JP2000297946A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JP2000297946A
JP2000297946A JP11083810A JP8381099A JP2000297946A JP 2000297946 A JP2000297946 A JP 2000297946A JP 11083810 A JP11083810 A JP 11083810A JP 8381099 A JP8381099 A JP 8381099A JP 2000297946 A JP2000297946 A JP 2000297946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow fan
air
cross flow
blades
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11083810A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Nabeshima
範之 鍋島
Tomohito Takada
智仁 高田
Michihiro Kurokawa
通広 黒河
Tomohito Koizumi
友人 小泉
Yoshinori Enya
義徳 遠谷
Kiyoshi Koyama
清 小山
Shigeya Ishigaki
茂弥 石垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP11083810A priority Critical patent/JP2000297946A/ja
Publication of JP2000297946A publication Critical patent/JP2000297946A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】回転一次音による騒音レベルを低減させると共
に、低周波数側の8N前後での騒音レベルの強さ及び変
動を低減させる 【解決手段】軸方向に所定間隔に並べた複数の支持円板
13の外周よりの周方向に、多数の羽根12を配列して
なる空調用クロスフローファン3において、前記多数の
羽根12は、周方向にロジスティック写像により決定し
たピッチで配列する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロスフローファ
ンなどの空気調和機に用いられるファンに関し、特に複
数の羽根が回転軸の周囲に円筒状に配設された横流ファ
ン(以下クロスフローファンと称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機において、熱交換器に被調和
室(室内)の空気を供給して空気調和された空気を室内
に戻すための送風ファンとして、空気が送風ファンを横
切るように流れるクロスフローファンがある。
【0003】一般に空気調和機は、その本体上部に室内
の空気を取り込む吸い込み口と本体下部に冷房/暖房/
除湿された調和空気を室内に戻す吹き出し口とをつなげ
る風路内に吸込口から順にエアフィルタと、熱交換器
と、この熱交換器の背面側に相対向するクロスフローフ
ァンとが配置されている。このクロスフローファンは、
回転軸の軸方向に等間隔で配置された複数の円板状の支
持板と、これらの支持板の外周に配置された複数の翼
(羽根)とにより構成されている。
【0004】このクロスフローファンはモータにより駆
動されるが、送風効率を高めるために後方のリアガイダ
ーと、前方のスタビライザとで挟まれている。さらにス
タビライザーには舌部が設けられている。
【0005】ところで、このように構成された空気調和
機で、クロスフローファンを回転させると、熱交換器に
より冷房/暖房/除湿された空気は吹出口から室内へ送
風されるが、そのとき、スタビライザの舌面にクロスフ
ローファンから送風される風の一部が衝突して再びクロ
スフローファン内に吸い込まれて成る偏心した同心円状
の大きな渦流が形成される。この渦流を各翼(羽根)が
切ることによって圧力変動が生じ騒音を発生源となる。
この騒音の周波数は、ファンの毎秒回転数をN、翼(羽
根)の枚数ZとしたときN・Zとなる。
【0006】このため、従来はこの特定周波数の低減さ
せるために、周方向に隣り合う羽根の間隔をランダムと
して騒音に周波数を分散させた構成が提案されている。
【0007】そして、上記した羽根ピッチのランダム化
は吸い込み側に能力の小さい羽根(ピッチが狭い羽根)
がきて、吐出側にもその能力が小さい羽根がきた場合に
は風量の低下をきたし、また、逆に能力の大きい羽根が
きた場合にはこれと反対の現象を招いていた。この結
果、この通風量の変化により振動と騒音レベルが増加し
てしまうという問題があった。このため、従来は実験等
により最適と思われる羽根ピッチを決定していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、羽根ピ
ッチ分布を最適化するのは非常に難しく、上記回転一次
音を低減させることができたとしても、羽根車の回転に
