JP2000259042A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000259042A
JP2000259042A JP11059021A JP5902199A JP2000259042A JP 2000259042 A JP2000259042 A JP 2000259042A JP 11059021 A JP11059021 A JP 11059021A JP 5902199 A JP5902199 A JP 5902199A JP 2000259042 A JP2000259042 A JP 2000259042A
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JP11059021A
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Fumiya Yamazaki
史哉 山崎
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写体の両端側にそれぞれ形成された位
置ずれ検出パターンを、それぞれ検出する発光部と受光
部を有する位置ずれ検出センサを低コストで構成できる
ようにする。 【解決手段】 一方の発光素子21aから発せられた光
の中間転写ベルト6で反射された反射光L1を、ミラー
23、24で反射させハーフミラー26を透過させて受
光素子22に受光させると共に、他方の発光素子21b
から発せられた光の中間転写ベルト6で反射された反射
光L2を、ミラー25、ハーフミラー26で反射させて
受光素子22に受光させて、中間転写ベルト6の両端側
にそれぞれ形成された位置ずれ検出パターン14a14
bを、それぞれ検出することにより、位置ずれ検出パタ
ーン14a14bをそれぞれ検出するための受光素子を
1つの受光素子22で兼用することができ、低コスト化
を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用して画像形成を行う複写機、プリンタ、ファクシミリ
等の画像形成装置に係り、特に中間転写体を備えた画像
形成装置において、中間転写体に転写されるトナー像の
位置ずれや画像濃度の検知等を行う検知パターンを光セ
ンサで検出する検出手段を有する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8は、中間転写体(中間転写ベルト)
を備えた従来の画像形成装置の一例を示す概略図であ
る。
【0003】この画像形成装置は、画像形成時には帯電
器2により一様に帯電された矢印a方向に回転する電子
写真感光体(以下、感光ドラムという)1上に、露光装
置3から反射ミラー4を介してレーザビームによる画像
露光Lが与えられて、目的のカラー画像の第1色目のト
ナー像(例えばイエロートナー像)に対応した静電潜像
が形成される。この静電潜像は現像装置5のイエロー現
像器5aで現像され、イエロートナー像が形成される。
【0004】このイエロートナー像は、中間転写体とし
ての中間転写ベルト6上に1次転写部T1で1次転写ロ
ーラ11により1次転写される。イエロートナー像が1
次転写された後の感光ドラム1上に残留した1次転写残
トナーは、クリーニング装置16によって除去され、次
の色のトナー像の形成に供される。1次転写ローラ11
には、バイアス電源12からトナーと逆極性の転写バイ
アスが印加される。
【0005】以下、同様にして同様にしてシアン現像器
5b、マゼンタ現像器5c、ブラック現像器5dにより
感光ドラム1上にそれぞれ形成担持された第2色目のシ
アントナー像、第3色目のマゼンタトナー像、第4色目
のブラックトナー像が順次中間転写ベルト6上に重ね合
わされて1次転写部T1で1次転写され、目的のカラー
画像に対応したフルカラートナー像が形成される。
【0006】中間転写ベルト6は、駆動ローラ8、2次
転写対向ローラ9、テンションローラ10によって張設
されており、駆動ローラ8の回転駆動によって矢印b方
向に回転する。
【0007】そして、中間転写ベルト6上に転写された
フルカラートナー像は、2次転写部T2に搬送されてき
た転写材Pに、2次転写部T2にて中間転写ベルト6と
当接する2次転写ローラ7により一括して2次転写され
る。2次転写ローラ7には、バイアス電源13からトナ
ーと逆極性の転写バイアスが印加される。
【0008】2次転写された転写材Pは、定着装置(不
図示)で加熱、加圧され、表面にフルカラートナー像が
定着されて外部に排出される。
【0009】また、中間転写ベルト6上の両端側の非画
像領域には、画像形成手段である感光ドラム1と中間転
写ベルト6との相対的な位置ずれを検出するための位置
ずれ検出用トナー像(以下、位置ずれ検出パターンとい
う)14a、14bがそれぞれ形成されており(図9
(b)参照)、中間転写ベルト6と対向して配置した位
置ずれ検出センサ15、16で、位置ずれ検出パターン
14a、14bをそれぞれ検出することによって、感光
ドラム1と中間転写ベルト6との相対的な位置ずれを検
出することができる。
【0010】以下、上記位置ずれ検出センサ15、16
の構成及び位置ずれ検出動作について説明する。
【0011】位置ずれ検出センサ15、16は、図9
(a)に示すように、それぞれLED等の発光素子15
a、16aとフォトダイオード等の受光素子15b、1
6bを備えている。発光素子15a、16aと受光素子
15b、16bは、発光素子15a、16aからそれぞ
れ発せられた光が各受光素子15b、16bにそれぞれ
受光されるように配置されている。
【0012】そして、位置ずれ検出制御が開始される
と、発光素子15a、16aを点灯する。すると、発光
素子15aから発せられた光は中間転写ベルト6上で反
射され、この反射光は受光素子15bによって検出され
る。同様に、発光素子16aから発せられた光は中間転
