JP2000256423A - エチレン系共重合体ゴムおよびその組成物 - Google Patents
エチレン系共重合体ゴムおよびその組成物Info
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Abstract
性に優れ、かつ優れた機械的特性、耐疲労特性、耐オゾ
ン性、防振特性等を示す、安価で環境に優しいエチレン
系共重合体ゴム、並びに当該共重合体ゴムと共役ジエン
系ゴムとを含有する組成物を提供する。 【解決手段】 エチレン系共重合体ゴムは、構成単量体
がエチレン、α−オレフィンおよび5−メチル−1,4
−ヘキサジエンを含むか、またはさらにα,ω−ジエン
を含み、(1)エチレン/α−オレフィンモル比=40/
60〜90/10、(2)よう素価=5〜45、(3)ムーニー
粘度=15〜350 、(4)重量平均分子量と数平均分子量
との比= 2.0〜15、および(5)ガラス転移温度=−80
〜−50℃を満たすか、あるいはさらに(6)分岐度指数
B=0.60〜0.95を満たす。組成物は、前記エチレン系共
重合体ゴムと共役ジエン系ゴムと加硫剤および/または
架橋剤とを含有する。
Description
体ゴムおよびその組成物に関わり、さらに詳しくは、共
役ジエン系ゴムとの共加硫性および共架橋性に優れたエ
チレン系共重合体ゴム、並びに該エチレン系共重合体ゴ
ムと共役ジエン系ゴムとを含有し、タイヤサイドウオー
ル、防振ゴム等として有用な加硫用ないし架橋用のエチ
レン系共重合体ゴム組成物に関する。
ン共重合体ゴム(EPDM)は、耐候性、耐熱性、耐寒
性、耐オゾン性等に優れていることから、従来、建築材
料、自動車用部品、電線被覆材料等に広く用いられてお
り、特にエチレン/α−オレフィン/非共役ジエン共重
合体ゴムと天然ゴム等の共役ジエン系ゴムとの組成物
は、タイヤの耐候性を向上させるためのサイドウオール
としての利用が検討されている。しかしながら、非共役
ジエンとして5−エチリデン−2−ノルボルネン、ジシ
クロペンタジエンや1,5−ヘキサジエンを用いた従来
のエチレン/α−オレフィン/非共役ジエン共重合体
は、一般に共役ジエン系ゴムとの共加硫性や共架橋性が
著しく劣るため、組成物の加硫後ないし架橋後の耐オゾ
ン性、耐動的疲労特性、機械的強度等の面で充分とはい
えない。また、他の非共役ジエンとしてメチル置換−
1,4−ヘキサジエンを用いるものに、4−メチル−
1,4−ヘキサジエンを用いた例が数多く提案されてい
るが、このエチレン/α−オレフィン/非共役ジエン共
重合体は、加硫速度が遅く、また共役ジエン系ゴムとの
共加硫性や共架橋性の点でも充分でなかった。さらに近
年、本発明者らは、特開平2−51512号公報におい
て、エチレン/α−オレフィン/非共役ジエン共重合体
ゴムの非共役ジエン成分として、7−メチル−1,6−
オクタジエンに代表される直鎖状非共役ジエンを用いる
ことにより、5−エチリデン−2−ノルボルネンの場合
より加硫速度を速くでき、エチレン/α−オレフィン/
非共役ジエン系共重合体ゴムと共役ジエン系ゴムとの共
加硫性を改良する方法を提案した。また特開平5−26
2827号公報には、メタロセン系触媒を用いたエチレ
ン/α−オレフィン/7−メチル−1,6−オクタジエ
ン共重合体ゴムが低温特性に優れていることが開示さ
れ、特開平6−128427号公報には、メタロセン系
触媒を用いたエチレン/α−オレフィン/7−メチル−
1,6−オクタジエン共重合体ゴムと共役ジエン系ゴム
との組成物は共加硫性が改良されることが開示されてい
る。しかしながら、これらのエチレン/α−オレフィン
/7−メチル−1,6−オクタジエン共重合体ゴムと共
役ジエン系ゴムとの組成物は、共加硫性が良好であり、
機械的強度、耐動的疲労特性等の面で従来のエチレン/
α−オレフィン/非共役ジエン共重合体ゴムより改善さ
れるものの、7−メチル−1,6−オクタジエンの沸点
が高いため、共重合体ゴム中から未反応モノマーを完全
に除去するのが難しく、その結果、共重合体ゴムの製造
工程や加工工程において異臭が発生して、作業者や環境
に対して悪影響を及ぼす可能性がある。また、7−メチ
ル−1,6−オクタジエンは合成コストも高く、工業的
に使用するには問題があり、低コストの非共役ジエンを
用いながら、共重合体ゴムに充分な機械的強度、耐動的
疲労特性等をもたらしうる技術の開発が望まれていた。
おける前記事情を鑑みてなされたもので、その課題は、
共役ジエン系ゴムとの共加硫性および共架橋性に優れ、
かつ優れた機械的特性、耐疲労特性、耐オゾン性等を示
す、安価で環境に優しいエチレン系共重合体ゴムを提供
することにある。また、本発明の他の課題は、前記エチ
レン系共重合体ゴムを共役ジエン系ゴムとブレンドする
ことにより、共役ジエン系ゴム本来の機械的特性および
耐疲労特性を実質的に損なうことなく、加硫特性、耐オ
ゾン性、防振特性等に優れ、タイヤサイドウオール、防
振ゴム等として有用な加硫用ないし架橋用のエチレン系
共重合体ゴム組成物を提供することにある。
単量体がエチレン、炭素数3〜12のα−オレフィンお
よび5−メチル−1,4−ヘキサジエンを含み、下記
(1)〜(5)の要件を満たすエチレン系共重合体ゴム
(以下、「第1発明」という。)、からなる。 記 (1)エチレンと炭素数3〜12のα−オレフィンとの
モル比(エチレン/α−オレフィン)が40/60〜9
0/10の範囲にある。 (2)よう素価が5〜45の範囲にある。 (3)ムーニー粘度(ML1+4 ,100℃)が15〜350
の範囲にある。 (4)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)により求めたポリスチレン換算重量平均分子量(M
w)とポリスチレン換算数平均分子量(Mn)との比
(Mw/Mn)が2.0〜15の範囲にある。 (5)示差走査熱量計(DSC)により求めたガラス転
移温度(Tg)が−80〜−50℃の範囲にある。
ン、炭素数3〜12のα−オレフィンおよび5−メチル
−1,4−ヘキサジエンを含み、下記(1)〜(6)の
要件を満たすエチレン系共重合体ゴム(以下、「第2発
明」という。)、からなる。 記 (1)エチレンと炭素数3〜12のα−オレフィンとの
モル比(エチレン/α−オレフィン)が40/60〜9
0/10の範囲にある。 (2)よう素価が5〜45の範囲にある。 (3)ムーニー粘度(ML1+4 ,100℃)が15〜350
の範囲にある。 (4)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)により求めたポリスチレン換算重量平均分子量(M
w)とポリスチレン換算数平均分子量(Mn)との比
(Mw/Mn)が2.0〜15の範囲にある。 (5)示差走査熱量計(DSC)により求めたガラス転
移温度(Tg)が−80〜−50℃の範囲にある。 (6)分岐度指数Bが0.60〜0.95の範囲にあ
る。
記構造式(I)で表されるα,ω−ジエンを含む第2発
明のエチレン系共重合体ゴム(以下、「第3発明」とい
う。)、
たは第3発明のエチレン系共重合体ゴムと、共役ジエン
系ゴムと、加硫剤および/または架橋剤とを含有するエ
チレン系共重合体ゴム組成物(以下、「第4発明」とい
う。)、からなる。
共重合体ゴム組成物からなり、かつエチレン系共重合体
ゴムと共役ジエン系ゴムとの重量比(エチレン系共重合
体ゴム/共役ジエン系ゴム)が10/90〜50/50
