JP2000253585A - 分散電源システム - Google Patents
分散電源システムInfo
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- JP2000253585A JP2000253585A JP11048586A JP4858699A JP2000253585A JP 2000253585 A JP2000253585 A JP 2000253585A JP 11048586 A JP11048586 A JP 11048586A JP 4858699 A JP4858699 A JP 4858699A JP 2000253585 A JP2000253585 A JP 2000253585A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 煩雑な設定を行うことなく複数の分散電源装
置を並列に運転可能な分散電源システムを提供する。 【解決手段】 直流電源８と商用電源１との系統分離が
可能な分散電源装置と、分散電源装置の動作状態を表示
可能な表示器１５とからなる分散電源システムにおい
て、表示器１５は、各分散電源装置が接続可能な複数の
端子１５ｆと、各接続端子１５ｆに対して確認信号を送
信し、確認信号に呼応した分散電源装置からの返信信号
を受信する送受信回路１５ａと、送受信回路１５ａが受
信した返信信号の有無から分散電源装置の接続状態を判
断する運転制御回路１５ｂとを備えるようにした。
置を並列に運転可能な分散電源システムを提供する。 【解決手段】 直流電源８と商用電源１との系統分離が
可能な分散電源装置と、分散電源装置の動作状態を表示
可能な表示器１５とからなる分散電源システムにおい
て、表示器１５は、各分散電源装置が接続可能な複数の
端子１５ｆと、各接続端子１５ｆに対して確認信号を送
信し、確認信号に呼応した分散電源装置からの返信信号
を受信する送受信回路１５ａと、送受信回路１５ａが受
信した返信信号の有無から分散電源装置の接続状態を判
断する運転制御回路１５ｂとを備えるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池等の直流
電源を用いた電源装置を商用電源と電気的に接続して、
共通の負荷に電力を供給するように系統連系運転を行う
分散電源システムに関するものである。
電源を用いた電源装置を商用電源と電気的に接続して、
共通の負荷に電力を供給するように系統連系運転を行う
分散電源システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は直流電源として太陽電池を用いた
従来の分散電源装置（太陽光発電装置）の概略構成図で
ある。図３において、１は商用電源の電力系統であり、
発電所の主電源２と、発電所２からの電力を降圧して配
電する発電所３と、配電線４に設けられた遮断機５と、
供給された電力を降圧して各家庭に供給する柱上変圧器
６とを有している。８は各家庭に設置された太陽電池で
あり、太陽電池８から出力される直流電圧を交流電圧に
変換する系統連系型電力変換装置１０とを有して分散電
源７が構成されている。１２は系統連系保護回路であ
り、商用電源１の状態が正常であるとき解列開閉器１１
を操作し、分散電源７を商用電源１と系統連系する。商
用電源１の異常や停電を検出すると電力変換器９に商用
電源１への電力供給を停止させ、解列開閉器１１を解列
し分散電源７を系統分離させるとともに、商用電源１の
異常や停電が検出されなくなると再び分散電源７と商用
電源１を系統連系させるため解列開閉器１１を操作する
ようになっている。
従来の分散電源装置（太陽光発電装置）の概略構成図で
ある。図３において、１は商用電源の電力系統であり、
発電所の主電源２と、発電所２からの電力を降圧して配
電する発電所３と、配電線４に設けられた遮断機５と、
供給された電力を降圧して各家庭に供給する柱上変圧器
６とを有している。８は各家庭に設置された太陽電池で
あり、太陽電池８から出力される直流電圧を交流電圧に
変換する系統連系型電力変換装置１０とを有して分散電
源７が構成されている。１２は系統連系保護回路であ
り、商用電源１の状態が正常であるとき解列開閉器１１
を操作し、分散電源７を商用電源１と系統連系する。商
用電源１の異常や停電を検出すると電力変換器９に商用
電源１への電力供給を停止させ、解列開閉器１１を解列
し分散電源７を系統分離させるとともに、商用電源１の
異常や停電が検出されなくなると再び分散電源７と商用
電源１を系統連系させるため解列開閉器１１を操作する
ようになっている。
【０００３】系統連系保護回路１２が商用電源１を正常