伴う低周波数(1N〜20N)の回転音が上手く低減で
きないという問題があった。
【0009】そして、特に8N前後の周波数領域での騒
音レベルが高くなり、その前後の周波数領域での騒音レ
ベルが不連続に変化している場合には、傾聴者に不快感
を与えることが出願人らの実験により確認された。
【0010】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あって、その目的は従来と同様に回転一次音による騒音
レベルを低減させると共に、低周波数側の8N前後での
騒音レベルの強さ及び変動を低減させ、傾聴者に不快感
を与えず低騒音を実現した空気調和機を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、単一のケーシ
ング内に、被調和室内の空気がエアーフィルター、熱媒
体の流れる熱交換器、クロスフローファンの順に流れる
ようにこれらの機器を風路内に配置してなる空気調和機
に於いて、クロスフローファンの外周を成す複数の羽根
の回転軸に対する角度間隔をロジスティック写像に基づ
いて決定される値で構成するようにしたものであり、騒
音の周波数及び音圧の両面を不快に成らない帯域に持っ
ていくことができるものである。
【0012】さらに多数の羽根は、下記数式(1)に決
定される角度間隔で周方向に配設されているものである
【0013】
【数3】 また定数Aの値は3.6〜4.0の範囲であり、P
(n)の値は製造誤差を考慮すると、P(n)−1.0
≦P(n)≦P(n)+1.0の範囲にあれば本発明の
作用効果を損なうことはない。
【0014】そして、全ての羽根の角度間隔P(1)から
P(B)の合計が360°となるように、いずれかの羽根
の角度間隔P(n)、具体的にはB番目の羽根の角度間隔
P(B)を調整した構成としても良い。この構成を用いる
ことにより、P(B)以外の羽根の角度間隔はロジスティ
ック写像により決定されたピッチで配列される。また、
全ての羽根の角度間隔P(1)からP(B)の合計が360
°となるように、角度間隔P(n)を下記数式(2)に決
定されるP'(n)にそれぞれ調整した構成としても良い。
この構成を用いることにより、全ての羽根がロジスティ
ック写像により決定されたピッチでバランス良く配列さ
れる。
【0015】
【数4】 更に、具体的には、前記多数の羽根は、ロジスティック
写像により決定したピッチでクロスフローファンの回転
方向と逆方向に順次配列させている。
【0016】風路は、この風路から吐出される調和空気
の方向に対してクロスフローファンの背面側に位置する
リアガイダーとクロスフローファンの側に位置するスタ
ビライザーとを有しクロスフローファンの回転方向をリ
アガイダー、調和空気の吐出側、スタビライザーの順に
回転する方向に構成するものである。
【0017】また、クロスフローファンの最下点を熱交
換器の最下点より高く構成するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図6は本発明の実施例を示す空気調和機
の断面図である。この図において、その本体1上部に形
成され室内の空気を吸い込む吸い込み口1a、7aと本
体1下部に形成され調和空気を室内に吹き出す吹き出し
口1bとを繋げる風路5内にエアフィルタ6と、熱交換
器2と、この熱交換器2の背面側に対向する送風ファン
であるクロスフローファン3とが順に配置されている。
【0019】熱交換器2は少なくとも冷媒圧縮機、凝縮
器、減圧装置、蒸発器で構成される冷凍サイクルの凝縮
器もしくは蒸発器を構成するものであり、熱交換器2が
凝縮器として作用しているときは冷媒の凝縮作用を用い
た暖房が可能となり、熱交換器2が蒸発器として作用し
ているときは冷媒の蒸発作用を用いた冷房が可能となる
ものである。尚、熱交換器2は温水または冷水が流れる
熱交換器で構成してもよい。この場合、熱交換器2の放
熱また放冷によって暖房及び冷房が可能になる。
【0020】クロスフローファン3は図示しない電動モ
ータにより駆動されるが、送風効率を高めるために風路
5のクロスフローファン3の後方に当たるところをクロ
スフローファンの位置から吹き出し口1bに向かって風
路の断面積が広がる形状のリアガイダー1c(整流用の
リブを形成しても良い)として形成し、前方には舌面4
aを有するスタビライザ4が設けられている。吸い込み
口1a,7aは前面カバー7に成形され、吸い込み口7
aと熱交換器2との間にエアーフイルター6が設けられ
ている。
【0021】なお、このスタビライザ4は熱交換器2か
ら流下するドレン水を受けるためにドレンパン(水受
皿)をかねている。
【0022】またクロスフローファン3の最下点を熱交
換器2の最下点より高くして熱交換器2の有効に作用す
る面積を大きくしている。この配置により熱交換器2下
部を通過してた空気もクロスフローファン3に巻き込ま
れた後吹出口1bより室内に吹き出されるものである。
【0023】図1は図6に示したクロスフローファン3
を吸い込み口7a側から見た際のの正面図、図2は図1
の羽根車のA−A矢視断面図、図3は図1の羽根の拡大
断面図である。
【0024】図1及び図2に示すように、本発明のクロ
