JP2000268098A - Icカードを利用した旅客案内システム - Google Patents
Icカードを利用した旅客案内システムInfo
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Abstract
ステムが個々の旅客の個人情報を持つことにより、旅客
に適切な誘導と、案内をおこなって、航空機などの利用
する際に旅客の行動を円滑、かつ、快適にならしめる。 【解決手段】空港などの交通機関の拠点に、ICカード
でアクセスできるプッシュ型情報端末を置いておき、I
Cカードにその者の個人情報を記憶して、それに基づい
てシステムが適切な情報を選択して、その端末に、フラ
イト情報、ゲート情報、到着地情報などその者に有用な
案内情報を表示する。
Description
した旅客案内システムに係り、ICカードに個人情報な
どを記録し、それによりICカードの利用する旅行者に
対して航空機などの交通機関の使用にあたり、システム
が適切な誘導、案内をおこなって、旅行者に便利さを提
供するICカードを利用した旅客案内システムに関す
る。
ためか、海外旅行が盛んであり、毎年の海外出国者も空
前の数に達している。その形態も従来の団体ツアー旅行
は割合としては減ってきており、個人の趣味により旅行
計画が立てることが多くなってきている。
の趣味の多様化に応じて、きめの細かいサービスを提供
することが必要になってきている。
滑、快適に旅行者に使用してもらうということがある。
空港では、海外旅行などでは、相当面倒な手続きが必要
であり、その際、トラブルがおこったり、まごついたり
しては旅の楽しさも損なわれるというものである。
板、音声によるアナウンス、ガイダンス端末により、誘
導、案内がおこなわれていた。しかし、空港施設のエリ
アは、膨大であり、初めて利用する場合にはしばしば戸
惑うことになる。空港利用者の多さに対して職員の数も
限りがあるので応対も適切にできないことが多い。ま
た、音声によるアナウンスでは、聴覚障害者には、伝え
ることはできない。特に、その人に対して呼出しがおこ
なわれている場合には問題となる。
化が図られ、ガイダンス端末により、空港内の施設のガ
イダンスをおこなわれている。しかしながら、このガイ
ダンス端末は、不特定多数の人が利用するものであるた
め、せいぜい、空港内の施設の位置をガイダンスするぐ
らいに止まっており、個々人の要求に対応し、旅行を快
適にするというレベルにほど遠いのが現状であった。多
機能な端末であっても、自分の欲しい情報を細かく指定
しなければならないため、操作が煩わしくなるという問
題点があった。
る自動化が図られているが、空港内のいたるところか
ら、気軽に予約内容を確認できるものではなく、チェッ
クイン後の行動をユーザに対して適切に誘導するシステ
ムにはなっていない。さらに、ツアー旅行を利用してい
る場合でツアーカウンタに行かなければならないときに
は、案内が欲しいところである。
えば、チェックイン後、搭乗の時間がどれくらいあるの
かわかれば、その間、ゆっくりと食事を楽しむこともで
きる。
に知りたい情報、例えば、自分の到着地の天気や地理情
報、フライトの後に利用する交通に関する情報、また、
自分の車を駐車している場合には、その駐車に関する情
報などが山の様にある。
ル可能なことは、綿密に計画を立てたり、ラジオなど他
のメディアを利用したり、必要なことを職員に尋ねたり
たりしていた。このような状況では、旅行者に心の余裕
は生まれにくい。
されたもので、その目的は、ICカードを利用した旅客
案内システムであって、システムが個々の旅客の個人情
報を持つことにより、旅客に適切な誘導と、案内をおこ
なって、航空機などの交通機関を利用する際の旅客を行
動を円滑、かつ、快適にならしめる旅客案内システムを
提供することにある。
に、本発明のICカードを利用した旅客案内システムに
係る発明の構成は、交通機関により旅行する際に使用で
きるICカードを利用した旅客案内システムにおいて、
このシステムは、他のシステムとも情報とやり取りをお
こなえる旅客案内システムサーバーと、その旅客案内シ
ステムサーバーと情報のやり取りをおこなえるプッシュ
型情報端末とを有し、前記ICカードを利用する者が、
前記プッシュ型情報端末を通じてアクセスする際に、予
め、その者の個人情報をシステムが取得できるるように
しておき、それに基づいてシステムが適切な情報を選択
して、そのアクセスしたプッシュ型情報端末に交通機関
の利用および交通機関に付随するサービス全般に対する
案内情報を表示するようにしたものである。
旅客案内システムにおいて、前記交通機関が、航空機、
鉄道、船舶、車両であり、それぞれ、前記プッシュ型情
報端末の置かれる場所が、空港、駅、港、車両に乗降す
るためのターミナルであるようにしたものである。
旅客案内システムにおいて、前記個人情報を、ICカー
ドに記憶したようにしたものである。
た旅客案内システムにおいて、前記個人情報を、旅客案
内システムサーバーに記憶し、ICカードには、それを
引き出すキーのみ持つようにしたものである。
用した旅客案内システムにおいて、前記個人情報に関す
る情報に基づいて、前記プッシュ型情報端末に、前記交
通機関に付帯するサービス施設に関する情報を表示する
ようにしたものである。
した旅客案内システムにおいて、前記個人情報には、到
着地に関する情報が含まれ、前記旅客案内システムサー
バーは、その到着地の天気情報と地理情報とを持つシス
テムと接続されていて、その到着地に関する情報の表示
を指定されたときに、前記プッシュ型情報端末に、その
到着地の天気情報と地理情報とを表示するようにしたも
のである。
利用した旅客案内システムにおいて、前記到着地の地理
情報は、その到着地に関する地図情報であるようにした