写ベルト6上で反射され、この反射光は受光素子16b
によって検出される。
【0013】そして、図9(b)に示すように、上述し
た画像形成動作と同様にして、非画像形成時に位置ずれ
検出パターン14a、14bを中間転写ベルト6上の両
端側の非画像領域の同一ライン上に画像形成し、中間転
写ベルト6を回転させることにより、位置ずれ検出パタ
ーン14a、14bは発光素子15a、16aから発せ
られる光の照射面をそれぞれ通過する。
【0014】位置ずれ検出パターン14aが発光素子1
5aから発せられる光の照射面を通過すると、発光素子
15aから発せられた光は中間転写ベルト6上の位置ず
れ検出パターン14aによってある程度吸収されて反射
され、この反射光は受光素子15bによって検出され
る。この時の受光素子15bでの受光量が減少すること
によって、位置ずれ検出パターン14aの通過が検出さ
れる。
【0015】同様に、位置ずれ検出パターン14bが発
光素子16aから発せられる光の照射面を通過すると、
発光素子16aから発せられた光は中間転写ベルト6上
の位置ずれ検出パターン14bによってある程度吸収さ
れて反射され、この反射光は受光素子16bによって検
出される。この時の受光素子16bでの受光量が減少す
ることによって、位置ずれ検出パターン14bの通過が
検出される。
【0016】この時、図8に示した感光ドラム1と中間
転写ベルト6との間の1次転写部T1にて、感光ドラム
1の長手方向(紙面と垂直方向)が中間転写ベルト6の
回転方向(移動方向)に対して正確に垂直に配置されて
いる場合には、位置ずれ検出パターン14a、14bが
同時に検出される。
【0017】一方、位置ずれ検出パターン14a、14
bが同時に検出されない時は、感光ドラム1と中間転写
ベルト6との間の1次転写部T1にて、感光ドラム1の
長手方向が中間転写ベルト6の回転方向(移動方向)に
対して正確に垂直に配置されていない場合である。
【0018】このような場合には、例えば感光ドラム1
と中間転写ベルト6の位置を動かしたり、位置ずれ検出
パターン14aの画像形成と位置ずれ検出パターン14
bの画像形成のタイミングを変更するなどの方法によっ
て、位置ずれを補正することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の画像形成装置では、中間転写ベルト6の両端側に形
成された位置ずれ各検出パターン14a、14bを検出
するために、各検出パターン14a、14bに対応して
それぞれ位置ずれ検出センサ15、16を備えている
が、各位置ずれ検出センサ15、16に発光素子15
a、16aと受光素子15b、16bをそれぞれ配置し
ているために、これがコストアップの要因の一つとなっ
ていた。
【0020】そこで本発明は、位置ずれ検出センサの発
光素子又は受光素子の数を減らして低コスト化を図るこ
とができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、回動自在な像担持体上に形成したトナー像
を1次転写部にて回動自在な中間転写体に1次転写し、
該中間転写体上のトナー像を2次転写部にて転写材に2
次転写して画像形成を行う画像形成装置において、前記
中間転写体上の両端側に、前記像担持体と前記中間転写
体との相対的な位置ずれを検出するための第1、第2の
位置ずれ検出用トナー像を形成する画像形成手段と、前
記第1の位置ずれ検出用トナー像を、発光部から発せら
れた光を前記中間転写体上で反射させてその反射光の受
光部による受光によって検出すると共に、前記第2の位
置ずれ検出用トナー像を、発光部から発せられた光を前
記中間転写体上で反射させてその反射光の受光部による
受光によって検出する位置ずれ検出手段と、を有し、前
記位置ずれ検出手段は、前記第1、第2の位置ずれ検出
用トナー像をそれぞれ検出するための前記発光部と前記
受光部の少なくとも一方を兼用して、前記第1、第2の
位置ずれ検出用トナー像を検出することを特徴としてい
る。
【0022】また、前記位置ずれ検出手段は、前記第
1、第2の位置ずれ検出用トナー像をそれぞれ検出する
ための2つの前記発光部と、前記第1、第2の位置ずれ
検出用トナー像をそれぞれ検出するための兼用した1つ
の前記受光部を有し、一方の前記発光部から発せられた
光の前記中間転写体で反射された反射光を、複数のミラ
ーで反射させてからハーフミラーを透過させて前記受光
部に受光させると共に、他方の前記発光部から発せられ
た光の前記中間転写体で反射された反射光を、少なくと
も1つのミラーで反射させ、更に前記ハーフミラーで反
射させて前記受光部に受光させて、前記第1、第2の位
置ずれ検出用トナー像を検出することを特徴としてい
る。
【0023】また、前記位置ずれ検出手段は、前記第
1、第2の位置ずれ検出用トナー像をそれぞれ検出する
ための兼用した1つの前記発光部と、前記第1、第2の
位置ずれ検出用トナー像をそれぞれ検出するための2つ
の前記受光部を有し、前記発光部から発せられた光を、
ハーフミラーを透過させて複数のミラーで反射させてか
ら前記中間転写体で反射させ、その反射光を一方の前記
受光部に受光させると共に、前記発光部から発せられた
光を、前記ハーフミラーで反射させ、さらに少なくとも
1つのミラーで反射させてから前記中間転写体で反射さ
せ、その反射光を他方の前記受光部に受光させて、前記
第1、第2の位置ずれ検出用トナー像を検出することを
特徴としている。
【0024】また、前記位置ずれ検出手段は、前記第
1、第2の位置ずれ検出用トナー像をそれぞれ検出する
ための兼用した1つの前記発光部と、前記第1、第2の
位置ずれ検出用トナー像をそれぞれ検出するための兼用
した1つの前記受光部を有し、前記発光部から発せられ
た光を、ハーフミラーを透過させて複数のミラーで反射
させてから前記中間転写体で反射させ、その反射光を前
記複数のミラーで再反射させて前記ハーフミラーを透過
