JP2000254080A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2000254080A
JP2000254080A JP11059091A JP5909199A JP2000254080A JP 2000254080 A JP2000254080 A JP 2000254080A JP 11059091 A JP11059091 A JP 11059091A JP 5909199 A JP5909199 A JP 5909199A JP 2000254080 A JP2000254080 A JP 2000254080A
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JP
Japan
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washing
cleaning
water
pump
detergent
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Application number
JP11059091A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Saito
達也 齋藤
Kenji Suzuki
賢司 鈴木
Shigemitsu Suzuki
重光 鈴木
Yoshio Ikeda
義雄 池田
Genichiro Kono
源一郎 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で処理剤を所定タイミングで投入
することができると共に食器の汚れを確実に落とすこと
ができるようにする。 【解決手段】 洗浄槽の上方には容器状の洗剤投入部が
配置されている。この洗剤投入部には洗剤が収納されて
おり、洗浄水が上方から侵入した場合は、収納されてい
る洗剤が流れ出して洗浄槽に投入されるようになってい
る。ここで、制御回路は、予洗い運転コースが選択され
たときは、洗浄ポンプを運転することにより洗浄水を洗
浄槽に噴射する。このとき、制御回路は洗浄ポンプの回
転数を洗浄行程時よりも低速回転(2000rpm )で運
転するので、噴射アームからの洗浄水の噴射力は弱く、
洗剤収納部に洗浄水が侵入することはない。そして、洗
浄行程において洗浄ポンプを通常回転数(3000rpm
)で運転するので、洗剤収納部に多量の洗浄水を侵入
させて洗剤を洗浄槽に投入することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗剤などの処理剤
の自動投入機能を備えた食器洗浄機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の食器洗浄機にお
いては、標準コースは、洗浄行程、すすぎ行程(2
回)、加熱すすぎ行程、乾燥行程を順に実行するように
なっている。この場合、食器洗浄機の洗浄性能を向上さ
せる手段として、洗浄行程に先立って大まかな汚れを落
とす所謂「予洗い行程」を実行してから洗浄行程に移行
する食器洗浄機が供されている。
【0003】ところで、このように「予洗い行程」が設
定された食器洗浄機では、投入した洗剤が予洗い行程で
洗浄槽に流れ出ないようにする必要があるため、例えば
特公平4−141124号公報に示されるような洗剤投
入装置を用いるようしている。
【0004】即ち、食器洗浄機を示す図16において、
食器洗浄機1の扉2の内面には洗剤投入装置3が設けら
れており、ソレノイドの動作に応じて予め収納されてい
る洗剤及び乾燥仕上げ剤を所定タイミングで洗浄槽4に
投入するようになっている。つまり、洗剤投入装置3に
洗剤及び乾燥仕上げ剤を収納後、扉2を閉じてスタート
ボタンを操作して予洗いコース運転を開始すると、ま
ず、予洗い行程が実行される。この予洗い行程において
は、給水弁を動作して給水した後、洗浄ポンプを動作さ
せて洗浄水を噴射することにより食器に付着している大
まかな汚れを落とすと同時に排水を実行してから、洗浄
行程に移行する。
【0005】続く洗浄行程では、給水弁による給水終了
後、洗剤投入装置3のソレノイドを動作させることによ
り洗剤投入装置3の洗剤投入口を開放した状態で、洗浄
ポンプを動作させて洗浄水を噴射することにより洗剤投
入装置3に収納された洗剤を流し出すようになってい
る。これにより、洗剤が洗浄槽に投入されるので、食器
に付着している汚れを洗剤により確実に落とすことがで
きる。
【0006】また、給水された洗浄水をヒータにより加
熱しながら洗浄ポンプにより噴射させる加熱すすぎ行程
において、洗浄ポンプを停止する寸前に洗剤投入装置の
ソレノイドを再び動作させることにより、洗剤投入装置
に収納された乾燥仕上げ剤を投入して食器をリンスする
ことができる。
【0007】しかしながら、上述した洗剤投入装置3の
構造は複雑であると共に電気的制御が必要となるので、
コスト高の要因となっている。しかも、洗剤投入装置3
