JP2000285727A - 高圧放電ランプ装置 - Google Patents
高圧放電ランプ装置Info
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- JP2000285727A JP2000285727A JP11088249A JP8824999A JP2000285727A JP 2000285727 A JP2000285727 A JP 2000285727A JP 11088249 A JP11088249 A JP 11088249A JP 8824999 A JP8824999 A JP 8824999A JP 2000285727 A JP2000285727 A JP 2000285727A
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- Japan
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- pressure discharge
- reflector
- lighting circuit
- sealing portion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、反射体背面側に配設される点灯回路
への過度な熱量を抑えるとともに小形化することのでき
る高圧放電ランプ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】請求項１記載の高圧放電ランプ装置は、少
なくとも一端に形成された封止部、封止部に支持されて
内部に配設される電極および内部に封入される放電媒体
を含んで構成される透光性気密容器および一端が前記電
極に電気的に接続され他端が前記封止部の端部から外方
へ導出された外部リードを有する高圧放電ランプ１と；
開口部、曲面部、底部および背面側に形成された可視光
および赤外線を主として反射する反射被膜を有してな
り、前記高圧放電ランプが光学的に対向して配設される
反射体２と；反射体の開口部を覆うカバー体３と；反射
体の背面側に配設される高圧放電ランプを点灯する点灯
回路４と；高圧放電ランプ、反射体および点灯回路を収
容するケース５と；を具備することを特徴とする。
への過度な熱量を抑えるとともに小形化することのでき
る高圧放電ランプ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】請求項１記載の高圧放電ランプ装置は、少
なくとも一端に形成された封止部、封止部に支持されて
内部に配設される電極および内部に封入される放電媒体
を含んで構成される透光性気密容器および一端が前記電
極に電気的に接続され他端が前記封止部の端部から外方
へ導出された外部リードを有する高圧放電ランプ１と；
開口部、曲面部、底部および背面側に形成された可視光
および赤外線を主として反射する反射被膜を有してな
り、前記高圧放電ランプが光学的に対向して配設される
反射体２と；反射体の開口部を覆うカバー体３と；反射
体の背面側に配設される高圧放電ランプを点灯する点灯
回路４と；高圧放電ランプ、反射体および点灯回路を収
容するケース５と；を具備することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧放電ランプ装
置に関する。
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、高圧放電ランプと反射体とを一体
化させ、かつ、高圧放電ランプを反射体の開口面と平行
に配置して照度をアップさせた高圧放電ランプ装置が開
発されている。このような高圧放電ランプ装置は、高圧
放電ランプの発光効率が高く、ハロゲンランプや蛍光灯
を用いるランプ装置に比べて消費電力を少なくすること
ができる。
化させ、かつ、高圧放電ランプを反射体の開口面と平行
に配置して照度をアップさせた高圧放電ランプ装置が開
発されている。このような高圧放電ランプ装置は、高圧
放電ランプの発光効率が高く、ハロゲンランプや蛍光灯
を用いるランプ装置に比べて消費電力を少なくすること
ができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この種の高圧放電ラン
プ装置は、極めて小さい電極間ギャップでの放電で光を
得るため、小形化が可能となるが、そこで発生する放射
エネルギーにより点灯回路への熱負荷が大きく、小形化
の際、問題となる。
プ装置は、極めて小さい電極間ギャップでの放電で光を
得るため、小形化が可能となるが、そこで発生する放射
エネルギーにより点灯回路への熱負荷が大きく、小形化
