JP2000264054A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2000264054A
JP2000264054A JP11071760A JP7176099A JP2000264054A JP 2000264054 A JP2000264054 A JP 2000264054A JP 11071760 A JP11071760 A JP 11071760A JP 7176099 A JP7176099 A JP 7176099A JP 2000264054 A JP2000264054 A JP 2000264054A
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air
outlet
defrost
passage
humidity
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JP11071760A
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English (en)
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Shinichi Hara
慎一 原
Naoto Hayashi
直人 林
Satoshi Tagawa
聡 田川
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Bosch Corp
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Bosch Automotive Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車内の快適性の維持と、フロントガラスの曇
り取りの能率向上とを同時に達成することができる車両
用空調装置を提供する。 【解決手段】 空気通路3を隔壁15により、デフロス
ト吹出し口8に連通したデフロスト通路3Aと、ベント
吹出し口9およびフット吹出し口10に連通した共用通
路3Bとに二分する。隔壁15には、除加湿手段19の
吸湿ロータ20を回転自在に設ける。吸湿ロータ20
は、その除湿部分がデフロスト通路3Aに臨み、加湿部
分が共用通路3Bに臨むように配置する。吸湿ロータ2
0は、回転駆動源(図示せず)によって回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の吹出し口
を有する車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用空調装置は、送風機とユ
ニットとを有しており、送風機を起動すると、内気取入
れ口と外気取入れ口との少なくとも一方からユニットの
空気通路内に空気が取り入れられる。空気通路内に取り
入れられた空気は、まず冷却用の熱交換器で冷却され
る。その後、エアミックスドアにより、加熱用熱交換器
で加熱される空気と加熱用熱交換器を通過しない空気に
分けられる。加熱された空気と加熱されない空気とは、
加熱用熱交換器の下流側で混合されて所望の温度にな
る。そして、デフロスト吹出し口、ベント吹出し口、フ
ット吹出し口等の各吹出し口から吹き出されるように構
成されている(特開平9−132023号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用空調装置
においては、全ての吹出し口から吹き出される空気の湿
度が同一になっていた。このため、例えばフロントガラ
スの曇り取りを行うために、デフロスト吹出し口から湿
度の低い空気を吹き出させた場合には、他の吹出し口か
らも低湿度の空気が吹き出される。この結果、車内全体
の湿度が低くなり、車内の快適性が損なわれるという問
題があった。逆に、車内の快適性を維持するために、各
吹出し口から吹き出される空気の湿度を高くすると、デ
フロスト吹出し口から吹き出す空気の湿度が高いため、
曇り取りを能率的に行うことができなくなってしまうと
いう問題があった。この発明は、上記事情を考慮してな
されたものであり、デフロスト吹出し口と他の吹出し口
とから吹き出される空気の湿度を変えることにより、車
内の快適性の維持と、曇り取りの能率向上とを同時に達
