JP2000240663A - 玉軸受 - Google Patents

玉軸受

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JP2000240663A
JP2000240663A JP11304046A JP30404699A JP2000240663A JP 2000240663 A JP2000240663 A JP 2000240663A JP 11304046 A JP11304046 A JP 11304046A JP 30404699 A JP30404699 A JP 30404699A JP 2000240663 A JP2000240663 A JP 2000240663A
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ball bearing
ball
groove
curvature
inner ring
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JP11304046A
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Yuji Nakano
裕司 中野
Hirotoshi Aramaki
宏敏 荒牧
Hiroshi Ishiguro
博 石黒
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NSK Ltd
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    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/108Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
    • F16D27/112Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs
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    • F16C2240/76Osculation, i.e. relation between radii of balls and raceway groove
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内外輪の相対的な軸線に沿った変位を抑制でき
る玉軸受を提供する。 【解決手段】玉軸受36は電磁クラッチ31のロータ3
5を軸線回りに回転自在に支持する。玉軸受36は外輪
12と内輪13と玉14と保持器15とを備えている、
外内輪12,13はそれぞれ円環状に形成されている。
玉14は外内輪12,13の間に転動自在に設けられて
いる。外内輪12,13はそれぞれ内周面16及び外周
面17に周方向に沿って断面円弧状の溝12a,13a
を形成している。溝12a,13aはそれぞれの曲率半
径re,riが1.0≦(re+ri)/Da≦0.9
746(Da/dm)-0.0304 を満す範囲に形成されて
いる。ただし、Da:玉の直径、dm:内輪の溝直径と
外輪の溝直径との平均値。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
の冷凍サイクルのコンプレッサへの動力の伝達と遮断と
を行なう電磁クラッチなどに用いられる玉軸受に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両には、走行用エンジン
が発生する回転駆動力を、エアコン(空気調和装置)な
どの冷凍サイクルのコンプレッサに伝達したり遮断する
ために、電磁クラッチが用いられる。
【0003】この電磁クラッチは、鉄などの磁性材料と
しての金属から構成された回転体と、鉄などの磁性材料
としての金属から構成された被回転体と、電磁コイル
と、前記回転体を回転自在に支持する軸受などを備え、
前記回転体と被回転体とを電磁コイルの吸引力によって
互いに吸着させて、前述した回転駆動力の伝達及び遮断
を行う装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記電磁クラッチの回
転体は、特開平8−114241号公報に示されている
ように、回転中心としての軸線に沿って玉を複数配した
複列玉軸受などによって支持されてきた。このため、複
列玉軸受の軸線方向に沿った幅が大きくなり、電磁クラ
