壁面に表面硬化処理が施されているので、嵌
合部50におけるリング40の表面硬度が大きくなり、
インターナルギヤ31がリング40に対して滑り回転し
ても、インターナルギヤ31とリング40との間での焼
き付きの発生が阻止される。そこで、エンジン側の負荷
変動に起因する嵌合部50でのリング40に対するイン
ターナルギヤ31の滑り回転動作が繰り返し行われて
も、嵌合部50における互いに密接するインターナルギ
ヤ31およびリング40の表面が荒れることがなく、イ
ンターナルギヤ31の円滑した回転動作が行われ、始動
電動機の信頼性を向上させることができる。さらに、潤
滑剤がインターナルギヤ31に含浸されているので、潤
滑剤がインターナルギヤ31とリング40との密接面間
に常時介在してインターナルギヤ31とリング40との
間での焼き付きの発生が確実に阻止され、始動電動機の
信頼性をさらに向上させることができる。また、潤滑剤
がインターナルギヤ31に含浸されているので、潤滑剤
の補給が不要となり、長期的に安定して動作できる始動
電動機が得られる。
【0028】なお、上記実施の形態2では、表面硬化処
理がリング40に施されているものとしているが、表面
硬化処理は必ずしもリング40の全体に施す必要はな
く、少なくともインターナルギヤ31に密接するリング
40の表面に施されていればよい。また、上記実施の形
態2では、潤滑剤がインターナルギヤ31に含浸されて
いるものとしているが、潤滑剤は必ずしもインターナル
ギヤ31に含浸されている必要はなく、インターナルギ
ヤ31とリング40との密接面間に塗布されていればよ
い。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】この発明によれば、電機子がヨーク内に収
納されてなる始動モータと、この始動モータの回転出力
を減速して始動出力軸に伝達する遊星減速装置と、周方
向の移動が規制され、かつ、軸方向の移動が可能に上記
始動出力軸に設けられたオーバーランニングクラッチ
と、このオーバーランニングクラッチと一体に上記始動
出力軸上を軸方向に摺動可能に設けられたピニオンと、
上記始動モータへの通電を制御するとともに、シフトレ
バーを介して上記オーバーランニングクラッチと一体に
上記ピニオンをエンジンのリングギヤ側へ付勢する電磁
スイッチとを備えた始動電動機において、上記遊星減速
装置は、上記電機子に一体に形成されたモータ出力軸の
フロント側外周部に刻設されたサンギヤと、回り止めが
外周壁面に突設された円筒状に成形され、周方向の移動
が該回り止めにより規制されてフロントブラケットに固
定されたリングと、中心穴が底部中央に穿設され、か
つ、内周ギヤ部が内周壁面に刻設された有底円筒状に成
形され、リヤ側に開口するように上記リング内に嵌着さ
れたインターナルギヤと、上記始動出力軸のリヤ側端部
に一体に形成され、上記インターナルギヤの底部に軸受
けを介して回転自在に支持され、かつ、上記モータ出力
軸のフロント側端部を軸受けを介して回転自在に支持す
る円盤状のフランジ部と、上記フランジ部のリヤ側端面
に同心状に等角ピッチに立設された複数のピンのそれぞ
れに回転自在に支持されて、上記内周ギヤ部および上記
サンギヤに噛み合う複数の遊星歯車とを有し、上記イン
ターナルギヤは、上記始動出力軸に印加される回転トル
クが設定伝達回転トルクを越えると、上記リングに対し
て滑り回転するように、上記リングに嵌着されているの
で、エンジン側の負荷の急変動に伴って設定伝達回転ト
ルクを越える過大な回転トルクが始動出力軸に印加され
ても、インターナルギヤがリングに対して滑り回転して
該過大な回転トルクに起因する衝撃応力を吸収し、出力
伝達系要素の破損を防止できる始動電動機を得ることが
できる。
【0031】また、上記設定伝達回転トルクが、上記オ
ーバーランニングクラッチの最大伝達トルクをインター
ナルギヤ31とサンギヤ15との歯数比で除した値より
小さく、かつ、始動電動機のロックトルクをインターナ
ルギヤ31とサンギヤ15との歯数比で除した値より大
きくなるように設定されているので、通常の回転動作お
よび減速動作が支障なく行われ、エンジンを確実に始動
させることができる。
【0032】また、上記リングの上記インターナルギヤ
に密接する面に表面硬化処理が施されているとともに、
上記リングと上記インターナルギヤとの密接面間に潤滑
剤が介在されているので、インターナルギヤがリングに
対して滑り回転することに起因するインターナルギヤと
リングとの間の焼き付きが阻止され、始動電動機の信頼
性を向上させることができる。
【0033】また、上記インターナルギヤが焼結材で作
製され、上記潤滑剤が上記インターナルギヤに含浸され
ているので、潤滑剤が常にインターナルギヤとリングと
の間介在され、始動電動機の信頼性をさらに向上させる
ことができる。
【0034】また、鍔部が上記リングのフロント側端部