ものである。
用した旅客案内システムにおいて、前記個人情報には、
そのICカードの利用者が予約したチケットに関する情
報が含まれ、目的地の案内の表示を指定されたときに、
前記プッシュ型情報端末に、そのチケットの購入したこ
とによる行動を推測して、そのチケットが交通機関であ
る場合には、その予定の運行時刻、そのチケットが催し
物である場合には、その開催時刻とを表示するようにし
たものである。
を利用した旅客案内システムにおいて、前記個人情報に
は、そのICカードの利用者の住所に関する情報が含ま
れ、前記プッシュ型情報端末にアクセスして、その者が
帰宅すると推測される時点では、その者の住所がある自
宅まで、または、ユーザが指定する場所までの交通手段
に関する情報を表示するようにしたものである。
した旅客案内システムにおいて、前記個人情報には、そ
のICカードの利用者の駐車した車に関する情報が含ま
れ、前記旅客案内システムサーバーは、駐車場を管理す
るシステムと接続され、前記プッシュ型情報端末にアク
セスして、その者がその駐車した車を利用すると推測さ
れる時点で、その駐車に関する情報を表示するようにし
たものである。
用した旅客案内システムにおいて、前記表示される駐車
に関する情報が、駐車場の位置、駐車料金であるように
したものである。
を利用した旅客案内システムにおいて、前記個人情報に
基づいて、前記プッシュ型情報端末にICカードを利用
する者に適したCMを表示するようにしたものである。
カードを利用した旅客案内システムにおいて、前記旅客
案内システムサーバーに対して、ICカードを利用する
者に、外部のシステムからメッセージを送ることがで
き、前記ICカードを利用する者が、前記プッシュ型情
報端末にアクセスしたときに、そのメッセージを伝える
ようにしたものである。
旅客案内システムにおいて、前記メッセージが、音声メ
ッセージ、FAX、E−Mailであるようにしたもの
である。
Cカードを利用した旅客案内システムにおいて、前記旅
客案内システムサーバーが、非常時を管理するシステム
と接続されていて、そのシステムが非常時と認識したと
きに、前記プッシュ型情報端末にアクセスしたときに、
非常時であることのメッセージとその関連情報とを表示
するようにしたものである。
記ICカードを利用した旅客案内システムにおいて、前
記旅客案内システムサーバーが、旅客の管理をするシス
テムと接続されていて、前記プッシュ型情報端末に、特
定の旅客に対するメッセージ、または、不特定多数に対
するメッセージを表示するようにしたものである。
Cカードを利用した旅客案内システムにおいて、前記交
通機関が、航空機であるときに、前記個人情報が、名
前、喫煙に関する情報、VIPルームに関する情報、育
児室に関する情報、フライトに関する情報、ゲートに関
する情報、チェックインに関する情報を含むようにした
ものである。
旅客案内システムにおいて、前記交通機関が、航空機で
あるときに、前記個人情報に、フライトに関する情報が
含まれ、そのICカードにより、前記プッシュ型情報端
末からチェックインがおこなえるようにしたものであ
る。
旅客案内システムにおいて、前記交通機関が、航空機で
あるときに、前記個人情報に、フライトに関する情報
と、ゲートに関する情報とが含まれ、前記ICカードを
利用する者を案内するに際して、前記プッシュ型情報端
末に、フライトに関する情報と、ゲートに関する情報
と、搭乗するまでの時間とを表示するようにしたもので
ある。
た旅客案内システムにおいて、前記交通機関が、航空機
であるときに、前記個人情報に、さらに、名前に関する
情報が含まれ、上記表示に加えて、前記プッシュ型情報
端末に、名前に関する情報を表示するようにしたもので
ある。
用した旅客案内システムにおいて、前記交通機関が、航
空機であるときに、前記個人情報に、さらに、喫煙に関
する情報が含まれ、上記表示に加えて、前記プッシュ型
情報端末に、喫煙に関する情報を表示するようにしたも
のである。
旅客案内システムにおいて、前記交通機関が、航空機で
あるときに、前記個人情報に、さらに、到着地に関する
情報と、その者の目的地に関する情報と、喫煙に関する
情報とが含まれ、上記表示に加えて、前記プッシュ型情
報端末に、これら、到着地に関する情報と、その者の目
的地に関する情報と、喫煙に関する情報とを表示するよ
うにしたものである。
を、図1ないし図28を用いて説明する。
報をひきだせるICカードを利用することによって、旅
客機などに搭乗するときなどに、旅行をする者にとっ
て、適切かつ便利な案内をおこなうものである。本実施
形態では、主に交通の主用手段として、航空機を用いて
空港に置かれているカード端末から利用することを説明
するが、交通手段が、鉄道である場合に、カード端末
が、駅に置かれている場合、交通手段が、船舶である場
合に、カード端末が、港に置かれている場合、交通手段
が、高速バスなどの車両である場合に、カード端末が、
バスターミナルに置かれている場合などにもICカード
の情報を適宜変えれば、同様に旅行者はこのシステムの
便利さを享受することができる。
のシステム構成〕先ず、図1を用いて本発明に係るIC
カードを利用した旅客案内システムのシステム構成につ
いて説明する。図1は、本発明に係るICカードを利用
した旅客案内システムのシステム構成図である。
行者)が、ICカードを使ってアクセスするプッシュ型
情報端末00と、その端末に情報を提供する旅客案内シ
ステムサーバー01が置かれている。ここで、プッシュ
型と言うのは、ユーザが細かな指示をしなくても、IC
カードから引き出せる情報から推測して、システムの方
から情報を提示してやるからである。
に必要な情報を提供してやるために、各種のサーバーや