ッチ自体も大型化する傾向となった。したがって、電磁
クラッチの重量が増大するとともに、この重量の増大に
伴って製造コストが増大する傾向となっていた。
【0005】また、前記回転体を回転自在に支持するた
めに、玉を軸線に沿って一つのみ配した単列の玉軸受を
用いると、この玉軸受の内外輪それぞれの溝の断面形状
がともに単一の円弧状に形成されているため、内外輪の
相対的な軸線に沿った変位(以下アキシアル変位と呼
ぶ)が大きくなる傾向となっていた。電磁クラッチの回
転体と被回転体との間は、電磁コイルの吸引力などを生
じさせる電圧などの制限から、一般的に例えば0.5m
mなどの比較的小さな隙間とするのが望ましいとされて
いる。
【0006】ここで、従来の単列の玉軸受を電磁クラッ
チの回転体の支持に用いると、この玉軸受のアキシアル
変位が大きいため、電磁コイルが吸引力を生じていない
場合においても、回転体と被回転体とが互いに接触する
ことが生じ、このような接触で前記回転体や被回転体が
損傷することが考えられる。
【0007】従って、本発明の目的は、内外輪の相対的
な軸線に沿った変位を抑制できる玉軸受を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載された本発明の玉軸受
は、外輪と内輪とこれら外輪と内輪との間に転動自在に
設けられた玉とを備え、前記外輪および内輪の前記玉と
の接触面それぞれに周方向に沿って断面円弧状の溝を形
成した玉軸受において、前記外輪の溝の曲率半径re
と、内輪の溝の曲率半径riとが、それぞれ1.0≦
(re+ri)/Da≦0.9746(Da/dm)
-0.0304 を満す範囲に形成されたことを特徴としてい
る。ただし、Da:玉の直径、dm:内輪の溝直径と外
輪の溝直径との平均値。
【0009】このように、本発明の玉軸受は、前記外輪
の溝の曲率半径reと、内輪の溝の曲率半径riとが、
それぞれ以下の式1を満す範囲に形成されている。
【0010】 1.0≦(re+ri)/Da≦0.9746(Da/dm)-0.0304…式1 ただし、Da:玉の直径、dm:内輪の溝直径と外輪の
溝直径との平均値前述した式1は、以下に示す手順によ
って求められている。
【0011】まず、Da/dmが互いに異なる、玉を軸
線に沿って一つのみ配した単列の玉軸受において、それ
ぞれ内外輪の溝の曲率半径re,riを変化させたとき
の内輪に対する外輪の外周面の最大アキシアル変位量を
シミュレーションによって求めた。このシミュレーショ
ンの結果を図3に示し、このシミュレーションの条件を
以下の表1に示す。なおこのシミュレーションでは、内
外輪の溝の曲率半径re,riを同じ曲率としていると
ともに、参考例として複列玉軸受、及び玉と内外輪との
接触箇所が一つの断面において4か所に存在する4点接
触玉軸受を記載している。また、以下のケース1ないし
ケース4に示した玉軸受は外内輪及び玉が共に鋼から構
成されている。
【0012】
【表1】
【0013】次に、ケース1ないしケース4それぞれに
おいて、最大アキシアル変位量が0.15mmとなる溝
の曲率比を求め、これら複数のDa/dmと溝の曲率比
とから、最小自乗法によって、以下の式2で示す曲線を
求めた。 (re+ri)/Da=0.9746(Da/dm)-0.0304 …式2 同様の手順によって、最大アキシアル変位量が0.12
5mm及び0.1mmとなる溝のそれぞれの曲率比を求
めると、以下の式3及び式4で示す曲線が得られる。
【0014】 (re+ri)/Da=0.976(Da/dm)-0.0255 …式3 (re+ri)/Da=0.9638(Da/dm)-0.0315 …式4 このため、請求項1に示された玉軸受は、玉を軸線に沿
って一つのみ配してもそのアキシアル変位量が0.15
mm以下となるので、このアキシアル変位量を抑制する
ことが可能となる。したがって、内外輪の相対的な軸線
に沿った変位を抑制できる。
【0015】また、前記式3によると以下に示す玉軸受
が得られる。
【0016】外輪と内輪とこれら外輪と内輪との間に転
動自在に設けられた玉とを備え、前記外輪および内輪の
前記玉との接触面それぞれに周方向に沿って断面円弧状
の溝を形成した玉軸受において、前記外輪の溝の曲率半
径reと、内輪の溝の曲率半径riとが、それぞれ1.
0≦(re+ri)/Da≦0.976(Da/dm)
-0.0255 を満す範囲に形成されたことを特徴とする玉軸
受。ただし、Da:玉の直径、dm:内輪の溝直径と外
輪の溝直径との平均値。
