JP2000293007A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000293007A
JP2000293007A JP11099452A JP9945299A JP2000293007A JP 2000293007 A JP2000293007 A JP 2000293007A JP 11099452 A JP11099452 A JP 11099452A JP 9945299 A JP9945299 A JP 9945299A JP 2000293007 A JP2000293007 A JP 2000293007A
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Hiroshi Sawara
広 佐原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターン画像を正確に検知して、適正なレジ
ストレーション補正を行う。 【解決手段】 各感光ドラムによって中間転写ベルト3
1上に形成したレジストレーション補正用のパターン画
像を検知する検知手段60、61と、検知手段60、6
1の検知結果に基づいて各色のレジストレーションを補
正する補正手段80とを備える。中間転写ベルト31の
進行方向Bについての最下流側に配設された感光ドラム
11aと中間転写ベルト31との間の転写領域を最下流
転写領域Taとし、また、最下流転写領域Taの下流側
でかつこれに最も近い位置に配置されたローラ32に中
間転写ベルト31が接触を開始する位置を接触開始位置
1とする。検知手段60、61は、最下流転写領域T
aと、接触開始位置C1 との間において、パターン画像
を検知するので、中間転写ベルト31がローラ32にか
かることでパターン画像が劣化する前に正確に検知でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーの画像形成装置において、異なる
色のトナー像を形成する複数の画像形成ステーション
を、トナー像が転写される転写材を担持搬送する転写材
搬送ベルト、又はトナー像が直接転写される中間転写ベ
ルトの移動方向に沿って並べるように配設したものが知
られている。なお、以下では、転写材搬送ベルトと中間
転写ベルトとをまとめて、「転写ベルト」というものと
する。
【0003】この種の画像形成装置において、帯電・露
光・現像等によってトナー像を形成する各画像形成ステ
ーションの感光ドラム間の機械的取り付け誤差、又は露
光手段としての各レーザビームの光路長誤差・光路変
化、LEDの環境温度による反り等の理由により、各感
光ドラム上で形成された各トナー像のレジストレーショ
ンが、トナー像が最終的に多重転写される転写材上で合
わなくなる。このため、従来から、各画像形成ステーシ
ョンによって、転写ベルト上にレジストレーション補正
用のパターン画像を形成し、このパターン画像をCCD
センサ等で読み取り、各色に相当する感光ドラム上での
レジストレーションずれを検出し、露光時の画像信号に
電気的補正をかけたり、レーザビーム光路中に設けられ
ている折り返しミラーを駆動して光路長変化又は光路変
化の補正を行ったりしている。
【0004】このような画像形成装置に用いられる転写
ベルトとしては、ベルトに所定の張力を付与するテンシ
ョン付与ローラが不要であること、また、ベルトの回動
に伴ってベルトの進行方向に直角な幅方向にベルトが寄
っていく現象を制御しやすいことなどから、弾性的に伸
縮するゴム等の弾性体が用いられている。このような転
写ベルトは、平行に支持されたローラ等の複数の支持部
材に張架され、駆動伝達ローラの回転によって、各画像
形成ステーションに沿って回転駆動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
画像形成装置における弾性体を用いた転写ベルトにおい
ては、図5に示すような現象が発生する。図5はローラ
32と他のローラ(不図示)に転写ベルト31を張架し
て矢印B方向に回転駆動したようすを示すものであり、
転写ベルト31の断面に等間隔の縞31aを入れて、転
写ベルト31の伸縮状態を模式的に示したものである。
このとき、転写ベルト上に形成されたレジストレーショ
ン補正用のパターン画像は、転写ベルト31がローラ3
2を通過する際の表面の伸縮によって飛び散りやすく、
画像品位が低下し、CCDセンサ等のパターン画像検知
手段が誤検知してしまい、レジストレーション補正が適
切になされないという問題があった。
【0006】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、レジストレーション補正を的確に行って、色ず
