JP2000272183A - ラベルライター用テープ、ラベルライター用テープカセット及びラベルライター - Google Patents

ラベルライター用テープ、ラベルライター用テープカセット及びラベルライター

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JP2000272183A
JP2000272183A JP11085562A JP8556299A JP2000272183A JP 2000272183 A JP2000272183 A JP 2000272183A JP 11085562 A JP11085562 A JP 11085562A JP 8556299 A JP8556299 A JP 8556299A JP 2000272183 A JP2000272183 A JP 2000272183A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘着層に対する剥離紙を用いないテープであ
って、ラベルライターへの搬送面への粘着を防止でき、
印刷後の取り扱い性も改善されたラベルライター用テー
プを提供する。 【解決手段】 表面側に印刷面12を有し、裏面側が粘
着面13となったテープであって、前記粘着面13は、
幅方向両端の強粘着部13a,13bと、幅方向中央部
分の弱粘着部13cとで形成し、印刷時に粘着材が移行
するという不具合を無くし、カセットから引き出して切
断すると直ちに使用できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷後に貼り付け
可能なラベルについてのラベルライター用テープ、ラベ
ルライター用テープカセット及びラベルライターに関
し、特に粘着面を覆う剥離紙を不用とするものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】表面側の印刷面に所望の文字等を印刷
し、裏面側の粘着面で所望の場所に貼り付けるラベルが
使用されている。このようなラベルは、印刷媒体である
テープを収納したカセットが装着自在であり、前記カセ
ットから引き出されたテープに予め入力されたデータに
応じて文字や図形等の画像を印刷する印刷手段を有する
ラベルライターを用いることにより作製される。
【0003】このラベルライターで印字されるテープと
して、印刷後に任意の場所に貼り付けし易いように、例
えば被印刷テープと剥離テープとが粘着層を介して積層
された積層テープが用いられる。粘着層を剥離テープで
保護することにより、印刷時に粘着層が邪魔にならず、
印刷後も剥離テープを剥がすだけで印刷されたテープを
簡単に所望の場所に貼り付けることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、積層テ
ープから剥離テープを剥がす作業は、細かい作業であっ
て、時間を要すると共に面倒な作業である。また、不要
な剥離紙が生じ、ゴミが増えるという環境問題が生じ
る。そこで、剥離紙を備えていないテープを用いたラベ
ルライターが考えられるが、ラベルライターの搬送面に
粘着層からの粘着材が付着するという問題点が生じる。
また、剥離紙が無いと印刷後にところかわまず粘着しよ
うとするため、扱いにくくなるという問題点も生じる。
【0005】そこで、本発明の主たる目的は、粘着層に
対する剥離紙を用いないテープであって、ラベルライタ
ーへの搬送面への粘着を防止でき、印刷後の取り扱い性
も改善されたラベルライター用テープ、ラベルライター
用テープカセット及びラベルライターを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のラベルライター用テープは、表面側に印
刷面を有し、裏面側が粘着面となったテープであって、
前記粘着面は、幅方向両端の強粘着部と、幅方向中央部
分の弱粘着部又は無粘着部とで形成されたものである。
請求項1のテープによれば、幅方向中央部分の弱粘着部
又は無粘着部をラベルライターの搬送路に沿わせること
により、前記搬送路への粘着材の付着による不都合を阻
止できる。また、印刷後における所定場所への粘着は、
幅方向両端の強粘着部により支障なく行える。
【0007】請求項2のラベルライター用テープは、前
記印刷面の印刷幅が、前記幅方向中央部分の幅以内であ
る請求項1記載のものである。請求項2のテープによれ
ば、印刷幅に対応する前記幅方向中央部分にプラテンロ
ーラを押し当てるようにすると、印刷に支障がないと共
に、プラテンローラへの粘着材の付着を阻止できる。
【0008】請求項3のラベルライター用テープは、前
記印刷面は感熱により印刷可能になっている請求項1記
載のものである。請求項3のテープによれば、感熱によ
り印刷層が化学的に変化するため、インクを塗布するタ
イプの印刷と異なり、印刷部分が剥がれるということが
ない。そのため、印刷した後に印刷面に粘着層を重ねて
更に巻き取ることができる。
【0009】請求項4のラベルライター用テープカセッ
トは、表面側が印刷面、裏面側が粘着面となった剥離紙
の無いテープを収納するカセットであって、印刷前のテ
ープが装着される第1スプールと、印刷後のテープが巻
き取られる第2スプールと、前記第1スプールから前記
第2スプールに至る前記テープの裏面側を案内し、印刷
ヘッドに対向できるプラテンローラと、を備えるもので
ある。請求項4のテープカセットによれば、印刷後のテ
ープを第2スプールに巻き取ることにより、特定の画像