【0017】この玉軸受は、前記外輪の溝の曲率半径r
eと、内輪の溝の曲率半径riとが、それぞれ以下の式
5を満す範囲に形成されている。 1.0≦(re+ri)/Da≦0.976(Da/dm)-0.0255…式5 この玉軸受は、そのアキシアル変位量が0.125mm
以下となるので、このアキシアル変位量を抑制すること
が可能となる。したがって、内外輪の相対的な軸線に沿
った変位を抑制できる。
【0018】さらに、前記式4によると以下に示す玉軸
受が得られる。外輪と内輪とこれら外輪と内輪との間に
転動自在に設けられた玉とを備え、前記外輪および内輪
の前記玉との接触面それぞれに周方向に沿って断面円弧
状の溝を形成した玉軸受において、前記外輪の溝の曲率
半径reと、内輪の溝の曲率半径riとが、それぞれ
1.0≦(re+ri)/Da≦0.9638(Da/
dm)-0.0315 を満す範囲に形成されたことを特徴とす
る玉軸受。ただし、Da:玉の直径、dm:内輪の溝直
径と外輪の溝直径との平均値。
【0019】この玉軸受は、前記外輪の溝の曲率半径r
eと、内輪の溝の曲率半径riとが、それぞれ以下の式
6を満す範囲に形成されている。 1.0≦(re+ri)/Da≦0.9638(Da/dm)-0.0315…式6 この玉軸受は、そのアキシアル変位量が0.1mm以下
となるので、このアキシアル変位量を抑制することが可
能となる。したがって、内外輪の相対的な軸線に沿った
変位を抑制できる。
【0020】また、前記玉軸受は、外輪の溝の曲率半径
reと、内輪の溝の曲率半径riと、以下に示す式7を
満しているのが望ましい。 1.006≦(re+ri)/Da……式7 一般に玉軸受は、(re+ri)/Daの最小値が理論
上1.0である。しかし、溝の曲率半径が小さくなって
いくと、外内輪それぞれと玉との接触面積が大きくな
り、摩耗しやすくなる。また、溝の曲率半径を理論上の
最小とすると、製造上の公差によって、溝の曲率半径が
理論上の最小値より小さく形成されてスムーズな回転が
困難となることが生じる。このため、溝の曲率半径r
e,riが前記式7を満すことによって、外内輪それぞ
れと玉との摩耗を抑制することができるとともに、スム
ーズな回転が可能となる。
【0021】さらに、前記玉軸受の玉は、セラミックス
から構成されるのが望ましい。前述した表1に示すケー
ス2において、セラミックスからなる玉を用いた場合の
シミュレーションの結果(ケース2aとして示す)を図
4に示す。なお、図4中には、比較例として表1のシミ
ュレーションに求めたケース2を合せて示している。
【0022】図4に示したシミュレーションの結果によ
ると、同一のアキシアル変位量とするには、溝の曲率半
径を大きくすることができるので、接触圧力は上昇する
が発熱量(PV値)を下げ、摩耗を減することができ、
また軸受トルクも低くすることができるので好ましい。
当然ながら溝の曲率半径を小さくすると逆の結果になる
が、要求性能によって溝の曲率を本発明の範囲内で適正
に選択すれば、より広汎な軸受設計の自由度を得ること
ができる。
【0023】また、玉軸受として、一つの断面において
玉と外内輪との接触箇所が4か所存在する4点接触玉軸
受を用いるのが望ましい。この場合、図3に示したシミ
ュレーション結果からも最大アキシアル変位量を抑制す
ることが可能となる。
【0024】次に、玉軸受のアキシアル変位量δと温度
上昇値との関係について述べる。
【0025】図5には、玉軸受A,A′、B,B′、
C,C′のアキシアル変位量δと温度上昇値との関係を
示してある。玉軸受Aは、(re+ri)/Da=1.
014とし、式6を満し、計算上アキシアル変位量δ≦
0.10mmとなる本発明の単列玉軸受であり、玉軸受
Bは、(re+ri)/Da=1.04とし、計算上ア
キシアル変位量δ≦0.15mmとなる式1を満さない
比較例としての単列玉軸受である。また、玉軸受Cは、
従来の電磁クラッチに用いられている複列アンギュラ玉
軸受である。
【0026】なお、いずれの玉軸受A,B,CもDa=
7.144,dm=42.7mmである。計算上の条件
は、ラジアル荷重を150kgf、ラジアル隙間を0μ
m、軸受とプーリとの軸方向のずれであるオフセット量
を5mm、回転数を4000rpmとした場合である。
なお、計算上の軸受温度上昇値は、計算上求まる発熱量
を温度上昇に換算して求めたものである。
【0027】さらに、計算上の玉軸受A,B,Cに対
し、実際の使用時の条件を考慮して、計算上より厳しい
条件、すなわちラジアル隙間21μm、オフセット量1
