JP2000246529A - ベルト切削加工用刃物及びこれを用いた伝動ベルトの製造方法 - Google Patents

ベルト切削加工用刃物及びこれを用いた伝動ベルトの製造方法

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JP2000246529A
JP2000246529A JP11051438A JP5143899A JP2000246529A JP 2000246529 A JP2000246529 A JP 2000246529A JP 11051438 A JP11051438 A JP 11051438A JP 5143899 A JP5143899 A JP 5143899A JP 2000246529 A JP2000246529 A JP 2000246529A
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belt
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Toshiaki Arakane
利昭 荒金
Sueharu Miyata
末春 宮田
Shogo Ito
省吾 伊藤
Mitsuo Funahashi
光生 舟橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円盤状刃物の間に介在したスペーサを取り替
えることによりV溝状部のピッチを任意に設定すること
ができ、1枚の円盤状刃物で数種のV溝状部の加工を経
済的に行うことができるベルト切削加工用刃物及びこれ
を用いた伝動ベルトを提供する。 【解決手段】 ゴム層中に心線を埋設した円筒状の加硫
スリーブ8を、駆動ロール10と従動ロール11に掛架
して所定の張力下で走行させ、走行中の加硫スリーブ8
に当接させて加硫スリーブ8の表面に複数のV溝状部9
を同時に切削加工するベルト切削加工用刃物12であ
り、円周方向に沿って所定間隔をおいて切削部14を配
置した複数の円盤状刃物15を組み込みボス部16にス
ペーサ18を介して組み合わせ、これらを機械的に固定
した構成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベルト切削加工用刃物及
びこれを用いた伝動ベルトの製造方法に係り、詳しくは
円盤状刃物の間に介在したスペーサを取り替えることに
よりV溝状部のピッチを任意に設定することができ、同
種の円盤状刃物で数種のV溝状部の加工を行うことがで
きるベルト切削加工用刃物及びこれを用いた伝動ベルト
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のVリブドベルトは、例えば特公昭
52−17552号公報に示すように、マンドレルに帆
布、上部ゴム層、抗張体、下部ゴム層を準じ積層した逆
成型体を加硫し、得られた加硫スリーブを円管形表面部
分と複数個のV形溝を持つ部分を連結一体化した砥石車
によって複数個のV形溝を研削するグラインダー法によ
り製造されていた。
【0003】また、最近では長尺のVリブドベルトは加
硫ベルトスリーブを駆動ロールと従動ロールに掛架して
走行させ、走行中のベルトスリーブの表面を研削ホイー
ルによってV溝状に研磨する方法によって製造されてい
る。ここで使用されている研削ホイールは、円周方向に
一定間隔でその幅方向に延びたスリット間に比較的円周
方向に延びた研磨部を有している。この研磨部は幅方向
に沿って断面三角形状の凸部を一定間隔で有し、その表
面にダイヤモンドを装着したものであった。
【0004】しかしながら、従来の研削ホイールでは円
周方向に沿う研磨部の長さが大きいために、ベルトスリ
ーブを加工するとき該スリーブに大きな発熱が生じ、加
硫もどりが生じて精度よく加工することができず、また
加工時の電力消費量も多くなる問題があった。
【0005】このため、最近ではダイヤモンドを装着し
た研削ホイールとともに刃物も見直されている。この刃
物は円周方向に沿って所定間隔をおいて切削部を配置し
た円盤状刃物をピッチ調節用のフランジ部に固着したも
のであり、各円盤状刃物のフランジ部を加工機の回転軸
に挿入固定して各円盤状刃物のピッチを調節していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ピッチ調節用のフランジ部をもった刃物を使用した場合
には、各刃物が各種専用として作製するために、同一形
状のフランジ部付き刃物のピッチが最小0.5mm違っ
てくると、研削した複数のV溝状部のピッチも相違して
くる問題があった。また、同一ピッチの刃物でも刃先の
形状が相違すると使用できなくなって、たとえ少量の生
産品種でもV状溝部のピッチに合わせたフランジ部付き
刃物を用意する必要があった。
【0007】本発明は叙上の如き実状に鑑み、これに対
処するもので円盤状刃物の間に介在したスペーサを取り
替えることによりV溝状部のピッチを任意に設定するこ
とができ、1枚の円盤状刃物で数種のV溝状部の加工を
