JP2000264109A - 車両用リヤシート - Google Patents
車両用リヤシートInfo
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- JP2000264109A JP2000264109A JP11065899A JP6589999A JP2000264109A JP 2000264109 A JP2000264109 A JP 2000264109A JP 11065899 A JP11065899 A JP 11065899A JP 6589999 A JP6589999 A JP 6589999A JP 2000264109 A JP2000264109 A JP 2000264109A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホイルハウスの影響を受けることなく自由に
レイアウトを変えることができる車両用リヤシートを提
供すること。 【解決手段】 センタシート１を挟んで左右にそれぞれ
右シート２および左シート３を配置した車両用リヤシー
トであって、前記センタシート１は前方側へスライド移
動可能とされており、左右シート２、３は側面部同志を
接合した状態で後方側へスライド移動可能とされてい
る。
レイアウトを変えることができる車両用リヤシートを提
供すること。 【解決手段】 センタシート１を挟んで左右にそれぞれ
右シート２および左シート３を配置した車両用リヤシー
トであって、前記センタシート１は前方側へスライド移
動可能とされており、左右シート２、３は側面部同志を
接合した状態で後方側へスライド移動可能とされてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホイルハウスの影
響を受けることなく自由にレイアウトを変えることがで
きる車両用リヤシートに関するものである。
響を受けることなく自由にレイアウトを変えることがで
きる車両用リヤシートに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近では、アウトドアスポーツ等の発達
により自動車の使用目的も多種のものとなってきてお
り、例えばリヤシートを車両後方部へ移動させて脚を投
げ出すのに十分なスペースを確保したり、フラットな状
態にリクライニングさせてベッド代わりにする等、使用
目的に応じてリヤシートのレイアウトを自在に変えるこ
とができる車両用リヤシートの要望があり、それに対応
したシート構造が種々提案されている。
により自動車の使用目的も多種のものとなってきてお
り、例えばリヤシートを車両後方部へ移動させて脚を投
げ出すのに十分なスペースを確保したり、フラットな状
態にリクライニングさせてベッド代わりにする等、使用
目的に応じてリヤシートのレイアウトを自在に変えるこ
とができる車両用リヤシートの要望があり、それに対応
したシート構造が種々提案されている。
【０００３】ところが、車両後方部にはタイヤのホイル
ハウスが車両内へ出っ張っており、このホイルハウスが
邪魔になってリヤシートをそのまま後方側へ移動するこ
とができないため、レイアウトの変更にも制限が課せら
れていた。この結果、リヤシートを車両後方部へ目一杯
移動させることや、リヤシートを完全にフラットな状態
にしたりすることはできないという問題点があった。
ハウスが車両内へ出っ張っており、このホイルハウスが
邪魔になってリヤシートをそのまま後方側へ移動するこ
とができないため、レイアウトの変更にも制限が課せら
れていた。この結果、リヤシートを車両後方部へ目一杯
移動させることや、リヤシートを完全にフラットな状態
にしたりすることはできないという問題点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、ホイルハウスの影響を受ける
ことなく自由にシートのレイアウトを変えることができ
る車両用リヤシートを提供することを目的として完成さ
れたものである。
従来の問題点を解決して、ホイルハウスの影響を受ける
ことなく自由にシートのレイアウトを変えることができ
る車両用リヤシートを提供することを目的として完成さ
れたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の車両用リヤシートは、センタシー
トを挟んで左右にそれぞれ右シートおよび左シートを配
置した車両用リヤシートであって、前記センタシートは
単独で前方位置に設置されるようにスライド移動可能と
する一方、左右シートは側面同志が接合された状態とし
て後方位置に設置されるようにスライド移動可能とされ
ていることを特徴とするものである。
めになされた本発明の車両用リヤシートは、センタシー
トを挟んで左右にそれぞれ右シートおよび左シートを配
置した車両用リヤシートであって、前記センタシートは
単独で前方位置に設置されるようにスライド移動可能と
する一方、左右シートは側面同志が接合された状態とし
て後方位置に設置されるようにスライド移動可能とされ