スフローファン3の羽根(翼)12は、クロスフローフ
ァン3の回転軸方向にほぼ等間隔に並べた複数個の支持
円板13の一端から他端、すなわち図1に向かって左端
から右端に至り各支持円板13を一枚の羽根にて貫通す
るものである。各羽根12は一様に、被駆動側よりも駆
動側(モータ側)を回転方向ωへ進ませた傾斜、いわゆ
る、スキューを形成している。尚、このクロスフローフ
ァン3は後ろから手前側へ向けて回転するものである。
【0025】その羽根12の断面は、図3に示すよう
に、図中矢印で示す回転方向ω側に一円弧に塑性加工し
てわん曲前傾させてある。そして、本実施形態例で使用
した羽根12の断面寸法は弦長が11.7mm、外側円弧半径
が9mm、内側円弧半径が10mm、外側円弧と内側円弧との
間の端部円弧の半径が0.44mmである。また、上記した各
羽根12のスキューの傾斜角度は、被駆動側に対して駆
動側を回転方向ωへ回転軸を中心として43°進ませた
形にしている。そして、クロスフローファン3のファン
径を88mm、軸方向の長さを600mmとしている。
【0026】また、羽根12は、支持円板13の外周よ
り周方向に後述するようにカオス理論に基づいて決定し
たピッチP(1),P(2),P(3),P(4),……,P(35)で
35枚の羽根12を回転方向ω側と逆方向に順次配置さ
せている。このピッチP(n)(n=1〜35の整数)は、ク
ロスフローファン3の回転軸中心からのn番目の羽根1
2と、隣り合うn-1番目の羽根12との角度間隔であ
り、P(1)は1番目の羽根12と35番目の羽根12との
角度間隔としている。
【0027】各羽根12はカオス理論に基づいてその角
度間隔が決定されており、具体的には次式で示す、ロジ
スティック関数に基づいて各羽根12に対応するカオス
乱数を求めている。
【0028】
【数5】 そして、各羽根12の角度間隔P(n)を、上記カオス乱
数を用いて次式により求めている。但し、全ての各羽根
12の角度間隔P(1)からP(35)の合計が必ずしも36
0°とはならないため、本実施形態例ではP(35)の角度
間隔を調整して全体の合計が360°になるようにして
いる。また、本実施例ではA=4.0で計算している。
【0029】
【数6】 以上のようにして決定された各羽根12の角度間隔の値
を表1に示す。これにより、P(35)以外の羽根の角度間
隔はロジスティック写像により決定されたピッチで配列
されることになる。
【0030】
【表1】 次に、上記構成とした本発明のクロスフローファン3を
用いて行った実験結果について説明する。
【0031】この実験では、図6に示した室内ユニット
を用い、回転一次音(NZ音)が低減するように各羽根
の角度間隔を最適と思われるランダムピッチに設定した
従来品と本発明品とを比較した。図4に従来品および本
発明の構成によるクロスフローファンのピッチパターン
を示す。ここで、図4は横軸に1番目から35番目までの
各羽根12の番号を示し、縦軸に各羽根12に対応する
角度間隔P(n)を示している。図5は、この図4に示す
ピッチパターンの従来構成及び本発明構成による騒音実
験結果を示す。ここで、図5は横軸に周波数(Hz)、縦
軸に騒音レベル(dB)をとり、両者とも1360rpmで回転
させて実験を行った。
【0032】図5から分かるように、回転一次音NZ
(=793Hz)は従来構成が24dB、本発明構成が2
7dBとなっており、若干本発明構成の方が高いがほと
んど差がない結果になっている。図5では図示していな
いが各羽根12のピッチパターンを等間隔にした場合に
は、実験ではNZが28dBという結果が得られた。
【0033】また、低周波数側の8N(=181Hz)で
は従来構成が29dBであるのに対し、本発明構成では
16dBとなっており、かなり低い値となっていると共
に、その前後の周波数領域において変動がほとんどない
結果となっている。
【0034】以上のことから、上記本発明の構成による
と、回転一次音による騒音レベルを低減させると共に、
低周波数側の8N前後での騒音レベルの強さ及び変動が
低減されていることがわかる。また、熱交換器2の下部
を通過した空気が回り込み舌部4b付近の渦巻きに同期
すると渦巻きが大きくなりクロスフローファン3の騒音
の増加につながるが、本発明のピッチパターンで騒音の
成分が広い帯域に分散させられことによって、騒音が特
定の領域で特出する事が無くなっている。従って、従来
のように低周波領域の8N前後での騒音により、傾聴者
に不快感を与えることがない。
【0035】以上の実験では、羽根12が35枚で、上
記したスキューを設けたクロスフローファン3について
比較実験した場合について説明したが、その他の羽根の
枚数やスキューを設けなかった場合についても上述した
実験結果と同傾向の結果が得られる。
【0036】更に、カオス理論に基づいて決定したピッ
チP(1),P(2),P(3),P(4),……,P(35)で35枚
の羽根12をファン回転方向ω側と逆方向に順次配置さ
せた場合について説明したが、これらのピッチをファン
回転方向ω側に順次配置させた場合についても、上述し
た実験結果と同様の傾向の結果が得られる。
【0037】図8は数式(1)の定数Aを3.5、3.