成することができる車両用空調装置を提供することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、空気通路の下流側端部にデフロス
ト吹出し口を含む複数の吹出し口が設けられた車両用空
調装置において、上記デフロスト吹出し口から吹き出さ
れる空気の湿度を他の吹出し口から吹き出される空気の
湿度より低下させる除湿手段を備えたことを特徴として
いる。また、第2の発明は、空気通路の下流側端部にデ
フロスト吹出し口を含む複数の吹出し口が設けられた車
両用空調装置において、上記デフロスト吹出し口以外の
吹出し口のうちの少なくとも一つの吹出し口から吹き出
される空気の湿度を上記デフロスト吹出し口から吹き出
される空気の湿度より高める加湿手段を備えたことを特
徴としている。さらに、第3の発明は、空気通路の下流
側端部にデフロスト吹出し口を含む複数の吹出し口が設
けられた車両用空調装置において、上記デフロスト吹出
し口から吹き出される空気の湿度を低下させる除湿手段
と、上記デフロスト吹出し口以外の吹出し口のうちの少
なくとも一つの吹出し口から吹き出される空気の湿度を
高める加湿手段とを備えたことを特徴としている。第3
の発明においては、除湿手段および加湿手段として吸湿
ロータおよび加湿ヒータを有する除加湿手段を用い、上
記吸湿ロータを、その一部が上記デフロスト吹出し口に
通じるデフロスト通路に臨み、他の一部が上記少なくと
も一つの吹出し口に通じる他の通路に臨むように配置
し、上記加湿ヒータを、上記吸湿ロータのうちの上記他
の通路内の部分を加熱するように配置するのが望まし
い。また、第1〜第3の発明においては、上記他の吹出
し口から吹き出される空気を冷却する冷却用熱交換器を
さらに備え、上記他の吹出し口から吹き出す空気だけが
冷却され、上記デフロスト吹出し口からは、上記空気通
路に取り込まれた空気の温度が実質的に一定に維持され
た状態で吹き出されるようにしてもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図3を参照して説明する。図1はこの発明の
一実施の形態を示すものであり、この実施の形態の車両
用空調装置1は装置本体たるケース2を備えている。ケ
ース2の内部には、空気通路3が設けられている。この
空気通路3の上流側端部は外気取入口4および内気取入
口5に連通している。外気取入口4および内気取入口5
は、インテークドア6によって開状態、閉状態または半
開状態に切り換えられる。したがって、ケース1内に設
けられたファン、ブロア等の送風手段7が起動すると、
外気取入口4および/または内気取入口5から空気通路
3内に空気が取り入れられる。
【0006】空気通路3の下流側端部は、複数の吹出し
口に連通している。この実施の形態の場合、吹出し口と
してデフロスト吹出し口8、ベント吹出し口9およびフ
ット吹出し口10が採用されている。デフロスト吹出し
口8は、車両のフロントガラスに向って空調空気を吹き
出すものであるが、ドア等の窓ガラスまたはリアガラス
に向って吹き出す吹出し口であってもよく、この発明で
はそれらの全てをデフロスト吹出し口と称している。し
たがって、それらの吹出し口をデフロスト吹出し口8に
代えて、あるいはデフロスト吹出し口8と共に設けても
よい。ベント吹出し口(他の吹出し口)9およびフット
吹出し口(他の吹出し口)10については、それらに代
えて、あるいはそれらに加えて他の吹出し口を設けても
よい。各吹出し口8〜10は、ダンパ11〜13によっ
てそれぞれ開閉されるようになっている。したがって、
空気通路3に取り入れられた空気は、各吹出し口8〜9
のいずれか一つ若しくは複数又は全部から吹き出され
る。
【0007】空気通路3の上流側には、冷凍サイクルの
一部をなすエバポレータ14が設けられており、空気通
路3内に取り込まれた空気がエバポレータ14によって
冷却される。
【0008】エバポレータ14より下流側の空気通路3
は、ケース2に設けられた隔壁15によりデフロスト通
路3Aと共用通路(他の通路)3Bとに二分されてい
る。デフロスト通路3Aは、デフロスト吹出し口8にの
み連通しており、他の吹出し口9,10に対しては遮断
されている。共用通路3Bは、ベント吹出し口9および
フット吹出し口10に連通しており、デフロスト吹出し
口8に対しては遮断されている。したがって、デフロス
ト通路3Aに入り込んだ空気はデフロスト吹出し口8か
らだけ吹き出される。逆に、共用通路3Bに入り込んだ
空気は、デフロスト吹出し口8から吹き出すことがな