の範囲にあるタイヤサイドウオール用エチレン系共重合
体ゴム組成物、からなる。
共重合体ゴム組成物からなり、かつエチレン系共重合体
ゴムと共役ジエン系ゴムとの重量比(エチレン系共重合
体ゴム/共役ジエン系ゴム)が25/75〜75/25
の範囲にある防振ゴム用エチレン系共重合体ゴム組成
物、からなる。
ン系共重合体ゴムは、構成単量体がエチレン、炭素数3
〜12のα−オレフィン(以下、単に「α−オレフィ
ン」という。)および5−メチル−1,4−ヘキサジエ
ンを含み、第3発明のエチレン系共重合体ゴムは、構成
単量体がエチレン、α−オレフィン、5−メチル−1,
4−ヘキサジエンおよび前記構造式(I)で表される
α,ω−ジエン(以下、「α,ω−ジエン(I)」とい
う。)を含むものである。第1発明、第2発明および第
3発明の非共役ジエン成分として5−メチル−1,4−
ヘキサジエンを含むエチレン系共重合体ゴムは、共重合
反応が効率よく進行するとともに、5−メチル−1,4
−ヘキサジエンが比較的低沸点であり、未反応単量体の
少ない共重合体が容易に得られるという特徴を有し、共
役ジエン系ゴムとの共加硫性および共架橋性に優れると
ともに、共役ジエン系ゴムとブレンドした加硫用ないし
架橋用の組成物として、優れた機械的特性、耐疲労特
性、耐オゾン性、防振特性等を安定して示すことができ
るものである。しかも、5−メチル−1,4−ヘキサジ
エンは安価であり、この点でも工業的に有利である。
レン、1−ブテン、1−ペンテン、3−メチル−1−ブ
テン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−
ヘプテン、5−メチル−1−ヘキセン、1−オクテン、
5−エチル−1−ヘキセン、1−ノネン、1−デセン、
1−ドデセン等が挙げられ、好ましくは、プロピレン、
1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテンが用いられ
る。これらのα−オレフィンは、単独でまたは2種以上
を混合して使用することができる。第1発明、第2発明
および第3発明におけるエチレンとα−オレフィンとの
モル比(エチレン/α−オレフィン)は、40/60〜
90/10、好ましくは55/45〜80/20の範囲
にある。この場合、前記モル比が40/60未満では、
機械的強度が充分に発現されず、一方90/10を超え
ると、ゴム弾性が損なわれる。
体的には、1,5−ヘキサジエン、1,6−ヘプタジエ
ン、1,7−オクタジエン、1,8−ノナジエン、1,
9−デカジエン、1,10−ウンデカジエン、1,11
−ドデカジエン、1,12−トリデカジエン、1,13
−テトラデカジエン等が挙げられ、好ましくは、1,5
−ヘキサジエン、1,7−オクタジエン、1,9−デカ
ジエンが用いられる。これらのα,ω−ジエン(I)
は、単独でまたは2種以上を混合して使用することがで
きる。
るよう素価は、5〜45、好ましくは10〜35の範囲
にある。この場合、ヨウ素価が5未満では、機械的強度
が劣り、一方45を超えると、ゴム弾性が損なわれる。
第1発明、第2発明および第3発明においては、特に好
ましいよう素価が、各エチレン系共重合体ゴムを共役ジ
エンゴムとブレンドした組成物の用途によって異なり、
タイヤサイドウオール用組成物の場合は、10〜30の
範囲にあり、防振ゴム用組成物の場合は、15〜35の
範囲にある。また、第3発明におけるα,ω−ジエン
(I)の含有率は、エチレン系共重合体ゴムを構成する
全単量体に対して、通常、0.001〜3モル%、好ま
しくは0.005〜1モル%、さらに好ましくは0.0
05〜0.1モル%の範囲にある。
るムーニー粘度(ML1+4 ,100℃)(以下、単に「ムー
ニー粘度」という。)は、15〜350、好ましくは2
0〜150の範囲にある。この場合、ムーニー粘度が1
5未満では、機械的強度が充分に発現されず、一方35
0を超えると、加工特性が損なわれる。
るゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
により測定したポリスチレン換算重量平均分子量(M
w)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)は、
2.0〜15、好ましくは3〜10の範囲にある。
明における示差走査熱量計(DSC)により求めたガラ
ス転移温度(Tg)は、−80〜−50℃、好ましくは
−75〜−55℃の範囲にある。
岐度指数Bは、0.60〜0.95、好ましくは0.7
0〜0.92の範囲にある。この分岐度指数Bの値は、
粘度−GPC法(倉田道夫、日本ゴム協会誌,(45)
1972)に準じて、分岐のないモデル共重合体ゴムの
極限粘度〔η0 〕とポリスチレン換算重量平均分子量
(Mw0)により求めた粘度式〔η0 〕=KMw0 (但
し、Kは定数である。)を用い、対象となる共重合体ゴ
ムのGPC測定により求めたMw1 から極限粘度
〔η1 〕を算出し、次に対象となる共重合体ゴムの実測
〔η2 〕を前記粘度式より算出した〔η1 〕で除して求
めた。ここで、〔η1 〕および〔η2 〕はo−ジクロロ
ベンゼン中135℃で求めた値であり、Mw1 はGPC
測定法によりo−ジクロロベンゼン中135℃で求めた
値である。
レン系共重合体ゴムは、気相重合法、溶液重合法、スラ
リー重合法等の適宜の方法により製造することができ
る。これらの重合操作は、バッチ式でも連続式でも実施
することができる。前記溶液重合法あるいはスラリー重
合法においては、反応溶媒として、通常、不活性炭化水
素が使用される。このような不活性炭化水素溶媒として
は、例えば、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、n−オクタン、n−デカン、n−ドデカン等の脂肪
族炭化水素類;シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン
等の脂環族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類等が挙げられる。これらの炭化水
素溶媒は、単独でまたは2種以上を混合して使用するこ
とができる。また、原料モノマーを炭化水素溶媒として
利用することもできる。
レン系共重合体ゴムを製造する際に用いられる重合触媒
としては、例えば、V、Ti、ZrおよびHfから選ば
れる遷移金属の化合物と有機金属化合物とからなるオレ
フィン重合触媒を挙げることができる。前記遷移金属の
化合物および有機金属化合物は、それぞれ単独でまたは
2種以上を混合して使用することができる。このような
オレフィン重合触媒の特に好ましい例としては、メタロ
セン化合物と有機アルミニウム化合物または該メタロセ
ン化合物と反応してイオン性錯体を形成するイオン性化
合物とからなるメタロセン系触媒を挙げることができ
る。以下、エチレン系共重合体ゴムを製造するための重
合触媒についてより具体的に説明するが、場合により下
記以外の重合触媒を使用することもできる。
下記成分(A)と成分(B)とからなる触媒、もしくは
下記成分(C)と成分(D)とからなる触媒が挙げられ
る。成分(A)は、下記一般式〔1〕で表される遷移金
属化合物である。
(C5 Rm ) はシクロペンタジエニル基または置換シク
ロペンタジエニル基であり、各Rは同一でも異なっても
よく、水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数