の洗剤投入口を閉め忘れてしまった場合は、予洗い行程
において洗剤が流れ出してしまい、洗浄行程において食
器に付着している汚れを洗剤により確実に落とすことが
できなくなってしまう。
【0008】一方、食器洗浄機によっては所謂「湯待ち
制御運転」が設定可能なものが提供されている。つま
り、食器洗浄機に給湯器を接続して湯を供給した場合、
食器洗浄機は一般に運転時間を短縮させることができる
ものの、食器洗浄機の運転開始時に供給される湯の温度
が低い場合には、ヒータによる加熱が必要となり、結果
的に、運転時間を短縮することができないことがある。
【0009】そこで、給湯使用時に「湯待ち制御運転」
が選択された場合は、洗浄槽に給湯器から湯を所定量供
給し、供給された湯の温度が例えば40℃未満の場合
は、洗浄に適さないと判断して排水ポンプを運転するこ
とにより排水するようにしている。このような操作を給
湯器から供給される湯の温度が40℃以上となるまで繰
返し、40℃以上の湯が供給されたところで洗浄行程へ
移行するものである。このため、給湯器から供給される
湯の温度が40℃以上となるまでの間は、給水された湯
を無駄に排出してしまうことになる。
【0010】従って、上記した「湯待ち制御運転」にお
いて、無駄に排出していた給湯器からの温度の低い湯を
食器に噴射することにより臨時的に予洗い行程(以下、
臨時予洗い行程と称する)を行うことにより、食器に付
着している大きな汚れを落とすことが考えられている。
【0011】しかしながら、上述した予洗い行程の場合
と同様に、臨時予洗い行程時に洗剤が洗浄槽に投入され
ないように洗剤投入装置を設ける必要があり、コスト高
の要因となると共に、洗剤投入口を締め忘れてしまった
場合は、臨時予洗い行程において洗剤が流れ出してしま
い、洗浄行程において食器に付着している汚れを洗剤に
より確実に落とせないことになる。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、簡単な構成で処理剤を所定タイミング
で投入することができると共に食器の汚れを確実に落と
すことができる食器洗浄機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、被洗浄物が収
納される洗浄槽と、洗浄水を供給するための給水弁と、
この給水弁を通じて供給された洗浄水を前記洗浄槽に噴
射させるための洗浄ポンプと、洗浄水を外部に排水する
ための排水ポンプと、これらの動作を制御するための制
御手段とを備えた食器洗浄機において、前記洗浄槽に配
置され洗剤などの処理剤が収納されると共に前記洗浄槽
に噴射された洗浄水が侵入可能に設けられた処理剤収納
部を備え、前記制御手段は、前記洗浄ポンプの回転数を
制御することにより前記処理剤収納部に洗浄水を所定タ
イミングで侵入させるものである(請求項1)。
【0014】このような構成によれば、制御手段により
洗浄ポンプの回転数制御を実行することにより洗浄槽へ
の洗浄水の噴射力を調整することができる。従って、洗
浄水の噴射力を調整することにより処理剤収納部へ洗浄
水を侵入させることができるので、処理剤収納部に収納
された洗剤などの処理剤を所定タイミングで洗浄槽に投
入することができる。この場合、処理剤収納部としては
簡単な構造のものを採用することができるので、従来使
用していた洗剤投入装置に比較して、コストを大幅に低
減することができる。
【0015】また、処理剤収納部は、洗浄ポンプが低速
回転で運転された状態では洗浄水が侵入できない位置に
配置され、制御手段は、前記処理剤収納部に洗浄水を侵
入させない場合は、前記洗浄ポンプを低速回転で運転す
るようにしてもよい(請求項2)。
【0016】このような構成によれば、処理剤収納部に
収納された処理剤を流し出したくない場合は、制御手段
により洗浄ポンプを低速回転で運転する。これにより、
処理剤収納部に洗浄水が侵入することはないので、処理
剤が流れ出してしまうことを防止することができる。
【0017】また、制御手段は、洗剤を使用して洗浄を
行う洗浄行程に先立って大まかな汚れを落とす予洗い行
程を実行する場合は、洗浄ポンプを洗浄行程時よりも低
速回転で運転するようにしてもよい(請求項3)。
【0018】このような構成によれば、予洗い行程にお
いては、洗浄ポンプは洗浄行程時よりも低速回転で運転
されるので、処理剤収納部に洗浄水が侵入することはな
く、処理剤収納部に収納されている洗剤が流れ出してし
まうことはない。
【0019】そして、洗浄行程が行われると、洗浄ポン
プが通常速度で運転されるので、洗浄水の噴射力が上昇
する。これにより、処理剤収納部に洗浄水が侵入するよ
うになるので、処理剤収納部に収納されている洗剤が流
れ出るようになり、洗浄行程を確実に実行することがで
きる。
【0020】また、制御手段は、洗浄行程の初期に洗浄
ポンプを通常回転よりも高速回転で運転するようにして
もよい(請求項4)。このような構成によれば、洗浄行
程の初期に洗浄水が洗浄槽に強く噴射されるので、洗浄
水が処理剤収納部に侵入し易くなり、それだけ処理剤収
納部に収納された洗剤を早く流し出すことができる。