く、必ずベント吹出し口9またはフット吹出し口10か
ら吹き出す。
【0009】隔壁15の下流側端部には、ヒータ16が
設けられている。ヒータ16は、その一部をデフロスト
通路3Aに突出させ、他の一部を共用通路3Bに突出さ
せた状態で配置されている。各通路3A,3B内を流れ
る空気のうちのヒータ16を通過する空気の量をエアミ
ックスドア17、18によって調節することにより、デ
フロスト吹出し口8から吹き出す空気の温度が調節され
るとともに、ベント吹出し口9およびフット吹出し口1
0から吹き出す空気の温度が調節されている。この実施
の形態の場合、デフロスト吹出し口8から吹き出す空気
の温度と、ベントおよびフット吹出し口9,10から吹
き出す空気の温度が同一になるように、エアミックスド
ア17,18は連動して動作するようになっている。エ
アミックスドア17,18を個別に動作させるようにし
てもよい。
【0010】エバポレータ14とヒータ16との間に
は、除湿能力と加湿能力との両者を有する除加湿手段1
9が設けられている。この除加湿手段19は、例えば特
開平8−210664号公報等に記載された公知のもの
であり、吸湿ロータ20と加湿ヒータ21とを備えてい
る。吸湿ロータ20は、空気中の水分を吸着することが
できる吸着材を円盤状に形成したものであり、その内部
を空気が通過可能である。そして、吸着ロータ20は、
その回転軸線を空気通路3と平行にした状態で隔壁15
に回転自在に支持されている。したがって、ロータ20
の略半分(除湿部分)はデフロスト通路3A内に突出
し、他の半分(加湿部分)は共用通路3B内に突出して
いる。吸湿ロータ20は、モータ等の回転駆動手段(図
示せず)によって回転されるようになっている。
【0011】一方、加湿ヒータ21は、共用通路3B内
に吸湿ロータ20と対向して配置されている。加湿ヒー
タ21は、吸湿ロータ20に対して上流側に配置されて
いるが、下流側に配置してもよい。いずれにしても、吸
湿ロータ20の共用通路3B内の部分(加湿部分)を加
熱することができるよう、吸湿ロータ20に近接して配
置される。したがって、加湿ヒータ21が発熱すると、
吸湿ロータ20が加熱され、デフロスト通路3A内で吸
着した水分が蒸発する。それによって、共用通路3B内
を流れる空気が加湿され、ベント吹出し口9および/ま
たはフット吹出し口10から湿度の高い空気が吹き出さ
れる。
【0012】上記除加湿手段19は、それに代えて他の
除加湿手段を用いてもよく、個別の除湿手段と加湿手段
とをデフロスト通路3Aと共用通路3Bとにそれぞれ配
置してもよい。また、加湿ヒータ21については、共用
通路3Bをベント吹出し口9用の通路と、フット吹出し
口10用の通路とにさらに区分した場合には、いずれか
一方の通路にのみ配置してもよい。
【0013】次に、上記構成の車両用空調装置を用いる
場合について説明する。いま、空調装置1を内気循環モ
ードで運転しているものとする。そして、フロントガラ
スが曇った場合には、デフロスト吹出し口8とベント吹
出し口9およびフット吹出し口10のうちの少なくとも
一方とを開けておき、除加湿手段19を起動する。する
と、デフロスト通路3A内を流れる空気が除加湿手段1
9によって除湿される。したがって、フロントガラスの
曇りがデフロスト吹出し口8から吹き出す湿度の低い空
気によって能率的に取り除かれる。
【0014】一方、ベント吹出し口9および/またはフ
ット吹出し口10から吹き出す空気の湿度は、除加湿手
段19によって高められる。これがデフロスト吹出し口
8から吹き出す空気の湿度低下分を相殺する。したがっ
て、車内の湿度が低下することがなく、室内を快適な状
態に維持することができる。特に、この実施の形態で
は、除加湿手段19による除湿量と加湿量とがほぼ同一
であるから、車内の湿度をほぼ一定に維持することがで
きる。
【0015】上記のような作用効果は、デフロスト通路
3Aに除湿手段を設けただけの場合、および共用通路3
Bに加湿手段を設けただけの場合でも達成することがで
きる。すなわち、前者の場合において、内気循環モード
運転時に除湿手段を起動すると、デフロスト吹出し口8
から吹き出す空気の湿度が低下するので、曇り取りを能
率よく行うことができる。一方、ベント吹出し口9およ
び/またはフット吹出し口10から吹き出す空気は加湿
されない。したがって、車内の湿度は、デフロスト吹出
し口8から吹出す空気の湿度低下分だけ低下する。しか
