JP2014180153A - 単独運転検出装置、パワーコンディショナ、分散型電源システム、プログラム、および単独運転検出方法 - Google Patents

単独運転検出装置、パワーコンディショナ、分散型電源システム、プログラム、および単独運転検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】単独運転検出装置を、パワーコンディショナを制御する制御装置と別体としてモジュール化した場合、単独運転検出装置は、制御装置に指示をしただけでは、制御装置が単独運転検出装置の指示に応じて確実に動作していることを確認できない。
【解決手段】単独運転検出装置は、パワーコンディショナから出力される電流を変動させることを要求する要求信号を、パワーコンディショナを制御する制御装置に送信する要求信号送信部と、要求信号に基づいてパワーコンディショナから出力される電流を変動させることを示す応答信号を、制御装置から受信する応答信号受信部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、単独運転検出装置、パワーコンディショナ、分散型電源システム、プログラム、および単独運転検出方法に関する。
特許文献1には、系統電源と連系するパワーコンディショナの単独運転を検出する単独運転検出装置が開示されている。
特許文献1 特開2008−54366号公報
単独運転検出装置を、パワーコンディショナを制御する制御装置と別体としてモジュール化した場合、単独運転検出装置は、制御装置に指示をしただけでは、制御装置が単独運転検出装置の指示に応じて確実に動作していることを確認できない。
本発明の一態様に係る単独運転検出装置は、系統電源と連系するパワーコンディショナの単独運転を検出する単独運転検出装置であって、パワーコンディショナから出力される電流を変動させることを要求する要求信号を、パワーコンディショナを制御する制御装置に送信する要求信号送信部と、要求信号に基づいてパワーコンディショナから出力される電流を変動させることを示す応答信号を、制御装置から受信する応答信号受信部とを備える。
上記単独運転検出装置は、要求信号が送信されてから予め定められた第1期間内に応答信号受信部が応答信号を受信しない場合に、パワーコンディショナを停止させる停止信号を制御装置に送信する停止信号送信部をさらに備えてもよい。
上記単独運転検出装置において、応答信号受信部が、制御装置から、応答信号の代わりに、パワーコンディショナを運転継続させる必要があることを示す運転継続信号を受信した場合には、停止信号送信部は、第1期間内に応答信号受信部が応答信号を受信しない場合でも、停止信号を送信しなくてもよい。
上記単独運転検出装置は、要求信号を受信したことに対応して制御装置が送信する確認信号を、応答信号受信部が応答信号を受信するより前に受信する確認信号受信部をさらに備え、停止信号送信部は、要求信号が送信されてから第1期間より短い予め定められた第2期間内に確認信号受信部が確認信号を受信しない場合、停止信号を送信してもよい。
上記単独運転検出装置において、第1期間は、系統電源の周波数に基づいて定められてもよい。
上記単独運転検出装置は、パワーコンディショナから出力される電流の電流値を取得する電流値取得部をさらに備え、停止信号送信部は、要求信号に基づいてパワーコンディショナが出力すべき電流の電流値と、電流値取得部により取得された電流値との差分が予め定められた基準差分より大きい場合、停止信号を制御装置に送信してもよい。
上記単独運転検出装置において、応答信号受信部が、制御装置から、応答信号の代わりに、パワーコンディショナを運転継続させる必要があることを示す運転継続信号を受信した場合には、停止信号送信部は、パワーコンディショナが出力すべき電流の電流値と、電流値取得部により取得された電流値との差分が基準差分より大きい場合でも、停止信号を制御装置に送信しなくてもよい。
上記単独運転検出装置は、パワーコンディショナから出力される電圧の周波数偏差を導出する周波数偏差導出部をさらに備え、要求信号送信部は、周波数偏差に応じてパワーコンディショナから出力される電流を変動させることを要求する要求信号を制御装置に送信してもよい。
本発明の一態様に係るパワーコンディショナは、上記単独運転検出装置と、分散型電源からの電力を系統電源からの電力と連系させるインバータと、インバータの出力を制御する制御装置とを備え、制御装置は、単独運転検出装置から要求信号を受信する要求信号受信部と、要求信号に基づいてインバータの出力を制御する制御部と、要求信号受信部が要求信号を受信したことに対応して、応答信号を生成する応答信号生成部と、応答信号生成部により生成された応答信号を単独運転検出装置に送信する応答信号送信部とを有する。
