JP2000274463A - ディスクロータ及びそれを用いたディスクブレーキ装置 - Google Patents

ディスクロータ及びそれを用いたディスクブレーキ装置

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JP2000274463A
JP2000274463A JP11082886A JP8288699A JP2000274463A JP 2000274463 A JP2000274463 A JP 2000274463A JP 11082886 A JP11082886 A JP 11082886A JP 8288699 A JP8288699 A JP 8288699A JP 2000274463 A JP2000274463 A JP 2000274463A
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fins
rotating disk
disk
rotating
rotation axis
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English (en)
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Kiyoaki Takagi
清明 高木
Yukio Iwata
幸雄 岩田
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Akebono Brake Industry Co Ltd
Aisin Takaoka Co Ltd
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Akebono Brake Industry Co Ltd
Aisin Takaoka Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転軸方向の剛性が高いベンチレーテッド型デ
ィスクロータの提供。 【解決手段】線対称な形状をそれぞれ備える複数のフィ
ン2〜6が、回転円板1a,1b間に形成されて両者を
一体的に支持し、全体として千鳥状かつ左右対称に同心
円上に配置される。複数の第1,第2の冷却風路8,9
が、回転円板1a,1b間に複数のフィン2〜6によっ
て互いに交差しかつ左右対称となるよう画成され、回転
円板1a,1bのラジアル方向内方から外方に向かって
吹き抜けている。制動時、回転円板1bの摺動部に対す
るブレーキパッド7の位置によらず、パッド面圧がフィ
ン2〜6によって常に十分に支持されこの摺動部の回転
軸方向たわみが小さい。これによって、制動動作中にお
けるブレーキ鳴き及び振動による異音の発生が抑制され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクロータ及
びそれを用いたディスクブレーキ装置に関し、特に、ベ
ンチレーテッド型ディスクロータにおけるフィン配置及
び形状に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクブレーキのディスクロータに
は、一枚の回転ディスクを用いるソリッド型、二枚の回
転ディスク間に隙間が生じるよう両回転ディスクを複数
のフィン(リブ)でもって一体化したベンチレーテッド
型がある。
【0003】現在、市販されているディスクロータの主
流は、ベンチレーテッド型であって、特開平8-164828号
公報に開示されているような細長いストレートフィンを
有するものである。図2(A)及び図2(B)は、この
従来例に係るディスクロータの形状を説明するための図
であり、図2(A)は一方の回転円板を省略した平面
図、図2(B)は同側面図である。図2(A)及び図2
(B)を参照して、このディスクロータにおいては、対
向する一対の回転円板101a,101bの間に、これ
らの回転円板101a,101bを一体に接続する複数
のストレートフィン102が設けられている。ストレー
トフィン102はそれぞれ、回転円板101a,101
bのラジアル方向に沿って延在し、回転円板101a,
101bの周方向に沿って等間隔に配置され、ストレー
トフィン102同士の間には通風孔103が形成されて
いる。ストレートフィン102は、ディスクロータ回転
時に空気流を発生させ、この空気流によって制動動作中
に回転円板101a,101bに蓄積される熱の放熱が