と認識し系統連系をしている場合、共用分岐回路１６に
は商用電源１から電力が供給され、連系保護回路１２が
商用電源１を異常／停電と判断した場合には電力変換器
９から電力が供給される。
と認識し系統連系をしている場合、共用分岐回路１６に
は商用電源１から電力が供給され、連系保護回路１２が
商用電源１を異常／停電と判断した場合には電力変換器
９から電力が供給される。
【０００４】上述した構成の分散電源装置においては、
太陽電池８から直流電力が出力されると電力変換器９に
より所定周波数の交流電力に変換されてその交流電力が
住宅内負荷に供給される一方、この分散電源からの交流
電力で賄えない電力が、商用電源１から供給される。
太陽電池８から直流電力が出力されると電力変換器９に
より所定周波数の交流電力に変換されてその交流電力が
住宅内負荷に供給される一方、この分散電源からの交流
電力で賄えない電力が、商用電源１から供給される。
【０００５】図３に示した分散電源装置の基本構成にお
いて、８は太陽電池であり、１０は系統連系型電力変換
装置である。この系統連系型電力変換装置１０は、上述
した電力変換器９と、解列開閉器１１と、系統連系保護
回路１２とにより構成される。また、系統連系型電力変
換装置１０はケーブル１４にて接続される表示器１５を
有している。
いて、８は太陽電池であり、１０は系統連系型電力変換
装置である。この系統連系型電力変換装置１０は、上述
した電力変換器９と、解列開閉器１１と、系統連系保護
回路１２とにより構成される。また、系統連系型電力変
換装置１０はケーブル１４にて接続される表示器１５を
有している。
【０００６】表示器１５は、ユーザが分散電源の発電状
態を容易に把握できるように、分散電源７の太陽電池８
の発電による、発電電力量・積算電力量・商用電源１の
状態・系統連系型電力変換装置１０の状態を表示する。
態を容易に把握できるように、分散電源７の太陽電池８
の発電による、発電電力量・積算電力量・商用電源１の
状態・系統連系型電力変換装置１０の状態を表示する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構成の分
散電源装置を商用電源１に並列に複数台接続して運転を
行う分散電源システム（図４参照）の場合、複数の分散
電源装置が接続される表示器１５は各分散電源７の運転
状態、商用電源１の状態、各分散電源の発電電力の積算
値等を表示するとともに、運転・停止等の制御命令を各
分散電源７に通知するようになっている。このように、
１台の表示器１５を用いて複数の分散電源７と通信を行
い各種データを取得するためには、表示器１５に分散電
源７の接続台数を認識させる必要が生じる。
散電源装置を商用電源１に並列に複数台接続して運転を
行う分散電源システム（図４参照）の場合、複数の分散
電源装置が接続される表示器１５は各分散電源７の運転
状態、商用電源１の状態、各分散電源の発電電力の積算
値等を表示するとともに、運転・停止等の制御命令を各
分散電源７に通知するようになっている。このように、
１台の表示器１５を用いて複数の分散電源７と通信を行
い各種データを取得するためには、表示器１５に分散電
源７の接続台数を認識させる必要が生じる。
【０００８】ところが、表示器１５に分散電源７の接続
台数を認識させるためには、スイッチ１５ｅを設け、こ
のスイッチ１５ｅを操作することによりどの接続端子に
分散電源７が接続されているかを設定するといった煩雑
な作業が必要であるという問題点を有していた。また、
スイッチ１５ｅの設定を誤ると表示器１５と分散電源７
との通信が行われなくなるため、分散電源システムが正
常に動作しなくなる可能性があるという問題点を有して
いた。
台数を認識させるためには、スイッチ１５ｅを設け、こ
のスイッチ１５ｅを操作することによりどの接続端子に
分散電源７が接続されているかを設定するといった煩雑
な作業が必要であるという問題点を有していた。また、
スイッチ１５ｅの設定を誤ると表示器１５と分散電源７
との通信が行われなくなるため、分散電源システムが正
常に動作しなくなる可能性があるという問題点を有して
いた。
【０００９】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、煩雑な設定を行
うことなく複数の分散電源装置を並列に運転可能な分散
電源システムを提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、煩雑な設定を行
うことなく複数の分散電源装置を並列に運転可能な分散
電源システムを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