【0021】また、上下複数段の食器収納かごを備え、
処理剤収納部は、前記食器収納かごの上段に装着されて
いるようにしてもよい(請求項5)。このような構成に
よれば、洗浄槽においては上方位置となる程、洗浄水の
噴射力が弱くなるので、処理剤収納部を上下複数段の食
器収納かごの上段に装着することにより、洗浄ポンプが
低速回転で運転された場合に処理剤収納部に洗浄水が侵
入してしまうことを防止できる。従って、使用者は、処
理剤収納部を食器収納かごの上段に装着するだけで処理
剤収納部を適正な位置に配置することができるので、使
用勝手に優れている。
【0022】また、給水された洗浄水の温度を検知する
検知手段を備え、制御手段は、前記検知手段が検知した
洗浄水の温度が所定温度未満の場合は、洗浄ポンプを洗
浄行程時よりも低速回転で運転すると同時に排水ポンプ
を動作させる臨時予洗い行程を実行してから洗浄行程に
移行するようにしてもよい(請求項6)。
【0023】このような構成によれば、給湯器から食器
洗浄機に湯を供給して運転時間を短縮する湯待ち制御運
転時において、給湯器から供給される湯の温度が所定温
度未満の場合は、制御手段は、洗浄ポンプを低速回転で
運転すると同時に排水ポンプを動作させる臨時予洗い行
程を実行する。これにより、従来の湯待ち制御運転時は
無駄に排出されていた低温の湯により食器に付着してい
る大きな汚れを落とすことができる。
【0024】この場合、洗浄ポンプは低速回転で運転さ
れているので、洗浄槽に噴射された洗浄水が処理剤収納
部に侵入することはなく、これにより臨時予洗い行程に
おいて処理剤収納部に収納されている洗剤が流れ出して
しまうことを防止できる。
【0025】また、制御手段は、所定温度以上の洗浄水
が供給されるまで臨時予洗い行程を繰返して実行すると
共に、その臨時予洗い行程を所定回数実行した場合は洗
浄行程に移行するようにしてもよい(請求項7)。
【0026】このような構成によれば、給湯器からの所
定温度以上の湯の供給が遅れている場合は、湯の温度が
所定温度以上となるまで待っているのは時間の無駄であ
るので、制御手段は、臨時予洗い行程を所定回数実行し
た場合は洗浄行程に移行する。これにより、運転時間が
過度に長くなってしまうことを防止できる。
【0027】また、制御手段は、臨時予洗い行程を所定
回数実行した場合に検知手段による検知温度が所定温度
未満のときは、異常を報知するようにしてもよい(請求
項8)。
【0028】このような構成によれば、給湯器が故障し
ているとき、或いは給湯器が点火されていない場合は、
給湯器から所定温度以上の湯が供給されないので、制御
手段は、臨時予洗い行程を所定回数実行した場合に検知
手段による検知温度が所定温度未満のときは、異常を報
知する。これにより、使用者は、異常の報知に応じて迅
速に対処することができる。
【0029】また、処理剤収納部は、仕上げ剤が収納さ
れて洗浄ポンプが通常回転よりも高速回転で運転された
状態で洗浄水が侵入する位置に配置され、制御手段は、
すすぎ行程における所定タイミングで前記洗浄ポンプを
通常回転よりも高速回転で運転するようにしてもよい
(請求項9)。
【0030】このような構成によれば、処理剤収納部に
収納されている例えば乾燥仕上げ剤をすすぎ行程におけ
る所定タイミングで投入するときは、制御手段は、すす
ぎ行程における所定タイミングで洗浄ポンプを通常回転
よりも高速回転で運転する。これにより、洗浄水の噴射
力が上昇して処理剤収納部に侵入するようになるので、
処理剤収納部に収納されている例えば乾燥仕上げ剤を洗
浄槽に流し出すことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)以下、本発明の
第1の実施例を図1乃至図6を参照して説明する。図2
は食器洗浄機を断面にして示している。この図2におい
て、食器洗浄機11は、外箱12内に内箱13を配設
し、この内箱13の内部を洗浄槽14として機能させる
ようになっている。
【0032】洗浄槽14の前面は扉15により閉鎖可能
となっており、その扉15の開放状態で食器収納かご1
6の出し入れが可能となっている(図3参照)。洗浄槽
14の底部にはヒータ17が配設されており、そのヒー
タ17の上方に位置して噴射アーム18がアーム支え1
9に回転可能に支持されている。
【0033】洗浄槽14の背面側において外箱12と内
箱13との間には電装室20が形成されており、その電
装室20に給水弁21が設けられている。この給水弁2
1は給水管22を通じて水道と接続されており、その給
水弁21が動作した状態で水道からの洗浄水が洗浄槽1
4に供給される。
【0034】また、電装室20にはファンモータ23が
配設されていると共に、内箱13と電装室20との間に
形成された送風ダクト24にはファン25が配設されて
おり、ファンモータ23の駆動によるファン25の回転
状態では、外箱12の背面から吸い込んだ空気を洗浄槽
14の下部側に送風するようになっている。従って、ヒ
ータ17の通電状態でファンモータ23を駆動すること
