JP5197233B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、本体ケースに収容された電動送風機を備えた電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機は、中空な本体ケースを備えている。この本体ケースには、電動送風機を収容する電動送風機室と、この電動送風機室に収容された電動送風機の吸込側に連通する集塵室とが区画されている。電動送風機は、下流側である後側に排気口が形成されているとともに、この後側がカバー体により覆われており、排気口からの排気風を下方へと導く(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、この電気掃除機では、電動送風機から排気された排気風が本体ケースに直接吹き付けられるため、本体ケースが振動して騒音が発生するおそれがあるという問題点を有している。
この点、カバー体の排気口に対向して吸音材を配置することで、騒音を抑制した構成が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、この電気掃除機では、本体ケース内に吸音材を別途要するため、構成が複雑化し、組み立て工数やコストが増加するという問題点を有している。
特開2001−275898号公報(第3−4頁、図2) 特開平11−56694号公報(第2−4頁、図1)
このように、吸音材などを別途配置することなく電動送風機から排気された排気風による騒音を抑制できる構成が望まれている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、構成を複雑化することなく電動送風機から排気された排気風による騒音を抑制できる電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、本体ケースの内部で電動送風機の少なくとも一部を覆うカバー体と、このカバー体に電動送風機の吸込側へと湾曲して形成され、本体ケースに対して離間されているとともに、電動送風機の排気口から直接吹き付けられた排気風を、この電動送風機の吸込側へ方向を変えて導くガイド部とを具備したものである。
本発明によれば、電動送風機の少なくとも一部を覆うカバー体に、本体ケースに対して離間され、電動送風機の排気口から直接吹き付けられた排気風を電動送風機の吸込側へ方向を変えて導くガイド部を電動送風機の吸込側へと湾曲して設けることにより、別途吸音材などを配置することなく電動送風機の排気口から排気された排気風が本体ケースに直接吹き付けられることを防止し、構成を複雑化することなく電動送風機の排気口から排気された排気風による騒音を抑制できる。
以下、本発明の一実施の形態の電気掃除機の構成を図1ないし図6を参照して説明する。
図6において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、管部12と、この管部12が着脱可能に接続される掃除機本体13とを有している。
管部12は、掃除機本体13に接続される基端側に対して先端側が前方へ屈曲した接続管部15と、この接続管部15の先端側に連通する可撓性を有するホース体16と、このホース体16の先端側に設けられた手元操作部17と、この手元操作部17の先端側に着脱可能に接続される延長管18と、この延長管18の先端側に着脱可能に接続される吸込口体としての床ブラシ19とを備えている。
手元操作部17には、把持部21がホース体16側へと突出し、この把持部21には、操作用の設定ボタン22が複数設けられている。
また、掃除機本体13は、図4ないし図6に示すように、本体ケース25を備え、この本体ケース25の内部には、隔壁26が設けられ、この隔壁26の後側に、電動送風機27(図1)を収容する電動送風機室28、および、電源コード31を出し入れ可能に巻回した図示しないコードリールを収容するコードリール室32(図4)がそれぞれ区画されているとともに、隔壁26の前側に、電動送風機27の吸込側に連通する本体集塵室35が区画され、この本体集塵室35に、集塵装置としての集塵カップ36が着脱可能に配置されている。
本体ケース25は、例えば合成樹脂などにより形成され、上側が開口した下ケース41と、この下ケース41の上側後部である電動送風機室28およびコードリール室32の上部を覆う上ケース42と、この上ケース42と下ケース41との後部に位置して電動送風機室28およびコードリール室32の後部を覆う後部パネル43と、上ケース42あるいは下ケース41に対して上下方向に回動可能に軸支され本体集塵室35を開閉可能とする本体蓋44とを備えている。そして、下ケース41の両側方には、掃除機本体13の走行用の大径の走行輪45(一方のみ図示)が回転自在に軸支されている。