の際、問題となる。
【０００４】すなわち、装置が小形化されることにより
発光部からの輻射が強くなり、反射体から背面側への輻
射も強くなるため、反射体背面側に配設される点灯回路
が正常に作動しない場合がある。
発光部からの輻射が強くなり、反射体から背面側への輻
射も強くなるため、反射体背面側に配設される点灯回路
が正常に作動しない場合がある。
【０００５】また、反射体の開口部を透光性カバー等で
覆った場合、反射体と透光性カバーとで囲まれた空間内
は高温状態となる。そして、高圧放電ランプをこの高温
状態となった空間内に配置することにより、熱の影響に
よって高圧放電ランプの点灯状態が不安定になり、寿命
が短くなる場合がある。
覆った場合、反射体と透光性カバーとで囲まれた空間内
は高温状態となる。そして、高圧放電ランプをこの高温
状態となった空間内に配置することにより、熱の影響に
よって高圧放電ランプの点灯状態が不安定になり、寿命
が短くなる場合がある。
【０００６】本発明は、反射体背面側に配設される点灯
回路への過度な熱量を抑えるとともに小形化することの
できる高圧放電ランプ装置を提供することを目的とす
る。
回路への過度な熱量を抑えるとともに小形化することの
できる高圧放電ランプ装置を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、少な
くとも一端に形成された封止部、封止部に支持されて内
部に配設される電極および内部に封入される放電媒体を
含んで構成される透光性気密容器および一端が前記電極
に電気的に接続され他端が前記封止部の端部から外方へ
導出された外部リードを有する高圧放電ランプと；開口
部、曲面部、底部および背面側に形成された可視光およ
び赤外線を主として反射する反射被膜を有してなり、前
記高圧放電ランプが光学的に対向して配設される反射体
と；反射体の開口部を覆うカバー体と；反射体の背面側
に配設される高圧放電ランプを点灯する点灯回路と；高
圧放電ランプ、反射体および点灯回路を収容するケース
と；を具備することを特徴とする。
くとも一端に形成された封止部、封止部に支持されて内
部に配設される電極および内部に封入される放電媒体を
含んで構成される透光性気密容器および一端が前記電極
に電気的に接続され他端が前記封止部の端部から外方へ
導出された外部リードを有する高圧放電ランプと；開口
部、曲面部、底部および背面側に形成された可視光およ
び赤外線を主として反射する反射被膜を有してなり、前
記高圧放電ランプが光学的に対向して配設される反射体
と；反射体の開口部を覆うカバー体と；反射体の背面側
に配設される高圧放電ランプを点灯する点灯回路と；高
圧放電ランプ、反射体および点灯回路を収容するケース
と；を具備することを特徴とする。
【０００８】請求項２の発明は、少なくとも一端に形成
された封止部、封止部に支持されて内部に配設される電
極および内部に封入される放電媒体を含んで構成される
透光性気密容器および一端が前記電極に電気的に接続さ
れ他端が前記封止部の端部から外方へ導出された外部リ
ードを有する高圧放電ランプと；開口部、曲面部および
底部で構成されるセラミック製基体および基体表面に形
成された可視光を主として反射する反射被膜を有してな
り、前記高圧放電ランプが光学的に対向して配設される
反射体と；反射体の開口部を覆うカバー体と；反射体の
背面側に配設される高圧放電ランプを点灯する点灯回路
と；高圧放電ランプ、反射体および点灯回路を収容する
ケースと；を具備することを特徴とする。
された封止部、封止部に支持されて内部に配設される電
極および内部に封入される放電媒体を含んで構成される
透光性気密容器および一端が前記電極に電気的に接続さ
れ他端が前記封止部の端部から外方へ導出された外部リ
ードを有する高圧放電ランプと；開口部、曲面部および
底部で構成されるセラミック製基体および基体表面に形
成された可視光を主として反射する反射被膜を有してな
り、前記高圧放電ランプが光学的に対向して配設される
反射体と；反射体の開口部を覆うカバー体と；反射体の
背面側に配設される高圧放電ランプを点灯する点灯回路
と；高圧放電ランプ、反射体および点灯回路を収容する
ケースと；を具備することを特徴とする。
【０００９】上述した本発明における各用語について、
次に説明する。まず、透光性気密容器は、透光性と耐熱
性とを備えた材料、例えば、透光性セラミックス又は石
英ガラスにより形成されている。
次に説明する。まず、透光性気密容器は、透光性と耐熱
性とを備えた材料、例えば、透光性セラミックス又は石
英ガラスにより形成されている。
【００１０】透光性気密容器内に封入される放電媒体と