0mm、回転数7000rpmとする条件を付加したと
きの玉軸受A′,B′,C′におけるアキシアル変位量
δと温度上昇値との関係を実験により求めた。この実験
の結果を図5に示してある。
【0028】この実験の評価を次の表2に示してある。
【0029】
【表2】
【0030】玉軸受A′においては、アキシアル変位
量、温度上昇値が複列アンギュラ玉軸受のそれに近い値
となっている。
【0031】複列玉軸受はその構造上、単列玉軸受に比
べアキシアル変位量を小さく抑えることができるが、前
述したようにその軸線方向に沿う幅が大きくなり、電磁
クラッチ自体が大型化し、また重量が増してしまうが、
単列玉軸受においてはその軸線方向に沿う幅を小さくで
きる。そして本発明では単列玉軸受を用いる構成であり
ながら、アキシアル変位量、温度上昇値を複列玉軸受と
同程度の近い値にすることができる点に特徴とある。
【0032】これに対し、比較例としての玉軸受B′
は、本発明に係る玉軸受A′に比べアキシアル変位量が
著しく大きくなっている。なお、この比較例としての玉
軸受B′は、(re+ri)/Daが大きいために、軌
道輪(内輪、外輪)と転動体(玉)との間のすべりが小
さく、複列アンギュラ玉軸受C′と同じ温度上昇値とな
っている。
【0033】ところで、一般に玉軸受には、外輪と内輪
との間の隙間をシールするシール部材が設けられてい
る。このシール部材は外輪と内輪との間の隙間の両側に
設けられ、外周縁が外輪に固定され、内周縁が内輪に当
たって摺動するリップ部となっている。
【0034】ここで、玉軸受のアキシアル変位量が大き
くなると、内輪に摺接するシール部材のリップ部の当た
りが不均一となってシール性が低下する傾向が生じる。
そこで、注水試験によりそのシール性についての評価を
行なった。
【0035】この注水試験は、シール部材を取り付けた
軸受の面に向けて注水し、シール部材の内側への水の浸
入量を測定する試験である。シール部材として接触型ゴ
ムシールを用いて密封型構造の玉軸受とし、オフセット
量10mm、ラジアル隙間21μm、回転数1600r
pmの条件に設定して注水試験を行なった結果、図6に
示すように、アキシアル変位量が0.35mmを超える
玉軸受Eにおいては、シール部材のリップ部と内輪のシ
ール溝との間の隙間が不均一となり、その隙間が大きく
なったところから水が浸入したのに対し、アキシアル変
位量が0.2mm以下の玉軸受Dにおいては、水の浸入
が認められなかった。
【0036】したがって、アキシアル変位量を0.15
mm以下に抑えることが可能な本発明の玉軸受において
は高い性能を維持することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1及び図2を参照して説明する。
【0038】図1に示す電磁クラッチ31は、例えば、
自動車などの車両などに用いられ、走行用エンジンが発
生する回転駆動力をエアコン(空気調和装置)などの冷
凍サイクルのコンプレッサに伝達したり遮断するために
用いられる装置である。
【0039】電磁クラッチ31は、図1に示すように、
コンプレッサハウジング40に固定されるステータ32
と、このステータ32内に収容された電磁コイル33
と、エンジンの回転駆動力を伝達する多段式Vベルト4
1が巻き掛けられたプーリ34と、このプーリ34が外
周に取り付けられた回転体としてのロータ35と、この
ロータ35を軸線P回りに回転自在に支持する玉軸受3
6と、電磁コイル33の発生する磁力によってロータ3
5に吸引させる被回転体としてのアーマチュア37と、
このアーマチュア37の回転駆動力を図示しないコンプ
レッサに伝達する単一または複数の部材からなるアーマ
チュア支持部38とコンプレッサ軸39と、を備えてい
る。
【0040】ロータ35は、例えば鉄などの磁性材料と
しての金属から構成されている。ロータ35は、断面略
コ字型に形成されており、アーマチュア37の反対側を
向く凹部35aと、この凹部35aに反対側に位置する
摩擦面35bとを、備えている。この凹部35aにはス
テータ32が収容されている。
【0041】玉軸受36は、ロータ35とコンプレッサ
ハウジング40との間に嵌め込まれている。玉軸受36
は、図2に示すように、それそれ円環状に形成された外
輪12と、内輪13と、これら外内輪12,13の間に
転動自在に設けられた玉14と、これら玉14を外輪1
2と内輪13との間に保持する保持器15と、を備えて
いる。
【0042】外輪12及び内輪13は、それぞれ玉14
との接触面としての内周面16及び外周面17に周方向
