JP2000292624A - 架空設置型光接続箱 - Google Patents

架空設置型光接続箱

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JP2000292624A
JP2000292624A JP11099799A JP9979999A JP2000292624A JP 2000292624 A JP2000292624 A JP 2000292624A JP 11099799 A JP11099799 A JP 11099799A JP 9979999 A JP9979999 A JP 9979999A JP 2000292624 A JP2000292624 A JP 2000292624A
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JP
Japan
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connection box
optical connection
clamp
cable
clamp member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11099799A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiyasu Kamiko
通康 神子
Takashi Kawamura
隆 河村
Naoya Yamazaki
直哉 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設の自己支持型ケーブルに、そのケーブル
の機能を損なうことなく、光接続箱を取り付けられるよ
うにする。 【解決手段】 光接続箱2の両端に、既設の自己支持型
ケーブル1のケーブル本体1bに把持力を加えることな
く支持線1aのみを把持するクランプ3を、光接続箱2
の上面から突出するように取り付ける。クランプ3は、
下端部をヒンジピンで開閉可能に連結され、上端部をネ
ジ8で締め付けられるようになっている1対のクランプ
片3a、3bからなる。1対のクランプ片3a、3bは
互いに対向する面の上部に支持線1aの把持溝を、下部
にケーブル本体1bの収納溝を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設の自己支持型
ケーブルに取り付けることのできる架空設置型光接続箱
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来提案されている光接続箱は電柱に取
り付ける方式であった。
【0003】
【課題を解決するための手段】しかし電柱に取り付ける
方式では、電線、ケーブルが混み合っている場合や、既
に他の機器が取り付けられているような場合には、取付
け位置を確保できないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、光接続箱を設置しようと
する線路には多くの場合、自己支持型ケーブル(光ケー
ブルでもメタルケーブルでも可)が架設されていること
に着目し、既に架設されている自己支持型ケーブルを利
用して光接続箱を架空設置できるようにすることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の架空設置型光接続箱は、光接続箱の上面の複数
箇所に、既設の自己支持型ケーブルのケーブル本体に把
持力を加えることなく支持線のみを把持するクランプを
突設したことを特徴とするものである。このような構成
にすると、既設の自己支持型ケーブルに光接続箱を取り
付けることができるので、設置位置が制約されることが
なくなり、かつ既設の自己支持型ケーブルを利用して
も、そのケーブルのケーブル本体に損傷を与えるおそれ
がない。
【0006】本発明の架空設置型光接続箱におけるクラ
ンプは、下端部をヒンジピンで開閉可能に連結され、上
端部をネジで締め付けられるようになっている1対のク
ランプ片からなり、この1対のクランプ片は互いに対向
する面の上部に前記支持線の把持溝を、下部に前記ケー
ブル本体の収納溝を有しており、かつ一方のクランプ片
は下端部に前記光接続箱への固定部を、上端部に支持線
引っ掛け用のフック部を有するものとすることが好まし
い。このような構成にすると、自己支持型ケーブルへの
取付け作業が容易になると共に、サイズの異なる自己支
持型ケーブルにも容易に取り付けることが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。 〔実施形態1〕図1は本発明に係る架空設置型光接続箱
の一実施形態を、図2および図3はそれに使用するクラ
ンプを示す。図において、1は電柱間に張られた既設の
自己支持型ケーブル、2は光接続箱である。自己支持型
