JP3054616B2 - 横流ファン及びそれを用いた空気調和機 - Google Patents

横流ファン及びそれを用いた空気調和機

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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の羽根が回転
軸の周りに円筒状に配設された横流ファン(以下クロス
フローファンと称する)及びそれを用いた空気調和機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱交換器を介して室内空気を循環
させることにより室内を空気調和する空気調和機におい
ては、循環する空気がファンを横切るように流れるクロ
スフローファンが用いられている。
【0003】このようなクロスフローファンを備える空
気調和機は、一般に、その本体ケースの上部及び前面カ
バーには吸込口が設けられ、またその本体ケースの下部
には吹出口が設けられている。そして、吸込口と吹出口
とを結ぶ通風路にエアーフィルタ、熱交換器及びクロス
フローファンが風上から順次配置されている。
【0004】図7は、かかるクロスフローファン100
の斜視図である。同図に示すように、クロスフローファ
ン100の回転軸101には、支持円板102が所定間
隔で複数設けられ、また、この支持円板102の周縁部
には複数の羽根103が設けられている。
【0005】このようなクロスフローファン100は、
図示しない電動モータで駆動される。このとき送風効率
を高めるために、クロスフローファン100は図示しな
いリアガイダーとスタビライザとに挟まれるようにして
設けられている。そして、このスタビライザの先端部に
は舌面(図示せず)が形成されている。
【0006】ところで、このように構成されたクロスフ
ローファン100が回転すると、熱交換器により熱交換
された空気は吹出口から室内へ送風されるが、そのと
き、スタビライザの舌面にクロスフローファン100か
ら吐出された空気の一部が衝突して再びクロスフローフ
ァン100内に吸い込まれ、この結果クロスフローファ
ン100の吐出部にはクロスフローファン100に対し
て偏心した同心円状の大きな渦流が形成されるようにな
る。
【0007】そして、この渦流を各羽根103が切るこ
とにより圧力変動が生じて騒音が発生する。この騒音
は、羽根の隣接間隔に関係する回転一次音等で、回転一
次音の騒音周波数は、ファンの毎秒回転数をN、羽根1
03の枚数ZとしたときN・Zとなる。
【0008】このため、従来はこの回転一次音を低減さ
せるために、周方向に隣り合う羽根103の間隔をラン
ダムとした構成が提案されている。
【0009】しかし、このように羽根103の間隔をラ
ンダム化すると、吸込み側に能力の小さい羽根103
(間隔が狭い羽根)がきて、吐出側にもその能力が小さ
い羽根103がきた場合には、風量の低下をきたし、ま
た、逆に能力の大きい羽根103がきた場合にはこれと
反対の現象を招いていた。
【0010】この結果、この通風量の変化により振動と
騒音レベルが増加してしまうという問題があった。そこ
で従来は、実験等により最適と思われる羽根103の間
隔を決定していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、羽根1
03の間隔分布を最適化するのは非常に難しく、上記回
転一次音を低減させることができたとしても、羽根10
3の回転に伴う低周波数(1N〜20N)の回転音が上
手く低減できないという問題があった。
【0012】さらに、特に8N前後の周波数領域での騒
音レベルが高くなり、その前後の周波数領域での騒音レ
ベルが不連続に変化している場合には、傾聴者に不快感
を与えるという問題が生じることを出願人らの実験で確
認された。
【0013】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あって、その目的は従来と同様に回転一次音による騒音
レベルを低減させると共に、低周波数側の8N前後での
騒音レベルの強さ及び変動を低減させ、傾聴者に不快感
を与えず低騒音を実現した横流ファン及びそれを用いた
空気調和機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸方向に所定
間隔に並べた複数の支持円板における外周の周方向に、
多数の羽根を配列してなる横流ファンにおいて、前記多
数の羽根を周方向に、下記数式(1)で定義されるロジ
スティック関数に基づいて決定した間隔で配列したこと
を特徴とするものである。そして具体的には、吸込口、
熱交換器、横流ファン、吹出口が風上から順次配設され
て、前記横流ファンが前記熱交換器を介して被調和室の
空気を循環させることにより、前記熱交換器を流れる熱
媒体と前記空気とを熱交換させて、前記被調和室内を空
気調和する空気調和機において、横流ファンを前記構成
としている。
【数4】
【0015】この構成を用いることにより、回転一次音
による騒音レベルを低減させると共に、低周波数側の8
N前後での騒音レベルの強さ及び変動を低減させること
ができる。
【0016】また、前記多数の羽根は、回転軸を中心と
