JP2000235829A - ヒューズの製造方法及びチップ型ヒューズの製造方法並びにチップ型ヒューズ - Google Patents

ヒューズの製造方法及びチップ型ヒューズの製造方法並びにチップ型ヒューズ

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JP2000235829A
JP2000235829A JP11361630A JP36163099A JP2000235829A JP 2000235829 A JP2000235829 A JP 2000235829A JP 11361630 A JP11361630 A JP 11361630A JP 36163099 A JP36163099 A JP 36163099A JP 2000235829 A JP2000235829 A JP 2000235829A
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Yozo Obara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒューズ素子を簡単に形成できるチップ型ヒ
ューズの製造方法を提供する。 【解決手段】 チップ状基板上に所定のパターンのオー
バーコートCを形成する。オーバーコートCの露出部を
覆うようにクリーム半田を塗布して、クリーム半田層2
7´を形成する。クリーム半田層27´の上に基板との
間に表面張力で溶融したクリーム半田が広がる隙間を形
成するように隙間形成部材Bを配置する。その状態で全
体を炉の中に入れて、クリーム半田を溶融させる。溶融
したクリーム半田を硬化させた後に、隙間形成部材Bを
取り除いてヒューズ素子を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒューズの形成方
法及びチップ型ヒューズに関すものであり、特にチップ
状基板の上に発熱用抵抗体とこの発熱用抵抗体からの熱
で溶断するヒューズ素子とを備えたチップ型ヒューズの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平7−153367号公報等に示さ
れるように、発熱用抵抗体からの熱で溶断するヒューズ
素子を備えたチップ型ヒューズは、チップ状基板の表面
上に一対の抵抗体用電極と一対のヒューズ用電極とを形
成し、発熱用抵抗体を一対の抵抗体用電極間に亘って形
成し、発熱用抵抗体からの熱で溶断するヒューズ素子を
一対のヒューズ用電極に亘って形成して製造している。
この種のチップ型ヒューズは、低融点金属箔を熱プレス
により一対のヒューズ用電極に接続してヒューズ素子を
形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低融点
金属箔を用いてヒューズ素子を形成するのは、製造工数
が多くなって、しかも製造コストが高くなる問題があ
る。
【0004】本発明の目的は、低融点金属箔を用いるこ
となく、ヒューズ素子を少ない製造工数で安価に形成で
きるヒューズ及びチップ型ヒューズの製造方法を提供す
ることにある。
【0005】本発明の他の目的は、ヒューズ素子を確実
に形成することができるヒューズ及びチップ型ヒューズ
の製造方法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、構造が簡単で、迅速
且つ確実に作動するチップ型ヒューズ及びその製造方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、基板上
に1以上の発熱体と1以上の一対のヒューズ電極の間に
形成されて発熱体の発熱で溶断する1以上のヒューズ素
子とが形成されているヒューズの製造方法を対象とす
る。
【0008】本発明では、一対のヒューズ用電極間にヒ
ューズ材料を配置してヒューズ材料層を形成する。次に
ヒューズ材料層に熱を加えてヒューズ材料層を溶かし、
溶けたヒューズ材料を硬化させてヒューズ素子を形成す
る。このようにしてヒューズ素子を形成すると、印刷技
術を用いて簡単にしかも安価にヒューズを形成すること
ができる。なおヒューズ材料層はスクリーン印刷等の公
知の方法を用いて形成することができる。またヒューズ
材料は、半田材料のように融点以上の熱が加わると、比
較的簡単に溶融するものであれば、いかなる材料であっ
てもよい。現在入手可能でしかも安価な材料としては、
