JP2000305871A - 電子メール送受信装置および電子メール送受信プログラム、並びに電子メール管理プログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

電子メール送受信装置および電子メール送受信プログラム、並びに電子メール管理プログラムを記録した記憶媒体

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JP2000305871A
JP2000305871A JP11220099A JP11220099A JP2000305871A JP 2000305871 A JP2000305871 A JP 2000305871A JP 11220099 A JP11220099 A JP 11220099A JP 11220099 A JP11220099 A JP 11220099A JP 2000305871 A JP2000305871 A JP 2000305871A
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programs
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Junya Kudo
順也 工藤
Masasuke Fujimoto
真佐 藤本
Tadashi Yoshizawa
匡 吉澤
Atsushi Hosokawa
淳 細川
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NTT Docomo Inc
IMJ Corp
Original Assignee
NTT Docomo Inc
IMJ Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メールの作成及び閲覧、並びに管理機能を容
易に拡張でき、これら拡張機能の増設及び削減が容易な
こと。 【解決手段】 メールアプリケーション20のコア部2
1は、テキスト形式の本文を作成、及び送受信する機能
を有する。アドインプログラム30は、各機能別に複数
30a〜30n設けられメールアプリケーション本体2
0にアドインされる。アドイン検出部25は、リストテ
ーブル24に存在しない新たなアドインプログラム30
を検索する。アドインデータ検索部26は、メール受信
時にリストテーブル24上にある所望のアドインプログ
ラム30a〜30nを選択する。アドイン実行部27
は、アドインデータ検索部26で選択されたアドインプ
ログラム30a〜30nを起動させ内容閲覧できるよう
にする。アドインデータ生成部28は、メールの作成時
に適切なアドインプログラム30a〜30nを選択起動
させ、作成中のメール編集を支援する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
送受信される電子メールを送受信する装置に係り、特
に、テキスト形式以外の付加情報の送受信や、メール管
理機能を拡張できる電子メール送受信装置及び該メール
送受信プログラム、メール管理プログラムを記録した記
憶媒体に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、テキスト形式のデータの送受のみ
に限らず、電子メールは機能が拡張されてきている。例
えば、特開平4−329734号公報に開示されている
電子メール送/受信方式においては、送信側で作成した
メールを、メールの文面を生成するプログラムに変換し
て送信し、受信側では、前記メールに含まれるプログラ
ムを直接実行することによって、送信側で作成したメー
ルの文面と同じものを表示可能にしたものである。
【0003】上記送/受信方式により、電子メールで文
字以外のマルチメディア情報を含んだ文書、例えば、複
数の文字の大きさ/文字の種類を用いたり、絵を含んだ
ような文章をメールとして送信できるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
送/受信方式においては、メールに添付しようとするマ
ルチメディア情報が、このメールにプログラム化して送
信されるため、容量が肥大化し、通信コストが高価にな
る問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、メールの作成及び閲覧、並びに管理機能
を容易に拡張でき、これら拡張機能の増設及び削減が容
易な電子メール送受信装置およびメール送受信プログラ