経済的に行うことができるベルト切削加工用刃物及びこ
れを用いた伝動ベルトを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本願請求項1記載
の発明では、ゴム層中に心線を埋設した円筒状の加硫ス
リーブを、駆動ロールと従動ロールに掛架して所定の張
力下で走行させ、走行中の加硫スリーブに当接させて加
硫スリーブの表面に複数のV溝状部を同時に切削加工し
てなるベルト切削加工用刃物において、円周方向に沿っ
て所定間隔をおいて切削部を配置した複数の円盤状刃物
を組み込みボス部にスペーサを介して組み合わせ、これ
らを機械的に固定したベルト切削加工用刃物にあり、従
来のようなフランジ部をもたない円盤状刃物を使用する
ため、円盤状刃物の間に介在したスペーサを取り替える
ことによりV溝状部のピッチを任意に設定することがで
きる。また、1セットの円盤状刃物を幅を変えた他のス
ペーサと組み合わせて使用し、ピッチの異なるV溝状部
を加工することができることから、1セットの円盤状刃
物を有効に活用できて経済的に切削加工することができ
る。
【0009】本願請求項2記載の発明では、ゴム層中に
心線を埋設した円筒状の加硫スリーブを、少なくとも1
つのロールに装着もしくは掛架して所定の張力下で走行
させ、更に走行中の加硫スリーブに加工機に装着したベ
ルト切削加工用刃物を当接させて加硫スリーブの表面に
複数のV溝状部を同時に切削してなるVリブドベルトの
製造方法において、上記のベルト切削加工用刃物として
円周方向に沿って所定間隔をおいて切削部を配置した複
数の円盤状刃物を組み込みボス部にスペーサを介して組
み合わせ、これらを機械的に固定したものを使用したV
リブドベルトの製造方法にあり、請求項1記載の発明と
同様に円盤状刃物の間に介在するスペーサを取り替える
ことによりV溝状部のピッチを任意に設定することがで
き、1枚の円盤状刃物で数種のピッチをもったV溝状部
の加工を経済的に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明において使用される
ベルトスリーブの部分断面図であり、円筒状の成形ドラ
ム1の周面にカバー帆布2を1〜複数枚巻き付けた引張
り層3、ついでクッションゴム層4、そして同層4に埋
設された螺旋状に巻き付けられたロープからなる心線
5、更に圧縮ゴム層6を順次積層する。この積層体は加
硫され、加硫スリーブ7となる。
【0011】上記圧縮ゴム層6はクロロプレン、水素化
ニトリルゴム、クロロスルフォン化ポリエチレンゴム、
フッ素ゴム、エチレン−アルファ−オレフィンエラスト
マーから選ばれたゴムが使用されるが、なかでもエチレ
ン−プロピレン系ゴム(EPR)あるいはエチレン−プ
ロピレン−ジエン系ゴム(EPDM)等のエチレン−ア
ルファ−オレフィンエラストマーは優れた耐熱性、耐寒
性を有し、比較的に安価なポリマーであるため、好まし
い。
【0012】上記エチレン−アルファ−オレフィンエラ
ストマーとしては、その代表的なものとしてEPDMが
あり、これはエチレン−プロピレン−ジエンモノマーよ
りなるゴムをいう。ジエンモノマーの例としては、ジシ
クロペンタジエン、メチレンノルボルネン、エチリデン
ノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、シクロオクタジ
エンなどがあげられる。また、エチレン−プロピレン系
ゴム(EPR)も使用可能である。
【0013】上記ゴムの架橋には、有機過酸化物が使用
され、例えばジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチル
パーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ベ
ンゾイルパーオキサイド、1,3−ビス(t−ブチルパ
ーオキシイソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3,
2,5−ジメチル−2,5−(ベンゾイルパーオキシ)
ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−モノ(t−ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン等を挙げることができる。この
有機過酸化物は、単独もしくは混合物として、通常エチ
レン−アルファ−オレフィンエラストマー100gに対
して0.005〜0.02モルgの範囲で使用される。
【0014】また、架橋助剤(co−agent)を配
合することによって、架橋度を上げて粘着摩耗等の問題
を防止することができる。架橋助剤として挙げられるも
のとしては、TIAC、TAC、1,2ポリブタジエ
ン、不飽和カルボン酸の金属塩、オキシム類、グアニジ
ン、トリメチロールプロパントリメタクリレート、エチ
レングリコールジメタクリレート、N−N‘−m−フェ
ニレンビスマレイミド、硫黄など通常パーオキサイド架