外部ネットワーク02に接続されて情報を取り込みと発
信をおこなえるようになっている。
ターネット、商用のパソコン通信などに接続され、この
システムを利用するものが、外部のネットワークと情報
のやり取りをおこなえるようになっている。また、天気
情報を提供するサーバーやこの端末でCMがおこなえる
ように広告代理店などのサーバーにも接続されている。
ているのは、このシステムによって、旅行者のゲートへ
の誘導、フライト情報の提供などをおこなうためであ
る。警備システムサーバー04に接続されているのは、
旅行者の安全を保つための情報を提供する必要があるか
らである。また、旅行者が旅行会社の提供するツアーを
利用することもあるため、そのときの案内のために旅行
会社システムサーバー05にも接続されている。さら
に、空港外での交通情報についても誘導や案内をおこな
うためにITS関連システムサーバー06が接続されて
いる。ITS関連システムサーバー06は、鉄道バス時
刻表、道路地図、駐車場地図などの固定的な情報や、道
路渋滞情報、駐車場情報などの流動的な情報を管理して
いる。
情報端末〕次に、図2および図3を用いてプッシュ型情
報端末00の構造、外観と使用イメージについて説明す
る。図2は、プッシュ型情報端末00の構造を示すブロ
ック図である。図3は、プッシュ型情報端末00の外観
と、ユーザの使用イメージを示した図である。
る様に、端末制御用コンピュータ1、タッチパネルディ
スプレイ2、ICカードリーダライター3(図では、R
/Wと略記)、スピーカ4、マイク5、プリンタ6の各
部からなっている。
制御をおこなうと同時に、旅客案内システムサーバー0
1と情報のやりとりをおこなうためのネットワークイン
ターフェイスも含んでいる。ICカードリーダライター
3は、センサーによりICカードに対して、情報を書き
込んだり、読み出したりする。タッチパネルディスプレ
イ2は、必要な情報を表示するための出力装置としての
機能と、パネルをタッチすることにより指示を与える入
力装置としての機能を兼ねている。また、音声入出力の
ためのスピーカー4、マイク5も備えている。プリンタ
6は、ユーザが望んだ場合に案内情報などを印刷するた
めのものである。
ジは、図3に示す通りである。ユーザは、ICカード0
をセンサーの組み込まれている前面の台のセンサー台7
上に載せると、センサーから発される微弱な電波によ
り、ICカード0の情報の読み出し、書き込みをおこな
うことができる。ユーザは、タッチパネル2を見て必要
な情報を読み取ったり、指示を与えたりする。また、前
面に配されるスピーカ4、マイク5で音声のコミュニケ
ーションも利用することができる。プリンタ6は、タッ
チパネル2の下におかれており、必要な情報が印刷され
た紙が前面口より排出される。
ード0について説明する。図4は、本実施形態に係るI
Cカード0と、それに記憶する情報の一覧を示した図で
ある。
て、外部と電波をやり取りするアンテナ部8と情報を記
憶するためのIC部9からなっている。この実施形態で
IC部9に蓄えられる情報とその入力されるタイミング
は、(b)に示される如くであるが、この情報について
の説明は、後にシステムの利用例の所で個々におこなう
ことにする。
た情報は、ICカードの中のICに部9に記憶すること
にして説明しているが、サーバー側に持たせることも可
能である。すなわち、キーとなるID番号♯1のみIC
カード側に記憶しておき、必要なときに旅客案内システ
ムサーバー01から引き出してくるのである。実際従来
の磁気カードを利用して、システムを構築した場合に
は、そのような実現方式になると思われる。しかしなが
ら、ICカードは、従来の磁気カードなどと比較してカ
ード側に大容量の記憶が可能である。そのため、その利
点を生かして、これらの情報をカード側に持たせておけ
ば、サーバー側と交信する必要がなくなるため、その情
報を表示するだけのときにはレスポンスが速くなると言
う利点がある。
いし図28を用いて本実施形態に係る旅客案内システム
の利用イメージについて説明する。図5は、本実施形態
に係る旅客案内システムの利用者の行動のフローを概要
として示した図である。図6は、「ユーザがチェックイ
ン前の場合」のシステムの処理とユーザ動作の流れを示
すフローチャートである。
「ユーザがチェックイン後の場合」、「メッセージがあ
った時」、「到着した時」、「終了時」、「情報端末が
使用されていない時」のシステムの処理とユーザ動作の
流れを示すフローチャートである。
れた駐車場でのデータの流れを示すフローチャートであ
る。図13は、画面A(初期画面)を示す模式図であ
る。
れ、画面B(チェックイン画面)、画面C(Check
In画面)、画面D(ツァー画面)、画面E(サービ
スメニュー画面)、画面F(搭乗口案内画面)、画面G
(レストラン画面)、画面H(音声メッセージ画面)、
画面I(FAX受信画面)、画面J(到着地情報画
面)、画面K(最終目的地案内画面)、画面L(交通情
報画面)、画面M(駐車場情報画面)、画面N(CM画
面)、画面O(非常時画面)、画面P(旅客呼出掲示画
面)を示す模式図である。
ールやバス、タクシーなどの自動車などで空港に到着す
る。搭乗のためには、チェックインと言う手続きが必要
であるが、このシステムでチェックイン前に案内するフ
ェーズが、図6に示されたフローである。この場合に
は、空港内の一般的情報を案内する場合と、チェックイ
ンを誘導する場合の二種類の案内画面を利用する可能性
がある。
便性の良いところにも置かれるし、チェックインするゲ
ートにも、特に、チェックイン端末機として置かれてい
る。
フローに従う。このときには、空港内の案内のほかに、
チェックインする前と比較して、搭乗ゲートが割り当て
られるので、搭乗口の案内画面を誘導するなどの処理が