本発明の一態様に係る分散型電源システムは、上記パワーコンディショナと、分散型電源とを備える。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、上記単独運転検出装置として機能させるためのプログラムである。
本発明の一態様に係る単独運転検出方法は、系統電源と連系するパワーコンディショナに系統電源の周波数偏差に応じた電力を出力させることを要求する要求信号を、パワーコンディショナを制御する制御装置に送信する段階と、要求信号に基づいて出力される電力に関する情報を示す応答信号を、制御装置から受信する段階と、電力の周波数変動に基づいてパワーコンディショナの単独運転を検出する段階とを含む。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る太陽電池システムの全体構成の一例を示すシステム構成図である。 単独運転検出装置の機能ブロックの一例を示す図である。 単独運転検出装置の機能ブロックの他の一例を示す図である。 無効電力q1−周波数偏差特性の一例を示す図である。 制御装置の機能ブロックの一例を示す図である。 単独運転検出装置が要求信号を送信する場合のフローチャートの一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る太陽電池システムの全体構成の一例を示すシステム構成図を示す。太陽電池システムは、太陽電池アレイ200と、パワーコンディショナ10とを備える。太陽電池アレイ200は、複数の太陽電池モジュールが直列に接続された複数の太陽電池ストリングが並列に接続されている。太陽電池アレイ200は、分散型電源の一例である。分散型電源として、ガスエンジン、ガスタービン、マイクロガスタービン、燃料電池、風力発電装置、電気自動車、または蓄電システムなどが用いられてよい。
パワーコンディショナ10は、太陽電池アレイ200から出力される直流電圧を昇圧し、昇圧された直流電圧を交流電圧に変換して、系統電源300側に出力する。パワーコンディショナ10は、コンデンサC1、昇圧回路20、コンデンサC2、インバータ40、コイルL、コンデンサC3、リレー50、制御装置100、および単独運転検出装置400を備える。なお、単独運転検出装置400は、パワーコンディショナ10に内蔵されずに、パワーコンディショナ10の外部に設けられてもよい。
コンデンサC1の一端および他端は、太陽電池アレイ200の正極端子および負極端子に電気的に接続され、太陽電池アレイ200から出力される直流電圧を平滑化する。昇圧回路20は、いわゆるチョッパ方式スイッチングレギュレータでよい。昇圧回路20は、太陽電池アレイ200からの電圧を昇圧する。昇圧回路20は、例えば、ハーフブリッジ型昇圧回路、フルブリッジ型昇圧回路などのトランス巻線を有する絶縁型昇圧回路により構成してもよい。
コンデンサC2は、昇圧回路20から出力される直流電圧を平滑化する。インバータ40は、スイッチを含み、スイッチがオンオフすることで昇圧回路20から出力された直流電圧を交流電圧に変換し、系統電源300側に出力する。インバータ40は、例えば、ブリッジ接続された4つの半導体スイッチを含む単相フルブリッジPWMインバータにより構成してもよい。4つの半導体スイッチのうち、一方の一対の半導体スイッチは直列に接続される。4つの半導体スイッチのうち、他方の一対の半導体スイッチは、直列に接続され、かつ一方の一対の半導体スイッチと並列に接続される。
インバータ40と系統電源300との間には、コイルLおよびコンデンサC3が設けられる。コイルLおよびコンデンサC3は、インバータ40から出力された交流電圧からノイズを除去する。また、コンデンサC3と系統電源300との間には、リレー50が設けられる。リレー50は、インバータ40と系統電源300との間を電気的に遮断するか否かを切り替える。リレー50がオンすることで、パワーコンディショナ10と系統電源300とが電気的に接続され、オフすることでパワーコンディショナ10と系統電源300とが電気的に遮断される。
パワーコンディショナ10は、電圧センサ12、16、および17、並びに電流センサ14、18、および19をさらに備える。電圧センサ12は、太陽電池アレイ200の両端の電位差に対応する電圧V1を検知する。電圧センサ16は、昇圧回路20の出力側の両端の電位差に対応する電圧V2を検知する。電圧センサ17は、インバータ40の出力側の両端の電位差に対応する電圧V3を検知する。
電流センサ14は、太陽電池アレイ200から出力され、昇圧回路20の入力側に流れる電流I1を検知する。電流センサ18は、昇圧回路20から出力される電流I2を検知する。電流センサ19は、インバータ40から出力される電流I3を検知する。
