JP2000264039A - 共用車両の空調制御装置 - Google Patents
共用車両の空調制御装置Info
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- JP2000264039A JP2000264039A JP11067589A JP6758999A JP2000264039A JP 2000264039 A JP2000264039 A JP 2000264039A JP 11067589 A JP11067589 A JP 11067589A JP 6758999 A JP6758999 A JP 6758999A JP 2000264039 A JP2000264039 A JP 2000264039A
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- G08G1/202—Dispatching vehicles on the basis of a location, e.g. taxi dispatching
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
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- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数の自動運転車両を一括して制御する場合
においても無駄がなく、かつ、貸出直後から利用者に最
適な車室内環境を提供することができる共用車両の空調
制御装置を提供する。 【解決手段】 予約端末９と貸出時刻が近づいたら予約
された全車両４の空調装置５を予め作動させておき、車
両利用者Ｒに貸し出される際に車室内空間を快適な状態
にしておくことを特徴とする。
においても無駄がなく、かつ、貸出直後から利用者に最
適な車室内環境を提供することができる共用車両の空調
制御装置を提供する。 【解決手段】 予約端末９と貸出時刻が近づいたら予約
された全車両４の空調装置５を予め作動させておき、車
両利用者Ｒに貸し出される際に車室内空間を快適な状態
にしておくことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、共用車両の空調
制御装置に関するものである。
制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】周知のように従来から有人運転車両用の
リモコンエンジンスタータを用いた空調装置の遠隔始動
装置が知られている。この遠隔始動装置は、リモコン端
子と、電動車両に搭載される無線装置と、電動車両の搭
載されるイグニッション制御装置を備えており、リモコ
ン端子でイグニッション起動命令を実行させると、無線
を通して上記命令が電動車両に到達し、イグニッション
をＯＮにしてエンジンを始動させ電動車両の空調装置を
作動させるものである。
リモコンエンジンスタータを用いた空調装置の遠隔始動
装置が知られている。この遠隔始動装置は、リモコン端
子と、電動車両に搭載される無線装置と、電動車両の搭
載されるイグニッション制御装置を備えており、リモコ
ン端子でイグニッション起動命令を実行させると、無線
を通して上記命令が電動車両に到達し、イグニッション
をＯＮにしてエンジンを始動させ電動車両の空調装置を
作動させるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の遠隔始動装置にあっては、各車両に専用のリモコン
端子が必要であるため、多数の自動運転車両を一括して
制御する必要がある場合には多くの無駄が生じてしまう
という問題がある。また、近年環境問題が大きくクロー
ズアップされる中で、大気汚染や交通渋滞の問題を改善
するために、車両を特定の地域において共用して使用す
る技術が提案されてきているが、このように多数の自動
運転車両ごとに遠隔始動装置を適用すると、各車両ごと
にリモコン端子が必要となるため無駄が多いものとなっ
てしまう。
来の遠隔始動装置にあっては、各車両に専用のリモコン
端子が必要であるため、多数の自動運転車両を一括して
制御する必要がある場合には多くの無駄が生じてしまう
という問題がある。また、近年環境問題が大きくクロー
ズアップされる中で、大気汚染や交通渋滞の問題を改善
するために、車両を特定の地域において共用して使用す
る技術が提案されてきているが、このように多数の自動
運転車両ごとに遠隔始動装置を適用すると、各車両ごと
