JP2000297759A - 電動圧縮機 - Google Patents
電動圧縮機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低電圧、大電流で駆動される電動圧縮機にお
いて、線径を大きくすることなく大電流を許容するとと
もに、接続部における接触抵抗を低減して十分な放熱性
を確保し、かつ、線径が大きくても振動に対する信頼性
の高い電動圧縮機を提供すること。 【解決手段】 密閉容器に収容された電動機と圧縮機構
部とを有する電動圧縮機において、密閉容器の外部配線
系統を１系統とする一方、電動機の固定子巻線を２系統
とした。
いて、線径を大きくすることなく大電流を許容するとと
もに、接続部における接触抵抗を低減して十分な放熱性
を確保し、かつ、線径が大きくても振動に対する信頼性
の高い電動圧縮機を提供すること。 【解決手段】 密閉容器に収容された電動機と圧縮機構
部とを有する電動圧縮機において、密閉容器の外部配線
系統を１系統とする一方、電動機の固定子巻線を２系統
とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電動圧縮機に関し、
さらに詳しくは、低電圧電源に接続された駆動装置によ
り駆動され、大電流が流れる電動圧縮機に関する。
さらに詳しくは、低電圧電源に接続された駆動装置によ
り駆動され、大電流が流れる電動圧縮機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気自動車あるいはハイブリッド
カーを例に説明すると、これらの車両には、１２Ｖのバ
ッテリーが複数個搭載されており、空調装置用電動圧縮
機には例えば２００〜３００Ｖの電圧で給電されてい
る。
カーを例に説明すると、これらの車両には、１２Ｖのバ
ッテリーが複数個搭載されており、空調装置用電動圧縮
機には例えば２００〜３００Ｖの電圧で給電されてい
る。
【０００３】図５は、従来の電気自動車に設けられた空
調用電動圧縮機２を示しており、胴シェル４とその両端
に接合された下シェル６と上シェル８とからなるシェル
の内部には電動機１０と圧縮機構部１２が収容されてい
る。電動機１０は、胴シェル４に取り付けられた固定子
１０ａと、圧縮機構部１２を構成するクランク軸１４に
固定された回転子１０ｂとを備えている。
調用電動圧縮機２を示しており、胴シェル４とその両端
に接合された下シェル６と上シェル８とからなるシェル
の内部には電動機１０と圧縮機構部１２が収容されてい
る。電動機１０は、胴シェル４に取り付けられた固定子
１０ａと、圧縮機構部１２を構成するクランク軸１４に
固定された回転子１０ｂとを備えている。
【０００４】電源（図示せず）からの電力は、駆動装置
（図示せず）、配線系統（図示せず）等を介して電動圧
縮機２に給電され、電源電圧が２００〜３００Ｖの場
合、各配線、電動圧縮機２の上シェル８に取り付けられ
たターミナル１６の各端子、あるいは、各端子に接続さ
れた引出線１８には６〜７Ａの電流しか流れないため、
電線の線径は比較的小さく、例えば２ｍｍ2の電線が使
用されている。
（図示せず）、配線系統（図示せず）等を介して電動圧
縮機２に給電され、電源電圧が２００〜３００Ｖの場
合、各配線、電動圧縮機２の上シェル８に取り付けられ
たターミナル１６の各端子、あるいは、各端子に接続さ
れた引出線１８には６〜７Ａの電流しか流れないため、
電線の線径は比較的小さく、例えば２ｍｍ2の電線が使
用されている。
【０００５】また、上記電動圧縮機よりも大きな電流が
流れるものもあり、例えば１５〜２０Ａの電流が流れる
電動圧縮機では、約３ｍｍ2の電線を使用して配線する
必要があり、上シェル８には、図５に示されるターミナ
ル１６よりも大きいターミナルが取り付けられる。
流れるものもあり、例えば１５〜２０Ａの電流が流れる
電動圧縮機では、約３ｍｍ2の電線を使用して配線する
必要があり、上シェル８には、図５に示されるターミナ
ル１６よりも大きいターミナルが取り付けられる。
【０００６】最近では、電気自動車あるいはハイブリッ
ドカーの実用化研究が急ピッチで進められており、安全
性の観点から、電源電圧についても１２Ｖのバッテリー
を例えば３個並設して３６Ｖで給電するという動きがあ
る。
ドカーの実用化研究が急ピッチで進められており、安全
性の観点から、電源電圧についても１２Ｖのバッテリー
を例えば３個並設して３６Ｖで給電するという動きがあ
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、３６Ｖ
で電動圧縮機に給電を行うと、配線系統を介して、電動
圧縮機のターミナル及び引出線等には６０〜８０Ａ程度
の大電流が流れるので、電気配線の線径をかなり大きく
して、電気容量を上げる必要があるが、線径が大きくな
ると、線自体が硬くなって配線の自由度が小さくなり、
引き回しが非常に難しいという問題がある。
で電動圧縮機に給電を行うと、配線系統を介して、電動