ム並びにメール管理プログラムを記録した記憶媒体を提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る電子メール送受信装置は、次のような
手段を採用する。
【0007】即ち、請求項1では、テキスト形式以外の
付加情報を合わせて送信及び受信する電子メール送受信
装置において、テキスト形式のメールを作成、及び閲覧
する処理を実行するコア部と、前記コア部におけるメー
ルの作成、及び閲覧処理を拡張するために各機能別に増
設可能なアドインプログラムと、前記アドインプログラ
ムの格納領域を検索して格納されている前記各アドイン
プログラムをリスト化するアドイン検出部と、前記アド
イン検出部で検出されたアドインプログラムのリストを
格納するリストテーブルと、前記メールの受信時に、前
記リストテーブルにリスト化されているアドインプログ
ラムのうち、前記メールに付加されているアドイン情報
に対応するアドインンプログラムを選択するアドインデ
ータ検索部と、前記アドインデータ検索部で選択された
前記アドインプログラムを実行させて該アドインプログ
ラムによる拡張処理を実行させ内容閲覧するためのアド
イン実行部と、前記付加情報付きのメールの作成操作に
基づき選択起動され、作成中のメールに所望する付加情
報を追加する機能に対応した前記アドインプログラムを
選択的に起動させるアドインデータ生成部とを備える。
【0008】この手段では、コア部におけるテキスト形
式のメールの送受信処理に加えて、アドインプログラム
の各機能によって、メールに付加情報を追加、閲覧させ
てテキスト以外の情報を送受できるようになる。アドイ
ンプログラムは、機能別に増設、削除が可能となる。付
加情報の閲覧に必要なプログラムは、アドインプログラ
ムが実行し、通信回線上には、付加情報のみがデータで
送受信されるため、メールの容量を増大させることがな
く、短時間で通信でき、通信コストを低く抑えられる。
【0009】また、請求項2のように、前記アドインプ
ログラムは、送受信したメールの管理機能を拡張する各
機能別に増設可能な構成とすることができる。
【0010】この手段では、メールの送受信機能に限ら
ず、アドインプログラムはメールの各種管理機能別に追
加することができ、管理機能の機能拡張を容易に図れ
る。
【0011】また、請求項3では、コンピュータにテキ
スト形式以外の付加情報を合わせて受信した際に電子メ
ール受信プログラムを実行させる記憶媒体であって、前
記受信プログラムは、前記メールの閲覧処理を拡張する
各機能別に増設可能なアドインプログラムを所定の領域
に格納させ、前記メールの受信時には、前記アドインプ
ログラムの格納領域を検索して格納されている前記各ア
ドインプログラムをリストテーブル上にリスト化させ、
前記リストテーブルにリスト化されているアドインプロ
グラムのうち、前記受信したメールに付加されているア
ドイン情報に対応するアドインプログラムを選択、実行
させて前記受信したメールを拡張して内容閲覧可能とし
たことを特徴とする。
【0012】この手段では、受信したメールの付加情報
に基づき、この受信したメールの閲覧に必要なアドイン
プログラムを起動させ拡張した内容閲覧が可能となる。
この際、必要な機能に対応したアドインプログラムのみ
選択的に起動する。
【0013】また、請求項4では、コンピュータにテキ
スト形式以外の付加情報を合わせて送信させる電子メー
ル送信プログラムを実行させる記憶媒体であって、前記
送信プログラムは、前記メールの作成処理を拡張する各
機能別に増設可能なアドインプログラムを所定の領域に
格納させ、前記メールの作成時には、前記アドインプロ
グラムの格納領域を検索して格納されている前記各アド
インプログラムをリストテーブル上にリスト化させ、前
記リストテーブルにリスト化されているアドインプログ
ラムのうち、前記作成操作されたメールに付加する機能
に対応したアドインプログラムを選択、実行させて前記
メールの作成を拡張可能としたことを特徴とする。
【0014】この手段では、送信しようとするメールを
アドインプログラムの機能で拡張して作成することがで
き、受信側の相手に対しテキスト以外の拡張した機能を
有するメールを送信できるようになる。また、メールに
は拡張機能に対応したデータのみ添付されるため、メー
ルの容量が増大せずに短時間で通信できる。
【0015】また、請求項5では、コンピュータに送受
信した電子メールの管理プログラムを実行させる記憶媒
体であって、前記管理プログラムは、前記メールの管理