クリーム半田がある。
【0009】ヒューズ素子の長さが長くなる場合には、
一対のヒューズ電極間に、ヒューズ素子を形成する前
に、溶融したヒューズ材料が付着しやすい材料を用いて
1以上のアンカー部(引き止め部)を形成するのが好ま
しい。このようにするとアンカー部が、溶融したヒュー
ズ材料をその場所に引き止める機能を発揮するため、ヒ
ューズ素子を確実に形成できる。
【0010】アンカー材料としては、半田付け可能な電
極材料を用いると、他の電極の形成と同時にアンカー部
を形成できる上、既存の安価な材料を用いてアンカー部
を形成できる。その場合には、アンカー部を一対のヒュ
ーズ電極とは分離した状態で形成する。
【0011】またヒューズ素子が長くなる場合には、ヒ
ューズ材料を溶かす際に、次のようにするのが好まし
い。すなわちヒューズ材料層を形成した後に、溶融した
ヒューズ材料が付着し難い材料で形成されて、ヒューズ
材料層を間に介した状態で基板と対向し且つ溶融したヒ
ューズ材料が表面張力により広がる隙間を形成する隙間
形成部材を配置する。そして隙間形成部材を配置した状
態でヒューズ材料層を加熱する。その後溶融したヒュー
ズ材料が硬化した後に、隙間形成部材を除去する。この
ようにすると、溶融したヒューズ材料は表面張力によっ
て前述の隙間に沿って広がる。そして最終的には、一対
のヒューズ電極間に連続したヒューズ素子が形成され
る。従ってこのような隙間形成部材を用いると、簡単且
つ確実にヒューズ素子を形成することができ、ヒューズ
の製造工数を削減してしかもヒューズを安価に製造する
ことができる。
【0012】また本発明が改良の対象とするチップ型ヒ
ューズの製造方法は、チップ状基板上に形成した一対の
抵抗体用電極間に発熱用抵抗体を形成し、チップ状基板
上に形成した一対のヒューズ用電極間に亘って前記用抵
抗体の発熱で溶断されるヒューズ素子をするものであ
る。本発明においては、一対のヒューズ用電極間に亘っ
てクリーム半田を塗布してクリーム半田層を形成し、ク
リーム半田層を溶融させた後硬化させて、ヒューズ素子
を形成する。このようにヒューズ素子をクリーム半田を
用いて形成すれば、クリーム半田を印刷等により所定位
置に配置して、加熱するだけでヒューズ素子を形成する
ことができ、従来のように低融点金属箔を用いる場合に
比べて簡単にヒューズ素子を形成することができる。
【0013】なおクリーム半田としてフラックスを含有
するものを用いる場合は、フラックスをヒューズ素子形
成後にヒューズ素子上に残したままにするのが好まし
い。このようにすれば、フラックスによるヒューズ素子
の分断球状化が促進されるため、ヒューズ素子に過大電
流が流れたときに発熱用抵抗体からの熱によってヒュー
ズ素子を確実に溶断することができる。
【0014】ヒューズ素子は、次のようにして製造する
ことができる。まず、スクリーン印刷を用いて前記クリ
ーム半田層を形成する。次にクリーム半田層の上に溶融
したクリーム半田が表面張力により広がる隙間を形成す
る板状の隙間形成部材材を配置した状態でクリーム半田
層を加熱して、クリーム半田を溶融させる。そして溶融
したクリーム半田を硬化させた後に、隙成形成部材を取
り除く。
【0015】また、この場合にも、チップ状基板の表面
上の一対のヒューズ用電極の間に1以上の金属製のアン
カー部材を形成するのが好ましい。
【0016】また、ヒューズ素子は発熱用抵抗体に対し
て絶縁層を介して厚み方向に積層するように一対のヒュ
ーズ用電極に亘って形成することができる。このように
すれば、発熱用抵抗体からの熱がヒューズ素子に伝わり
やすく、ヒューズ素子の溶断を確実に行える。この場合
にも、絶縁層の表面上の一対のヒューズ用電極の間に1
以上のアンカー部を形成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明のチップ型ヒ
ューズの第1の実施の形態で用いるセラミックス製のチ
ップ状基板1の平面図を示しており、図2はチップ状基
板1の底面図を示している。そして図3は一部を省略し
たチップ型ヒューズの平面図を示している。図1に示す
ように、チップ状基板1の長手方向に延びる2つの長辺
のうちの1つの長辺2には3つの半円弧状の凹部3乃至
5が形成されている。また他方の長辺6の中央部にも1
つの円弧状の凹部7が形成されている。これらの凹部3
乃至5及び凹部7は、チップ状基板1の表面1aと裏面
1bとを結ぶ側面に沿って延びている。またチップ状基
