JP2004035200A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】最小限のローラ本数で、ベルトの寄り調整を効率的に調整すること。
【解決手段】像担持体と、複数のローラ間に懸架される無端状のベルト体と、を有する画像形成装置において、前記像担持体に対向する面を形成するローラのベルト体移動方向上流に位置する上流ローラの更に上流位置に、前記ベルト体の外側から該ベルト体を懸架する外ローラを設け、該外ローラのアライメントを調整可能に構成することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電記録方式や電子写真記録方式等を採用した画像形成装置、特に複数の画像形成手段と中間転写体を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、さまざまな形式のカラー画像形成装置が提案されている。その1つに各々の色の現像剤毎に画像形成部を設け、画像形成部において像担持体としての感光体ドラムに対し、周知の画像形成プロセスにて各色毎の顕画像を形成し、これら顕画像を無端循環運動する搬送体、いわゆる中間転写ベルト上に順次転写し、外部より供給される転写材に一括転写した後に定着して、カラー画像を得る電子写真方式のカラー画像形成装置がある。
【0003】
このような中間転写方式の画像形成装置において、中間転写ベルトは一般に複数のローラに内側から懸架される。しかしながら、これらの中間転写ベルトにおいては、装置本体の歪み等に起因するローラの整列性の変化、いわゆるアライメントずれによって、中間転写ベルトに寄りが発生するという問題を有している。
【0004】
このベルト寄りを補正する手段として、例えば、ベルト端部の位置を検知することによってベルトの寄り量を検出し、この情報を元に、前述した各ローラの一本についてアライメントを補正する方法等がとられる。この方法によれば、ベルトエッジに貼られたリブ状のゴム部を規制したり、ベルトエッジを直接フランジ等に突き当てて規制したりする手段に比べて機械的ストレスが少なく、ベルトの寿命を大幅に向上させることができる。
【0005】
一方で、装置内でのユニット配置の自由度向上およびベルト寄り力の低減を目的として、ベルト体の外周側から該ベルト体を懸架する外ローラを設けた構成が提案されている(特開2001−117374)。
【0006】
図7は前記従来例の形態を利用した中間転写部を説明する断面図である。中間転写ベルト31は、駆動ローラ32、二次転写内ローラ34、ステアリングローラ133および、テンションローラ137によって内側から懸架されるとともに、外側からは外ローラ180によって懸架されている。外ローラ180を設けることにより、二次転写内ローラ34とステアリングローラ133とを結んだ接線(図中破線)で形成されるところの中間転写ベルト断面に比べて、より小さい断面で中間転写ベルトを形成できるという効果が得られ、他のユニットを配置するための自由度を大きくでき、結果的に装置本体を小さく構成できるというメリットを有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
テンションローラ137は、各色の感光体ドラムと対向する一次転写平面Aをドラム表面に対して平行に維持する必要性から、水平方向にのみ移動可能に構成されるとともに、図示しないバネ部材によって図中左方向へ付勢されている。したがって、ステアリングローラ133を別途設けて、図中の矢印Dの方向にアライメントを調整することによって、ベルトの寄り調整を行っていた。
【0008】
しかしながら、上述の構成においては、テンションローラ137の他にステアリングローラ133を別途に設ける必要があるため、ローラ本数が増えてコスト高になってしまうとともに、構成が複雑になるという問題があった。
【0009】
また、中間転写ベルトのクリーニング装置の配置に関して設計上の困難があるという問題も有していた。すなわち、テンションローラ137の対向部にクリーニング装置を配置しようとすると、十分なスペースが得られず、ステアリングローラ133をさらに図中右方向に配置する必要性が生ずる。一方で、ステアリングローラ133を図中右方向に配置すると、中間転写ベルト31に対する掛かり量が減少し、アライメント調整に対する応答性が低下してしまう。
【0010】