ていることを特徴とするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図面は、運転席側および
助手席側のフロントシートと３人掛け用のリヤシートを
配置した自動車シートを示すものであって、図中１はリ
ヤシートにおけるセンタシート、２、３はこのセンタシ
ート１を挟んで常時は左右に配置された右シート２およ
び左シート３であり、各シート１、２、３はそれぞれシ
ートクッション１ａ、２ａ、３ａとシートバック１ｂ、
２ｂ、３ｂから構成されている。なお、図において４は
シートクッション４ａとシートバック４ｂからなる運転
席側のフロントシート、５はシートクッション５ａとシ
ートバック５ｂからなる助手席側のフロントシートであ
り、１０、１０は左右のホイルハウスである。
の好ましい実施の形態を示す。図面は、運転席側および
助手席側のフロントシートと３人掛け用のリヤシートを
配置した自動車シートを示すものであって、図中１はリ
ヤシートにおけるセンタシート、２、３はこのセンタシ
ート１を挟んで常時は左右に配置された右シート２およ
び左シート３であり、各シート１、２、３はそれぞれシ
ートクッション１ａ、２ａ、３ａとシートバック１ｂ、
２ｂ、３ｂから構成されている。なお、図において４は
シートクッション４ａとシートバック４ｂからなる運転
席側のフロントシート、５はシートクッション５ａとシ
ートバック５ｂからなる助手席側のフロントシートであ
り、１０、１０は左右のホイルハウスである。
【０００７】本発明においては、前記センタシート１は
単独で前方位置に設置されるようにスライド移動可能と
されており、一方、左右シート２、３は側面部同志を接
合した状態として後方位置に設置されるようにスライド
移動可能とされている点を特徴としている。そしてこの
ような構成により、ホイルハウス１０、１０の影響を受
けることなく左右シート２、３を側面同志が接合された
状態として左右ホイルハウス１０、１０間の略中央位置
に設置されるよう移動し、自由にシートのレイアウトを
変えるのである。また、前記センタシート１の幅は、左
右ホイルハウス１０、１０の車両内への突出量の合計長
さよりも大きいとされている。なお、前記したセンタシ
ート１や左右シート２、３の移動および定置保持は、周
知のガイドレール式その他通常の車両用シートの移動に
採用されている任意の機構でよいから説明は省略する。
単独で前方位置に設置されるようにスライド移動可能と
されており、一方、左右シート２、３は側面部同志を接
合した状態として後方位置に設置されるようにスライド
移動可能とされている点を特徴としている。そしてこの
ような構成により、ホイルハウス１０、１０の影響を受
けることなく左右シート２、３を側面同志が接合された
状態として左右ホイルハウス１０、１０間の略中央位置
に設置されるよう移動し、自由にシートのレイアウトを
変えるのである。また、前記センタシート１の幅は、左
右ホイルハウス１０、１０の車両内への突出量の合計長
さよりも大きいとされている。なお、前記したセンタシ
ート１や左右シート２、３の移動および定置保持は、周
知のガイドレール式その他通常の車両用シートの移動に
採用されている任意の機構でよいから説明は省略する。
【０００８】次に、シートレイアウトの変更例につき説
明する。図１は、フロントシートに２名、リヤシートに
３名掛けられるように配置した標準状態を示すものであ
る。この状態からリヤシート側に脚を投げ出すのに十分
なスペースを確保したレイアウトとするには、図２に示
されるように、センタシート１を前方側（矢印方向）へ
スライド移動させ、次いで図３に示されるように、左右
シート２、３を側面部同志を接合した状態として後方側
へスライド移動すればよい。この時、側面部同志を接合
した左右シート２、３の全体幅がセンタシート１の幅分
だけ短くなっているため、後方側へスライド移動しても
左右ホイルハウス１０、１０にぶつかることはない。こ
の結果、左右シート２、３を最大車両の後端部まで移動
することができ、脚を伸ばすに十分なスペースを確保す
ることができる。
明する。図１は、フロントシートに２名、リヤシートに
３名掛けられるように配置した標準状態を示すものであ
る。この状態からリヤシート側に脚を投げ出すのに十分
なスペースを確保したレイアウトとするには、図２に示
されるように、センタシート１を前方側（矢印方向）へ
スライド移動させ、次いで図３に示されるように、左右
シート２、３を側面部同志を接合した状態として後方側
へスライド移動すればよい。この時、側面部同志を接合
した左右シート２、３の全体幅がセンタシート１の幅分
だけ短くなっているため、後方側へスライド移動しても
左右ホイルハウス１０、１０にぶつかることはない。こ
の結果、左右シート２、３を最大車両の後端部まで移動
することができ、脚を伸ばすに十分なスペースを確保す
ることができる。
【０００９】なお、前記左右シート２、３の後方側への
スライド移動は、図４に示されるように、ホイルハウス
１０を避けて斜め後方側へ直線的あるいは曲線的にスラ
イド移動させるようにすることもできる。また、図５に
示されるように、センタシート１を前方側へスライド移
動させたうえ、左右シート２、３を側面部同志を接合し