助長される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術は下記のような問題点を有する。
【0005】第1の問題点は、制動動作中に、ブレーキ
鳴き及び振動による異音が発生することである。
【0006】その理由は、回転円板間に十分な冷却風流
れを発生させ放熱性を担保するためにはフィン間隔を拡
げざるを得ないが、反面、フィン間隔を拡げることによ
り、回転円板の回転軸方向の剛性が低くなり、この結
果、制動時、すなわち、ブレーキパッドによって回転円
板の摺動面がその回転軸方向に押圧された際に、ブレー
キパッドの面圧によって回転円板の裏側にフィンがない
部分が撓み、ブレーキ鳴きや振動による異音の発生原因
となるからである。
【0007】これを防止するため、フィン数を増加させ
たり、回転円板の摺動部を厚肉化することが考えられる
が、これらの対策はディスクロータの重量増につなが
る。
【0008】本発明の目的は、ディスクロータの回転軸
方向の剛性が高く、もってディスクブレーキの制動時の
ブレーキ鳴き及び振動による異音の発生を抑制すること
ができるディスクロータ及びそれを用いたディスクブレ
ーキ装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるディスクロ
ータが備える複数のフィンは、互いに対向する回転ディ
スク間に形成されて回転ディスクを支持し、線対称な形
状をそれぞれ備え、左右対称に分散配置される。本発明
によるディスクロータが備える複数の風路は、回転ディ
スク間に複数のフィンによって画成され、互いに交差し
かつ左右対称に配置され、回転ディスクのラジアル方向
内方から外方に向かって吹き抜ける。なお、本明細書に
おいて、「左右対称」とは「回転軸を含む面に対して対
称」であることを意味する。
【0010】本発明によるディスクロータによれば、独
特のフィン形状及び配置によってブレーキ鳴き及び振動
による異音の発生が抑制される。その理由は、制動時、
ブレーキパッドによって回転ディスクの摺動部が押圧さ
れた際に、この摺動部の回転軸方向変位量が小さくなる
からである。
【0011】本発明によれば、同じ構造のディスクロー
タを車両の左右輪に取着することができる。その理由
は、本発明のディスクロータにおいて、フィンの形状及
び配置が左右対称であるため、このディスクロータを左
右輪のいずれに取着した場合でも、同様に回転ディスク
の回転軸方向変位量が小さくされるからである。よっ
て、本発明のディスクロータによれば、車両の走行時に
おいて、車輪の回転方向によらず、ブレーキ鳴き及び振
動による異音の発生を抑制することができる。
【0012】また、本発明によれば、上記説明した従来
のディスクロータと比較して、フィン表面積、ないし風
路の数及び流れ断面積が増大されるため、放熱能力が向
上される。
【0013】加えて、本発明によれば、フィン及び風路
(冷却風路)が左右対称に形成されることにより、設計
コスト、さらには、特に鋳造法よりディスクロータを製
造する場合、造形、鋳造などの製造コストが低減され
る。
【0014】また、本発明による風路は、回転ディスク
のラジアル方向に沿って内方から外方へ吹き抜けてい
る。これによって、特に鋳造法によりディスクロータを
製造する場合の、中子造形時の砂詰まり、鋳造時の溶湯
流動性不良が防止されている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を説明する。
【0016】本発明によるディスクロータはその好まし
い実施の形態において、複数のフィンが回転ディスクの
中心をそれぞれ中心とする複数の同心円上にそれぞれ配
置され、さらに、異なる同心円上に位置しかつ隣接する
フィン同士が、略平行に対向する一辺をそれぞれ有する
よう千鳥状に配置されている。さらに、各フィンの略平
行に対向している一辺間に、風路が延在している。好ま
しくは、複数のフィンが3つ以上(3列以上)の同心円
上にそれぞれ配置される。
【0017】本発明によるディスクロータはその好まし
い実施の形態において、複数のフィンが回転ディスクの
中心をそれぞれ中心とする複数の同心円上にそれぞれ配
置され、最外周部及び最内周部に位置する複数のフィン
の、回転ディスク回転軸方向からみた断面が略三角形状
に形成され、最外周部及び最内周部の間に位置する複数
のフィンの同方向断面が略四角形状に形成されている。
【0018】本発明によるディスクロータはその好まし
い実施の形態において、複数のフィンが回転ディスクの