させて前記受光部に受光させると共に、前記発光部から
発せられた光を、前記ハーフミラーで反射させ、更に少
なくとも1つのミラーで反射させてから前記中間転写体
で反射させ、その反射光を前記少なくとも1つのミラー
で再反射させ、更に前記ハーフミラーで再反射させて前
記受光部に受光させて、前記第1、第2の位置ずれ検出
用トナー像を検出することを特徴としている。
【0025】また、前記第1、第2の位置ずれ検出用ト
ナー像は、前記中間転写体の両端側に同一ライン上にそ
れぞれ形成されることを特徴としている。
【0026】また、前記第1、第2の位置ずれ検出用ト
ナー像は、前記中間転写体の両端側に同一ライン上から
ずらしてそれぞれ形成されることを特徴としている。
【0027】また、前記画像形成手段は、前記中間転写
体上に濃度検出用トナー像を形成し、該濃度検出用トナ
ー像に対して光を発する発光部と、該発光部から発せら
れた光の前記濃度検出用トナー像上で反射した反射光を
受光して画像濃度を検出する受光部を有する濃度検出手
段を有し、該濃度検出手段の前記発光部、前記受光部の
少なくとも一方を、前記位置ずれ検出手段の前記発光
部、前記受光部と共有することを特徴としている。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。
【0029】〈実施の形態1〉図1は、本実施の形態に
係る画像形成装置を示す概略構成図であり、位置ずれ検
出センサの構成以外は図8に示した従来の画像形成装置
と同様である。
【0030】なお、図8に示した従来の画像形成装置と
同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略す
る。本実施の形態の画像形成装置においても、上記した
従来の画像形成装置と同様にして画像形成が行われる。
【0031】以下、本実施の形態における位置ずれ検出
センサの構成及び位置ずれ検出動作についてのみ説明す
る。
【0032】中間転写ベルト6に退校して配置した位置
ずれ検出センサ20は、図2(a)に示すように、中間
転写ベルト6の両端側にそれぞれ配置したLED等の第
1、第2の発光素子21a、21bと、第1の発光素子
21aから中間転写ベルト6に向けて発せられた光の中
間転写ベルト6での反射光をフォトダイオード等の受光
素子22に導くミラー23、24と、第2の発光素子2
1bから中間転写ベルト6に向けて発せられた光の中間
転写ベルト6での反射光をフォトダイオード等の受光素
子22に導くミラー25と、ハーフミラー26を備えて
いる。ミラー24とハーフミラー26と受光素子22は
同一光軸上に位置している。
【0033】そして、位置ずれ検出制御が開始される
と、第1、第2の発光素子21a、21bを点灯する。
すると、第1の発光素子21aから発せられた光は中間
転写ベルト6上で反射され、この反射光L1はミラー2
3、24で反射され、ハーフミラー26を透過して受光
素子22によって検出される。同様に、第2の発光素子
21bから発せられた光は中間転写ベルト6上で反射さ
れ、この反射光L2はミラー25とハーフミラー26で
反射されて受光素子22によって検出される。
【0034】そして、図2(b)に示すように、上述し
た画像形成動作と同様にして、非画像形成時に位置ずれ
検出パターン14a、14bを中間転写ベルト6上の両
端側の非画像領域の同一ライン上に画像形成し、中間転
写ベルト6を回転させることにより、位置ずれ検出パタ
ーン14a、14bはそれぞれ第1、第2の発光素子2
1a、21bから発せられる光の照射面を通過する。
【0035】位置ずれ検出パターン14aが第1の発光
素子21aから発せられる光の照射面を通過すると、第
1の発光素子21aから発せられた光は中間転写ベルト
6上の位置ずれ検出パターン14aによってある程度吸
収されて反射され、この反射光L1はミラー23、24
を介して受光素子22によって検出される。この時の受
光素子22への受光量が減少することによって、位置ず
れ検出パターン14aの通過が検出される。
【0036】同様に、位置ずれ検出パターン14bが第
2の発光素子21bから発せられる光の照射面を通過す
ると、第2の発光素子21bから発せられた光は中間転
写ベルト6上の位置ずれ検出パターン14bによってあ
る程度吸収されて反射され、この反射光L2はミラー2
5とハーフミラー26を介して受光素子22によって検
出される。この時の受光素子22への受光量が減少する
ことによって、位置ずれ検出パターン14bの通過が検
出される。
【0037】この時、図1に示した感光ドラム1と中間
転写ベルト6との間の1次転写部T1にて、感光ドラム
1の長手方向(紙面と垂直方向)が中間転写ベルト6の
回転方向(移動方向)に対して正確に垂直に配置されて
いる場合には、位置ずれ検出パターン14a、14bが
同時に検出される。この時に受光素子22からの出力波
形は、図3(a)に示すように、1つの波形が出力され
る。
【0038】一方、位置ずれ検出パターン14a、14
bが同時に検出されない時は、感光ドラム1と中間転写
ベルト6との間の1次転写部T1にて、感光ドラム1の
長手方向が中間転写ベルト6の回転方向(移動方向)に
対して正確に垂直に配置されていない場合である。この
時に受光素子22からの出力波形は、図3(b)又は図
3(c)に示すように、2つの波形が出力される。
【0039】このような場合には、例えば感光ドラム1
と中間転写ベルト6の位置を動かしたり、位置ずれ検出
パターン14aの画像形成と位置ずれ検出パターン14
bの画像形成のタイミングを変更するなどの方法によっ
て、位置ずれを補正することができる。
【0040】このように本実施の形態では、中間転写ベ
ルト6の両端側に配置した第1、第2の発光素子21
a、21bから発せられた光の中間転写ベルト6での反
射光L1、L2を1つの受光素子22で受光する構成に
より、従来2つの受光素子を用いていたのを1つの受光