の繰り返しをテープ一本分まとめて印刷して貯めること
ができる。
【0010】請求項5のラベルライター用テープカセッ
トは、前記第2スプールから繰り出される前記テープの
切断手段を、更に備える請求項4記載のものである。請
求項5のテープカセットによれば、特定の画像の繰り返
しをテープ一本分まとめて印刷して貯めた後、第2スプ
ールから引き出したテープを特定の画像毎に分離切断し
て使用できる。
【0011】請求項6のラベルライター用テープカセッ
トは、前記第1スプールにはコアに巻かれた印刷前のテ
ープが装着され、前記第2スプールには印刷後のテープ
を巻くことができるコアが装着された請求項5記載のも
のである。請求項6のテープカセットによれば、印刷後
のテープを繰り出して使用した後の残りのテープを第2
スプールから外し、第1スプールに残ったコアを第2ス
プールに移し、第1スプールに新たなコア付きのテープ
を装着して、コアを再使用する。
【0012】請求項7のラベルライターは、請求項4記
載のテープカセットを装着して印刷するラベルライター
であって、前記プラテンローラと前記第2スプールを駆
動する駆動手段と、前記プラテンローラに向かって押圧
される印刷手段と、前記印刷手段を制御する制御手段と
を備え、前記制御手段は、文字等の画像を前記テープの
後端側から印刷するよう前記印刷手段を制御することを
特徴とするものである。請求項7のラベルライターによ
れば、文字等の画像を後端から印刷すると、一本分のテ
ープの印刷が終わった後、テープカセットをラベルライ
ターから取り出す。そして、テープカセットからテープ
を引き出して使用する際に、文字等の画像の前端から順
に引き出すことができ、画像の確認ができる。
【0013】請求項8のラベルライター用テープカセッ
トは、表面側が印刷面、裏面側が粘着面となったテープ
を収納するカセットであって、印刷前のテープが装着さ
れるスプールと、前記スプールからの前記テープの裏面
側を案内し、印刷ヘッドに対向できるプラテンローラ
と、を備えるものである。請求項8のテープカセットに
よれば、文字等の画像を印刷したあと、印刷したテープ
を貯めること無く、切断して直ちに貼り付けるという使
用ができる。
【0014】請求項9のラベルライターは、請求項8記
載のテープカセットを装着して印刷するラベルライター
であって、前記プラテンローラと前記スプールを駆動す
る駆動手段と、前記プラテンローラに向かって押圧され
る印刷手段と、前記テープカセットから繰り出される前
記テープに対する切断手段と、前記印刷手段及び前記切
断手段を制御する制御手段と、を備えてなることを特徴
とするものである。請求項9のラベルライターによれ
ば、文字等の画像を印刷したあと、テープを貯めずに使
用する際に、所定の画像毎に自動的にテープを分離切断
する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照しつつ説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態のラベルライ
ター用テープ1の概略の構成を示す図であり、図1
(a)は、印刷後のテープの断面図であり、図1(b)
は、印刷後のテープの上面図である。
【0017】図1(a)において、テープ1は、テープ
本体11の印字側に印刷面として感熱発色層12が塗布
され、テープ本体11の裏面側に粘着面として粘着層1
3が塗布されて形成されたものである。感熱発色層12
は、熱により発色する層であり、テープ本体11の印字
側の全面に形成されている。粘着層13は、テープ本体
11の幅方向の両端側の強粘着部13a,13bと、強
粘着部13a,13bに挟まれた弱粘着部13cとから
なる。強粘着部13a,13bは、テープ本体11の全
幅Lの両端の幅Mに対して、厚い粘着層を塗布して形成
されている。弱粘着部13cは、テープ本体11の幅方
向中央部分L1に対して、薄い粘着層を塗布して形成さ
れている。
【0018】強粘着部13a,13bと弱粘着部13c
との区別は、粘着層13のうち幅方向中央部分の粘着材
をはぎ取ることでも形成でき、粘着層13のうち幅方向
中央部分の粘着材に対して粘着力を弱める化学物質を塗
布することでも形成できる。また、弱粘着部13cを、
粘着材が全く塗布されない無粘着部とすることもでき
る。また、強粘着部13a,13bと弱粘着部13cと
で粘着力の異なる別々の粘着剤を塗布することもでき
る。すなわち、弱粘着部13cに強粘着部13a,13
bの粘着剤よりも粘着力の弱い粘着剤を塗布することで
形成できる。
【0019】弱粘着部13c又は無粘着部の幅L1より
狭い幅L2を搬送幅にすることができる。この搬送幅L
2には、例えばプラテンローラが当たる。プラテンロー
ラは弱粘着部13c又は無粘着部に当たることにより、
粘着材がプラテンローラに移行することが無くなる。そ
のため、剥離紙を用いないテープであっても、ラベルラ
イターでの印刷において搬送時の支障が生じない。
【0020】図1(b)に示されるように、有効印刷幅
L3は、搬送幅L2より更に狭く設定されている。印刷
が行われる際には、印刷面と反対側の裏面側を支える必
要がある。例えば熱転写式の印字であると、プラテンロ
ーラがテープ1の裏面側を支える。このプラテンローラ
の搬送幅L2より狭い有効印刷幅L3とすることによ
り、鮮明な印字が可能になる。
【0021】図1(b)のような印刷後のテープ1は、
自動又は人手により所定長さに切断分離されると、直ち
に貼り付け可能である。テープ本体11の幅方向両端の
強粘着部13a,13bは、粘着保持に必要な幅になっ