上ケース42は、後側両側部に、電動送風機室28の下流側に連通する複数の丸孔状の排気孔46が開口形成されている。
後部パネル43には、電動送風機室28の下流側に連通する複数の丸孔状の排気孔47(図1)が開口形成されているとともに、電源コード31を本体ケース25の外部に導出するための図示しないコード導出口が排気孔47の側方に開口形成されている。
本体蓋44は、後端側が回動可能に軸支されている。また、この本体蓋44には、接続管部15が接続される本体吸込口48を前部に備えている。
図1に示すように、電動送風機27は、電源コード31(図6)を介して電源から給電されることにより、設定ボタン22(図6)で設定された所定の動作モードで動作して管部12(図6)を介して空気とともに塵埃を吸い込むものであり、電動部51がケース体52により覆われ、かつ、整流板53(ディフューザ)と電動部51により回転駆動される遠心ファン54とがファンカバー55により覆われて構成されている。また、この電動送風機27は、前側を吸込側(遠心ファン54側)、後側を排気側(電動部51側)として電動送風機室28内に配置され、後側に偏って位置している。さらに、この電動送風機27は、カバー体56により上下から覆われている。
電動部51は、回転軸51aと一体に形成された図示しない回転子(ロータ)と、この回転子と一体的に回転軸51aに形成された図示しない整流子(コンミュテータ)と、回転子の周囲に位置する固定子(ステータ)とを有している。そして、電動部51は、回転軸51aの両端側がケース体52に回転自在に軸支されているとともに、整流子の外周面に、ケース体52に固定されたブラシ装置58,58の先端側が摺接されている。
各ブラシ装置58は、電源コード31(図6)を介して給電されている。
ケース体52は、例えば金属などにより形成され、有底円筒状のケース本体61と、このケース本体61の開口側に径方向に架け渡して取り付けられるブリッジ部62とを有している。
ケース本体61は、底部に、回転軸51aの一端側を回転自在に保持する図示しないベアリングなどを収容するモータヘッド部64が凹設されている。また、このケース本体61は、開口側の縁部がフランジ状に突出したフランジ部65となっている。さらに、このケース本体61には、排気風Wの排出用の四角形状の排気口66が径方向、すなわち回転軸51aに略直交する方向に向けて、複数、例えば4つ開口形成されている。これら排気口66は、ケース本体61の後端寄りの位置に開口形成されており、周方向に互いに離間されている。また、これら排気口66は、電動送風機27をカバー体56内に配置した状態で、下側の両側と上側の両側とにそれぞれ位置している。
ブリッジ部62は、中央部に、回転軸51aの他端側を回転自在に保持する図示しないベアリングを収容するとともに整流板53を保持する保持凹部67が凹設されている。
整流板53は、遠心ファン54から周囲に吹き出された空気を電動部51側へと整流するものであり、略円板状に形成され、中央部に保持凹部67が挿入されている。
遠心ファン54は、回転軸51aに固定されたバックプレートと、このバックプレートと対向配置されるフロントプレートとの間に、中心側から外周側へと渦巻状に湾曲した複数のファン翼が保持されて構成され、フロントプレートの前端部に穿設された吸気口69から外気を内部に吸い込み、ファン翼により外周方向へと吹き出すように構成されている。
ファンカバー55は、略有蓋円筒状に形成されており、ケース体52のケース本体61のフランジ部65に周囲が固定され、遠心ファン54の吸気口69に連通する丸孔状の吸込口71が中央部に開口形成されている。
カバー体56は、図1ないし図4に示すように、電動送風機27の上側を覆う上部カバー体73と、電動送風機27の下側を覆う下部カバー体74と、電動送風機27の吸込側を覆う吸込側カバー体である前部カバー体75とを備え、これらカバー体73〜75を互いに組み合わせること電動送風機27の略全体を覆う略円筒状に形成される。また、このカバー体56は、電動送風機27のモータヘッド部64を収容する収容凹部76が後部に形成されている。さらに、このカバー体56の上部には、電動送風機27の駆動などを制御するための制御手段である制御部77が、シート状の保護部材78により覆われた状態で配置されている。