板1の2つの短辺8及び9には、それぞれ平面から見て
U字状を呈する凹部10及び11が形成されている。こ
れらの凹部には、チップ状基板の表面1aを覆う図示し
ないケースの取付用フックが嵌合される。
【0018】チップ状基板1の表面1aには、凹部3乃
至5に隣接して形成された一対のヒューズ用電極を構成
する接続用の表面電極12,13と、凹部7に隣接して
形成された接続用の表面電極14と、中間電極15と、
アンカー部として用いられる補助電極16及び17と、
表面電極14に接続されてチップ状基板1の長手方向に
延びる部分とこの部分の端部から短辺8及び9に沿って
延び一対の抵抗体用電極を構成する電極部分18a及び
19aを備えた配線部18及び19とが設けられてい
る。これらの電極及び配線部は、ガラスペーストにA
g,Ag−Pd等の導電性粉末が混練されてなるメタル
グレーズ導電性ペーストを用いて形成されている。パタ
ーンの印刷はスクリーン印刷を用いて行われ、ペースト
の焼成温度は約850℃程度である。中間電極15は一
対の表面電極12及び13の間のスペースのほぼ中央部
に形成されており、中間電極15の電極部分15aは、
一対の配線部18及び19の対向する電極部分18a及
び19aの間のスペースの中央部に位置している。また
2つの補助電極16及び17は、一方の表面電極12と
中間電極15の本体部15bとこの本体部15bと他方
の表面電極13との間に、隣接する電極とは独立した
(分離したまたは電気的に絶縁された)状態で形成され
ている。また図2に示すように、チップ状基板1の裏面
には、凹部3乃至5及び凹部7の端部に隣接して4つの
裏面電極20乃至23が、前述のメタルグレーズ導電性
ペーストを用いて形成されている。なお裏面電極21
は、半田付け強度を高める必要がある場合に半田付けに
用いられているダミー電極である。
【0019】図3には示していないが、チップ状基板1
の表面1a及び裏面1bに電極を形成した後、図4に示
すような側面電極24が前述のメタルグレーズ導電性ペ
ーストを用いて形成される。側面電極24は、チップ状
基板1の表面1aと裏面1bとをつなぐ外側面上に形成
されて、対応する表面電極及び裏面電極の上に部分的に
重なっている。このように側面電極24を形成した場合
には、チップ状基板1の角部で側面電極24の厚みが薄
くなる傾向がある。あまりこの角部の部分の電極部分の
厚みが薄くなり過ぎると、この部分の抵抗値が大きくな
って、この部分でジュール熱が発生し、ヒューズの溶断
時間が長くなる可能性がある。そこでこの例では、側面
電極24と表面電極13の上に補足電極25を重ねて形
成して、厚みが薄くなった側面電極24の部分を補足し
ている。補足電極25もメタルグレーズ導電性ペースト
を用いて形成されている。図4に示した電極以外のその
他の表面電極と裏面電極との間も図4に示す構造と同じ
接続構造を用いて接続されている。なお前述のとおり、
図3においては図示を簡略化するために側面電極24の
位置を破線で示すだけでその存在は省略してある。なお
この例とは異なって、表面電極13の上に補足電極を直
接形成し、その上に側面電極24の端部を重ねるように
形成してもよいのは勿論である。
【0020】図3に示すように、前述の各電極を形成し
た後に、配線部18及び19の電極部分18a及び19
aと中間電極15の電極部15aとに跨るように発熱用
抵抗体26が形成される。発熱用抵抗体26は、ガラス
をバインダとする銀−パラジウム塗料を印刷焼成した厚
膜抵抗体や、RuO2−ガラス等のメタルグレーズ抵抗
塗料を用いて形成された厚膜抵抗体等によって形成され
ている。これらの抵抗塗料の焼成温度も約850℃であ
る。
【0021】図3には示していないが、電極を形成した
後に、チップ状基板1の表面には後述するヒューズ素子
27を形成する部分及び半田付け電極部分を除いて、ガ
ラス材料からなる絶縁材料を用いてオーバーコートが形
成されている。オーバーコートを形成した後、表面電極
12及び13の一部、中間電極15の本体部15b及び
補助電極16及び17に跨るようにしてヒューズ材料層
を形成してヒューズ素子27を形成する。
【0022】ヒューズ材料層を形成する場合には、クリ
ーム半田(ヒューズ材料)を用いて図5(A)に示すよ
うに、一対の表面電極12及び13及び2つの補助電極
16及び17並びに中間電極15に跨って形成したクリ
ーム半田層(ヒューズ材料層)27´を形成する。次
に、クリーム半田層27´を間に介した状態で基板と対