6〜40のアリール基、炭素数7〜40のアルカリール
基または炭素数7〜40のアラルキル基であるか、ある
いは2つの隣接する炭素原子が結合して4〜8員の炭素
環を作っており、Eは非結合電子対を有する原子であ
り、R’は炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜4
0のアリール基、炭素数7〜40のアルカリール基また
は炭素数7〜40のアラルキル基であり、R''は炭素数
1〜20のアルキレン基もしくはその置換誘導体、炭素
数2〜20のジアルキルけい素または炭素数2〜20の
ジアルキルゲルマニウムであって、2つの配位子を結合
する基であり、sは1または0であり、sが1のとき、
mは4、nはEの原子価より2少ない数であり、sが0
のとき、mは5、nはEの原子価より1少ない数であ
り、n≧2のとき各R’は同一でも異なっていてもよ
く、また各R’は結合して環を作っていてもよく、Qは
水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル
基、炭素数6〜40のアリール基、炭素数7〜40のア
ルカリール基または炭素数7〜40のアラルキル基であ
り、pおよびqは0〜4の整数であり、かつ0<p+q
≦4の関係を満たす。〕
ロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(シ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ビス(シ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジフェニル、ジメチ
ルシリルビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジ
クロリド、ジメチルシリルビス(シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジメチル、メチレンビス(シクロペン
タジエニル)ジルコニウムジクロリド、エチレンビス
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビ
ス(インデニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(イン
デニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリルビス
(インデニル)ジルコニウムジクロリド、メチレンビス
(インデニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(4,
5,6,7−テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジ
クロリド、ビス(4,5,6,7−テトラヒドロインデ
ニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリルビス
(4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)ジルコニ
ウムジクロリド、ジメチルシリルビス(4,5,6,7
−テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジメチル、エ
チレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロインデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ビス(メチルシクロペン
タジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(メチルシ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ジメチル
シリルビス(メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウ
ムジクロリド、メチレンビス(メチルシクロペンタジエ
ニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(t−ブチルシク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチル
シリルビス(t−ブチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジクロリド、ビス(1,3−ジメチルシクロペン
タジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリル
ビス(2,4−ジメチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジクロリド、ビス(1,2,4−トリメチルシク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチル
シリルビス(2,3,5−トリメチルシクロペンタジエ
ニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(フルオレニル)
ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリルビス(フルオ
レニル)ジルコニウムジクロリド、(フルオレニル)
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジ
メチルシリル(フルオレニル)(シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリレン(フル
オレニル)(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジク
ロリド、(t−ブチルアミド)(1,2,3,4,5−
ペンタメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジク
ロリド、ジメチルシリル(t−ブチルアミド)(2,
3,4,5−テトラメチルシクロペンタジエニル)ジル
コニウムジクロリド、メチレン(t−ブチルアミド)
(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド、(フェノキシ)(1,
2,3,4,5−ペンタメチルシクロペンタジエニル)
ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリル(o−フェノ
キシ)(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタジ
エニル)ジルコニウムジクロリド、メチレン(o−フェ
ノキシ)(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタ
ジエニル)ジルコニウムジクロリド、エチレン(o−フ
ェノキシ)(2,3,4,5−テトラメチルシクロペン
タジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(ジメチル
アミド)ジルコニウムジクロリド、ビス(ジエチルアミ
ド)ジルコニウムジクロリド、ビス(ジ−t−ブチルア
ミド)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリルビス
(メチルアミド)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシ
リルビス(t−ブチルアミド)ジルコニウムジクロリド
等や、これらの化合物中のジルコニウムを、チタニウム
あるいはハフニウムに置換した化合物等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。前記遷移金属化
合物は、単独でまたは2種以上を組み合わせて使用する
ことができる。
表されるユニットを有するアルミノキサン化合物であ
り、その化学構造は未だ必ずしも明確ではないが、線
状、環状またはクラスター状の化合物、あるいはこれら
の化合物の混合物であると推定されている。
基、炭素数6〜40のアリール基、炭素数7〜40のア
ルカリール基または炭素数7〜40のアラルキル基であ
る。〕一般式〔2〕中のRとしては、メチル基、エチル
基、i−ブチル基が好ましく、特に好ましくはメチル基
である。前記アルミノキサン化合物は、前記R基を少な
くとも1個有する有機アルミニウム化合物と水との反応
を経る公知の方法によって製造することができる。前記
(A)成分と(B)成分との使用割合は、遷移金属とア
ルミニウム原子とのモル比(遷移金属/アルミニウム原
子)で、通常、1/1〜1/100,000、好ましく
は1/5〜1/50,000の範囲にある。
表される遷移金属アルキル化合物である。
(C5 Rm ) はシクロペンタジエニル基または置換シク
ロペンタジエニル基であり、各Rは同一でも異なっても
よく、水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数
6〜40のアリール基、炭素数7〜40のアルカリール
基または炭素数7〜40のアラルキル基であるか、ある
いは2つの隣接する炭素原子が結合して4〜8員の炭素
環を作っており、Eは非結合電子対を有する原子であ
り、R' は炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜4
0のアリール基、炭素数7〜40のアルカリール基また
は炭素数7〜40のアラルキル基であり、R''は炭素数
1〜20のアルキレン基もしくはその置換誘導体、炭素
数2〜20のジアルキルけい素または炭素数2〜20の
ジアルキルゲルマニウムであって、2つの配位子を結合
する基であり、sは1または0であり、sが1のとき、
mは4、nはEの原子価より2少ない数であり、sが0
のとき、mは5、nはEの原子価より1少ない数であ
り、n≧2のとき各R' は同一でも異なっていてもよ
く、また各R' は結合して環を作っていてもよく、
R''' は炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜40
のアリール基、炭素数7〜40のアルカリール基または
炭素数7〜40のアラルキル基であり、pおよびqは0
〜3の整数であり、かつ0<p+q≦4の関係を満た
す。〕
ロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ビス(シク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジエチル、ビス(シク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジ−i−ブチル、ビス
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジフェニル、ビ
ス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジ{ビス(ト
リメチルシリル)メチル}、ジメチルシリルビス(シク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシ
リルビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジ−i
−ブチル、メチレンビス(シクロペンタジエニル)ジル
コニウムジメチル、エチレンビス(シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジメチル、ビス(インデニル)ジルコ
ニウムジメチル、ビス(インデニル)ジルコニウムジ−
i−ブチル、ジメチルシリルビス(インデニル)ジルコ
ニウムジメチル、メチレンビス(インデニル)ジルコニ
ウムジメチル、エチレンビス(インデニル)ジルコニウ
ムジメチル、ビス(4,5,6,7−テトラヒドロイン
デニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリルビス
(4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)ジルコニ
ウムジメチル、エチレンビス(4,5,6,7−テトラ
ヒドロインデニル)ジルコニウムジメチル、ビス(メチ
ルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ジメ
チルシリルビス(メチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジメチル、ビス(t−ブチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリルビス(t−
ブチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、
ビス(1,3−ジメチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジメチル、ビス(1,3−ジメチルシクロペンタ
ジエニル)ジルコニウムジ−i−ブチル、ジメチルシリ
ルビス(2,4−ジメチルシクロペンタジエニル)ジル
コニウムジメチル、メチレンビス(2,4−ジメチルシ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、エチレン
ビス(2,4−ジメチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジメチル、ビス(1,2,4−トリメチルシクロ
ペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリ
ルビス(2,3,5−トリメチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジメチル、ビス(フルオレニル)ジル
コニウムジメチル、ジメチルシリルビス(フルオレニ
ル)ジルコニウムジメチル、(フルオレニル)(シクロ
ペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリ
ル(フルオレニル)(シクロペンタジエニル)ジルコニ
ウムジメチル、イソプロピリレン(フルオレニル)(シ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、ジフェニ
ルメチレン(フルオレニル)(シクロペンタジエニル)
ジルコニウムジメチル、ジフェニルメチレン(フルオレ
ニル)(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジ−i−
ブチル、(t−ブチルアミド)(1,2,3,4,5−
ペンタメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジメ
チル、ジメチルシリル(t−ブチルアミド)(2,3,
4,5−テトラメチルシクロペンタジエニル)ジルコニ
ウムジメチル、メチレン(t−ブチルアミド)(2,
3,4,5−テトラメチルシクロペンタジエニル)ジル
コニウムジメチル、(フェノキシ)(1,2,3,4,
5−ペンタメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウム
ジメチル、ジメチルシリル(o−フェノキシ)(2,
3,4,5−テトラメチルシクロペンタジエニル)ジル
コニウムジメチル、メチレン(o−フェノキシ)(2,
3,4,5−テトラメチルシクロペンタジエニル)ジル
コニウムジメチル、ビス(ジメチルアミド)ジルコニウ
ムジメチル、ビス(ジエチルアミド)ジルコニウムジメ
チル、ビス(ジ−t−ブチルアミド)ジルコニウムジメ
チル、ジメチルシリルビス(メチルアミド)ジルコニウ
ムジメチル、ジメチルシリルビス(t−ブチルアミド)
ジルコニウムジメチル等や、これらの化合物中のジルコ
ニウムを、チタニウムあるいはハフニウムに置換した化
合物が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。前記遷移金属アルキル化合物は、単独でまたは2種
以上を組み合わせて使用することができる。前記遷移金
属アルキル化合物は、予め合成して使用してもよいし、
また前記一般式〔3〕におけるR''' をハロゲン原子に
置換した遷移金属ハライドと、トリメチルアルミニウ
ム、トリエチルアルミニウム、ジエチルアルミニウムモ
ノクロリド、トリ−i−ブチルアルミニウム、メチルリ
チウム、n−ブチルリチウム等の有機金属化合物とを,
反応系内で接触させることにより形成させてもよい。
表されるイオン性化合物である。
はルイス酸であり、M’は周期律表第13〜15族元素
であり、A1 〜An はそれぞれ水素原子、ハロゲン原
子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数2〜30のジ
アルキルアミノ基、炭素数1〜20のアルコキシル基、
炭素数6〜40のアリール基、炭素数6〜40のアリー
ルオキシ基、炭素数7〜40のアルカリール基、炭素数
7〜40のアラルキル基、炭素数1〜40のハロゲン置
換炭化水素基、炭素数2〜20のアシルオキシ基または
有機メタロイド基であり、kはLのイオン価で1〜3の
整数であり、pは1以上の整数であり、qは(k×p)
である。〕
ニルほう酸トリメチルアンモニウム、テトラフェニルほ
う酸トリエチルアンモニウム、テトラフェニルほう酸ト
リ−n−ブチルアンモニウム、テトラフェニルほう酸メ
チル(ジ−n−ブチル)アンモニウム、テトラフェニル
ほう酸ジメチルアニリニウム、テトラフェニルほう酸メ
チルピリジニウム、テトラフェニルほう酸メチル(2−
シアノピリジニウム)、テトラフェニルほう酸メチル
(4−シアノピリジニウム)、テトラキス(ペンタフル
オロフェニル)ほう酸トリメチルアンモニウム、テトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ほう酸トリエチルアン
モニウム、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ほう
酸トリ−n−ブチルアンモニウム、テトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ほう酸メチル(ジ−n−ブチル)ア
ンモニウム、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ほ
う酸ジメチルアニリニウム、テトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ほう酸メチルピリジニウム、テトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ほう酸メチル(2−シアノ
ピリジニウム)、テトラキス(ペンタフルオロフェニル
フェニル)ほう酸メチル(4−シアノピリジニウム)、
テトラキス{3,5−ジ(トリフルオロメチル)フェニ
ル}ほう酸ジメチルアニリニウム、テトラフェニルほう
酸フェロセニウム、テトラフェニルほう酸銀、テトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ほう酸フェロセニウム等
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。前
記イオン性化合物は、単独でまたは2種以上を組み合わ
せて使用することができる。前記(C)成分と(D)成
分の使用割合は、モル比((C)/(D))で、通常、
1/0.5〜1/20、好ましくは1/0.8〜1/1
0の範囲にある。第1発明、第2発明および第3発明の
エチレン系共重合体ゴムを製造する際に使用される前記
メタロセン系触媒は、それらの成分の少なくとも一部を
適当な担体に担持して用いることもできる。担体の種類
については特に制限はなく、無機酸化物担体、それ以外
の無機担体、および有機担体の何れも用いることができ
る。また、担持方法についても特に制限はなく、公知の
方法を適宜利用してよい。
における共役ジエン系ゴムとしては、例えば、天然ゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジエンゴム、
アクリロニトリル−ブタジエンゴム、ポリイソプレンゴ
ム等や、それらの水素化ポリマーが挙げられ、好ましく
は天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジエ
ンゴム、ポリイソプレンゴムが用いられる。前記水素化
ポリマーにおける水素化率は、通常、20〜99%、好
ましくは50〜95%の範囲にある。これらの共役ジエ
ン系ゴムは、単独でまたは2種以上を混合して使用する
ことができる。共役ジエン系ゴムのムーニー粘度は、好
ましくは10〜100、さらに好ましくは20〜80の
範囲にある。この場合、共役ジエン系ゴムのムーニー粘
度が10未満では、機械的強度が低下する傾向があり、
一方100を超えると、加工特性が低下する傾向があ
る。第4発明におけるエチレン系共重合体ゴムと共役ジ
エン系ゴムとの重量比(エチレン系共重合体ゴム/共役
ジエン系ゴム)(以下、単に「ゴム重量比」という。)
は、通常、5/95〜95/5、好ましくは10/90
〜90/10の範囲にある。この場合、ゴム重量比が5
/95未満では、耐オゾン性が低下する傾向があり、一
方95/5を超えると、機械的強度が低下する傾向があ
る。
ン系共重合体ゴム組成物の用途に応じて調節することが
好ましい。即ち、エチレン系共重合体ゴム組成物をタイ
ヤサイドウオール用途に使用する場合は、ゴム重量比
は、10/90〜50/50、好ましくは15/85〜
40/60、さらに好ましくは20/80〜40/60
の範囲にある。この場合、ゴム重量比が10/90未満
では、タイヤサイドウオールとしての耐オゾン性が不充
分となるおそれがあり、一方50/50を超えると、タ
イヤサイドウオールとしての機械的強度が不充分となる
おそれがある。
振ゴム用途に使用する場合は、ゴム重量比は、25/7
5〜75/25、好ましくは40/60〜60/40の
範囲にある。この場合、ゴム重量比が25/75未満で
