JP2000252835A - 符号化回路 - Google Patents

符号化回路

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JP2000252835A
JP2000252835A JP11052266A JP5226699A JP2000252835A JP 2000252835 A JP2000252835 A JP 2000252835A JP 11052266 A JP11052266 A JP 11052266A JP 5226699 A JP5226699 A JP 5226699A JP 2000252835 A JP2000252835 A JP 2000252835A
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勝博 中井
Takeshi Nanba
剛 難波
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力信号のあるフレームが定められた時間内
に符号化し終わらなかった場合に、前のフレームまたは
代りのコンシールメントデータを出力する。 【解決手段】 符号化回路10に、入力信号S100と
してフレームAとそれに続くフレームBを入力し、フレ
ームA、Bを順にデータ処理手段102で符号化し、フ
レームAを符号化した処理データS1022をデータ記
憶手段103に格納するとともに、フレームAの符号化
が終了してからフレームBの符号化が終了するまで、フ
レームAに対応するアドレスとサイズを先頭アドレスS
1020と出力サイズS1021として出力する。カウ
ンタ101で入力信号の区切りを示すフレーム信号S1
01を生成し、フレーム信号S101の立ち下がりでデ
ータ制御手段104は先頭アドレスS1020と出力サ
イズS1021をラッチし、出力アドレスS1040と
して出力し、データ記憶手段103に与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化回路におい
て、特にデータの符号化途中にエラーが起こった時にエ
ラーのコンシールメントを行なう符号化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、符号化の信号処理を行なって、処
理信号を出力する回路として、図6に示す構成のものが
知られている。図6に示す回路の各ブロックについて、
以下のその働きを説明する。
【0003】60は、従来の符号化回路の本体である。
【0004】MPEGオーディオエンコーダのようなフ
レーム単位処理において、ここではそのフレーム単位を
示す信号として、フレーム信号S602を用いた符号化
の例で説明する。
【0005】601は、入力端子であり、デジタル化さ
れた入力信号S601を入力する。
【0006】602は、カウンタであり、入力信号S6
01を入力し、そのデータ数をカウントしてあるカウン
ト値になった時、例えばフレームの区切りを示すフレー
ム信号S602を出力する。
【0007】605はデータ記憶手段であり、処理デー
タアドレスS604により指定された処理データS60
45をデータ処理手段604との間でやりとりする。ま
た、出力アドレスS6035で指定されたデータを出力
データS605として出力する。
【0008】603は、データ制御手段で、フレーム信
号S602を入力し、データ記憶手段605にデータの
読み出すを行なうための出力アドレスS6035を出力
する。出力アドレスS6035はフレーム信号S602
の立ち下がりエッジごとにデータ記憶手段605のある
定められた出力領域1と出力領域2を交互に出力するよ
うに制御される。また出力データS605が有効か無効
かを示す有効信号S6037を出力する。
【0009】604は、データ処理手段であり、入力信
号S601とフレーム信号S602を入力し、入力信号
S601を符号化して、処理データS6045と処理デ
ータアドレスS604を介してデータ記憶手段605に
格納する。
【0010】606は、出力端子で、入力信号S601
を符号化した出力データS605を外部に出力する。
【0011】607は、有効信号出力端子で、有効信号
S6037を出力する。
【0012】以上のように構成された回路により、入力
信号S601を符号化して出力信号S605を出力する
ことを行なっていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、機器の
消費電力を小さくするために、必要に応じて動作電圧を
下げるといったことが行われてる。そうした場合、処理
速度も遅くなるため、符号化にかかる時間が長くなるこ
とがある。上記構成の符号化回路にこのような技術を適
用した場合、1フレームの時間では符号化が完了しない
場合には、不定のデータが符号化データとして出力され
るという課題があった。
【0014】この発明においては、入力信号の符号化が
定められた期間内に終了しない場合でも、エラーコンシ
ールメントを行なうことにより不定の符号化信号が出力
されない符号化回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の符号化回路は、符号化され
