JP2000286867A - 通信装置およびシェーピング処理方法 - Google Patents

通信装置およびシェーピング処理方法

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JP2000286867A
JP2000286867A JP37342999A JP37342999A JP2000286867A JP 2000286867 A JP2000286867 A JP 2000286867A JP 37342999 A JP37342999 A JP 37342999A JP 37342999 A JP37342999 A JP 37342999A JP 2000286867 A JP2000286867 A JP 2000286867A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な性優先キューを設けずに様々なトラフ
ィックに対応したコネクションのシェーピング処理が行
える通信装置およびシェーピング処理方法を提供する 【解決手段】 前置シェーピング部14は、供給されるセ
ルからセル種別分配部14aでセル種別情報を取り出す。
得られたセル種別の情報が入力制御部14cに供給され
る。入力制御部14cはこの際に得られた情報を基にセル
の収容可能性を判断し、セル種別分配部14aを制御す
る。この制御により、バッファ部14bのFIFOメモリ1から
nからコネクションキュー単位に読み出す際に管理制御
部14dでスケジューリングだけでなく、読み出すコネク
ションキューの優先度も考慮してセルを読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信装置および
シェーピング処理方法に関し、特に、複数のサービスク
ラスの品質クラスのコネクションを収容し、シェーピン
グする機能を有する通信装置に適用して良好なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】非同期転送モード(Asynchronous Trans
fer Mode :以下ATMという)による通信装置は、固定長
のセルを単位にデータ転送が行われる。データには、固
定長毎に分けて(分解)このデータを調整して供給し、供
給先の伝走路を選択するスイッチングが施される(ルー
ティング)。この分解に対して逆に、データ伝送の効率
化を図るためにセルを多重すること(組立)等の処理が施
される。例えば、LAN(Local Area Network)における
伝送に用いられる通信装置には、伝送路上にあるまとま
ったデータの集中が不規則(または間欠的に)に、かつ比
較的に短時間に継続するバースト性が生じることがあ
る。このようなバースト性が生じると、スイッチングに
よってセルが確実に切り替えられなくなる場合が生じ、
セルが損失してしまう。これらは、通信装置における通
信品質の低下または劣化させる大きな一因になる。
【0003】また、複数のサービス品質を選択して扱え
るATMネットワークでは、上述したバースト性を避ける
ようにネットワークの通信プロトコルでトラフィック制
御を行っている。ここで、この通信プロトコルには、セ
ル転送遅延やセル損失等が規定されている。セル転送遅
延は、セルの転送待ち、供給されるセル間隔変動の補正
およびセルの組立・分解等に要する一定の時間の必要性
に基づいている。また、セル損失は、ヘッダ誤りおよび
せるの異常集中による高収容率に伴うセル廃棄で発生す
る。これらの条件は、サービスに応じて異なっている。
【0004】一般に、ATMネットワークにおける通信装
置には、通信側がセルの通信間隔を調整してセル遅延変
動(CDV: Cell Delay Variation)を所定値以下に抑え
るシェーピング機能が備えられている。通信装置におい
て搭載されたシェーピング処理を行うブロック(シェー
パ)は、セルの供給先へのルーティングをしながら、セ
ルを切り替えるATMスイッチの前段と後段にそれぞれ設
けられている。前段のブロックはコネクション単位にシ
ェーピング処理を行い、後段のブロックはサービスに対
応したシェーピング処理を行う。コネクションは、ある
階層のプロトコルが用いるこの階層化にある資源、すな
わち通信経路やその接続自体等と定義される。従って、
コネクション単位は、各種毎に分解されたセルの集まり
を単位とするセルのグループを示している。
【0005】ここで、前段のシェーピング処理は、サー
ビスのカテゴリに関係なく、ユーザとの間で契約された
帯域に基づいてスケジューリング(待ち行列処理)をコネ
クションキューで行い、この結果セル間隔を均等にする
処理を施している。実際にバースト的にセルが供給され
ると、セルはバッファに供給されて一時的な保持を経た
後にバッファから出力されることで遅延処理を受ける
(セル遅延)。また、後段のシェーピング処理は、セルに