しては、キセノン、アルゴンなどの希ガス、金属ハロゲ
ン化物、水銀等が用いられる。
しては、キセノン、アルゴンなどの希ガス、金属ハロゲ
ン化物、水銀等が用いられる。
【００１１】外部リードと電極とは、別体に形成して固
着してもよく、又は、一体に形成してもよい。
着してもよく、又は、一体に形成してもよい。
【００１２】可視光および赤外線を主として反射する反
射被膜は、高圧放電ランプから出射された可視光および
赤外線を投光方向に反射するものであれば何でもよく、
膜厚が比較的厚く、板状であってもよい。これにより、
赤外線が反射体を通過して点灯回路に到達することを抑
制することができる。このため、高圧放電ランプ、反射
体および点灯回路のそれぞれを比較的近接して配設する
ことができ、装置全体を小形化することができる。
射被膜は、高圧放電ランプから出射された可視光および
赤外線を投光方向に反射するものであれば何でもよく、
膜厚が比較的厚く、板状であってもよい。これにより、
赤外線が反射体を通過して点灯回路に到達することを抑
制することができる。このため、高圧放電ランプ、反射
体および点灯回路のそれぞれを比較的近接して配設する
ことができ、装置全体を小形化することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を示
す高圧放電ランプ装置について、図１および２を参照し
て説明する。
す高圧放電ランプ装置について、図１および２を参照し
て説明する。
【００１４】図１は、本発明の一実施の形態を示す高圧
放電ランプ装置の縦断正面図および図２は、同じく、高
圧放電ランプを拡大して示す正面図である。
放電ランプ装置の縦断正面図および図２は、同じく、高
圧放電ランプを拡大して示す正面図である。
【００１５】高圧放電ランプ装置は、高圧放電ランプ
１、この高圧放電ランプ１を配設する反射体２、この反
射体の前部に配設されるカバー体３、反射体２の背面側
に配設される点灯回路４およびこれらを収容するケース
５を含んで構成されている。
１、この高圧放電ランプ１を配設する反射体２、この反
射体の前部に配設されるカバー体３、反射体２の背面側
に配設される点灯回路４およびこれらを収容するケース
５を含んで構成されている。
【００１６】まず、高圧放電ランプ１は、少なくとも一
端に形成された封止部１ａａ，１ａａ、封止部１ａａ，
１ａａに支持されて内部に配設される電極１ａｂ，１ａ
ｂおよび内部に封入される放電媒体を含んで構成される
透光性気密容器１ａおよび一端が前記電極１ａｂ，１ａ
ｂに電気的に接続され他端が前記封止部１ａａ，１ａａ
の端部から外方へ導出された外部リード１ｂ，１ｂを有
する。
端に形成された封止部１ａａ，１ａａ、封止部１ａａ，
１ａａに支持されて内部に配設される電極１ａｂ，１ａ
ｂおよび内部に封入される放電媒体を含んで構成される
透光性気密容器１ａおよび一端が前記電極１ａｂ，１ａ
ｂに電気的に接続され他端が前記封止部１ａａ，１ａａ
の端部から外方へ導出された外部リード１ｂ，１ｂを有
する。
【００１７】この透光性気密容器１ａは、透光性セラミ
ックスにより中空の回転楕円体状に形成され、その長手
方向の両端から円筒状に形成された封止部１ａａ，１ａ
ａが延出されている。封止部１ａａ，１ａａ内には外部
リード１ｂ，１ｂが挿通され、透光性気密容器１ａ内に
突出した外部リード１ｂ，１ｂの一端に電極１ａｂ，１
ａｂが一体に形成され、外部リード１ｂ，１ｂの他端は
封止部１ａａ，１ａａの端部から外方へ突出している。
ックスにより中空の回転楕円体状に形成され、その長手
方向の両端から円筒状に形成された封止部１ａａ，１ａ
ａが延出されている。封止部１ａａ，１ａａ内には外部
リード１ｂ，１ｂが挿通され、透光性気密容器１ａ内に
突出した外部リード１ｂ，１ｂの一端に電極１ａｂ，１
ａｂが一体に形成され、外部リード１ｂ，１ｂの他端は
封止部１ａａ，１ａａの端部から外方へ突出している。
【００１８】そして、封止部１ａａ，１ａａの端部で
は、その内周面と外部リード１ｂ，１ｂの外周面との間
がシール１ｃ，１ｃにより封止されている。
は、その内周面と外部リード１ｂ，１ｂの外周面との間
がシール１ｃ，１ｃにより封止されている。
【００１９】次に、反射体２は、開口部２ａ、曲面部２
ｂ、底部２ｃおよび背面側に形成された可視光および赤
外線を主として反射する反射被膜２ｄを有してなり、前
記高圧放電ランプ１が光学的に対向して配設されてい
る。そして、反射体２は、ガラス製基体で形成され、可
視光および赤外線を主として反射する反射被膜２ｄを有
してなり、ケース５に固定されている。
ｂ、底部２ｃおよび背面側に形成された可視光および赤