るデータを入力し、前記データの時系列的なデータの個
数をカウントして符号化の単位であるフレーム信号を出
力するカウント手段と、符号化したデータを格納する格
納手段と、前記入力データを符号化し、符号化した符号
化データを前記格納手段に格納するとともに、ある第1
のフレームの符号化が完了してから前記第1のフレーム
に続く第2のフレームの符号化が完了するまでの間、前
記第1のフレームの符号化データを格納したアドレスを
出力するデータ処理手段と、前記アドレスを前記フレー
ム信号の区切り毎にラッチし前記格納手段の読み出しア
ドレスとして与えることにより符号化データとして出力
するデータ制御手段とを備えるものである。
【0016】上記構成により、あるフレームのデータが
定められた期間すなわち1フレームの時間の間に符号化
が完了しない場合に、不定のデータが出力される代りに
そのフレームの前のフレームの符号化データが再度出力
されるため、後段で不確定な処理がなされるのを防ぐこ
とができる。
【0017】また、上記課題を解決するために、本発明
の請求項2記載の符号化回路は、請求項1記載の符号化
回路において、符号化データは前記符号化データが有効
であるか無効であるかを示す有効無効情報を有し、ある
フレームが1フレーム内に符号化が完了しなかった場合
は、前記有効無効情報を、前記符号化データが無効であ
ることを示すように定めるものである。
【0018】上記構成により、符号化が間に合わなかっ
た場合の処理を符号化回路の後段で行なうことができる
ので、設計の自由度が拡大される。なお、有効無効情報
が無効となっているフレームの符号化データについて、
有効無効情報以外のデータは符号化が間に合わなかった
フレームの前のフレームのデータと同じであるので、有
効無効情報の解析ができないほどにデータが不定になる
といったことがなくなり、有効無効情報を正しく解析す
ることができる。
【0019】また、上記課題を解決するために、本発明
の請求項3記載の符号化回路は、請求項1記載の符号化
回路において、符号化データが有効であるか無効あるか
を示す有効無効信号をさらに備え、あるフレームが1フ
レーム内に符号化が完了しなかった場合に、前記有効無
効信号を、前記符号化データが無効であることを示すよ
うに定めることを特徴とするものである。
【0020】上記構成によって、符号化回路の後段の回
路は、有効無効情報の解析を行なうことなく、有効無効
信号の二値信号をデコードするだけで請求項3と同様の
効果を得ることができる。
【0021】また、上記課題を解決するために、本発明
の請求項4記載の符号化回路は、請求項1記載の符号化
回路において、格納手段は、符号化データの代りに出力
するコンシールメントデータを格納し、データ処理手段
は、アドレスをある第1のフレームの符号化が完了して
からある定められた時間の後に前記コンシールメントデ
ータを格納したアドレスに切りかえ、また、前記第1フ
レームに続く第2のフレームの符号化が完了した時に前
記第2のフレームを符号化したデータを格納したアドレ
スに切りかえるものである。
【0022】上記構成により、あるフレームのデータの
符号化がその符号化に与えれらた時間内に完了しなかっ
た場合に、任意のデータでそのフレームのデータを置き
換えることによってコンシールメントをすることができ
る。
【0023】また、上記課題を解決するために、本発明
の請求項5記載の符号化回路は、請求項4記載の符号化
回路において、格納手段は複数のコンシールメントデー
タを格納し、データ処理手段は、コンシールメントが目
立たない前記コンシールメントデータのアドレスを出力
することを特徴とする符号化回路。
【0024】上記構成により、あるフレームのデータの
符号化がその符号化に与えられた時間内に完了しなかっ
た場合に、より適切なデータでそのフレームのデータを
置き換えることによってコンシールメントをすることが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図5を用いて説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係わる符号化回路のブロック図を示す。以下、
図1の各ブロックについて説明する。
【0027】10は、実施の形態1に係わる符号化回路
の本体である。
【0028】100は、入力端子で、符号化を行なう入
力信号S100を入力する。
【0029】101は、カウンタで、入力信号S100
のデータ数をカウントし、ある定められた個数のデータ
が入力されたとき、フレーム信号S101を生成する。
【0030】102は、データ処理手段で、入力信号S
100とフレーム信号S101を入力し、データの符号
化を行い、処理データアドレスS1023を出力するこ
とによって符号化途中の処理データS1022をデータ
記憶手段103とやりとりしながら、符号化を行なって
いく。また、データ記憶手段103から読み出すデータ
の先頭アドレスS1020と終了アドレスを示すための
出力サイズS1021を出力する。
【0031】103は、データ記憶手段で、処理データ
アドレスS1023により指定された処理データS10
22をデータ処理手段102との間でやりとりする。ま
