JP4988490B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、すすぎ水タンクからポンプによりすすぎ水をすすぎノズルに供給し、該すすぎノズルから洗浄室内に吐出して食器等のすすぎを行う食器洗浄機に関する。
従来の食器洗浄機は、洗浄室の上下に洗浄ノズルとすすぎノズルをそれぞれ回転自在に配設し、これらの間に収容した皿などの被洗浄物の洗浄とすすぎを行う(特許文献1参照。)。この食器洗浄機は、洗浄水ポンプによって、洗浄水タンク内の洗浄水を洗浄室の上部に設けた洗浄ノズルから下向きに噴射すると共に、下部に設けた洗浄ノズルから上向きに噴射することによって、被洗浄物を上下から洗い、洗浄運転を行う。
その後、すすぎ水ポンプによって、洗浄室の上下に設けたすすぎノズルに、すすぎ水タンク内のすすぎ水を給送する。すすぎ水は、上部に設けたすすぎノズルから下向きに噴射すると共に、下部に設けたすすぎノズルから上向きに噴射することによって、被洗浄物に付着した洗剤や洗浄水を上下から洗い流す。このすすぎ運転を行って、一サイクルの動作を終了する。そして、すすぎ水タンクから噴射したすすぎ水は、洗浄水タンクに回収し、次のサイクルの洗浄水として利用する。また、すすぎ水タンクには、水位センサが設けられており、上述した如きすすぎ運転によりすすぎ水が減少し、所定の水位を下回った場合には、給水電磁弁が開放され、給水が行われる。
また、洗浄水タンク及びすすぎ水タンクには、それぞれヒータが設けられており、これらタンク内に貯溜される水は、このヒータによって所定の温度にまで昇温され、温水とされる。これにより、洗剤の化学的活性を高め、洗浄効率の向上を図っていた。
特開2002−28124号公報
しかしながら、すすぎ運転開始と同時に給水電磁弁が開放され、すすぎ水タンクへの給水が行われると、未だヒータによって所定の温度にまで昇温されていない低温のすすぎ水がすすぎ水ポンプに引き込まれ、洗浄室のすすぎノズルに送給されることがある。この場合、洗浄室内の食器類には、低温のすすぎ水が噴射されることとなる。
従って、当該洗浄室内の食器類を高温のすすぎ水にてすすぐことができないことから、高温の湯による殺菌を行うことができず、衛生面において問題が生じる。
そこで、本発明は従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、すすぎノズルより低温のすすぎ水が噴射される不都合を回避し、高温のすすぎ水によって洗浄室内の食器類を衛生的にすすぐことができる食器洗浄機を提供する。
請求項1の発明の食器洗浄機は、すすぎ水タンクからポンプによりすすぎ水をすすぎノズルに供給し、該すすぎノズルから洗浄室内に吐出して食器等のすすぎを行うものであって、すすぎ水タンクの所定の満水位を検出するための水位センサと、すすぎ水タンクへの給水を制御する弁装置と、すすぎ水タンク内のすすぎ水を加熱するヒータと、該ヒータによりすすぎ水タンク内のすすぎ水を所定の温度に加熱すると共に、ポンプを運転してすすぎ工程を実行し、水位センサの出力に基づいて弁装置を制御し、満水位にてすすぎ水タンクへの給水を停止する制御装置とを備え、該制御装置は、すすぎ工程の開始後、所定時間経過後に弁装置を開放してすすぎ水タンクに給水を開始することを特徴とする。
請求項2の発明の食器洗浄機は、すすぎ水タンクからポンプによりすすぎ水をすすぎノズルに供給し、該すすぎノズルから洗浄室内に吐出して食器等のすすぎを行うものであって、すすぎ水タンクの所定の満水位を検出するための水位センサと、すすぎ水タンクへの給水を制御する弁装置と、すすぎ水タンク内のすすぎ水を加熱するヒータと、該ヒータによりすすぎ水タンク内のすすぎ水を所定の温度に加熱すると共に、ポンプを所定のすすぎ時間運転してすすぎ工程を実行し、水位センサの出力に基づいて弁装置を制御し、満水位にてすすぎ水タンクへの給水を停止する制御装置とを備え、該制御装置は、すすぎ時間が経過する所定時間前に弁装置を開放してすすぎ水タンクに給水を開始することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、すすぎ水タンクからポンプによりすすぎ水