そこで本発明の目的は、最小限のローラ本数で、ベルトの寄り調整を効率的に調整することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための、本発明の代表的な構成は、像担持体と、複数のローラ間に懸架される無端状のベルト体と、を有する画像形成装置において、前記像担持体に対向する面を形成するローラのベルト体移動方向上流に位置する上流ローラの更に上流位置に、前記ベルト体の外側から該ベルト体を懸架する外ローラを設け、該外ローラのアライメントを調整可能に構成することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図を用いて本発明の画像形成装置を詳細に説明する。図1は画像形成装置の要部断面図であり、図示の画像形成装置は複数の画像形成部を並設して成るカラー画像形成装置である。図示のカラー画像形成装置には画像出力部1Pが設けられており、この画像出力部1Pは、大別して画像形成部10(4つのステーションa,b,c,dが並設されており、その構成は同一である)、給送ユニット20、中間転写ユニット30、定着ユニット40及び制御基板70を有する制御装置で構成されている。
【0013】
ここで、個々のユニットについて詳しく説明する。画像形成部10においては、図示矢印方向に回転駆動される像担持体としての感光体ドラム11a,11b,11c,11dがその中心で軸支され、各感光体ドラム11a〜11dの外周面に対向してその回転方向に一次帯電器12(12a,12b,12c,12d)、光学系13(13a,13b,13c,13d)、現像装置14(14a,14b,14c,14d)が配置されている。
【0014】
そして、一次帯電器12a〜12dにおいて感光体ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与え、次いで光学系13a〜13dによって記録画像信号に応じて変調した例えばレーザービーム等の光線を感光体ドラム11a〜11d上に露光させて、各感光体ドラム11a〜11d上に静電潜像を形成する。そして、各静電潜像をイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによってトナー画像として顕像化する。尚、顕像化されたトナー画像をベルト体としての中間転写ベルト31に転写する画像一次転写領域Ta,Tb,Tc,Tdの下流側では、記録材Pに転写されないで感光体ドラム11a〜11d上に残されたトナーがクリーニング装置15(15a,15b,15c,15d)によって掻き落とされて感光体ドラム11a〜11dの表面が清掃される。以上に示したプロセスを経て各トナーによる画像形成が順次行われる。
【0015】
一方、給送ユニット20は、記録材Pを収納するためのカセット21(21a,21b)及び手差しトレイ27、カセット21a,21b内、若しくは手差しトレイ27より記録材Pを1枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a,22b,26、各ピックアップローラ22a,22b,26から送り出された記録材Pをレジストローラ25a,25bまで搬送するための給送ローラ対23及び給送ガイド24、画像形成部10での画像形成タイミングに合わせて記録材Pを二次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ25a,25bで構成されている。
【0016】
また、中間転写ユニット30は中間転写体としての中間転写ベルト31を有しており、該中間転写ベルト31は、これに駆動力を伝達する駆動ローラ(下流ローラ)32と、不図示のばね(弾性部材)の付勢力によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ(上流ローラ)33と、中間転写ベルト31を挟んで二次転写領域Teに対向する二次転写内ローラ34と、搬送方向(矢印B方向)の二次転写領域Teから一次転写領域Tdの間の中間転写ベルト31の外側に設けられた外ローラ80とに巻回されている。尚、中間転写ベルト31の材質としては例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)やPVdF(ポリフッ化ビニリデン)等が選定される。
【0017】
上記駆動ローラ32とテンションローラ33の間に一次転写平面Aが形成されるが、駆動ローラ32は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタン又はクロロプレン)をコーティングして中間転写ベルト31とのスリップが防がれている。尚、この駆動ローラ32は不図示のパルスモータによって回転駆動される。
【0018】
各感光体ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する一次転写領域Ta〜Tdには、中間転写ベルト31の裏に一次転写手段としての一次転写装置35a〜35dが配置されている。そして、二次転写内ローラ34に対向して二次転写装置36が配置されて二次転写領域Teが形成されている。
【0019】
また、中間転写ベルト31上の二次転写領域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配され、該クリーニング装置50は、クリーナブレード51と廃トナーを収納する廃トナーボックス52で構成されている。尚、クリーナブレード51の材質としてはポリウレタンゴム等が用いられる。