により、熱風が生成されて洗浄槽14に送風されると共
に扉15に形成された吹出口26から外部に熱風が排出
される。
【0035】洗浄槽14の下方において外箱12と内箱
13との間には機械室27が形成されており、その機械
室27に、ユニット化された洗浄ポンプ28及び排水ポ
ンプ29と、これらのポンプを回転するためのポンプモ
ータ30が配設されている。このポンプモータ30は正
逆転可能となっており、正転により洗浄ポンプ28が作
動し、逆転により排水ポンプ29が作動するようになっ
ている。
【0036】洗浄槽14の底面には貯水タンク31が形
成されており、その貯水タンク31内と洗浄ポンプ28
及び排水ポンプ29の吸入口とが接続管32により接続
されている。
【0037】洗浄ポンプ28の吐出口はアーム支え19
を通じて噴射アーム18と接続され、排水ポンプ29の
吐出口は排水管33を通じて図示しない排水ホースと接
続されている。
【0038】以上の構成により、ポンプモータ30の正
転時は、洗浄ポンプ28が作動して、貯水タンク31内
の洗浄水が噴射アーム18から噴射するもので、その噴
射時に噴射の反動で噴射アーム18が回転しながら洗浄
水を洗浄槽14全体に噴射するようになっている。
【0039】電装室20には周知の水位検知装置34が
配設されている。この水位検知装置34は貯水タンク3
1と接続管35により接続されており、貯水タンク31
に貯水されている洗浄水の水位を検知するようになって
いる。
【0040】外箱12の前面下部には操作パネルが設け
られている。図4は操作パネルを示している。この図4
において、操作パネル36には、電源スイッチ37、ス
タート/一時停止スイッチ38が設けられていると共
に、運転コース切換スイッチ39、乾燥時間切換スイッ
チ40、及びその選択結果を示す表示部41が設けられ
ている。また、現在実行中の行程を示す表示部42が設
けられている。この操作パネル36の裏側に制御用の各
種電子回路が配設されている。
【0041】図5は全体の電気的構成を示している。こ
の図5において、制御回路(制御手段に相当)43は、
操作パネル36に設けられた各スイッチからの信号を入
力するスイッチ入力部44からの信号に基づいてインバ
ータ回路45を通じてポンプモータ30の回転方向及び
回転数を制御すると共に、駆動回路46を通じて表示部
41,42、ブザー47、給水弁21、ヒータ17、フ
ァンモータ23を所定タイミングで駆動することにより
所定の運転コースを実行するもので、水位検知装置3
4、扉スイッチ48、給水された洗浄水の温度を検知す
る検知手段としてのサ―ミスタ49からの信号を監視し
ながら所定の運転コースを実行するようになっている。
【0042】ここで、食器収納かご16は図3に示すよ
うに上下2段に形成されており、その上段に洗剤収納部
(処理剤収納部に相当)50が装着されている。この洗
剤収納部50は、図6に示すように容器状をなしてお
り、その下部に蛇行状の洗剤流出通路51が形成されて
いる。この洗剤流出通路51は、流出方向に従って僅か
に傾斜して形成されており、その終端部が図示下方を臨
むように開口している。また、洗剤収納部50には引掛
部52が形成されており、その引掛部52を食器収納か
ご16に引掛けることにより装着可能となっている。
【0043】次に上記構成の作用について説明する。食
器を洗浄するときは、食器収納かご16に食器を収納し
てから、所定量の洗剤が収納された洗剤収納部50を食
器収納かご16の上段に装着する。そして、食器収納か
ご16を洗浄槽14に収納した状態で扉15を閉鎖す
る。
【0044】さて、食器に大きな汚れが付着していると
きは、運転コース切換スイッチ39により予洗いコース
を選択して、スタートスイッチ38を操作する。図1は
制御回路43による予洗いコースの運転動作をタイミン
グチャートで示している。この図1において、制御回路
43は、予洗いコースが選択された状態でスタートスイ
ッチ38が操作されたときは、まず、給水弁21を作動
させることにより貯水タンク31に所定量の洗浄水を給
水してから、ポンプモータ30を正転することにより洗
浄ポンプ28を1分間作動させる。このとき、制御回路
43は、ポンプモータ30ひいては洗浄ポンプ28の回
転数をインバータ回路45により2000rpm の低速回
転で運転する。従って、噴射アーム18からの洗浄水の
噴射力は弱いので、噴射された洗浄水が洗浄槽14の壁
面で跳ね返るにしても、洗浄水が洗剤収納部50の上面
から内部に侵入することはない。
【0045】一方、噴射アーム18からの洗浄水の噴射
力は弱くとも、食器に付着している大きな汚れは容易に
落とすことができる。続いて、ポンプモータ30を逆転
することにより排水ポンプ29を40秒間作動させる。
これにより、貯水タンク31内の汚れた洗浄水を排水す
ることができる。
【0046】以上のようにして、予洗い行程を終了した
ときは、洗浄行程に移行する。この洗浄行程では、制御
回路43は、ポンプモータ30を正転することにより洗
浄ポンプ28を15分間作動させると同時にヒータ17