は、防振ゴムとしての耐熱性が不充分となるおそれがあ
り、一方75/25を超えると、防振ゴムとしての機械
的強度が不充分となるおそれがある。
明における加硫剤および架橋剤のうち、加硫剤として
は、例えば、粉末硫黄、沈降硫黄、コロイド硫黄、不溶
性硫黄等の硫黄;塩化イオウ、セレン、テルル等の無機
系加硫剤;モルホリンジスルフィド、アルキルフェノー
ルジスルフィド類、チウラムジスルフィド類、ジチオカ
ルバミン酸塩類等の含硫黄有機化合物等が挙げられる。
これらの加硫剤は、単独でまたは2種以上を混合して使
用することができる。第4発明、第5発明および第6発
明における加硫剤の配合量は、エチレン系共重合体ゴム
と共役ジエンゴムとの合計100重量部に対して、通
常、0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜5重量部
ある。第4発明、第5発明および第6発明においては、
前記加硫剤と共に、加硫促進剤を併用することもでき
る。このような加硫促進剤としては、例えば、ヘキサメ
チレンテトラミン等のアルデヒドアンモニア類;ジフェ
ニルグアニジン、ジ(o−トリル)グアニジン、o−ト
リルピグアニド等のグアニジン類;チオカルバニリド、
ジ(o−トリル)チオウレア、N,N’−ジエチルチオ
ウレア、テトラメチルチオウレア、トリメチルチオウレ
ア、ジラウリルチオウレア等のチオウレア類;メルカプ
トベンゾチアゾ−ル、ジベンゾチアゾールジスルフィ
ド、2−(4−モルフォリノチオ)ベンゾチアゾール、
2−(2,4−ジニトロフェニル)メルカプトベンゾチ
アゾ−ル、(N,N’−ジエチルチオカルバモイルチ
オ)ベンゾチアゾール等のチアゾール類;N−t−ブチ
ル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド、N,N’−
ジシクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミ
ド、N,N’−ジ(i−プロピル)−2−ベンゾチアジ
ルスルフェンアミド、N−シクロヘキシル−2−ベンゾ
チアジルスルフェンアミド等のスルフェンアミド類;テ
トラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラ
ムジスルフィド、テトラ−n−ブチルチウラムジスルフ
ィド、テトラメチルチウラムモノスルフィド、ジペンタ
メチレンチウラムテトラスルフィド等のチウラム類;ジ
メチルチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルチオカルバミン
酸亜鉛、ジ−n−ブチルチオカルバミン酸亜鉛、(エチ
ル)(フェニル)ジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジ
チオカルバミン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバミ
ン酸銅、ジメチルチオカルバミン酸テルル、ジメチルチ
オカルバミン酸鉄等のカルバミン酸塩類;ブチルチオキ
サントゲン酸亜鉛等のキサントゲン酸塩類等が挙げられ
る。これらの加硫促進剤は、単独でまたは2種以上を混
合して使用することができる。第4発明、第5発明およ
び第6発明における加硫促進剤の配合量は、エチレン系
共重合体ゴムと共役ジエンゴムとの合計100重量部に
対して、通常、0.1〜20重量部、好ましくは0.2
〜10重量部である。
においては、前記加硫剤および加硫促進剤に加え、必要
に応じて加硫促進助剤を添加することもできる。このよ
うな加硫促進助剤としては、例えば、酸化マグネシウ
ム、亜鉛華、リサージ、鉛丹、鉛白等の金属酸化物;ス
テアリン酸、オレイン酸、ステアリン酸亜鉛等の有機酸
(塩)類等が挙げられ、これらのうち、特に亜鉛華、ス
テアリン酸が好ましい。前記加硫促進助剤は、単独でま
たは2種以上を混合して使用することができる。第4発
明、第5発明および第6発明における加硫促進助剤の配
合量は、エチレン系共重合体ゴムと共役ジエンゴムとの
合計100重量部に対して、通常、0.5〜20重量部
である。
ジ−t−ブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサン、ジ−t−ブチルペルオキシド、ジクミル
ペルオキシド、t−ブチルクミルペルオキシド、2,5
−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキ
サン、1,3−ビス(t−ブチルペルオキシイソプロピ
ル)ベンゼン等の有機過酸化物類等が挙げられる。これ
らの架橋剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用す
ることができる。第4発明、第5発明および第6発明に
おける架橋剤の配合量は、エチレン系共重合体ゴムと共
役ジエンゴムとの合計100重量部に対して、通常、
0.1〜15重量部、好ましくは0.5〜10重量部で
ある。第4発明、第5発明および第6発明においては、
前記架橋剤と共に、架橋助剤を併用することもできる。
このような架橋助剤としては、例えば、硫黄、ジペンタ
メチレンチウラムテトラスルフィド等の硫黄あるいは硫
黄化合物;エチレンジ(メタ)アクリレート、ポリエチ
レンジ(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、ジア
リルフタレート、トリアリルシアヌレート、メタフェニ
レンビスマレイミド、トルイレンビスマレイミド等の多
官能性モノマー類;p−キノンオキシム、p,p’−ベ
ンゾイルキノンオキシム等のオキシム化合物等が挙げら
れる。これらの架橋助剤は、単独でまたは2種以上を混
合して使用することができる。第4発明、第5発明およ
び第6発明における架橋助剤の配合量は、エチレン系共
重合体ゴムと共役ジエン系ゴムとの合計100重量部に
対して、通常、0.5〜20重量部である。
明のエチレン系共重合体ゴム組成物には、充填剤あるい
は軟化剤を配合することができる。前記充填剤として
は、例えば、SRF、FEF、HAF、ISAF、SA
F、FT、MT等のカーボンブラックや、ホワイトカー
ボン、微粒子けい酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、クレー、タルク等の無機充填剤等が挙
げられる。これらの充填剤は、単独でまたは2種以上を
混合して使用することができる。第4発明、第5発明お
よび第6発明における充填剤の配合量は、エチレン系共
重合体ゴムと共役ジエン系ゴムとの合計100重量部に
対して、通常、10〜200重量部、好ましくは10〜
100重量部である。
に通常用いられるアロマティック油、ナフテニック油、
パラフィン油等のプロセスオイルや、やし油等の植物
油、アルキルベンゼンオイル等の合成油等が挙げられ、
これらのうち、プロセスオイルが好ましく、特にパラフ
ィン油が好ましい。前記軟化剤は、単独でまたは2種以
上を混合して使用することができる。第4発明、第5発
明および第6発明における軟化剤の配合量は、エチレン
系共重合体ゴムと共役ジエン系ゴムとの合計100重量
部に対して、通常、10〜130重量部、好ましくは2
0〜100重量部である。また、第4発明、第5発明お
よび第6発明のエチレン系共重合体ゴム組成物は、他の
エチレン/α−オレフィン/非共役ジエン共重合体、エ