付け加わる。
先の空港に着くことになるが到着時もこの旅客案内シス
テムを利用することがあろう。なお、本実施形態では、
旅客は、旅行の帰りのフライトであり、到着した空港に
は自分の車が駐車してある場合を想定して説明してい
る。
ュ型情報端末機00にアクセスしたときに、他の人がそ
のユーザにメッセージを送っていたときのフローであ
る。また、図11は、ユーザの終了時の動作を共通処理
として示している。
にもアクセスされていないときに、一般の空港利用者に
見てもらうための情報表示に関するフローを示したもの
である。
ら説明する。
(初期画面)が表示されている(S001)。この画面
は、ICカード0を持っている人には、センサー台に置
くように誘導する。ICカード0を持っていない人でも
メニューの誘導に従う方法で利用可能である。その場合
には、ユーザの個人情報が必要な場合には、サーバー側
に置かれた情報を利用することになる。
きには、[英語]ボタン100をタッチする。ICカー
ドを持っていないとき人が、チェックインしたいときに
は、[搭乗案内]ボタン101をタッチすれば、誘導画
面にしたがってチェックインすることができる。また、
ICカードを持っていなくも、[空港案内]ボタン10
2をタッチすることにより、空港内の地図や施設の情報
を参照することができる。[その他]ボタン103をタ
ッチすると、それ以外の例えば、天気予報や交通情報な
どの情報を参照できる。表示情報を印刷したいときに
は、[印刷]ボタン104をタッチする。端末との対話
を終了するときには、[終了]ボタン105をタッチす
る。
港案内]ボタン102、[印刷]ボタン104と[終
了]ボタン105は、各々の画面でその機能を呼び出す
ときにタッチすれば良い。
合には(S002)、プッシュ型情報端末00内の端末
制御用コンピュータ1が、ICカード内の情報を解析す
る(S003)。そして、ICカード内のフライト番号
♯18を調べ、チェックインが必要な状態か否かを判定
し、チェックインが必要でないときには、画面E(サー
ビスメニュー画面)に推移する(S011)。チェック
インが必要であると判断されたときには、さらに、IC
カード情報を解析して適切な画面を表示する。すなわ
ち、国籍♯8が日本の場合には、日本語の画面B(チェ
ックイン画面)を表示し(S004)、イギリス、米
国、その他英語が通用する諸国の場合には、英語の画面
C(Check In画面)を表示する(S005)。
この実施形態では示さなかったが、フランス語、中国
語、その他の外国語でも同じようなサービスが可能であ
る。(なお、このアイデアは、Jhon Gill著 Access Pro
hibited?-Information for Designers of Public Acces
s Terminals ,p15 ,Royal National Institute for the
Blind,1998 発行による。) また、ツアー情報♯23を見てツアー客と判断されたと
きには、ツアー客用の画面D(ツアー画面)を表示す
る。ツアー情報♯23には、ツアーを企画した旅行会社
の情報、ツアーの名称、旅程などの情報などが含まれて
いる。
がチェックインに必要な情報が表示される。ICカード
情報の中から、名前♯2を引き出し、ユーザの名前表示
110をおこなうことができる。また、フライトナンバ
ー♯18よりフライト情報111を表示することができ
る。画面情報に示されているのは、フライト便番号、フ
ライト行先、出発時刻である。また、旅客案内システム
サーバー01は、航空会社システムサーバー03に接続
されているため、現在の運行予定113も表示すること
ができる。ユーザがチェックインするときには、[チェ
ックイン]ボタン112をタッチすれば(S005)、
チェックインの手続きが始まることになる。(Chec
k In画面)の場合も表示が英語でなされる外は同様
である。
たツアー客用の画面D(ツアー画面)が表示される。ツ
アー客は、一般にツアーカウンタで手続きをすることに
なっているため、ツアーカウンタの誘導115がおこな
われる。ツアーカウンタへの行き方がわかららないユー
ザは、[ツアーカウンタ案内]ボタン117をタッチす
れば良い。また、手続きの詳細がわからないツアー客
は、[搭乗までのご案内]ボタン118をタッチすれば
知ることができる。
末によれば、特に、わずらわしいボタン操作が少なくな
るため、高齢者や子供に対しても使いやすい情報提供端
末のマンマシンインタフェースを提供することが可能と
なる。
を出力した場合には、画面上にユーザの名前が表示され
るので、提供された情報がユーザ自身のものであること
か一目瞭然でわかるという利点がある。
港などの交通機関のターミナルにおいて、チェックイン
などの乗り物の乗降に必要な手続きをおこなう場所へ迷
うことなく案内することができる。
どの交通機関のターミナルを利用するユーザもおり、彼
らを適切にツアーカウンターに案内できるだけでなく、
ツアー会社にとっても、ツアー客が、空港に到着したか
否かの情報チェックできるというメリットもある。
するまでの時間に、プッシュ型情報端末00を利用する
ことができる。この場合の使い方も同様で、画面A(初
期画面)が表示されているので(S100)、ICカー
ドをセンサー台に置くと(S101)、プッシュ型情報
端末00内の端末制御用コンピュータ1が、ICカード
内の情報を解析する(S102)。
る場合には、チェックインフラグ♯22がオンになって
いることで判断できる。この場合には、チェックインに
関する画面は、もはや出す必要がないため、図17に示
す画面E(サービスメニュー画面)が表示される(S1
03)。
情報121が出るのは、画面B(チェックイン画面)の
場合と同様である。