に内周側に突設されているので、インターナルギヤの軸
方向の移動が規制され、遊星減速装置の回転動作および
減速動作を確実に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る遊星減速装置
を内蔵した始動電動機を示す一部破断側面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る始動電動機に
おける遊星減速装置のインターナルギヤとリングとの嵌
着状態を示す要部正面図である。
【図3】 図2のIII−III矢視断面図である。
【図4】 従来の遊星減速装置を内蔵した始動電動機を
示す一部破断側面図である。
【図5】 従来の始動電動機における遊星減速装置のイ
ンターナルギヤの嵌着状態を示す要部正面図である。
【符号の説明】
1 フロントブラケット、3 始動モータ、4 モータ
出力軸、6 始動出力軸、7 オーバーランニングクラ
ッチ、8 ピニオン、9 電磁スイッチ、10シフトレ
バー、11 ヨーク、13 電機子、14 リングギ
ヤ、15 サンギヤ、16 遊星ギヤ、20 フランジ
部、21 ピン、22、23 軸受け、30 遊星減速
装置、31 インターナルギヤ、32 内周ギヤ部、4
0 リング、41 鍔部、42 回り止め。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子がヨーク内に収納されてなる始動
    モータと、この始動モータの回転出力を減速して始動出
    力軸に伝達する遊星減速装置と、周方向の移動が規制さ
    れ、かつ、軸方向の移動が可能に上記始動出力軸に設け
    られたオーバーランニングクラッチと、このオーバーラ
    ンニングクラッチと一体に上記始動出力軸上を軸方向に
    摺動可能に設けられたピニオンと、上記始動モータへの
    通電を制御するとともに、シフトレバーを介して上記オ
    ーバーランニングクラッチと一体に上記ピニオンをエン
    ジンのリングギヤ側へ付勢する電磁スイッチとを備えた
    始動電動機において、 上記遊星減速装置は、 上記電機子に一体に形成されたモータ出力軸のフロント
    側外周部に刻設されたサンギヤと、 回り止めが外周壁面に突設された円筒状に成形され、周
    方向の移動が該回り止めにより規制されてフロントブラ
    ケットに固定されたリングと、 中心穴が底部中央に穿設され、かつ、内周ギヤ部が内周
    壁面に刻設された有底円筒状に成形され、リヤ側に開口
    するように上記リング内に嵌着されたインターナルギヤ
    と、 上記始動出力軸のリヤ側端部に一体に形成され、上記イ
    ンターナルギヤの底部に軸受けを介して回転自在に支持
    され、かつ、上記モータ出力軸のフロント側端部を軸受
    けを介して回転自在に支持する円盤状のフランジ部と、 上記フランジ部のリヤ側端面に同心状に等角ピッチに立
    設された複数のピンのそれぞれに回転自在に支持され
    て、上記内周ギヤ部および上記サンギヤに噛み合う複数
    の遊星歯車とを有し、 上記インターナルギヤは、上記始動出力軸に印加される
    回転トルクが設定伝達回転トルクを越えると、上記リン
    グに対して滑り回転するように、上記リングに嵌着され
    ていることを特徴とする始動電動機。
  2. 【請求項2】 上記設定伝達回転トルクが、上記オーバ
    ーランニングクラッチの最大伝達トルクを上記インター
    ナルギヤと上記サンギヤとの歯数比(インターナルギヤ
    の歯数/サンギヤの歯数)で除した値より小さく、か
    つ、始動電動機のロックトルクを上記インターナルギヤ
    と上記サンギヤとの歯数比(インターナルギヤの歯数/
    サンギヤの歯数)で除した値より大きくなるように設定
    されていることを特徴とする請求項1記載の始動電動
    機。
  3. 【請求項3】 上記リングの上記インターナルギヤに密
    接する面に表面硬化処理が施されているとともに、上記
    リングと上記インターナルギヤとの密接面間に潤滑剤が
    介在されていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の始動電動機。
  4. 【請求項4】 上記インターナルギヤが焼結材で作製さ
    れ、上記潤滑剤が上記インターナルギヤに含浸されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の始動電動機。
  5. 【請求項5】 鍔部が上記リングのフロント側端部に内
    周側に突設されていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれかに記載の始動電動機。
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