にリモコン端子が必要となるため無駄が多いものとなっ
てしまう。
【０００４】一方で、単純に一括管理で多数の自動運転
車両の空調装置を常に作動させるようにすると、待機中
に自動運転車両のバッテリの残容量が減少してしまうと
いう問題がある。そこで、この発明は、多数の自動運転
車両を一括して制御するような場合においても無駄がな
く、かつ、貸出直後から利用者に最適な車室内環境を提
供することができる共用車両の空調制御装置を提供する
ものである。
車両の空調装置を常に作動させるようにすると、待機中
に自動運転車両のバッテリの残容量が減少してしまうと
いう問題がある。そこで、この発明は、多数の自動運転
車両を一括して制御するような場合においても無駄がな
く、かつ、貸出直後から利用者に最適な車室内環境を提
供することができる共用車両の空調制御装置を提供する
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１に記載した発明は、共用車両の貸出時刻と
ともに貸出しを予約する貸出予約手段（例えば、実施形
態における予約端末９）と、前記貸出予約手段で入力さ
れた貸出時刻（例えば、実施形態における貸出時刻
Ｔ2）が近づいたら予約された共用車両（例えば、実施
形態における車両４）の空調装置（例えば、実施形態に
おける空調装置５）を作動させる手段（例えば、実施形
態におけるステップＳ５）とを有することを特徴とす
る。このように構成することで、予約時刻が近づくと予
約車両の空調装置が作動するため、予約時刻において車
両利用者に配車された車両の車室内を空調された状態と
することができる。
に、請求項１に記載した発明は、共用車両の貸出時刻と
ともに貸出しを予約する貸出予約手段（例えば、実施形
態における予約端末９）と、前記貸出予約手段で入力さ
れた貸出時刻（例えば、実施形態における貸出時刻
Ｔ2）が近づいたら予約された共用車両（例えば、実施
形態における車両４）の空調装置（例えば、実施形態に
おける空調装置５）を作動させる手段（例えば、実施形
態におけるステップＳ５）とを有することを特徴とす
る。このように構成することで、予約時刻が近づくと予
約車両の空調装置が作動するため、予約時刻において車
両利用者に配車された車両の車室内を空調された状態と
することができる。
【０００６】請求項２に記載した発明は、前記複数の共
用車両は電気自動車であり、待機している共用車両のバ
ッテリの残容量に応じて、該電気自動車のバッテリの残
容量が所定量以上（例えば、実施形態の８０％以上）の
車両についてのみ空調装置を作動させることを特徴とす
る。このように構成することで、バッテリの残容量が少
ない車両が予約された場合に、その車両については空調
装置を作動ないで、現在以上にバッテリ残容量が少なく
なる事態の発生を防止することができる。
用車両は電気自動車であり、待機している共用車両のバ
ッテリの残容量に応じて、該電気自動車のバッテリの残
容量が所定量以上（例えば、実施形態の８０％以上）の
車両についてのみ空調装置を作動させることを特徴とす
る。このように構成することで、バッテリの残容量が少
ない車両が予約された場合に、その車両については空調
装置を作動ないで、現在以上にバッテリ残容量が少なく
なる事態の発生を防止することができる。
【０００７】請求項３に記載した発明は、上記貸出予約
手段によって予約された貸出時刻の所定時間（例えば、
実施形態における１時間）前に上記空調装置を作動させ
ることを特徴とする。このように構成することで、貸出
時刻の所定時間前に空調装置を作動させることで、貸出
時刻における車室内環境を所望に設定することが可能と
なる。請求項４に記載した発明は、上記予約された車両
の空調装置を作動させる手段は、車両に自動運転の命令
を送信する管制側（例えば、実施形態における車両管制
１）の管制無線装置（例えば、実施形態における管制無
線装置２）と、この管制無線装置からの命令を受信する
車両側の自動運転制御用無線装置（例えば、実施形態に
おける自動運転制御用無線装置６）とから構成されてい
ることを特徴とする。このように構成することで、複数
の予約車両を対象とでき、かつ、この予約された車両の
みを対象に一括して空調装置を作動させることが可能と
なる。
手段によって予約された貸出時刻の所定時間（例えば、
実施形態における１時間）前に上記空調装置を作動させ
ることを特徴とする。このように構成することで、貸出
時刻の所定時間前に空調装置を作動させることで、貸出
時刻における車室内環境を所望に設定することが可能と