素子で位置ずれ検出を行うことができるので、コストの
低減を図ることができる。
【0041】〈実施の形態2〉図4(a)は、本実施の
形態に係る画像形成装置に備えた位置ずれ検出センサを
示す構成図であり、他の構成は図8に示した従来の画像
形成装置と同様である。なお、実施の形態1の位置ずれ
検出センサと同一部材には同一符号を付して説明する。
【0042】以下、本実施の形態における位置ずれ検出
センサの構成及び位置ずれ検出動作についてのみ説明す
る。
【0043】中間転写ベルト6に対向して配置した位置
ずれ検出センサ20aは、図4(a)に示すように、中
間転写ベルト6の中央部の上方に配置したLED等の発
光素子21と、中間転写ベルト6の両端側にそれぞれ配
置したフォトダイオード等の第1、第2の受光素子22
a、22bと、発光素子21から中間転写ベルト6に向
けて発せられた光の中間転写ベルト6での反射光L1を
フォトダイオード等の第1の受光素子22aに導くミラ
ー24、23と、発光素子21から中間転写ベルト6に
向けて発せられた光の中間転写ベルト6での反射光L2
をフォトダイオード等の第2の受光素子22bに導くミ
ラー25と、ハーフミラー26を備えている。ミラー2
4とハーフミラー26と発光素子21は同一光軸上に位
置している。
【0044】そして、位置ずれ検出制御が開始される
と、発光素子21を点灯する。すると、発光素子21か
ら発せられた光の一部は、ハーフミラー26を透過して
ミラー24、23で反射されて中間転写ベルト6上で反
射され、この反射光L1は第1の受光素子22aによっ
て検出される。また、発光素子21から発せられた光の
一部は、ミラー25で反射されて中間転写ベルト6上で
反射され、この反射光L2は第2の受光素子22bによ
って検出される。
【0045】そして、図4(b)に示すように、上述し
た画像形成動作と同様にして、非画像形成時に位置ずれ
検出パターン14a、14bを中間転写ベルト6上の両
端側の非画像領域の同一ライン上に画像形成し、中間転
写ベルト6を回転させることにより、位置ずれ検出パタ
ーン14a、14bは発光素子21から発せられる光の
照射面を通過する。
【0046】位置ずれ検出パターン14aが発光素子2
1から発せられる光の照射面を通過すると、発光素子2
1から発せられた光は中間転写ベルト6上の位置ずれ検
出パターン14aによってある程度吸収されて反射さ
れ、この反射光L1は第1の受光素子22aによって検
出される。この時の第2の受光素子22aへの受光量が
減少することによって、位置ずれ検出パターン14aの
通過が検出される。
【0047】同様に、位置ずれ検出パターン14bが発
光素子21から発せられる光の照射面を通過すると、発
光素子21から発せられた光は中間転写ベルト6上の位
置ずれ検出パターン14bによってある程度吸収されて
反射され、この反射光L2は第2の受光素子22bによ
って検出される。この時の第2の受光素子22bへの受
光量が減少することによって、位置ずれ検出パターン1
4bの通過が検出される。
【0048】この時、図1に示した感光ドラム1と中間
転写ベルト6との間の1次転写部T1にて、感光ドラム
1の長手方向(紙面と垂直方向)が中間転写ベルト6の
回転方向(移動方向)に対して正確に垂直に配置されて
いる場合には、位置ずれ検出パターン14a、14bが
同時に検出される。
【0049】一方、位置ずれ検出パターン14a、14
bが同時に検出されない時は、感光ドラム1と中間転写
ベルト6との間の1次転写部T1にて、感光ドラム1の
長手方向が中間転写ベルト6の回転方向(移動方向)に
対して正確に垂直に配置されていない場合である。
【0050】このような場合には、例えば感光ドラム1
と中間転写ベルト6の位置を動かしたり、位置ずれ検出
パターン14aの画像形成と位置ずれ検出パターン14
bの画像形成のタイミングを変更するなどの方法によっ
て、位置ずれを補正することができる。
【0051】このように本実施の形態では、中間転写ベ
ルト6の中央部の上方に配置した発光素子21から発せ
られた光をハーフミラー26で2方向に分割して、分割
された各光の中間転写ベルト6での反射光L1、L2を
それぞれ第1、第2の受光素子22a、22bで受光す
る構成により、従来2つの発光素子を用いていたのを1
つの発光素子で位置ずれ検出を行うことができるので、
コストの低減を図ることができる。
【0052】〈実施の形態3〉図5(a)は、本実施の
形態に係る画像形成装置に備えた位置ずれ検出センサを
示す構成図であり、他の構成は図8に示した従来の画像
形成装置と同様である。なお、実施の形態1の位置ずれ
検出センサと同一部材には同一符号を付して説明する。
【0053】以下、本実施の形態における位置ずれ検出
センサの構成及び位置ずれ検出動作についてのみ説明す
る。
【0054】中間転写ベルト6に対向し配置した位置ず
れ検出センサ20bは、図5(a)に示すように、中間
転写ベルト6の両端側にそれぞれ配置したLED等の第
1、第2の発光素子21a、21bと、第1の発光素子
21aから中間転写ベルト6に向けて発せられた光の中
間転写ベルト6での反射光をフォトダイオード等の受光
素子22に導くミラー23、24と、第2の発光素子2
1bから中間転写ベルト6に向けて発せられた光の中間
転写ベルト6での反射光をフォトダイオード等の受光素
子22に導くミラー25と、ハーフミラー26を備えて
いる。ミラー24とハーフミラー26と受光素子22は
同一光軸上に位置している。
【0055】また、本実施の形態では、中間転写ベルト
6に対向して配置した濃度検出センサを構成するLED
等の第3の発光素子21を備えており、中間転写ベルト
6上には、図5(b)に示すように、位置ずれ検出パタ
ーン14a、14bと濃度検出用トナー像(以下、濃度
検出パターンという)27が形成される。第3の発光素
子21から発せられた光は濃度検出パターン27が位置
する中間転写ベルト6の周上で反射され、その反射光は