きに、ICカード内にゲート情報♯21が書きこまれて
いるため、このユーザが搭乗するゲート表示122をお
こなうことができる。また、現在から搭乗までの時間の
表示123をおこなえば、チェックイン後のユーザは、
搭乗ゲートの場所、搭乗までの時間を、簡単に知ること
ができるので、搭乗までの時間を有意義に活用すること
が可能となる。このことは、空港内での交通機関のター
ミナルにとっても、より多くのサービスを提供しやすく
なることにもつながるという意義を有する。
ッチすることにより、各々ユーザが望む情報を得ること
ができる。例えば、搭乗ゲートの行き方を知りたいとき
には、[ゲート案内]ボタン124をタッチする(S1
04)。また、レストラン、喫茶店に行きたいユーザ
は、[食事]ボタン125をタッチする。同様に、到着
地の情報を得ようとするときには、[到着地]ボタン1
26を、最終目的地の情報を得ようとするときには、
[最終目的地案内]ボタン127をタッチすれば良い。
表示されるボタンであるが、[喫煙室]ボタン128
は、IC情報の中の喫煙か禁煙か♯10を解析して出す
ボタンである。すなわち、ICカードに個人情報を記憶
しているため、そのユーザに必要となる誘導ボタンを表
示できるという特徴がある。喫煙室の外にも、使えるV
IPルーム♯11に値が設定されているときには、その
VIPルームまでの行き方を案内する、また、育児室が
必要か否か♯12で育児室が必要であると指定されてい
るときには、育児室への行き方を案内するなどの応用例
が考えられる。
で、[ゲート案内]ボタン124をタッチすると、図1
8に示される画面F(搭乗口案内画面)を表示してやる
(S105)。この画面には、地図130にゲートまで
の略図と、ゲート番号131とそこまでの時間表示13
2が表示される。時間表示132は、そこまで行くユー
ザにとって目安となり便利であろう。
面G(レストラン画面)を表示する(S106)。この
画面では、ユーザの多様なニーズに応えるようにしてい
る。すなわち、時間がないなどの理由で、自分の到着す
るゲート近くのレストランを探そうとするときには、
[ゲート付近を探す]ボタン140をタッチすれば良
い。自分の好みのメニューで選ぼうとするときには、
[メニューで探す]ボタン141をタッチする。また、
ICカードの情報には、以前に利用したレストラン♯1
7の値が設定されている場合には、[以前ご利用のレス
トラン]ボタン142をタッチすれば以前利用したレス
トランの情報を表示することもできる。この場合には、
このICカード0にクレジットカードや電子マネーの機
能を持たせてやり、このカードでそのレストランの支払
いをしたときにICカードに値が書きこまれるようにす
るのが現実的な運用方法であろう。
などの交通機関のターミナルに関して得ることのできる
利点は以下のことがある。すなわち、空港などの交通機
関のターミナルは、出発地、到着地ともにかなり大きい
場合があり、道に迷うことが多いが、ICカードを持つ
ユーザに関係のある施設のみを案内できるので、ユーザ
が欲する詳細な地図を即座に提供できる。また、空港な
どの交通機関のターミナルにおける各種サービス、すな
わち、それらはショッビングやレストランでの食事など
であるが、これらを利用した時の履歴は、その利用料金
をユーザ自身が利用したいときに、役に立つデータとな
る。
と、図22に示される画面J(到着地情報画面)を表示
する(S107)。到着地とは、図5で示した様にフラ
イト先の到着地である。このシステムは、外部ネットワ
ーク02を介して天気情報を表示することができる。ユ
ーザは、この画面の天気表示170を見てこれからの行
動の予定を立てやすくなるという利点がある。この天気
表示は、数日表示する、旅行の日程期間表示するなどの
オプションを設けても良い。また、到着空港の地図17
1を表示してやれば、ユーザが、バスターミナル、タク
シー乗り場など探すのにまごつくことがなくなるであろ
う。その他、オプションにより、到着地の名所、旧跡な
どの地図を出すようにしても良い。
で、[最終目的地案内]ボタン127をタッチすると、
図23に示される画面K(最終目的地案内画面)を表示
する(S108)。画面J(到着地情報画面)は、到着
地の一般的な情報を表示する画面であったが、この画面
は、ICカードの情報である最終目的地♯19を利用し
て、ユーザが最終目的地まで、どのような旅程で行くか
を案内する画面である。例えば、ユーザがフライト後に
鉄道を利用することになっているとする。そのときに
は、フライトの情報180が、予定時刻、フライト便番
号として表示される。鉄道情報181としては、乗る列
車の予定時刻、列車号数182が表示される。この最終
目的地案内は、一般的な列車の運行時刻を表示する場合
などとは異なり、ICカード内の情報の予約した鉄道な
どのチケット♯20を参照して表示するものである。そ
のため、そのユーザが実際に乗る列車についての情報を
表示することができるので、真にそのユーザが欲する情
報を表示していると言うことができる。また、ユーザが
買っていたチケットが、コンサートや観劇のときには、
その催しの開催時刻などを表示することになろう。
や、地理情報、到着地の交通機関のターミナールに関す
る情報、他の交通機関への接続、他の交通機関を利用し
た場合への最終到着地までの所要時間を予め知ることが
できるので、特に海外への旅行の場合、それらの情報を
母国語で得ることができるという点でも便利である。
トワーク02を介して外部のネットワークとやり取りが
おこなえるようになっているため、このICカード利用
者に対してメッセージを送ることができる。
ズであっても、プッシュ型情報端末00にICカードを
アクセスさせて(S110,S111)、メッセージが