に通電する。このとき、制御回路43は、ポンプモータ
30の回転数をインバータ回路45により3000rpm
の通常回転に制御するので、噴射アーム18からの洗浄
水の噴射力は強く、洗浄水が洗浄槽14の壁面で強く跳
ね返って洗剤収納部50の上面から内部に侵入するよう
になる。この結果、洗剤収納部50に収納されている洗
剤が洗剤流出通路51を通じて流れ出して洗浄槽14に
投入されるようになり、食器に付着している汚れは洗剤
により落とされるようになる。
【0047】そして、洗浄行程が進行すると、洗浄水の
温度が徐々に上昇するので、制御回路43は、サ―ミス
タ49による検知温度が60℃になったところで、60
℃を維持するようにヒータ17を通断電制御する。そし
て、斯様な洗い制御を例えば15分間実行した後は、図
1に示すように排水制御、給水制御、給排水制御、排水
制御を順に実行することにより洗浄行程を終了して、次
にすすぎ行程に移行する。
【0048】すすぎ行程においては、図1に示すように
給水制御、すすぎ制御、排水制御、給水制御、給排水制
御、排水制御を順に実行すると共に、斯様なすすぎ行程
をさらにもう1回繰返して実行してから、次に加熱すす
ぎ行程に移行する。
【0049】加熱すすぎ行程においては、図1に示すよ
うに給水制御、加熱すすぎ制御、排水制御を実行してか
ら、次に乾燥行程に移行する。乾燥行程においては、図
1に示すように乾燥制御を実行する。
【0050】このような構成によれば、洗剤を収納した
洗剤収納部50を洗浄槽14の上方に配置した状態で予
洗い運転を実行する場合は、予洗い行程において洗浄ポ
ンプ28を洗浄行程時よりも低速回転で運転するように
したので、予洗い行程で洗剤収納部50に収納した洗剤
が流れ出てしまうことなく食器に付着している大きな汚
れを落とすことができると共に、洗浄行程において洗剤
収納部50に収納された洗剤を確実に流し出すことによ
り洗浄槽14に投入することができる。従って、予洗い
行程において洗剤投入口を閉鎖すると共に洗浄行程にお
いては洗剤投入口を開放する洗剤投入装置を設けた従来
構成に比較して、洗剤を収納するための簡単な構造の洗
剤収納部50を洗浄槽14に配置した上で、ポンプモー
タ30の回転制御を実行するだけで済むので、簡単な構
成で実施することができてコストを大幅に低減すること
ができると共に、洗浄行程において洗剤を確実に投入す
ることができるので、食器に付着した汚れを確実に落と
すことができる。
【0051】また、使用者にとっては、洗剤収納部50
を上下2段の食器収納かご16の上段に装着することに
より洗剤収納部50を適正な位置に配置することができ
るので、使用勝手に優れている。
【0052】(第2の実施例)次に本発明の第2の実施
例を図7を参照して説明する。この第2の実施例は洗剤
収納部50に収納された洗剤が洗浄槽14に完全に投入
されるまでの時間を短縮したことに特徴を有する。
【0053】即ち、予洗い運転コースのタイミングを示
す図7において、制御回路43は、洗浄行程の初期にお
いて2分間だけポンプモータ30の回転数を3500rp
m に高め、以後においては通常回転数の3000rpm に
制御するようになっている。これにより、洗浄工程の初
期において洗剤収納部50に多量の洗浄水が短時間で侵
入するようになるので、洗剤が洗浄槽14に完全に投入
されるまでの時間を短縮して洗剤による洗浄効果を短時
間で発揮させることができる。
【0054】このような実施例によれば、洗剤が洗浄槽
14に投入されるまでの時間短縮をポンプモータ30の
回転数制御により図ることができるので、プログラムの
変更だけで対応することができ、コストが上昇すること
なく容易に実施することができる。
【0055】(第3の実施例)次に本発明の第3の実施
例を図8乃至図10を参照して説明する。この第3の実
施例は湯待ち制御運転時に予洗い行程と同様な機能を付
加した点である。
【0056】操作パネルを示す図8において、操作パネ
ル36には湯待ち制御運転スイッチ53及びその表示部
54が設けられている。この湯待ち運転制御とは、食器
洗浄機11に給湯器を接続して湯を供給した場合は、運
転時間を短縮することができるので、給水された洗浄水
の温度を検知し、その温度が例えば40℃以上のとき
は、洗浄行程の洗い制御時間を短縮することにより全体
の運転時間の短縮を図るというものである。
【0057】図9は湯待ち制御運転の動作のフローチャ
ートを示している。この図9において、制御回路43
は、湯待ち制御運転コースが選択されたときは湯待ち行
程を実行する。この湯待ち行程においては、スタートス
イッチ38が操作されたときは(S101)、給水弁2
1をオンし(S102)、水位検知装置34により貯水
タンク31に貯留されている洗浄水の水位が所定水位と
なったときは(S103:YES)、給水弁21をオフ
する(S104)。
【0058】続いて、給水された洗浄水の温度をサ―ミ
スタ49で検知し、その検知温度が40℃未満の場合は
(S105:NO)、給水された洗浄水によって食器を
洗うことにより臨時予洗い行程を実行する。つまり、洗