チレン/α−オレフィン共重合体、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等の他のゴムあるいは樹脂を1種以上混合し
て使用することもできる。
レン系共重合体ゴム組成物を調製する際には、従来から
公知の混練機、押出機、加硫装置等を用いることができ
る。エチレン系共重合体ゴムおよび共役ジエン系ゴムと
共に混合される加硫剤および/または架橋剤、充填剤、
軟化剤等の配合方法、配合順序としては、例えば、バン
バリーミキサー等を用いて、エチレン系共重合体ゴム、
共役ジエン系ゴム、充填剤、軟化剤等を混合したのち、
ロール等を用いて加硫剤および/または架橋剤等を加え
る方法が挙げられるが、これに限定されるものではな
い。次に、通常の加硫ゴムの製造に供される手法で、例
えば、エチレン系共重合体ゴム組成物を金型内に入れて
温度を高めることにより加硫ないし架橋を行うか、ある
いは押出成形機を用いて任意の形状に成形したのち加硫
槽内で加熱して加硫ないし架橋を行うことにより、加硫
ゴムないし架橋ゴムを製造することができる。第4発明
のエチレン系共重合体ゴム組成物は、特にタイヤサイド
ウオールおよび防振ゴムとして極めて好適に使用するこ
とができるほか、他の自動車部品、電線被覆材料、電気
絶縁部品、土木建築資材、チューブ、ベルト、ゴムロー
ル、スポンジ製品等としても有用である。
をさらに具体的に説明する。但し、本発明は、これらの
実施例に何ら制約されるものではない。各実施例および
比較例中の測定・評価は、以下の方法により実施した。 (イ)α−オレフィン含量(モル%)13 C−NMR法により測定した。但し、各実施例および
比較例におけるエチレン含量およびα−オレフィン含量
は、これらの合計量を100モル%としたときの値を示
す。 (ロ)よう素価 赤外線吸収スペクトル法により測定した。 (ハ)ムーニー粘度 JIS K6300に準拠し、測定温度100℃、予熱
1分、測定4分の条件で測定した。 (ニ)Mw/Mn o−ジクロロベンゼン中135℃の条件で、GPCによ
り測定した。 (ホ)ガラス転移温度(Tg) ティ・エイ・インスツルメント社製910型示差走査熱
量計を用い、サンプルを180℃まで昇温し、次いで1
0℃/分の速度で−90℃まで冷却したのち、20℃/
分の速度で昇温しながら測定した。 (ヘ)分岐度指数B o−ジクロロベンゼン中、試料濃度0.15重量%、1
35℃の条件で、ウォータース社製150CV型GPC
により測定した。 (ト)加硫試験 ジェイエスアール(JSR)(株)製キュラストメータ
ーV型を用い、160℃×30 分間における加硫曲線
から、トルク最大値MHを求めた。 (チ)機械的特性試験 JIS K6301に準拠し、3号型試験片を用いて、
温度25℃、引張速度500mm/分の条件で、引張強
さTBおよび引切断時伸びEBを測定した。 (リ)硬さ試験 JIS K6301に準拠し、スプリング硬さ(JIS
−A硬度)を測定した。 (ヌ)伸長疲労特性試験(亀裂成長) JIS K6301記載の2号型ダンベル試験片を作製
し、この試験片の縦方向の中心に予め亀裂を入れたサン
プル10本について、伸長率50%、温度30℃、回転
数300cpmの条件で伸長疲労させて、試験片が破断
するまでのサイクル数の平均値(破断回数)を求めた。 (ル)耐オゾン性試験 (静的試験)JIS K6301に準拠し、オゾン濃度
50pphm、温度40℃、伸長率30%の条件で、亀
裂発生時間を測定して、静的耐オゾン性の指標とした。
試験期間は14日とした。 (動的試験)JIS K6301に準拠し、オゾン濃度
50pphm、温度40℃、回転数60cpm、伸長率
30%の条件で、亀裂発生時間を測定して、動的耐オゾ
ン性の指標とした。試験期間は14日とした。 (ヲ)防振特性試験 (tanδ)(株)岩本製作所製粘弾性スペクトロメー
ターを用いて、静的歪み3%、動的歪み1%、周波数1
5Hzの条件で、25℃におけるtanδを測定した。 (静動比)(株)岩本製作所製粘弾性スペクトロメータ
ーを用い、静的歪み3%、動的歪み1%、周波数75H
zの条件で、25℃におけるE’を測定して、これをE
dとし、またJIS K6301に準拠し、25%低伸
長応力を測定して、これをEsとし、静動比=Ed/E
sを求めた。
造) 充分に窒素置換した内容量3リットルのステンレス製オ
ートクレーブに、精製トルエン1.45リットル、1−
オクテン450ミリリットル、5−メチル−1,4−ヘ
キサジエン50ミリリットル、1,9−デカジエン1.
7ミリリットル(8.9ミリモル)を加えて、30℃に
昇温したのち、エチレンを14ノルマルリットル/分の
速度で連続的に供給しつつ、容器内圧を5kg/cm2 に
調整した。これとは別に、充分に窒素置換し、磁気攪拌
子を入れた内容量50ミリリットルのガラス製フラスコ
に、精製トルエン3.0ミリリットル中に溶解したジフ
ェニルメチレン(フルオレニル)(シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド1.5マイクロモル、精製
トルエン6.0ミリリットル中に溶解したトリ−i−ブ
チルアルミニウム0.75ミリモルを入れ、室温で30
分攪拌して反応させた。次いで、精製トルエン7.2ミ
リリットル中に溶解したテトラキス(ペンタフルオロフ
ェニル)ほう酸ジメチルアニリニウム2.0マイクロモ
ルを加え、室温で20分攪拌して反応させて、重合触媒
とした。この重合触媒を、前記オートクレーブに添加し
て、重合を開始させた。反応中は温度を30℃に保ち、
連続的にエチレンを供給しつつ、容器内圧を5kg/c
m2 に保持して、15分間重合を行った。次いで、少量
のメタノールを添加して、反応を停止させたのち、スチ
ームストリッピングにより脱溶し、100℃の6インチ
ロールで乾燥して、118gのポリマーを得た。このポ
リマーは、エチレン含量が75モル%、1−オクテン含
量が25モル%、よう素価が15、ムーニー粘度が5
1、Mw/Mnが3.1、Tgが−68.1℃、分岐度
指数Bが0.845のエチレン/1−オクテン/5−メ
チル−1,4−ヘキサジエン/1,9−デカジエン共重
合体ゴムであった。このエチレン系共重合体ゴムを、共
重合体ゴム(R1)とする。以上の結果を、表−1に示
す。
造) 充分に窒素置換した内容量3リットルのステンレス製オ
ートクレーブに、精製トルエン1.9リットル、5−メ
チル−1,4−ヘキサジエン50ミリリットル、1,9
−デカジエン0.8ミリリットル(4.4ミリモル)を
加えて、30℃に昇温したのち、エチレンを7.5ノル
マルリットル/分、プロピレンを2.5ノルマルリット
ル/分の速度で連続的に供給しつつ、容器内圧を5kg/
cm2 に調整した。これとは別に、充分に窒素置換し、
磁気攪拌子を入れた内容量50ミリリットルのガラス製
フラスコに、精製トルエン3.0ミリリットル中に溶解
したジフェニルメチレン(フルオレニル)(シクロペン
タジエニル)ジルコニウムジクロリド1.5マイクロモ
ル、精製トルエン6.0ミリリットル中に溶解したトリ
−i−ブチルアルミニウム0.75ミリモルを入れ、室
温で30分攪拌して反応させた。次いで、精製トルエン
7.2ミリリットル中に溶解したテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ほう酸ジメチルアニリニウム2.0マ
イクロモルを加え、室温で20分攪拌して反応させて、
重合触媒とした。この重合触媒を、前記オートクレーブ