制御装置100は、太陽電池アレイ200から最大電力が得られるように、電圧センサ12、16および17、並びに電流センサ14、18および19により検知される電圧および電流に基づいて昇圧回路20、およびインバータ40のスイッチング動作を制御して、太陽電池アレイ200から出力される直流電圧を昇圧し、昇圧された直流電圧を交流電圧に変換して、系統電源300側に出力する。
以上のように構成されたパワーコンディショナ10は、系統電源300が停止した場合には、リレー50をオフして、パワーコンディショナ10と系統電源300とを電気的に遮断しなければならない。また、パワーコンディショナ10は、系統電源300側に出力する電圧が上限電圧以上にならないように、電圧を制御しなければならない。
単独運転検出装置400は、インバータ40から出力される電流の位相と、電圧の位相との間の位相差、およびインバータ40から出力される電流の振幅を制御装置100に調整させることで、パワーコンディショナ10に無効電力を出力させる。単独運転検出装置400は、無効電力の供給に伴う系統電源300の電圧の周波数変動を検知することで、系統電源300が停止している、つまりパワーコンディショナ10が単独運転していることを検知する。
また、単独運転検出装置400は、パワーコンディショナ10から出力される電圧が上限電圧以上になった場合に、インバータ40から出力される電流の位相と、電圧の位相との間の位相差、およびインバータ40から出力される電流の振幅を制御装置100に調整させることで、パワーコンディショナ10に系統電源300側に供給している無効電力を増加させる。無効電力を増加させることで、系統電源300の電圧が低下する。これに伴い、制御装置100は、パワーコンディショナ10から出力される電圧が上限電圧より小さくなるように制御できる。なお、上限電圧は、系統連系規定によって定められる上限値に基づく値でもよい。
本実施形態において、制御装置100と単独運転検出装置400とは、それぞれ個別のモジュールとして構成されており、制御装置100と単独運転検出装置400とは伝送ケーブル60を介して接続されている。制御装置100および単独運転検出装置400は、それぞれ基板と基板上に設けられたマイクロコンピュータなどにより構成される。制御装置100の基板と、単独運転検出装置400の基板とは、コネクタを有し、それぞれのコネクタが伝送ケーブル60を介して接続されている。
このように、制御装置100と単独運転検出装置400とを個別のモジュールで構成した場合、単独運転検出装置400は、制御装置100に対して指示しただけでは、制御装置100が単独運転検出装置400の指示に応じて確実に動作していることを確認できない。そこで、本実施形態では、単独運転検出装置400は、単独運転検出装置400の指示に対して、制御装置100が動作したことを確認する。
図2Aは、単独運転検出装置400の機能ブロックの一例を示す図である。単独運転検出装置400は、周波数計測部402、移動平均値導出部404、周波数偏差導出部406、第1無効電力導出部408、出力電圧取得部410、第2無効電力導出部412、無効電力加算部414、電流値取得部416、要求信号送信部420、応答信号受信部422、電流値保持部424、電流値比較部426、停止信号送信部428、確認信号受信部430、単独運転検出部432、および同期処理部440を備える。
周波数計測部402は、電圧センサ17を介して系統電源300の電圧を取得し、取得した電圧から系統電源300の周波数を示す系統周波数を計測する。周波数計測部402は、例えば、電圧センサ17から検出される電圧信号の立ち下がりと立ち上がりの中間値と、次の立ち下がりと立ち上がりの中間値との時間差を一周期として計測する。系統電源300の系統周期が50Hz(1系統周期が20m秒)である場合、系統周期の計測周期は、系統周期の1/3以下、例えば、5m秒でもよい。
移動平均値導出部404は、周波数計測部402により計測された系統周期に基づいて、予め定められた移動平均時間分の系統周期の移動平均値を順次導出する。移動平均時間は、系統周期の一周期、例えば20m秒よりも長く、かつ単独運転状態になってから単独運転状態が検出されるまでに許容されている時間以下でもよい。移動平均時間は、例えば100m秒よりも短い時間でもよく、移動平均時間は、例えば40m秒でもよい。
周波数偏差導出部406は、移動平均値導出部404により導出された最新の移動平均値と、最新の移動平均値から予め定められた時間前、例えば200m秒前の過去の移動平均値との差分を周波数偏差として導出する。周波数偏差導出部406は、系統周期の計測周期と同一の周期ごと、例えば5m秒ごとに周波数偏差を導出してもよい。
第1無効電力導出部408は、系統電源300の周波数偏差に基づき無効電力q1を導出する。第1無効電力導出部408は、系統電源300の周波数偏差に比例して無効電力q1が多くなるように、無効電力q1を導出してよい。第1無効電力導出部408は、例えば、図3に示すような無効電力q1−周波数偏差特性を参照して、周波数偏差に対応する無効電力q1を導出してもよい。