橋に用いるものである。そして、それ以外に必要に応じ
てカーボンブラック、シリカのような増強剤、炭酸カル
シウム、タルクのような充填剤、可塑剤、安定剤、加工
助剤、着色剤のような通常のゴム配合物に使用されるも
のが使用される。
【0015】また、圧縮ゴム層4には、ナイロン6、ナ
イロン66、ポリエステル、綿、アラミドからなる短繊
維を混入して圧縮ゴム層4の耐側圧性を向上させるとと
もに、プーリと接する面になる圧縮ゴム層4の表面に該
短繊維を突出させ、圧縮ゴム層4の摩擦係数を低下させ
て、ベルト走行時の騒音を軽減する。これらの短繊維の
うち、剛直で強度を有し、しかも耐摩耗性を有するアラ
ミド短繊維が最も効果がある。
【0016】上記アラミド短繊維が前述の効果を十分に
発揮するためには、アラミド繊維の繊維長さは1〜20
mmで、その添加量はゴム100重量部に対して1〜3
0重量部である。このアラミド繊維は分子構造中に芳香
環をもつアラミド、例えば商品名コーネックス、ノーメ
ックス、ケブラー、テクノーラ、トワロン等である。
【0017】尚、アラミド短繊維の添加量が1重量部未
満の場合には、圧縮ゴム層4のゴムが粘着しやすくなっ
て摩耗する欠点があり、また一方30重量部を超えると
短繊維がゴム中に均一に分散しなくなる。ただし、この
アラミド短繊維の添加は必須ではなく、他の素材からな
る短繊維を添加したものでも良い
【0018】また、この圧縮ゴム層4には、マトリック
スゴムであるエチレン−アルファ−オレフィンエラスト
マー100重量部に対して、エチレン−アルファ−オレ
フィンエラストマーと繊維径1.0μm以下、好ましく
は0.05〜0.8μmの微小短繊維とがグラフト結合
した微小短繊維強化ゴムを繊維分で1〜50重量部、好
ましくは5〜25重量部含有してもよい。上記微小短繊
維強化ゴムの配合量が1重量部未満では耐摩耗性が充分
でなく、また50重量部を超えるとゴム組成物の伸びが
低下し、耐熱性、耐屈曲性が低下する。
【0019】加硫スリーブ8は、図2に示すように、圧
縮ゴム層6が表面側に位置するように駆動ロール10と
従動ロール11に所定の張力下で掛架され走行させる。
加硫スリーブ8の走行速度は特に制限がない。
【0020】更に、加工機に装着させた本発明に係るベ
ルト切削加工用刃物12を駆動ロール10もしくは従動
ロール11側に配置し、走行中の加硫スリーブ8に当接
するように移動して加硫スリーブ8の表面に3〜100
個の複数のV溝状部9を一度に研磨する。ベルト切削加
工用刃物12の回転方向は加硫スリーブ8のそれと同方
向もしくは逆方向であってもよい。この刃物12の回転
数は400〜2,000rmpである。
【0021】ここで使用するベルト切削加工用刃物12
は、図3〜図5に示すように、円周方向に沿って所定間
隔をおいて断面V型状の切削部14を配置した円盤状刃
物15を組み付けボス部16の軸17に円筒状のスペー
サ18を介して組み合わせ、これらをボルト19によっ
て機械的に固定したものである。同時に、各円盤状刃物
15は組み付けボス部16やスペーサ18に挿入された
ボルトあるいはピンのような係止ピン20にはめ込んで
重ね合わせる方法や、スペーサ18や各円盤状刃物15
に設けた位置合わせ穴19で位置決めする方法もある。
また、複数枚の円盤状刃物15を重ね合わせ刃物先端部
の切削部14を周方向へ揃える、いわゆるオフセットに
する場合には、周方向に複数の位置合わせ穴21を設け
ることができる。
【0022】上記スペーサ18は組み付けボス部16の
軸17にガタのないようにはめ込まれ、円盤状刃物15
の間隔を調節している。これは金属、合成樹脂、セラミ
ックス材等の硬い材質を素材としている。
【0023】以下、本発明の刃物を用いてVリブドベル
トを製造する方法について述べる。まず、本発明のVリ
ブドベルトの製造方法において用いた加硫スリーブ8
は、カバー帆布2が経糸および緯糸とも綿糸からなる平
織物でその交差角を約110度とした広角度帆布のゴム
付きの伸縮性織物を1プライ使用し、またクッションゴ
ム4としてクロロプレンゴム、心線5としてポリエステ
ル繊維からなるコード、圧縮ゴム層6としてクロロプレ
ンゴムに長さ6mmのナイロン繊維8vol%と長さ3
mmのアラミド繊維3vol%のカット糸をスリーブの
幅方向に配列し混入したものを使用した。尚、加硫スリ
ーブ8の製造方法は、図1に示すよううな逆成形により
得られたものである。
【0024】上記加硫スリーブ8を図2に示すように駆
動ロール10と従動ロール11に所定の張力下で掛架さ
れ走行させ、同時にN個の厚さ16mmの円盤状刃物に
厚さ7mmのスペーサ18を介在させたベルト切削加工
用刃物12を加硫スリーブ8と逆方向に1,800rp
m回転させて加硫スリーブ8に当接させ、その表面に複
数個のV溝状部9を一度に研磨した。該溝状部9の深さ
は約10mmであり、研磨時間(刃物12がベルト表面
に接触してから全周切削するまでの時間)は約2分であ
った。
【0025】切削加工したスリーブを所定幅に切断して
得られたVリブドベルト25は、図6に示すように、ポ