ているため、実際の貼り付けに支障がない。また、幅方
向の両端が強粘着部13a,13bとなり、幅方向中央
部分が弱粘着部13c又は無粘着部になっていると、貼
り付け後に、幅方向中央部分に気泡が入りにくく、皺が
発生しにくくなる。
【0022】印刷後のテープ1は、再び巻き取って貯め
ておくこともできる。このとき、感熱発色層12は、粘
着層13のうちの弱粘着部13cに重なり、強粘着部1
3a,13bほどではないが剥離作用を受ける。しか
し、感熱発色層12は、感熱により印刷層が化学的に変
化して形成されているため、インクを塗布するタイプの
印刷と異なり、印刷部分が剥がれるということがない。
【0023】図2は、本発明の一実施形態の他のラベル
ライター用テープ2の断面図である。テープ2は、テー
プ本体15の表面側の印刷面を、インクリボン等からの
転写印刷層16とこれを覆うラミネートテープ17とか
ら形成し、テープ本体15の裏面側の粘着面としての粘
着層18を幅方向両端の強粘着部18a,18bと幅方
向中央部分の弱粘着部18cとで形成したものである。
【0024】転写印刷層16は、ラミネートテープ17
により密着状態で覆われるため、印刷後の状態が良好に
保存される。また、印刷後のテープを巻き重ね、粘着層
18はラミネートテープ17を介して粘着層18に重な
るため、図1の感熱印刷層12と同様に剥がれる心配が
ない。なお、ラミネートテープ17のテープ本体15へ
の密着力を、強粘着部18a,18bのラミネートテー
プ17への粘着力より強くしておくことにより、ラミネ
ートテープ17の剥離が阻止される。
【0025】図3は、本発明の一実施形態の更に他のラ
ベルライター用テープ3の断面図である。テープ3は、
テープ本体20の表面側の印刷面を、インクリボン等か
らの転写印刷層21で形成し、テープ本体20の裏面側
の粘着層としての粘着層22を幅方向両端の強粘着部2
2a,22bと幅方向中央部分の無粘着部22cとで形
成したものである。
【0026】印刷後に巻き重ねて貯めずに、印刷後に直
ちに切断分離して使用する場合に、インクリボン等の転
写印刷層21で印刷することができる。また、図示のよ
うに幅方向中央部分を無粘着部22cにすると、この幅
方向中央部分より狭い印刷幅とすることにより、印刷後
のテープを巻き重ねても、転写印刷層21が剥がれるこ
とがない。
【0027】図4は、本発明の第1実施形態のラベルラ
イター用カセットの半断面の上面図であり、図1のテー
プ1を収納するのに適したカセット5を示す。
【0028】カセット5は、透明な材質で成形され、上
下に分離可能な容器25内に、第1スプール26、第2
スプール27及びプラテンローラ28と回動自在に支持
する構造である。第1スプール26には、コア29に巻
かれた印刷前のテープ(二点鎖線で図示されるもの)を
装着する。第2スプール27にて、装着されたコア30
に印刷後のテープ(実線で図示されるもの)を巻き取
る。プラテンローラ28は、第1スプール26と第2ス
プール27の間であって、実線又は二点鎖線の満巻きテ
ープと干渉しない位置に配設され、第1スプール26か
ら第2スプール27に至るテープ1の裏面側を案内す
る。
【0029】プラテンローラ28は、図1のテープ1の
搬送幅L2に相当する長さを有し、表面が樹脂でコーテ
ィングされたものである。したがって、剥離紙がなく裏
面側が粘着面となったテープ1であっても、弱粘着部1
3cに当たることにより、プラテンローラ28への粘着
材の移行が起こらない。なお、プラテンローラ28をテ
フロン材のような粘着しにくい素材で形成すると、裏面
側の全体が強粘着層となったテープ1であっても使用可
能である。
【0030】容器25の第1スプール26の側の端は、
手動で操作する切断手段31が設けられている。切断手
段31は、切断刃31aと受け台31bと、空間部31
cとからなる。図示例は、第2スプール27に印刷後の
テープ1の一本分が巻き取られ、印刷後のテープ1の端
を容器25から引出して切断刃31aで余分な端を切り
落とし、テープ1の裏面側の粘着層が受け台31bに貼
り付けられた状態を示している。使用時には、空間部3
1cに指を入れ、印刷されたテープ1の必要長さを引き
出し、切断位置を切断刃31aに当ててテープ1の端を
図4の下方に向かって引っ張ることによりテープ1を切
断刃31aで切断すると、セロテープのホルダと同じ感
覚で印刷済みテープ1を順次繰り出して使うことがで
き、使い勝手が良い。
【0031】第2スプール27に装着された印刷後のテ
ープ1を使用し、残り少なくなると、第2スプール27
からコア30に巻かれた残余のテープ1を抜き取る。こ
のとき、第1スプール26には、印字前のテープ1が巻
かれていたコア29が残っているため、このコア29を
第2スプール27に装着し、第1スプール26に新しい
コアに巻かれたテープを装着する。このような使い方に
すると、コアを順送りで使用でき、破棄するコアの数を
減らすことができる。
【0032】図5は、本発明の第1実施形態のラベルラ
イターの上面図であり、図4のカセット5を装着して使
用するのに適したラベルライター8を示す。
【0033】図5において、ラベルライター8は、カセ
ット5を装着できる印刷ユニット35と、この印刷ユニ
ット35を収容する本体フレーム36とからなる。本体
フレーム36の正面左側にはキーボード37が配設さ
れ、本体フレーム36の正面右側には液晶ディスプレイ
38が配設され、本体フレーム36の正面下側の内部に
は電池39が収容されている。キーボード37には、ア