に沿って断面円弧状の溝12a,13aを形成してい
る。これらの溝12a,13aはそれぞれの曲率半径r
e,riが、前述した式1と式5と式6とのうちいずれ
かを満す範囲に形成されている。また、玉軸受36は、
玉14を軸線Pに沿って一つのみ配した単列の玉軸受と
なっている。外輪12と内輪13とは互いに軸線P回り
に回転自在となっている。
【0043】なお、図2には、シール部材やシールド板
のない転がり軸受を示しているが、これは転がり軸受の
基本構造を示しているのであって、軸受の両側に接触型
ゴムシールを設けて密封構造とすること、あるいは非接
触型のシールド板を設けてシールド構造の転がり軸受と
すること、さらにそのそれぞれが片側のみにある構造と
することなどを適宜選択的に採用することができるもの
である。
【0044】この玉軸受36によりロータ35はコンプ
レッサハウジング40に対して軸線P回りに回転自在に
支持されている。外輪12はロータ36の内周に嵌め合
い接触し、内輪13は、コンプレッサハウジング40の
ハブ外周に嵌め合い接触している。
【0045】ロータ35の外周には多段式のVベルト4
1が掛け渡されるプーリ34が溶接などの接合技術によ
って固着されている。このプーリ34は、エンジンの回
転をVベルト41を介して常に受け、固着されたロータ
35とともに回転するようになっている。
【0046】ロータ35は玉軸受36によって回転自在
に支持されかつエンジンなどの駆動源からの回転駆動力
が多段式Vベルト41及びプーリ34などを介して伝達
されて軸線P回りに回転する。このため、摩擦面35b
は、エンジンなどの駆動源によって回転駆動されること
となる。
【0047】アーマチュア37は、例えば鉄などの磁性
材料としての金属から構成されており、ロータ35の摩
擦面35bに対向配置された被摩擦面37aを備えてい
る。電磁コイル33は、通電されることにより磁力を発
生する。図示例において、電磁コイル33が磁力を発生
するとアーマチュア37を吸引して、ロータ35の摩擦
面35bとアーマチュアの被摩擦面37aとを互いに吸
着する。電磁コイル33が摩擦面35bと被摩擦面37
aとを互いに吸着することによって、多段式Vベルト4
1及びプーリ34などを介して伝達された回転駆動力を
アーマチュア37に伝達し、アーマチュア支持部38及
びコンプレッサ軸39などを介してコンプレッサに伝達
する。
【0048】玉軸受36とプーリ34とは、電磁クラッ
チ31をできるだけコンパクトにするために、通常、軸
線Pに沿う方向に互いにずれた位置に配されている。ロ
ータ35の摩擦面35bとアーマチュア37の被摩擦面
37aとの間には、電磁コイル33の通電が停止してい
る場合に、例えば、0.5mmなどの比較的小さな所定
の隙間gが存在するように設計されている。この隙間g
は、各部材の寸法誤差あるいは取り付け誤差などを見込
んで決められる。なお、この隙間gは、あまり大きくす
ると電磁コイル33による磁力も大きくしなければなら
ないため、これらを見込んだ最小の値になるように設定
される。
【0049】前述した構成によって、Vベルト41の張
力によって生じるラジアル荷重は、プーリ34と玉軸受
36とが軸線Pに沿って位置ずれしているため、傾きを
伴うモーメント荷重として玉軸受36に作用する。
【0050】この時、玉軸受36の外内輪12,13の
溝12a,13aそれぞれの曲率半径re,riが、式
1と式5と式6とのうちいずれかの範囲を満すように形
成されている。このため、曲率半径re,riが式1を
満して形成された場合には、玉軸受36の外輪12など
の最大アキシアル変位量を0.15mm以下に抑制する
ことができる。したがって、外内輪12,13の相対的
な軸線Pに沿った変位を抑制でき、電磁コイル33に通
電されていない状態においてもロータ35とアーマチュ
ア37との接触が防止される。
【0051】また、曲率半径re,riが式5を満して
形成された場合には、玉軸受36の外輪12などの最大
アキシアル変位量を0.125mm以下に抑制すること
ができる。したがって、外内輪12,13の相対的な軸
線Pに沿った変位を抑制でき、電磁コイル33に通電さ
れていない状態においてもロータ35とアーマチュア3
7との接触が防止される。
【0052】さらに、曲率半径re,riが式6を満し
て形成された場合には、玉軸受36の外輪12などの最
大アキシアル変位量を0.1mm以下に抑制することが
できる。したがって、外内輪12,13の相対的な軸線
Pに沿った変位を抑制でき、電磁コイル33に通電され