位置ずれ検出センサを構成する受光素子22で受光され
る。
【0056】そして、位置ずれ検出制御が開始される
と、第1、第2の発光素子21a、21bを点灯する。
この際、第3の発光素子21cは消灯されている。する
と、第1の発光素子21aから発せられた光は中間転写
ベルト6上で反射され、この反射光L1はミラー23、
24で反射され、ハーフミラー26を透過して受光素子
22によって検出される。同様に、第2の発光素子21
bから発せられた光は中間転写ベルト6上で反射され、
この反射光L2はミラー25とハーフミラー26で反射
されて受光素子22によって検出される。
【0057】そして、図5(b)に示すように、上述し
た画像形成動作と同様にして、非画像形成時に位置ずれ
検出パターン14a、14bを中間転写ベルト6上の両
端側の非画像領域の同一ライン上に画像形成し、中間転
写ベルト6を回転させることにより、位置ずれ検出パタ
ーン14a、14bはそれぞれ第1、第2の発光素子2
1a、21bから発せられる光の照射面を通過する。
【0058】位置ずれ検出パターン14aが第1の発光
素子21aから発せられる光の照射面を通過すると、第
1の発光素子21aから発せられた光は中間転写ベルト
6上の位置ずれ検出パターン14aによってある程度吸
収されて反射され、この反射光L1はミラー23、24
を介して受光素子22によって検出される。この時の受
光素子22への受光量が減少することによって、位置ず
れ検出パターン14aの通過が検出される。
【0059】同様に、位置ずれ検出パターン14bが第
2の発光素子21bから発せられる光の照射面を通過す
ると、第2の発光素子21bから発せられた光は中間転
写ベルト6上の位置ずれ検出パターン14bによってあ
る程度吸収されて反射され、この反射光L2はミラー2
5とハーフミラー26を介して受光素子22によって検
出される。この時の受光素子22への受光量が減少する
ことによって、位置ずれ検出パターン14bの通過が検
出される。
【0060】この時、図1に示した感光ドラム1と中間
転写ベルト6との間の1次転写部T1にて、感光ドラム
1の長手方向(紙面と垂直方向)が中間転写ベルト6の
回転方向(移動方向)に対して正確に垂直に配置されて
いる場合には、位置ずれ検出パターン14a、14bが
同時に検出される。この時に受光素子22からの出力波
形は、図3(a)に示すように、1つの波形が出力され
る。
【0061】一方、位置ずれ検出パターン14a、14
bが同時に検出されない時は、感光ドラム1と中間転写
ベルト6との間の1次転写部T1にて、感光ドラム1の
長手方向が中間転写ベルト6の回転方向(移動方向)に
対して正確に垂直に配置されていない場合である。この
時に受光素子22からの出力波形は、図3(b)又は図
3(c)に示すように、2つの波形が出力される。
【0062】このような場合には、例えば感光ドラム1
と中間転写ベルト6の位置を動かしたり、位置ずれ検出
パターン14aの画像形成と位置ずれ検出パターン14
bの画像形成のタイミングを変更するなどの方法によっ
て、位置ずれを補正することができる。
【0063】次に、濃度検知制御が開始されると、第3
の発光素子21cを点灯する。この際、第1、第2の発
光素子21a、bは消灯される。すると、第3の発光素
子21cから発せられた光は中間転写ベルト6上で反射
され、この反射光L3は受光素子22によって検出され
る。
【0064】そして、図5(b)に示すように、上述し
た画像形成動作と同様にして、非画像形成時に濃度検出
パターン27を中間転写ベルト6上の非画像領域に画像
形成し、中間転写ベルト6を回転させることにより、濃
度検出パターン27は第3の発光素子21cから発せら
れる光の照射面を通過する。
【0065】濃度検出パターン27が第3の発光素子2
1cから発せられる光の照射面を通過すると、第3の発
光素子21cから発せられた光は中間転写ベルト6上の
濃度検出パターン27によってある程度吸収されて反射
され、この反射光L3は受光素子22によって検出され
る。この時の受光素子22への受光量は減少する。
【0066】そして、受光素子22は受光量に応じた出
力信号を制御装置(不図示)に出力し、制御装置(不図
示)は入力される受光素子22からの出力信号に基づい
て、露光量、現像バイアス等にフィードバックをかけ、
画像濃度制御を行う。
【0067】このように本実施の形態では、中間転写ベ
ルト6の両端側に配置した第1、第2の発光素子21
a、21bから発せられた光の中間転写ベルト6での反
射光L1、L2を1つの受光素子22で受光する構成に
より、従来2つの受光素子を用いていたのを1つの受光
素子で位置ずれ検出を行うことができるので、コストの
低減を図ることができる。
【0068】また、濃度制御に用いる受光素子を位置ず
れ検出用の受光素子で共有する構成によって、コストを
より低減することができる。
【0069】〈実施の形態4〉図6(a)は、本実施の
形態に係る画像形成装置に備えた位置ずれ検出センサを
示す構成図であり、他の構成は図8に示した従来の画像
形成装置と同様である。なお、実施の形態1、2の位置
ずれ検出センサと同一部材には同一符号を付して説明す
る。
【0070】以下、本実施の形態における位置ずれ検出
センサの構成及び位置ずれ検出動作についてのみ説明す
る。
【0071】中間転写ベルト6に対向して配置した位置
ずれ検出センサ20cは、図6(a)に示すように、中
間転写ベルト6の中央部の上方に配置したレーザ発光素
子等の発光素子21及びフォトダイオード等の受光素子
22と、発光素子21から発せられた光の一部を中間転
写ベルト6の一方の端部側に導くミラー24、23と、
発光素子21から発せられた光の一部を中間転写ベルト
6の他方の端部側に導くハーフミラー26、ミラー25
を備えている。発光素子21と受光素子22は隣接して
配置されている。
【0072】発光素子21から発せられた光のミラー2
