JP2000308605A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2000308605A
JP2000308605A JP11122252A JP12225299A JP2000308605A JP 2000308605 A JP2000308605 A JP 2000308605A JP 11122252 A JP11122252 A JP 11122252A JP 12225299 A JP12225299 A JP 12225299A JP 2000308605 A JP2000308605 A JP 2000308605A
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JP
Japan
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sound absorbing
absorbing material
electric
vacuum cleaner
exhaust
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JP11122252A
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English (en)
Inventor
Noriaki Senda
典明 千田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない吸音材で騒音の抑制を十分に図ること
のできる電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電気掃除機本体20に形成された電動室
22に電動送風機40が設置された電気掃除機であっ
て、電動送風機40が発生する騒音または吸排気によっ
て生じる騒音を抑制する吸音材50を電動送風機40の
モータケース42に被せた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動送風機や吸
排気によって発生する騒音を抑制する吸音材を設けた電
気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、出力の大きい電動送風機を用
いた電気掃除機が知られている。かかる電気掃除機にあ
っては、電動送風機が発生する騒音や、空気の吸排気に
よって生じる騒音が大きいため、排気風路を長くした
り、排気風路の断面積を大きくしたりして騒音の抑制を
図っている。
【0003】しかし、排気風路を長くしたり排気風路の
断面積を大きくしたりすると本体が大きくなってしまう
問題があった。
【0004】そこで、排気風路に吸音材を設けて騒音の
抑制を図った電気掃除機が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電気掃除機にあっては、騒音の抑制を十分に図るた
め、電動送風機が設けられている電動室や排気室の壁の
内側全面に亘って吸音材を敷き詰めている。このため、
吸音材を多く使用しなければならず、重量が重くなって
しまう等の問題があった。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みてなされたた
もので、その目的は、少ない吸音材で騒音の抑制を十分
に図ることのできる電気掃除機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、電気掃除機本体に形成された風
路に電動送風機が設置された電気掃除機であって、前記
電動送風機が発生する騒音または吸排気によって生じる
騒音を抑制する吸音材を前記電動送風機のケースに被せ
たことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、前記吸音材は、一端に
凹部と、他端にその凹部に係合する突起とを有し、前記
凹部にその突起を係合させて吸音材を電動送風機のケー
スに巻き付けて取り付けることを特徴とする。
【0009】
【実施の形態】以下、この発明に係わる電気掃除機の実
施の形態を図面に基づいて説明する。 [第1実施形態]図1ないし図3において、20は電気
掃除機本体であり、この本体20内には集塵室21が設
けられている。また、本体20内には、集塵室21の後
ろに電動室(収納室)22とコードリール室24とが並
設され、電動室22の後ろに排気室23が設けられてい
る。本体20の後部壁20Aには、排気室23と外気と
を連通する複数の排気口25が形成され、排気口25の
内面側には排気フィルタ26が取り付けられている。そ
して、集塵室21と電動室22と排気室23とが本体2
0のホース接続口(図示せず)から排気口25までを連通
した風路を形成している。
【0010】集塵室21と電動室22とは隔壁28によ
って区画され、電動室22とコードリール室24とが隔
壁29によって区画され、電動室22と排気室23とが
電動室カバー30によって区画されている。電動室カバ
