JP2000302395A - フォークリフトのフォーク固定装置 - Google Patents

フォークリフトのフォーク固定装置

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JP2000302395A
JP2000302395A JP11108854A JP10885499A JP2000302395A JP 2000302395 A JP2000302395 A JP 2000302395A JP 11108854 A JP11108854 A JP 11108854A JP 10885499 A JP10885499 A JP 10885499A JP 2000302395 A JP2000302395 A JP 2000302395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
stopper pin
hole
fork
fixing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP11108854A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nagayama
暁 永山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Forklift KK
Original Assignee
Komatsu Forklift KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Forklift KK filed Critical Komatsu Forklift KK
Priority to JP11108854A priority Critical patent/JP2000302395A/ja
Publication of JP2000302395A publication Critical patent/JP2000302395A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のフォーク固定装置において、単に差し
込むだけのピンを用いるものは、床面の悪い場所での走
行時の振動によりピンの脱落が発生したり、またスプリ
ングを組み込んだピンの場合には、ピンの脱着に不便が
あったり、ピンの製造がコスト高に付くという不具合が
あり、この発明はこれらの不具合を解消することを課題
とした。 【解決手段】サポート6のストッパピン1差し込み用の穴
7の円周外側に1ヶ所または複数ヶ所の切り欠き溝8を設
けると共に、ストッパピン1は軸上に1個または複数個の
突起3を設けたものとし、フォーク11を固定する位置の穴
7の切り欠き溝8へ、ストッパピン1の突起3を合わせて差
し込み、ストッパピン1を回転して固定することを特徴と
したフォーク固定装置とし、必要により円周外側に1ヶ所
切り欠き溝8を設けた穴7を有し、かつ重ねた状態で互い
に切り欠き溝8が一致しないように配置した2枚の板の間
に、突起3が当たらずにストッパピン1を回転可能な同心
の丸穴9をあけた板を、サンドイッチ状に重ねてサポート
6の板を構成したフォーク固定装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフォークリフトの
フォーク固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術は図5ないし図7に示すよう
に、フォークキャリッジのサポートにあけた穴へ差し込
んだピンで、シャフトに沿って移動可能なフォークの切
り欠き部を抑えるだけの構造、或はスプリングを組み込
んだピンで抑えると共に、ノブをバックレストの板に押
し付けて抜け止めをした構造が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の単に
差し込むだけのピンを用いるものは、床面の悪い場所で
の走行時の振動によりピンの脱落が発生したり、またス
プリングを組み込んだピンの場合には、ピンの脱着に不
便があったり、ピンの製造がコスト高に付くという不具
合があり、この発明はこれらの不具合を解消することを
課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用効果】この発明は
上記の課題に対処するためになされたもので、請求項1
記載の発明は、サポートのストッパピン差し込み用の穴
の円周外側に1ヶ所または複数ヶ所の切り欠き溝を設け
ると共に、ストッパピンは軸上に1個または複数個の突
起を設けたものとし、フォークを固定する位置の穴の切
り欠き溝へ、ストッパピンの突起を合わせて差し込み、
ストッパピンを回転して固定することを特徴としたフォ
ーク固定装置としている。
【0005】即ち、ストッパピンの突起と、サポートの
ストッパピン差し込み用の穴の切り欠き溝とが一致しな
い限り、ストッパピンは抜け落ちることがなく、通常の
作業状態では一致する確率は非常に低くなる。
【0006】更に突起を2個設けたものは、ストッパピ
ンを組み付けた状態で、突起同士がピンのぐらつきを抑
制することとなるので、サポート穴部の切り欠き溝を前
後方向へ設けることで、ストッパピンを抜け止め位置に
した時に、左右方向のぐらつきが少なく、フォークが左
右に動くことを防止する効果がある。
【0007】請求項2記載の発明は、円周外側に1ヶ所
切り欠き溝を設けた穴を有し、かつ重ねた状態で互いに
切り欠き溝が一致しないように配置した2枚の板の間
に、突起が当たらずにストッパピンを回転可能な同心の
丸穴をあけた板を、サンドイッチ状に重ねてサポートの