れのない高品質な画像を形成することのできる画像形成
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1に係る本発明は、複数の画像形成ステーシ
ョンを、複数のローラに掛け渡した無端ベルトの進行方
向に沿って配設し、それぞれの画像形成ステーションの
像担持体上に形成した色の異なるトナー像を、前記無端
ベルトに直接的に又は間接的に順次に転写し重ね合わせ
てカラーのトナー像を形成する画像形成装置において、
前記各像担持体によって前記無端ベルト上に形成したレ
ジストレーション補正用のパターン画像を検知する検知
手段と、該検知手段の検知結果に基づいて各色のレジス
トレーションを補正する補正手段と、を備え、前記無端
ベルトの進行方向についての最下流側に配設された画像
形成ステーションの像担持体と前記無端ベルトの間の転
写領域を最下流転写領域とし、また、前記複数のローラ
のうちの、前記最下流転写領域の下流側でかつ該最下流
転写領域に最も近い位置に配置されたローラに前記無端
ベルトが接触を開始する位置を接触開始位置とすると、
前記検知手段は、前記最下流転写領域と、前記接触開始
位置との間において、前記レジストレーション補正用の
パターン画像を検知する、ことを特徴とする。
【0008】請求項2に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記無端ベルトが、前記複数の像担
持体から前記トナー像が直接的に転写される中間転写ベ
ルトである、ことを特徴とする。
【0009】請求項3に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記無端ベルトが、前記複数の像担
持体から前記トナー像が転写される転写材を担持搬送す
る転写材搬送ベルトである、ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0011】〈実施の形態1〉図4に、本発明に係る画
像形成装置の一例を示す。同図に示す画像形成装置は、
並列に配設した4個の画像形成ステーションを有する中
間転写体方式の4色フルカラーのレーザビームプリンタ
である。
【0012】同図に示す画像形成装置は、プリンタ部1
Pとリーダ部1Rとを備えている。
【0013】プリンタ部1Pは大別して、4個の同じ構
成の画像形成ステーションa、b、c、dを有する画像
形成部10、給紙ユニット20、中間転写ユニット3
0、定着ユニット40、及び制御ユニット(不図示)か
ら構成される。以下、順に詳述する。
【0014】画像形成部10は次に述べるような構成に
なっている。像担持体としてのドラム型の電子写真感光
体(以下「感光ドラム」という。)11a、11b、1
1c、11dがその中心で軸支され、矢印方向に回転駆
動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向し
てその回転方向に一次帯電器12a、12b、12c、
12d、光学系13a、13b、13c、13d、折り
返しミラー16a、16b、16c、16d、現像器1
4a、14b、14c、14dが配置されている。一次
帯電器12a〜12dによって、感光ドラム11a〜1
1dの表面は、所定の極性、所定の電位に均一に帯電さ
れる。帯電後の感光ドラム表面は、次いで光学系13a
〜13dにより、記録画像信号に応じて変調した例えば
レーザビームなどの光線を折り返しミラー16a〜16
dを介して露光させることによって、静電潜像が形成さ
れる。さらに、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック
との4色のトナー(現像剤)をそれぞれ収納した現像器
14a〜14dによって上述の静電潜像にトナーが付着
され、トナー像として現像される。このトナー像が中間
転写ベルト(無端ベルト)31に転写される領域を一次
転写領域Ta、Tb、Tc、Tdとすると、感光ドラム
11a〜11dの回転方向に沿っての画像転写領域Ta
〜Tdの下流側に配設されたクリーニング装置15a、
15b、15c、15dにより、中間転写ベルト31に
転写されずに感光ドラム11a〜11d上に残されたト
ナー(転写残トナー)を掻き落としてドラム表面の清掃
を行う。以上の各画像形成プロセスにより、各色のトナ
ーによる画像形成が順次行われる。上述の一次転写領域
Ta〜Tdのうち、中間転写ベルト31の進行方向(移
動方向)についての最も下流側の一次転写領域Taを特
に、最下流転写領域という。
【0015】給紙ユニット20は、転写材Pを収納する
ための給紙カセット21a、21b、及び手差しトレイ
27、給紙カセット21a、21b、又は手差しトレイ
27から転写材Pを1枚ずつ送り出すためのピックアッ
プローラ22a、22b、26、各ピックアップローラ