処理を拡張する各機能別に増設可能なアドインプログラ
ムを所定の領域に格納させ、前記メールの管理処理時に
は、前記アドインプログラムの格納領域を検索して格納
されている前記各アドインプログラムをリストテーブル
上にリスト化させ、前記リストテーブルにリスト化され
ているアドインプログラムのうち、前記所定の管理処理
の機能に対応したアドインプログラムを選択、実行させ
ることを特徴としている。
【0016】この手段では、アドインプログラムによ
り、メールの管理機能を拡張することができるようにな
る。送受信したメールはアドインプログラムによって各
種管理機能別に管理処理することができ、送受信後のメ
ールの管理を容易化及び多機能化できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子メール送
受信装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1
は、本装置の概要を示すブロック図である。送信装置1
及び受信装置10は、いずれも汎用のコンピュータ装置
を用いて構成されている。
【0018】送信装置1側で説明すると、CPU等の処
理手段3の統括により送信装置1が動作制御される。キ
ーボード等で構成される入力手段5の操作指令によっ
て、処理手段3は、記憶手段6のROM6a内に格納さ
れているメールアプリケーションのプログラムを実行
し、RAM6bを作業用データの格納領域として使用し
電子メールの作成、及び送信処理を行う。
【0019】作成された電子メールは、LAN、モデム
等の通信手段7から所定の通信プロトコルにより通信回
線7aを介して受信装置2に送信される。各処理時の内
容はLCDやCRT等の表示手段8上に表示される。
【0020】受信装置10側も、送信側と同様の構成で
あり符号を省略するが、送信された電子メールを記憶手
段内のメールアプリケーションによって解読して表示手
段上に表示する。
【0021】図2は、前記メールアプリケーションの構
成を示すブロック図である。メールアプリケーション本
体20は、プログラム化された構造体であるが、各機能
別に図示の如く分割されている。コア部21は、テキス
ト形式の本文を作成、及び送受信する機能を有する。コ
ア部21により作成された送信メール本文Aが通信部2
2を介して外部に送信出力され、また、通信部22を介
して受信した受信メール本文Bが解読、展開される。
【0022】この送受信メールには、それぞれアドイン
プログラム30によって機能拡張された内容の情報を添
付することができる。このアドインプログラム30は、
各機能別に複数30a〜30n設けられ、メールアプリ
ケーション本体20にアドインされることにより、送信
及び受信時に必要な対応する機能のアドインプログラム
30a〜30nが実行されるようになっている。このア
ドインプログラム30a〜30nは、機能単位で増設可
能に構成されている。
【0023】メールアプリケーション本体20には、ア
ドインプログラム30のアドイン状態を一覧化するリス
トテーブル24が設けられている。アドイン検出部25
は、メールアプリケーション本体20の起動時に、アド
インプログラムが格納されたディレクトリを検索してリ
ストテーブル24に存在しない新たなアドインプログラ
ム30を探す。この際、アドイン検出部25は、新しく
検出されたアドインプログラム30の情報を、直接アド
インプログラム30と通信することにより取得し、付加
情報の形式や通信規約などの情報をリストテーブル24
に登録する。登録され次第、メールアプリケーション本
体20でこのアドインプログラム30が利用可能にな
る。
【0024】アドインデータ検索部26は、所定の付加
情報つきのメールを受信し閲覧操作されたときに起動す
る。そして、メールの内容をスキャンしてリストテーブ
ル24上にある呼出し可能なアドインプログラム30a
〜30nとメールに付加されているアドイン情報を照合
し、対応するアドインプログラム30a〜30nを選択
する。アドイン実行部27は、アドインデータ検索部2
6で選択されたアドインプログラム30a〜30nを起
動させ、閲覧に必要なデータがアドイン実行部27経由
でアドインプログラム本体20に渡されて内容閲覧でき
るようになる。
【0025】アドインデータ生成部28は、所定の付加
情報つきのメールの作成操作がされたときにメールアプ
リケーション本体20経由で選択起動され、作成中のメ
ールに付加情報を追加するための操作に対応した処理を
実行する。そして、このアドインデータ生成部28は、