に添加して、重合を開始させた。反応中は温度を30℃
に保ち、連続的にエチレンおよびプロピレンを供給しつ
つ、容器内圧を5kg/cm2 に保持して、15分間重
合を行った。次いで、少量のメタノールを添加して、反
応を停止させたのち、スチームストリッピングにより脱
溶し、100℃の6インチロールで乾燥して、110g
のポリマーを得た。このポリマーは、エチレン含量が6
5モル%、プロピレン含量が35モル%、よう素価が1
6、ムーニー粘度が66、Mw/Mnが5.7、Tgが
−64.3℃、分岐度指数Bが0.850のエチレン/
プロピレン/5−メチル−1,4−ヘキサジエン/1,
9−デカジエン共重合体ゴムであった。このエチレン系
共重合体ゴムを、共重合体ゴム(R2)とする。以上の
結果を、表−1に示す。
造) 各単量体の使用量を変えた以外は実施例1と同様にし
て、表−1に示す共重合体ゴム(R3)を製造した。
とを、表−2に示す成分から加硫剤成分を除いた各成分
と共に、ラボプラストミル(内容量250ミリリット
ル)を用い、回転数60rpm、60℃で150秒間混
練して、コンパウンド(i)を得た。次いで、コンパウ
ンド(i)に表−2に示す残りの加硫剤成分を加え、5
0℃に保持した10インチロールで5分間混練して、コ
ンパウンド(ii)を得た。次いで、コンパウンド(ii)
を、160℃に加熱した熱プレスにより、プレス圧15
0kgf/cm2 の圧力下で30分間加熱して、120
×120×2mmの加硫シートを作製し、各種特性を評
価した。その結果、共重合体ゴム(R1)を用いた組成
物は、加硫特性、機械的特性、伸長疲労特性および耐オ
ゾン性のバランスに優れていた。評価結果を、表−3に
示す。
たは共重合体ゴム(R3)を用いた以外は、実施例4と
同様にして、コンパウンド(i)およびコンパウンド
(ii)の調製、各種特性の評価を行った。その結果、共
重合体ゴム(R2)または共重合体ゴム(R3)を用い
た組成物は、加硫特性、機械的特性、伸長疲労特性およ
び耐オゾン性のバランスに優れていた。評価結果を、表
−3に示す。
製造) 非共役ジエンの種類と各単量体の使用量を変えた以外
は、実施例1または実施例2と同様にして、表−1に示
す共重合体ゴム(r1)、共重合体ゴム(r2)または
共重合体ゴム(r3)を製造した。
共重合体ゴム(r2)または共重合体ゴム(r3)を用
いた以外は、実施例4と同様にして、コンパウンド
(i)およびコンパウンド(ii)の調製、各種特性の評
価を行った。その結果、これらの共重合体ゴムを用いた
組成物は、伸長疲労特性および耐オゾン性が劣り、また
機械的特性も不十分であった。評価結果を表−3に示
す。
合体ゴム(R1)を用いた以外は、実施例4と同様にし
て、コンパウンド(i)およびコンパウンド(ii)の調
製、各種特性の評価を行った。その結果、これらの組成
物は、機械的特性、伸長疲労特性および耐オゾン性が劣
っていた。評価結果を表−3に示す。
と同様にして、コンパウンド(i)およびコンパウンド
(ii)の調製、各種特性の評価を行った。その結果、こ
の組成物は、特に耐オゾン性が劣っていた。評価結果を
表−3に示す。
合体ゴム(R3)を用いた以外は、実施例4と同様にし
て、コンパウンド(i)およびコンパウンド(ii)の調
製、各種特性の評価を行った。その結果、これらの共重
合体ゴム(R3)を用いた組成物は、機械的特性、伸長
疲労特性および防振特性(静動比)のバランスに優れて
いた。評価結果を表−4に示す。
たは共重合体ゴム(r3)を用いた以外は、実施例8と
同様にして、コンパウンド(i)およびコンパウンド
(ii)の調製、各種特性の評価を行った。その結果、こ
れらの共重合体ゴムを用いた組成物は、機械的特性、伸
長疲労特性および防振特性(静動比)が劣っていた。評
価結果を表−4に示す。
チレン系共重合体ゴムは、安価で環境に優しく、共役ジ
エン系ゴムとの共加硫性および共架橋性に優れており、
共役ジエン系ゴムとブレンドした加硫用ないし架橋用の
組成物として、優れた機械的特性、耐疲労特性、耐オゾ
ン性、防振特性等を示すものである。また、第4発明の
エチレン系共重合体ゴム組成物は、加硫特性、機械的特
性、耐疲労特性、耐オゾン性、防振特性等のバランスに
優れており、特にタイヤサイドウオールおよび防振ゴム
として極めて好適に使用することができるほか、他の幅
広い用途にも有用である。
Claims (6)
- 【請求項1】 構成単量体がエチレン、炭素数3〜12
のα−オレフィンおよび5−メチル−1,4−ヘキサジ
エンを含み、下記(1)〜(5)の要件を満たすエチレ
ン系共重合体ゴム。 記 (1)エチレンと炭素数3〜12のα−オレフィンとの
モル比(エチレン/α−オレフィン)が40/60〜9
0/10の範囲にある。 (2)よう素価が5〜45の範囲にある。 (3)ムーニー粘度(ML1+4 ,100℃)が15〜350
の範囲にある。 (4)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)により求めたポリスチレン換算重量平均分子量(M
w)とポリスチレン換算数平均分子量(Mn)との比
(Mw/Mn)が2.0〜15の範囲にある。 (5)示差走査熱量計(DSC)により求めたガラス転
移温度(Tg)が−80〜−50℃の範囲にある。 - 【請求項2】 構成単量体がエチレン、炭素数3〜12
のα−オレフィンおよび5−メチル−1,4−ヘキサジ
エンを含み、下記(1)〜(6)の要件を満たすエチレ
ン系共重合体ゴム。 記 (1)エチレンと炭素数3〜12のα−オレフィンとの
モル比(エチレン/α−オレフィン)が40/60〜9
0/10の範囲にある。 (2)よう素価が5〜45の範囲にある。 (3)ムーニー粘度(ML1+4 ,100℃)が15〜350
の範囲にある。 (4)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)により求めたポリスチレン換算重量平均分子量(M
w)とポリスチレン換算数平均分子量(Mn)との比
(Mw/Mn)が2.0〜15の範囲にある。 (5)示差走査熱量計(DSC)により求めたガラス転
移温度(Tg)が−80〜−50℃の範囲にある。 (6)分岐度指数Bが0.60〜0.95の範囲にあ
る。 - 【請求項3】 構成単量体がさらに下記構造式(I)で
表されるα,ω−ジエンを含む請求項2記載のエチレン
系共重合体ゴム。 【化1】 (式中、mは1〜10の整数である。) - 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
のエチレン系共重合体ゴムと、共役ジエン系ゴムと、加
硫剤および/または架橋剤とを含有するエチレン系共重
合体ゴム組成物。 - 【請求項5】 請求項4記載のエチレン系共重合体ゴム
組成物からなり、かつエチレン系共重合体ゴムと共役ジ
エン系ゴムとの重量比(エチレン系共重合体ゴム/共役
ジエン系ゴム)が10/90〜50/50の範囲にある
タイヤサイドウオール用エチレン系共重合体ゴム組成
物。 - 【請求項6】 請求項4記載のエチレン系共重合体ゴム
組成物からなり、かつエチレン系共重合体ゴムと共役ジ
エン系ゴムとの重量比(エチレン系共重合体ゴム/共役
ジエン系ゴム)が25/75〜75/25の範囲にある
防振ゴム用エチレン系共重合体ゴム組成物。
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