直流電源と、直流電源から出力される直流を交流に変換
する電力変換器と、商用電源の異常／停電を検出すると
電力変換器から商用電源への電力供給出力を停止させ系
統分離を行うとともに、商用電源の異常／停電の解除を
検出すると系統連系を行い電力変換器から商用電源への
電力供給を再開させる系統連系保護装置を具備する分散
電源と、系統連系時には商用電源から電力が供給され系
統分離時には電力変換器から電力が供給される共用分岐
回路とを備える分散電源装置と、各分散電源装置が接続
可能な複数の端子と、各接続端子に対して確認信号を送
信し、確認信号に呼応した分散電源装置からの返信信号
を受信する送受信回路と、送受信回路が受信した返信信
号の有無から分散電源装置の接続状態を判断する運転制
御回路とを備える表示器と、からなることを特徴とする
ものである。
直流電源と、直流電源から出力される直流を交流に変換
する電力変換器と、商用電源の異常／停電を検出すると
電力変換器から商用電源への電力供給出力を停止させ系
統分離を行うとともに、商用電源の異常／停電の解除を
検出すると系統連系を行い電力変換器から商用電源への
電力供給を再開させる系統連系保護装置を具備する分散
電源と、系統連系時には商用電源から電力が供給され系
統分離時には電力変換器から電力が供給される共用分岐
回路とを備える分散電源装置と、各分散電源装置が接続
可能な複数の端子と、各接続端子に対して確認信号を送
信し、確認信号に呼応した分散電源装置からの返信信号
を受信する送受信回路と、送受信回路が受信した返信信
号の有無から分散電源装置の接続状態を判断する運転制
御回路とを備える表示器と、からなることを特徴とする
ものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る分散電源システムについて図１及び図２に基づき詳細
に説明する。図１は分散電源システムの概略構成図であ
る。図２は分散電源システムの表示器の動作を示すフロ
ーチャートである。なお、従来の技術の欄にて示した分
散電源装置及び分散電源システムと同等の箇所には同じ
番号を付し、その詳細な説明は省略する。
る分散電源システムについて図１及び図２に基づき詳細
に説明する。図１は分散電源システムの概略構成図であ
る。図２は分散電源システムの表示器の動作を示すフロ
ーチャートである。なお、従来の技術の欄にて示した分
散電源装置及び分散電源システムと同等の箇所には同じ
番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【００１２】分散電源７は直流電源に相当する太陽電池
８と系統連系型電力変換装置１０とにより構成される。
そして、分散電源システム１８は複数台の分散電源７と
表示器１５とにより構成される。系統連系型電力変換装
置１０は、電力変換器９と、解列開閉器１１と、系統連
系保護装置１２と、送受信回路１９と、センサ部１７と
を備えてなる。また、表示器１５は、送受信回路１５ａ
と、運転制御回路１５ｂと、表示部１５ｃと、操作部１
５ｄと、複数台の分散電源７を接続するための接続端子
１５ｆとを備えてなる。
８と系統連系型電力変換装置１０とにより構成される。
そして、分散電源システム１８は複数台の分散電源７と
表示器１５とにより構成される。系統連系型電力変換装
置１０は、電力変換器９と、解列開閉器１１と、系統連
系保護装置１２と、送受信回路１９と、センサ部１７と
を備えてなる。また、表示器１５は、送受信回路１５ａ
と、運転制御回路１５ｂと、表示部１５ｃと、操作部１
５ｄと、複数台の分散電源７を接続するための接続端子
１５ｆとを備えてなる。
【００１３】電力変換器９は、直流電源である太陽電池
８から入力される直流電力を交流に変換し、系統連系時
には商用電源１に、系統分離時には共用分岐回路１６に
交流電力を出力するものである。解列開閉器１１は、分
散電源７と商用電源１とを接続及び解列するための開閉
器であり、系統連系保護装置１２により制御されるよう
になっている。
８から入力される直流電力を交流に変換し、系統連系時
には商用電源１に、系統分離時には共用分岐回路１６に
交流電力を出力するものである。解列開閉器１１は、分
散電源７と商用電源１とを接続及び解列するための開閉
器であり、系統連系保護装置１２により制御されるよう
になっている。
【００１４】系統連系保護装置１２は、センサ部１７に
設けられた電圧センサ及び電流センサからの信号が入力
されると、電力変換器９を制御する制御信号を出力す
る。また、系統連系保護装置１２は、センサ部１７から
の電圧信号や電流信号により、分散電源７の系統内周波