付加情報を生成するために適切なアドインプログラム3
0a〜30nを選択起動させ、作成中のメール編集を支
援する。
【0026】なお、選択起動されたアドインプログラム
30a〜30nは、この付加情報付きのメールを受信側
で受信した際に、アドインデータを識別できるようにす
るため、メールの内容にアドインプログラム30a〜3
0nが用いられていることを示すアドイン情報を添付さ
せる。
【0027】上記説明したアドインプログラム30と、
メールアプリケーション本体20との間には、一定のイ
ンターフェィス規約が設けられ、これを利用して相互に
通信を行いながらメールアプリケーション本体20の機
能を拡張する。アドインプログラム30は、メールアプ
リケーション本体20の開発者及びユーザが任意に追加
削除することが可能であり、メールアプリケーション本
体20側でアドインプログラム30a〜30nを動的に
検出して、メールアプリケーションの新機能として登録
することができる。
【0028】上記付加情報は、画像や音声、およびその
他の形式の情報からなり、アドインプログラム30a〜
30nの実行により、メールの送信側及び受信側でそれ
ぞれ交換できるようになる。
【0029】次に、上記構成による装置の各種処理内容
について説明する。図3はアドインプログラムの自動登
録処理を示すフローチャートである。アドイン自動登録
は、メールアプリケーション本体20の起動時に行なわ
れる。メールアプリケーション本体20が起動される
と、アドイン検索が開始される。
【0030】始めに、アドインデータ検索部26は、ア
ドインプログラム30(30a〜30n)を格納するデ
ィレクトリを検索する(S1)。検索により、新たなア
ドインプログラム30の存在が検出されると(S2−未
登録アドイン)、この新たなアドインプログラム30と
通信し(S3)、アドイン情報を取得する(S4)。こ
の後、取得したアドイン情報とリストテーブル24を照
合し(S5)、この新たなアドインプログラム30のア
ドイン情報をリストテーブル24に登録する(S6)。
【0031】前記SP2による検索において、既にリス
トテーブル24に登録されているアドインプログラム3
0が検出された場合には(S2−登録済アドイン)、登
録済でありS2に復帰する。そして、新たなアドインプ
ログラム30の検出が終了、若しくはなかった場合には
(S2−無し)、アドインプログラム30の検出処理を
終了する。
【0032】次に、図4は、メール受信時の処理内容を
示すフローチャートである。ある送信者から、上記構成
と同様のメールアプリケーションによって作成され、送
信されてきた付加情報付きのメールが着信し、受信簿に
保存されたとする。ユーザが、このメールを閲覧する操
作を行い、メールアプリケーション本体20を起動させ
ると、テキスト形式のメール本文が表示される(S1
0)。同時に、メール内容を確認して付加情報によりア
ドインデータ検索部26が起動する(S11)。
【0033】このアドインデータ検索部26は、付加情
報からアドイン情報を取得する(S12)。アドイン情
報の記述が検出された場合(S12−記述検出)、検出
されたアドイン情報が示すアドインプログラム30がリ
ストテーブル24上にあるか照会する(S13)。照会
の結果、対応するアドインプログラム30がリストテー
ブル24に登録されている場合には(S13−登録
済)、メール内容からアドインデータを取得する(S1
4)。また、アドイン実行部27は、アドインデータ検
索部26で選択されたアドインプログラム30を起動さ
せ(S15)、閲覧に必要なアドインデータがアドイン
実行部27を経由してアドインプログラム30に渡され
る(S16)。
【0034】これにより、アドインプログラム30はア
ドインデータを所定の機能処理で実行してアドイン内容
を閲覧できる(SP17)。なお、閲覧に限らずアドイ
ンプログラム30の機能に応じて所定の処理を実行する
場合もある。この後、ユーザによりアドイン機能の終了
が操作されると(S18)、アドイン実行部27は選択
起動させたアドインプログラムを終了させ、上記アドイ
ンによる閲覧が終了し(S19)、待機状態に移行す
る。
【0035】上記S12の検索の結果、アドイン情報の
記述が検出されない場合には(S12−記述無し)、ア
ドイン機能が不要と判断し待機状態に移行する。なた、
上記S13の照会の結果、検出されたアドイン情報が示
すアドインプログラム30がリストテーブル24にない
場合には(S13−未登録)、アドインデータ検索部2
