JP2000254398A - 浴室空調装置 - Google Patents

浴室空調装置

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JP2000254398A
JP2000254398A JP11062991A JP6299199A JP2000254398A JP 2000254398 A JP2000254398 A JP 2000254398A JP 11062991 A JP11062991 A JP 11062991A JP 6299199 A JP6299199 A JP 6299199A JP 2000254398 A JP2000254398 A JP 2000254398A
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JP
Japan
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bathroom
moisture
air
laundry
louver mechanism
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Pending
Application number
JP11062991A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Aigami
和佳 相上
Taeko Izawa
妙子 伊澤
Sadayo Chigira
貞代 千吉良
Kanako Shimizu
香奈子 清水
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】洗濯物の乾燥むらを防止し、また、洗濯物の全
体乾燥に要する時間も短くできる浴室空調装置を提供す
る。 【解決手段】洗濯物乾燥運転において、初期運転モード
では浴室全体に温風を循環する。これにより、浴室全体
に吊された洗濯物をほぼ均一に乾燥する。ここで、洗濯
物が例えば薄手の洗濯物の場合は、この初期運転モード
で乾燥するが、厚手の洗濯物の場合は未だ洗濯物に水分
を含んでいる。選択運転モードではこの水分を含んでい
る洗濯物に向かって温風が送風され、この洗濯物が集中
的に乾燥される。従って、洗濯物の乾燥効率がよく、か
つ、短時間で乾燥することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室を洗濯物の乾燥
室として用いる浴室空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の浴室空調装置として特開
平10−141702号公報に開示されたものを出願人
は既に提案している。
【0003】この浴室空調装置は、浴室を換気するとき
は換気用ファンを駆動して浴室空気を屋外に排気する。
浴室を暖房するときは加熱装置に通電するとともに循環
用ファンを駆動して温風を浴室に循環する。更に、浴室
を洗濯物の乾燥室として使用するときは換気用ファン及
び循環用ファンを駆動するとともに、加熱装置に通電す
る。これにより、浴室が換気暖房され衣類等の洗濯物が
効率良く乾燥される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
浴室空調装置では、循環用ファンの吹き出し口にルーバ
機構が設置されているが、このルーバ機構は吹き出し口
の開閉のみを行うもので、吹き出し空気の指向性を制御
するものではなかった。従って、浴室に洗濯物を干して
いるとき吹き出し空気の流路にある洗濯物は早く乾燥す
るが、この流路から外れた場所に干された洗濯物は乾か
ず、乾燥むらを起こすという問題点を有していたし、ま
た、洗濯物の全体乾燥に要する時間が著しく長くなると
いう問題点を有していた。
【0005】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、洗
濯物の乾燥むらを防止し、また、洗濯物の全体乾燥に要
する時間を短くできる浴室空調装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、浴室内の空気を屋外に排
気する換気用ファンと、浴室内の空気を循環する循環用
ファンと、循環用ファンから送風された空気を加熱する
加熱装置と、循環用ファンで送風された空気を浴室の任
意の方向に案内するルーバ機構とを有し、ルーバ機構で
案内された循環空気で浴室内に配置された洗濯物を乾燥
する浴室空調装置において、洗濯物の水分の有無を検知
する水分センサを有するとともに、水分センサが検知し
た水分に基づき水分のある方向に送風するようルーバ機
構を制御する制御手段を有する構造となっている。
【0007】この発明によれば、水分のある方向に循環
空気を送風できるため、未だ乾燥していない洗濯物に集
中的に温風が流れ、洗濯物の乾燥むらがなくなる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の浴室空調装
置において、制御手段は、洗濯物乾燥運転の稼働初期時