なる。請求項４に記載した発明は、上記予約された車両
の空調装置を作動させる手段は、車両に自動運転の命令
を送信する管制側（例えば、実施形態における車両管制
１）の管制無線装置（例えば、実施形態における管制無
線装置２）と、この管制無線装置からの命令を受信する
車両側の自動運転制御用無線装置（例えば、実施形態に
おける自動運転制御用無線装置６）とから構成されてい
ることを特徴とする。このように構成することで、複数
の予約車両を対象とでき、かつ、この予約された車両の
みを対象に一括して空調装置を作動させることが可能と
なる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
と共に説明する。図１において、１は車両管制を示し、
車両管制１には管制無線装置２が設けられている。管制
無線装置２は管制制御装置３に接続され、後述する電気
自動車等の共用の車両４を自動運転させるものである。
車両４には空調装置５と、自動運転制御用無線装置６
と、これら空調装置５と自動運転制御用無線装置６を接
続する車両制御装置７が設けられている。尚、８は自動
運転制御用無線装置６に接続されたアンテナを示す。９
は予約端末を示し、この予約端末９は車両４の運転エリ
アの各所に設けられ、車両利用者Ｒによって操作され、
予約情報を管制制御装置３に無線によって通知する。
と共に説明する。図１において、１は車両管制を示し、
車両管制１には管制無線装置２が設けられている。管制
無線装置２は管制制御装置３に接続され、後述する電気
自動車等の共用の車両４を自動運転させるものである。
車両４には空調装置５と、自動運転制御用無線装置６
と、これら空調装置５と自動運転制御用無線装置６を接
続する車両制御装置７が設けられている。尚、８は自動
運転制御用無線装置６に接続されたアンテナを示す。９
は予約端末を示し、この予約端末９は車両４の運転エリ
アの各所に設けられ、車両利用者Ｒによって操作され、
予約情報を管制制御装置３に無線によって通知する。
【０００９】図２に示すのは待機している車両４のポー
ト１０である。このポート１０は返却された車両４をス
トックすると共に車両利用者Ｒから貸出予約があった場
合に予約時間に速やかに配車されるように、車両管制１
からの予約要求があるまで待機する駐車スペースＰを備
えている。そして、各車両４から車両管制１に送られる
バッテリ残容量に関するデータに基づいて充電の必要が
ある車両４については、充電装置１１を備えた駐車スペ
ースＰにおいて充電するようになっている。
ト１０である。このポート１０は返却された車両４をス
トックすると共に車両利用者Ｒから貸出予約があった場
合に予約時間に速やかに配車されるように、車両管制１
からの予約要求があるまで待機する駐車スペースＰを備
えている。そして、各車両４から車両管制１に送られる
バッテリ残容量に関するデータに基づいて充電の必要が
ある車両４については、充電装置１１を備えた駐車スペ
ースＰにおいて充電するようになっている。
【００１０】次に、上記実施形態の作用を、車両利用者
Ｒから貸出予約があった場合について図３のフローチャ
ートに沿って説明する。ステップＳ１において予約端末
９から車両管制１に貸出予約が入ると、ステップＳ２に
おいて車両管制１により貸出の対象となる車両４が決定
される。この車両４の決定を行うにあたっては、例え
ば、予約時刻、予約場所、車両台数に応じて、貸出時間
に間に合うように、所定のポート１０に車両４を待機さ
せるようプログラムが組まれる。また、予約時刻までに
待機している車両４は基本的にバッテリ残容量を１００
％にしておくことが望ましいが、様々な理由から予約時
刻の、例えば１時間前等においてバッテリ残容量が６０
％に満たない車両については貸出をせず、それ以上の残
容量を有する車両４のみを貸出の対象としている。尚、
このバッテリ残容量についてはバッテリ容量等に応じて
決定されるため６０％に限られるものではない。
Ｒから貸出予約があった場合について図３のフローチャ
ートに沿って説明する。ステップＳ１において予約端末
９から車両管制１に貸出予約が入ると、ステップＳ２に
おいて車両管制１により貸出の対象となる車両４が決定
される。この車両４の決定を行うにあたっては、例え
ば、予約時刻、予約場所、車両台数に応じて、貸出時間
に間に合うように、所定のポート１０に車両４を待機さ
せるようプログラムが組まれる。また、予約時刻までに
待機している車両４は基本的にバッテリ残容量を１００
％にしておくことが望ましいが、様々な理由から予約時