4、23によって中間転写ベルト6に導かれて反射した
反射光L1は、再びミラー23、24を介しハーフミラ
ー26を透過して受光素子22に受光され、また、発光
素子21から発せられた光のハーフミラー26、ミラー
25によって中間転写ベルト6に導かれて反射した反射
光L2は、再びミラー25を介しハーフミラー26を透
過して受光素子22に受光されるように構成されてい
る。
【0073】そして、位置ずれ検出制御が開始される
と、発光素子21を点灯する。すると、発光素子21か
ら発せられた光の一部は、ハーフミラー26を透過して
ミラー24、23で反射されて中間転写ベルト6上で反
射され、この反射光L1は、再びミラー23、24を介
しハーフミラー26を透過して受光素子22によって検
出される。また、発光素子21から発せられた光の一部
は、ハーフミラー26、ミラー25で反射されて中間転
写ベルト6上で反射され、この反射光L2は、再びミラ
ー25、ハーフミラー26で反射して受光素子22によ
って検出される。
【0074】そして、図6(b)に示すように、上述し
た画像形成動作と同様にして、非画像形成時に位置ずれ
検出パターン14a、14bを中間転写ベルト6上の両
端側の非画像領域の同一ライン上に画像形成し、中間転
写ベルト6を回転させることにより、位置ずれ検出パタ
ーン14a、14bは発光素子21から発せられる光の
照射面を通過する。
【0075】位置ずれ検出パターン14aが発光素子2
1から発せられる光の照射面を通過すると、発光素子2
1から発せられた光は中間転写ベルト6上の位置ずれ検
出パターン14aによってある程度吸収されて反射さ
れ、この反射光L1は受光素子22によって検出され
る。この時の受光素子22への受光量が減少することに
よって、位置ずれ検出パターン14aの通過が検出され
る。
【0076】同様に、位置ずれ検出パターン14bが発
光素子21から発せられる光の照射面を通過すると、発
光素子21から発せられた光は中間転写ベルト6上の位
置ずれ検出パターン14bによってある程度吸収されて
反射され、この反射光L2も受光素子22によって検出
される。この時の受光素子22への受光量が減少するこ
とによって、位置ずれ検出パターン14bの通過が検出
される。
【0077】この時、図1に示した感光ドラム1と中間
転写ベルト6との間の1次転写部T1にて、感光ドラム
1の長手方向(紙面と垂直方向)が中間転写ベルト6の
回転方向(移動方向)に対して正確に垂直に配置されて
いる場合には、位置ずれ検出パターン14a、14bが
同時に検出される。
【0078】一方、位置ずれ検出パターン14a、14
bが同時に検出されない時は、感光ドラム1と中間転写
ベルト6との間の1次転写部T1にて、感光ドラム1の
長手方向が中間転写ベルト6の回転方向(移動方向)に
対して正確に垂直に配置されていない場合である。
【0079】このような場合には、例えば感光ドラム1
と中間転写ベルト6の位置を動かしたり、位置ずれ検出
パターン14aの画像形成と位置ずれ検出パターン14
bの画像形成のタイミングを変更するなどの方法によっ
て、位置ずれを補正することができる。
【0080】このように本実施の形態では、1つの発光
素子21から発せられた光をハーフミラー26で2方向
に分割して、分割された各光の中間転写ベルト6での反
射光L1、L2を1つの受光素子22で受光する構成に
より、従来2つの発光素子と受光素子を用いていたのを
1つの発光素子と受光素子で位置ずれ検出を行うことが
できるので、コストの低減を図ることができる。
【0081】〈実施の形態5〉図7(a)は、本実施の
形態に係る画像形成装置に備えた位置ずれ検出センサを
示す構成図であり、他の構成は図8に示した従来の画像
形成装置と同様である。なお、実施の形態1の位置ずれ
検出センサと同一部材には同一符号を付して説明する。
【0082】以下、本実施の形態における位置ずれ検出
センサの構成及び位置ずれ検出動作についてのみ説明す
る。
【0083】本実施の形態の位置ずれ検出センサ20d
の構成は、実施の形態1の位置ずれ検出センサと同様で
あり、本実施の形態ではその説明は省略する。そして、
本実施の形態では、図7(b)に示すように、上述した
画像形成動作と同様にして、非画像形成時に中間転写ベ
ルト6上の両端側の非画像領域に画像形成する各位置ず
れ検出パターン14a、14bの画像形成タイミングを
少しずらすようにした構成である。本実施の形態の各位
置ずれ検出パターン14a、14bは、中間転写ベルト
6の回転方向(移動方向)bと直交方向に画像形成した
複数のラインである。
【0084】そして、位置ずれ検出制御が開始される
と、第1、第2の発光素子21a、21bを点灯する。
すると、第1の発光素子21aから発せられた光は中間
転写ベルト6上で反射され、この反射光L1はミラー2
3、24で反射され、ハーフミラー26を透過して受光
素子22によって検出される。同様に、第2の発光素子
21bから発せられた光は中間転写ベルト6上で反射さ
れ、この反射光L2はミラー25とハーフミラー26で
反射されて受光素子22によって検出される。
【0085】そして、図7(b)に示すように、上述し
た画像形成動作と同様にして、非画像形成時に各位置ず
れ検出パターン14a、14bを中間転写ベルト6上の
両端側の非画像領域に画像形成タイミングをずらして画
像形成し、中間転写ベルト6を回転させることにより、
各位置ずれ検出パターン14a、14bはそれぞれ第
1、第2の発光素子21a、21bの照射面を通過す
る。
【0086】位置ずれ検出パターン14aが第1の発光
素子21aから発せられた光の照射面を通過すると、第
1の発光素子21aから発せられた光は中間転写ベルト
6上の位置ずれ検出パターン14aによってある程度吸
収されて反射され、この反射光L1はミラー23、24
を介して受光素子22によって検出される。この時の受