6によるアドインプログラム30の再検索が実行され
(S20)、該当するアドインプログラム30が検出さ
れれば(S21−YES)、S14移行の一連のアドイ
ン起動処理が実行される。一方、該当するアドインプロ
グラム30が検出されない場合には(S21−NO)、
アドイン機能を実行させず待機状態となる。
【0036】次に、図5は、メール送信時の処理内容を
示すフローチャートである。ユーザによって新規メール
の作成が操作され(S20)、所定のアドイン機能が選
択操作され(S21)、このアドイン機能による所定の
付加情報が作成されたとする(S22)。これによりメ
ールアプリケーション20が起動され、対応するアドイ
ンプログラム30が選択起動される。ユーザにより付加
情報のための所定の情報がアドインプログラム30に渡
されると、アドインプログラム30は、このメールが受
信側のメールでアドインデータを識別できるように、メ
ールの内容にテキスト形式のアドイン情報を作成し、メ
ール本文に追加する(S23)。
【0037】この後、ユーザによりメールが送信操作さ
れると(S24)、作成された付加情報付きのメール
は、MTA(Message Transfer Agent)に受け渡され(S
25)、送信処理される(S26)。
【0038】上記の各処理ではアドインプログラム30
がメールの送受信機能を拡張させるものとして説明し
た。アドインプログラム30はメールの送受信機能に限
らず、メールアプリケーション本体20のメール管理を
拡張するための機能を有する構成としてもよい。
【0039】図6は、このようなメール管理機能を有す
るアドインプログラム30の動作内容を示すフローチャ
ートである。メール管理機能のためにユーザが特定のア
ドインプログラム30a〜30nを選択的に起動させる
場合を例に説明する。ユーザの操作入力を受け付けた後
に(S30)、ユーザによってこの選択起動させたアド
インプログラム30を用いた所定のメール管理作業が実
行されると(S31)、このアドインプログラム30
は、メールアプリケーション本体20と連係をとって、
受信簿やアドレス帳、ユーザ情報などのメールアプリケ
ーション本体20が保持している管理用データを更新処
理して(S32)、終了する。上記アドインプログラム
30は、メールアプリケーション本体20側からの特定
機能の選択に基づき起動する構成とすることもでき(S
33)、起動によりS32記載の管理用データの更新処
理を同様に実行する。
【0040】このように、上記説明したアドインプログ
ラム30は、メールアプリケーション本体20のメール
の管理機能、送受信機能の拡張用として用いられるもの
であり、各機能別に追加、削除することができる。
【0041】図8は、アニメーション機能の画面表示例
を示す図である。テキスト形式のメール本文のデータ
は、アニメーション動作用のアドインプログラム30に
よって図中のマスコットが移動しながら、吹出しの中に
表示するようになっている。また、送信者によってマス
コットの動作を設定でき、図示の例では怒った内容であ
るメールに対応してマスコットに怒った表情を設定させ
たものである。このマスコットの動作は、受信装置2側
に予めアドインされたアドインプログラム30によって
実行されるものであり、受信したメールにはマスコット
動作用のデータのみが添付されるようになっている。即
ち、マスコット動作用のプログラムは送受する必要がな
い。
【0042】この他、例えば、メールでは伝えにくい地
図を作成する機能がある。この地図作成機能において、
地図を作成するのに必要なツールをアドインプログラム
30が保有する構成とする。
【0043】また、スケジュール同期機能がある。送受
信のユーザ同士等2人以上の行動予定を単一のカレンダ
としてメールに添付して送受する。そして、この単一の
カレンダに各人が予定を書込み回覧させる。そして、ス
ケジュール同期機能のアドインプログラム30は、各人
の都合の合う日時を抽出処理する構成である。このスケ
ジュール同期の画面表示例を図7に示した。図示のよう
に、表示手段8には、メールの受信後、選択起動された
スケジュール同期機能用のアドインプログラム30によ
って送信側のユーザのスケシュール表が表示される。ス
ケジュール表には、各人の予定がアイコン化されて表示
される。
【0044】また、付箋紙機能がある。ユーザの予定な
どを付箋紙に書き込みメール送信すると、相手の受信装
置2上の表示手段8に付箋紙の如く貼り付け表示される
機能を有する構成である。
【0045】また、自動送信及び時限メール機能があ