あると判定されたときには(S112)、メッセージが
来ているとの通知を受け取ることになる。
ジが送られてくる場合には、画面H(音声メッセージ画
面)が表示される。また、FAX送信機を利用してFA
Xのメッセージが送られている場合には、画面I(FA
X送信画面)が表示される。実現方法としては、ICカ
ードのユーザが、他人にID番号♯1を教えて、メッセ
ージを送る者は、そのID番号を指定して、旅客案内シ
ステムサーバー01に情報をおくるようにすれば良い。
また、同じツアーの仲間に、このプッシュ型情報端末0
0によって、マイク5に音声を入力し、プッシュ型情報
端末00間でメッセージを送ることもできる。これは、
同じ旅行仲間で別行動を取っている者にメッセージを送
りたいときに便利な機能である。
コン通信やインターネットを利用したE−Mailによ
って、メッセージを送ることも可能である。そのときに
は、ICカード内の情報として、E−Mailアドレス
♯9を設定しておく。このメールアドレスは、ICカー
ド利用のために専用にしても良いし、メールサーバー
は、他のインターネットプロバイダに置いておき、IC
カードを利用したときに、送られてきているメールを転
送するようにしても良い。
は、図20に示した画面H(音声メッセージ画面)が表
示され、メッセージが届いている旨の表示150により
メッセージが届いていることを認識する。そして、図に
は示していないが[音声再生開始]ボタンをタッチする
ことにより、スピーカ4から音声メッセージの再生をお
こなうことができる。音声メッセージの再生中は、メッ
セージ再生中表示151により、メッセージを再生する
ことを示してやる。また、ユーザは、ボリュームインジ
ケータ153を見ながら、ボリューム152により音量
を調節することもできる。
に示した画面I(FAX画面)が表示され、FAXが届
いている旨の表示160によりメッセージが届いている
ことを認識する。届いたFAXは、表示領域161に表
示される。この表示領域は、操作ボタン162により操
作し、次ページを見ることが必要になったときなど操作
する。
小異である。
によるメッセージがプッシュ型情報端末00から受け取
れるということは、ユーザにしてみれば、ICカードを1
枚持っていれば、小型情報機器を携帯するのを忘れたと
きにも必要な情報を受信できるという点で便利である。
端末00を使用するときである。既に述べた様に、本実
施形態では、帰りのフライト便で空港に到着して帰宅す
る場合を想定して説明する。
る(S120,S121)。そして、ICカードの情報
を解析し、このユーザが鉄道などの交通機関を利用する
と判断したときには、画面L(交通情報画面)を表示
し、駐車している車があると判断したときには、画面M
(駐車情報画面)を表示する(S124)。
交通手段190が幾通りかの選択肢として、所要時間
と、料金と共に表示される。ユーザは、スケジュールと
かける経費を勘案して、好みのものを選ぶことができ
る。この表示は、ICカード内の情報の住所♯6を参照
し、かつ、ITS関連システムサーバー06と情報をや
り取りすることにより可能になる。また、自宅までの地
図191には、道路交通渋滞情報や鉄道路線図などを示
すことができる。
場所の交通手段も表示することができる。それには、空
港からアクセスする場所♯13に値が設定されていて、
かつ、システムがそこまでの行き方のデータベースを持
っているときに、その場所までの案内をすることが可能
になる。
通機関のターミナールから、周辺の特定の場所へ行きた
い場合、時間優先のケースも料金優先のケースもある
が、これらを選択する上で、有益な情報が享受できるよ
うになる。
D番号♯14に値が設定されている場合には、駐車して
いる旨の表示200を示す画面M(駐車情報画面)を表
示する。
ー06が管理している駐車場情報により得られる駐車位
置201と駐車料金が表示される。また、駐車場までの
位置を知るには、[駐車場案内図]ボタン203をタッ
チすれば良いし、これから利用するであろう高速道路情
報の情報を知るためには、[高速道路情報]ボタンをタ
ッチすれば良い。
しているため、このように駐車位置まで示してくれるシ
ステムは、ユーザにとって利用価値のあるものであろ
う。
端末00に駐車情報を表示するデータフローは、図12
に示す如くである。ユーザが車を駐車すると(A0
0)、その場所と車のIDがITS関連サーバー06に
送られる。これは、車内システムと連動して、駐車位置
を自動的に読み取るセンサーを置いておけば、あまり人
手をかけずにデータ収集をおこなうことができる。一
方、ITS関連サーバーは、駐車したときの時間をよ
り、駐車料金を計算する(A02)。
システムサーバー01に情報を送り(A03)、プッシ
ュ型情報端末00に表示する(A04)。
場は非常に広く、どこに駐車をしたか忘れてしまう場合
が多いが、本発明によれば、この記録が自動的に記録さ
れるので、どこに駐車したのかを覚える手間を軽減する
ことができる。
の後に、[終了]ボタン105をタッチすることになる
(S130)。そのときには、画面N(CM画面)を表
示する(S131)。この画面のCM表示エリア210
には、ICカードの情報の性別♯3、生年月日♯4、職
業♯5などの個人情報を解析し、そのユーザに適したC
Mを表示する。例えば、子供の場合には、テレビゲーム
や子供むけ歌のCDのCM、OLの場合には、化粧品や
ハンドバッグのCM、ビジネスマンの場合は、紳士服、
ビジネス用パソコンのCMなどの如くである。
Mをおこなうので、広告の効果は大きいことが予想され
る。
操作をせずにタイムアウトしたときには、画面A(初期
画面)に戻ることになる(S132)。
端末00にアクセスする場合について説明したきた。こ