外線を主として反射する反射被膜２ｄを有してなり、前
記高圧放電ランプ１が光学的に対向して配設されてい
る。そして、反射体２は、ガラス製基体で形成され、可
視光および赤外線を主として反射する反射被膜２ｄを有
してなり、ケース５に固定されている。
【００２０】この可視光および赤外線を主として反射す
る反射被膜２ｄは、例えば、酸化チタンおよび酸化シリ
コンなどの金属酸化物膜が交互に積層されて形成され、
可視光および赤外線を投光方向に反射するものである。
る反射被膜２ｄは、例えば、酸化チタンおよび酸化シリ
コンなどの金属酸化物膜が交互に積層されて形成され、
可視光および赤外線を投光方向に反射するものである。
【００２１】すなわち、高圧放電ランプ１からの放射の
うち可視光は、反射体２の反射被膜２ｄによって反射さ
れ、ミラー形状に従った配光が得られる。また、赤外線
などのその他の波長域は、反射体２を構成するセラミッ
ク自体の反射率により拡散反射される。
うち可視光は、反射体２の反射被膜２ｄによって反射さ
れ、ミラー形状に従った配光が得られる。また、赤外線
などのその他の波長域は、反射体２を構成するセラミッ
ク自体の反射率により拡散反射される。
【００２２】したがって、所定の配光を得るための可視
光を適正に反射することができるとともに、点灯回路４
側への輻射を低減し、過度の温度上昇によって回路が誤
動作あるいは破損するのを防ぐことができる。
光を適正に反射することができるとともに、点灯回路４
側への輻射を低減し、過度の温度上昇によって回路が誤
動作あるいは破損するのを防ぐことができる。
【００２３】また、反射体２背面側に形成されている反
射被膜２ｄの表面が変質等しても、高圧放電ランプ１か
らの光は、ガラス製基体を通って酸化チタンおよび酸化
シリコンが積層されて形成された金属酸化物膜に到達
し、この膜内で起こる光干渉作用により反射光を得るの
で反射被膜２ｄの外表面の変質状態の影響を受けにく
く、反射被膜２ｄ本来の機能が低下することは少ない。
射被膜２ｄの表面が変質等しても、高圧放電ランプ１か
らの光は、ガラス製基体を通って酸化チタンおよび酸化
シリコンが積層されて形成された金属酸化物膜に到達
し、この膜内で起こる光干渉作用により反射光を得るの
で反射被膜２ｄの外表面の変質状態の影響を受けにく
く、反射被膜２ｄ本来の機能が低下することは少ない。
【００２４】また、反射被膜２ｄとしてアルミニウム蒸
着膜を使用した場合、反射体２背面側に形成された反射
被膜２ｄの表面は酸化され反射率が低下するが、この面
は反射面ではないので、投光方向への影響はなく高反射
率を維持できる。なお、反射被膜２ｄをアルミ製反射体
とした場合、ケース内部の平均温度は、１００゜Ｃとな
り、反射板なしの場合の平均温度１１１゜Ｃと比較して
約１０％の温度低下を得ることができた。
着膜を使用した場合、反射体２背面側に形成された反射
被膜２ｄの表面は酸化され反射率が低下するが、この面
は反射面ではないので、投光方向への影響はなく高反射
率を維持できる。なお、反射被膜２ｄをアルミ製反射体
とした場合、ケース内部の平均温度は、１００゜Ｃとな
り、反射板なしの場合の平均温度１１１゜Ｃと比較して
約１０％の温度低下を得ることができた。
【００２５】また、高圧放電ランプ１側へ熱を返すこと
で、高圧放電ランプ１を高温状態に維持できるので発光
効率を向上させることができる。
で、高圧放電ランプ１を高温状態に維持できるので発光
効率を向上させることができる。
【００２６】なお、反射体２は、セラミック製基体およ
び基体表面に形成された可視光を主として反射する反射
被膜２ｄを有して構成されていてもよい。すなわち、高
圧放電ランプ１からの放射のうち可視光は、反射体２の
反射被膜２ｄによって反射され、反射体形状に従った配
光が得られる。また、赤外線などのその他の波長域は、
反射体２を構成するセラミック自体の反射率により拡散
反射することができる。この場合、反射被膜２ｄを可視
光を主として反射するように設計・製造するだけでよい
ので、比較的簡単に効果を得ることができる。
び基体表面に形成された可視光を主として反射する反射
被膜２ｄを有して構成されていてもよい。すなわち、高
圧放電ランプ１からの放射のうち可視光は、反射体２の
反射被膜２ｄによって反射され、反射体形状に従った配
光が得られる。また、赤外線などのその他の波長域は、
反射体２を構成するセラミック自体の反射率により拡散
反射することができる。この場合、反射被膜２ｄを可視
光を主として反射するように設計・製造するだけでよい
ので、比較的簡単に効果を得ることができる。
【００２７】以上により、可視光および赤外線は反射さ
れ、赤外線が反射体２を通って点灯回路に到達すること