数異常や電圧異常、あるいは商用電源１の停電を検知
し、これに基づいて解列開閉器１１を制御することで商
用電源１から分散電源７を切り離し、電力変換器９に商
用電源１への交流出力を停止させ、系統分離が確認され
ると電力変換器９に共用分岐回路１６へ出力を再開する
ように指令を与える。商用電源１の異常及び停電が解消
されたことを検出すると、電力変換器９に共用分岐回路
１６への交流電力出力を停止させ、解列開閉器１１を制
御して分散電源７を再び系統連系させ、系統連系が確認
されると電力変換器９に商用電源１への交流電流出力を
再開させる。
設けられた電圧センサ及び電流センサからの信号が入力
されると、電力変換器９を制御する制御信号を出力す
る。また、系統連系保護装置１２は、センサ部１７から
の電圧信号や電流信号により、分散電源７の系統内周波
数異常や電圧異常、あるいは商用電源１の停電を検知
し、これに基づいて解列開閉器１１を制御することで商
用電源１から分散電源７を切り離し、電力変換器９に商
用電源１への交流出力を停止させ、系統分離が確認され
ると電力変換器９に共用分岐回路１６へ出力を再開する
ように指令を与える。商用電源１の異常及び停電が解消
されたことを検出すると、電力変換器９に共用分岐回路
１６への交流電力出力を停止させ、解列開閉器１１を制
御して分散電源７を再び系統連系させ、系統連系が確認
されると電力変換器９に商用電源１への交流電流出力を
再開させる。
【００１５】また、連系保護装置１２は、太陽電池電圧
や系統電圧の各状態、電力変換器９の動作状態、異常の
有無等の分散電源７の運転状態を表示器１５に通知す
る。そのための手段として系統連系型電力変換装置１０
は、送受信回路１９を、表示器１５は送受信回路１５ａ
を備える。なお、送受信回路１９、１５ａ間は、有線通
信または無線通信のどちらであってもよい。
や系統電圧の各状態、電力変換器９の動作状態、異常の
有無等の分散電源７の運転状態を表示器１５に通知す
る。そのための手段として系統連系型電力変換装置１０
は、送受信回路１９を、表示器１５は送受信回路１５ａ
を備える。なお、送受信回路１９、１５ａ間は、有線通
信または無線通信のどちらであってもよい。
【００１６】表示器１５は、送受信回路１５ａと、通知
された各分散電源７の運転状態を基に演算を行い、分散
電源システム１８の運転を制御するための指令を決定す
るとともに、表示部１５ｃに表示する内容を決定する運
転制御回路１５ｂと、運転制御回路１５ｂにより決定さ
れた表示内容を表示する表示部１５ｃと、例えば運転開
始又は運転停止などのユーザの要望を受け付けるための
操作器１５ｄと、接続端子１５ｆ1〜１５ｆｎ（ｎは分
散電源７の最大接続台数である）とを備えてなる。
された各分散電源７の運転状態を基に演算を行い、分散
電源システム１８の運転を制御するための指令を決定す
るとともに、表示部１５ｃに表示する内容を決定する運
転制御回路１５ｂと、運転制御回路１５ｂにより決定さ
れた表示内容を表示する表示部１５ｃと、例えば運転開
始又は運転停止などのユーザの要望を受け付けるための
操作器１５ｄと、接続端子１５ｆ1〜１５ｆｎ（ｎは分
散電源７の最大接続台数である）とを備えてなる。
【００１７】次に、本実施の形態に係る分散電源システ
ム１８において、表示器１５に接続される分散電源７の
接続数の認識方法について図２に基づいて説明する。表
示器１５の運転制御回路１５ｂは、電源起動毎に分散電
源７に対して確認信号を送受信回路１５ａを用いて送信
する。確認信号を通知された分散電源７は、表示器１５
に対して返信を送受信回路１９を用いて表示器に通知す
る。返信を通知された表示器１５は、接続端子１５ｆに
分散電源７が接続されていることを認識する。
ム１８において、表示器１５に接続される分散電源７の
接続数の認識方法について図２に基づいて説明する。表
示器１５の運転制御回路１５ｂは、電源起動毎に分散電
源７に対して確認信号を送受信回路１５ａを用いて送信
する。確認信号を通知された分散電源７は、表示器１５
に対して返信を送受信回路１９を用いて表示器に通知す
る。返信を通知された表示器１５は、接続端子１５ｆに
分散電源７が接続されていることを認識する。
【００１８】同様の処理を残りの接続端子１５ｆに対し
て行い、分散電源７が接続されているか否かの認識を行
う。もし、分散電源７からの返信がない場合は、接続端
子１５ｆに分散電源７が接続されていないと判断する。
て行い、分散電源７が接続されているか否かの認識を行
う。もし、分散電源７からの返信がない場合は、接続端
子１５ｆに分散電源７が接続されていないと判断する。
【００１９】この処理を表示器１５が持つ接続端子１５