た、出力アドレスS1040により読み出された出力デ
ータS103を出力する。
【0032】104は、データ制御手段で、フレーム信
号S101、先頭アドレスS1020、出力サイズS1
021を入力とし、データ記憶手段103に出力させた
いデータのアドレスS1040と出力データS103が
有効であるかいなかを示す有効信号S1041を出力す
る。
【0033】105は、出力端子で、符号化した信号を
出力する。
【0034】106は、有効信号出力端子で、有効信号
S1041を出力する。
【0035】図2は、図1に示すデータ記憶手段103
の詳細を示すブロック図である。以下、図2の各ブロッ
クについて説明する。
【0036】フレーム信号S101、先頭アドレスS1
020、出力サイズS1021、出力アドレスS104
0は、図1に示す同符号のものと対応する。
【0037】200は、出力データアドレス先頭アドレ
ス記憶手段で、先頭アドレスS1020をフレーム信号
S101立ち下がりエッジによりラッチし、フレーム信
号S101のと同期して保持されたアドレスS200を
出力する。
【0038】201は、出力データサイズ記憶手段で、
サイズS1021をフレーム信号S101立ち下がりエ
ッジでラッチし、フレーム信号S101と同期して保持
されたサイズS201を出力する。
【0039】202は、アドレス発生手段で、保持され
たアドレスS200と保持されたサイズS201を入力
として、出力アドレスS1040を出力する。
【0040】以上のように構成された符号化回路につい
て、以下にその動作を説明する。
【0041】(1)フレームリピートによるエラーコン
シールメント 図3に図1に示す符号化回路のタイミング図を示す。
【0042】時刻T0において、フレームBの符号化が
始まり、符号途中のデータである処理データS1022
がデータ記憶手段103との間でやりとりされる。その
他の信号は、前のフレーム(フレームA)の信号であ
り、その説明は割愛する。
【0043】時刻T1において、フレームBの符号化が
すでに終了し、データ記憶手段103へのデータの格納
も終了する。そして、符号化されたフレームBが格納さ
れている先頭のアドレスとそのサイズである先頭アドレ
スS1020と出力サイズS1021が出力される。
【0044】時刻T2で、フレーム信号S101が立ち
下がり、先頭アドレスS1020、出力サイズS102
1がラッチされ、保持されたアドレスS200、保持さ
れたサイズS201として出力される。
【0045】時刻T2からT3の間で、データ制御手段
104は保持されたアドレスS200を先頭とした出力
アドレスS1040を保持されたサイズS201で指定
された数出力する。その結果、フレームBが格納されて
いる番地を示すアドレスS1040が出力され、データ
記憶手段103からフレームBが出力データS103と
して出力される。また、時刻T2においてフレームCの
符号化が始まる。なお、フレームCの符号化は、フレー
ムCの符号化が終了しなければならない時刻T4までに
は終了しないことに注意されたい。
【0046】時刻T4で、フレーム信号S101が立ち
下がるが、この時まだフレームCの符号化が終了してお
らず、処理データS1022にはフレームCのデータの
転送が完了せず、また、データ処理手段102は先頭ア
ドレスS1020、出力サイズS1021として、フレ
ームBのアドレスとサイズを出力している。そのため、
フレームCが出力されるべき期間において、保持された
アドレスS200と保持されたサイズS201は、フレ
ームBを示したままであるため、出力アドレスS104
0はフレームBを格納しているアドレスを示す。またデ
ータ記憶手段103内のこの領域のデータはフレームB
を符号化したがまだ格納されており、出力データS10
3はフレームBと同様のものとなる。
【0047】以上の構成およびその説明からもわかるよ
うに、データ処理手段102が出力する処理データS1
022をデータ記憶手段103に格納する際のアドレス
である先頭アドレスS1020とそのサイズである出力
サイズS1021をデータ制御手段104でフレーム毎
にラッチすることにより、符号化処理が間に合わなかっ
た時は前のフレームと同じフレームをデータ記憶手段1
03から読み出すことができる。
【0048】また、フレームリピートの機能を用いて、
復号化側にエラーコンシールメントを任せる方法とし
て、エラーコンシールメントしたフレームのエラーかエ
ラーでないかを示すビット、例えばCRCビットをエラ
ーな値にする方法がある。そうすれば、出力のシンタッ
クスを崩さずに出力を受け取る復号化側でエラーコンシ
ールメントを任せることができる。
【0049】(実施の形態2)図4に、符号化が間に合
わなかった時に任意の波形を出力することによってエラ
ーコンシールメントを行なうデータ記憶手段104のメ
モリ構成を示す。第1のフレームではワーク領域400
と出力バッファ1・ワーク領域401を用いてデータ処
理手段102は符号化処理を行い処理後のデータを出力
バッファ1・ワーク領域401に格納する。第2のフレ
ームではワーク領域400と出力バッファ2・ワーク領
域402を用いてデータ処理手段102は符号化処理を
行い処理後のデータを出力バッファ2・ワーク領域40