6、4.0とした際の騒音実験結果の線図である。図8
に示すように、定数Aが3.5以下では回転一次音の騒
音レベルが、等間隔配列の場合のレベルと等しくなり騒
音の低減効果があまり見られない。また定数Aが4.0
より大きくなるとX(n)<0となって数式(1)が成
立しなくなる。従って定数Aの値が3.6〜4.0の際
に騒音の低減効果が充分に得られるものである。
【0038】尚、上記実施の形態の説明は、本発明を説
明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発
明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではな
い。又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、
特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可
能であることは勿論である。
【0039】例えば、上記実施の形態の説明では、P(3
5)の角度間隔を調整して全体の合計が360°になるよ
うにしているが、これに限らず他の羽根12の角度間隔
を調整しても構わない。
【0040】或いは、全ての羽根の角度間隔P(1)から
P(35)の合計が360°となるように、上述した角度間
隔P(n)を下記式によって決定されるP'(n)にそれぞれ
調整した構成としても良い。この構成によると、全ての
羽根12がロジスティック写像により決定されたピッチ
でバランス良く配列されることになる。
【0041】
【数7】 また、クロスフローファン3の製造方法に関しても、上
記したように1枚の羽根12を複数の支持円板13に組
み合わせる方法に限らず、単一の支持円板の周囲に複数
の羽根を取り付けたものを順に積み上げる用にして構成
しても良く、また合成樹脂で一体に(または複数に分割
して)整形しても良い。クロスフローファンの製造に際
して、製造誤差が生じるが、P(n)の値が、P(n)
−1.0≦P(n)≦P(n)+1.0の範囲を満足し
ていれば作用効果に著しい違いは見られなかった。
【0042】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、熱交換器
の最下点よりクロスフローファンの最下点を高くして熱
交換器及びクロスフローファンの配置を凝縮させて小型
化を図った空気調和機でも、この小型化による風路の段
差で生じる騒音に対しても回転一次音による騒音レベル
を低減させると共に、低周波数側の8N前後での騒音レ
ベルの強さ及び変動を低減させ、傾聴者に不快感を与え
ず低騒音を実現した空気調和機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す空調用クロスフロ
ーファンの正面図である。
【図2】 図1の羽根車のA−A矢視断面図である。
【図3】 図3は図1の羽根の拡大断面図である。
【図4】 従来および本発明の構成によるクロスフロー
ファンのピッチパターンを示す図である。
【図5】 図4に示すピッチパターンの従来構成及び本
発明構成による騒音実験結果の線図である。
【図6】 クロスフローファンを用いた空気調和機の室
内ユニットの要部側断面図である。
【図7】 従来のクロスフローファンの要部拡大斜視図
である。
【図8】 数式(1)の定数Aを3.5、3.6、4.
0とした際の騒音実験結果の線図である。
【符号の説明】
1 本体 1a 吸込口 1b 吹出口 1c リアガイダー 2 熱交換器 3 クロスフローファン 3a 翼(羽根) 3b 支持板 4 スタビライザ 4a 舌面 5通風路 6エアフィルタ 7 前面カバー 7a 吸込口 12 羽根(翼) 13 支持円板
フロントページの続き (72)発明者 黒河 通広 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号三洋 電機株式会社内 (72)発明者 小泉 友人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号三洋 電機株式会社内 (72)発明者 遠谷 義徳 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号三洋 電機株式会社内 (72)発明者 小山 清 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号三洋 電機株式会社内 (72)発明者 石垣 茂弥 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号三洋 電機株式会社内 Fターム(参考) 3H031 AA03 BA01 BA02 BA06 3H033 AA02 AA18 BB02 BB09 CC01 DD04 DD06 DD17 DD19 EE06 3H035 CC02 CC06 3L049 BB02 BB07 BB11 BC01 BD02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一のケーシング内に、被調和室内の空気
    がエアーフィルター、熱媒体の流れる熱交換器、クロス
    フローファンの順に流れるようにこれらの機器を風路内
    に配置してなる空気調和機に於いて、前記クロスフロー
    ファンの外周を成す複数の羽根の回転軸に対する角度間
    隔をロジスティック写像に基づいて決定される値で構成
    することを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記多数の羽根は、下記数式(1)に決
    定される角度間隔で周方向に配設されていることを特徴
    とする請求項1記載の空気調和機。 【数1】 また定数Aの値は3.6〜4.0の範囲である。
  3. 【請求項3】 P(n)の値は、 P(n)−1.0≦P(n)≦P(n)+1.0 の角度範囲を許容することを特徴とする請求項2記載の
    空気調和機。
  4. 【請求項4】 全ての羽根の角度間隔P(1)からP(B)
    の合計が360°となるように、角度間隔P(n)を下記
    数式(2)に決定されるP'(n)にそれぞれ調整したこと
    を特徴とする請求項2記載の空気調和機。 【数2】
  5. 【請求項5】 前記多数の羽根は、ロジスティック写像