22a、22b、26から送り出された転写材Pをレジ
ストローラ25a、25bまで搬送するための給紙ロー
ラ対23及び給紙ガイド24、そして画像形成ユニット
a、b、c、dの画像形成タイミングに合わせて転写材
Pを二次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ
25a、25bを備えている。
【0016】中間転写ユニット30は、中間転写体とし
てベルト状の中間転写ベルト31を備えている。中間転
写ベルト31は、3本のローラ、すなわち中間転写ベル
ト31に駆動を伝達する駆動ローラ32と、中間転写ベ
ルト31の回転によって従動回転する従動ローラ33
と、中間転写ベルト31を挟んで二次転写領域Teに対
向する二次転写対向ローラ34とに巻回されている。こ
れらローラのうち駆動ローラ32と従動ローラ33との
間に一次転写平面Aが形成される。駆動ローラ32は金
属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタン又はクロロプ
レン)をコーティングしてベルトとのスリップを防いで
いる。駆動ローラ32はパルスモータ(不図示)によっ
て回転駆動される。各感光ドラム11a〜11dと中間
転写ベルト31とが対向する一次転写領域Ta〜Tdに
は、中間転写ベルト31の裏面(内周面)に一次転写用
の帯電器35a、35b、35c、35dが配置されて
いる。二次転写対向ローラ34に対向して二次転写ロー
ラ36が配置され、中間転写ベルト31とのニップによ
って二次転写領域Teを形成する。二次転写ローラ36
は、中間転写ベルト31に対して適度な圧力で加圧され
ている。また、中間転写ベルト31の移動方向(矢印B
方向)についての二次転写領域Teの下流には中間転写
ベルト31の画像形成面をクリーニングするクリーニン
グ装置50が配設されている。クリーニング装置50
は、画像形成面に付着した転写残トナーなどを除去する
ためのクリーニングブレード51、及び除去した転写残
トナーを廃トナーとして収納する廃トナーボックス52
とを有している。
【0017】定着ユニット40は、内部にハロゲンヒー
タなどの熱源41aを有する定着ローラ46と、内部に
熱源41bを有し定着ローラ46に当接された加圧ロー
ラ47と、これら定着ローラ46と加圧ローラ47との
ニップ部へ転写材Pを導くためのガイド43と、ニップ
部から排出されてきた転写材Pをさらに画像形成装置本
体外部に排出するための内排紙ローラ44、外排紙ロー
ラ45と、排出された転写材Pを受け止める排紙トレイ
48とを備えている。
【0018】制御ユニットは、上述の各ユニット内の機
構の動作を制御するための制御基板70や、モータドラ
イブ基板(不図示)などを備えている。
【0019】次に、上述構成の画像形成装置の動作につ
いて説明する。
【0020】画像形成動作開始信号が発せられると、例
えば、ピックアップローラ22aにより、給紙カセット
21aから転写材Pが1枚ずつ送り出される。そして給
紙ローラ対23によって転写材Pが給紙ガイド24の間
を案内されてレジストローラ25a、25bまで搬送さ
れる。そのときレジストローラは停止されており、転写
材P先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成ス
テーションが画像の形成を開始するタイミングに合わせ
てレジストローラ25a、25bは回転を始める。この
回転時期は、転写材Pと画像形成ステーションから中間
転写ベルト31上に一次転写されたトナー像とが二次転
写領域Teにおいて一致するようにそのタイミングが設
定されている。
【0021】一方、画像形成ステーションでは、画像形
成動作開始信号が発せられると、前述した画像形成プロ
セスによって、中間転写ベルト31の回転方向において
一番上流にある画像形成ステーションdの感光ドラム1
1d上に形成されたトナー像が、高電圧が印加された一
次転写用の帯電器35dによって一次転写領域Tdにお
いて中間転写ベルト31に一次転写される。一次転写さ
れたトナー像は、次の一次転写領域Tcまで搬送され
る。そこでは各画像形成ユニット間をトナー像が搬送さ
れる時間だけ遅延して画像形成が行われており、中間転
写ベルト31上の前のトナー像の上にレジストを合わせ
て次のトナー像が転写されることになる。以下も同様の
工程が繰り返され、最終的に4色のトナー像が中間転写
ベルト31上に一次転写されて重ね合わされる。
【0022】その後、中間転写ベルト31の矢印B方向
に回転に伴って転写材Pが二次転写領域Teに進入し、
中間転写ベルト31に接触すると、転写材Pの通過タイ
ミングに合わせて二次転写ローラ36に、高電圧が印加
させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト
31上の4色のトナー像が転写材Pの表面に一括で二次
転写される。その後、転写材Pは搬送ガイド43によっ
て定着ローラ46と加圧ローラ47とのニップ部まで正
確に案内される。そして、転写材Pは、これらローラに
より、加熱、加圧されて表面にトナー像が定着される。
その後、内、外排紙ローラ44、45によって排紙トレ
イ48上に排出される。
【0023】つづいて、本実施の形態における特徴的な
部分を、図1、図2を参照して説明する。
【0024】図1は、画像形成装置のレジストレーショ
ン補正用のパターン画像を検知するためのパターン画像
検知手段(CCDセンサを含む)60、61近傍の概略
図である。中間転写ベルト31は、原材料としてゴム、
エラストマー等の弾性体が用いられ、周方向のヤング率
は1×107 Pa以上である。中間転写ベルト31の厚
さは、厚み精度や強度を確保し、かつ柔軟な回転駆動を
実現するという観点から0.3〜3mmが望ましい。さら
に中間転写ベルト31は、金属粉末(カーボンなど)等
の導電剤を添加することで所望の抵抗値(体積抵抗値と
しては1×1011Ω・cm以下が望ましい)に調整されて
いる。また、矢印B方向に回転し、領域C内において駆
動ローラ32に対して巻き付いて駆動力が伝達されてい
る。この領域Cのうち、特に、中間転写ベルト31が駆
動ローラ32との接触を開始する位置を接触開始位置C
1 という。一方、パターン画像検知手段60、61は、
4個の画像形成ステーションのうち、ベルト進行方向
(矢印B方向)に沿っての最下流に位置する画像形成ス
テーションaの感光ドラム11aと駆動ローラ32との
間に位置し、中間転写ベルト31上の位置Saにおい
て、中間転写ベルト31上に形成されたレジストレーシ
ョン補正用のパターン画像を読み取るようになってい
る。すなわち、パターン画像検知手段60、61は、最
下流転写領域Taと接触開始領域C1 との間において、
レジストレーション補正用のパターン画像62を検知す
るように構成されている。また、パターン画像検知手段
60、61は、図2(図1の主要部分の上視図である)
に示すように、中間転写ベルト31の幅方向の両端部に
配置されている。そして、パターン画像検知手段60、
61は、補正手段80に接続されている。
【0025】上述の構成により、レジストレーションの
補正は、以下のように行う。
【0026】画像形成動作を行う前に、各感光ドラム1
1a〜11dによって所定のタイミングで中間転写ベル
ト31上にレジストレーション補正用のパターン画像6
2を多数形成し、これをパターン画像検知手段60、6
1で読み取り、各色に相当する感光ドラム上でのレジス
トレーションずれを検知する。この検知結果に基づき、
補正手段80は、記録されるべき画像信号に電気的補正
をかけたり、レーザビーム光路中に設けられている折り
返しミラー16aを駆動して光路長変化や光路変化の補
正を行ったりしている。
【0027】このとき、本実施の形態によれば、感光ド
ラム11aを含む複数の感光ドラムによって中間転写ベ
ルト31上に形成されたレジストレーション補正用のパ
ターン画像62が中間転写ベルト31の回転によって領
域Cに進入し、転写ベルト31の表面の伸縮によってパ
ターン画像を形成しているトナーが飛び散り、画像品質
を低下させてしまう前に、パターン画像検知手段60が
位置Saにおいてレジストレーション補正用のパターン
画像62を読み取るため、レジストレーション補正用の
パターン画像62の劣化による誤検知を防ぎ、正確なレ
ジストレーション補正を実現することができる。
【0028】〈実施の形態2〉図3に、実施の形態2の
特徴的な部分を示す。同図は、画像形成装置のレジスト
レーション補正用のパターン画像を検知するためのパタ
ーン画像検知手段(CCDセンサを含む)60、61近
傍の概略図である。
【0029】本実施の形態によれば、パターン画像検知
手段60は反射ミラー63によって射出光を反射させ、
位置Saにおいてレジストレーション補正用のパターン
画像を読み取る構成になっている。したがって、本実施
の形態においても感光ドラム11aを含む複数の感光ド
ラムによって中間転写ベルト31上に形成されたレジス
トレーション補正用のパターン画像が中間転写ベルト3
1の矢印B方向の回転によって領域Cに進入し、中間転
写ベルト31の表面の伸縮によって飛び散り、画像品質
を低下させてしまう前に、パターン画像検知手段60、
61が位置Saにおいてレジストレーション補正用のパ
ターン画像を読み取るため、レジストレーション補正用
のパターン画像の画像劣化による誤検知を防ぎ、正確な
レジストレーション補正を実現することができる。さら
に反射ミラー63を用いることで、パターン画像検知手