ていない状態においてもロータ35とアーマチュア37
との接触が防止される。
【0053】また、前記外内輪12,13の曲率半径r
e,riは、前述した式7を満す範囲に形成されるのが
望ましい。この場合、外内輪12,13それぞれと玉1
4との摩耗を抑制することができるとともに、スムーズ
な回転が可能となる。
【0054】さらに、玉軸受36の玉14は、窒化珪素
などのセラミックスから構成されるのが望ましい。この
場合、溝12a,13aの曲率半径re,riを大きく
することができるので、摩耗を減することが出来るので
好ましい。さらに、玉14は窒化珪素あるいは炭化珪素
から構成されるのが望ましい。この場合、最大アキシア
ル変位量をより一層抑制することが可能となる。
【0055】また、玉軸受36の内輪13は、窒化珪素
などのセラミックスや、ステンレス鋼から構成されるの
が望ましい。
【0056】電磁クラッチ31の周辺の温度は摂氏10
0度を超える場合がある。玉軸受36の内輪13は、コ
ンプレッサハウジング40と嵌め合い接触している。コ
ンプレッサハウジング40の内輪13と嵌め合い接触し
ている部位が例えばアルミニウムなどの軸受31が構成
された鋼より大きな線膨張係数を有する材料から構成さ
れた場合には、高温な環境下ではコンプレッサハウジン
グ40の熱膨張によって玉軸受31内に隙間がなくなっ
ていまい、スムーズな回転を行えなくなる可能性があ
る。
【0057】しかし、内輪13が窒化珪素またはステン
レス鋼などの線膨張係数の小さな材料から構成されてい
るときには、内輪13の熱膨張を抑制することが可能と
なり、コンプレッサハウジング40の膨張により生じる
玉軸受31内の隙間がなくなることを防止できる。した
がって、高温な環境下においても、スムーズな玉軸受3
1の回転を確保することが可能となる。
【0058】さらに、玉軸受36として、一つの断面に
おいて、玉14と外内輪12,13との接触箇所が4か
所存在する4点接触玉軸受を用いても良い。この場合、
より一層確実に玉軸受36のアキシアル変位を抑制する
ことができる。又、4点接触玉軸受の場合は、偏摩耗を
防止する点から外内輪12,13の軌道面としての溝1
2a,13aの内面に窒化処理をするのが望ましい。
【0059】本実施形態の玉軸受36によれば、外内輪
12,13の溝12a,13aの曲率半径re,ri
が、前述した式1と式5と式6とのうちいずれかを満し
ているので、アキシアル変位を抑制することができる。
このため、外輪12と内輪13との相対的な軸線Pに沿
った変位を抑制できる。
【0060】また、本実施形態の電磁クラッチ31によ
れば、ロータ35を回動自在に支持するために単列の玉
軸受36を用いている。このため、玉軸受36の軸線P
方向に沿った幅を抑制することが可能となる。したがっ
て、小型化を図ることが可能となり、大型化及び重量の
抑制と製造コストの抑制が可能となる。
【0061】さらに、電磁クラッチ31は、その玉軸受
36の外内輪12,13の溝12a,13aが、前記式
1と式5と式6とのうちいずれかを満す曲率半径re,
riに形成されているので、玉軸受36の外内輪12,
13の相対的な軸線Pに沿ったアキシアル変位をロータ
35の摩擦面35bとアーマチュア37の被摩擦面37
aとの間の間隔gより小さくできる。したがって、電磁
コイル33に通電されていない状態においても、ロータ
35とアーマチュア37とが互いに接触することが抑制
されることとなって、これらのロータ35とアーマチュ
ア37などの損傷を抑制することが可能となる。
【0062】前述した実施形態によれば、以下に示す電
磁クラッチが得られる。
【0063】(付記1)磁性材料としての金属から構成
されかつ駆動源により回転駆動される摩擦面を有する回
転体と、磁性材料としての金属から構成されかつ回転体
の摩擦面に対向配置された被摩擦面を有する被回転体
と、通電されることによって磁力を発生して、回転体と
被回転体とのうち少なくとも一方を吸引し、前記回転体
の摩擦面と被回転体の被摩擦面とを互いに吸着させる電
磁コイルと、前記回転体を回転自在に支持する玉軸受
と、を備えたことを特徴とする電磁クラッチ。
【0064】(付記2)前記玉軸受が、外輪と内輪とこ
れら外輪と内輪との間に転動自在に設けられた玉とを備
え、かつ前記外輪および内輪の前記玉との接触面それぞ
れに周方向に沿って断面円弧状の溝を形成し、前記外輪
の溝の曲率半径reと、内輪の溝の曲率半径riと、が
それぞれ1.0≦(re+ri)/Da≦0.9746
(Da/dm)-0.0304 を満す範囲に形成されたことを