こでは、この情報端末が使用されていない時の表示につ
いて説明する。
いるが(S140)、旅客案内システムサーバー01か
らの要求にしたがって(S141)、様々な画面を表示
する。
システムサーバー01が、警備システムサーバー04の
情報を受けて、画面O(非常時画面)を表示する(S1
42)。この画面では、地震があったことの表示210
と、非常口の誘導表示211をしている。その他、図で
は示さなかったが、このような非常時の事件がおこった
ときには、非常時におけるフライトの変更、種々の広報
などを表示することも考えられる。このように、プッシ
ュ型情報端末00は、空港内での旅客のセキュリティを
高める役割も担わせることができる。
対して呼びかける場合がある。例えば、出発の定刻間際
になっても、予約した旅客が搭乗しないときなどであ
る。この場合には、画面P(旅客呼出掲示)を表示する
(S143)。この画面では、フライトに関する情報2
30と、呼び出し名231と、メッセージ232が表示
されている。
ュ型情報端末00を使うことにより、航空会社は特定の
飛行機を使うユーザが、チェックイン後、どこの端末を
使ったかを調べることにより、空港内のどのあたりにい
るかを推測することが可能となる。このことは、航空会
社にとって、チェックインした後の客が、空港の中に何
分前までいたのかを知ることができ、そのユーザを待つ
か、待たないかを判断する材料として有益である。
て呼びかけるときには、空港内で音声によるアナウンス
をおこなっていたが、それでは、聴覚に障害のある人に
は伝えることができない。この方法では、画面で視覚に
訴えるので聴覚に障害のある人にも情報を伝えることが
できる。その他、空港内の迷子のお知らせ、人から呼出
の依頼があったときにも同様の表示が可能である。
途としては、空港からの案内やCMなどを表示する用途
が考えられる(S144)。CMは、この航空会社や旅
行会社のCMでも良いし、他のスポンサーのCMでも良
い。
点〕これまで述べてきた様に、本発明のICカードを利
用した旅客案内システムのユーザは、空港内で端末を利
用して様々な情報をアクセスすることにより、快適な旅
行が約束されることになる。その他のメリットとして
は、航空会社や旅行会社は、個人情報を取り込むことが
できるので、個々の顧客に対してよりきめの細かいサー
ビスをおこなって、顧客の満足度をたかめることができ
るようになる。例えば、ICカード内の情報として、食
事制限、食事の嗜好♯16があるので、その情報を考慮
して機内食のメニューを定めることができる。このメニ
ューの定め方も、そのフライト便は、洋食の好きな人が
多いので洋食メニューにするという方法もあり、また、
宗教上、健康上の理由のために食事の制限がある人に、
特別食を用意するという方法もあるであろう。
新聞、雑誌♯15の情報を取り込み、機内で用意する新
聞、雑誌を選択するということも考えられる。
旅客案内システムであって、システムが個々の旅客の個
人情報を持つことにより、旅客に適切な誘導と、案内を
おこなって、航空機などの交通機関を利用する際の旅客
の行動を円滑、かつ、快適にならしめる旅客案内システ
ムを提供することができる。
ステムのシステム構成図である。
図である。
用イメージを示した図である。
する情報の一覧を示した図である。
行動のフローを概要として示した図である。
の処理とユーザ動作の流れを示すフローチャートであ
る。
の処理とユーザ動作の流れを示すフローチャートであ
る。
ユーザ動作の流れを示すフローチャートである。
の流れを示すフローチャートである。
流れを示すフローチャートである。
ムの処理とユーザ動作の流れを示すフローチャートであ
る。
のデータの流れを示すフローチャートである。
ある。
図である。
図である。
る。
る。
である。
る。
る。
である。
る。
る。
ある。
Claims (22)
- 【請求項1】 交通機関により旅行する際に使用できる
ICカードを利用した旅客案内システムにおいて、 このシステムは、 他のシステムとも情報とやり取りをおこなえる旅客案内
システムサーバーと、 その旅客案内システムサーバーと情報のやり取りをおこ
なえるプッシュ型情報端末とを有し、 前記ICカードを利用する者が、前記プッシュ型情報端
末を通じてアクセスする際に、予め、その者の個人情報
をシステムが取得できるようにしておき、それに基づい
てシステムが適切な情報を選択して、そのアクセスした
プッシュ型情報端末に交通機関の利用および交通機関に
付随するサービス全般に対する案内情報を表示すること
を特徴とするICカードを利用した旅客案内システム。 - 【請求項2】 前記交通機関が、航空機、鉄道、船舶、
車両であり、それぞれ、前記プッシュ型情報端末の置か
れる場所が、空港、駅、港、車両に乗降するためのター
ミナルであることを特徴とする請求項1記載のICカー
ドを利用した旅客案内システム。 - 【請求項3】 前記個人情報を、ICカードに記憶した
ことを特徴とする請求項1記載のICカードを利用した
旅客案内システム。 - 【請求項4】 前記個人情報を、旅客案内システムサー
バーに記憶し、ICカードには、それを引き出すキーの
み持つことを特徴とする請求項1記載のICカードを利
用した旅客案内システム。 - 【請求項5】 前記個人情報に関する情報に基づいて、
前記プッシュ型情報端末に、前記交通機関に付帯するサ
ービス施設に関する情報を表示することを特徴とする請
求項1記載のICカードを利用した旅客案内システム。 - 【請求項6】 前記個人情報には、到着地に関する情報
が含まれ、 前記旅客案内システムサーバーは、その到着地の天気情
報と地理情報とを持つシステムと接続されていて、 その到着地に関する情報の表示を指定されたときに、 前記プッシュ型情報端末に、その到着地の天気情報と地