ケーブル1の支持線1aは適当間隔毎に、シースと一体
成形された首部又は吊り金具(図示省略)などによりケ
ーブル本体1bを支持している。
【0008】光接続箱2は箱本体2aと蓋体2bとで構
成され、箱本体2aの両端には上面から突出するように
クランプ3が固定されている。4は蓋体2bを閉じた状
態に保持するバックル、5は箱本体2aに形成されたケ
ーブル導入部、6は光接続箱2に導入される光ケーブル
である。
【0009】クランプ3は、図2および図3に示すよう
に1対のクランプ片3a、3bで構成されている。1対
のクランプ片3a、3bは下端部をヒンジピン7で開閉
可能に連結され、上端部をボルト8で締め付けられるよ
うになっている。また1対のクランプ片3a、3bは互
いに対向する面の上部に自己支持型ケーブルの支持線1
aを把持する把持溝9を、下部に自己支持型ケーブルの
ケーブル本体1bをゆるく収納する収納溝10を有して
いる。把持溝9の内面には支持線1aとの相対的なズレ
を防止するため図2(b)に示すような凹凸(縦方向の
筋)が形成されている。さらに一方のクランプ片3aは
下端部に光接続箱への固定部12を、上端部に支持線引
っ掛け用のフック部13を有している。クランプ3は固
定部12をボルト等により図1のように箱本体2aの両
端上部に固定すると、光接続箱2の上面から突出する状
態となる。
【0010】この架空設置型光接続箱は以上のような構
成であるから、既設の自己支持型ケーブル1に取り付け
るときは、まず一方のクランプ片3bを図3のように開
いた状態にしてフック部13を支持線1aに引っ掛け
る。これにより光接続箱2は支持線1aに吊り下げられ
た状態となるから、このあとクランプ3bを図2(a)
のように閉じ、ボルト8を締め付ければ、支持線1aを
きつく把持することができる。このときケーブル本体1
bは両クランプ片3a、3bの収納溝10の間に入るこ
とになるが、収納溝10はケーブル本体1bに把持力が
かからないように形成されているため、ケーブル本体1
bが損傷することはない。
【0011】またクランプ3は、一対のクランプ片3
a、3bの下端部をヒンジピン7で連結し、上端部をボ
ルト8で締め付けるようになっており、かつボルト締め
付け部の近くに支持線1aの把持溝9を有する構造であ
るため、ボルト8による締め付け範囲を広くとることが
可能であり、図4(a)のような小サイズの自己支持型
ケーブル1にも、(b)のような大サイズの自己支持型
ケーブル1にも確実に取り付けることができる。
【0012】〔実施形態2〕図5は本発明に係る架空設
置型光接続箱の他の実施形態を、図6はそれに使用する
クランプを示す。図において、1は電柱間に張られた既
設の自己支持型ケーブル、2は光接続箱、2aは光接続
箱2の箱本体、2bは蓋体、3は箱本体2aに固定され
たクランプ、4は蓋体2bを閉じた状態に保持するバッ
クル、5は箱本体2aに形成されたケーブル導入部、6
は光接続箱2に導入される光ケーブルである。
【0013】クランプ3は、図6(a)〜(c)に示す
ように固定クランプ部材21aと可動クランプ部材21
bとで構成されている。両部材21a、21bは金属板
の打ち抜き(又は切り抜き)、折り曲げ加工により形成
されている。固定クランプ部材21aは、正面板22の
一端側に箱本体2aの端面にねじ止めにより固定される
固定板23を有し、かつ正面板22の背面側に2枚のフ
ック板24を有している。2枚のフック板24は斜め下
向きのフック部25を有している。
【0014】可動クランプ部材21bは2枚のフック板
24の間に配置され、下端部に前記フック部25と共に
支持線1aを把持する形の押さえ片26を有している。
固定クランプ部材21aと可動クランプ部材21bには
ボルト27を貫通させてある。ボルト27の頭部は可動
クランプ部材21b側にあり、ボルト27の固定クラン
プ部材21a側にはナット28がねじ結合されている。
また可動クランプ部材21bにはボルト27の頭部の両
側を押さえるように回り止め部29が形成されている。
従ってナット28を締める方向に回転させると、可動ク
ランプ部材21bが固定クランプ部材21aの方に引き
寄せられ、ナット28を弛める方向に回転させると、可
動クランプ部材21bを可動クランプ部材21bから引
き離すことができる。
【0015】この架空設置型光接続箱は以上のような構
成であるから、既設の自己支持型ケーブル1に取り付け
るときは、まずナット28を弛めて可動クランプ部材2
1bを可動クランプ部材21bから引き離した状態にし
てフック部25を支持線1aに引っ掛ける。これにより
光接続箱2は支持線1aに吊り下げられた状態となるか
ら、このあとナット28を締め付ければ、フック部25
と押さえ片26が支持線1aを把持することになる。ク
ランプ3が支持線1aを把持すると、ケーブル本体1b
は箱本体2aの上面に乗る状態となり、ケーブル本体1