特徴とする付記1記載の電磁クラッチ。ただし、Da:
玉の直径、dm:内輪の溝直径と外輪の溝直径との平均
値。
【0065】(付記3)前記玉軸受が、外輪と内輪とこ
れら外輪と内輪との間に転動自在に設けられた玉とを備
え、かつ前記外輪および内輪の前記玉との接触面それぞ
れに周方向に沿って断面円弧状の溝を形成し、前記外輪
の溝の曲率半径reと、内輪の溝の曲率半径riと、が
それぞれ1.0≦(re+ri)/Da≦0.976
(Da/dm)-0.0255 を満す範囲に形成されたことを
特徴とする付記1記載の電磁クラッチ。ただし、Da:
玉の直径、dm:内輪の溝直径と外輪の溝直径との平均
値。
【0066】(付記4)前記玉軸受が、外輪と内輪とこ
れら外輪と内輪との間に転動自在に設けられた玉とを備
え、かつ前記外輪および内輪の前記玉との接触面それぞ
れに周方向に沿って断面円弧状の溝を形成し、前記外輪
の溝の曲率半径reと、内輪の溝の曲率半径riと、が
それぞれ1.0≦(re+ri)/Da≦0.9638
(Da/dm)-0.0315 を満す範囲に形成されたことを
特徴とする電磁クラッチ。ただし、Da:玉の直径、d
m:内輪の溝直径と外輪の溝直径との平均値。
【0067】付記1に記載された電磁クラッチは、回転
体を回転自在に支持するために玉軸受を用いているた
め、軸受の軸線方向に沿った幅を抑制することが可能と
なる。したがって、小型化を図ることが可能となり、大
型化及び重量の抑制と製造コストの抑制とが可能とな
る。
【0068】付記2ないし付記4に記載された電磁クラ
ッチは、大型化及び重量の抑制と製造コストの抑制とが
可能になることにくわえ、前述した式1と式5と式6と
のうちいずれかを満す範囲に玉軸受の溝の曲率半径r
e,riが形成されているので、玉を軸線に沿って一つ
のみ配した単列の玉軸受を用いても、この玉軸受の軸線
方向に沿ったアキシアル変位を回転体の摩擦面と被回転
体の被摩擦面との間の間隔より小さくすることが可能と
なる。このため、電磁コイルに通電していない状態で、
回転体の摩擦面と被回転体の被摩擦面とが互いに接触す
ることが抑制されて、これら回転体と被回転体などの損
傷を防止することができる。
【0069】
【発明の効果】本発明の玉軸受は、外内輪の溝の曲率半
径re,riが、前述した式1ないし式3のうちいずれ
かを満しているので、アキシアル変位を抑制することが
できる。したがって、外内輪の相対的な軸線に沿った範
囲を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電磁クラッチを示す概略
断面図。
【図2】本発明の一実施形態の玉軸受を示す断面図。
【図3】玉軸受の外内輪の溝の曲率半径を変化させた場
合の最大アキシアル変位量の変化を示す図。
【図4】他の玉軸受の外内輪の溝の曲率半径を変化させ
た場合の最大アキシアル変位量の変化を示す図。
【図5】軸受のアキシアル変位量と軸受温度上昇値との
関係を示す図。
【図6】軸受の注水試験結果を示す図。
【符号の説明】
12…外輪 13…内輪 12a…溝 13a…溝 14…玉 16…外輪の内周面(接触面) 17…内輪の外周面(接触面) 31…電磁クラッチ 35…ロータ(回転体) 35b…摩擦面 36…玉軸受 37…アーマチュア(被回転体) 37a…被摩擦面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石黒 博 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 3J101 AA02 AA04 AA32 AA42 AA54 AA62 BA10 BA53 BA54 BA55 BA77 EA41 FA60 GA16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外輪と内輪とこれら外輪と内輪との間に転
    動自在に設けられた玉とを備え、前記外輪および内輪の
    前記玉との接触面それぞれに周方向に沿って断面円弧状
    の溝を形成した玉軸受において、 前記外輪の溝の曲率半径reと、内輪の溝の曲率半径r
    iとが、それぞれ1.0≦(re+ri)/Da≦0.
    9746(Da/dm)-0.0304 を満す範囲に形成され
    たことを特徴とする玉軸受。ただし、Da:玉の直径、
    dm:内輪の溝直径と外輪の溝直径との平均値。
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