    により決定した角度間隔で前記クロスフローファンの回
    転方向と逆方向に順次配列させていることを特徴とする
    請求項1乃至のいずれかに記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記風路は、この風路から吐出される調
    和空気の方向に対して前記クロスフローファンの背面側
    に位置するリアガイダーと前記クロスフローファンの前
    面側に位置するスタビライザーとを有し前記クロスフロ
    ーファンの回転方向をリアガイダー、調和空気の吐出
    側、スタビライザーの順に回転する方向に構成すること
    を特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記クロスフローファンの最下点を前記
    熱交換器の最下点より高く構成することを特徴とする請
    求項5に記載の空気調和機。
JP11083810A 1999-02-10 1999-03-26 空気調和機 Pending JP2000297946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11083810A JP2000297946A (ja) 1999-02-10 1999-03-26 空気調和機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3281699 1999-02-10
JP11-32816 1999-02-10
JP11083810A JP2000297946A (ja) 1999-02-10 1999-03-26 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000297946A true JP2000297946A (ja) 2000-10-24

Family

ID=26371403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11083810A Pending JP2000297946A (ja) 1999-02-10 1999-03-26 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000297946A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011030749A1 (ja) * 2009-09-11 2011-03-17 シャープ株式会社 貫流ファン、成型用金型および流体送り装置
JP2011064360A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Hitachi Appliances Inc 空気調和機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011030749A1 (ja) * 2009-09-11 2011-03-17 シャープ株式会社 貫流ファン、成型用金型および流体送り装置
JP2011058450A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Sharp Corp 貫流ファン、成型用金型および流体送り装置
KR101347987B1 (ko) * 2009-09-11 2014-01-07 샤프 가부시키가이샤 관류 팬, 성형용 금형 및 유체 이송 장치
US9347461B2 (en) 2009-09-11 2016-05-24 Sharp Kabushiki Kaisha Cross-flow fan, molding die, and fluid feeder
JP2011064360A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Hitachi Appliances Inc 空気調和機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6158954A (en) Cross-flow fan and an air-conditioner using it
JP2730878B2 (ja) 遠心送風機インレットオリフィス及び回転翼用アセンブリ
JP4906555B2 (ja) シロッコファン及び空気調和装置
US6345951B1 (en) Cross flow fan of an air conditioner
JPH0849689A (ja) 横流ファン
JP6671469B2 (ja) 遠心送風機、空気調和装置および冷凍サイクル装置
JP6984043B2 (ja) 遠心送風機、送風装置、空気調和装置及び冷凍サイクル装置
JP7031061B2 (ja) 遠心送風機、送風装置、空気調和装置及び冷凍サイクル装置
US12038017B2 (en) Centrifugal air-sending device, air-sending apparatus, air-conditioning apparatus, and refrigeration cycle apparatus
JP2004003467A (ja) 横流ファン及びこれを用いた空気調和機
JP2000297946A (ja) 空気調和機
WO2020250363A1 (ja) 遠心送風機、空気調和装置及び冷凍サイクル装置
JP3515437B2 (ja) 横流ファン及びそれを用いた空気調和機
JP3054616B2 (ja) 横流ファン及びそれを用いた空気調和機
KR100545985B1 (ko) 공기조화기
JPH0634150A (ja) エアコンの騒音防止装置
JP2001323895A (ja) 窓型エアコンのシロッコファン
CN113195903B (zh) 离心式鼓风机、鼓风装置、空调装置及制冷循环装置
JPH09158890A (ja) 空気調和機
JPH1077989A (ja) 横流ファン
JPH02252999A (ja) 空気調和機用ファン
JP6430032B2 (ja) 遠心ファン、空気調和装置および冷凍サイクル装置
WO2023223383A1 (ja) クロスフローファン、送風装置及び冷凍サイクル装置
JP2005337056A (ja) クロスフローファン
WO2021181695A1 (ja) 室内機および空気調和装置