刻の、例えば１時間前等においてバッテリ残容量が６０
％に満たない車両については貸出をせず、それ以上の残
容量を有する車両４のみを貸出の対象としている。尚、
このバッテリ残容量についてはバッテリ容量等に応じて
決定されるため６０％に限られるものではない。
【００１１】次に、ステップＳ３において予約された車
両４の空調装置５の作動開始時間Ｔ 1が決定される。こ
の作動開始時刻Ｔ1を決定するにあたっては図４に示す
２つの実施形態がある。第１の実施形態は貸出時刻Ｔ2
が１３：００とすると 例えば、その１時間前である１
２：００を空調装置５の作動開始時刻Ｔ1としたもので
ある。空調装置５を作動させるにあたっては、上記作動
開始時刻Ｔ1のそのポート１０における外気温により車
両制御装置７において作動継続時間ＴKを図５に示すマ
ップに基づいて検索する。ここで、目標値を例えば２５
度に設定した場合には、外気温がこの目標値から離れる
ほど空調装置５の作動継続時間ＴKは長くなる。
両４の空調装置５の作動開始時間Ｔ 1が決定される。こ
の作動開始時刻Ｔ1を決定するにあたっては図４に示す
２つの実施形態がある。第１の実施形態は貸出時刻Ｔ2
が１３：００とすると 例えば、その１時間前である１
２：００を空調装置５の作動開始時刻Ｔ1としたもので
ある。空調装置５を作動させるにあたっては、上記作動
開始時刻Ｔ1のそのポート１０における外気温により車
両制御装置７において作動継続時間ＴKを図５に示すマ
ップに基づいて検索する。ここで、目標値を例えば２５
度に設定した場合には、外気温がこの目標値から離れる
ほど空調装置５の作動継続時間ＴKは長くなる。
【００１２】ここで、空調装置５の作動継続時間ＴKを
決定するにあたっては、作動継続時間ＴKが過ぎて空調
装置５がＯＦＦとなり貸出時刻Ｔ2に至った時点で最適
な車室内環境を確保できるようにする必要がある。これ
によって貸出時刻Ｔ2においては最適の車室内環境を確
保できる。尚、上記作動開始時刻Ｔ1を貸出時刻Ｔ2の何
時間前とするかは搭載された空調装置５の能力で決定さ
れるものであり、貸出時刻Ｔ2の１時間前に限られるも
のではない。
決定するにあたっては、作動継続時間ＴKが過ぎて空調
装置５がＯＦＦとなり貸出時刻Ｔ2に至った時点で最適
な車室内環境を確保できるようにする必要がある。これ
によって貸出時刻Ｔ2においては最適の車室内環境を確
保できる。尚、上記作動開始時刻Ｔ1を貸出時刻Ｔ2の何
時間前とするかは搭載された空調装置５の能力で決定さ
れるものであり、貸出時刻Ｔ2の１時間前に限られるも
のではない。
【００１３】また、第２の実施形態は貸出時刻Ｔ2の１
時間前の外気温に基づいて貸出時刻Ｔ2の何分前に空調
装置５を作動させたら貸出時刻Ｔ2において最適な車室
内環境を確保できるかを算出し、これによって算出され
た作動継続時間ＴKから空調装置５の作動開始時刻Ｔ1を
決定するものである。この第２の実施形態によれば、第
１実施形態のように空調装置５を停止してから貸出時刻
Ｔ2までのロスタイムがない等の点で有利である。
時間前の外気温に基づいて貸出時刻Ｔ2の何分前に空調
装置５を作動させたら貸出時刻Ｔ2において最適な車室
内環境を確保できるかを算出し、これによって算出され
た作動継続時間ＴKから空調装置５の作動開始時刻Ｔ1を
決定するものである。この第２の実施形態によれば、第
１実施形態のように空調装置５を停止してから貸出時刻
Ｔ2までのロスタイムがない等の点で有利である。
【００１４】ここで、上記空調装置５を作動させる対象
となる車両４を選択するにあたっては基本的にバッテリ
の残容量は多いことが望ましいが、充電が間に合わず対
象となる車両４の中に、例えば、バッテリの残容量が８
０％に満たない車両４が含まれていた場合には、上記空
調装置５を作動させないようにし、バッテリの残容量が
８０％以上の車両４についてのみ空調装置５を作動させ
る対象としている。尚、このバッテリ残容量については
バッテリ容量等に応じて決定されるため、８０％に限ら
れるものではない。ここで、空調装置５の作動判定値で
ある、残容量８０％以上の車両４が複数台待機している
ときは、最も残容量の大きい車両４を配車するようにし
て、空調装置５の作動による残容量の低下があっても走
行可能距離の低下を防止している。また、残容量が８０
％以上の貸出し候補車両４の残容量が略同一である場合
は、充電装置１１の横に待機している車両４を配車し、
その場合は充電装置１１の電力で空調装置５を駆動する
ようにして、車載バッテリの消費を抑えるようにしてい