2に格納する。アドレスA0からA1に示す領域をエラ
ーコンシールメント出力バッファー403とし、ここ
に、エラーが起こった場合に出力する任意のデータを格
納している。データ記憶手段104のエラーコンシール
メント出力バッファー403以外の構成は、実施の形態
1において図1、図2に示したものと同一である。
【0050】図5に実施の形態2に係わる符号化回路の
タイミング図を示す。
【0051】時刻T0において、フレームBの符号化が
始まる。符号途中のデータである処理データS1022
がデータ記憶手段103との間でやりとりされる。この
時、先頭アドレスS1020、出力サイズS1021は
データ記憶手段103のアドレスA0からA1の領域
(以下コンシールメントデータZとする)を示すように
切り換わる。その他の信号は、前のフレームであるフレ
ームAに対応しており、その説明は割愛する。
【0052】時刻T0において、フレームBの符号化が
始まる。この時、先頭アドレスS1020と出力サイズ
S1021はそれぞれ前のフレームであるフレームAに
対応する値を示しているので、保持されたアドレスS2
00と保持されたサイズS201はそれぞれフレームA
に対応する値を示し、その結果データ記憶手段103か
らフレームAの符号化信号が出力される。
【0053】時刻T1において、先頭アドレスS102
0と出力サイズS1021は、もしフレームBの符号化
が間にあわない場合に符号途中の不定データを置き換え
る,すなわちコンシールを行なうためのデータであるコ
ンシールメントデータZが格納されている先頭アドレス
とそのサイズを示す値に一時的に変更される。なお、こ
の時刻T1は、フレームBの符号化が終了する前でか
つ、フレーム信号S101が次に立ち下がるT3までで
あれば、いつでもよく、フレームBの符号化が終了すれ
ば、その時点でフレームBが格納されている先頭アドレ
スとフレームBのサイズを示す値に復帰されるものであ
る。
【0054】時刻T2において、フレームBの符号化
が、符号化の制限時間内、すなわちフレーム信号S10
1の立ち下がりの時刻である時刻T3より前に終了する
ため、先頭アドレスS1020と出力サイズS1021
をフレームBに対応するものに復帰させる。
【0055】時刻T3において、フレーム信号S101
が立ち下がり、保持されたアドレスS200と保持され
たサイズS201は、それぞれフレームBに対応するも
のを示し、出力データS103としてフレームBを符号
化したものが出力される。また、次のフレームであるフ
レームCが入力され、符号化が始まる。なお、フレーム
Cはこの場合、符号化が完了しなくてはならない時刻T
6までには符号化が完了しないことに注意されたい。
【0056】時刻T4において、時刻T1の場合と同様
に、先頭アドレスS1020と出力サイズS1021は
それぞれ、フレームCの符号化が制限時間内に完了しな
かった場合に備えて、コンシールメントデータZのアド
レスとサイズを示す値に変更される。
【0057】時刻T5において、フレーム信号S101
は立ち下がるが、フレームCの符号化は終了していない
ので、先頭アドレスS1020と出力サイズS1021
はそれぞれコンシールメントデータZのアドレスとサイ
ズを示しているので、保持されたアドレスS200と保
持されたサイズサイズS201はそれぞれコンシールメ
ントデータZに対応するものを示す。よって出力データ
S103にはコンシールメントデータZが出力され、フ
レームCが符号化途中で不定のデータとして出力される
代りに、コンシールメントデータZが出力される。
【0058】時刻T6でフレームCの符号化は終了し、
先頭アドレスS1020と出力サイズS1021はフレ
ームCに対応するものを示す。また、次のフレームであ
るフレームDの符号化が開始される。
【0059】時刻T7では、時刻T1、時刻T4の場合
と同様、先頭アドレスS1020と出力サイズS102
1はコンシールメントデータZを示すものに変更され
る。
【0060】時刻T8では、フレームDの符号化が完了
し、先頭アドレスS1020と出力サイズS1021は
それぞれフレームDに対応するものを示す。
【0061】時刻T9では、保持されたアドレスS20
0と保持されたサイズS201はそれぞれフレームDに
対応するものを示すので、出力データS103としてフ
レームDを符号化したものが出力される。すなわち、こ
のフレームにおいてコンシールメントは解除されてい
る。
【0062】以上のように、あるフレームの符号化が定
められた時間内に終了しない場合にも、そのデータを任
意のデータにコンシールメントすることができることが
わかる。
【0063】また、任意のコンシールメントデータZの
与えかたとして、N(Nは2以上の自然数)個のデータ
を与えることもできる。この場合、コンシールメントの
始まりのレベル値をCa0〜Can-1とN個の異なった値
とし、コンシールメントの終わりのレベル値をCbと共
通の固定値として、それらのN個のパターンの中から1
つを選択するようにする。選択の仕方として、値Ca0
〜Can-1がコンシールメントが始まる直前の最後のデ
ータの値に最も近くなるようなものを用いてデータ処理
手段102によって選べば、最も目立たないエラーコン
シールメントを行なうことが可能となる。