中心をそれぞれ中心とする複数の同心円上にそれぞれ配
置され、一の同心円上に位置するフィンの回転ディスク
円周方向に沿った長さが、隣接する他の同心円上に位置
するフィン同士の回転ディスク円周方向に沿った間隔よ
り長くされている。或いは、フィンの回転ディスク円周
方向に沿った長さが、回転ディスクのラジアル方向(半
径方向)に隣り合う他列のフィン同士間の円周方向の間
隔より長く、且つ、これらのフィンが千鳥状に配置され
ている。これらによって、回転ディスクの摺動面(摩擦
面)の回転軸方向(厚さ方向)に沿ったたわみ量を常に
小さくでき、ブレーキ鳴き及び振動による異音の発生が
抑制される。
【0019】本発明によるディスクロータはその好まし
い実施の形態において、複数のフィンが回転ディスクの
中心をそれぞれ中心とする複数の同心円上にそれぞれ配
置され、異なる同心円上に位置し、回転ディスクのラジ
アル方向及び円周方向に所定角度を成して弧状に点在す
る複数のフィンが、一組の弧状フィン列を構成してお
り、複数の弧状フィン列が回転ディスクの円周方向に沿
って並置されている(周回されている)。
【0020】本発明によるディスクロータはその好まし
い実施の形態において、弧状フィン列同士が互いに交差
して配置され、及び弧状フィン列間に画成される風路同
士が互いに交差して画成されている。
【0021】本発明によるディスクロータはその好まし
い実施の形態において、フィンが回転ディスクに加わる
応力を分散させるように分散配置されている。
【0022】本発明によるディスクロータはその好まし
い実施の形態において、フィンの隅部が鋭角状、鈍角状
又は湾曲状に形成される。鋳造によりフィンを作製する
場合には、フィンの隅部を鈍角状ないし湾曲状に形成す
ることが好ましい。
【0023】本発明によるディスクブレーキはその好ま
しい実施の形態において、以上述べた好ましい実施の形
態に係るディスクロータと、ディスクロータの回転ディ
スクを押圧して摺動するブレーキパッドと、ブレーキパ
ッドを回転ディスクの回転軸方向に沿ってストロークさ
せる手段と、を有する。
【0024】
【実施例】以上説明した本発明の好ましい実施の形態を
さらに明確化するために、以下図面を参照して、本発明
の一実施例を説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施例に係るディスク
ロータの説明図であり、一方の回転円板の一部を破断し
た一部破断平面図である。図1を参照して、このディス
クロータは、対向する2枚の回転円板1a,1bを有
し、回転円板1a,1bの回転軸方向間には、両者を一
体的に接続して支持するフィン2〜6が分散形成されて
いる。回転円板1a,1bの中心部には回転軸を挿通す
るための穴、その内周部には回転軸取り付け用のフラン
ジが形成されている。回転円板1bは、その外周部の外
側面にブレーキパッド7が押圧され摺接される摺動面を
有する。ブレーキパッド7は不図示のストローク手段に
よって移動可能とされ、制動時には回転円板1bの摺動
面を押圧して互いに摺動し、非制動時にはこの摺動面か
ら離間される。
【0026】次に、フィン配置及び個々のフィン形状を
詳細に説明する。これらのフィン2〜6は、全体として
少なくとも左右対称に実際には回転軸対称に、かつ千鳥
状に分散配置されて、回転円板1aの外周部から内周部
に向かって順に、回転円板1aの中心をその中心とする
各同心円上にそれぞれ配置された複数の第1列目のフィ
ン2,同じく複数の第2列目のフィン3,同じく複数の
第3列目のフィン4,同じく複数の第4列目のフィン
5,同じく複数の第5列目のフィン6から構成されてい
る。同列のフィン2〜6同士は互いに同じ形状であり、
それぞれ線対称な形状、詳細には、ラジアル方向に沿っ
た軸に対称な形状を有している。そして、第1〜第5列
目のフィン2〜6の円周方向の長さはそれぞれ、ラジア
ル(半径)方向に隣り合う他列におけるフィン同士の円
周方向間隔より長くされている。例えば、図1中、ブレ
ーキパッド7の左端面を示す仮想線近傍を参照して、第
3列目のフィン4の左側隅部は、隣接する第2及び第4
列目のフィン3,5の右隅を結ぶラジアル方向線より、
左側に位置している。その右側も同様である。
【0027】第1〜第5列目のフィン2〜6を回転円板
回転方向に沿って切断した断面(回転軸方向からみた断
面)において、第1列目のフィン2の断面形状はその頂
角が回転円板ラジアル方向内方を向いた略3角形、第2
列目のフィン3の断面形状は略正方形、第3列目のフィ