をすすぎノズルに供給し、該すすぎノズルから洗浄室内に吐出して食器等のすすぎを行う食器洗浄機において、すすぎ水タンクの所定の満水位を検出するための水位センサと、すすぎ水タンクへの給水を制御する弁装置と、すすぎ水タンク内のすすぎ水を加熱するヒータと、該ヒータによりすすぎ水タンク内のすすぎ水を所定の温度に加熱すると共に、ポンプを運転してすすぎ工程を実行し、水位センサの出力に基づいて弁装置を制御し、満水位にてすすぎ水タンクへの給水を停止する制御装置とを備え、該制御装置は、すすぎ工程の開始後、所定時間経過後に弁装置を開放してすすぎ水タンクに給水を開始するので、弁装置が開放されても給水されたばかりの水がポンプによりすすぎノズルに到達しない時間とされてから弁装置を開放してすすぎ水タンクに給水を開始することが可能となる。
そのため、所定の高温度に満たないすすぎ水タンクに供給されたばかりの低温のすすぎ水が洗浄室内に吐出される不都合を回避することが可能となる。従って、すすぎ工程では、常に高温度のすすぎ水により洗浄室内の食器等をすすぐことが可能となり、衛生的とすることができる。
請求項2の発明によれば、すすぎ水タンクからポンプによりすすぎ水をすすぎノズルに供給し、該すすぎノズルから洗浄室内に吐出して食器等のすすぎを行う食器洗浄機において、すすぎ水タンクの所定の満水位を検出するための水位センサと、すすぎ水タンクへの給水を制御する弁装置と、すすぎ水タンク内のすすぎ水を加熱するヒータと、該ヒータによりすすぎ水タンク内のすすぎ水を所定の温度に加熱すると共に、ポンプを所定のすすぎ時間運転してすすぎ工程を実行し、水位センサの出力に基づいて弁装置を制御し、満水位にてすすぎ水タンクへの給水を停止する制御装置とを備え、該制御装置は、すすぎ時間が経過する所定時間前に弁装置を開放してすすぎ水タンクに給水を開始するので、弁装置が開放されても給水されたばかりの水がポンプによりすすぎノズルに到達しない時間とされてから弁装置を開放してすすぎ水タンクに給水を開始することが可能となる。
そのため、所定の高温度に満たないすすぎ水タンクに供給されたばかりの低温のすすぎ水が洗浄室内に吐出される不都合を回避することが可能となる。従って、すすぎ工程では、常に高温度のすすぎ水により洗浄室内の食器等をすすぐことが可能となり、衛生的とすることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する
図1は本発明の食器洗浄機1の斜視図、図2は本発明の食器洗浄機1の断面図、図3は食器洗浄機1の部分拡大縦断側面図、図4は制御装置Cの電気ブロック図である。
1は食器洗浄機であり、この食器洗浄機1を構成する本体2の上部には前面に食器などの被洗浄物4が収容された洗浄ラック5の収納取出を行うための開口2Aが形成された洗浄室3が区画形成されている。そして、この洗浄室3の前面開口2Aは、開閉扉6によって開閉自在に閉塞される。尚、この開閉扉6には、該扉6の開閉を検出するための扉スイッチ7(図4のみ図示する。)が設けられている。また、この本体2の上部前面には、電源スイッチ32及び表示部36(図4のみ図示する。)を備えた操作パネル33である。
洗浄室3の上部には洗浄水を下向きに噴射する複数の洗浄ノズル8Aを有する上洗浄アーム8が回転可能に配設されている。この上洗浄アーム8の若干下位には上洗浄アーム8と同心上で回転する上すすぎアーム9が配設されている。この上すすぎアーム9はすすぎ水を下向きに噴射する複数の図示しないすすぎノズルを有している。また、洗浄室3の下部には洗浄水を上向きに噴射する複数の洗浄ノズル10Aを有する下洗浄アーム10が回転可能に配設されている。この下洗浄アーム10の若干上位にはすすぎ水を上向きに噴射する複数の図示しないすすぎノズルを有する下すすぎアーム11が下洗浄アーム10と同心上で回転可能に配設されている。