光素子22への受光量が減少することによって、位置ず
れ検出パターン14aの通過が検出される。
【0087】同様に、位置ずれ検出パターン14bが第
2の発光素子21bから発せられた光の照射面を通過す
ると、第2の発光素子21bから発せられた光は中間転
写ベルト6上の位置ずれ検出パターン14bによってあ
る程度吸収されて反射され、この反射光L2はミラー2
5とハーフミラー26を介して受光素子22によって検
出される。この時の受光素子22への受光量が減少する
ことによって、位置ずれ検出パターン14bの通過が検
出される。
【0088】この際、本実施の形態では、各位置ずれ検
出パターン14a、14bの画像形成タイミングを所定
量ずらして画像形成しているので、受光素子22による
反射光L1、L2の受光に所定のずれがあるので、受光
素子22は位置ずれ検出パターン14a或は14bかを
判別することができる。
【0089】この時、図1に示した感光ドラム1と中間
転写ベルト6との間の1次転写部T1にて、感光ドラム
1の長手方向(紙面と垂直方向)が中間転写ベルト6の
回転方向(移動方向)に対して正確に垂直に配置されて
いる場合には、各位置ずれ検出パターン14a、14b
が画像形成タイミングの所定のずれに応じて検出され
る。
【0090】一方、各位置ずれ検出パターン14a、1
4bが画像形成タイミングの所定のずれに応じて検出さ
れない時は、感光ドラム1と中間転写ベルト6との間の
1次転写部T1にて、感光ドラム1の長手方向が中間転
写ベルト6の回転方向(移動方向)に対して正確に垂直
に配置されていない場合である。
【0091】このような場合には、例えば感光ドラム1
と中間転写ベルト6の位置を動かしたりするなどの方法
によって、位置ずれを補正することができる。
【0092】このように本実施の形態では、中間転写ベ
ルト6上の両端側の非画像領域に画像形成する各位置ず
れ検出パターン14a、14bの画像形成タイミングを
少しずらし、中間転写ベルト6の両端側に配置した第
1、第2の発光素子21a、21bから発せられた光の
中間転写ベルト6での反射光L1、L2を1つの受光素
子22で受光する構成により、各位置ずれ検出パターン
14a、14bを画像形成タイミングの所定のずれに応
じて検出することができ、かつ従来2つの受光素子を用
いていたのを1つの受光素子で位置ずれ検出を行うこと
ができるので、コストの低減を図ることができる。
【0093】なお、上述した各実施の形態では、中間転
写ベルト6の両端側に位置ずれ検出パターン14a、1
4bをそれぞれ形成した例であったが、これに限らず、
例えば中間転写ドラムや転写材搬送ベルトを備えた画像
形成装置においても、本発明を適用することができる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
間転写体の両端側にそれぞれ形成される第1、第2の位
置ずれ検出用トナー像をそれぞれ検出するための発光部
と受光部の少なくとも一方を兼用して、第1、第2の位
置ずれ検出用トナー像を検出する構成により、発光部及
び/又は受光部の数を減らすことができるので、低コス
ト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図2】(a)は、実施の形態1における位置ずれ検出
センサの構成を示す図、(b)は、実施の形態1におけ
る中間転写ベルト上の位置ずれ検出パターンを示す図。
【図3】(a)、(b)、(c)は、実施の形態1にお
ける位置ずれ検出センサの受光素子の出力波形を示す
図。
【図4】(a)は、実施の形態2における位置ずれ検出
センサの構成を示す図、(b)は、実施の形態2におけ
る中間転写ベルト上の位置ずれ検出パターンを示す図。
【図5】(a)は、実施の形態3における位置ずれ検出
センサの構成を示す図、(b)は、実施の形態3におけ
る中間転写ベルト上の位置ずれ検出パターンを示す図。
【図6】(a)は、実施の形態4における位置ずれ検出
センサの構成を示す図、(b)は、実施の形態4におけ
る中間転写ベルト上の位置ずれ検出パターンを示す図。
【図7】(a)は、実施の形態5における位置ずれ検出
センサの構成を示す図、(b)は、実施の形態5におけ
る中間転写ベルト上の位置ずれ検出パターンを示す図。
【図8】従来例における画像形成装置を示す概略構成
図。
【図9】(a)は、従来例における位置ずれ検出センサ
の構成を示す図、(b)は、従来例における中間転写ベ
ルト上の位置ずれ検出パターンを示す図。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 2 帯電器 3 露光装置 5 現像装置 5a イエロー現像器 5b シアン現像器 5c マゼンタ現像器 5d ブラック現像器 6 中間転写ベルト(中間転写体) 14a、14b 位置ずれ検出パターン(第1、
第2の位置ずれ検出用トナー像) 20、20a、20b、20c、20d 位置ず
れ検出センサ(位置ずれ検出手段) 21、21a、21b 発光素子(発光部) 22、22a、22b 受光素子(受光部) 23、24、25 ミラー 26 ハーフミラー 27 濃度検出パターン(濃度検出用トナー像)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動自在な像担持体上に形成したトナー
    像を1次転写部にて回動自在な中間転写体に1次転写
    し、該中間転写体上のトナー像を2次転写部にて転写材
    に2次転写して画像形成を行う画像形成装置において、 前記中間転写体上の両端側に、前記像担持体と前記中間
    転写体との相対的な位置ずれを検出するための第1、第
    2の位置ずれ検出用トナー像を形成する画像形成手段
    と、 前記第1の位置ずれ検出用トナー像を、発光部から発せ
    られた光を前記中間転写体上で反射させてその反射光の
    受光部による受光によって検出すると共に、前記第2の