上部カバー体73は、例えば合成樹脂により形成されており、半円筒状の外周面である上部周面部81と、この上部周面部81の一端側である後端側を閉塞する上部下流側面部としての上部後端面部82と、この上部後端面部82の下端側に位置し収容凹部76の上側半分を形成する上部収容凹部83とを一体に有している。また、上部周面部81には、一側部に、下ケース41へとねじ84により固定するための固定片部85が一体に形成されているとともに、他側部に、コードリール側へと図示しないねじにより固定するための図示しない固定部が一体に形成されている。
下部カバー体74は、例えば合成樹脂により形成されており、半円筒状の外周面であり上部周面部81と連続して円筒状となる下部周面部91と、この下部周面部91の一端側である後端側に離間されて位置し上部後端面部82と連続する下部下流側面部としての下部後端面部92と、この下部後端面部92の上端側に位置し収容凹部76の下側半分を形成する下部収容凹部93と、下部周面部91の後部と下部後端面部92の下部とを連結する下面部94(図3)と、この下面部94から前方下側へと湾曲して形成された導風部であるガイド部95とを一体に有している。そして、この下部カバー体74は、下ケース41に対して、例えばねじ96(図3)により、下部周面部91、下面部94およびガイド部95のそれぞれの位置で固定されている。
下部周面部91は、カバー体56内に電動送風機27を配置した状態で、この電動送風機27のファンカバー55からケース体52のケース本体61の前端寄りの位置までを覆うように前後寸法が設定されている。すなわち、この下部周面部91は、電動送風機27の排気口66よりも前方(電動送風機27の吸込側(上流側))に位置している。また、下部周面部91の他端側である前端側の両側には、前部カバー体75の両側を保持するためのカバー保持部97,97がそれぞれ上下方向に沿って一体に形成されている。さらに、下部周面部91には、図2および図3に示すように、一側部に、下ケース41の走行輪45用の図示しない軸受部に嵌合して下部カバー体74の電動送風機室28での前後方向位置を決定する嵌合凹部99が一体に形成されているとともに、他側部に、コードリール側との間に位置する側壁部100が一体に形成されている。そして、下部周面部91の下部には、図1および図2に示すように、下ケース41の下部に上方に突出して形成された取付部101に挿入される挿入部102が一体に形成されている。
側壁部100には、電動送風機27からの排気風Wの一部をコードリール側へと導く複数の孔部104(図2)が上下に離間されて形成されている。
挿入部102の後方には、取付部101の後部を区画するボス106に対して上記ねじ96(図3)により固定するためのねじ孔107(図1)が形成されている。
ガイド部95は、下面部94の一側寄りでかつ電動送風機27の回転軸51a(中心軸)と中心位置が対応する位置に平面視で四角形状に形成されており、この下面部94から下方に円弧面状に湾曲して突出し、先端側が自由端状となっている。また、このガイド部95は、電動送風機27をカバー体56内に配置した状態で、排気口66の下方に対向している。
さらに、このガイド部95は、カバー体56を下ケース41に固定した状態で、下ケース41の下部を形成する下面部41aの上面に対して離間され、この下ケース41の下面部41aとの間に、通気性を有さない緩衝材108が配置されている。そして、このガイド部95の先端部95aは、下部周面部91よりも下方へ、かつ、排気口66よりも電動送風機27の吸込側である前方へと延びているとともに、下部周面部91に対して下流側である後方に離間されている。したがって、このガイド部95の先端部95aと、下部周面部91の後端部との間に、前方に向けて略水平状に開口する横長の排気開口109が形成されており、ガイド部95が、電動送風機27の排気口66からの排気風Wを、電動送風機27の吸込側である先端部95aの接線方向すなわち前方へと、排気開口109を介してカバー体56の外部で下ケース41の下面部41aと下部カバー体74の下部との間に導くように形成されている。換言すれば、ガイド部95は、電動送風機27の排気口66からの排気風Wが下ケース41に直接吹き付けられないようにするためのガード部となっている。
また、このガイド部95の上面には、図1および図3に示すように、前後方向に沿って複数のリブ部111が形成されている。さらに、このガイド部95の下部には、図2に示すように、左右幅方向に沿って複数の補強リブ部112が形成されている。