【0020】
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒータ等の熱源を備えた定着ローラ41aとこの定着ローラ41aに加圧される加圧ローラ41b(この加圧ローラ41bにも熱源を備える場合もある)、定着ローラ41aと加圧ローラ41bのニップ部へ記録材Pを導くためのガイド43、定着ローラ41a,加圧ローラ41bから排出されてきた記録材Pを更に装置外部に導き出すための内排出ローラ44、外排出ローラ45等で構成されている。また、前記制御装置は、上記各ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板70や不図示のモータドライブ基板等で構成されている。
【0021】
次に、本カラー画像形成装置の動作について説明する。画像形成動作開始信号が発せられると、先ず、ピックアップローラ22aによってカセット21aから記録材Pが1枚ずつ送り出される。そして、給送ローラ対23によって記録材Pが給送ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a,25bまで搬送される。このとき、レジストローラ25a,25bは停止しており、記録材Pの先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部10が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ25a,25bは回転を開始する。このレジストローラ25a,25bの回転時期は、記録材Pと画像形成部10より中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域Teにおいて丁度一致するようにそのタイミングが設定されている。
【0022】
一方、画像形成部10では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述したプロセスを経て中間転写ベルト31の回転方向において一番上流にある感光体ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された一次転写装置35dによって、一次転写領域Tdにおいて中間転写ベルト31に一次転写される。そして、中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー画像は次の一次転写領域Tcまで搬送され、そこでは画像形成部10間をトナー画像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー画像が転写されることになる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー画像が中間転写ベルト31上に一次転写される。
【0023】
その後、記録材Pが二次転写領域Teに進入して中間転写ベルト31に接触すると、該記録材Pの通過タイミングに合わせて二次転写装置36に高電圧を印加する。そして、前述したプロセスによって中間転写ベルト31上に形成された4色のトナー画像が記録材Pの表面に転写され、トナー画像が転写された記録材Pは搬送ガイド43によって定着ユニット40の定着ローラ41aと加圧ローラ41bのニップ部まで正確に案内される。そして、定着ユニット40のローラ対41a,41bの熱及びニップの圧力によって、トナー画像が記録材Pの表面に定着され、トナー画像が定着された記録材Pは内排出ローラ44と外排出ローラ45によって搬送されて機外に排出される。
【0024】
次に、本実施の形態の特徴的な構成について述べる。図2は外ローラ80が採用された中間転写ユニット30の構成を示した図である。先述したように、中間転写ベルト31は、駆動ローラ32、二次転写手段としての二次転写内ローラ34およびテンションローラ33によって内側から、さらに外ローラ80によって外側から懸架されている。ここでテンションローラ33は、図示しないバネ部材によって図中左方向に付勢され、中間転写ベルト31に適度な張力を与えている。また外ローラ80は、図中の奥側端部が図示しない軸受に軸支されていて、前側端部を矢印Cの方向に動かすことによって、アライメントを調整可能に構成されている。
【0025】
図3はアライメントの調整機構を説明する斜視図である。外ローラ80の前側の軸端部80aは、図示しない側板に固定された長軸受83に回転可能に軸支されている。長軸受83には、軸端部80aに対してひとつの方向にのみ勘合し、図2の矢印C方向にのみ移動を許容する長穴が設けてある。さらにその外側には、軸受82が矢印RおよびR方向(矢印Cと平行な方向)に移動自在に勘合されている。一方、図示しない側板にはステアリングモータ81が固定されている。このステアリングモータ81の先端部には、リードが設けられた出力軸81aが取り付けられていて、その先端部が軸受82に当接している。軸受82の反対側には、図示しないバネ部材が設けてあって、軸受82を出力軸81aに押し付けている。