を抑制することができる。このため、高圧放電ランプ
１、反射体２および点灯回路４のそれぞれを比較的近接
して配設することができ、装置全体を小形化することが
できる。
れ、赤外線が反射体２を通って点灯回路に到達すること
を抑制することができる。このため、高圧放電ランプ
１、反射体２および点灯回路４のそれぞれを比較的近接
して配設することができ、装置全体を小形化することが
できる。
【００２８】なお、反射体２と高圧放電ランプ１との固
定については、高圧放電ランプ１の封止部１ａａ，１ａ
ａを２個の取付穴２ｅ，２ｅに挿入することにより、反
射体２の開口部２ａの開口面に対して平行に位置決めさ
れる。これにより、反射体７による配光性能が向上す
る。なお、両者は、セメント２ｆを取付穴２ｅ，２ｅに
充填することにより固着される。このセメント２ｆは、
反射体２の反射面に比べて反射率が低いので、２個の取
付穴２ｅ，２ｅは高圧放電ランプ１を取り付けるために
必要な最小限の大きさの穴径に形成されている。したが
って、高圧放電ランプ１の封止部１ａａ，１ａａを挿入
した取付穴２ｅ，２ｅにセメント２ｆを充填して高圧放
電ランプ１を固定した場合、反射面上におけるセメント
２ｆの露出面積が必要最小限の大きさとなり反射性能の
低下を抑制することができる。
定については、高圧放電ランプ１の封止部１ａａ，１ａ
ａを２個の取付穴２ｅ，２ｅに挿入することにより、反
射体２の開口部２ａの開口面に対して平行に位置決めさ
れる。これにより、反射体７による配光性能が向上す
る。なお、両者は、セメント２ｆを取付穴２ｅ，２ｅに
充填することにより固着される。このセメント２ｆは、
反射体２の反射面に比べて反射率が低いので、２個の取
付穴２ｅ，２ｅは高圧放電ランプ１を取り付けるために
必要な最小限の大きさの穴径に形成されている。したが
って、高圧放電ランプ１の封止部１ａａ，１ａａを挿入
した取付穴２ｅ，２ｅにセメント２ｆを充填して高圧放
電ランプ１を固定した場合、反射面上におけるセメント
２ｆの露出面積が必要最小限の大きさとなり反射性能の
低下を抑制することができる。
【００２９】さらに、ケース５は、高圧放電ランプ１、
反射体２および反射体２の背面側に配設される点灯回路
４を収容している。
反射体２および反射体２の背面側に配設される点灯回路
４を収容している。
【００３０】ケース５は、上部ケース５ａおよび下部ケ
ース５ｂで構成されている。両者は、ピン５ｃにより連
結され、ケース５ａはピン５ｃを中心として回動自在に
設けられている。また、封止部１ａａ，１ａａの端部か
ら突出した外部リード１ｂ，１ｂの他端が開口部２ａの
外周縁の投影面内に位置するため、上部ケース５ａの外
形寸法を反射体２の開口部２ａの外周縁径と略同じ程度
に抑えることができ、高圧放電ランプ装置の小形化を図
ることができる。封止部１ａａ，１ａａの端部から突出
した外部リード１ｂ，１ｂの他端にはリード線１ｄ，１
ｄが接続されるが、その接続部が上部ケース５ａで覆わ
れているため、外部リード１ｂ，１ｂとリード線１ｄ，
１ｄとの接続部の保護を確実に行える。
ース５ｂで構成されている。両者は、ピン５ｃにより連
結され、ケース５ａはピン５ｃを中心として回動自在に
設けられている。また、封止部１ａａ，１ａａの端部か
ら突出した外部リード１ｂ，１ｂの他端が開口部２ａの
外周縁の投影面内に位置するため、上部ケース５ａの外
形寸法を反射体２の開口部２ａの外周縁径と略同じ程度
に抑えることができ、高圧放電ランプ装置の小形化を図
ることができる。封止部１ａａ，１ａａの端部から突出
した外部リード１ｂ，１ｂの他端にはリード線１ｄ，１
ｄが接続されるが、その接続部が上部ケース５ａで覆わ
れているため、外部リード１ｂ，１ｂとリード線１ｄ，
１ｄとの接続部の保護を確実に行える。
【００３１】さらに、本装置では、高圧放電ランプ装置
に取着されている口金６を既存のランプソケツトに差し
込むことにより使用することができ、汎用性の高い照明
装置を得ることができる。
に取着されている口金６を既存のランプソケツトに差し
込むことにより使用することができ、汎用性の高い照明
装置を得ることができる。
【００３２】
【発明の効果】請求項１および２記載の高圧放電ランプ
装置によれば、高圧放電ランプの大きさを変えることな
く高圧放電ランプ装置の小形化を図ることができる。ま
た、高圧放電ランプの熱は反射体により反射されるの
で、点灯回路に対して熱による影響を少なくして高圧放
電ランプの点灯状態を安定させることができる。
装置によれば、高圧放電ランプの大きさを変えることな
く高圧放電ランプ装置の小形化を図ることができる。ま
た、高圧放電ランプの熱は反射体により反射されるの