対してサービスカテゴリー毎にキューイングを行う。こ
のキューイングは、最優先に転送の即時性およびセル損
失の規定の厳しいクラス1のDBR(Deterministic Bit R
ate)を送出し、GFR (Guarantee Frame Rate)、特性上
の規定のないUクラスのDBRの順に送出を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したク
ラス1のDBRのようなサービスカテゴリー等の遅延条件
の厳しいトラフィックでは、シェーピング処理を行わず
にセルを通過させることが望ましい場合がある。このよ
うな場合に、例えば、前段のシェーパー処理を行う際に
最優先のコネクションキュー(以下、単にキューという)
を別途設けることが考えられる。この前段のシェーピン
グ処理では、VCI(Virtual Channel Identifier :仮想チ
ャネル識別子)やVPI(Virtual Path Identifier:仮想
パス識別子)の値を持つセルの連続的な送出期間を一定
値以下に抑える処理を行う上で最優先キューを用いる。
最優先キューに供給するセルの配分は予めメモリに設定
しておく。最優先キューを配設する場合、他のキューか
らのセルの読み出しは、最優先キューにセルがないとき
だけ行われる。最優先キューには、最優先で通過させる
コネクションすべてを収容することができる。最優先キ
ューの場合、セルがバッファに蓄積されないためあまり
多くのメモリを必要としない。
【0007】ところが、最優先キューを固定的に1つ設
けると、最優先で通過させるコネクションが存在しない
場合には不要となる。
【0008】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、特別な最優先キューを設けずにさまざまなトラフィ
ックに対応したコネクションのシェーピング処理が行え
る通信装置およびシェーピング処理方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するために、複数の品質クラスのセルがコネクショ
ンキューの機能を発揮するバッファメモリに一旦収容さ
れた後、このバッファメモリのセルに対してサービスカ
テゴリ応じて分類を行って得られたセルを組み立てて供
給先に出力する通信装置において、供給されるセルの種
別の判定を行うと共に該当するコネクションキューへの
分配が行われる種別分配手段と、この種別判別手段から
のセル種別を基にセルが収容可能かの判断が行われ、こ
の判断に応じてこの種別分配手段の分配を制御する入力
制御手段と、収容されているセルをコネクションキュー
単位に読み出すスケジュールを管理するとともに、読み
出すコネクションキューの優先度に応じて収納されてい
る個々のセルに対する読み出し制御を行う読み出し制御
手段とを含むことを特徴とする。
【0010】ここで、入力制御手段は、各コネクション
キューに収容されているセル数をそれぞれカウントし、
保持するカウント手段と、このカウント手段からの値に
応じて入力されたセルの収容の可能性が判断され、この
判断に応じて対応するコネクションキューへの配分制御
を行う分配制御手段とを含むことが好ましい。
【0011】読み出し制御手段は、コネクションキュー
毎に収容された各セルの読み出す順序を示すスケジュー
ル情報の管理を行う予定管理手段と、この予定管理手段
からの読み出し可能なコネクションキューに対する読み
出し優先に応じた制御を行う優先制御手段とを含むこと
が望ましい。
【0012】予定管理手段は、コネクションキューのう
ち、設定された帯域の最も大きいコネクションキューか
ら小さいほうへと読み出す管理を行うと良い。
【0013】予定管理手段は、設定された帯域の最も大
きいコネクションキューから小さい方へと順に読み出し
て、同一の帯域を有する複数のコネクションキューが競
合した場合、競合した複数のコネクションキューのサー
ビスのカテゴリに基づく優先性に応じた読み出し制御を
行うスケジュール情報を作成し、優先制御手段が、競合
した複数のコネクションキューを、スケジュール情報に
基づいてサービスのカテゴリに基づく優先性の最も高い
コネクションキューから低い順に読み出すことが望まし
い。
【0014】本発明の通信装置は、供給されるセルから
種別分配手段でセル種別の情報を取り出す。得られたセ
ル種別の情報が入力制御手段に供給される。入力制御手
段は、この際に得られた情報(例えば、セル種別および
コネクション内のセル数など)を基にセルの収容可能性
を判断し、種別分配手段を制御する。この制御により、
最優先コネクションキューをあらわに考慮することな
く、制御に応じてバッファメモリ内のセルにシェーピン
グすることができる。収容されたセルをバッファメモリ
からコネクションキュー単位に読み出す際に読み出し制
御手段でスケジュールだけでなく、読み出すコネクショ