してn番目の羽根とn+1番目の羽根とがなす角度間隔
P(n)を、下記数式(2)により決定して周方向に配設
されている。
【0017】
【数5】 そして、全ての羽根の角度間隔P(1)からP(B)の合計
が360度となるように、いずれかの羽根の角度間隔P
(n)、具体的にはB番目の角度間隔P(B)を調整した構
成としても良い。この構成を用いることにより、P(B)
以外の羽根の角度間隔はロジスティック関数に基づいて
決定されたピッチで配列される。
【0018】更に、全ての羽根の角度間隔P(1)からP
(B)の合計が360度となるように、角度間隔P(n)を
下記数式(3)に決定されるP'(n)にそれぞれ調整し
た構成としても良い。この構成を用いることにより、全
ての羽根がロジスティック関数に基づいて決定されたピ
ッチでバランス良く配列される。
【0019】
【数6】 また、n番目の羽根の角度間隔P(n)の製造誤差δP
(n)が、−1.0≦δP(n)≦1.0を満たすように形
成させた構成としても良い。この構成を用いることによ
り、上述した本発明の作用効果を損なうことがない。
【0020】そして、具体的には前記多数の羽根は、ロ
ジスティック関数に基づいて決定した間隔で横流ファン
の回転方向と逆方向に順次配列させている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる横流ファン
及びそれを用いた空気調和機について、以下に示す図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態を示す
クロスフローファン11を備える空気調和機における室
内ユニットの断面図である。
【0022】図1において、その本体ケース1の上部及
び前面カバー7には室内の空気を吸込む吸込口1a、7
aが設けられ、また本体ケース1の下部には調和空気を
室内に吹き出す吹出口1bが設けられている。そして、
吸込口1aと吹出口1bとを結ぶ通風路5にエアーフィ
ルタ6と、熱交換器2と、クロスフローファン11が風
上から順次配置されている。
【0023】そして、熱交換器2は、少なくとも冷媒圧
縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器(図示せず)で構成さ
れる冷凍サイクルの凝縮器もしくは蒸発器を構成するも
のであり、熱交換器2が凝縮器として作用しているとき
は冷媒の凝縮作用を用いた暖房が可能となり、熱交換器
2が蒸発器として作用しているときは冷媒の蒸発作用を
用いた冷房が可能となるものである。尚、熱交換器2は
温水または冷水が流れる熱交換器で構成してもよい。こ
の場合、熱交換器2の放熱また放冷によって暖房及び冷
房が可能になる。
【0024】クロスフローファン11は図示しない電動
モータにより駆動され、送風効率を高めるために、リア
ガイダー1cと舌面4aを有するスタビライザ4とに挟
まれるようにして設けられている。そして、このリアガ
イダー1cは、通風路5のクロスフローファン11の後
方に当たるところをクロスフローファン11の位置から
吹出口1bに向かって通風路5の断面積が広がる形状と
なっており、整流用のリブ1dを形成して送風効率を一
層向上させている。
【0025】なお、このスタビライザ4は熱交換器2か
ら流下するドレン水を受けるためにドレンパン(水受
皿)をかねている。
【0026】またクロスフローファン11の最下点を熱
交換器2の最下点より高くして熱交換器2の有効に作用
する面積を大きくしている。即ち、この配置により熱交
換器2下部を通過してきた空気もクロスフローファン1
1に吸引された後、吹出口1bより室内に吹き出され、
熱交換器2を効率的に利用することが可能になる。
【0027】次に、図2乃至図4を参照して、クロスフ
ローファン11の構成について説明する。図2は本発明
の一実施形態を示すクロスフローファン11の正面図、
図3は図2のクロスフローファン11のA−A矢視断面
図、図4は図2の羽根の短辺方向の拡大断面図である。
【0028】図2及び図3に示すように、本発明のクロ
スフローファン11の羽根(翼)12は、クロスフロー
ファン11の回転軸14に沿って複数の支持円板13が
略等間隔に並べて設けられ、この支持円板13の周囲に
羽根12が回転軸を取巻くように複数設けられている。
【0029】そして、回転軸14の一端14aに図示し
ないモータが連結されてωの方向に回転するようになっ
ている。このクロスフローファン11の概略寸法は、本
実施例においてファン半径D4をD4=88mm、軸方向の
長さL2をL2=600mmとしている。
【0030】各羽根12は、回転軸14に沿って延び、
かつ、駆動側端部より被駆動側端部のほうが回転方向ω
へ進むように傾斜して設けられて、いわゆるスキューを
形成している。なお、本実施例では、図2に示すよう
に、回転軸14方向にわたる羽根12のねじり角度θを
θ=43度としている。
【0031】また、図4に示すように、羽根12は円弧
状に湾曲した形状に形成されている。そして、凹面が回
転方向ωに向くように支持円板13に取付けられてい
る。
【0032】この羽根12の寸法は、本実施例では弦長
LをL=11.7mm、背面側円弧半径R1をR1=9mm、腹