ルファベットや平仮名や片仮名を入力するための文字キ
ー、数字キー等のほか、リターンキー、印刷を実行する
ための印刷キー、テープ送りするためのテープ送りキ
ー、余白設定モードを選択するための余白設定キーなど
が設けられている。また、キーボード37の横の液晶デ
ィスプレイ38には、文字、記号、画像などの印刷内容
が表示可能である。
【0034】印刷ユニット35の詳細構造が図6〜図8
に示される。図6は、本発明の第1実施形態のラベルラ
イターの印刷ユニットの上面図であり、図7は、図6の
X−X断面図であり、図8は、図6のA方向の部分側面
図である。
【0035】図6及び図7において、印刷ユニット35
は、ベース41上に、カセット5の第1スプール26に
対応する第1軸42、カセット5の第2スプール27に
対応する第2軸43、及びカセット5のプラテンローラ
28に対応する第3軸44を回転自在に立設し、第3軸
44に向かって進退自在にサーマルヘッド45(印字手
段)を配設する構造である。
【0036】カセット5の第2スプールに対応する第2
軸43とカセットのプラテンローラに対応する第3軸4
4は、モータ46で回転駆動される。モータ46の出力
軸に嵌入されたウォームギア47、ウォームギア47と
噛み合うウォームホイール48、ウォームホイール48
と同軸の小歯車49、小歯車49と噛み合う大歯車5
0、大歯車50に噛み合い第3軸44に嵌入された歯車
51、および大歯車50に噛み合い第2軸43にクラッ
チ52を介して連結された歯車53から、第2軸43と
第3軸44の駆動手段が形成されている。第1軸42に
は、回転摩擦を付与するためのラッチ54が設けられて
いる。また、ベース41の上には、カセット5を受ける
ための台55が立設されている。
【0037】図9に、カセット5を印刷ユニット35に
装着した状態が示される。カセット5の第1スプール2
6は第1軸42に係合するように装着され、カセット5
の第2スプール27は第2軸43に係合するように装着
され、カセット5のプラテンローラ28は第3軸44に
係合するように装着され、カセット5の全体が台55で
支持される。この状態でモータ46を駆動すると、プラ
テンローラ28が所定回転数で駆動され、第2スプール
27はスリップを許容しながら回転駆動される。第2ス
プール27には印刷後のテープ1が巻かれるため、巻き
太りと共に第2スプール27の回転数は少なくなるが、
第2スプール27はスリップを許容されているため、テ
ープ1の巻き太りに関係なく、所定の張力で引き取るこ
とができる。
【0038】図6に戻り、印字手段としてのサーマルヘ
ッド45は、アーム57の一端に発熱素子群57aを列
設し、アーム57の中央付近に軸57bを設け、発熱素
子群57aを第3軸44に向けて付勢するバネ57cを
設け、アーム57の他端に開閉レバー58を設けて形成
される。
【0039】図8に示されるように、開閉レバー58
は、軸58aを支点として水平位置又は倒立位置になる
ことができ、サーマルヘッド45のアーム57の他端に
係合する湾曲部58bが軸58aの回りに設けられたも
のである。開閉レバー58を二点鎖線の倒立位置にする
と、サーマルヘッド45のアーム57の他端が押され、
サーマルヘッド45の一端の発熱素子群57aが第3軸
44から離れる。この状態にすると、サーマルヘッド4
5が邪魔にならずにカセット5を装着することができ
る。カセット5を装着した後、開閉レバー58を実線の
水平位置にすると、サーマルヘッド45の一端の発熱素
子群57aが第3軸44(プラテンローラ28)に向か
い、図9の如く発熱素子群57aがテープ1を介してプ
ラテンローラ28に押圧される。
【0040】図9において、プラテンローラ28が回転
駆動され、テープ1がサーマルヘッド45の発熱素子群
57aとプラテンローラ28との間を通過するとき、発
熱素子群57aがプラテンローラ28に向かって付勢さ
れるとともに発熱素子群57aが選択的に通電駆動され
ることにより感熱発色層12が発色して、所望の画像が
テープ1の感熱発色層12に形成されて印刷が行われ
る。
【0041】図9のカセット5は、同じ画像を繰り返し
印刷し、テープ一本分の印刷を行った後、カセット5を
印字ユニット35から取り出し、セロテープと同じ要領
で使用するのに適している。そのため、図10(a)の
ように、印刷前のテープに対しては、文字を含む画像の
後端側から印刷し、図10(b)のように、印刷後のテ
ープに対しては、文字を含む画像の先端側から引き出す
ことができるものが好ましい。何故ならば、文字を含む
画像を確認し、その終端で間違いなく切断分離できるか
らである。
【0042】そこで、文字を含む画像の後端側から印刷
するように印刷手段を制御する制御手段を図11により
説明する。図11は、本発明の第1実施形態のラベルラ
イター8の機器ブロック図である。
【0043】ラベルライター8の動作は、制御手段60
によって制御される。制御手段60は、CPU62、R
OM63、RAM64、CGROM65および入出力イ
ンターフェイス66を含んでおり、これらはバス67を
介して互いに接続されている。ROM(プログラムメモ
リ)63には、液晶ディスプレイ(LCD)38の表示
制御プログラム、サーマルヘッド45やテープ送り用の
モータ46などの駆動制御プログラムなどラベルライタ
ー8を動作させるために必要なプログラムやその他必要
なデータなどが格納されている。CGROM(パターン
データメモリ)65には、多数のキャラクタに関するド
ットパターンデータが格納されている。RAM64に