浄ポンプ28を1分間オンしてから(S106,10
7)、洗浄ポンプ28をオフする(S108)。このと
き、制御回路43は、ポンプモータ30ひいては洗浄ポ
ンプ28の回転数を2000rpm の低速回転で運転する
(図10参照)。これにより、噴射アーム18からの洗
浄水の噴射力は弱く、噴射された洗浄水が洗剤収納部5
0に侵入して流れ出してしまうことがないので、食器に
付着している大きな汚れを落とすことができる。続い
て、制御回路43は、排水ポンプ29を40秒間オンし
てから(S109,110)、排水ポンプ29をオフす
る。
【0059】そして、給湯器からの洗浄水の温度が40
℃以上になった場合は(S105:YES)、洗浄行程
に移行する。このとき、制御回路43は、洗浄行程にお
いてポンプモータ30ひいては洗浄ポンプ28を300
0rpm の通常回転で運転するので(図10参照)、洗剤
収納部50に多量の洗浄水が侵入し、洗剤収納部50に
収納されている洗剤が流れ出して洗浄槽14に投入され
るようになる。この場合、制御回路43は、40℃以上
の洗浄水で洗浄行程を実行するときは、洗浄行程におけ
る洗い時間を例えば10分間に短縮して全体の運転時間
を短縮するようになっている。
【0060】この第3の実施例によれば、湯待ち制御運
転が設定されているときは、給湯器から給水される湯の
温度が40℃以上になるまでは低温の湯により食器を洗
浄するという臨時予洗い行程を実行すると共に、噴射ア
ーム18からの洗浄水の噴射力を弱めるようにしたの
で、湯待ち制御運転時に臨時予洗い行程が実行されるに
しても、臨時予洗い行程において洗剤収納部50に収納
されている洗剤が流れ出してしまうことを防止しなが
ら、食器に付着している大きな汚れを落とすことができ
る。
【0061】(第4の実施例)次に本発明の第4の実施
例を図11を参照して説明する。この第4の実施例は、
第3の実施例で説明した湯待ち行程において、給湯器か
ら給水される洗浄水の温度が40℃未満の状態が継続し
た場合の対処方法に特徴を有する。
【0062】即ち、湯待ち行程の動作のフローチャート
を示す図11において、制御回路43は、臨時予洗い行
程を実行する毎にカウント値をインクリメントし(S2
01)、臨時予洗い行程を5回実行するにしても給湯器
からの洗浄水の温度が40℃未満の場合は(S202:
YES)、洗浄行程に移行するようになっている。この
場合、制御回路43は、40℃未満の洗浄水で洗浄行程
を実行するときは、洗浄行程における洗い時間を15分
間に変更するので、温度の低い洗浄水を使用するにして
も洗浄水を加熱することにより食器に付着している汚れ
を洗剤により確実に落とすことができる。
【0063】この第4の実施例によれば、冬季のように
給湯器からの洗浄水の温度が低い状態が継続するような
場合であっても、臨時予洗い行程を5回繰返したとき
は、洗浄行程に移行するようにしたので、全体の運転時
間が過度に長くなることを防止することができる。
【0064】(第5の実施例)次に本発明の第5の実施
例を図12を参照して説明する。この第5の実施例は、
第3の実施例で説明した湯待ち行程において、給湯器か
ら給水される洗浄水の温度が40℃未満の状態が継続し
た場合の対処方法に特徴を有する。
【0065】即ち、湯待ち行程の動作のフローチャート
を示す図12において、制御回路43は、臨時予洗い行
程を5回実行するにしても給湯器からの洗浄水の温度が
40℃未満の場合は(S202:YES)、給湯器が異
常であると判断してブザー47により異常報知してから
(S301)、停止するようになっている(S30
2)。
【0066】この第5の実施例によれば、洗浄水の温度
が低い状態が継続して臨時予洗い行程を5回繰返したと
きは、異常を報知するようにしたので、使用者は給湯器
の異常に迅速に対処することができる。
【0067】(第6の実施の形態)次に本発明の第6の
実施例を図13を参照して説明する。この第6の実施例
は、第5の実施例で説明した異常報知以後の対処方法に
特徴を有する。
【0068】即ち、湯待ち行程の動作のフローチャート
を示す図13において、制御回路43は、臨時予洗い行
程を5回実行するにしても給湯器からの洗浄水の温度が
40℃未満の場合は(S202:YES)、異常報知し
てから(S301)、一時停止すると共に(S40
1)、その一時停止状態でスタートスイッチ38が操作
されたときは(S402:YES)、洗浄行程に移行す
るようなっている。
【0069】この第6の実施例によれば、使用者が異常
報知後にスタートスイッチ38を操作したときは洗浄行
程に移行するようにしたので、異常報知後に湯待ち行程
を再び実行する構成に比較して、使用者の意思に応じて
臨時予洗い行程を再度実行してしまうという無駄な動作
を回避することができ、使用勝手が優れている。
【0070】(第7の実施例)次に本発明の第7の実施
例を図14及び図15を参照して説明する。この第7の
実施例は、仕上げ剤収納部に収納された乾燥仕上げ剤を
所定タイミングで洗浄槽14に投入することに特徴を有
する。