で、点灯回路に対して熱による影響を少なくして高圧放
電ランプの点灯状態を安定させることができる。
【図１】本発明の一実施の形態を示す高圧放電ランプ装
置の縦断正面図。
置の縦断正面図。
【図２】同じく、高圧放電ランプを拡大して示す正面
図。
図。
１…高圧放電ランプ ２…反射体 ３…カバー体 ４…点灯回路 ５…ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 清 東京都品川区東品川四丁目３番１号東芝ラ イテック株式 会社内 Ｆターム(参考） 3K014 AA01 LA01 LB05
Claims (2)
- 【請求項１】少なくとも一端に形成された封止部、封止
部に支持されて内部に配設される電極および内部に封入
される放電媒体を含んで構成される透光性気密容器およ
び一端が前記電極に電気的に接続され他端が前記封止部
の端部から外方へ導出された外部リードを有する高圧放
電ランプと；開口部、曲面部、底部および背面側に形成
された可視光および赤外線を主として反射する反射被膜
を有してなり、前記高圧放電ランプが光学的に対向して
配設される反射体と；反射体の開口部を覆うカバー体
と；反射体の背面側に配設される高圧放電ランプを点灯
する点灯回路と；高圧放電ランプ、反射体および点灯回
路を収容するケースと；を具備することを特徴とする高
圧放電ランプ装置。 - 【請求項２】少なくとも一端に形成された封止部、封止
部に支持されて内部に配設される電極および内部に封入
される放電媒体を含んで構成される透光性気密容器およ
び一端が前記電極に電気的に接続され他端が前記封止部
の端部から外方へ導出された外部リードを有する高圧放
電ランプと；開口部、曲面部および底部で構成されるセ
ラミック製基体および基体表面に形成された可視光を主
として反射する反射被膜を有してなり、前記高圧放電ラ
ンプが光学的に対向して配設される反射体と；反射体の
開口部を覆うカバー体と；反射体の背面側に配設される
高圧放電ランプを点灯する点灯回路と；高圧放電ラン
プ、反射体および点灯回路を収容するケースと；を具備
することを特徴とする高圧放電ランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11088249A JP2000285727A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 高圧放電ランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11088249A JP2000285727A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 高圧放電ランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000285727A true JP2000285727A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13937594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11088249A Pending JP2000285727A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 高圧放電ランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000285727A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1258672A3 (en) * | 2001-05-15 | 2005-05-04 | General Electric Company | Display lamp with reflector having IR-reflective coating |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11088249A patent/JP2000285727A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1258672A3 (en) * | 2001-05-15 | 2005-05-04 | General Electric Company | Display lamp with reflector having IR-reflective coating |
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