ンキューの優先度も考慮してセルを読み出すことによ
り、特別な再優先コネクションキューを設けなくても、
設けた場合と同じく各トラフィックに対応したコネクシ
ョンのシェーピング処理を行う。
【0015】また、本発明のシェーピング処理方法は、
複数の品質クラスのセルをコネクションキュー毎に収容
し、優先度に応じてシェーピング処理を行うシェーピン
グ処理方法において、供給されるセルの種別の判定を行
うセル種別判定工程と、セル種別判定工程によって得ら
れたセル選別結果に基づいて対応するコネクションキュ
ーにセルを分配するセル分配工程と、各コネクションキ
ュー毎に、設定された帯域の最も大きなコネクションキ
ューから小さい方へと順にセルを読み出す読み出し工程
を有することを特徴とする
【0016】ここで、セル分配工程は入力制御工程を有
し、入力制御工程は、各コネクションキューに収容され
ているセル数で管理することが望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる通信装置およびシェーピング処理方法の実施例を詳
細に説明する。
【0018】本発明の通信装置は、ATMにおけるセルに
対するシェーピング処理をセルの種別を確認し、それに
応じてセルの供給するコネクションキューを一単位に指
定・分配するとともに、読み出し時に読み出されるコネ
クションキュー単位のスケジュールだけでなく、このコ
ネクションキューのスケジュール情報とともに、読み出
し優先度を考慮に入れて読み出すことにより、最優先コ
ネクションキューを設けてセルを読み出した場合と同じ
ように優先度の高い順にセルを読み出すことができるの
で、各種のトラフィックに対応させてシェーピングする
ことができるという点に特徴がある。
【0019】本発明の通信装置をATM通信装置の前置シ
ェーピング部に適用した際の構成およびその動作につい
て図1〜図4を参照しながら説明する。ATM通信装置10
は、広帯域ISDN(Broadband aspects of Integrated Se
rvices Digital Network :以下、B-ISDNという)を介し
て供給される情報のストリームを個々のセルに分解し、
ルーティングしてセルを組み立てる装置である。ATM通
信装置10は、図1に示すように、通信プロトコルという
規約を守るようにハードウェアやソフトウェアを用いて
セルを切り替えるATMスイッチ部12に対する前段と後段
にそれぞれ前置シェーピング部14、後段シェーピング部
16が備えられている。
【0020】ATMスイッチ部12は、大容量のネットワー
クを構成するように複数の時間スイッチ間を多重化され
たハイウェイのまま接続する空間スイッチが用いられて
いる。また、通信プロトコルに対応するように各部が構
成されている。
【0021】前置シェーピング部14には、図2に示すよ
うに、セル種別分配部14a、バッファ部14b、入力制御部
14c、管理制御部14dおよび加算器14eが備えられてい
る。個々についてさらに説明する。セル種別判定部14a
には、セル種別判定部140aおよび分配部142aが備えられ
ている。セル種別判定部140aは、供給されるセルの種別
を判定する。種別の判定は、たとえば、セルのヘッダに
格納されたストリーム識別情報(VRI: Virtual Pass Id
entifier, VCI: Virtual Channel Identifier)を検出
している。また、分配部142aは、供給されるセルをバッ
ファ部14bに分配する。この分配は、上述したセル識別
の判定結果に基づいてセルが分配され、分配不可能なセ
ルは廃棄される。セル識別の判定結果は入力制御部14c
に供給される。
【0022】バッファ部14bには、複数のFIFO(First-I
n First-Out)メモリが設けられており、FIFOメモリに
は、それぞれ複数のセルが種別毎にそれぞれに格納でき
るようになっている。バッファ部14bの各FIFOメモリ
は、後述する入力制御部14cおよび優先制御部14dからの
書込制御信号および読出制御信号に従って、セルの書き
込みおよび読み出しを行う。FIFOメモリの出力は加算器
14eに供給される。
【0023】入力制御部14cには、分配制御部140cおよ
びバッファカウント部142cが備えられている。分配制御
部140cは、セル種別判定部140aで得られた情報(たとえ
ば、ストリーム識別情報)を基にセルの分配先のバッフ
ァを指定する制御を行っている。分配制御部140cは、バ
ッファカウント部142cと接続されている。バッファカウ
ント部142cは、バッファ部14bのFIFOメモリ1〜nのそ
れぞれに格納されているセル数をカウントし、その値を
保持している。すなわち、バッファカウント部142cは、
バッファ部14bのセルの格納状況に関する情報を有して
いる。分配制御部140cは、単にセル種別判定部140aから
のセル識別情報に従ってセルの分配先を指定するだけで