圧縮機のターミナル及び引出線等には６０〜８０Ａ程度
の大電流が流れるので、電気配線の線径をかなり大きく
して、電気容量を上げる必要があるが、線径が大きくな
ると、線自体が硬くなって配線の自由度が小さくなり、
引き回しが非常に難しいという問題がある。
【０００８】図５の従来例を参照してさらに説明する
と、電動圧縮機２の組立に際し、固定子巻線の引出線１
８,…,１８は、ファストン端子と呼ばれる端子１９を使
用して、上シェル８に取り付けられたターミナル１６の
通電用ピンにタブを溶接したハタ型端子と呼ばれる端子
に接続されるが、上シェル８の内部には極めて限られた
作業スペースしかなく、引出線１８,…,１８の線径が大
きいと、その接続作業は非常に困難である。また、引出
線１８,…,１８の線径が大きいと、接続部における放熱
性が低下するという問題もある。
と、電動圧縮機２の組立に際し、固定子巻線の引出線１
８,…,１８は、ファストン端子と呼ばれる端子１９を使
用して、上シェル８に取り付けられたターミナル１６の
通電用ピンにタブを溶接したハタ型端子と呼ばれる端子
に接続されるが、上シェル８の内部には極めて限られた
作業スペースしかなく、引出線１８,…,１８の線径が大
きいと、その接続作業は非常に困難である。また、引出
線１８,…,１８の線径が大きいと、接続部における放熱
性が低下するという問題もある。
【０００９】さらに、車載用電動圧縮機の場合、耐振
動、耐衝撃等を十分に考慮する必要があり、特に、外部
電源との接続部における密閉端子は、耐気密性や耐熱衝
撃性が要求されるとともに、車両電源の低電圧、高電流
化に伴い通電性能を保持するために接触抵抗を低減する
必要がある。
動、耐衝撃等を十分に考慮する必要があり、特に、外部
電源との接続部における密閉端子は、耐気密性や耐熱衝
撃性が要求されるとともに、車両電源の低電圧、高電流
化に伴い通電性能を保持するために接触抵抗を低減する
必要がある。
【００１０】従来、図６（ａ）及び（ｂ）に示されるよ
うに、上シェル８の外部に延出したハタ型端子２０に外
部配線の端部に設けられたファストン端子２２を圧入す
ることにより接続されるが、単に圧入しただけでは接触
抵抗が大きく、また、線径が大きいと振動により接続部
が外れやすいという問題がある。
うに、上シェル８の外部に延出したハタ型端子２０に外
部配線の端部に設けられたファストン端子２２を圧入す
ることにより接続されるが、単に圧入しただけでは接触
抵抗が大きく、また、線径が大きいと振動により接続部
が外れやすいという問題がある。
【００１１】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、低電圧、大電流で駆
動される電動圧縮機において、線径を大きくすることな
く大電流を許容するとともに、接続部における接触抵抗
を低減して十分な放熱性を確保し、かつ、線径が大きく
ても振動に対する信頼性の高い電動圧縮機を提供するこ
とを目的としている。
題点に鑑みてなされたものであり、低電圧、大電流で駆
動される電動圧縮機において、線径を大きくすることな
く大電流を許容するとともに、接続部における接触抵抗
を低減して十分な放熱性を確保し、かつ、線径が大きく
ても振動に対する信頼性の高い電動圧縮機を提供するこ
とを目的としている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項１に記載の発明は、密閉容器
に収容された電動機と圧縮機構部とを有する電動圧縮機
であって、上記密閉容器の外部配線系統を１系統とする
一方、上記電動機の固定子巻線を２系統としたことを特
徴とする。
に、本発明のうちで請求項１に記載の発明は、密閉容器
に収容された電動機と圧縮機構部とを有する電動圧縮機
であって、上記密閉容器の外部配線系統を１系統とする
一方、上記電動機の固定子巻線を２系統としたことを特
徴とする。
【００１３】また、請求項２に記載の発明は、上記密閉
容器に設けられたターミナルに複数の接続ピンを取り付
け、各接続ピンの固定子巻線側端部に２つのタブを取り
付けたことを特徴とする。
容器に設けられたターミナルに複数の接続ピンを取り付
け、各接続ピンの固定子巻線側端部に２つのタブを取り
付けたことを特徴とする。
【００１４】さらに、請求項３に記載の発明は、上記複
数の接続ピンのタブを放射状に配置したことを特徴とす
る。
数の接続ピンのタブを放射状に配置したことを特徴とす
る。
【００１５】また、請求項４に記載の発明は、上記複数
の接続ピンのタブを平行に配置したことを特徴とする。
の接続ピンのタブを平行に配置したことを特徴とする。
【００１６】また、請求項５に記載の発明は、上記複数
の接続ピンの各々に接続される２つの端子として、端子
より引出線の出る方向がそれぞれ逆のものを対にして使
用し、各接続ピンに接続される２本の引出線を同一方向
に引き出すようにしたことを特徴とする。
の接続ピンの各々に接続される２つの端子として、端子
より引出線の出る方向がそれぞれ逆のものを対にして使