【0026】
したがって、ステアリングモータ81が所定のステップ数だけ矢印M方向に回転すると、出力軸81aの先端部は所定の量だけ矢印L方向に移動し、同時に軸受82も所定の量だけ矢印L方向に移動する。反対に、ステアリングモータ81が所定のステップ数だけ矢印M方向に回転すると、出力軸81aの先端部は所定の量だけ矢印L方向に移動し、同時に軸受82も所定の量だけ矢印L方向に移動する。このようにして、外ローラ80の前側の軸端部80aを矢印RあるいはRの方向へ動かすことが可能であり、その結果、外ローラ80のアライメントを調整することが可能となる。
【0027】
中間転写ベルト31の寄り方向を制御するためには、外ローラ80のアライメントを調整すればよい。外ローラ80の前側の軸端部80aを矢印Rの方向に動かすと、中間転写ベルト31は矢印Sの方向に寄り力を生じ、外ローラ80の前側の軸端部80aを矢印Rの方向に動かすと、中間転写ベルト31は矢印Sの方向に寄り力を生じる。この特性を利用して外ローラ80のアライメントを調整すれば、装置本体の歪み等によって中間転写ベルト31に発生する寄り力を相殺する方向に、積極的に寄り力を生じさせ、結果的に中間転写ベルト31を所定位置Xから外れることなく走行させることが可能となる。
【0028】
感光体ドラム11から転写を受ける一次転写平面Aの図中奥側には、発光部90および受光部91からなる検知手段としてのベルトエッジセンサ92が設けられている。図4はベルトエッジセンサ92の作用を説明する上視図である。受光部91にはスリット91aが設けられている。発光部90(図4では不図示、図2参照)で発せられた光のうち、スリット91aを通過した光量を検出することにより、所定の電圧が出力される。
【0029】
図6(a)は中間転写ベルト31のエッジ部31aの位置変移量と、ベルトエッジセンサ92の出力電圧の関係を示した図である。いま、エッジ部31aが所定位置Xから変移してXへ動いた場合を考えると、エッジ部31aがスリット91aを遮る量が減少し、その結果、受光部91で検出される光量は増加する。このときベルトエッジセンサ92からは、電圧Vが出力される。この出力電圧Vの情報をもとに、図5に示す制御装置95により、ステアリングモータ81の駆動パルス数が決定される。
【0030】
図6(b)はベルトエッジセンサ92の出力電圧と、ステアリングモータ81の駆動パルス数の関係を示す図である。ベルトエッジセンサ92から電圧Vが出力されたとき、制御装置95では、ステアリングモータ81の駆動パルス数としてPを決定する。この駆動パルス信号Pは、ステアリングモータ81に送られ、ステアリングモータ81はパルス数Pだけ矢印Mの方向に回転する。これに伴い、先述したように、ステアリングモータ81の出力軸81aの先端部は所定の量だけ矢印L方向に移動し、その結果として、外ローラ80の前側のアライメントがRの方向に変移して、中間転写ベルト31は矢印Sの方向に移動する。かくして、中間転写ベルト31は、所定位置Xに戻される。
【0031】
以上説明したように本発明においては、外ローラ80のアライメントを調整可能に構成したことにより、最小限のローラ本数で断面積の小さい中間転写ベルトを構成できるとともに、ベルト寄りを補正することが可能である。また、外ローラ80を上流ローラとしてのテンションローラ33と二次転写手段としての二次転写内ローラ34の間に設けたことにより、その他の構成に対する設計自由度が増大し、結果的に装置本体を小さく構成することが可能である。さらに、ベルト端部の検知手段の情報を基に外ローラ80のアライメント変更手段としてのステアリングモータ81を動作させる制御手段としての制御装置95を有することにより、自動的に中間転写ベルト31の寄りを補正するようにすることが可能である。
【0032】
(他の実施形態)
前述した実施形態において説明したアライメント調整機構やベルトエッジ検出手段はあくまでも一例であって、本発明に関して何ら限定を加えるものではない。例えば、アライメント調整機構はカムフォロワーを用いて軸端位置を変移させるものであっても良いし、ベルト検出手段にあっては、ベルトエッジに当接させたアームの変移量を検出したりする構成であっても良い。
【0033】