なく、バッファカウント部142cから得られる各セルの格
納状況も考慮してセルの分配を制御する。バッファカウ
ント部142cからのセル数に関する情報が分配部142dに供
給され、分配部142aは、一時保持していたセルを指示さ
れたFIFOメモリに出力する。また、分配制御部140cは、
バッファ部14bも制御して分配部142aから供給されるセ
ルと指定のFIFOメモリに書き込ませている。
【0024】管理制御部14dには、スケジューラ140dお
よび優先制御部142dが備えられている。スケジューラ14
0dは、バッファカウント部142cからのセル数等の情報に
よりFIFOメモリのそれぞれについて出力権利の有無を検
討している。スケジューラ14dは、出力権利がある場
合、たとえば、FIFOメモリに少なくとも1つ以上のセル
が格納されていることなど、コネクションキュー単位に
読み出し可能なコネクションキューの情報を優先制御部
142dに出力する。優先制御部142dは、出力権利が得られ
たコネクションキューのうち、優先度に従って優先度の
高いコネクションキューからセルを順次読み出すように
読出制御信号をバッファ部14bに供給する。
【0025】ここで、優先度は、設定された帯域に着目
し、帯域の大きさに応じて設定する。従って、帯域の最
も大きいコネクションキューの優先度を高くする。この
帯域とは、予めユーザと網(サービス提供者)との間で取
り交わした、すなわち契約した際の伝送レートのことで
ある。前置シェーピング部14は、取り決めた伝送レート
(コネクションキューへの設定帯域)を物理帯域としてい
る。このように前置シェーピング部14には、従来の構成
で前述したような最優先コネクションキューのような専
用のバッファを設けていない。
【0026】後置シェーピング部16には、ATMスイッ
チ部12でルーティング後に供給されるセルをサービスカ
テゴリに対応して、シェーピング処理を行う機能が備え
られている。前述したようにセル損失に対する厳しい規
格DBR[クラス1]を最優先に送出し、GFR等を各種サービ
スクラスに応じた優先度にて送出する。実際には、DBR
[クラス1、SBR[クラス1]、GFR,DBR[クラス2]、AB
R,DBR[クラス3]、DBR[Uクラス]等、9クラス以上が規
定されている。
【0027】次にATM通信装置10における前置シェーピ
ング部14の動作について説明する。セルがセル種別分配
部14aのセル種別判定部140aと分配部142aに入力され
る。セル種別判定部140aは、供給されたセルの種類が何
か、例えばストリーム識別情報を検出(抽出)して判定す
る。この判定結果が分配制御部140cに供給される。分配
制御部140cは、この判定結果であるセルの種別およびバ
ッファ部14bの各FIFOメモリ1〜n内のセル数に関する情
報をバッファカウント部142cから受けて、受信したセル
を対応するFIFOメモリに格納可能かどうかを判定する。
この判定により受信したセルを格納可能な場合、分配制
御部140cは、受信したセルFIFOメモリに分配する書込制
御信号を分配部142aに供給する。分配部142aは、書込制
御信号によりそのセルを該当FIFOメモリに出力する。分
配制御部140cは、バッファ部14bにも書込制御信号を供
給して書き込み制御を行っている。
【0028】バッファ部14bにおけるFIFOメモリ1〜nに
対応するコネクションキュー(以下、単にキューという)
には、複数のセルが供給される。管理制御部14dのスケ
ジューラ140dは、バッファカウント部142cのカウント値
(セル数)を基にキューが出力権利を有するかどうかの判
定を行っている。そして、スケジューラ140dでは、ユー
ザとの契約に伴う帯域に基づいて、セル間隔を均等にす
るようにシェーピング処理が行われるように、スケジュ
ーリングを行う。出力権利を有する場合、バッファーカ
ウント部142cは、出力可能であるキューの情報をキュー
単位に優先制御部142dに供給する。優先制御部142dに
は、各キューを単位に優先度を表す優先度情報がスケジ
ューラ140dから供給される。優先度情報とは、前述した
物理帯域の値である。この物理帯域の値が大きいほど優
先順位は高くなる。これにより、バースト的にキューイ
ングされたセルは、バッファ部14bで遅延されることに
なる。すなわち、シェーピング処理が行われる。
【0029】具体的に説明すると、図3(a)に示すよ
うに、4つのキューを設けた際に帯域は、キュー1、キュ
ー2、キュー3、キュー4という順に広い。従って、優先
度も(キュー1)>(キュー2)>(キュー3)>(キュ
ー4)の順である。矢印Aの方向にセルが出力されると
き、優先制御部142dがこの帯域優先を考慮すると、キュ
ー1には一定間隔毎にセル“1”が格納されている。また
キュー2,3,4にはキュー1よりもそれぞれ優先順位が下が
るほど間隔が広がっている。この優先制御部142dは、バ