板を構成したことを特徴とする請求項1記載のフォーク
固定装置としている。
【0008】この構成をとることにより、ストッパピン
が振動により回転しながら、切り欠き溝を通り抜けるこ
とは難しく、確実な抜け止めとすることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施例について、
図面により説明する。図1はフォーク固定装置の第1実
施例を示す分解斜視図、図2は組立時の断面図を示して
いる。ストッパピン1の軸上にピンを差し込み、1個ま
たは複数個の突起3が設けられている。一方サポート6
の板にはストッパピン1の差し込み用の穴7があり、そ
の円周外側に1ヶ所または複数ヶ所の切り欠き溝8が設
けられている。フォーク11を固定する位置の穴7へ移
動して、ストッパピン1のノブ13を握って突起3を、
切り欠き溝8に合わせて差し込んで回転し、切り欠き溝
8と突起3の位置をずらせばストッパピン1が抜け止め
される。
【0010】サポート6の板に設けた穴7の切り欠き溝
8に対して、ストッパピン1を回転すると突起3がずれ
るため、ストッパピン1が抜けなくなり、切り欠き溝8
と突起3が合致する確率は非常に低く、通常の作業では
抜けることはない。
【0011】また、ストッパピンを抜く時に抜き易くす
るために、ストッパピン1の突起3の上方に目印となる
合マーク12を付けておけば、合マーク12とサポート
6の穴7の切り欠き溝8とを合わせることにより容易に
抜くことができる。
【0012】図3は、サポート6の板に設けられるスト
ッパピン1の抜け止め機能を重視した固定装置の第2実
施例を示すもので、ストッパピン1の突起3が切り欠き
溝8を2ヶ所通過して差し込まれているので、抜け止め
が厳重に作用するものとなっている。
【0013】図4は、ストッパピン1に複数個の突起3
を設けた第3実施例を示し、軸上にあける穴を通し穴と
しておき、ストッパピン1の直径よりも長いピンなどを
用いて、2個の突起3を構成し設けたものである。サポ
ート6の板の差し込み穴7の切り欠き溝8も、当然それ
に合わせて複数ヶ所の切り欠き溝8を形成したものとし
ている。ストッパピン1に設ける突起3を構成するピン
には、スナップピンのような簡単な市販のものを採用す
ればよい。
【0014】この構成を用いる場合には、ストッパピン
1を組み付けた時に、突起3同士がピンのぐらつきを抑
制することとなる。従ってサポート6の板の差し込み穴
7の切り欠き溝8を、前後方向へ設けておけば、ストッ
パピン1を90度回転して固定する位置にすると、左右
方向のぐらつきが少なくなり、フォーク11が左右に動
くことを防止する効果が大きい。
【0015】フォーク11の固定位置を移動する場合、
ストッパピン1をどの穴7に仮入れしてもフォーク11
の移動の邪魔にならないので、ストッパピン1の置き場
所に困らない。更にフォーク11を動かしたい位置を予
め決めて、その穴7に仮置きしておけば、フォーク11
を移動する時の目印として使えることになる。
【0016】従来は、フォーク11を動かす範囲外の穴
7に、抜いたストッパピン1を入れるか、別な場所に横
置きしなければならず、フォーク11の位置を決めてか
ら、再度ストッパピン1を入れ直す2度手間があった
り、場合によっては横置きしたピンが転がって車両の下
に入ってしまい作業性にも影響を与えていた。この発明
はこうした不具合の発生を防止することにも役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による固定装置の第1実施例を示す分
解斜視図である。
【図2】図1の固定装置の断面図である。
【図3】固定装置の第2実施例の穴を構成する分解図で
ある。
【図4】固定装置の第3実施例のストッパピンを示す図
面である。
【図5】従来のピンを使用した固定装置である。
【図6】従来の抜け止めピンを使用した固定装置であ
る。
【図7】フォークキャリッジの構造を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ストッパピン 3 突起 6 サポート 7 穴 8 切り欠き溝 9 丸穴 11フォーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サポート(6)のストッパピン(1)差し込み
    用の穴(7)の円周外側に1ヶ所または複数ヶ所の切り欠
    き溝(8)を設けると共に、ストッパピン(1)は軸上に1個
    または複数個の突起(3)を設けたものとし、フォーク(1
    1)を固定する位置の穴(7)の切り欠き溝(8)へ、ストッパ
    ピン(1)の突起(3)を合わせて差し込み、ストッパピン
    (1)を回転して固定することを特徴としたフォーク固定
    装置。
  2. 【請求項2】 円周外側に1ヶ所切り欠き溝(8)を設け
    た穴(7)を有し、かつ重ねた状態で互いに切り欠き溝(8)
    が一致しないように配置した2枚の板の間に、突起(3)
    が当たらずにストッパピン(1)を回転可能な同心の丸穴
    (9)をあけた板を、サンドイッチ状に重ねてサポート(6)
    の板を構成したことを特徴とする請求項1記載のフォー
    ク固定装置。
JP11108854A 1999-04-16 1999-04-16 フォークリフトのフォーク固定装置 Pending JP2000302395A (ja)

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Cited By (6)

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