段60、61を所望の位置に配設できるため、中間転写
ベルト31の長さを短くすることができ、画像形成装置
の小型化をも実現することができる。
【0030】以上説明した実施の形態1、2において
は、無端ベルトが中間転写ベルト31である場合を例に
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
無端ベルトが表面に転写材Pを担持して搬送する転写材
搬送ベルトである場合についても、ほぼ同様に適用する
ことができ、同様の効果をあげることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
無端ベルト上に形成されたレジストレーション補正用の
パターン画像を検知する検知手段が、最下流転写領域と
接触開始位置との間において、無端ベルト上のパターン
画像を検知することにより、無端ベルトがローラに巻き
付いて表面が伸縮してパターン画像が劣化してしまう前
に、パターン画像を読み取ることができるので、パター
ン画像を正確に検知することができ、適正なレジストレ
ーション補正を行うことができる。したがって、色ずれ
のない良好なカラー画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるレジストレーション補正
用のパターン画像を検知するための検知手段近傍の概略
図。
【図2】図1の上面図。
【図3】実施の形態2におけるレジストレーション補正
用のパターン画像を検知するための検知手段近傍の概略
図。
【図4】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す縦
断面図。
【図5】駆動ローラ近傍において、中間転写ベルトが伸
縮するようすを示す模式図。
【符号の説明】
11a 最下流側の画像形成ステーションの像担持
体(感光ドラム) 11b、11c、11d像担持体(感光ドラム) 31 無端ベルト(中間転写ベルト) 32 ローラ(駆動ローラ) 33 ローラ(従動ローラ) 34 ローラ(二次転写対向ローラ) 60、61 検知手段(パターン画像検知手段) 62 パターン画像 80 補正手段 C 領域 C1 接触開始位置 Ta 最下流転写領域 a、b、c、d画像形成ステーション(ステーション)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成ステーションを、複数の
    ローラに掛け渡した無端ベルトの進行方向に沿って配設
    し、それぞれの画像形成ステーションの像担持体上に形
    成した色の異なるトナー像を、前記無端ベルトに直接的
    に又は間接的に順次に転写し重ね合わせてカラーのトナ
    ー像を形成する画像形成装置において、 前記各像担持体によって前記無端ベルト上に形成したレ
    ジストレーション補正用のパターン画像を検知する検知
    手段と、 該検知手段の検知結果に基づいて各色のレジストレーシ
    ョンを補正する補正手段と、を備え、 前記無端ベルトの進行方向についての最下流側に配設さ
    れた画像形成ステーションの像担持体と前記無端ベルト
    の間の転写領域を最下流転写領域とし、また、前記複数
    のローラのうちの、前記最下流転写領域の下流側でかつ
    該最下流転写領域に最も近い位置に配置されたローラに
    前記無端ベルトが接触を開始する位置を接触開始位置と
    すると、 前記検知手段は、前記最下流転写領域と、前記接触開始
    位置との間において、前記レジストレーション補正用の
    パターン画像を検知する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記無端ベルトが、前記複数の像担持体
    から前記トナー像が直接的に転写される中間転写ベルト
    である、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記無端ベルトが、前記複数の像担持体
    から前記トナー像が転写される転写材を担持搬送する転
    写材搬送ベルトである、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101261465B (zh) * 2007-02-08 2012-07-18 三星电子株式会社 彩色配准装置及方法、成像设备及其图像输出方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101261465B (zh) * 2007-02-08 2012-07-18 三星电子株式会社 彩色配准装置及方法、成像设备及其图像输出方法

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