に浴室全体に送風されるようルーバ機構を制御する初期
運転モードと、初期運転モードの後に水分のある方向に
送風するようルーバ機構を制御する選択運転モードとを
有する構造となっている。
【0009】この発明によれば、初期運転モードでは浴
室全体に温風を循環する。これにより、浴室全体に吊さ
れた洗濯物をほぼ均一に乾燥する。ここで、洗濯物が例
えば薄手の洗濯物の場合は、この初期運転モードで乾燥
するが、厚手の洗濯物の場合は未だ洗濯物に水分を含ん
でいる。選択運転モードではこの水分を含んでいる洗濯
物に向かって温風が送風され、この洗濯物が集中的に乾
燥される。従って、洗濯物の乾燥効率がよく、かつ、短
時間で乾燥することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は本発明に係る浴室
空調装置の一実施形態を示すもので、図1は浴室空調装
置が設置された浴室を示す概略断面図、図2は浴室空調
装置の断面図、図3は浴室空調装置の底面図、図4はル
ーバ機構の動作を示す断面図、図5はルーバ機構の駆動
回路を示すブロック図、図6はルーバ機構の駆動制御を
示すフローチャートである。
【0011】この浴室空調装置10は、浴室1全体を空
調するために浴室天井2の略中央に設置されるもので、
図2及び図3に示すように、方形状の装置本体11とこ
の装置本体11の下面に設置される扁平方形状の前面パ
ネル12とにより構成されている。
【0012】この装置本体11内には換気用ファン1
3、循環用ファン14及び3本の電熱ヒータ15を設置
しており、この換気用ファン13は吹き出し口16を通
じて屋外に連通する排気ダクト17(図1)に連結して
いる。また、電熱ヒータ15は循環用ファン14で送風
される空気の風回路内に配置され、この風回路内の空気
が電熱ヒータ15で加熱される。
【0013】一方、前面パネル12には、その前面に換
気用ファン13用の図示しない吸い込み口、循環用ファ
ン14用の吸い込み口18、循環用ファン14の送風空
気が吹き出される吹き出し口19をそれぞれ設けてい
る。また、更に吸い込み口18の風下側には循環空気の
塵埃を除去するフィルタ20を設け、吹き出し口19に
はルーバ機構21を設置している。
【0014】このルーバ機構21は、図4に示すよう
に、吹き出し口19の内側に配置された多数のルーバ片
21aと、このルーバ片21aを回動操作するルーバ操
作部21bとからなり、各ルーバ片21aは所定間隔を
おいて配置され、その下端を吹き出し口19の周縁に軸
支している。
【0015】一方、ルーバ操作部21bは各ルーバ片2
1aの上端に連続して軸支した連結板21cと、この連
結板21cの一端に連結したワイヤ21dと、このワイ
ヤ21dを巻き上げる可逆転式のモータ21eと、ワイ
ヤ21dを案内する案内ローラ21fと、連結板21c
の他端に連結した復帰用バネ21gとにより構成されて
いる。
【0016】ここで、モータ21eが停止しているとき
は、図4の(a)に示すように、復帰用バネ21gの引っ
張り力によりワイヤ21dが復帰用バネ21g側に引か
れ、循環空気を斜め左下方向(図4(a)の白抜き矢印)
に案内する。一方、モータ21eを徐々に正転すると
き、各ルーバ片21aが徐々に立ち、その後各ルーバ片
21eが左に傾き、更には図4の(b)に示すように、循
環空気を斜め右下方向(図4(b)の白抜き矢印)に案内
する。次いで、このモータ21eを徐々に逆転するとき
は、図4の(b)の状態から図4の(a)の状態に徐々に戻
る。
【0017】このように、ルーバ機構21は各ルーバ片
21aを左右往復動するときは、吹き出し口19から浴
室1内全体に循環空気を吹き出すことができるし、ま
た、所定位置で回転を停止するときは、各ルーバ片21
aを所望の傾斜に維持できる。
【0018】また、前面パネル12の下面には図1及び
図2に示すように、水分センサ22を設置している。こ
の水分センサ22として例えばマイクロ波センサが用い
られる。この水分センサ22は図1に示すように浴室1
内に吊り下げられた洗濯物Aに22.2GHz(水分の
吸収ピークをもつ)のマイクロ波を照射し、洗濯物Aに
水分が含まれているか否かを検出している。
【0019】以上のように構成された浴室空調装置にお
いて、ルーバ機構21のモータ21eの駆動制御回路を
図5を参照して説明する。この駆動制御回路は、タイマ
23aを内蔵したマイクロコンピュータ(マイコン)2
3により制御されるもので、水分センサ22の検知信号
に基づきモータ駆動回路24を介してモータ21eを駆
動制御する。以下、この駆動制御を図6のフローチャー
トに基づき説明する。
【0020】まず、洗濯物Aの乾燥運転を開始すると
き、換気用ファン13及び循環用ファン14が駆動し、
また、電熱ヒータ15に通電される。これにより、浴室
1内の空気が屋外に排気されると同時に、浴室1内の空
気が図2の2点鎖線矢印に示すように装置本体11内に
吸い込まれ電熱ヒータ15で加熱され吹き出し口19か
ら吹き出される。
【0021】この洗濯物乾燥運転が開始されたときは、
初期運転モード時間の計時を開始する(S1)。この初