向し且つ溶融したクリーム半田が表面張力により広がる
隙間を形成するように隙間形成部材Bを配置する。この
隙間形成部材Bは、溶融したヒューズ材料が付着し難い
材料で形成されている。この隙間形成部材Bは、実際上
は大型の多数個取り基板からチップ状基板を取り出すた
め、大きな板であり、図示しない支持機構を介して基板
との間に前述の隙間を形成するように配置されている。
なおこの隙間形成部材Bの配置位置は、固定でもよい
が、クリーム半田の溶融状況に応じて隙間形成部材Bを
基板1に対して近づけるようにしてもい。図5(B)に
は、隙間形成部材Bが最終的に基板1の表面のオーバー
コートCと接触するように移動させた状態を図示してあ
る。
【0023】次に隙間形成部材Bを配置した後に、基板
を加熱炉内入れてクリーム半田層(ヒューズ材料層)に
熱を加えてクリーム半田層を溶かし、溶けたクリーム半
田を硬化させてヒューズ素子を形成する。そして図5
(B)に示すように、隙間形成部材Bを配置した状態
で、溶融したクリーム半田層27´を溶融硬化させる。
その後溶融したクリーム半田を硬化させた後に、隙間形
成部材Bを取り除いてヒューズ素子27を形成する。
【0024】この例のように、一対の表面電極12及び
13間に補助電極16,17を設けると、溶融したクリ
ーム半田(導電性材料)を隙間形成部材Bを用いてある
程度拘束した状態にすると、隙間形成部材Bと基板との
間の隙間に溶融したクリーム半田が表面張力により広が
り、電極12と電極15及び電極13と電極15との間
で溶融したクリーム半田が分離することがなくなる。ま
た、補助電極16,17がアンカー(引き止め部)とな
って溶融したクリーム半田を引き止めることができる。
そのため、溶融したクリーム半田の分離を防いで、ヒュ
ーズ材料層を確実に形成できる。なお過大電流が流れた
とき及び発熱用抵抗体26からの熱によって溶断すると
きには、ヒューズ素子27が拘束されていないため、補
助電極16,17は溶融した導電性材料を集めるまたは
引きつける作用を果すことになって、ヒューズ素子27
の溶断が容易になる。
【0025】ヒューズ素子27を構成するヒューズ材料
層は、低融点金属であるPb−Sn系、Pb−Sb系、
Sn−Sb系などの共晶ハンダ合金等から形成すること
ができる。
【0026】この実施の形態のチップ型ヒューズの回路
図は、図6に示す通りである。このチップ型ヒューズ
は、電極12及び13が保護すべ回路の遮断部分に接続
され、また電極14が保護すべき回路の過電圧を検出す
べき箇所に接続される。この回路において、分割抵抗部
R1及びR2は、中間電極15と電極部18aと電極部
19a(図3)との間に形成された発熱用抵抗体26の
部分によって構成されており、分割ヒューズ部H1及び
H2は、中間電極15と電極12と電極13との間に形
成されたヒューズ素子27の部分によって構成されてい
る。この回路構成では、過大電圧が電極14から分割抵
抗部R1及びR2に印加されると分割ヒューズ部H1及
びH2の少なくとも一方を通って電流が流れる。そして
分割抵抗部R1及びR2からの発熱により、チップ状基
板1を通って伝わる熱で分割ヒューズ部H1及びH2の
少なくとも一つが溶融温度まで加熱されると溶断する。
また過大電流が電極12と電極13との間を流れると、
その際の熱で分割ヒューズ部H1及びH2の少なくとも
一つが溶断し、電極12及び13間で回路が遮断する。
【0027】図7及び図8は、本発明の第2の実施の形
態で用いるチップ状基板101の平面図及び裏面図であ
る。図7及び図8において、図1乃至図3に示した第1
の実施の形態を構成する部分と同様の部分には、図1乃
至図3に付した符号に100の数を加えた数の符号を付
して説明を省略する。また図9は、第2の実施の形態の
チップ状基板101の表面にガラスのオーバーコート1
28を形成した状態の平面図を示している。図9におい
ては,後に形成するヒューズ素子127を破線で示して
ある。この第2の実施の形態では、チップ状基板101
上に並んで配置された発熱用抵抗体126及びヒューズ
素子127の中央部を間に挟む位置にチップ状基板10
1を厚み方向に貫通する一対の貫通孔129及び130
を形成している。一対の貫通孔129及び130は、発
熱用抵抗体126から出た熱ができるだけヒューズ素子
127の中央部に伝わるように発熱用抵抗体126が延
びる方向の長さ寸法を定めている。このようにすると発
熱用抵抗体126から出た熱が一対の貫通孔129及び