ー30は隔壁29等に取り付けられている。
【0011】集塵室21には図示しない集塵フィルタが
設けられており、電動室22には電動送風機40が設置
され、コードリール室24にはコードリール32が設置
されている。
【0012】電動送風機40は、図示しない遠心ファン
と、この遠心ファンを回転させる電動モータ(図示せず)
とを備え、遠心ファンは筒状のファンケース41に収納
され、電動モータは筒状のモータケース42に収納され
ている。モータケース42には図4に示すように複数の
排気口43が形成され、モータケース42の後面には電
動モータの軸受を覆う軸受部44が突出している。45
はカーボンブラシである(図4参照)。
【0013】ファンケース41には振動吸収用のゴムカ
バー46が取り付けられており、モータケース42には
吸音材50が巻き付けられていて、その吸音材50がモ
ータケース42に被せられている状態となっている。こ
の吸音材50は所定距離離間してウレタンからなる整流
用のカバーKによって覆われており、このカバーKは大
きな通気性を有している。
【0014】電動室カバー30は、電動室22とこの上
に形成した制御室47とを区画する平坦状のカバー壁部
31と、このカバー壁部31の後部から垂下した垂下壁
部32とを有している。垂下壁部32の下部の中央部に
は凹部33が形成され、この凹部33により垂下壁部3
2がモータケース42の軸受部44を跨った状態となっ
ている。
【0015】垂下壁部32の下部32a(図5参照)と
本体20の底壁部20Tとの間には所定距離離間した間
隙Dが形成され、この間隙Dによって電動室22と排気
室23とが連通している。
【0016】吸音材50は、図4に示すように、フェル
ト(繊維を切り刻み一定の厚みに仕上げたもの)からな
る長方形状のベース部51を有し、このベース部51の
一端に複数の凹部52が形成され、その他端には凹部5
2に係合する複数の突起53が形成されている。また、
ベース部51の側部には切欠54と突出部55とが形成
されている。
【0017】この吸音材50は、ベース部51の切欠5
4にカーボンブラシ45を入れるとともに、ベース部5
1の突出部55を排気口43と排気口43との間に配置
するとともにベース部51をモータケース42に巻き付
け、そして、ベース部51の凹部52に突起53を係合
させることによって、モータケース42に巻き付けられ
て取り付けられている。このように、吸音材50をモー
タケース42に巻き付けてベース部51の凹部52に突
起53を係合させるだけであるから、吸音材50の巻き
付けは簡単に行うことができ、しかも、別部材を要せず
に吸音材50をケースに巻き付けておくことができる。
【0018】次に、上記のように構成される電気掃除機
の作用について説明する。
【0019】電動送風機40が駆動されると、図示しな
い遠心ファンが電動モータによって回転される。この遠
心ファンの回転によって集塵室21が負圧にされるとと
もに空気がモータケース42内へ送り込まれていく。こ
の空気によって電動モータが冷却されていく。モータケ
ース42内へ送り込まれた空気は、図5に示すように、
モータケース42の複数の排気口43から電動室22へ
排気されていく。
【0020】排気口43から排気された空気は、電動室
カバー30の垂下壁部32があることにより、電動室2
2の底部に向かって流れていき、さらに、その底部に沿
って排気室23へ流れていく。排気室23へ流れた空気
は、排気フィルタ26および後部壁20Aの排気口25
を介して外部へ排気されていく。
【0021】ところで、電動送風機40から発生した騒
音や吸排気によって生じる騒音は、排気口25から排気
される空気とともに電動室22へ放出されるが、電動送
風機40のモータケース42に吸音材50が巻き付けら
れているので、それら騒音は吸音材50によって吸音さ
れていく。そして、この場合の電気掃除機本体20から
発生する騒音の大きさと周波数との関係を図6のグラフ
(イ)に示す。
【0022】他方、電動室22の内壁面の全面に亘って
吸音材を張り付けた場合、本体20から発生する騒音の
大きさと周波数との関係を図6のグラフ(ロ)に示す。
【0023】これらグラフ(イ),(ロ)から、モータケー
ス42に吸音材50を巻き付けるだけでも、電動室22
の内壁面の全面に亘って吸音材を張り付けた場合とほぼ
同一の効果が得られることが分かった。
【0024】このように、モータケース42に吸音材5
0を巻き付けるだけでも所定の吸音効果を上げることが
でき、しかも、吸音材50は少なくて済み、このため、
掃除機本体20の重量を軽くすることができる。 [第2実施形態]図7ないし図10は、第2実施形態を
示したものであり、この第2実施形態では電動室22お
よび排気室23にフェルトからなる吸音材70を配置し
たものである。
【0025】吸音材70は、電動室22および排気室2
3の底部22A,23Bに敷き詰められたベース部75
と、このベース部75の後部(図4において右側)から
湾曲しながら上方へ延びて本体20の後部壁20Aの湾
曲部20bに当接した湾曲部76と、ベース部75の一