ン4の断面形状は略菱形、第4列目のフィン5の断面形
状は第3列目のフィン4より回転円板ラジアル方向に細
長い略菱形、第5列目のフィン6の断面形状はその頂角
が回転円板ラジアル方向外方を向いた略3角形、であ
る。第1〜第5列目のフィン2〜6は、互いに略平行に
対向する一辺をそれぞれ有している。
【0028】また、回転円板1aのラジアル方向及び円
周方向に所定角度を成して弧状に延在する第1〜第5列
目のフィン2〜6が、一組の弧状フィン列を構成してい
る。これらの弧状フィン列が回転円板1aの円周方向に
沿って並置されており、かつ円周方向(回転方向)に沿
って互いに反対方向に延在する弧状フィン列同士が互い
に交差している(略直交している)。
【0029】回転円板1aのラジアル方向内方から外方
へ向かって、図1中右側へ延在していく弧状フィン列同
士の間には第1の冷却風路8がそれぞれ画成されてい
る。これら第1の冷却風路8は回転円板1aの円周方向
に沿って並置されている。一方、回転円板1aのラジア
ル方向内方から外方へ向かって、図1中左側へ延在して
いく弧状フィン列同士の間には第2の冷却風路9がそれ
ぞれ形成されている。これらの第2の冷却風路9は回転
円板1aの円周方向に沿って、第1の冷却風路8と交差
(略直交)するように並置されている。
【0030】次に、このディスクロータの機能及び制動
時の動作を説明する。
【0031】再度、図1を参照して、ディスクロータの
回転を制動する際、ストローク手段によって、ブレーキ
パッド7が回転している回転円板1bの摺動面に押し付
けられ、互いに摺動する。このディスクロータにおいて
は、第1〜第5列目のフィン2〜6が分散配置されてい
ることにより、ブレーキパッド7直下に位置するフィン
数が常に多く、ブレーキパッド7直下に位置するフィン
の合計断面積が常に所定値以上となる。
【0032】換言すれば、制動時、回転円板1bとブレ
ーキパッド7との相対的な位置関係に拘わらず、常に、
第1〜第5列目のフィン2〜6によってブレーキパッド
7からの面圧が十分に支えられる。この結果、制動時、
回転円板1bの回転軸方向変位量(たわみ)が小さくな
り、ブレーキ鳴き及び振動による異音の発生が抑制され
る。加えて、第1〜第5列目のフィン2〜6が少なくと
も左右対称に配置されているため、回転円板1a,1b
の回転方向によらず、常に、回転円板1bの回転軸方向
変位量が小さくされる。
【0033】また、ディスクロータが回転することによ
り、回転円板1a,1bの間に冷却風が発生する。回転
円板1a,1bの間には多数のフィン2〜6が分散して
配置されているため、ディスクロータには十分な放熱面
積が確保されている。また、このディスクロータにおい
ては、フィン2〜6、第1及び第2の冷却風路8,9が
左右対称(さらには回転軸対称)に形成されているた
め、回転円板1a,1bの回転方向に拘わらず、同様な
放熱能力が発揮される。
【0034】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、制動時、回転デ
ィスクの摺動部に対するブレーキパッドの位置に拘わら
ず、ブレーキパッド面圧がフィンによって常に十分に支
持され、この結果、回転ディスク摺動部の回転軸方向変
位量が常に小さくされることである。
【0035】本発明の第2の効果は、フィンの形状及び
全体的な配置の対称性が高く、又フィンの合計表面積が
広いため、ディスクロータの回転方向によらず、制動時
に十分な放熱が行われることである。
【0036】本発明の第3の効果は、フィンが左右対称
に配置されているため、製造コストが低減されることで
ある。
【0037】本発明の第4の効果は、本発明によるディ
スクロータを鋳造法を用いて製造する場合、造形及び鋳
造が容易であることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るディスクロータの説明
図であり、一方の回転円板の一部を破断した一部破断平
面図である。
【図2】(A)及び(B)は従来例に係るディスクロー
タの説明図であり、(A)は一方の回転円板を省略した
平面図、(B)は同側面図である。
【符号の説明】
1a,1b 回転円板(回転ディスク) 2 第1列目のフィン 3 第2列目のフィン 4 第3列目のフィン 5 第4列目のフィン 6 第5列目のフィン 7 ブレーキパッド 8 第1の冷却風路 9 第2の冷却風路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 幸雄 東京都中央区日本橋小網町19番5号 曙ブ レーキ工業株式会社内 Fターム(参考) 3J058 BA21 BA23 CB23 DE05 FA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向する回転ディスクと、 前記互いに対向する回転ディスク間に形成されて該回転