出力電圧取得部410は、電圧センサ17により検出される系統電源300の電圧V3を検知する。第2無効電力導出部412は、検知された電圧V3が、予め定められた上限電圧Vth以上か否かを判定する。第2無効電力導出部412は、検知された電圧V3が上限電圧Vth以上の場合には、系統電源300側に供給すべき無効電力を増加させてパワーコンディショナ10の出力電圧の上昇を抑制すべく、無効電力q2を導出する。
無効電力加算部414は、第1無効電力導出部408により導出された無効電力q1と、第2無効電力導出部412により導出された無効電力q2とを加算することで、無効電力Qを導出する。無効電力加算部414は、導出された無効電力Qを要求信号送信部420に提供する。
要求信号送信部420は、要求信号送信部420から無効電力Qを受けて、パワーコンディショナ10から出力される電流を変動させることを要求する要求信号を、パワーコンディショナ10を制御する制御装置100に送信する。
ここで、無効電力Qは、系統電源300の電圧の周波数偏差に応じて、パワーコンディショナ10から出力される電流を変動させるための指標にもなる値である。制御装置100は、系統電源300の電圧に対して、無効電力Qに応じてパワーコンディショナ10から出力される電流の位相または振幅を変動させることで、無効電力Qに対応する無効電力を系統電源300側に供給する。よって、要求信号は、無効電力Qに基づく位相または振幅が定められたパワーコンディショナ10が出力すべき電流の電流値を示してもよい。要求信号は、パワーコンディショナ10が出力すべき無効電力Qを示す信号でもよい。要求信号は、無効電力Qを示す電圧レベルと、制御装置100からの読み込みを要求するパルス信号との組み合わせでもよい。これにより、制御装置100と単独運転検出装置400との間の通信手順の取り決めを単純化できる。
同期処理部440は、制御装置100との間で同期を取るべく、制御装置100から同期信号を受信してもよい。または、同期処理部440は、制御装置100に同期信号を送信してもよい。同期処理部440は、制御装置100以外の同期発生器から同期信号を受信してもよい。
パワーコンディショナ10の単独運転の検出は、比較的短い時間、例えば5msec以内に行うことが要求されている。したがって、制御装置100は、要求信号を受信した後、即座に要求信号に応じた無効電力をパワーコンディショナ10に出力させる必要がある。
ここで、制御装置100と単独運転検出装置400との間で、同期が取れていれば、制御装置100が、単独運転検出装置400からの要求信号に応じて、パワーコンディショナ10から無効電力を出力させる処理を即座に実行できる可能性が高い。一方、制御装置100と単独運転検出装置400との間で、同期が取れていなければ、制御装置100が、単独運転検出装置400からの要求信号を正常に処理できない可能性がある。そこで、要求信号送信部420は、制御装置100に要求信号に応じて即座に制御装置100にパワーコンディショナ10に対して要求信号に基づく無効電力を出力させるべく、同期処理部440により同期信号が送信または受信されたことに対応して、制御装置100に無効電力の出力を実行させるための要求信号を送信してもよい。
要求信号送信部420は、同期処理部440により同期信号が送信または受信されたことに対応して、制御装置100に割込み処理により無効電力の出力を実行させるための要求信号を送信してもよい。要求信号には、例えば、割込み処理により処理すべき旨を示すフラグなどを示してもよい。制御装置100は、単独運転検出装置400から受信した信号に割込み処理として実行すべきフラグなどが付されている場合には、当該信号に基づく処理を割込み処理として実行する。
また、制御装置100が、単独運転検出装置400が要求信号を送信してもよいタイミングをポーリング信号により定期的にまたは任意のタイミングで通知してもよい。要求信号送信部420は、同期処理部440が制御装置100からポーリング信号を受信した場合、ポーリング信号に対する応答として要求信号を制御装置100に送信してもよい。制御装置100は、自身の都合の良いタイミングでポーリング信号を送信してもよい。制御装置100は、昇圧回路20およびインバータ40の各スイッチの制御処理の負荷が少ないタイミングで、ポーリング信号を単独運転検出装置400に送信してもよい。
上記のように制御装置100と単独運転検出装置400との間で同期が取れていることが確認されている場合に、単独運転検出装置400が制御装置100に要求信号を送信することで、単独運転検出装置400は、制御装置100に対して要求信号に応じた無効電力をパワーコンディショナ10に即座に出力させることができる。よって、単独運転検出装置400がパワーコンディショナ10の単独運転を即座に検知できずに、パワーコンディショナ10が単独運転しつづけることを防止できる。