リブ部111は、半円筒面状に形成されており、左右幅方向に互いに離間され、ガイド部95の補強用であるとともに、ガイド部95により導く排気風Wを整流する整流部である。
補強リブ部112は、フィン状に形成され、先端部95aの近傍に前後に離間されて形成されている。
緩衝材108は、例えばウレタンなどの軟質の合成樹脂などの部材により形成されており、ガイド部95の下側と下ケース41の下面部41aとの間を埋めるように配置され、かつ、前端側がボス106の後部近傍まで延設されている。なお、この緩衝材108は、少なくともガイド部95の下側と下ケース41の下面部41aとの間に位置していればよく、また、必ずしも設けなければならないものではない。
前部カバー体75は、例えば合成樹脂により略円形板状に形成されており、中央部に、電動送風機27の吸込口71に連通するカバー吸込口115が開口形成されている。また、この前部カバー体75の下部には、取付部101の前部を区画するボス116に対して図示しないねじにより固定するためのねじ孔117(図1)が形成されている。
カバー吸込口115の周囲には、吸込口71の周囲に取り付けられたシール部材118が圧接されることにより、このカバー吸込口115と吸込口71とが気密に接続される。また、このカバー吸込口115は、隔壁26の後部を介して本体集塵室35に気密に接続されている。
図4に示すように、制御部77は、基板上に各種素子などを配置して制御回路を構成しているものであり、設定ボタン22(図6)、電動送風機27(図1)およびコードリールの電源コード31(図6)などに電気的に接続されており、電動送風機27を設定ボタン22により設定された掃除モードで動作させるように構成されている。
図3および図3に示すコードリール室32は、電動送風機室28の側部に隣接して形成されている。
そして、図5に示す集塵カップ36は、上部に吸込接続口119が開口形成されており、電動送風機27の駆動により吸い込んだ空気から塵埃を分離する塵埃分離部(図示せず)、および、この塵埃分離部で分離された塵埃を捕集するフィルタ(図示せず)などをそれぞれ備えている。
図4に示す隔壁26は、本体集塵室35と連通する連通口(図示せず)を前部に備え、この連通口の後部に、この連通口に連通してカバー体56のカバー吸込口115に連通する連通開口(図示せず)を備えている。
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
まず、本体ケース25の本体蓋44を開けて本体集塵室35に集塵カップ36を装着し、本体蓋44を閉じることで、集塵カップ36の吸込接続口119と本体蓋44の本体吸込口48とが気密に接続される。
この状態で、本体吸込口48にホース体16(接続管部15)、延長管18および床ブラシ19を順次連通接続するとともに、本体ケース25から電源コード31を引き出して壁面などのコンセントに接続し、作業者が把持部21を把持して所定の設定ボタン22を操作すると、制御部77が電動送風機27を、設定ボタン22により設定された掃除モードで駆動させる。
そして、作業者は、床ブラシ19を床面上で前後方向に走行させ、電動送風機27の負圧の作用により、床ブラシ19の先端側から床面上の塵埃を空気とともに吸い込む。
この吸い込まれた空気は吸込風となり、床ブラシ19から延長管18、ホース体16および本体吸込口48を経由して、集塵カップ36の吸込接続口119へと吸い込まれ、集塵カップ36において、塵埃が分離・捕集される。
そして、吸込風は、隔壁26の連通口および連通開口を通過し、カバー吸込口115を介して電動送風機27の吸込口71に吸い込まれる。この後、この吸込風は、電動送風機27の遠心ファン54の吸気口69に吸い込まれてこの遠心ファン54から周方向に吹き出され、整流板53により整流されつつケース体52内の電動部51へと流れてこの電動部51を冷却した後、排気口66から径方向へと廃棄される排気風Wとなる。
この排気風Wは、カバー体56のガイド部95およびこのガイド部95のリブ部111により整流されてカバー体56の下側でかつ緩衝材108上に沿って排気される。
この排気風Wの大部分は、カバー体56の前方の一側から隔壁26の後部に沿って上方へと導かれ(排気風W2)、制御部77を冷却しながら本体ケース25の排気孔46,47から本体ケース25の外部へと排気される。
また、排気風Wの一部は、孔部104を介して図4に示すようにコードリール側へと流れ(排気風W1)、コードリールおよび電源コード31(図6)を冷却した後、制御部77を冷却しながら本体ケース25の排気孔46,47から本体ケース25の外部へと排気される。