期運転モードではモータ21eを正回転及び逆回転を繰
り返す。これにより、各ルーバ片21aを図4の(a)の
左傾斜から図4の(b)の右傾斜へ、また、この図4の(b)
の右傾斜から図4の(a)の左傾斜へと順次繰り返し、浴
室1全体を加熱乾燥し、洗濯物A全体を乾燥させる(S
2〜S6)。
【0022】この初期運転モード時間が終了したとき
は、未だ水分が残っている洗濯物Aを水分センサ22に
より検知し、水分が残っている洗濯物Aに向かって各ル
ーバ片21aが傾斜するようモータ21eを制御する
(S7〜S9)(選択運転モード)。これにより、水分
が残っている洗濯物Aに集中的に加熱空気が送風され、
乾燥が促進される。この制御により水分が残っている洗
濯物Aがなくなったときは、モータ21eを停止する
(S10)。このモータ21eの停止と同時に洗濯物乾
燥運転が終了し、各ファン13,14が駆動を停止し、
また、電熱ヒータ15への通電を停止する。
【0023】本実施形態によれば、前述の如く、洗濯物
乾燥運転において、運転初期時は浴室1全体を加熱乾燥
して各洗濯物A全体を乾燥するが、この初期運転の後は
水分が残っている洗濯物Aを集中して乾燥するため、洗
濯物Aが効率良く乾燥されるし、また、各洗濯物A全体
の乾燥時間も短時間になる。
【0024】なお、前記実施形態では洗濯物乾燥運転に
ついてのみ説明したが、本実施形態に係る浴室空調装置
は換気運転(換気ファン13のみ駆動)、暖房運転(循
環ファン14を駆動、電熱ヒータ15に通電)等の運転
モードも有することは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、水分のある方向に加熱空気を送風できるため、
未だ乾燥していない洗濯物を集中的に乾燥でき、洗濯物
の乾燥むらを防止できる。
【0026】請求項2の発明によれば、洗濯物乾燥運転
において、まず、浴室全体の乾燥運転により各洗濯物全
体を乾燥させ、その後、水分を含んでいる洗濯物を集中
的に乾燥させるため、乾燥効率がよく、かつ、短時間で
乾燥することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴室空調装置が設置された浴室を示す概略断面
【図2】浴室空調装置の断面図
【図3】浴室空調装置の底面図
【図4】ルーバ機構の動作を示す断面図
【図5】ルーバ機構の駆動制御回路を示すブロック図
【図6】ルーバ機構の駆動制御を示すフローチャート
【符号の説明】
1…浴室、2…天井、10…浴室空調装置、13…換気
用ファン、14…循環用ファン、15…電熱ヒータ、1
9…吹き出し口、21…ルーバ機構、21a…ルーバ
片、22…水分センサ、23…マイコン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千吉良 貞代 群馬県伊勢崎市寿町20番地サンデン株式会 社内 (72)発明者 清水 香奈子 群馬県伊勢崎市寿町20番地サンデン株式会 社内 Fターム(参考) 4L019 AG04 BA02 BA03 EA06 EB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内の空気を屋外に排気する換気用フ
    ァンと、該浴室内の空気を循環する循環用ファンと、該
    循環用ファンから送風された空気を加熱する加熱装置
    と、該循環用ファンで送風された循環空気を該浴室の任
    意の方向に案内するルーバ機構とを有し、該ルーバ機構
    で案内された空気で浴室内に配置された洗濯物を乾燥す
    る浴室空調装置において、 洗濯物の水分の有無を検知する水分センサを有するとと
    もに、該水分センサが検知した水分に基づき水分のある
    方向に送風するよう前記ルーバ機構を制御する制御手段
    を有することを特徴とする浴室空調装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、洗濯物乾燥運転の稼働
    初期時に浴室全体に送風されるよう前記ルーバ機構を制
    御する初期運転モードと、該初期運転モードの後に水分
    のある方向に送風するよう該ルーバ機構を制御する選択
    運転モードとを有することを特徴とする請求項1記載の
    浴室空調装置。
JP11062991A 1999-03-10 1999-03-10 浴室空調装置 Pending JP2000254398A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005205014A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Asahi Seisakusho:Kk 乾燥機
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CN112575556A (zh) * 2020-12-18 2021-03-30 宁波奥达智能家居有限公司 一种风扇式具有除湿功能的烘衣机

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