さらに、前述した実施形態では、下流ローラに駆動を与え上流ローラにテンションを付与する構成で説明したが、上流ローラに駆動を与え下流ローラにテンションを付与する構成であっても、本発明に関する効果は同様に得られる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明においては、像担持体と、複数のローラ間に懸架される無端状のベルト体と、を有する画像形成装置において、前記像担持体に対向する面を形成するローラのベルト体移動方向上流に位置する上流ローラの更に上流位置に、前記ベルト体の外側から該ベルト体を懸架する外ローラを設け、該外ローラのアライメントを調整可能に構成することを特徴とするため、最小限のローラ本数で、ベルトの寄り調整を効率的に調整することができる。また、ベルト体を懸架するローラを最小限の本数で構成できるので、中間転写ベルトのクリーニング装置の配置に関して設計上の自由度を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の要部断面図である。
【図2】外ローラが採用された中間転写ユニットの構成を示した図である。
【図3】アライメントの調整機構を説明する斜視図である。
【図4】ベルトエッジセンサの作用を説明する上視図である。
【図5】制御装置の作用を説明する図である。
【図6】(a)中間転写ベルトのエッジ部の位置変移量と、ベルトエッジセンサの出力電圧の関係を示した図である。
(b)ベルトエッジセンサの出力電圧と、ステアリングモータの駆動パルス数の関係を示す図である。
【図7】従来例における中間転写部を説明する断面図である。
【符号の説明】
A    …一次転写平面、 P    …記録材、 Ta〜Td  …画像一次転写領域、
Te  …二次転写領域、
1P  …画像出力部、 10    …画像形成部、 11    …感光体ドラム、
12    …一次帯電器、 13    …光学系、 14    …現像装置、
15    …クリーニング装置、 20    …給送ユニット、 21    …カセット、
22a  …ピックアップローラ、 22b  …ピックアップローラ、
23    …給送ローラ対、 24    …給送ガイド、
25a  …レジストローラ、 25b  …レジストローラ、
26    …ピックアップローラ、 27    …手差しトレイ、
30    …中間転写ユニット、 31    …中間転写ベルト、
31a  …エッジ部、 32    …駆動ローラ、 33    …テンションローラ、
34    …二次転写内ローラ、 35    …一次転写装置、
36    …二次転写装置、 40    …定着ユニット、 41a  …定着ローラ、
41b  …加圧ローラ、 43    …搬送ガイド、 44    …内排出ローラ、
45    …外排出ローラ、 50    …クリーニング装置、
51    …クリーナブレード、 52    …廃トナーボックス、
70    …制御基板、 80    …外ローラ、 80a  …軸端部、
81    …ステアリングモータ、 81a  …出力軸、 82    …軸受、
83    …長軸受、 90    …発光部、 91    …受光部、
91a  …スリット、 92    …ベルトエッジセンサ、 95    …制御装置

Claims (5)

  1. 像担持体と、複数のローラ間に懸架される無端状のベルト体と、を有する画像形成装置において、
    前記像担持体に対向する面を形成するローラのベルト体移動方向上流に位置する上流ローラの更に上流位置に、前記ベルト体の外側から該ベルト体を懸架する外ローラを設け、該外ローラのアライメントを調整可能に構成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ベルト体は中間転写ベルトであって、
    前記像担持体上のトナー像を前記中間転写ベルトに転写する一次転写手段と、
    前記中間転写ベルト上のトナー画像を記録材に転写する二次転写手段と、を有し、
    前記外ローラを、前記上流ローラと前記二次転写手段との間に設けることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記ベルト体の端部を検知する検知手段と、
    前記外ローラのアライメントを変更するアライメント変更手段と、
    前記検知手段の情報をもとに前記アライメント変更手段を動作させる制御手段と、を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記上流ローラの対向部に前記ベルト体をクリーニングするクリーニング装置を取り付けることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記上流ローラ又は前記像担持体に対向する面を形成するローラのベルト体移動方向下流に位置する下流ローラのうち少なくとも一方を、前記ベルト体の前記像担持体に対向する面と平行に移動可能に構成するとともに、前記ベルト体に張力を与える方向に付勢する弾性部材を設けることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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