一方、洗浄室3の下方にはフィルタ13によって洗浄室3と区画された比較的容量の大きい洗浄水タンク14が設けられている。この洗浄水タンク14内にはオーバーフローパイプ15が立設されており、洗浄水タンク14の洗浄水面を所定水位に規制する位置にて、洗浄水タンク14内に開口している。また、洗浄水タンク14内には洗浄水を所定温度に維持するために、洗浄水タンクヒータ16(図4のみ図示する。)が収納されている。更に、洗浄水タンク14内の水温を検知するために、水位より下方の外壁から洗浄水タンク温度センサ17(図4のみ図示する。)が挿入されている。尚、洗浄水タンク14内に貯溜された洗浄水には洗剤が混入されており、この洗浄水を洗浄水ポンプ18で吸入、圧送し、吐出管19、洗浄配管20を介して、上下洗浄ノズル8A、10Aが形成される上下洗浄アーム8、10に給送している。
他方、本体2の下部には、図3に示すように+83℃の高温のすすぎ水を貯溜するすすぎ水タンク22が配設されている。このすすぎ水タンク22の上部には、外部の図示しない水道管から当該すすぎ水タンク22内に給水するための給水配管31が接続されており、当該給水配管31には、すすぎ水タンク22内への給水を制御する給水電磁弁(弁装置)30が介設されている。また、このすすぎ水タンク22の下部には、すすぎ水出口49が形成されており、当該すすぎ水出口49には、給水配管50を介してすすぎ水ポンプ23が接続されている。
これにより、すすぎ水タンク22内の貯溜水はすすぎ水ポンプ23で圧送され、すすぎ配管24を介して上下すすぎノズルが形成される上下すすぎアーム9、11に給送される。また、すすぎ水タンク22内には、すすぎ水タンク22内の満水位HWを検出するためのすすぎ水タンク水位センサ27が設けられている。
また、すすぎ水タンク22内には、貯溜水を上記所定温度に加熱するためのすすぎ水タンクヒータ28が収納されている。更に、このすすぎ水タンク22内の水温を検知するために、水位より下方の外壁からすすぎ水タンク温度センサ29(図4のみ図示する。)が挿入されている。
次に、本発明を実現するための制御装置Cを図4の電気ブロック図を参照して説明する。図4において、Cは汎用のマイクロコンピュータにより構成される制御装置であり、時限手段としてのタイマ34を内蔵している。この制御装置Cの入力側には、扉スイッチ7と、電源スイッチ32及び表示部36が設けられた操作パネル33と、洗浄水タンク14内に設けられた洗浄水の水位センサ(洗浄水タンク水位センサ)43と、前記すすぎ水タンク水位センサ27と、洗浄水タンク温度センサ17と、すすぎ水タンク温度センサ29が接続されている。
また、制御装置Cの出力側には、洗浄水タンクヒータ16と、すすぎ水タンクヒータ28と、前記洗浄水ポンプ18の洗浄水ポンプモータ18Mと、前記すすぎ水ポンプ23のすすぎ水ポンプモータ23Mと、給水電磁弁30が接続されている。
以上の構成で、本発明の食器洗浄機1の運転動作を説明する。先ず、食器洗浄機1の操作パネル33に設けられた電源スイッチ32を投入すると、制御装置Cは、給水電磁弁30を開放し、すすぎ水タンク22内にすすぎ水の供給を行う給水工程を実行する。
(給水工程)
この給水工程では、給水電磁弁30の開放によって、給水配管31より外部の水道水がすすぎ水としてすすぎ水タンク22内に貯溜される。そして、制御装置Cは、すすぎ水ポンプモータ23Mを運転する。これにより、すすぎ水が漸次すすぎ水ポンプ23によって汲み上げられ、すすぎ配管24を介して、上下すすぎノズル9、11に圧送される。
圧送されたすすぎ水は、上下すすぎノズルから放出され、下方の洗浄水タンク14内に貯溜される。各タンク14及び22が水位センサ27、43の出力に基づき、所定の満水位に達したら、制御装置Cは、給水電磁弁30を閉鎖して、給水工程を終了する。そして、制御装置Cは、予熱工程に移行し、洗浄水タンクヒータ16及びすすぎ水タンクヒータ28に通電を行い、各タンク14、22内の水温が所定温度になるまで加熱する。
以後、すすぎ水タンク22内のすすぎ水はすすぎ水タンク温度センサ29の働きにより+83℃に維持され、洗浄水タンク14内の洗浄水は洗浄水タンク温度センサ17の働きにより+65℃に維持される。また、洗浄水タンク14内には適正濃度になるように洗剤が投入される。
その後、使用者が皿などの被洗浄物4を載置した洗浄ラック5を洗浄室3に収容して、扉6を閉鎖すると、制御装置Cは、洗浄工程に移行する。
(洗浄工程)