る。また、空調装置５の作動時刻である貸出し予約時刻
の所定時間前（例えば、１時間前）の待機車両４の残容
量に応じて配車車両４および空調装置５の作動／非作動
を判定しているが、貸出し予約時刻より十分前に貸出し
車両４が割り振られている場合は、その貸出し車両４を
充電装置１１の横に移動して充電を進めておき、更に充
電装置１１に余裕電力があれば充電装置１１の電力で空
調装置５を駆動しておくことも可能である。
となる車両４を選択するにあたっては基本的にバッテリ
の残容量は多いことが望ましいが、充電が間に合わず対
象となる車両４の中に、例えば、バッテリの残容量が８
０％に満たない車両４が含まれていた場合には、上記空
調装置５を作動させないようにし、バッテリの残容量が
８０％以上の車両４についてのみ空調装置５を作動させ
る対象としている。尚、このバッテリ残容量については
バッテリ容量等に応じて決定されるため、８０％に限ら
れるものではない。ここで、空調装置５の作動判定値で
ある、残容量８０％以上の車両４が複数台待機している
ときは、最も残容量の大きい車両４を配車するようにし
て、空調装置５の作動による残容量の低下があっても走
行可能距離の低下を防止している。また、残容量が８０
％以上の貸出し候補車両４の残容量が略同一である場合
は、充電装置１１の横に待機している車両４を配車し、
その場合は充電装置１１の電力で空調装置５を駆動する
ようにして、車載バッテリの消費を抑えるようにしてい
る。また、空調装置５の作動時刻である貸出し予約時刻
の所定時間前（例えば、１時間前）の待機車両４の残容
量に応じて配車車両４および空調装置５の作動／非作動
を判定しているが、貸出し予約時刻より十分前に貸出し
車両４が割り振られている場合は、その貸出し車両４を
充電装置１１の横に移動して充電を進めておき、更に充
電装置１１に余裕電力があれば充電装置１１の電力で空
調装置５を駆動しておくことも可能である。
【００１５】そして、空調装置５の作動開始時刻Ｔ1と
なったら、ステップＳ４において管制制御装置３から管
制無線装置２を介して予約の対処となる車両４の自動運
転制御用無線装置６に空調装置５の作動開始指令が送信
され、ステップＳ５で車両制御装置７を介して空調装置
５が作動する。それに続いて、ステップＳ６において、
管制制御装置３から管制無線装置２を介して対処となる
車両４の自動運転制御用無線装置６に自動運転指令が送
信される。これによって、予約された車両４は車両利用
者Ｒの待つ場所まで自動運転によって配車され、この時
点で基本的に車室内環境は最適な状態となっている。
なったら、ステップＳ４において管制制御装置３から管
制無線装置２を介して予約の対処となる車両４の自動運
転制御用無線装置６に空調装置５の作動開始指令が送信
され、ステップＳ５で車両制御装置７を介して空調装置
５が作動する。それに続いて、ステップＳ６において、
管制制御装置３から管制無線装置２を介して対処となる
車両４の自動運転制御用無線装置６に自動運転指令が送
信される。これによって、予約された車両４は車両利用
者Ｒの待つ場所まで自動運転によって配車され、この時
点で基本的に車室内環境は最適な状態となっている。
【００１６】したがって、上記実施形態によれば、予約
時刻Ｔ2において車両利用者Ｒに配車された車両４の車
室内を空調された状態とすることができるため、貸出と
同時に最適な車室内環境を確保できる。また、バッテリ
の残容量が所定量以上の車両についてのみ空調装置５を
作動させるようにしているため、バッテリの残容量が少
ない車両４について空調装置５を作動させた場合に生ず
るバッテリ上がりを防止することができる。
時刻Ｔ2において車両利用者Ｒに配車された車両４の車
室内を空調された状態とすることができるため、貸出と
同時に最適な車室内環境を確保できる。また、バッテリ
の残容量が所定量以上の車両についてのみ空調装置５を
作動させるようにしているため、バッテリの残容量が少
ない車両４について空調装置５を作動させた場合に生ず
るバッテリ上がりを防止することができる。
【００１７】そして、貸出時刻Ｔ2の所定時間前に空調
装置５を作動させることで、貸出時刻Ｔ2における車室
内環境を所望に設定することが可能となるため、貸出時
刻Ｔ2において最適な車室内環境を確保することができ
る更に、一度に複数の車両４の予約に対応でき、かつ、
予約された車両４のみを対象に一括して空調装置５を作
動させることが可能となるため、常に空調装置５を作動
させている場合に比較して無駄がなく、必要な車両４に
ついて車両利用者Ｒに快適な車室内空間を提供すること