し、湿度の低い外気を導入して全ての吹出し口8,9,
10から吹き出させる場合に比して、車内の湿度低下を
抑えることができる。しかも、曇り取りが能率的に短時
間で行われるので、デフロスト吹出し口8から吹き出す
空気の湿度低下による車内の湿度低下は実際上ほとんど
問題にならない。
【0016】後者の場合において、フロントガラスが曇
ったときには、空調装置1の運転モードを湿度の低い外
気を取り入れる外気取り入れモードにするとともに、加
湿手段を起動する。すると、デフロスト吹出し口8から
は、湿度の低い空気が吹き出す。この湿度の低い空気に
よって曇り取りが能率的に行われる。一方、加湿手段に
よって加湿された空気がベント吹出し口9および/また
はフット吹出し口10から吹き出す。この湿度の高い空
気によってデフロスト吹出し口8から吹き出す空気の湿
度低下分が相殺される。したがって、車内全体では湿度
が低下することがなく、車内は快適な状態に維持され
る。
【0017】除加湿手段19の起動および停止は、マイ
クロコンピュータを含む制御手段によって自動的に行う
ことができる。例えば、図2は外気温および車内湿度に
基づいて除加湿手段19の起動および停止を自動的に行
わせるようにフローチャートを示すものであり、このフ
ローチャートに基づくプログラムは所定の微小時間毎に
繰り返し実行される。なお、このプログラムにおいて判
断基準とされる温度および湿度はそれぞれセンサによっ
て検出される。
【0018】プログラムのスタート後、まずステップS
1において外気温度が10°C以下であるか否かが判断
される。判断基準である10°Cは、フロントガラスの
曇りが10°C以下で発生することが多いことに基づく
ものであり、適宜実験によって他の温度に定めてもよ
い。また、外気温度に代えて、あるいはそれと共に車内
外の温度差を判断基準として用いてもよい。
【0019】外気温度が10°C以上である場合には、
フロントガラスに曇りが発生することがないので、ステ
ップS2において除加湿手段19を停止させ、プログラ
ムを終了する。
【0020】外気温度が10°Cより低い場合には、ス
テップS3において車内湿度が50%より高いか否かが
判断される。50%以下である場合には、フロントガラ
スに曇りが発生することがないので、除加湿手段19を
停止させ、プログラムを終了する。
【0021】車内湿度が50%より高い場合には、ステ
ップS4において除加湿手段19を起動させる。その
後、ステップS5において車内湿度が70%より高いか
否かが判断される。
【0022】車内湿度が70%以下である場合には、フ
ロントガラスの曇り量が少ないので、デフロスト吹出し
口8から吹き出す空気の湿度をそれほど下げる必要がな
い。そこで、ステップS6において加湿ヒータ21を
「弱」の状態にする。これによって、省エネルギーを達
成する。
【0023】一方、車内湿度が70%を越える場合に
は、フロントガラスの曇り量が多いので、デフロスト吹
出し口8から吹き出す空気の湿度を大きく下げる必要が
ある。そこで、ステップS7において加湿ヒータ21を
「強」の状態にする。これによって、フロントガラスの
曇りを確実に取り除くことができる。
【0024】図3はこの発明の他の実施の形態を示すも
のであり、この図に示す車両用空調装置1′において
は、エバポレータ(冷却用熱交換器)10が共用通路3
Bにのみ配置されている。その他の構成は、上記の空調
装置1と同様である。この空調装置1′においても、デ
フロスト通路3Aにだけ除湿手段を設けてもよく、ある
いは共用通路3Bにだけ加湿手段を設けてもよい。
【0025】上記の空調装置1′においては、エバポレ
ータ10がデフロスト通路3Aに配置されていないか
ら、デフロスト吹出し口8から吹き出す空気が冷却され
ることがない。したがって、例えば内気循環モードで曇
り取りを行った場合には、車内の比較的温度の高い空気
がフロントガラスに吹き付けられる。勿論、その空気は
除加湿手段19によって除湿されている。したがって、
低湿、高温の空気によって曇り取りが行われることにな
り、曇り取りをより一層効率的に行うことができる。
【0026】また、エバポレータ10が空気を冷却する
際には、空気中の水分がエバポレータ10に結露し、そ
の結露水が車外に排出される。このため、車内の水分が
外部に排出されて、車内の湿度が低下してしまうが、こ
の空調装置1′では、デフロスト通路3Aを流れる空気