電流値取得部416は、電流センサ19を介して、インバータ40から出力される電流I3の電流値を、パワーコンディショナ10から出力される電流の電流値として、取得する。電流値保持部424は、無効電力Qに応じてパワーコンディショナ10が出力すべき無効電力Qに対応する電流値と、電流センサ19を介して検知された実際にパワーコンディショナ10から出力される電流の電流値とを関連付けてログとして保持する。電流値保持部424に保持されたログを参照することで、単独運転検出装置400の指示に応じて、制御装置100が正しくパワーコンディショナ10を動作させる指示を出したかどうかを確認できる。
応答信号受信部422は、要求信号に基づいてパワーコンディショナ10から出力される電流を変動させることを示す応答信号を、制御装置100から受信する。応答信号には、要求信号に基づいて制御装置100がパワーコンディショナ10に出力させる電流の電流値を示してもよい。単独運転検出装置400は、応答信号を受信することで、単独運転検出装置400の指示に応じて、制御装置100が正しくパワーコンディショナ10を動作させたかどうかを確認できる。
停止信号送信部428は、要求信号が送信されてから予め定められた期間T1内に応答信号受信部422が応答信号を受信しない場合に、パワーコンディショナ10を停止させる停止信号を制御装置100に送信する。要求信号に対して制御装置100から応答信号を受信しない場合には、制御装置100が、要求信号に応じた無効電力を系統電源300側に供給していない可能性がある。この場合、単独運転検出装置400は、系統電源300の停止などに伴うパワーコンディショナ10の単独運転を確実に検知できない可能性がある。そこで、応答信号受信部422が期間T1内に応答信号を受信しない場合に、停止信号送信部428が、制御装置100に停止信号を送信する。制御装置100は、停止信号を受けて、リレー50を開放して、インバータ40と系統電源300との間を電気的に遮断してもよい。これにより、単独運転検出装置400がパワーコンディショナ10の単独運転を検知できずに、パワーコンディショナ10が単独運転しつづけることを防止できる。なお、停止信号送信部428は、同期処理部440により制御装置100との間で同期が取れていない場合、つまり同期信号の送信または受信が正常に行われていない場合に、停止信号を送信してもよい。
ここで、期間T1は、系統電源300の系統周期に基づいて定められてもよい。系統電源300の系統周期が50Hz(1系統周期が20m秒)である場合、系統周期の期間T1は、系統周期の1/3以下、例えば、5m秒でもよい。
電流値比較部426は、電流値保持部424に保持されている無効電力Qに応じてパワーコンディショナ10が出力すべき無効電力Qに対応する電流値と、電流センサ19を介して検知された実際にパワーコンディショナ10から出力される電流の電流値とを比較する。比較の結果、無効電力Qに対応する電流値と、実際の電流の電流値との差分が予め定められた基準差分より大きい場合、制御装置100が要求信号に基づいて正しく無効電力を系統電源300側に供給していないと判断して、停止信号送信部428は、停止信号を制御装置100に送信する。これにより、単独運転検出装置400がパワーコンディショナ10の単独運転を検知できずに、パワーコンディショナ10が単独運転しつづけることを防止できる。
確認信号受信部430は、要求信号を受信したことに対応して制御装置100が送信する確認信号を、応答信号受信部422が応答信号を受信するより前に受信する。制御装置100は、要求信号を受信した時点で、単独運転検出装置400に要求信号を受信した旨を示す確認信号を送信する。確認信号受信部430が要求信号に対して確認信号を受信していない場合には、例えば制御装置100の通信インタフェースが正常に動作していない可能性が高い。この場合、制御装置100は、要求信号に応じてパワーコンディショナ10に無効電力を系統電源300側に供給させられない可能性が高い。
そこで、停止信号送信部428は、要求信号が送信されてから期間T1より短い予め定められた期間T2内に確認信号受信部430が確認信号を受信しない場合、停止信号を送信してもよい。期間T2は、系統電源300の系統周期に基づいて定められてもよい。期間T1は、例えば5m秒の場合、期間T2は、2.5m秒でもよい。応答信号を受信するか否かの判断の前に、制御装置100が確認信号を受信したか否かにより、制御装置100が正常に動作しているかどうかを判断できる。よって、制御装置100が正常に動作していない場合に、より早くパワーコンディショナ10を停止させることができる。