理情報とを表示することを特徴とする請求項1記載のI
Cカードを利用した旅客案内システム。 - 【請求項7】 前記到着地の地理情報は、 その到着地に関する地図情報であることを特徴とする請
求項6記載のICカードを利用した旅客案内システム。 - 【請求項8】 前記個人情報には、そのICカードの利
用者が予約したチケットに関する情報が含まれ、 目的地の案内の表示を指定されたときに、 前記プッシュ型情報端末に、そのチケットの購入したこ
とによる行動を推測して、そのチケットが交通機関であ
る場合には、その予定の運行時刻、そのチケットが催し
物である場合には、その開催時刻とを表示することを特
徴とする請求項1記載のICカードを利用した旅客案内
システム。 - 【請求項9】 前記個人情報には、そのICカードの利
用者の住所に関する情報が含まれ、 前記プッシュ型情報端末にアクセスして、その者が帰宅
すると推測される時点では、その者の住所がある自宅ま
で、または、ユーザが指定する場所までの交通手段に関
する情報を表示することを特徴とする請求項1記載のI
Cカードを利用した旅客案内システム。 - 【請求項10】 前記個人情報には、そのICカードの
利用者の駐車した車に関する情報が含まれ、 前記旅客案内システムサーバーは、駐車場を管理するシ
ステムと接続され、 前記プッシュ型情報端末にアクセスして、その者がその
駐車した車を利用すると推測される時点で、 その駐車に関する情報を表示することを特徴とする請求
項1記載のICカードを利用した旅客案内システム。 - 【請求項11】 前記表示される駐車に関する情報が、
駐車場の位置、駐車料金であることを特徴とする請求項
10記載のICカードを利用した旅客案内システム。 - 【請求項12】 前記個人情報に基づいて、前記プッシ
ュ型情報端末にICカードを利用する者に適したCMを
表示することを特徴とする請求項1記載のICカードを
利用した旅客案内システム。 - 【請求項13】 前記旅客案内システムサーバーに対し
て、ICカードを利用する者に、外部のシステムからメ
ッセージを送ることができ、 前記ICカードを利用する者が、前記プッシュ型情報端
末にアクセスしたときに、そのメッセージを伝えること
を特徴とする請求項1記載のICカードを利用した旅客
案内システム。 - 【請求項14】 前記メッセージが、音声メッセージ、
FAX、E−Mailであることを特徴とする請求項1
3記載のICカードを利用した旅客案内システム。 - 【請求項15】 前記旅客案内システムサーバーが、非
常時を管理するシステムと接続されていて、 そのシステムが非常時と認識したときに、 前記プッシュ型情報端末にアクセスしたときに、非常時
であることのメッセージとその関連情報とを表示するこ
とを特徴とする請求項1記載のICカードを利用した旅
客案内システム。 - 【請求項16】 前記旅客案内システムサーバーが、旅
客の管理をするシステムと接続されていて、 前記プッシュ型情報端末に、特定の旅客に対するメッセ
ージ、または、不特定多数に対するメッセージを表示す
ることを特徴とする請求項1記載のICカードを利用し
た旅客案内システム。 - 【請求項17】 前記交通機関が、航空機であるとき
に、 前記個人情報が、名前、喫煙に関する情報、VIPルー
ムに関する情報、育児室に関する情報、フライトに関す
る情報、ゲートに関する情報、チェックインに関する情
報を含むことを特徴とする請求項1のICカードを利用
した旅客案内システム。 - 【請求項18】 前記交通機関が、航空機であるとき
に、 前記個人情報に、フライトに関する情報が含まれ、 そのICカードにより、前記プッシュ型情報端末からチ
ェックインがおこなえることことを特徴とする請求項1
のICカードを利用した旅客案内システム。 - 【請求項19】 前記交通機関が、航空機であるとき
に、 前記個人情報に、フライトに関する情報と、ゲートに関
する情報とが含まれ、 前記ICカードを利用する者を案内するに際して、 前記プッシュ型情報端末に、フライトに関する情報と、
ゲートに関する情報と、搭乗するまでの時間とを表示す
ることを特徴とする請求項1のICカードを利用した旅
客案内システム。 - 【請求項20】 前記交通機関が、航空機であるとき
に、 前記個人情報に、さらに、名前に関する情報が含まれ、 請求項19の表示に加えて、 前記プッシュ型情報端末に、名前に関する情報を表示す
ることを特徴とする請求項19のICカードを利用した
旅客案内システム。 - 【請求項21】 前記交通機関が、航空機であるとき
に、 前記個人情報に、さらに、喫煙に関する情報が含まれ、 請求項20の表示に加えて、 前記プッシュ型情報端末に、喫煙に関する情報を表示す
ることを特徴とする請求項20のICカードを利用した
旅客案内システム。 - 【請求項22】 前記交通機関が、航空機であるとき
に、 前記個人情報に、さらに、到着地に関する情報と、その
者の目的地に関する情報と、喫煙に関する情報とが含ま
れ、 請求項21の表示に加えて、 前記プッシュ型情報端末に、これら、到着地に関する情
報と、その者の目的地に関する情報と、喫煙に関する情
報とを表示することを特徴とする請求項21のICカー
ドを利用した旅客案内システム。
Priority Applications (1)
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JP11074397A JP2000268098A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | Icカードを利用した旅客案内システム |
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