は、印刷内容を記憶する印刷バッファや、CPU62の
演算結果を一時的に格納するバッファなどが設けられ
る。
【0044】入出力インターフェイス66には、液晶デ
ィスプレイ38に接続されたディスプレイコントローラ
(LCDC)68、サーマルヘッド45を駆動するヘッ
ド駆動回路69、テープ送り用のモータ25を駆動する
モータ駆動回路70、装着されたテープカセットの種類
等を検出する図示されないセンサー類、がそれぞれ接続
されている。
【0045】このような制御手段60によるラベルライ
ター8の動作を以下に説明する。なお、以下に説明する
動作は、特に記載する場合を除いて、図11のROM6
3から供給されたプログラムなどに基づいてCPU62
からの命令によって行われる。
【0046】キーボード37により入力された文字デー
タは、RAM64内のテキストバッファ領域に記憶され
る。印字に際には、RAM64内のテキストバッファ領
域の最後の文字データから、例えば20文字分読みだし
て、そのビットデータをRAM64内のワーク領域に格
納する。つぎに、このビットデータを180度回転させ
たビットイメージデータをRAM64内のイメージバッ
ファ領域に格納する。このイメージバッファ領域に格納
したビットイメージデータに基づいて、ヘッド駆動回路
69を介してサーマルヘッド45を駆動して印字する。
【0047】すなわち、図10に示されるように、印刷
時には文字が逆立ちした状態になって後端側から印刷さ
れる。なお、文字データを一文字ずつ読み出し、180
度回転させたデータに変換し印字することにより、文字
をテープの後端側から印刷することもできる。このよう
な印刷が進むと同時に、モータ駆動回路70を介してテ
ープ送り用モータ46が駆動され、テープ1が第1スプ
ール26から繰り出され、テープ1が第2スプール27
のコア30に巻き取られる。このように、テープ1の一
本分の印刷が行われる。一本分の印刷が行われるため、
同じ文字列の多数のラベルが繰り返し使用される場合に
適している。
【0048】テープ1の一本分の印刷が終わると、図5
の本体フレーム35から印刷ユニット36を取り出す。
そして、図9の開閉レバー58を倒立位置にすると、サ
ーマルヘッド45の発熱素子群57aがプラテンローラ
28から離れ、カセット5を上方に向けて取り出すこと
ができる。図4の実線で示されるように、取り出したカ
セット5からテープ1の終端を取り出し、印刷の始めの
部分を切断手段31を用いて人手で切断分離すると、セ
ロテープのホルダと同じ要領で必要な印刷部分を引き出
して切断できる。このテープ1の印刷面と反対側は剥離
紙がない粘着面となっており、必要な印刷部分が分離さ
れると、そのまま手で持って所定場所に貼り付けること
ができる。無駄な剥離紙が発生しない。また、カセット
5から引き出すときに、文字の始まりから引き出せるた
め、文字列の終端位置即ち切断位置が明確に判る。な
お、印刷手段により、切断位置に実線や破線等のマーク
を印刷することもできる。
【0049】つぎに、図12〜図17により、本発明の
第2実施形態のラベルライター用カセット及びラベルラ
イターを説明する。図12は、本発明の第2実施形態の
ラベルライター用カセットの半断面の上面図であり、図
1のテープ1を収納するのに適したカセット6を示す。
【0050】カセット6は、透明な材質で成形され、上
下に分離可能な容器125内に、スプール126及びプ
ラテンローラ128と回動自在に支持する構造である。
スプール126は、コア129に巻かれた印刷前のテー
プを装着するものである。プラテンローラ128は、満
巻きテープと干渉しない位置に配設され、第1スプール
126からのテープの裏面側を案内するものである。
【0051】プラテンローラ128は、図1のテープ1
の搬送幅L2に相当する長さを有し、表面が樹脂でコー
ティングされたものである。したがって、剥離紙がなく
裏面側が粘着面となったテープ1であっても、弱粘着部
13cに当たることにより、プラテンローラ128への
粘着材の移行が起こらない。なお、プラテンローラ12
8をテフロン材のような粘着しにくい素材で形成する
と、裏面側の全体が粘着層となったテープでも使用可能
である。
【0052】このカセット6は、文字列等の所定の画像
を印刷したテープ1が順次送りだされ、所定の画像が印
刷されると、切断分離し、直ちに貼り付けができるとい
う使い方に適したものである。そのため、印刷後のテー
プ1の容器125からの出口付近に対面する位置、二点
鎖線で示される自動的な切断手段180が配置されるラ
ベルライターになっている。
【0053】図13は、本発明の第2実施形態のラベル
ライターの上面図であり、図12のカセット6を装着し
て使用するのに適したラベルライター9を示す。
【0054】図13において、ラベルライター9は、カ
セット6を装着できる印刷ユニット135と、この印刷
ユニット135を収容する本体フレーム136とからな
る。本体フレーム136の正面左側にはキーボード13
7が配設され、本体フレーム136の正面右側には液晶
ディスプレイ138が配設され、本体フレーム136の
正面下側の内部には電池139が収容されている。キー
ボード137には、アルファベットや平仮名や片仮名を
入力するための文字キー、数字キー等のほか、リターン
キー、印刷を実行するための印刷キー、テープ送りする
ためのテープ送りキー、余白設定モードを選択するため
の余白設定キーなどが設けられている。また、キーボー
ド137の横の液晶ディスプレイ138には、文字、記