単独運転検出部432は、系統電源300の電圧または周波数の変動を検知した場合、系統電源300が停止し、パワーコンディショナ10が単独運転していると判断して、制御装置100に、パワーコンディショナ10を停止するよう停止信号を送信する。制御装置100は、停止信号を受けて、リレー50を開放して、インバータ40と系統電源300との間を電気的に遮断してもよい。なお、単独運転検出部432は、同期処理部440により制御装置100との間で同期が取れていない場合に、停止信号を送信してもよい。
図2Bは、単独運転検出装置400の機能ブロックの他の一例を示す図である。図2Bに示す単独運転検出装置400は、要求信号送信部420の代わりに要求信号登録部421および格納部450を備える点で、図2Aに示す単独運転検出装置400と異なる。
要求信号登録部421は、同期処理部440が同期信号を受信または送信したことに対応して、パワーコンディショナ10から出力される電流を変動させる処理を、制御装置100に実行させるための要求信号を、制御装置100がアクセス可能な格納部450に登録する。制御装置100は、定期的に格納部450に格納された要求信号を取得し、取得した要求信号に基づいて、無効電力を系統電源300側に供給すべく、パワーコンディショナ10を制御する。
単独運転検出装置400は、格納部450に格納された要求信号をアナログ信号として表示する表示部を備えてもよい。この場合、制御装置100は、表示部に表示されている値、例えば電圧値と無効電力との関係を示すテーブルを参照して、表示部に表示されている値に対応する無効電力を導出してもよい。制御装置100は、導出された無効電力を系統電源300側に供給すべく、パワーコンディショナ10を制御する。
制御装置100は、格納部450から要求信号を取得したことに対応して、要求信号に基づいてパワーコンディショナ10から出力される電流を変動させることを示す応答信号を送信してもよい。そして、応答信号受信部422は、応答信号を、制御装置100から受信してもよい。単独運転検出装置400は、応答信号を受信することで、単独運転検出装置400の指示に応じて、制御装置100が正しくパワーコンディショナ10を動作させたかどうかを確認できる。
停止信号送信部428は、要求信号が格納部450に登録されてから、あるいは表示部に要求信号を表示されてから予め定められた期間T1内に応答信号受信部422が応答信号を受信しない場合に、パワーコンディショナ10を停止させる停止信号を制御装置100に送信してもよい。要求信号に対して制御装置100から応答信号を受信しない場合には、制御装置100が、要求信号に応じた無効電力を系統電源300側に供給していない可能性がある。この場合、単独運転検出装置400は、系統電源300の停止などに伴うパワーコンディショナ10の単独運転を確実に検知できない可能性がある。そこで、応答信号受信部422が期間T1内に応答信号を受信しない場合に、停止信号送信部428が、制御装置100に停止信号を送信してもよい。
図4は、制御装置100の機能ブロックの一例を示す図である。制御装置100は、要求信号受信部102、確認信号送信部103、応答信号生成部104、応答信号送信部106、制御部108、停止信号受信部110、およびリレー制御部112を備える。
要求信号受信部102は、単独運転検出装置400から要求信号を受信する。確認信号送信部103は、要求信号を正常に受信できた場合に、確認信号を単独運転検出装置400に送信する。応答信号生成部104は、要求信号受信部102が要求信号を受信したことに対応して、要求信号に基づいてパワーコンディショナ10から出力される電流を変動させることを示す応答信号を生成する。応答信号には、要求信号に基づいて制御装置100がパワーコンディショナ10に出力させる電流の電流値を示してもよい。
応答信号送信部106は、応答信号生成部104により生成された応答信号を単独運転検出装置400に送信する。制御部108は、要求信号に基づいてインバータ40を制御することで、要求信号に応じた無効電力をインバータ40に系統電源300側に出力させる。制御部108は、例えば、要求信号に示される電流値が出力されるように、インバータ40の各スイッチを制御する。これにより、インバータ40から出力される電流が、系統電源300の電圧に対して、単独運転検出装置400から要求される位相差および振幅で出力され、要求される無効電力が系統電源300側に出力される。
停止信号受信部110は、単独運転検出装置400から停止信号を受信する。リレー制御部112は、停止信号受信部110が停止信号を受信した場合、リレー50を開放することで、インバータ40と系統電源300との間を電気的に遮断する。