ッファ部14bの各キュー、すなわちFIFOメモリに対して
読み出し制御を行う。読み出し制御を受けたバッファ部
14bは、読み出したセルを加算器14eに供給する。加算器
14eでは、供給されたそのままのタイミングでセルの組
み立て処理が行われ、出力される。図3(b)に示すよう
に、最初の段階でキュー1,2,3,4のデータが同じ関係に
ある場合、すなわち、同一のタイミングにて出力されべ
き関係にある場合、上述した優先度に応じてキュー1の
セル“1”の間に優先度下位のキュー2,3,4のセル
“2”,“3”,“4”がそれぞれ割り込んだ関係で出力
される。この場合、優先度に応じた読み出し制御がそれ
ぞれの時間において行われることにより、ストリーム
「1,2,1,3,1,4,1,2,1,3,1,4,1,2,1,3,1,4,1,2,1,3,1,,
2,4」が出力される。このセルの読み出しは、最優先キ
ューを設けて読み出した場合と同じである。このように
読み出しの帯域を絞りつつ、優先的にセルを送出するこ
とができる。
【0030】これに対して、単にセルの優先度をセルの
到着順にすると、図3(c)に示すように、「1,2,3,4,1,
1,1,2,3,1,4,1,1,2,1,3,4,1,1,2,1,3,1,,2,4」というス
トリームが出力される。これは最優先キューを考慮した
場合のストリームとは異なっている。すなわち、このス
トリームが示すように、帯域に関係なく、セル出力にば
らつきが生じる。この時、帯域が大きいキュー、すなわ
ち、セル間隔が大きいキューほど帯域に対する変動が大
きくなり、バースト性が高くなる。例えば、キュー1に
着目してみると、図3(b)のキュー1の部分が均等にス
ケジューリングされているにもかかわらず、図3(c)の
キュー1ではスケジューリングによりセルがばらつき、
セル“1”が複数個連続している。このように同種のセ
ルが連続して供給されるとバースト性が現れてしまう。
換言すると、前述した帯域優先の場合には、帯域の大き
いセルほどばらつきが小さくバースト性が顕著にならな
いという利点がある。
【0031】このように構成することにより、バッファ
部14bのFIFOメモリを最優先キューのために専用に設け
ることなく、受信したセルの種別を判定し、種別毎にセ
ルをバッファ部14bのFIFOメモリに格納させることによ
り、最優先キューを設けた場合と同じ機能を持たせるこ
とができる。特にユーザとの契約時に交わす通信の帯域
を考慮して読み出しを制御すると、バースト的にセルが
供給されることを防ぎ、セルの廃棄を抑えることにな
る。従って、伝送情報の品質を向上させることができ
る。
【0032】上記の実施例では、管理制御部14dの優先
制御部142dにおいて、帯域(予めユーザと網との間で取
り交わされた伝送レート)に基づいて図3(b)に示すよ
うな読み出し制御を行ったが、同一の帯域を有する複数
のキューにおける読み出しが競合した場合には、競合し
たキューのサービスカテゴリに基づいて優先読み出しを
行う。すなわち、同一帯域を有する複数のキューが読み
出しにおいて競合した場合には、さらに、それぞれのキ
ューのサービスカテゴリーとして規定されたDBR[クラス
1]、SBR[クラス1]、GFR,DBR[クラス2]、SBR[クラス
3],DBR[Uクラス]等の情報を検出する。そして、セル損
失に対する厳しい規格の DBR[クラス1]を最優先に読み
出し、つづいて、 SBR[クラス1]、GFR,DBR[クラス2]、
SBR[クラス3],DBR[Uクラス]の順に優先的にセルを読み
出す制御を行う。
【0033】(その他の実施例)上述の実施例において
は、優先制御部142dが、帯域(予めユーザと網との間で
取り交わされた伝送レート)に従って伝送レートの高い
キューからセルを順次読み出す制御を行っている。しか
しながら、優先制御部142dが、サービスカテゴリーに従
って優先的に読み出し制御を行っても良い。すなわち、
それぞれのキューよりサービスカテゴリーとして規定さ
れたDBR[クラス1]、SBR[クラス1]、GFR,DBR[クラス
2]、SBR[クラス3],DBR[Uクラス]等の情報を検出する。
そして、セル損失に対する厳しい規格の DBR[クラス1]
を最優先に読み出し、つづいて、 SBR[クラス1]、GFR,
DBR[クラス2]、SBR[クラス3],DBR[Uクラス]の順に優先
的にセルを読み出す制御を行う。
【0034】さらに、サービスカテゴリーに従って読み
出し制御した場合において、同一のサービスカテゴリを
有するキューが読み出しにおいて競合した場合には、競
合したキューにおける帯域に基づいて優先読み出し制御
を行う。すなわち、同一のサービスカテゴリーを有する
複数のキューが読み出しにおいて競合した場合には、さ
らに、それぞれのキューより帯域に関する情報を検出
し、伝送レートの高い方のキューからセルを順次読み出
す制御を行う。
【0035】