【0064】(実施の形態3)エラーが起こった時、そ
のデータをスキップするための方法として、データ処理
手段102が出力サイズS1021を0として出力する
ことで、データ制御手段104が符号化したデータが有
効であるか有効でないかを示す有効信号S1041をデ
ータ記憶手段103が出力する出力データS103とと
もに出力する構成があげられる。このことによりエラー
が起こったフレームについては有効信号S1041を非
アクティブにすることによって、デコード側ではそのデ
ータを無視するといったことを行なうことが可能であ
る。
【0065】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明により、
あるフレームのデータが定められた期間すなわち1フレ
ームの時間の間に符号化が完了しない場合に、不定のデ
ータが出力される代りにそのフレームの前のフレームの
符号化データが再度出力されるため、後段で不確定な処
理がなされるのを防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係わる符号化回路のブロック図
【図2】実施の形態1に係わる符号化回路のデータ制御
手段104のブロック図
【図3】実施の形態1に係わる符号化回路の動作を示す
タイミング図
【図4】実施の形態2に係わる符号化回路のデータ記憶
手段のブロック図
【図5】実施の形態2に係わる符号化回路の動作を示す
タイミング図
【図6】従来の符号化回路のブロック図
【符号の説明】
10 本発明の符号化回路の本体 100 入力端子 101 カウンタ 102 データ処理手段 103 データ記憶手段 104 データ制御手段 105 データ出力端子 106 有効信号出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 難波 剛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 森 猛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B001 AC01 AE02 5J064 AA00 BB12 BC01 BC02 BC05 BD01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化されるデータを入力し、 前記データの時系列的なデータの個数をカウントして符
    号化の単位であるフレーム信号を出力するカウント手段
    と、 符号化したデータを格納する格納手段と、 前記入力データを符号化し、符号化した符号化データを
    前記格納手段に格納するとともに、ある第1のフレーム
    の符号化が完了してから前記第1のフレームに続く第2
    のフレームの符号化が完了するまでの間、前記第1のフ
    レームの符号化データを格納したアドレスを出力するデ
    ータ処理手段と、 前記アドレスを前記フレーム信号の区切り毎にラッチし
    前記格納手段の読み出しアドレスとして与えることによ
    り符号化データとして出力するデータ制御手段とを備え
    ることを特徴とする符号化回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の符号化回路において、符
    号化データは前記符号化データが有効であるか無効であ
    るかを示す有効無効情報を有し、 あるフレームが1フレーム内に符号化が完了しなかった
    場合は、前記有効無効情報を、前記符号化データが無効
    であることを示すように定めることを特徴とする符号化
    回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の符号化回路において、符
    号化データが有効であるか無効あるかを示す有効無効信
    号をさらに備え、 あるフレームが1フレーム内に符号化が完了しなかった
    場合に、前記有効無効信号を、前記符号化データが無効
    であることを示すように定めることを特徴とする符号化
    回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の符号化回路において、 格納手段は、符号化データの代りに出力するコンシール
    メントデータを格納し、 データ処理手段は、アドレスをある第1のフレームの符
    号化が完了してからある定められた時間の後に前記コン
    シールメントデータを格納したアドレスに切りかえ、ま
    た、前記第1フレームに続く第2のフレームの符号化が
    完了した時に前記第2のフレームを符号化したデータを
    格納したアドレスに切りかえることを特徴とする符号化
    回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の符号化回路において、格
    納手段は複数のコンシールメントデータを格納し、 データ処理手段は、コンシールメントが目立たない前記
    コンシールメントデータのアドレスを出力することを特
    徴とする符号化回路。
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