130の外側には放散せず、ヒューズ素子127の中央
部に集まることになるため、より短い時間で発熱用抵抗
体126からの熱でヒューズ素子127を溶断すること
ができるようになる。
【0028】またこの第2の実施の形態では、チップ状
基板101の裏面101bに、チップ型ヒューズが実装
される回路基板100(図10参照)の基板表面100
aと接触してこの基板表面100aと裏面101bとの
間に空間を形成する凸状部材またはスぺーサ手段131
乃至134を設けている。この例では、スぺーサ手段1
31乃至134をエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂からな
る合成樹脂ペーストを用いてチップ状基板101の裏面
101bに印刷により形成している。スぺーサ手段13
1乃至134の高さは,ペーストを複数回重ねて塗布す
ることにより任意の高さとすることができる。合成樹脂
ペーストでスぺーサ手段131乃至134を形成する
と、スぺーサ手段131乃至134を簡単に且つ安価に
設けることができる。なおこのスぺーサ手段131乃至
134は、ヒューズ素子127を形成する前で、ガラス
のオーバーコート128を形成した後に形成する。
【0029】このようなスぺーサ手段131乃至134
を設けると、スぺーサ手段131乃至134によって形
成される空間の空気が、発熱用抵抗体126からの熱が
回路基板100に伝わるのを阻止する熱絶縁機能を発揮
する。そのためスぺーサ手段131乃至134を設けな
い場合と比べて、スぺーサ手段131乃至134を設け
た場合のほうが、より短い時間で発熱用抵抗体126の
熱でヒューズ素子127を溶断することができる。
【0030】スぺーサ手段131乃至134を通して熱
が回路基板100側に逃げるのをできるだけ抑制するた
めには、スぺーサ手段131乃至134をチップ状基板
101よりも熱伝導性の低い材料により形成すればよ
い。この例では、スぺーサ手段131乃至134のパタ
ーンまたは位置を、チップ状基板101の裏面101b
と回路基板100との間に形成される空間の厚み寸法が
ほぼ一定になるように定めている。このようにすると空
間の熱絶縁効果がチップ状基板101全体に対してほぼ
等しくなるため、ヒューズ素子127の溶断特性が安定
する。
【0031】スぺーサ手段131乃至134の突出寸法
が、あまり小さくなると、空間の熱絶縁機能が徐々に低
下し、スぺーサ手段131乃至134の実用上の効果が
小さくなる。また突出寸法があまり大きくなると、側面
電極に沿って溶融半田が上方に上っていくことができな
くなる。このような実用上の観点からみると、この突出
寸法の下限値と上限値の範囲は、60μm乃至150μ
mの範囲が好ましい。
【0032】また裏面電極120乃至123を形成する
場合には、溶融半田が隣接する裏面電極間でブリッジを
形成し、電極間の短絡が発生するおそれがある。そこで
図11に示すように、スぺーサ手段135及び136
を、隣接する裏面電極間で溶融半田のブリッジが形成さ
れるのを阻止するパターンで形成すれば、このような事
態が発生するのを有効に防止できる。
【0033】第2の実施の形態では、チップ状基板に貫
通孔129及び130を形成して、発熱用抵抗体126
からの熱の放散を抑制しているが、図12(A)及び
(B)に示すように、チップ状基板201に、発熱用抵
抗体226及びヒューズ素子227の下部に裏面側に向
かって開口する凹部237を形成するようにしてもよ
い。この凹部237の形状及び深さは、発熱用抵抗体2
26から出た熱ができるだけヒューズ素子227に伝わ
るように定めればよい。このようしても発熱抵抗体から
ヒューズ素子への熱の伝達が良好になって、ヒューズ素
子の溶断時間が短くなる。なお第2の実施の形態で用い
た貫通孔129及び130とこの凹部237とを組み合
わせて使用してもよいのは勿論である。
【0034】図13〜図15は、本発明の更に他の実施
の形態のチップ型ヒューズの平面図、底面図及び回路図
を示している。このチップ型ヒューズ300は、セラミ
ックス製のチップ状基板301と、チップ状基板301
の表面上に形成された抵抗体用電極302,303及び
ヒューズ用電極304,305と、抵抗体用電極30
2,303に亘って形成された一対のコの字状の発熱用
抵抗体306と、発熱用抵抗体306を囲む形状を有し
発熱用抵抗体306からの熱で溶断する一対のコの字状