【発明の効果】このように本発明の通信装置によれば、
供給されるセル分配手段でセル種別情報(例えば、VPI
及びVCI)を取り出す。得られたセル種別情報は入力制
御手段に供給され、入力制御手段は、セル種別情報に基
づいてセルの収容可能性を判断するとともに分配手段を
制御する。この制御により、最優先キューをあらわに考
慮することなく、制御に応じて場ふぁメモリ内のセルに
シェーピング処理を施すことができる。収容されたセル
をバッファメモリからキュー単位に読み出す際に、読み
出し制御手段は優先度(通信の帯域またはサービスカテ
ゴリー)を考慮したセルの読み出し制御を行う。そのた
め、特別な最優先キューを設けることなく、各トラフィ
ックに対応したコネクションのシェーピング処理を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置を適用するATM通信装置
の概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1のATM通信装置における前置シェーピング部
の一実施例の概略的な構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示した前置シェーピング部において、
(a)のキュー内のセルを、(b)帯域順の優先度および
(c)到着順の優先度にて読み出す動作を説明する模式
図である。
【図4】図2の前置シェーピング部の変形例の概略的な
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 ATM通信装置 12 ATMスイッチ部 14前置シェーピング部 16後置シェーピング部 14aセル種別分配部 14bバッファ部 14c入力制御部 14d管理制御部 14e加算器 140aセル種別判定部 140c スケジューラ 140d 分配制御部 142a分配部 142cバッファカウント部 142d優先制御部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の品質クラスのセルがコネクション
    キューの機能を発揮するバッファメモリに一旦収容され
    た後、該バッファメモリの前記セルに対してサービスの
    カテゴリに応じた分類を行って得られたセルを組み立て
    て供給先に出力する通信装置おいて、 供給されるセルの種別の判定を行うとともに、前記種別
    判定に基づいて対応する前記コネクションキューへ前記
    セルを分配する種別分配手段と、 前記種別分配手段からのセル種別に基づいてセルが収容
    可能かの判断を行い、前記判断結果に応じて前記種別分
    配手段の分配を制御する入力制御手段と、 前記収容されたセルをコネクションキュー単位に読み出
    すスケジュールを管理するとともに、読み出すコネクシ
    ョンキューの優先度に応じて前記収容されている個々の
    セルに対する読み出し制御を行う読み出し制御手段とを
    含むことを特徴とする通信装置
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記入
    力制御手段は、前記各コネクションキューに収容されて
    いるセルの数をそれぞれカウントし、前記カウント結果
    を保持するカウント手段と、 前記カウント手段からの前記セルの数に応じて、入力さ
    れたセルの収容の可能性を判断し、前記判断に応じて対
    応するコネクションキューへの分配制御を行う分配制御
    手段とを含むことを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の通信装置において、前
    記読み出し制御手段は、前記コネクションキュー毎に収
    容された各セルの読み出す順序を示すスケジュール情報
    を行う予定管理手段と、 前記予定管理手段からの読み出し可能なコネクションキ
    ューに対する読み出し優先に応じた制御を行う優先制御
    手段とを含むことを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の通信装置において、前
    記予定管理手段は、前記コネクションキューのうち、設
    定された帯域の最も大きいコネクションキューから小さ
    い方へと順に読み出す管理を行うことを特徴とする通信
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の通信装置において、 前記予定管理手段は、設定された帯域の最も大きいコネ
    クションキューから小さい方へと順に読み出して、同一
    の帯域を有する複数のコネクションキューが競合した場
    合、前記競合した複数のコネクションキューのサービス
    のカテゴリに基づく優先性に応じた読み出し制御を行う