この洗浄工程では、制御装置Cは、洗浄水ポンプモータ18Mを運転する。これにより、洗浄水ポンプ18が回転し始め、洗浄水が上下洗浄アーム8、10へ圧送され、洗浄ノズル8A、10Aから噴射される洗浄水によって、被洗浄物4に付着した汚れを洗い落とされる。尚、洗浄水ポンプモータ18M及びすすぎ水ポンプモータ23Mへの通電は、扉6が閉鎖されて扉スイッチ7がONとされない限り、行われない。
そして、上述したように噴射された洗浄水は下方の洗浄水タンク14に落下し、再び洗浄水ポンプ18に吸入され、以後同じルートを循環する。予め設定された設定時間だけこの作業を行った後、制御装置Cは、洗浄水ポンプモータ18Mへの通電が遮断して、洗浄水ポンプ18の運転を停止し、洗浄工程を終了してすすぎ工程に移行する。
(すすぎ工程)
当該すすぎ工程では、制御装置Cは、すすぎ水ポンプモータ23Mへ通電してすすぎ水ポンプ23を回転させ、+83℃の高温すすぎ水を上下すすぎアーム9、11に圧送する。これにより、すすぎノズルから噴射されるすすぎ水によって、被洗浄物4の表面に付着した洗剤や洗浄水をすすぎ落とす。制御装置Cは、予め設定されたすすぎ時間だけこの作業を行った後、すすぎ水ポンプモータ23Mへの通電を遮断し、すすぎ水ポンプ23の運転を停止し、すすぎ工程を終了する。その後、制御装置Cは、図示しないブザーを鳴らして一連の洗浄作業が終了したことを報知する。洗浄室3内に吐出されたすすぎ水は下方の洗浄水タンク14内に落下し、次の洗浄作業における洗浄水として再利用される。
上述した如きすすぎ工程を行うことによって、すすぎ水タンク22内の高温のすすぎ水は減少し、水位が低下する。ここで、図5のフローチャートを参照して、すすぎ水タンク22の給水制御の参考例について説明する。
先ず、ステップS1において、制御装置Cは、上述した如きすすぎ時間が経過し、すすぎ工程が終了したか否かを判断する。なお、当該すすぎ工程が終了するまでは、該すすぎ工程中にすすぎ水タンク水位センサ27による満水位HWの検出がOFFとなっても、給水電磁弁30の開放は、禁止する。
そして、制御装置Cは、上記すすぎ工程が終了したものと判断した場合には、ステップS2に進み、給水電磁弁30を開放(ON)する。これにより、すすぎ工程によって、水位が低下したすすぎ水タンク22内に、給水配管31を介して外部の水道水が供給される。
その後、制御装置Cは、ステップS3に進み、すすぎ水タンク水位センサ27により所定の満水位HWを検出したか否かを判断し、所定の満水位HWが検出されたことに基づきステップS4に進み、給水電磁弁30を閉鎖(OFF)する。
その後、制御装置Cは、上述した如き給水工程と同様にすすぎ水タンク温度センサ29の検出温度に基づき、すすぎ水タンクヒータ28を通電制御して、すすぎ水タンク22内のすすぎ水を所定の温度、本参考例では、+83℃にまで昇温し、以後、当該温度を維持する。
係るすすぎ水タンク22の給水制御を実行することにより、すすぎ工程を実行している間にすすぎ水タンク22内に外部から給水配管31を介して低温の水が供給されることを回避することができる。
そのため、所定の高温度、本参考例では、+83℃に満たない低温のすすぎ水がすすぎ工程において洗浄室3内に吐出される不都合を回避することが可能となる。従って、すすぎ工程では、常に所定の温度にまで加熱された高温のすすぎ水により洗浄室3内の被洗浄物4をすすぐことで、殺菌処理することが可能となり、衛生的とすることができる。
次に、実施例1としてのすすぎ水タンク22の給水制御について図6のフローチャートを参照して説明する。なお、当該実施例1における食器洗浄機1は、上述した参考例の食器洗浄機1と略同一の構成であるため、説明を省略する。
実施例1における食器洗浄機では、先ず、ステップS5において、制御装置Cは、上述した如きすすぎ工程を開始、具体的には、すすぎ水ポンプ23の運転を開始してから、所定時間が経過したか否かを判断する。なお、当該所定時間が経過するまでは、該すすぎ工程中にすすぎ水タンク水位センサ27による満水位HWの検出がOFFとなっても、給水電磁弁30の開放は、禁止する。