のヒューズ素子307とを具備している。なお、この例
では、抵抗体用電極303及びヒューズ用電極304
は、一体に形成されている。チップ状基板301の裏面
上には、一対の導体部308が形成されている。チップ
状基板301の厚み方向に延びる側面上には、一対の導
体部308にそれぞれ接続された一対の実装電極309
が形成されている。ヒューズ用電極304,305は、
チップ状基板301を貫通する一対のスルーホール導電
部400を介して一対の導体部308にそれぞれ電気的
に接続されている。また、実装電極309が形成されて
いる側面と対向する側面上には、抵抗体用電極302に
接続された実装電極401が形成されている。
【0035】このチップ型ヒューズ300は、実装電極
309,401により表面実装される。
【0036】ヒューズ素子307は、低融点金属である
Pb−Sn系、Pb−Sb系、In−Sn系、Sn−S
b系などのハンダ合金を含むクリームハンダを用いて形
成されており、できるだけ抵抗値の低いものである。発
熱用抵抗体306は、銀−パラジウム厚膜ペーストを印
刷焼成した厚膜抵抗体や、RuO−ガラス等のメタル
グレーズやカーボン系のレジンペースト等により形成さ
れている。発熱用抵抗体306は、図示しない過電圧検
知回路に接続されるもので通電により発熱し、ヒューズ
素子307に熱を伝える。したがって、ヒューズ素子3
07は発熱用抵抗体306から発生した熱を逃がさない
ように発熱用抵抗体306の全周を囲むように形成され
ている。
【0037】図16乃至図18は、本発明の更に別の実
施の形態のチップ型ヒューズの製造方法の製造工程を示
す図である。このチップ型ヒューズは、発熱用抵抗体4
26,426の上に絶縁層すなわち第1のガラスコート
450を介して一対のヒューズ素子を形成するものであ
る。図16は、ヒューズ素子を除いた状態のチップ型ヒ
ューズの平面図を示している。このチップ型ヒューズで
は、一対のヒューズ用電極412及び413と,一対の
抵抗体用電極418a及び419aとに亘って形成され
た一対の発熱用抵抗体426,426(図18)の上に
絶縁層としての第1のガラスコート450を介してヒュ
ーズ素子が積層されている。ヒューズ素子は、図16に
は図示しないが、破線427で形成した位置に形成され
る。また第1のガラスコート450の周囲を囲むように
一点鎖線で示した第2のガラスコート451が形成され
る。なお、第1のガラスコート450及び第2のガラス
コート451は、印刷形成の順序を入れ替えても構わな
い。第1のガラスコート450及び第2のガラスコート
451には、一対のヒューズ用電極412,413を露
出させる一対の窓部450aが形成されており、中間電
極415上に窓部450bが形成されている。ヒューズ
素子は、窓部450aを介して一対のヒューズ用電極4
12,413に接続され、また窓部450bを介して中
間電極415に接続されている。次に本例のチップ型ヒ
ューズの製造方法について説明する。まず、図17に示
すような、一対のヒューズ用電極412,413を構成
する接続用の表面電極と中間電極415、一対の抵抗体
用電極を構成する電極部分418a及び419aを備え
た配線部418及び419とが設けられたチップ状基板
401を多数個含む大型の多数個取り用基板を用意す
る。次に図18に示すように、中間電極415を形成し
た後に、電極部分418a及び419aから中間電極4
15に亘って一対の発熱用抵抗体426を形成する。発
熱用抵抗体426は、抵抗体ペーストを印刷した後に焼
成して形成する。次に図16に示すように、発熱用抵抗
体426の上を覆うように第1のガラスコート450を
形成する。そして次に、電極部分を除き且つ第1のガラ
スコート450を囲むように第2のガラスコート451
を形成する。
【0038】次に破線で囲んだ領域427を覆うように
クリーム半田をスクリーン印刷で形成してクリーム半田
層(ヒューズ材料層)を形成する。次に、このクリーム
半田層の上に、ヒューズ材料層を間に介した状態で基板
401と対向し且つ溶融したヒューズ材料が表面張力に
より広がる隙間を形成する隙間形成部材を配置する。次
に、多数個取りの基板を炉の中に入れてクリーム半田を
溶融させ、その後、基板を炉の外部に出して溶融したク
リーム半田を硬化させる。次に、隙間形成部材を取り除
き、大型の多数個取り基板を分割してチップ状基板と
し、電極部に必要な電極形成処理を施してチップ型ヒュ
ーズを完成した。本例によれば、発熱用抵抗体からの熱