ここで、太陽電池アレイなどの分散電源が普及している地域では、地域内の複数のパワーコンディショナ10が一斉に停止した場合、電力供給が不安定となり、電力品質に悪影響を与える可能性がある。そこで、パワーコンディショナ10は、FRT(Fault Ride Through)要件という要件を満たすことが要求される場合がある。FRT要件とは、電力品質を確保するために必要となる系統擾乱時の分散型電源の運転継続性の要件のことをいう。この要件を満たすためには、単独運転検出装置400が、パワーコンディショナ10の単独運転を検出したとしても、制御装置100は、パワーコンディショナ10を停止させずに、運転を継続させる必要がある場合がある。
そこで、FRT要件を満たす必要がある場合には、単独運転検出装置400は、たとえ制御装置100から要求信号に対する応答信号を受信しなかった場合でも、制御装置100に停止信号を送信しないことが望ましい場合がある。よって、応答信号送信部106は、FRT要件を満たす必要がある場合には、応答信号を送信する代わりに、パワーコンディショナ10を運転継続させる必要がある旨を示す運転継続信号を送信してもよい。応答信号受信部422が、応答信号を受信する代わりに、運転継続信号を受信した場合には、停止信号送信部428は、制御装置100に対して停止信号を送信しなくてもよい。
これにより、系統擾乱時のFRT要件を満たす必要がある場合に、単独運転検出装置400が停止信号を送信することで、パワーコンディショナ10が停止してしまうことを防止できる。
図5は、単独運転検出装置400が要求信号を送信する場合のフローチャートの一例を示す。
例えば、周波数偏差導出部406が、電圧センサ17を介して検知された電圧に基づいて周波数偏差を導出し、第1無効電力導出部408が周波数偏差に応じた無効電力を導出した場合、要求信号受信部102が、導出された無効電力に対応する要求信号を制御装置100に送信する(S100)。次いで、確認信号受信部430が、要求信号が送信されてから期間T2以内に確認信号受信部430が確認信号を受信しなかった場合(S102)、停止信号送信部428は、制御装置100に停止信号を送信する(S104)。
期間T2内に確認信号を受信した後、要求信号が送信されてから期間T1以内に応答信号受信部422が制御装置100から応答信号を受信しなかった場合(S106)、停止信号送信部428は、制御装置100に停止信号を送信する(S104)。
以上の通り、本実施形態によれば、単独運転検出装置400から指示に従って制御装置100が正常に動作しているかどうかを、単独運転検出装置400は確認できる。よって、単独運転検出装置400の指示に従って制御装置100がパワーコンディショナ10に要求される無効電力を供給させていないことを単独運転検出装置400が確実に確認できる。よって、単独運転検出装置400がパワーコンディショナ10の単独運転を検知できずに、パワーコンディショナ10が単独運転しつづけることを防止できる。
なお、本実施形態に係る単独運転検出装置400が備える各部は、パワーコンディショナ10の単独運転検出に関する各種処理を行う、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムをインストールし、このプログラムをコンピュータに実行させることで、構成してもよい。つまり、コンピュータにパワーコンディショナ10の単独運転検出に関する各種処理を行うプログラムを実行させることにより、単独運転検出装置400が備える各部としてコンピュータを機能させることで、単独運転検出装置400を構成してもよい。
コンピュータはCPU、ROM、RAM、EEPROM(登録商標)等の各種メモリ、通信バス及びインタフェースを有し、予めファームウェアとしてROMに格納された処理プログラムをCPUが読み出して順次実行することで、単独運転検出装置400として機能する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 パワーコンディショナ
20 昇圧回路
40 インバータ
50 リレー
60 伝送ケーブル
100 制御装置
102 要求信号受信部
103 確認信号送信部
104 応答信号生成部
106 応答信号送信部
108 制御部
110 停止信号受信部
112 リレー制御部
200 太陽電池アレイ
300 系統電源
400 単独運転検出装置
402 周波数計測部
404 移動平均値導出部
406 周波数偏差導出部
408 第1無効電力導出部
410 出力電圧取得部
412 第2無効電力導出部
414 無効電力加算部
416 電流値取得部
420 要求信号送信部
421 要求信号登録部
422 応答信号受信部
424 電流値保持部
426 電流値比較部
428 停止信号送信部
430 確認信号受信部
432 単独運転検出部
440 同期処理部

Claims (12)

  1. 系統電源と連系するパワーコンディショナの単独運転を検出する単独運転検出装置であって、