ここで、当該所定時間とは、給水配管31の接続位置とすすぎ水出口49との位置関係により、給水電磁弁30を開放して給水配管31からすすぎ水タンク22内に供給された低温の水がすすぎ水出口49に至るまでの時間と、すすぎ工程に要する時間(すすぎ時間)とを考慮し、給水電磁弁30を開放しても給水配管31からすすぎ水タンク22内に供給されたばかりの低温の水がすすぎ水出口49に至らないものと判断される時間をいう。なお、本実施例では、低温の水がすすぎ水出口49に至るまでの時間を考慮しているが、これに限定されるものではなく、すすぎ水出口49以降のすすぎ水経路であって、すすぎノズルの上流側のすすぎアーム9、11に至るまでの時間としても良い。
そして、制御装置Cは、上記所定時間が経過したものと判断した場合には、ステップS6に進み、給水電磁弁30を開放(ON)する。これにより、すすぎ工程によって、水位が低下したすすぎ水タンク22内に、給水配管31を介して外部の水道水が供給される。なお、この際、すすぎ工程が実行されているが、上述したように所定時間とは、給水電磁弁30を開放しても、給水配管31によりすすぎ水タンク22内に供給されたばかりの低温の水がすすぎ水出口49に至らない時間とされているので、残存するすすぎ工程において、すすぎ水タンク22内に供給されたばかりの低温の水がすすぎ水出口49にまで至らない。
その後、制御装置Cは、ステップS7に進み、すすぎ水タンク水位センサ27により所定の満水位HWを検出したか否かを判断し、所定の満水位HWが検出されたことに基づきステップS8に進み、給水電磁弁30を閉鎖(OFF)する。
その後、制御装置Cは、上述した如き給水工程と同様にすすぎ水タンク温度センサ29の検出温度に基づき、すすぎ水タンクヒータ28を通電制御して、すすぎ水タンク22内のすすぎ水を所定の温度、本実施例では、+83℃にまで昇温し、以後、当該温度を維持する。
係るすすぎ水タンク22の給水制御を実行することにより、すすぎ工程を実行している間に給水電磁弁30が開放されても、給水配管31より給水されたばかりの水は、すすぎ水ポンプ23によりすすぎノズルには、到達しない。
そのため、早期にすすぎ水タンク22への給水を開始することができると共に、所定の高温度、本実施例では、+83℃に満たない低温のすすぎ水がすすぎ工程中に洗浄室3内に吐出される不都合を回避することが可能となる。従って、すすぎ工程では、常に所定の温度にまで加熱された高温のすすぎ水により洗浄室3内の被洗浄物4をすすぐことで、殺菌処理することが可能となり、衛生的とすることができる。
次に、実施例2としてのすすぎ水タンク22の給水制御について図7のフローチャートを参照して説明する。なお、当該実施例2における食器洗浄機1は、上記実施例1と同様に上述した参考例の食器洗浄機1と略同一の構成であるため、説明を省略する。
実施例2における食器洗浄機では、先ず、ステップS9において、制御装置Cは、上述した如きすすぎ工程に要する上記すすぎ時間が経過する所定時間前、例えば5秒前に相当する時間が経過したか否かを判断する。当該所定時間が経過するまでは、該すすぎ工程中にすすぎ水タンク水位センサ27による満水位HWの検出がOFFとなっても、給水電磁弁30の開放は、禁止する。
なお、係る実施例では、すすぎ時間が経過する所定時間前を、すすぎ時間が経過する5秒前としているが、これに限定されるものではなく、例えばすすぎ水タンク22の容量が大きい、若しくは、給水配管31からすすぎ水タンク22に供給されたすすぎ水がすすぎ水ポンプ23の運転によりすすぎ水出口49より吸引されるまでに要する時間が長い場合には、これより長く設定しても良い。他方、当該時間が短い場合には、これよりも短く設定しても良い。また、当該時間は任意に設定可能とされる。
そして、制御装置Cは、上記すすぎ時間が経過する所定時間前に相当する時間が経過したものと判断した場合には、ステップS10に進み、給水電磁弁30を開放(ON)する。これにより、すすぎ工程によって、水位が低下したすすぎ水タンク22内に、給水配管31を介して外部の水道水が供給される。なお、この際、すすぎ工程が実行されているが、すすぎ時間が経過する所定時間前に相当する時間は、給水電磁弁30を開放しても、給水配管31によりすすぎ水タンク22内に供給されたばかりの低温の水がすすぎ水出口49に至らない時間とされている。そのため、残存するすすぎ工程において、すすぎ水タンク22内に供給されたばかりの低温の水がすすぎ水出口49にまで至らない。