【0071】即ち、図14に示すように洗浄槽14に配
置される上下2段の食器収納かご16の上段には洗剤収
納部50が装着されていると共に、食器収納かご16を
形成する線材のうち最上位に位置している線材に仕上げ
剤収納部(処理剤収納部)55が装着されている。つま
り、仕上げ剤収納部55は洗剤収納部50よりも上方に
配置されていることになる。この仕上げ剤収納部55
は、上述した洗剤収納部50と略同一形状に形成されて
おり、例えば乾燥仕上げ剤が収納されるようになってい
る。
【0072】さて、洗剤収納部50に洗剤を収納すると
共に仕上げ剤収納部55に乾燥仕上げ剤を収納して食器
収納かご16に装着した状態で、予洗い運転コースをス
タートする。この場合、仕上げ剤収納部55は洗浄槽1
4の天井面に近接して位置しているので、仕上げ剤収納
部55の上面開口部と洗浄槽14の天井面との間隙寸法
は小さい。
【0073】図15は乾燥仕上げ剤投入制御が付加され
た予洗い運転コースのタイミングチャートを示してい
る。この図15において、制御回路43は、第1の実施
例と同様にして予洗い行程を実行することにより食器に
付着している大きな汚れを落としてから、洗剤収納部5
0に収納された洗剤を洗浄槽14に投入することにより
洗浄行程を実行し、続いて、洗浄行程、すすぎ行程(2
回)、加熱すすぎ行程を順に実行する。
【0074】ここで、仕上げ剤収納部55は洗剤収納部
50よりも高い位置で洗浄槽14の天井面に近接して配
置されているので、ポンプモータ30が3000rpm の
通常回転で運転されることにより噴射アーム18からの
洗浄水の噴射力が強い場合であっても、洗浄槽14の天
井面との間隙寸法が小さいな仕上げ剤収納部55に洗浄
水が侵入することは困難である。これにより、予洗い行
程、洗浄行程、すずき行程、加熱すすぎ行程が実行され
るにしても、仕上げ剤収納部55に収納されている乾燥
仕上げ剤が流れ出してしまうことはない。
【0075】そして、制御回路43は、加熱すすぎ行程
における加熱すすぎ制御で洗浄水が65℃となったとき
はポンプモータ30ひいては洗浄ポンプ28を4000
rpmの高速回転で運転する。これにより、噴射アーム1
8からの洗浄水の噴射力が強くなり洗浄槽14の天上面
にも強く吹き付けられるようになるので、仕上げ剤収納
部55に洗浄水が侵入するようになり、仕上げ剤収納部
55に収納されている乾燥仕上げ剤が流れ出して洗浄槽
14に投入されるようになる。このようなポンプモータ
30の高速回転は洗浄水の温度が70℃になるまで行わ
れ、洗浄水が70℃になったところで加熱すすぎ制御が
終了する。
【0076】このような第7の実施例によれば、洗浄槽
14の上方に配置された仕上げ剤収納部55に収納され
た乾燥仕上げ剤を洗浄槽14に投入するときは、洗浄ポ
ンプ28を通常回転よりも高速回転で運転するようにし
たので、洗剤収納部50に収納された洗剤を投入する場
合と同様に、ポンプモータ30に対する回転制御により
容易に実施することができる。
【0077】本発明は、上記各実施例に限定されるもの
ではなく、次のように変形または拡張できる。洗剤収納
部50の洗剤流出通路51の終端にバネ部材により洗剤
流出通路51を閉鎖する開閉部材を設け、洗剤流出通路
51から流れ出る洗剤を含んだ洗浄水が多量となったと
ころで洗剤を洗浄槽14に一気に投入するように構成し
てもよい。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の食器洗浄機によれば、洗浄ポンプに対する回転制御に
より、洗浄槽に配置された処理剤収納部に洗浄水を所定
タイミングで侵入させるようにしたので、簡単な構成で
処理剤を所定タイミングで投入することができると共に
食器の汚れを確実に落とすことができるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における制御回路の動作
を示すタイミングチャート
【図2】食器洗浄機の断面図
【図3】食器収納かごを外して示す食器洗浄機の斜視図
【図4】操作パネルの正面図
【図5】電気的構成を概略的に示すブロック図
【図6】洗剤収納部の断面図
【図7】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第3の実施例を示す図4相当図
【図9】制御回路の湯待ち行程の動作を示すフローチャ
ート
【図10】図1相当図
【図11】本発明の第4の実施例を示す図9相当図
【図12】本発明の第5の実施例を示す図9相当図
【図13】本発明の第6の実施例を示す図9相当図
【図14】本発明の第7の実施例を示す図3相当図
【図15】図1相当図
【図16】従来例を示す図3相当図
【符号の説明】
11は食器洗浄機、14は洗浄槽、16は食器収納か
ご、18は噴射アーム、21は給水弁、28は洗浄ポン
プ、29は排水ポンプ、30はポンプモータ、43は制
御回路(制御手段)、50は洗剤収納部(処理剤収納