リエステル繊維コードよりなる心線26を接着ゴム層2
7中に埋設し、その下側に弾性体層である圧縮ゴム層2
8を有している。この圧縮ゴム層28にはベルト長手方
向に伸びる断面略三角形の複数のリブ部29が設けられ
ている。
【0026】また、本発明では、図7に示すように、ロ
ーエッジバンディドベルト30も上記方法と同様に加硫
スリーブを切削加工により作製することができる。この
ベルトを切削加工する場合には、上記のVリブドベルト
25と異なり、心線26の位置を越えてV溝状部9を切
削する必要がある。このベルト30はポリエステル繊
維、アラミド繊維よりなるコードよりなる心線26を含
む接着ゴム層27を、その下側に弾性体層である圧縮ゴ
ム層28を有し、接着ゴム層の表面にはゴム付き帆布を
積層している。この圧縮ゴム層28にはベルト長手方向
に伸びる断面略三角形の複数のV溝状部9が設けられて
いる。このV溝状部9の先端は心線26の位置を越えて
いる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本願請求項1記載の発明で
は、ゴム層中に心線を埋設した円筒状の加硫スリーブ
を、駆動ロールと従動ロールに掛架して所定の張力下で
走行させ、走行中の加硫スリーブに当接させて加硫スリ
ーブの表面に複数のV溝状部を同時に切削加工できるベ
ルト切削加工用刃物であり、円周方向に沿って所定間隔
をおいて切削部を配置した複数の円盤状刃物を組み込み
ボス部にスペーサを介して組み合わせ、これらを機械的
に固定したベルト切削加工用刃物にあり、従来のような
フランジ部をもたない円盤状刃物を使用するため、円盤
状刃物の間に介在したスペーサを取り替えることにより
V溝状部のピッチを任意に設定することができ、上記円
盤状刃物とスペーサを組み合わせることによってピッチ
の異なるV溝状部の加工を経済的に行うことができる。
【0028】本願請求項2記載の発明では、請求項1記
載のベルト切削加工用刃物を使用することによって加硫
スリーブの表面に複数のV溝状部を同時に切削してなる
Vリブドベルトの製造方法であり、請求項1記載の発明
と同様に円盤状刃物の間に介在したスペーサを取り替え
ることによりV溝状部のピッチを任意に設定することが
でき、上記同種の円盤状刃物とスペーサを組み合わせる
ことによってピッチの異なるV溝状部の加工を経済的に
行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用されるベルトスリーブの部
分断面図である。
【図2】加硫スリーブをベルト研削加工用刃物により研
削している状態を示す正面図である。
【図3】本発明に係るベルト研削加工用刃物の一部断面
図である。
【図4】図3で使用するベルト研削加工用刃物の円盤状
刃物の平面図である。
【図5】図4の断面図である。
【図6】本発明方法によって得られたVリブドベルトの
一部拡大図である。
【図7】本発明方法によって得られたローエッジバンデ
ィドベルトの断面図である。
【符号の説明】
8 加硫スリーブ 9 V溝状部 10 駆動ロール 11 従動ロール 12 ベルト切削加工用刃物 14 切削部 15 円盤状刃物 16 組み込みボス部 18 スペーサ
フロントページの続き (72)発明者 舟橋 光生 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内 Fターム(参考) 3C022 AA02 AA03 AA07 AA10 BB02 EE02 EE07 EE13 EE17 JJ00 JJ18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム層中に心線を埋設した円筒状の加硫
    スリーブを、駆動ロールと従動ロールに掛架して所定の
    張力下で走行させ、走行中の加硫スリーブに当接させて
    加硫スリーブの表面に複数のV溝状部を同時に切削加工
    してなるベルト切削加工用刃物において、円周方向に沿
    って所定間隔をおいて切削部を配置した複数の円盤状刃
    物を組み込みボス部にスペーサを介して組み合わせ、こ
    れらを機械的に固定したことを特徴とするベルト切削加
    工用刃物。
  2. 【請求項2】 ゴム層中に心線を埋設した円筒状の加硫
    スリーブを、少なくとも1つのロールに装着もしくは掛
    架して所定の張力下で走行させ、更に走行中の加硫スリ
    ーブに加工機に装着したベルト切削加工用刃物を当接さ
    せて加硫スリーブの表面に複数のV溝状部を同時に切削
    して得られた伝動ベルトの製造方法において、上記のベ
    ルト切削加工用刃物として円周方向に沿って所定間隔を
    おいて切削部を配置した複数の円盤状刃物を組み込みボ
    ス部にスペーサを介して組み合わせ、これらを機械的に
    固定したものを使用することを特徴とする伝動ベルトの
    製造方法。
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