面側円弧半径R2をR2=10mm、背面側円弧と腹面側円
弧との間の端部円弧の半径R3をR3=0.44mmとしてい
る。
【0033】また、周方向に隣接する羽根12の間隔
は、カオス理論に基づいて決定している。具体的には、
羽根12の総数をBとしたとき、回転軸14を中心とし
てn番目の羽根12とn+1番目の羽根12とがなす角
度をP(n)としたとき、下記数式(4)で定義されるロ
ジスティック関数に基づいて各羽根12に対応する擬似
乱数であるカオス数列を求め、これを用いて下記数式
(5)に従って角度を決定している。なお、本実施例で
は羽根12の総数B=35としている。
【0034】
【数7】
【0035】
【数8】 このようにして角度間隔(ピッチ)が決定された各羽根
12を回転方向ω側と逆方向に順次配置してクロスフロ
ーファン11を形成している。
【0036】なお、全てのそして、各羽根12の角度間
隔P(1)〜P(35)の合計が必ずしも360度にならない
場合には、例えば、最後の羽根12の角度間隔P(35)を
調整して全体の合計が360度になるようにしてもよ
い。
【0037】以上のようにして決定された各羽根12の
角度間隔の値を表1に示す。
【0038】
【表1】 これにより、P(35)以外の羽根の角度間隔はロジスティ
ック写像により決定された角度間隔で配列されることに
なる。
【0039】次に、上記構成とした本発明のクロスフロ
ーファン11を用いて行った実験結果について説明す
る。
【0040】この実験では、回転一次音(NZ音)を低
減させるために、各羽根の角度間隔を最適と思われるラ
ンダムピッチに設定した従来品と比較して、本発明の効
果を確認している。
【0041】図5は、従来品および本発明の構成による
クロスフローファン11の角度間隔を示した図である。
ここで、図5の横軸は1番目から35番目までの各羽根1
2の番号を示し、縦軸は各羽根12に対応する角度間隔
P(n)を示している。
【0042】図6は、この図5に示す角度間隔に設定さ
れたクロスフローファン11を1360rpmで回転させたと
きの騒音実験結果である。ここで、図6の横軸は周波数
(Hz)、縦軸は騒音レベル(dB)を示している。
【0043】図6から分かるように、回転一次音NZ
(=793Hz)は従来構成が24dB、本発明構成が2
7dBとなっており、若干本発明構成の方が高いがほと
んど差がない結果になっている。なお、図6には各羽根
12の角度間隔を等ピッチとした場合の回転一次音の結
果を×印で示しており、その値は29dBであった。
【0044】また、低周波数側の8N(=181Hz)で
は従来品が29dBであるのに対し、本発明構成では1
6dBとなっており、かなり低い値となっていると共
に、その前後の周波数領域において変動がほとんどない
結果となっている。
【0045】以上のことから、上記本発明の構成による
と、回転一次音による騒音レベルを低減させると共に、
低周波数側の8N前後での騒音レベルの強さ及び変動が
低減されていることがわかる。従って、従来のように低
周波領域の8N前後での騒音により、傾聴者に不快感を
与えることがない。
【0046】また、熱交換器2の下部を通過した空気が
舌面4aの付根部分で渦巻き、この付根部分で発生した
渦巻きがクロスフローファン11から吹出されて舌面4
aに当たることにより発生する渦巻きと同期すると騒音
が増大するが、本発明による角度間隔でクロスフローフ
ァン11を構成することにより、騒音成分が広い帯域で
分散するようになり、騒音レベルが特定領域で著しく大
きくなるような事態を防止することができる。
【0047】なお、クロスフローファン11の製造に際
して製造誤差が生じるが、この製造誤差をδP(n)とし
たとき、−1.0≦δP(n)≦1.0を満足している場
合には、上記作用効果に著しい違いは見られなかった。
【0048】以上説明した実験では、羽根12の総数を
35枚、スキューの角度を43度とし、カオス理論に基
づいて決定した角度間隔P(1)〜P(35)の羽根12をフ
ァン回転方向ω側と逆方向に順次配置させた場合につい
て説明したが、本発明はこれに拘束されるものではな
く、他の条件であっても同様の結果を得ることができ
る。
【0049】尚、上記実施の形態の説明は、本発明を説
明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発
明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではな
い。又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、
特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可
能であることは勿論である。
【0050】例えば、上記実施の形態の説明では、P(3
5)の角度間隔を調整して全体の合計が360度になるよ
うにしているが、これに限らず他の羽根12の角度間隔
を調整しても構わない。
【0051】或いは、全ての羽根の角度間隔P(1)から
P(35)の合計が360度となるように、上述した角度間
隔P(n)を下記数式によって決定されるP'(n)にそれ
ぞれ調整した構成としても良い。