部)、55は仕上げ剤収納部(処理剤収納部)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 賢司 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 鈴木 重光 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 池田 義雄 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 河野 源一郎 愛知県瀬戸市穴田町991番地 東芝エー・ ブイ・イー株式会社名古屋事業所内 Fターム(参考) 3B082 BF01 BF05 CC01 CC05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物が収納される洗浄槽と、洗浄水
    を供給するための給水弁と、この給水弁を通じて供給さ
    れた洗浄水を前記洗浄槽に噴射させるための洗浄ポンプ
    と、洗浄水を外部に排水するための排水ポンプと、これ
    らの動作を制御するための制御手段とを備えた食器洗浄
    機において、 前記洗浄槽に配置され洗剤などの処理剤が収納されると
    共に前記洗浄槽に噴射された洗浄水が侵入可能に設けら
    れた処理剤収納部を備え、 前記制御手段は、前記洗浄ポンプの回転数を制御するこ
    とにより前記処理剤収納部に洗浄水を所定タイミングで
    侵入させることを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 処理剤収納部は、洗浄ポンプが低速回転
    で運転された状態では洗浄水が侵入できない位置に配置
    され、 制御手段は、前記処理剤収納部に洗浄水を侵入させない
    場合は、前記洗浄ポンプを低速回転で運転することを特
    徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、洗剤を使用して洗浄を行う
    洗浄行程に先立って大まかな汚れを落とす予洗い行程を
    実行する場合は、洗浄ポンプを洗浄行程時よりも低速回
    転で運転することを特徴とする請求項2記載の食器洗浄
    機。
  4. 【請求項4】 制御手段は、洗浄行程の初期に洗浄ポン
    プを通常回転よりも高速回転で運転することを特徴とす
    る請求項3記載の食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 上下複数段の食器収納かごを備え、 処理剤収納部は、前記食器収納かごの上段に装着されて
    いることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の
    食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 給水された洗浄水の温度を検知する検知
    手段を備え、 制御手段は、前記検知手段が検知した洗浄水の温度が所
    定温度未満の場合は、洗浄ポンプを洗浄行程時よりも低
    速回転で運転すると同時に排水ポンプを動作させる臨時
    予洗い行程を実行してから洗浄行程に移行することを特
    徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 制御手段は、所定温度以上の洗浄水が供
    給されるまで臨時予洗い行程を繰返して実行すると共
    に、その臨時予洗い行程を所定回数実行した場合は洗浄
    行程に移行することを特徴とする請求項6記載の食器洗
    浄機。
  8. 【請求項8】 制御手段は、臨時予洗い行程を所定回数
    実行した場合に検知手段による検知温度が所定温度未満
    のときは、異常を報知することを特徴とする請求項6ま
    たは7記載の食器洗浄機。
  9. 【請求項9】 処理剤収納部は、仕上げ剤が収納されて
    洗浄ポンプが通常回転よりも高速回転で運転された状態
    で洗浄水が侵入する位置に配置され、 制御手段は、すすぎ行程における所定タイミングで前記
    洗浄ポンプを通常回転よりも高速回転で運転することを
    特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101202072B1 (ko) 2005-05-23 2012-11-15 엘지전자 주식회사 식기세척기의 세척 제어장치 및 방법
CN111050625A (zh) * 2018-02-21 2020-04-21 松下知识产权经营株式会社 餐具清洗机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101202072B1 (ko) 2005-05-23 2012-11-15 엘지전자 주식회사 식기세척기의 세척 제어장치 및 방법
CN111050625A (zh) * 2018-02-21 2020-04-21 松下知识产权经营株式会社 餐具清洗机
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