ができる。
装置５を作動させることで、貸出時刻Ｔ2における車室
内環境を所望に設定することが可能となるため、貸出時
刻Ｔ2において最適な車室内環境を確保することができ
る更に、一度に複数の車両４の予約に対応でき、かつ、
予約された車両４のみを対象に一括して空調装置５を作
動させることが可能となるため、常に空調装置５を作動
させている場合に比較して無駄がなく、必要な車両４に
ついて車両利用者Ｒに快適な車室内空間を提供すること
ができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項１に記
載した発明によれば、予約時刻が近づくと予約車両の空
調装置が作動するため、予約時刻において車両利用者に
配車された車両の車室内を空調された状態とすることが
できるため、貸出と同時に最適な車室内環境を確保でき
る効果がある。請求項２に記載した発明によれば、バッ
テリの残容量が少ない車両について空調装置を作動させ
た場合に生ずるバッテリ上がりを防止することができる
効果がある。
載した発明によれば、予約時刻が近づくと予約車両の空
調装置が作動するため、予約時刻において車両利用者に
配車された車両の車室内を空調された状態とすることが
できるため、貸出と同時に最適な車室内環境を確保でき
る効果がある。請求項２に記載した発明によれば、バッ
テリの残容量が少ない車両について空調装置を作動させ
た場合に生ずるバッテリ上がりを防止することができる
効果がある。
【００１９】請求項３に記載した発明によれば、貸出時
刻の所定時間前に空調装置を作動させることで、貸出時
刻における車室内環境を所望に設定することが可能とな
るため、貸出時刻において最適な車室内環境を確保する
ことができる効果がある。請求項４に記載した発明によ
れば、予約車両のみを対象に一括して空調装置を作動さ
せることが可能となるため、常に空調装置を作動させて
いる場合に比較して無駄がなく、必要な予約車両につい
て車両利用者に快適な車室内空間を提供することができ
る効果がある。
刻の所定時間前に空調装置を作動させることで、貸出時
刻における車室内環境を所望に設定することが可能とな
るため、貸出時刻において最適な車室内環境を確保する
ことができる効果がある。請求項４に記載した発明によ
れば、予約車両のみを対象に一括して空調装置を作動さ
せることが可能となるため、常に空調装置を作動させて
いる場合に比較して無駄がなく、必要な予約車両につい
て車両利用者に快適な車室内空間を提供することができ
る効果がある。
【図１】 この発明の一実施形態の全体説明図である。
【図２】 この発明の一実施形態のポートの説明図であ
る。
る。
【図３】 この発明の一実施形態のフローチャート図で
ある。
ある。
【図４】 この発明の一実施形態タイムチャート図であ
る。
る。
【図５】 この発明の一実施形態のグラフ図である。
１ 車両管制（管制） ２ 管制無線装置（空調装置を作動させる手段） ４ 車両（共用車両） ５ 空調装置 ６ 自動運転制御用無線装置（空調装置を作動させる手
段） ９ 予約端末（貸出予約手段） Ｔ2 貸出時刻 Ｓ５ 空調装置を作動させる手段
段） ９ 予約端末（貸出予約手段） Ｔ2 貸出時刻 Ｓ５ 空調装置を作動させる手段
Claims (4)
- 【請求項１】 共用車両の貸出時刻ともに貸出しを予約
する貸出予約手段と、 前記貸出予約手段で入力された貸出時刻が近づいたら予
約された共用車両の空調装置を作動させる手段とを有す
ることを特徴とする共用車両の空調制御装置。 - 【請求項２】 前記複数の共用車両は電気自動車であ
り、待機している共用車両のバッテリの残容量に応じて
該電気自動車のバッテリの残容量が所定量以上の車両に
ついてのみ空調装置を作動させることを特徴とする請求
項１に記載の共用車両の空調制御装置。 - 【請求項３】 上記貸出予約手段によって予約された貸
出時刻の所定時間前に上記空調装置を作動させることを
特徴とする請求項１または請求項２に記載の共用車両の
空調制御装置。 - 【請求項４】 上記予約された車両の空調装置を作動さ
せる手段は、車両に自動運転の命令を送信する管制側の
管制無線装置と、この管制無線装置からの命令を受信す
る車両側の自動運転制御用無線装置とから構成されてい
ることを特徴とする請求項１から請求項３にいずれかに
記載の共用車両の空調制御装置。
Priority Applications (2)
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