側部から上方へ延びた側壁部77と、その他側部から上
方へ延びて本体20の側壁20Bおよび車軸受部20C
に当接した側壁部78,79とが一体に形成されてい
る。湾曲部76には、本体20の支持壁12が入り込ん
だ切欠76Aが形成されている。
【0026】この第2実施形態によれば、電動送風機4
0から発生した騒音や吸排気によって生じる騒音を吸音
材50と吸音材70とによって吸音するため、図6の
(ハ)のグラフに示すように、電気掃除機本体20から発
生する騒音は小さくなる。 [第3実施形態]図11ないし図13は、第3実施形態
を示したものであり、この第3実施形態ではモータケー
ス42の軸受部44にキャップ80を取り付けたもので
ある。このキャップ80は、空気を前方(図11におい
て左方向)へ案内する風洞部81を有し、この風洞部8
1の右端(図11において)は側壁部82によって閉塞
され、側壁部82には孔83が形成され、この孔83に
はモータケース42の軸受部44が嵌入されている。
【0027】この第3実施形態によれば、モータケース
42の排気口43から排気される空気は、キャップ80
の風洞部81によって前方へ案内されてモータケース4
2に巻き付けた吸音材50の表面に沿って流れていく。
これにより、電動送風機40が発生する騒音や排気音が
効率よく吸音材50に吸音されていく。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、電気掃除機本体に形成された風路に電動送風機
が設置された電気掃除機であって、前記電動送風機が発
生する騒音または吸排気によって生じる騒音を抑制する
吸音材を前記電動送風機のケースに被せたものであるか
ら、電動送風機から発生した騒音や吸排気によって生じ
る騒音の抑制を少ない吸音材で十分に図ることができ
る。
【0029】請求項2の発明によれば、吸音材は、一端
に凹部と、他端にその凹部に係合する突起とを有し、前
記凹部にその突起を係合させて吸音材を電動送風機のケ
ースに巻き付けたものであるから、その巻き付けは簡単
に行うことができ、しかも、別部材を要せずに吸音材を
ケースに巻き付けておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気掃除機本体を示した部分断
面図である。
【図2】図1の電気掃除機本体の一部を省略した平面図
である。
【図3】電気掃除機の一部の分解斜視図である。
【図4】吸音材の取付方を示した説明図である。
【図5】電動送付機から排気される空気の流れを示した
説明図である。
【図6】電気掃除機の騒音と周波数との関係を示したグ
ラフである。
【図7】第2実施形態の電気掃除機本体を示した部分断
面図である。
【図8】図2の電気掃除機本体の一部を省略した平面図
である。
【図9】第2実施形態の電気掃除機の一部の分解斜視図
である。
【図10】電動送風機から排気される空気の流れを示し
た説明図である。
【図11】第3実施形態の電気掃除機本体を示した部分
断面図である。
【図12】第3実施形態の電気掃除機の一部の分解斜視
図である。
【図13】電動送風機から排気される空気の流れを示し
た説明図である。
【符号の説明】
20 電気掃除機本体 22 電動室 40 電動送風機 42 モータケース 50 吸音材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気掃除機本体に形成された風路に電動送
    風機が設置された電気掃除機であって、 前記電動送風機が発生する騒音または吸排気によって生
    じる騒音を抑制する吸音材を前記電動送風機のケースに
    被せたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】前記吸音材は、一端に凹部と、他端にその
    凹部に係合する突起とを有し、 前記凹部にその突起を係合させることにより吸音材を電
    動送風機のケースに巻き付けて取り付けることを特徴と
    する請求項1の電気掃除機。
JP11122252A 1999-04-28 1999-04-28 電気掃除機 Pending JP2000308605A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102028429A (zh) * 2009-09-30 2011-04-27 株式会社牧田 电动吸尘器
JP2013172806A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Panasonic Corp 電気掃除機
JP2015100667A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 三菱電機株式会社 家電製品の吸音部材及び家電製品

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Effective date: 20060613

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070227