ｆ1〜１５ｆｎの個数回（本実施の形態ではｎ回）繰り
返すことで、表示器１５は分散電源システム１８を構成
する分散電源７の台数を認識することができるととも
に、分散電源７が接続されている接続端子１５ｆと接続
されていない接続端子１５ｆとを判別することが可能に
なるのである。また、分散電源システム１８がユーザ宅
に設置された後に分散電源７の台数が変更になったとし
ても、電源起動毎に上述した処理を行うため、従来のス
イッチ１５ｅを用いた煩雑な設定を行う必要がない。ま
た、本実施の形態の分散電源システム１８にあっては、
従来必要であったスイッチ１５ｅの設定を誤って行うこ
とによりシステムが誤動作してしまうことを防止するこ
とが可能になるという効果を奏する。なお、本実施の形
態にあっては電源投入時に接続される接続端子１５ｆの
チェックを行っているが、チェック時はこれに限られる
ものではないことはいうまでもない。
ｆ1〜１５ｆｎの個数回（本実施の形態ではｎ回）繰り
返すことで、表示器１５は分散電源システム１８を構成
する分散電源７の台数を認識することができるととも
に、分散電源７が接続されている接続端子１５ｆと接続
されていない接続端子１５ｆとを判別することが可能に
なるのである。また、分散電源システム１８がユーザ宅
に設置された後に分散電源７の台数が変更になったとし
ても、電源起動毎に上述した処理を行うため、従来のス
イッチ１５ｅを用いた煩雑な設定を行う必要がない。ま
た、本実施の形態の分散電源システム１８にあっては、
従来必要であったスイッチ１５ｅの設定を誤って行うこ
とによりシステムが誤動作してしまうことを防止するこ
とが可能になるという効果を奏する。なお、本実施の形
態にあっては電源投入時に接続される接続端子１５ｆの
チェックを行っているが、チェック時はこれに限られる
ものではないことはいうまでもない。
【００２０】
【発明の効果】以上のように、請求項１記載の発明にあ
っては、直流電源と、直流電源から出力される直流を交
流に変換する電力変換器と、商用電源の異常／停電を検
出すると電力変換器から商用電源への電力供給出力を停
止させ系統分離を行うとともに、商用電源の異常／停電
の解除を検出すると系統連系を行い電力変換器から商用
電源への電力供給を再開させる系統連系保護装置を具備
する分散電源と、系統連系時には商用電源から電力が供
給され系統分離時には電力変換器から電力が供給される
共用分岐回路とを備える分散電源装置と、各分散電源装
置が接続可能な複数の端子と、各接続端子に対して確認
信号を送信し、確認信号に呼応した分散電源装置からの
返信信号を受信する送受信回路と、送受信回路が受信し
た返信信号の有無から分散電源装置の接続状態を判断す
る運転制御回路とを備える表示器と、からなるようにし
たので、従来必要となっていた接続認識用スイッチの設
定を行うことなく自動的に接続端子の接続の有無を認識
させることが可能になるため、煩雑な設定を行うことな
く複数の分散電源装置を並列に運転可能な分散電源シス
テムを提供することが可能になるという効果を奏する。
っては、直流電源と、直流電源から出力される直流を交
流に変換する電力変換器と、商用電源の異常／停電を検
出すると電力変換器から商用電源への電力供給出力を停
止させ系統分離を行うとともに、商用電源の異常／停電
の解除を検出すると系統連系を行い電力変換器から商用
電源への電力供給を再開させる系統連系保護装置を具備
する分散電源と、系統連系時には商用電源から電力が供
給され系統分離時には電力変換器から電力が供給される
共用分岐回路とを備える分散電源装置と、各分散電源装
置が接続可能な複数の端子と、各接続端子に対して確認
信号を送信し、確認信号に呼応した分散電源装置からの
返信信号を受信する送受信回路と、送受信回路が受信し
た返信信号の有無から分散電源装置の接続状態を判断す
る運転制御回路とを備える表示器と、からなるようにし
たので、従来必要となっていた接続認識用スイッチの設
定を行うことなく自動的に接続端子の接続の有無を認識
させることが可能になるため、煩雑な設定を行うことな
く複数の分散電源装置を並列に運転可能な分散電源シス
テムを提供することが可能になるという効果を奏する。
【図１】分散電源システムの概略構成図である。
【図２】分散電源システムの表示器の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図３】従来の分散電源装置の概略構成図である。
【図４】従来の分散電源システムの概略構成図である。