がエバポレータ10を通過しないので、除湿されること
もない。したがって、その分だけ車内の空気の湿度が低
下するのを防止することができる。
【0027】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上
記の実施の形態においては、除加湿手段19をエバポレ
ータ14の下流側に配置しているが、上流側に配置して
いもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の車両用
空調装置によれば、車内の快適性の維持と、曇り取りの
能率向上とを同時に達成することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の概略構成を示す図で
ある。
【図2】図1に示す実施の形態の空調装置の除加湿手段
を自動的にを運転するためのフローチャートを示す図で
ある。
【図3】この発明の他の実施の形態の概略構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 車両用空調装置 1′ 車両用空調装置 2 ケース 3 空気通路 3A デフロスト通路 3B 共用通路(他の通路) 8 デフロスト吹出し口 9 ベント吹出し口(他の吹出し口) 10 フット吹出し口(他の吹出し口) 19 除加湿手段 20 吸湿ロータ 21 加湿ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田川 聡 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル江南工場内 Fターム(参考) 3D025 AA02 AC05 AD02 AD08 AF20 AF26 AG67

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気通路の下流側端部にデフロスト吹出
    し口を含む複数の吹出し口が設けられた車両用空調装置
    において、上記デフロスト吹出し口から吹き出される空
    気の湿度を他の吹出し口から吹き出される空気の湿度よ
    り低下させる除湿手段を備えたことを特徴とする車両用
    空調装置。
  2. 【請求項2】 空気通路の下流側端部にデフロスト吹出
    し口を含む複数の吹出し口が設けられた車両用空調装置
    において、上記デフロスト吹出し口以外の吹出し口のう
    ちの少なくとも一つの吹出し口から吹き出される空気の
    湿度を上記デフロスト吹出し口から吹き出される空気の
    湿度より高める加湿手段を備えたことを特徴とする車両
    用空調装置。
  3. 【請求項3】 空気通路の下流側端部にデフロスト吹出
    し口を含む複数の吹出し口が形成された車両用空調装置
    において、上記デフロスト吹出し口から吹き出される空
    気の湿度を低下させる除湿手段と、上記デフロスト吹出
    し口以外の吹出し口のうちの少なくとも一つの吹出し口
    から吹き出される空気の湿度を高める加湿手段とを備え
    たことを特徴とする車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 上記除湿手段および上記加湿手段として
    吸湿ロータおよび加湿ヒータを有する除加湿手段が用い
    られており、上記吸湿ロータは、その一部が上記デフロ
    スト吹出し口に通じるデフロスト通路に臨み、他の一部
    が上記少なくとも一つの吹出し口に通じる他の通路に臨
    むように配置され、上記加湿ヒータは、上記吸湿ロータ
    のうちの上記他の通路内の部分を加熱するように配置さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調
    装置。
  5. 【請求項5】 上記他の吹出し口から吹き出される空気
    を冷却する冷却用熱交換器をさらに備え、上記他の吹出
    し口から吹き出す空気だけが冷却され、上記デフロスト
    吹出し口からは、上記空気通路に取り込まれた空気の温
    度が実質的に一定に維持された状態で吹き出されること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両用空
    調装置。
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