掃除が終了すると、作業者が所定の設定ボタン22(図6)を操作して、電動送風機27の停止信号を制御部77に出力することで、この制御部77が電動送風機27を停止させる。
集塵カップ36に所定量以上の塵埃が溜まった場合には、本体ケース25の本体蓋44を開き、本体集塵室35から集塵カップ36を取り外し、塵埃を廃棄した後、本体集塵室35へと集塵カップ36を再度取り付ける。
上述したように、上記一実施の形態によれば、電動送風機27を覆うカバー体56に、本体ケース25の下ケース41の下面部41aに対して離間され、電動送風機27の排気口66から吹き付けられた排気風Wを電動送風機27の吸込側へと導くガイド部95を設けることにより、別途吸音材などを配置することなく電動送風機27の排気口66から排気された排気風Wが本体ケース25に直接吹き付けられることをガイド部95により防止し、構成を複雑化することなく電動送風機27の排気口66から排気された排気風Wによる騒音を抑制できる。
すなわち、電動送風機27の排気口66から排気される排気風Wは、流速が比較的大きく、軽量薄肉の本体ケース25に吹き付けると、この本体ケース25が振動して騒音が発生するおそれがあるため、排気口66からの排気風Wを下ケース41の下面部41aに沿ってガイド部95により流すことで、排気風Wが下ケース41の下面部41aに対向して直接当たることを防止でき、上記振動に起因する騒音を抑制できる。
また、ガイド部95を、電動送風機27の排気口66に対向させ、かつ、この排気口66よりも電動送風機27の吸込側である前方へと延びて形成することにより、排気口66から排気された排気風Wを、より確実に下ケース41の下面部41aに対してガードして直接吹き付けられることを防止できる。
さらに、ガイド部95と本体ケース25の下ケース41の下面部41aとの間に、通気性を有さない緩衝材108の少なくとも一部を配置することにより、電動送風機27の排気口66からの排気風Wの吹き出しに伴うカバー体56およびガイド部95の振動を、本体ケース25(下ケース41)に、より伝えにくくできる。
しかも、緩衝材108の一部を、ガイド部95による排気風Wのガイド方向、すなわち電動送風機27の吸込側(前側)へと延設することにより、ガイド部95により導かれた排気風Wをさらに電動送風機27の吸込側へと本体ケース25の下ケース41に当てることなくガイドでき、乱流の発生などに伴う騒音の発生を、より確実に抑制できる。
なお、上記一実施の形態において、集塵カップ36に代えて、集塵袋である使い捨ての紙パックあるいは布パックなどを装着する構成でもよい。
また、カバー体56のガイド部95を除く部分の細部は、上記構成に限定されるものではない。
さらに、電気掃除機11としては、キャニスタ型に限らず、アップライト型、ハンディ型、あるいは自律走行型などでも対応できる。
本発明の一実施の形態の電気掃除機の要部を示す縦断面図である。 同上電気掃除機のカバー体の一部を下方から示す斜視図である。 同上カバー体の一部を上方から示す斜視図である。 同上電気掃除機の本体ケースの一部を省略して示す平面図である。 同上集塵装置を装着した本体ケースを蓋体を開いて示す斜視図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。
符号の説明
11 電気掃除機
25 本体ケース
27 電動送風機
56 カバー体
66 排気口
95 ガイド部
108 緩衝材

Claims (3)

  1. 本体ケースと、
    径方向に開口された排気口を備え、前記本体ケースに収容された電動送風機と、
    前記本体ケースの内部で前記電動送風機の少なくとも一部を覆うカバー体と、
    このカバー体に前記電動送風機の吸込側へと湾曲して形成され、前記本体ケースに対して離間されているとともに、前記電動送風機の排気口から直接吹き付けられた排気風を、この電動送風機の吸込側へ方向を変えて導くガイド部と
    を具備したことを特徴とした電気掃除機。
  2. イド部は、排気口の少なくとも一部に対向し、かつ、この排気口よりも電動送風機の吸込側に延びて形成されている
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. ガイド部と本体ケースとの間に少なくとも一部が配置され、通気性を有さない緩衝材を具備した
    ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
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