号、画像などの印刷内容が表示可能である。
【0055】印刷ユニット135の詳細構造が図14〜
図15に示される。図14は、本発明の第2実施形態の
ラベルライターの印刷ユニットの上面図であり、図15
は、図14のY−Y断面図である。
【0056】図14及び図15において、印刷ユニット
135は、ベース141上に、カセット6のスプール1
26に対応する第1軸142及びカセット6のプラテン
ローラ128に対応する第2軸143を回転自在に立設
し、第2軸143に向かって進退自在にサーマルヘッド
145(印字手段)を配設し、サーマルヘッド145の
排出側の横に切断手段180を配設する構造である。
【0057】カセット6のプラテンローラ128に対応
する第2軸143は、モータ146で回転駆動される。
モータ146の出力軸に嵌入されたウォームギア14
7、ウォームギア147と噛み合うウォームホイール1
48、ウォームホイール148と同軸の小歯車149、
小歯車149と噛み合う大歯車150、大歯車150に
噛み合い第2軸143に嵌入された歯車151から、第
2軸143からなる駆動手段が形成されている。第1軸
142には、回転摩擦を付与するためのラッチ154が
設けられている。また、ベース141の上には、カセッ
ト6を受けるための台155が立設されている。
【0058】切断手段180は、切断刃180aを電磁
ソレノイド180bで突出自在としたものである。切断
刃180aが突出すると、図示されないテープ1が自動
的に切断させる。
【0059】図16に、カセット6を印刷ユニット13
5に装着した状態が示される。カセット6のスプール1
26は第1軸142に係合するように装着され、カセッ
ト6のプラテンローラ128は第2軸143に係合する
ように装着され、カセット6の全体が台155で支持さ
れる。この状態でモータ146を駆動すると、プラテン
ローラ128が所定回転数で駆動される。そのため、第
1軸142に装着されたスプール126はテープの繰り
出しと共に回転するが、ラッチ154で適度の抵抗が付
与される。
【0060】図14に戻り、印字手段としてのサーマル
ヘッド145は、アーム157の一端に発熱素子群15
7aを列設し、アーム157の中央付近に軸157bを
設け、発熱素子群157aを第2軸143に向けて付勢
するバネ157cを設け、アーム157の他端に開閉レ
バー158を設けて形成される。開閉レバー158の構
造と作動は、図8で説明したものと同様である。
【0061】図16において、プラテンローラ128が
回転駆動され、テープ1がサーマルヘッド145の発熱
素子群157aとプラテンローラ128との間を通過す
るとき、発熱素子群57aがプラテンローラ128に向
かって付勢されるとともに発熱素子群157aが選択的
に通電駆動されることにより、所望の画像がテープ1の
感熱発色層に形成されて印刷が行われる。そして、所定
の画像の印刷が終わったテープ1が排出状態になると、
切断手段180の切断刃180aが容器125に向かっ
て突出し、容器125に沿って位置する印刷済みテープ
1を切断刃180aが切断する。切断されたテープ1
は、剥離紙が無いため、直ぐに所定場所に貼り付けるこ
とができる。無駄な剥離紙も発生しない。
【0062】このように、印字が終わったテープ1を自
動的に切断分離するように印刷手段及び切断手段を制御
する制御手段を図17により説明する。図17は、本発
明の第2実施形態のラベルライターの機器ブロック図で
ある。
【0063】ラベルライターの動作は、制御手段160
によって制御される。制御手段160は、CPU16
2、ROM163、RAM164、CGROM165お
よび入出力インターフェイス166を含んでおり、これ
らはバス167を介して互いに接続されている。ROM
(プログラムメモリ)163には、液晶ディスプレイ
(LCD)138の表示制御プログラム、サーマルヘッ
ド145やテープ送り用のモータ146やカッター(切
断手段)180などの駆動制御プログラムなどラベルラ
イター9を動作させるために必要なプログラムやその他
必要なデータなどが格納されている。CGROM(パタ
ーンデータメモリ)165には、多数のキャラクタに関
するドットパターンデータが格納されている。RAM1
64には、印刷内容を記憶する印刷バッファや、CPU
162の演算結果を一時的に格納するバッファなどが設
けられる。
【0064】入出力インターフェイス166には、液晶
ディスプレイ138に接続されたディスプレイコントロ
ーラ(LCDC)168、サーマルヘッド145を駆動
するヘッド駆動回路169、テープ送り用のモータ14
6を駆動するモータ駆動回路170、カッター(切断手
段)180を駆動するカッター駆動回路181、装着さ
れたテープカセットの種類等を検出する図示されないセ
ンサー類、がそれぞれ接続されている。
【0065】このような制御手段160によるラベルラ
イターの動作を以下に説明する。なお、以下に説明する
動作は、特に記載する場合を除いて、図17のROM1
63から供給されたプログラムなどに基づいてCPU1
62からの命令によって行われる。
【0066】キーボード137により入力された文字デ
ータは、RAM164内のテキストバッファ領域に記憶
される。印字の際には、RAM164内のテキストバッ
ファ領域に記憶した文字データを先頭から一文字づつ読
み出して、ビットイメージデータを作成し、RAM16
4内のイメージバッファ領域に格納する。このイメージ
バッファ領域に格納したビットイメージデータに基づい
て、ヘッド駆動回路169を介してサーマルヘッド14