bには把持力がかからない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、既
設の自己支持型ケーブルに光接続箱を取り付けることが
できるので、光接続箱の設置位置の制約が少なくなり、
設置位置の選定を容易に行うことができる。また既設の
自己支持型ケーブルを利用しているが、ケーブル本体に
は把持力を加えないようになっているので、既設ケーブ
ルの機能が損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る架空設置型光接続箱の一実施形
態を示す斜視図。
【図2】 (a)は図1の架空設置型接続箱に使用した
クランプの正面図、(b)は同クランプの一方のクラン
プ片の内面図。
【図3】 図2(a)のクランプを開いた状態を示す正
面図。
【図4】 (a)は図2(a)のクランプを小サイズの
自己支持型ケーブルに取り付けた状態を、(b)は同じ
く大サイズの自己支持型ケーブルに取り付けた状態を示
す正面図。
【図5】 本発明に係る架空設置型光接続箱の他の実施
形態を示す斜視図。
【図6】 図5の架空設置型接続箱に使用したクランプ
の、(a)は平面図、(B)は正面図、(c)は側面
図。
【符号の説明】
1:自己支持型ケーブル 1a:支持線 1b:ケーブル本体 2:光接続箱 3:クランプ 3a、3b:クランプ片 5:ケーブル導入部 6:光ケーブル 7:ヒンジピン 8:ボルト(ネジ) 9:把持溝 10:収納溝 12:光接続箱への固定部 13:フック部 21a:固定クランプ部材 21b:可動クランプ部材 24:フック板 25:フック部 25:押さえ片
フロントページの続き (72)発明者 河村 隆 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 山崎 直哉 神奈川県川崎市中原区上小田中4−1−1 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2H038 CA38 CA65 5G361 AA07 AB12 AC05 AE02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光接続箱(2)の上面の複数箇所に、既設
    の自己支持型ケーブル(1)のケーブル本体(1b)に
    把持力を加えることなく支持線(1a)のみを把持する
    クランプ(3)を突設したことを特徴とする架空設置型
    光接続箱。
  2. 【請求項2】クランプ(3)は、下端部をヒンジピン
    (7)で開閉可能に連結され、上端部をネジ(8)で締
    め付けられるようになっている1対のクランプ片(3
    a、3b)からなり、この1対のクランプ片は互いに対
    向する面の上部に支持線の把持溝(9)を、下部にケー
    ブル本体の収納溝(10)を有しており、かつ一方のク
    ランプ片(3a)は下端部に光接続箱(2)への固定部
    (12)を、上端部に支持線引っ掛け用のフック部(1
    3)を有するものであることを特徴とする請求項1記載
    の架空設置型光接続箱。
  3. 【請求項3】クランプ(3)は、光接続箱(2)に固定
    される固定クランプ部材(21a)と、可動クランプ部
    材(21b)とからなり、固定クランプ部材(21a)
    は2枚のフック板(24)を有し、可動クランプ部材
    (21b)は2枚のフック板(24)の間に配置され、
    2枚のフック板(24)は斜め下向きの支持線引っ掛け
    用のフック部(25)を有し、可動クランプ部材(21
    b)は下端部に押さえ片(26)を有し、固定クランプ
    部材(21a)と可動クランプ部材(21b)はそれら
    を貫通するボルト(27)とナット(28)で締め付け
    られるようになっていることを特徴とする請求項1記載
    の架空設置型光接続箱。
JP11099799A 1999-04-07 1999-04-07 架空設置型光接続箱 Withdrawn JP2000292624A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009237340A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Fujikura Ltd 光クロージャ
JP2011091921A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Iwabuchi Corp 屋外用機器箱の支持線用掛止金具
CN107942453A (zh) * 2017-11-06 2018-04-20 杭州富通通信技术股份有限公司 蝶缆

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Effective date: 20060704