    前記パワーコンディショナから出力される電流を変動させることを要求する要求信号を、前記パワーコンディショナを制御する制御装置に送信する要求信号送信部と、
    前記要求信号に基づいて前記パワーコンディショナから出力される電流を変動させることを示す応答信号を、前記制御装置から受信する応答信号受信部と
    を備える単独運転検出装置。
  2. 前記要求信号が送信されてから予め定められた第1期間内に前記応答信号受信部が前記応答信号を受信しない場合に、前記パワーコンディショナを停止させる停止信号を前記制御装置に送信する停止信号送信部をさらに備える、請求項1に記載の単独運転検出装置。
  3. 前記応答信号受信部が、前記制御装置から、前記応答信号の代わりに、前記パワーコンディショナを運転継続させる必要があることを示す運転継続信号を受信した場合には、前記停止信号送信部は、前記第1期間内に前記応答信号受信部が前記応答信号を受信しない場合でも、前記停止信号を送信しない、請求項2に記載の単独運転検出装置。
  4. 前記要求信号を受信したことに対応して前記制御装置が送信する確認信号を、前記応答信号受信部が前記応答信号を受信するより前に受信する確認信号受信部をさらに備え、
    前記停止信号送信部は、前記要求信号が送信されてから前記第1期間より短い予め定められた第2期間内に前記確認信号受信部が前記確認信号を受信しない場合、前記停止信号を送信する、請求項3に記載の単独運転検出装置。
  5. 前記第1期間は、前記系統電源の周波数に基づいて定められる、請求項2から請求項4のいずれか1つに記載の単独運転検出装置。
  6. 前記パワーコンディショナから出力される電流の電流値を取得する電流値取得部をさらに備え、
    前記停止信号送信部は、前記要求信号に基づいて前記パワーコンディショナが出力すべき電流の電流値と、前記電流値取得部により取得された前記電流値との差分が予め定められた基準差分より大きい場合、前記停止信号を前記制御装置に送信する、請求項2から請求項5のいずれか1つに記載の単独運転検出装置。
  7. 前記応答信号受信部が、前記制御装置から、前記応答信号の代わりに、前記パワーコンディショナを運転継続させる必要があることを示す運転継続信号を受信した場合には、前記停止信号送信部は、前記パワーコンディショナが出力すべき電流の電流値と、前記電流値取得部により取得された前記電流値との差分が前記基準差分より大きい場合でも、前記停止信号を前記制御装置に送信しない、請求項6に記載の単独運転検出装置。
  8. 前記パワーコンディショナから出力される電圧の周波数偏差を導出する周波数偏差導出部をさらに備え、
    前記要求信号送信部は、前記周波数偏差に応じて前記パワーコンディショナから出力される電流を変動させることを要求する前記要求信号を前記制御装置に送信する、請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の単独運転検出装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の単独運転検出装置と、
    分散型電源からの電力を前記系統電源からの電力と連系させるインバータと、
    前記インバータの出力を制御する前記制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記単独運転検出装置から前記要求信号を受信する要求信号受信部と、
    前記要求信号に基づいて前記インバータの出力を制御する制御部と、
    前記要求信号受信部が前記要求信号を受信したことに対応して、前記応答信号を生成する応答信号生成部と、
    前記応答信号生成部により生成された前記応答信号を前記単独運転検出装置に送信する応答信号送信部と
    を有する、パワーコンディショナ。
  10. 請求項9に記載のパワーコンディショナと、
    前記分散型電源と
    を備える分散型電源システム。
  11. コンピュータを、請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の単独運転検出装置として機能させるためのプログラム。
  12. 系統電源と連系するパワーコンディショナに前記系統電源の周波数偏差に応じた電力を出力させることを要求する要求信号を、前記パワーコンディショナを制御する制御装置に送信する段階と、
    前記要求信号に基づいて出力される電力に関する情報を示す応答信号を、前記制御装置から受信する段階と、
    前記電力の周波数変動に基づいて前記パワーコンディショナの単独運転を検出する段階と
    を含む単独運転検出方法。
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