１ 商用電源 ７ 分散電源 ８ 太陽電池 ９ 電力変換器 １０ 系統連系型電力変換装置 １１ 解列開閉器 １２ 系統扇形制御回路 １３ 住宅内負荷 １５ 表示器 １５ａ 送受信回路 １５ｂ 運転制御回路 １５ｃ 表示部 １５ｄ 操作部 １５ｅ 分散電源接続認識用スイッチ １５ｆ 分散電源接続端子 １６ 共用分岐回路 １７ センサ部 １８ 分散電源システム １９ 送受信回路 ２０ 共用分岐回路用コンセント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東浜 弘忠 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 臼井 久視 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 岡本 信一郎 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 国本 洋一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 向井 忠吉 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Ｆターム(参考） 5G066 HA06 HA13 HB03 HB05
Claims (1)
- 【請求項１】 直流電源と、直流電源から出力される直
流を交流に変換する電力変換器と、商用電源の異常／停
電を検出すると電力変換器から商用電源への電力供給出
力を停止させ系統分離を行うとともに、商用電源の異常
／停電の解除を検出すると系統連系を行い電力変換器か
ら商用電源への電力供給を再開させる系統連系保護装置
を具備する分散電源と、系統連系時には商用電源から電
力が供給され系統分離時には電力変換器から電力が供給
される共用分岐回路とを備える分散電源装置と、 各分散電源装置が接続可能な複数の端子と、各接続端子
に対して確認信号を送信し、確認信号に呼応した分散電
源装置からの返信信号を受信する送受信回路と、送受信
回路が受信した返信信号の有無から分散電源装置の接続
状態を判断する運転制御回路とを備える表示器と、から
なることを特徴とする分散電源システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04858699A JP3663954B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 分散電源システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04858699A JP3663954B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 分散電源システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000253585A true JP2000253585A (ja) | 2000-09-14 |
| JP3663954B2 JP3663954B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
ID=12807515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04858699A Expired - Fee Related JP3663954B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 分散電源システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3663954B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010259170A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 自立運転用給電装置及びそれを用いる系統連系システム |
| JP2011193643A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 電力供給システムの制御方法、及び電力供給システム |
| JP2014183661A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Toshiba Corp | 電力変換装置、電力接続検査方法およびプログラム |
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1999
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