た状態として、フロントシートおよびリヤシートの全て
のシートバックを水平位置までリクライニングさせれ
ば、全シートが完全にフラットなベッド状態とすること
もできる。
スライド移動は、図４に示されるように、ホイルハウス
１０を避けて斜め後方側へ直線的あるいは曲線的にスラ
イド移動させるようにすることもできる。また、図５に
示されるように、センタシート１を前方側へスライド移
動させたうえ、左右シート２、３を側面部同志を接合し
た状態として、フロントシートおよびリヤシートの全て
のシートバックを水平位置までリクライニングさせれ
ば、全シートが完全にフラットなベッド状態とすること
もできる。
【００１０】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明はホイルハウスの影響を受けることなく自由にシート
のレイアウトを変えることができるものである。よって
本発明は従来の問題点を一掃した車両用リヤシートとし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大である。
明はホイルハウスの影響を受けることなく自由にシート
のレイアウトを変えることができるものである。よって
本発明は従来の問題点を一掃した車両用リヤシートとし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大である。
【図１】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図２】シートレイアウトの変更状態を示す平面図であ
る。
る。
【図３】シートレイアウトの変更状態を示す平面図であ
る。
る。
【図４】シートレイアウトの変更状態を示す平面図であ
る。
る。
【図５】シートレイアウトの変更状態を示す平面図であ
る。
る。
１ センタシート ２ 右シート ３ 左シート 10 ホイルハウス
Claims (3)
- 【請求項１】 センタシート(1) を挟んで左右にそれぞ
れ右シート(2) および左シート(3) を配置した車両用リ
ヤシートであって、前記センタシート(1) は単独で前方
位置に設置されるようにスライド移動可能とする一方、
左右シート(2) 、(3) は側面同志が接合された状態とし
て後方位置に設置されるようにスライド移動可能とされ
ていることを特徴とする車両用リヤシート - 【請求項２】 センタシート(1) の幅が、左右ホイルハ
ウス(10)、(10)の車両内への突出量の合計長さよりも大
きいものである請求項１に記載の車両用リヤシート。 - 【請求項３】 左右シート(2) 、(3) は、側面同志が接
合された状態として左右ホイルハウス(10)、(10)間の略
中央位置に設置されるようにした請求項１または２に記
載の車両用リヤシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11065899A JP2000264109A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 車両用リヤシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11065899A JP2000264109A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 車両用リヤシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000264109A true JP2000264109A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13300282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11065899A Pending JP2000264109A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 車両用リヤシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000264109A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE102012007435A1 (de) | 2012-04-13 | 2013-10-17 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Konzept zur Anordnung von Fahrzeugsitzen auf einem Schienensystem |
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-
1999
- 1999-03-12 JP JP11065899A patent/JP2000264109A/ja active Pending
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