    スケジュール情報を作成し、 前記優先制御手段が、前記競合した複数のコネクション
    キューを、前記スケジュール情報に基づいて前記サービ
    スのカテゴリに基づく優先性の最も高いコネクションキ
    ューから低い順に読み出す事を特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の通信装置において、前
    記予定管理手段は、前記コネクションキューのうち、設
    定されたサービスカテゴリの最も優先性が高いコネクシ
    ョンキューから小さい方へと順に読み出す管理を行うこ
    とを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の通信装置において、 前記予定管理手段は、設定されたサービスカテゴリの最
    も優先性が高いコネクションキューから小さい方へと順
    に読み出して、同一のサービスカテゴリを有する複数の
    コネクションキューが競合した場合、前記競合した複数
    のコネクションキューの通信帯域に基づく優先性に応じ
    た読み出し制御を行うスケジュール情報を作成し、 前記優先制御手段が、前記競合した複数のコネクション
    キューを、前記スケジュール情報に基づいて前記通信帯
    域の最も大きいコネクションキューから小さい順に読み
    出す事を特徴とする通信装置。
  8. 【請求項8】 複数の品質クラスのセルをコネクション
    キュー毎に収容し、優先度に応じてシェーピング処理を
    行うシェーピング処理方法において、 供給されるセルの種別の判定を行うセル種別判定工程
    と、 前記セル種別判定工程によって得られたセル選別結果に
    基づいて対応する前記コネクションキューに前記セルを
    分配するセル分配工程と、 各コネクションキュー毎に、設定された帯域の最も大き
    なコネクションキューから小さい方へと順にセルを読み
    出す読み出し工程を有することを特徴とするシェーピン
    グ処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のシェーピング方法にお
    いて、前記セル分配工程は、前記各コネクションキュー
    に収容されるセル数を計数し、前記計数結果に基づいて
    前記セルを対応する前記コネクションキューに収容可能
    か否か判断して、前記セルの分配を制御する入力制御工
    程を含むことを特徴とするシェーピング処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載のシェーピング方法に
    おいて、前記読み出し工程は、前記設定された帯域の最
    も大きいコネクションキューから小さい方へと順に読み
    出して、同一の帯域を有する複数のコネクションキュー
    が競合した場合、前記サービスのカテゴリに基づく優先
    性の最も高いコネクションキューから低い順に読み出す
    事を特徴とするシェーピング処理方法。
  11. 【請求項11】 複数の品質クラスのセルをコネクショ
    ンキュー毎に収容し、優先度に応じてシェーピング処理
    を行うシェーピング処理方法において、 供給されるセルの種別の判定を行うセル種別判定工程
    と、 前記セル種別判定工程によって得られたセル選別結果に
    基づいて対応する前記コネクションキューに前記セルを
    分配するセル分配工程と、 各コネクションキュー毎に、サービスカテゴリの優先性
    に基づき、前記サービスカテゴリの優先性の最も高いコ
    ネクションキューから低い方へと順にセルを読み出す読
    み出し工程を有することを特徴とするシェーピング処理
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のシェーピング方法に
    おいて、前記セル分配工程は、前記各コネクションキュ
    ーに収容されるセル数を計数し、前記計数結果に基づい
    て前記セルを対応する前記コネクションキューに収容可
    能か否か判断して、前記セルの分配を制御する入力制御
    工程を含むことを特徴とするシェーピング処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載のシェーピング方法に
    おいて、前記読み出し工程は、前記サービスカテゴリの
    優先性の最も高いコネクションキューから低い方へと順
    にセルを読み出して、同一のサービスカテゴリに基づく
    優先性を有する複数のコネクションキューが競合した場
    合、設定された帯域の最も大きい前記コネクションキュ
    ーから小さい方へと順に読み出す事を特徴とするシェー
    ピング処理方法。
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