用し、各接続ピンに接続される２本の引出線を同一方向
に引き出すようにしたことを特徴とする。
【００１７】また、請求項６に記載の発明は、上記密閉
容器に設けられたターミナルに複数の接続ピンを取り付
け、各接続ピンの外部配線側端部に雄ねじを形成し、該
雄ねじにナットを螺合することにより外部配線を取り付
けるようにしたことを特徴とする。
容器に設けられたターミナルに複数の接続ピンを取り付
け、各接続ピンの外部配線側端部に雄ねじを形成し、該
雄ねじにナットを螺合することにより外部配線を取り付
けるようにしたことを特徴とする。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図１は、電気自動車
に使用される空調装置を示しており、本発明にかかる電
動圧縮機３０と駆動装置３２とを備えている。駆動装置
３２は、直流あるいは交流電源（図１は直流電源）３４
に接続されたインバータ等により構成され、配線系統３
６を介して電動圧縮機３０に給電する。
て、図面を参照しながら説明する。図１は、電気自動車
に使用される空調装置を示しており、本発明にかかる電
動圧縮機３０と駆動装置３２とを備えている。駆動装置
３２は、直流あるいは交流電源（図１は直流電源）３４
に接続されたインバータ等により構成され、配線系統３
６を介して電動圧縮機３０に給電する。
【００１９】本実施の形態においては人体に対する安全
性を考慮して、電源電圧は、６０Ｖ以下の低電圧で、例
えば３６Ｖに設定している。また、低電圧で電動圧縮機
３０を駆動する場合、電動圧縮機３０には大電流が流れ
ることから、電動圧縮機３０の内部に設けられ圧縮機構
部（図示せず）を回転駆動する電動機３８の固定子巻線
を２系統に分け、各相の２本の引出線を密閉容器を構成
するシェルに取り付けられたターミナル４０の各端子に
接続し、ターミナル４０と駆動装置３２とは１系統の配
線系統３６で接続している。
性を考慮して、電源電圧は、６０Ｖ以下の低電圧で、例
えば３６Ｖに設定している。また、低電圧で電動圧縮機
３０を駆動する場合、電動圧縮機３０には大電流が流れ
ることから、電動圧縮機３０の内部に設けられ圧縮機構
部（図示せず）を回転駆動する電動機３８の固定子巻線
を２系統に分け、各相の２本の引出線を密閉容器を構成
するシェルに取り付けられたターミナル４０の各端子に
接続し、ターミナル４０と駆動装置３２とは１系統の配
線系統３６で接続している。
【００２０】図２（ａ）及び（ｂ）は、ターミナル４０
を示しており、３本のピン４２,…,４２を備えている。
各ピン４２の電動機側端子には２つのタブ４４，４４が
平行に溶接、固定される一方、各ピン４２の外部配線側
端子には雄ねじが形成されている。
を示しており、３本のピン４２,…,４２を備えている。
各ピン４２の電動機側端子には２つのタブ４４，４４が
平行に溶接、固定される一方、各ピン４２の外部配線側
端子には雄ねじが形成されている。
【００２１】なお、図２（ｂ）のターミナル４０におい
ては、タブ４４，４４を放射状にピン４２に溶接するこ
とで、各相の絶縁距離が確保でき隣接相間の干渉が防止
できるという利点があるが、図３に示されるように、全
てのタブ４４,…,４４を平行に配置して、同じ方向に向
くように取り付けることもでき、この場合、配線の作業
性が向上するという利点がある。
ては、タブ４４，４４を放射状にピン４２に溶接するこ
とで、各相の絶縁距離が確保でき隣接相間の干渉が防止
できるという利点があるが、図３に示されるように、全
てのタブ４４,…,４４を平行に配置して、同じ方向に向
くように取り付けることもでき、この場合、配線の作業
性が向上するという利点がある。
【００２２】図４は、各ピン４２に接続される固定子巻
線の各相の２本の引出線４６，４６と、引出線４６，４
６の端部に取り付けられたファストン端子４８，４８を
示している。
線の各相の２本の引出線４６，４６と、引出線４６，４
６の端部に取り付けられたファストン端子４８，４８を
示している。
【００２３】図４に示されるように、２つのファストン
端子４８，４８は引出線４６，４６に対し、左右逆に取
り付けられており、各ピン４２の両側に取り付けられた
２つのタブ４４，４４に容易に差し込むことが可能な形
状を呈している。すなわち、２つのファストン端子４
８，４８より引出線４６，４６の出る方向がそれぞれ逆
のものを対にするとともに、２本の引出線４６，４６を
同一方向に引き出すようにしたので、配線作業が極めて
容易になる。
端子４８，４８は引出線４６，４６に対し、左右逆に取
り付けられており、各ピン４２の両側に取り付けられた
２つのタブ４４，４４に容易に差し込むことが可能な形
状を呈している。すなわち、２つのファストン端子４
８，４８より引出線４６，４６の出る方向がそれぞれ逆
のものを対にするとともに、２本の引出線４６，４６を
同一方向に引き出すようにしたので、配線作業が極めて
容易になる。
【００２４】一方、配線系統３６の各接続線の端部に