り、時間指定してメールを送信させる。また指定された
時間にならないと開封できないメールを送信させる構成
である。
【0046】また、文章テンプレート機能がある。ビジ
ネス文章などで用いられる定型の文章をアドインプログ
ラム30のデータとして予め用意しておき、メール作成
の補助として利用する。また、定型文章の作成を画面で
案内させたり、頻繁に使用する文章のフォーマットを抽
出し保存しておく構成である。
【0047】また、各種検索サービスがある。例えば電
話番号検索のためのアドインプログラム30により、ユ
ーザが検索したい企業、個人名が入力されると、電話番
号のデータベースから抽出して案内する。また、企業情
報を企業名、業種等から検索処理する。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、アドイ
ンプログラムの機能によって、メールに付加情報を追
加、閲覧でき、テキスト以外の各種機能で生成された情
報を送信及び受信閲覧できるようになる。付加情報の閲
覧に必要なプログラムは、アドインが受け持つため外部
プログラムを使用せずに利用できる。このように、小型
な付加プログラムとなるアドインの使用により、開発側
では開発コストを削減でき、ユーザ側では機能の向上や
削減を容易に行えるようになる。また、付加情報はデー
タのみメールに添付されるため、メールの容量を増大さ
せることがなく、通信にかかる時間及びコストの増大を
招かない。なお、アドイン機能は、上記のようなメール
送受処理ではなくメールの管理機能を拡張させるために
用いることもできる。また、メールアプリケーション本
体の更新をせずともアドインプログラムを更新するだけ
でメールの管理機能を拡張できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メール送受信装置の概要を示すブ
ロック図である。
【図2】メールアプリケーションの構成を示すブロック
図である。
【図3】アドインプログラムの自動登録処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】メール受信時の処理内容を示すフローチャート
である。
【図5】メール送信時の処理内容を示すフローチャート
である。
【図6】メール管理機能を有するアドインプログラムの
動作内容を示すフローチャートである。
【図7】スケジュール同期のアドインプログラムの画面
表示例を示す図である。
【図8】アニメーション機能のアドインプログラムの画
面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 送信装置 2 受信装置 3 処理手段 5 入力手段 6 記憶手段 7 通信手段 7a 通信回線 8 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 真佐 東京都千代田区神田錦町2−2 株式会社 アイ・エム・ジェイ内 (72)発明者 吉澤 匡 東京都千代田区神田錦町2−2 株式会社 アイ・エム・ジェイ内 (72)発明者 細川 淳 東京都千代田区神田錦町2−2 株式会社 アイ・エム・ジェイ内 Fターム(参考) 5B089 GA21 GB02 GB04 HA01 JA31 JB01 JB03 JB22 KA02 KA08 KA10 KB09 LB04 LB14 LB15 5E501 AA02 BA03 CA02 5K030 GA20 HA06 HB00 HB19 KA02 9A001 DD11 DD15 JJ14 JJ19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキスト形式以外の付加情報を合わせて
    送信及び受信する電子メール送受信装置において、 テキスト形式のメールを作成、及び閲覧する処理を実行
    するコア部と、 前記コア部におけるメールの作成、及び閲覧処理を拡張
    するために各機能別に増設可能なアドインプログラム
    と、 前記アドインプログラムの格納領域を検索して格納され
    ている前記各アドインプログラムをリスト化するアドイ
    ン検出部と、 前記アドイン検出部で検出されたアドインプログラムの
    リストを格納するリストテーブルと、 前記メールの受信時に、前記リストテーブルにリスト化
    されているアドインプログラムのうち、前記メールに付
    加されているアドイン情報に対応するアドインンプログ
    ラムを選択するアドインデータ検索部と、 前記アドインデータ検索部で選択された前記アドインプ