その後、制御装置Cは、ステップS11に進み、すすぎ水タンク水位センサ27により所定の満水位HWを検出したか否かを判断し、所定の満水位HWが検出されたことに基づきステップS8に進み、給水電磁弁30を閉鎖(OFF)する。
その後、制御装置Cは、上述した如き給水工程と同様にすすぎ水タンク温度センサ29の検出温度に基づき、すすぎ水タンクヒータ28を通電制御して、すすぎ水タンク22内のすすぎ水を所定の温度、本実施例では、+83℃にまで昇温し、以後、当該温度を維持する。
係るすすぎ水タンク22の給水制御を実行することにより、すすぎ工程を実行している間に給水電磁弁30が開放されても、給水配管31より給水されたばかりの水は、すすぎ水ポンプ23によりすすぎノズルには、到達しない。
そのため、早期にすすぎ水タンク22への給水を開始することができると共に、所定の高温度、本実施例では、+83℃に満たない低温のすすぎ水がすすぎ工程中に洗浄室3内に吐出される不都合を回避することが可能となる。従って、すすぎ工程では、常に所定の温度にまで加熱された高温のすすぎ水により洗浄室3内の被洗浄物4をすすぐことで、殺菌処理することが可能となり、衛生的とすることができる。
本発明の食器洗浄機の斜視図である。 本発明の食器洗浄機の断面図である。 食器洗浄機の部分拡大縦断側面図である。 制御装置の電気ブロック図である。 すすぎ水タンクの給水制御を示すフローチャートである。(参考例) すすぎ水タンクの給水制御を示すフローチャートである。(実施例1) すすぎ水タンクの給水制御を示すフローチャートである。(実施例2)
C 制御装置
1 食器洗浄機
3 洗浄室
4 被洗浄物
8 上洗浄アーム
8A 洗浄ノズル
9 上すすぎアーム
10 下洗浄アーム
10A 洗浄ノズル
11 下すすぎアーム
14 洗浄水タンク
16 洗浄水タンクヒータ
17 洗浄水タンク温度センサ
18 洗浄水ポンプ
19 吐出管
20 洗浄配管
22 すすぎ水タンク
23 すすぎ水ポンプ
24 すすぎ配管
27 すすぎ水タンク水位センサ
28 すすぎ水タンクヒータ
29 すすぎ水タンク温度センサ
30 給水電磁弁(弁装置)
31 給水配管
34 タイマ(時限手段)
49 すすぎ水出口
50 給水配管

Claims (2)

  1. すすぎ水タンクからポンプによりすすぎ水をすすぎノズルに供給し、該すすぎノズルから洗浄室内に吐出して食器等のすすぎを行う食器洗浄機において、
    前記すすぎ水タンクの所定の満水位を検出するための水位センサと、
    前記すすぎ水タンクへの給水を制御する弁装置と、
    前記すすぎ水タンク内のすすぎ水を加熱するヒータと、
    該ヒータにより前記すすぎ水タンク内のすすぎ水を所定の温度に加熱すると共に、前記ポンプを運転してすすぎ工程を実行し、前記水位センサの出力に基づいて前記弁装置を制御し、前記満水位にて前記すすぎ水タンクへの給水を停止する制御装置とを備え、
    該制御装置は、前記すすぎ工程の開始後、所定時間経過後に前記弁装置を開放して前記すすぎ水タンクに給水を開始することを特徴とする食器洗浄機。
  2. すすぎ水タンクからポンプによりすすぎ水をすすぎノズルに供給し、該すすぎノズルから洗浄室内に吐出して食器等のすすぎを行う食器洗浄機において、
    前記すすぎ水タンクの所定の満水位を検出するための水位センサと、
    前記すすぎ水タンクへの給水を制御する弁装置と、
    前記すすぎ水タンク内のすすぎ水を加熱するヒータと、
    該ヒータにより前記すすぎ水タンク内のすすぎ水を所定の温度に加熱すると共に、前記ポンプを所定のすすぎ時間運転してすすぎ工程を実行し、前記水位センサの出力に基づいて前記弁装置を制御し、前記満水位にて前記すすぎ水タンクへの給水を停止する制御装置とを備え、
    該制御装置は、前記すすぎ時間が経過する所定時間前に前記弁装置を開放して前記すすぎ水タンクに給水を開始することを特徴とする食器洗浄機。
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