    位置ずれ検出用トナー像を、発光部から発せられた光を
    前記中間転写体上で反射させてその反射光の受光部によ
    る受光によって検出する位置ずれ検出手段と、を有し、 前記位置ずれ検出手段は、前記第1、第2の位置ずれ検
    出用トナー像をそれぞれ検出するための前記発光部と前
    記受光部の少なくとも一方を兼用して、前記第1、第2
    の位置ずれ検出用トナー像を検出する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記位置ずれ検出手段は、前記第1、第
    2の位置ずれ検出用トナー像をそれぞれ検出するための
    2つの前記発光部と、前記第1、第2の位置ずれ検出用
    トナー像をそれぞれ検出するための兼用した1つの前記
    受光部を有し、一方の前記発光部から発せられた光の前
    記中間転写体で反射された反射光を、複数のミラーで反
    射させてからハーフミラーを透過させて前記受光部に受
    光させると共に、他方の前記発光部から発せられた光の
    前記中間転写体で反射された反射光を、少なくとも1つ
    のミラーで反射させ、更に前記ハーフミラーで反射させ
    て前記受光部に受光させて、前記第1、第2の位置ずれ
    検出用トナー像を検出する、 請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記位置ずれ検出手段は、前記第1、第
    2の位置ずれ検出用トナー像をそれぞれ検出するための
    兼用した1つの前記発光部と、前記第1、第2の位置ず
    れ検出用トナー像をそれぞれ検出するための2つの前記
    受光部を有し、前記発光部から発せられた光を、ハーフ
    ミラーを透過させて複数のミラーで反射させてから前記
    中間転写体で反射させ、その反射光を一方の前記受光部
    に受光させると共に、前記発光部から発せられた光を、
    前記ハーフミラーで反射させ、さらに少なくとも1つの
    ミラーで反射させてから前記中間転写体で反射させ、そ
    の反射光を他方の前記受光部に受光させて、前記第1、
    第2の位置ずれ検出用トナー像を検出する、 請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記位置ずれ検出手段は、前記第1、第
    2の位置ずれ検出用トナー像をそれぞれ検出するための
    兼用した1つの前記発光部と、前記第1、第2の位置ず
    れ検出用トナー像をそれぞれ検出するための兼用した1
    つの前記受光部を有し、前記発光部から発せられた光
    を、ハーフミラーを透過させて複数のミラーで反射させ
    てから前記中間転写体で反射させ、その反射光を前記複
    数のミラーで再反射させて前記ハーフミラーを透過させ
    て前記受光部に受光させると共に、前記発光部から発せ
    られた光を、前記ハーフミラーで反射させ、更に少なく
    とも1つのミラーで反射させてから前記中間転写体で反
    射させ、その反射光を前記少なくとも1つのミラーで再
    反射させ、更に前記ハーフミラーで再反射させて前記受
    光部に受光させて、前記第1、第2の位置ずれ検出用ト
    ナー像を検出する、 請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2の位置ずれ検出用トナー
    像は、前記中間転写体の両端側に同一ライン上にそれぞ
    れ形成される、 請求項1、2、3又は4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2の位置ずれ検出用トナー
    像は、前記中間転写体の両端側に同一ライン上からずら
    してそれぞれ形成される、 請求項1、2、3又は4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成手段は、前記中間転写体上
    に濃度検出用トナー像を形成し、該濃度検出用トナー像
    に対して光を発する発光部と、該発光部から発せられた
    光の前記濃度検出用トナー像上で反射した反射光を受光
    して画像濃度を検出する受光部を有する濃度検出手段を
    有し、該濃度検出手段の前記発光部、前記受光部の少な
    くとも一方を、前記位置ずれ検出手段の前記発光部、前
    記受光部と共有する、 請求項1、2、3、4、5又は6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記中間転写体は、無端状の中間転写ベ
    ルトである、 請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記中間転写体は、ドラム状の中間転写
    ドラムである、 請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の画像形成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7265773B2 (en) 2003-04-24 2007-09-04 Ricoh Company Limited Misalignment detection device, optical writing apparatus, and image forming apparatus
JP2012128118A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Canon Inc 画像形成装置
JP2012189633A (ja) * 2011-03-08 2012-10-04 Ricoh Co Ltd ベルト搬送装置及び画像形成装置
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