は、図２（ａ）に示されるように、ストラップ状端子５
０が取り付けられており、ストラップ状端子５０の開口
部５０ａにピン４２を遊挿した後、ナット５２をねじ部
に螺合することによりストラップ状端子５０はピン４２
に固定される。
は、図２（ａ）に示されるように、ストラップ状端子５
０が取り付けられており、ストラップ状端子５０の開口
部５０ａにピン４２を遊挿した後、ナット５２をねじ部
に螺合することによりストラップ状端子５０はピン４２
に固定される。
【００２５】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明のうちで請求項１に記載の発明によれば、密閉容器
の外部配線系統を１系統とする一方、電動機の固定子巻
線を２系統としたので、作業スペースの限られた密閉容
器内部においては、配線の線径を大きくすることなく大
電流に対応することができるとともに作業性が低下する
こともない。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明のうちで請求項１に記載の発明によれば、密閉容器
の外部配線系統を１系統とする一方、電動機の固定子巻
線を２系統としたので、作業スペースの限られた密閉容
器内部においては、配線の線径を大きくすることなく大
電流に対応することができるとともに作業性が低下する
こともない。
【００２６】また、請求項２に記載の発明によれば、密
閉容器に設けられたターミナルに複数の接続ピンを取り
付け、各接続ピンの固定子巻線側端部に２つのタブを取
り付けたので、接触抵抗が低下することなく十分な放熱
性を確保することができる。
閉容器に設けられたターミナルに複数の接続ピンを取り
付け、各接続ピンの固定子巻線側端部に２つのタブを取
り付けたので、接触抵抗が低下することなく十分な放熱
性を確保することができる。
【００２７】さらに、請求項３あるいは４に記載の発明
によれば、複数の接続ピンのタブを放射状か、あるい
は、平行に配置したので、各相の絶縁距離を確保して隣
接相間の干渉を防止したり、配線の作業性を向上させる
ことができる。
によれば、複数の接続ピンのタブを放射状か、あるい
は、平行に配置したので、各相の絶縁距離を確保して隣
接相間の干渉を防止したり、配線の作業性を向上させる
ことができる。
【００２８】また、請求項５に記載の発明によれば、複
数の接続ピンの各々に接続される２つの端子として、端
子より引出線の出る方向がそれぞれ逆のものを対にして
使用し、各接続ピンに接続される２本の引出線を同一方
向に引き出すようにしたので、放射状あるいは平行に配
置した２つのタブに容易に挿入することができ、配線の
作業性を向上させることができる。
数の接続ピンの各々に接続される２つの端子として、端
子より引出線の出る方向がそれぞれ逆のものを対にして
使用し、各接続ピンに接続される２本の引出線を同一方
向に引き出すようにしたので、放射状あるいは平行に配
置した２つのタブに容易に挿入することができ、配線の
作業性を向上させることができる。
【００２９】また、請求項６に記載の発明によれば、密
閉容器に設けられたターミナルに複数の接続ピンを取り
付け、各接続ピンの外部配線側端部に雄ねじを形成し、
該雄ねじにナットを螺合することにより外部配線を取り
付けるようにしたので、振動により接続部が外れること
がなく信頼性の高い電動圧縮機を提供することができ
る。
閉容器に設けられたターミナルに複数の接続ピンを取り
付け、各接続ピンの外部配線側端部に雄ねじを形成し、
該雄ねじにナットを螺合することにより外部配線を取り
付けるようにしたので、振動により接続部が外れること
がなく信頼性の高い電動圧縮機を提供することができ
る。
【図１】 本発明にかかる電動圧縮機を有する空調装置
の概略配線系統図である。
の概略配線系統図である。
【図２】 本発明にかかる電動圧縮機に設けられたター
ミナルを示しており、（ａ）はその正面図で、（ｂ）は
その底面図である。
ミナルを示しており、（ａ）はその正面図で、（ｂ）は
その底面図である。
【図３】 変形例にかかるターミナルの底面図である。
【図４】 ターミナルの各端子に接続される引出線とそ
の端子の斜視図である。
の端子の斜視図である。
【図５】 従来の電動圧縮機の部分断面斜視図である。
【図６】 図５の電動圧縮機に取り付けられたターミナ
ルを示しており、（ａ）はその正面図で、（ｂ）はその
平面図である。
ルを示しており、（ａ）はその正面図で、（ｂ）はその
平面図である。
３０ 電動圧縮機 ３２ 駆動装置 ３４ 電源 ３６ 配線系統 ３８ 電動機 ４０，４０Ａ ターミナル ４２ ピン ４４ タブ ４６ 引出線 ４８ ファストン端子 ５０ ストラップ状端子 ５２ ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 稔 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西井 伸之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 3H003 AB04 AC03 CF02 CF04