5を駆動し印刷する。印刷が進むと同時に、モータ駆動
回路170を介してテープ送り用モータ146が駆動さ
れ、テープ1が送りだされる。印刷が終わると、カッタ
ー駆動回路181を介してカッター(切断手段)180
を作動させ、印刷が終わった所定長さのテープ1を切断
分離する。このテープ1の印刷面と反対側は剥離紙がな
い粘着面となっており、切断分離されたテープ1を手で
持って所定場所に貼り付けることができる。無駄な剥離
紙が発生しない。このように、第2実施形態のラベルラ
イター9は、文字列等の画像を印刷すると、直ぐに貼り
付けるという使用に適している。
【0067】なお、以上説明した第1実施形態及び第2
実施形態のカセット及びラベルライターは、図1の形式
のテープに適したものとして説明した。しかし、ラベル
ライター又はカセットの側のいずれかの側にインクリボ
ンとラミネートテープとをプラテンローラ28,128
に向かって巻き出せる構造にすると、図2のテープ2に
対しても、第1実施形態及び第2実施形態と同様のカセ
ット及びラベルライターを使用できる。また、ラベルラ
イターの側にインクリボンをプラテンローラ28,12
8に向かって巻き出せる構造にすると、図3のテープ3
に対しても、第1実施形態及び第2実施形態と同様のカ
セット及びラベルライターを使用できる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のテープ
によると、テープ幅方向中央部分の弱粘着部又は無粘着
部を搬送路に沿わせることができ、搬送経路に粘着材が
移行して障害を起こすことがない。印刷後のテープを貼
り付ける際には、テープ幅方向両端の強粘着部によって
強固に貼り付けることができる。また、テープ幅方向両
端に強粘着部があった方が、貼り付け後に、気泡が入り
にくいと共に、皺も発生しにくい。
【0069】請求項2のテープによると、テープに印刷
する際に、印刷ヘッドを受けるプラテンローラをテープ
幅方向中央部分の弱粘着部又は無粘着部の幅以内とする
ことができ、プラテンローラへの粘着材の付着を防止で
きる。強粘着部を含めて案内する幅を有するプラテンロ
ーラとするためには、テフロンのような引っつきにくい
材料で形成する必要があるが、弱粘着部又は無粘着部の
幅以内のプラテンローラにすると、材質の選定がし易く
なる。
【0070】請求項3のテープによると、テープに印刷
して更に巻き取る場合には、表面側の印刷が裏面側の粘
着面に重なるが、熱転写による印刷はインクリボンによ
る転写印刷と異なり、熱変化で発色させるものであるた
め、印刷後に粘着面に重なっても、巻き戻し時に印刷が
剥がれたり転写することがない。
【0071】請求項4のテープカセットによると、第1
スプールに装着されたテープの一本分の印刷をまとめて
行い、第2スプールに巻き取ることにより、印刷後のテ
ープ即ちラベルの連続としての貯めができ、印刷後直ち
に貼り付ける必要がなくなる。そして、テープ一本分の
印刷が終わり、ラベルライターから取り出すと、テープ
カセットが印刷済みテープのホルダになり、必要量のテ
ープをその都度繰り出して貼り付けるという使用ができ
る。
【0072】請求項5のテープカセットによると、ラベ
ルの使用時にカセットをラベルライターから取り出した
後、セロテープのホルダと同じ感覚で、第2スプールに
巻かれたテープを繰り出し、切断手段で所定長さのラベ
ルにして、直ちに貼り付けることができる。
【0073】請求項6のテープカセットによると、ラベ
ルの使用時にカセットをラベルライターから取り出し、
ラベルを使用したあと、残りのテープをコア毎取り出
し、第1スプールに残ったコアを第2スプール側に写
し、第1スプールに新たなテープを装着するというコア
の再利用ができる。
【0074】請求項7のラベルタイターによると、テー
プ一本分の印刷が終わり、使用するときに、文字等の画
像の前端側から引き出せるため、画像を確認しながら所
定量のテープを繰り出せるため、使い勝手が良い。
【0075】請求項8のテープカセットによると、スプ
ールから引き出された剥離紙レスのテープの印字面に印
刷し、印刷後のテープの必要量を切断して直ちに使い、
貯めないで使用することに対応できる。
【0076】請求項9のラベルライターによると、印刷
後のテープを所定長さに自動的に切断するため、直ちに
使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のラベルライター用テープ
の概略の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態の他のラベルライター用テ
ープの断面図である。
【図3】本発明の一実施形態の更に他のラベルライター
用テープの断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態のラベルライター用カセ
ットの半断面の上面図である。
【図5】本発明の第1実施形態のラベルライターの上面
図である。
【図6】本発明の第1実施形態のラベルライターの印刷
ユニットの上面図である。
【図7】図6のX−X断面図である。
【図8】図6のA方向の部分側面図である。
【図9】図6の内部機構にカセットを装着した状態の状
面図である。
【図10】本発明の第1実施形態のラベルライターによ
る印字前テープ及び印字後テープの状態を示す図であ
る。
【図11】本発明の第1実施形態のラベルライターの機
器ブロック図である。
【図12】本発明の第2実施形態のラベルライター用カ