【0052】
【数9】 この構成によると、全ての羽根12がロジスティック写
像により決定された角度間隔でバランス良く配列される
ことになる。
【0053】また、クロスフローファン11の製造方法
に関しても、上記したように1枚の羽根12を複数の支
持円板13に組み合わせる方法に限らず、単一の支持円
板の周囲に複数の羽根12を取り付けたものを順に積み
上げるようにして構成しても良く、また合成樹脂で一体
に(または複数に分割して)整形しても良い。
【0054】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、回転一次
音による騒音レベルを低減させると共に、低周波数側の
8N前後での騒音レベルの強さ及び変動を低減させ、傾
聴者に不快感を与えず低騒音を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す横流ファンを用い
た空気調和機の室内ユニットの断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態を示す横流ファンの正面
図である。
【図3】 図2の横流ファン11のA−A矢視断面図で
ある。
【図4】 図2の羽根の拡大断面図である。
【図5】 従来および本発明の構成による横流ファンの
角度間隔を示す図である。
【図6】 図5に示す角度間隔の従来品及び本発明構成
による騒音実験結果である。
【図7】 従来の横流ファンの要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 吸込口 1b 吹出口 1c リアガイダー 1d リブ 2 熱交換器 4 スタビライザ 4a 舌面 5 通風路 6 エアフィルタ 7 前面カバー 7a 吸込口 11 横流ファン(クロスフローファン) 12 羽根 13 支持円板 14 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 友人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 遠谷 義徳 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 小山 清 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 石垣 茂弥 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 17/04 F04D 29/28

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に所定間隔に並べた複数の支持円
    板における外周の周方向に、多数の羽根を配列してなる
    横流ファンにおいて、 前記多数の羽根を周方向に、下記数式(1)で定義され
    るロジスティック関数に基づいて決定した間隔で配列し
    たことを特徴とする横流ファン。 【数1】
  2. 【請求項2】 前記多数の羽根は、回転軸を中心として
    n番目の羽根とn+1番目の羽根とがなす角度間隔P
    (n)を、下記数式(2)により決定して周方向に配設さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の横流ファン。 【数2】
  3. 【請求項3】 全ての羽根の角度間隔P(1)からP(B)
    の合計が360度となるように、いずれかの羽根の角度
    間隔P(n)を調整したことを特徴とする請求項2記載の
    横流ファン。
  4. 【請求項4】 B番目の羽根の角度間隔P(B)を調整し
    たことを特徴とする請求項3記載の横流ファン。
  5. 【請求項5】 全ての羽根の角度間隔P(1)からP(B)
    の合計が360度となるように、角度間隔P(n)を下記
    数式(3)に決定されるP'(n)にそれぞれ調整したこ
    とを特徴とする請求項2記載の横流ファン。 【数3】
  6. 【請求項6】 n番目の羽根の角度間隔P(n)の製造誤
    差δP(n)が、−1.0≦δP(n)≦1.0を満たすよ
    うに形成されていることを特徴とする請求項2乃至5の
    いずれかに記載の横流ファン。
  7. 【請求項7】 前記多数の羽根は、前記ロジスティック
    関数に基づいて決定した間隔で横流ファンの回転方向と
    逆方向に順次配列させていることを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれかに記載の横流ファン。
  8. 【請求項8】 吸込口、熱交換器、横流ファン、吹出口
    が風上から順次配設されて、前記横流ファンが前記熱交
    換器を介して被調和室の空気を循環させることにより、
    前記熱交換器を流れる熱媒体と前記空気とを熱交換させ
    て、前記被調和室内を空気調和する空気調和機におい
    て、 前記横流ファンが、請求項1乃至7のいずれかに記載の
    横流ファンであることを特徴とする空気調和機。
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