Claims (6)
- 【請求項１】 密閉容器に収容された電動機と圧縮機構
部とを有する電動圧縮機であって、 上記密閉容器の外部配線系統を１系統とする一方、上記
電動機の固定子巻線を２系統としたことを特徴とする電
動圧縮機。 - 【請求項２】 上記密閉容器に設けられたターミナルに
複数の接続ピンを取り付け、各接続ピンの固定子巻線側
端部に２つのタブを取り付けた請求項１に記載の電動圧
縮機。 - 【請求項３】 上記複数の接続ピンのタブを放射状に配
置した請求項２に記載の電動圧縮機。 - 【請求項４】 上記複数の接続ピンのタブを平行に配置
した請求項２に記載の電動圧縮機。 - 【請求項５】 上記複数の接続ピンの各々に接続される
２つの端子として、端子より引出線の出る方向がそれぞ
れ逆のものを対にして使用し、各接続ピンに接続される
２本の引出線を同一方向に引き出すようにした請求項２
乃至４のいずれか１項に記載の電動圧縮機。 - 【請求項６】 上記密閉容器に設けられたターミナルに
複数の接続ピンを取り付け、各接続ピンの外部配線側端
部に雄ねじを形成し、該雄ねじにナットを螺合すること
により外部配線を取り付けるようにした請求項１に記載
の電動圧縮機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11103823A JP2000297759A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 電動圧縮機 |
| DE60041099T DE60041099D1 (de) | 1999-04-12 | 2000-04-11 | Motorgetriebene Kompressoreinheit |
| TW089106743A TW527474B (en) | 1999-04-12 | 2000-04-11 | Motor-driven compressor |
| US09/547,044 US6315527B1 (en) | 1999-04-12 | 2000-04-11 | Motor-driven compressor |
| EP00107769A EP1045504B1 (en) | 1999-04-12 | 2000-04-11 | Motor-driven compressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11103823A JP2000297759A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 電動圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000297759A true JP2000297759A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14364142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11103823A Pending JP2000297759A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 電動圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000297759A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6315527B1 (en) * | 1999-04-12 | 2001-11-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motor-driven compressor |
| JP2012067722A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Hitachi Appliances Inc | 圧縮機、及び密閉型回転電機 |
| JP2016031069A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | ダイキン工業株式会社 | ターミナルおよびターミナルを備えた圧縮機 |
| JP2016031070A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機 |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP11103823A patent/JP2000297759A/ja active Pending
Cited By (6)
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