セットの半断面の上面図である。
【図13】本発明の第2実施形態のラベルライターの上
面図である。
【図14】本発明の第2実施形態のラベルライターの印
刷ユニットの上面図である。
【図15】図14のY−Y断面図である。
【図16】図14の内部機構にカセットを装着した状態
の状面図である。
【図17】本発明の第2実施形態のラベルライターの機
器ブロック図である。
【符号の説明】
1,2,3 テープ 5,6 カセット 8,9 ラベルライター 11,15,20 テープ本体 12 感熱発色層(印刷面) 16,21 熱転写層(印刷面) 13,18,22 粘着層(粘着面) 13a,13b,18a,18b,22a,22b 強
粘着部 13c,18c 弱粘着部 22c 無粘着部 26 第1スプール 126 スプール 28,128 プラテンローラ 29,129 コア 31 切断手段 35,135 印刷ユニット 45,145 サーマルヘッド 46,146 モータ(駆動手段) 60,160 制御手段 180 切断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/00 G09F 3/00 G 3/10 3/10 A Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 CC05 2C058 AB16 AC06 AD06 AE04 AE10 AF06 AF31 AF51 LA03 LB09 LB17 LB37 3E095 BA02 DA62 DA76 3F052 AB05 AB09 BA07 DA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側に印刷面を有し、裏面側が粘着面
    となったテープであって、前記粘着面は、幅方向両端の
    強粘着部と、幅方向中央部分の弱粘着部又は無粘着部と
    で形成されたことを特徴とするラベルライター用テー
    プ。
  2. 【請求項2】 前記印刷面の印刷幅は、前記幅方向中央
    部分の幅以内である請求項1記載のラベルライター用テ
    ープ。
  3. 【請求項3】 前記印刷面は感熱により印刷可能になっ
    ている請求項1記載のラベルライター用テープ。
  4. 【請求項4】 表面側が印刷面、裏面側が粘着面となっ
    たテープを収納するカセットであって、印刷前のテープ
    が装着される第1スプールと、印刷後のテープが巻き取
    られる第2スプールと、前記第1スプールから前記第2
    スプールに至る前記テープの裏面側を案内し、印刷ヘッ
    ドに対向できるプラテンローラと、を備えるラベルライ
    ター用テープカセット。
  5. 【請求項5】 前記第2スプールから繰り出される前記
    テープの切断手段を、更に備える請求項4記載のラベル
    ライター用テープカセット。
  6. 【請求項6】 前記第1スプールにはコアに巻かれた印
    刷前のテープが装着され、前記第2スプールには印刷後
    のテープを巻くことができるコアが装着された請求項5
    記載のラベルライター用テープカセット。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のテープカセットを装着し
    て印刷するラベルライターであって、前記プラテンロー
    ラと前記第2スプールを駆動する駆動手段と、前記プラ
    テンローラに向かって押圧される印刷手段と、前記印刷
    手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、文
    字を前記テープの後端側から印刷するよう前記印刷手段
    を制御することを特徴とするラベルライター。
  8. 【請求項8】 表面側が印刷面、裏面側が粘着面となっ
    たテープを収納するカセットであって、印刷前のテープ
    が装着されるスプールと、前記スプールからの前記テー
    プの裏面側を案内し、印刷ヘッドに対向できるプラテン
    ローラと、を備えるラベルライター用テープカセット。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のテープカセットを装着し
    て印刷するラベルライターであって、前記プラテンロー
    ラと前記スプールを駆動する駆動手段と、前記プラテン
    ローラに向かって押圧される印刷手段と、前記テープカ
    セットから繰り出される前記テープに対する切断手段
    と、前記印刷手段及び前記切断手段を制御する制御手段
    と、を備えてなることを特徴とするラベルライター。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008083432A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Brother Ind Ltd テープ及びテープカセット
JP2008254426A (ja) * 2007-03-15 2008-10-23 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2012116056A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Brother Industries Ltd ラベル作成装置

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