    ディスクを支持し、線対称な形状をそれぞれ備え、左右
    対称に分散配置された複数のフィンと、 前記回転ディスク間に前記複数のフィンによって画成さ
    れ、互いに交差すると共に左右対称に配置され、前記回
    転ディスクのラジアル方向内方から外方に向かって吹き
    抜ける複数の風路と、 を有することを特徴とするディスクロータ。
  2. 【請求項2】前記複数のフィンが前記回転ディスクの中
    心をそれぞれ中心とする複数の同心円上にそれぞれ配置
    され、 異なる前記同心円上に位置しかつ隣接する前記フィン同
    士が、略平行に対向する一辺をそれぞれ有するよう千鳥
    状に配置され、 前記略平行に対向する一辺の間に、前記風路が延在して
    いることを特徴とする請求項1記載のディスクロータ。
  3. 【請求項3】前記複数のフィンが前記回転ディスクの中
    心をそれぞれ中心とする複数の同心円上にそれぞれ配置
    され、 最外周部及び最内周部に位置する前記複数のフィンの、
    前記回転ディスク回転軸方向断面が略三角形状に形成さ
    れ、 前記最外周部及び最内周部の間に位置する前記複数のフ
    ィンの前記回転ディスク回転軸方向断面が略四角形状に
    形成されたことを特徴とする請求項1記載のディスクロ
    ータ。
  4. 【請求項4】前記複数のフィンが前記回転ディスクの中
    心をそれぞれ中心とする複数の同心円上にそれぞれ配置
    され、 一の前記同心円上に位置する前記フィンの前記回転ディ
    スク円周方向に沿った長さが、隣接する他の前記同心円
    上に位置する前記フィンの前記回転ディスク円周方向に
    沿った間隔より長いことを特徴とする請求項1記載のデ
    ィスクロータ。
  5. 【請求項5】前記複数のフィンが前記回転ディスクの中
    心をそれぞれ中心とする複数の同心円上にそれぞれ配置
    され、 異なる前記同心円上に位置し、前記回転ディスクのラジ
    アル方向及び円周方向に所定角度を成して弧状に点在す
    る前記複数のフィンが、一組の弧状フィン列を構成して
    おり、 複数の前記弧状フィン列が前記回転ディスクの円周方向
    に沿って並置されていることを特徴とする請求項1記載
    のディスクロータ。
  6. 【請求項6】前記弧状フィン列同士が互いに交差され、 前記弧状フィン列間に画成されている前記風路同士が互
    いに交差していることを特徴とする請求項5記載のディ
    スクロータ。
  7. 【請求項7】前記複数のフィンが、前記回転ディスクの
    中心をそれぞれ中心とする、該回転ディスクの外方から
    内方に向かって順に第1〜第5の同心円上にそれぞれ配
    置され、 前記第1の同心円上に位置する前記フィンの前記回転デ
    ィスク回転軸方向断面が、略三角形状であってその頂角
    が該回転ディスク内方を向いており、 前記第2の同心円上に位置する前記フィンの前記回転デ
    ィスク回転軸方向断面が、略正方形状であり、 前記第3の同心円上に位置する前記フィンの前記回転デ
    ィスク回転軸方向断面が、略菱形状であり、 前記第4の同心円上に位置する前記フィンの前記回転デ
    ィスク回転軸方向断面が、第3列目のフィンより該回転
    ディスクラジアル方向に細長い略菱形状であり、及び、 前記第5の同心円上に位置する前記フィンの前記回転デ
    ィスク回転軸方向断面が、略三角形状であってその頂角
    が該回転ディスク方向外方を向いていることを特徴とす
    る請求項1記載のディスクロータ。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか一記載のディスク
    ロータと、前記ディスクロータの回転ディスクを押圧し
    て互いに摺動するブレーキパッドと、前記ブレーキパッ
    ドを前記回転ディスクの回転軸方向にストロークさせる
    手段と、を有することを特徴とするディスクブレーキ装
    置。
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