    ログラムを実行させて該アドインプログラムによる拡張
    処理を実行させ内容閲覧するためのアドイン実行部と、 前記付加情報付きのメールの作成操作に基づき選択起動
    され、作成中のメールに所望する付加情報を追加する機
    能に対応した前記アドインプログラムを選択的に起動さ
    せるアドインデータ生成部と、を備えたことを特徴とす
    る電子メール送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記アドインプログラムは、送受信した
    メールの管理機能を拡張する各機能別に増設可能な構成
    である請求項1記載の電子メール送受信装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータにテキスト形式以外の付加
    情報を合わせて受信した際に電子メール受信プログラム
    を実行させる記憶媒体であって、 前記受信プログラムは、前記メールの閲覧処理を拡張す
    る各機能別に増設可能なアドインプログラムを所定の領
    域に格納させ、 前記メールの受信時には、前記アドインプログラムの格
    納領域を検索して格納されている前記各アドインプログ
    ラムをリストテーブル上にリスト化させ、 前記リストテーブルにリスト化されているアドインプロ
    グラムのうち、前記受信したメールに付加されているア
    ドイン情報に対応するアドインプログラムを選択、実行
    させて前記受信したメールを拡張して内容閲覧可能とし
    たことを特徴とする電子メール受信プログラムを記録し
    た記憶媒体。
  4. 【請求項4】 コンピュータにテキスト形式以外の付加
    情報を合わせて送信させる電子メール送信プログラムを
    実行させる記憶媒体であって、 前記送信プログラムは、前記メールの作成処理を拡張す
    る各機能別に増設可能なアドインプログラムを所定の領
    域に格納させ、 前記メールの作成時には、前記アドインプログラムの格
    納領域を検索して格納されている前記各アドインプログ
    ラムをリストテーブル上にリスト化させ、 前記リストテーブルにリスト化されているアドインプロ
    グラムのうち、前記作成操作されたメールに付加する機
    能に対応したアドインプログラムを選択、実行させて前
    記メールの作成を拡張可能としたことを特徴とする電子
    メール送信プログラムを記録した記憶媒体。
  5. 【請求項5】 コンピュータに送受信した電子メールの
    管理プログラムを実行させる記憶媒体であって、 前記管理プログラムは、前記メールの管理処理を拡張す
    る各機能別に増設可能なアドインプログラムを所定の領
    域に格納させ、 前記メールの管理処理時には、前記アドインプログラム
    の格納領域を検索して格納されている前記各アドインプ
    ログラムをリストテーブル上にリスト化させ、 前記リストテーブルにリスト化されているアドインプロ
    グラムのうち、前記所定の管理処理の機能に対応したア
    ドインプログラムを選択、実行させることを特徴とした
    電子メール管理プログラムを記録した記憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003044583A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Tadashi Kaneko 操作履歴による遠隔心理分析システム
WO2003077096A1 (fr) * 2002-03-08 2003-09-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif de communication mobile, son procede de commande d'affichage, et programme associe
JP2011525273A (ja) * 2008-05-30 2011-09-15 マイクロソフト コーポレーション スケジューリング機会プレビューアー
JP2012185659A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Toshiba Tec Corp 表示装置及びプログラム

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