がヒューズ素子に伝わりやすく、ヒューズ素子の溶断を
確実に行える。
【0039】なお第2のガラスコートの表面上の一対の
ヒューズ用電極412,413と中間電極415との間
の破線416及び417で示した領域に前述のアンカー
部をそれぞれ形成すれば、ヒューズ素子の長さが長くな
った場合でも、確実にヒューズ素子を形成することがで
きる。
【0040】上記の各実施の形態は、本発明の方法によ
りチップ型ヒューズを形成する場合の例であるが、本発
明の方法はチップ型ヒューズを形成する場合だけでな
く、一般的なヒューズを形成する場合にも当然にして適
用できる。また大型の回路基板上にヒューズを形成する
場合にも適用できる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、一対のヒューズ用電極
間にヒューズ材料を配置してヒューズ材料層を形成し、
次にこのヒューズ材料層に熱を加えてヒューズ材料層を
溶かし、溶けたヒューズ材料を硬化させてヒューズ素子
を形成するため、従来のように低融点金属箔を用いる場
合に比べて簡単にヒューズ素子を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のチップ型ヒューズの第1の実施の形
態で用いるセラミックス製のチップ状基板の平面図を示
している。
【図2】 図1のチップ状基板の底面図を示している。
【図3】 一部を省略した図1のチップ型ヒューズの平
面図を示している。
【図4】 側面電極の構造を示す部分拡大断面図であ
る。
【図5】 (A)及び(B)は、ヒューズ素子を形成す
る態様を説明するために用いる図である。
【図6】 図1の実施の形態のチップ型ヒューズの回路
図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態で用いるチップ状
基板の平面図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態で用いるチップ状
基板の裏面図である。
【図9】 第2の実施の形態のチップ状基板の表面にガ
ラスのオーバーコートを形成した状態の平面図である。
【図10】 チップ型ヒューズの実装状態を示す図であ
る。
【図11】 スペーサ手段の異なる例を示すチップ状
基板の裏面図である。
【図12】 (A)及び(B)は、チップ状基板の発熱
用抵抗体及びヒューズ素子の下部に裏面側に向かって開
口する凹部を形成する例を示す一部断面斜視図及び断面
図である。
【図13】 本発明の更に他の実施の形態のチップ型ヒ
ューズの平面図である。
【図14】 本発明の更に他の実施の形態のチップ型ヒ
ューズの底面図である。
【図15】 本発明の更に他の実施の形態のチップ型ヒ
ューズの回路図である。
【図16】 本発明の更に別の実施の形態のチップ型ヒ
ューズの平面図である。
【図17】 図16に示すチップ型ヒューズの製造方法
を説明するために用いる図である。
【図18】 図16に示すチップ型ヒューズの製造方法
を説明するために用いる図である。
【符号の説明】
1 チップ状基板 12,13 一対のヒューズ用電極(接続用の表面電
極) 16,17 アンカー部(補助電極) 18a,19a 一対の抵抗体用電極(電極部分) 26 発熱用抵抗体 27 ヒューズ素子 27´ クリーム半田層(ヒューズ材料層) B 隙間形成部材 C オーバーコート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石山 一郎 富山県上新川郡大沢野町下大久保3158番地 北陸電気工業株式会社内 (72)発明者 小原 陽三 富山県上新川郡大沢野町下大久保3158番地 北陸電気工業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に1以上の発熱体と1以上の一対
    のヒューズ用電極の間に形成されて前記発熱体の発熱で
    溶断する1以上のヒューズ素子とが形成されているヒュ
    ーズの製造方法であって、 前記一対のヒューズ用電極間にヒューズ材料を配置して
    ヒューズ材料層を形成し、 前記ヒューズ材料層に熱を加えて前記ヒューズ材料層を
    溶かし、 溶けた前記ヒューズ材料を硬化させて前記ヒューズ素子
    を形成することを特徴とするヒューズの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ヒューズ材料がクリーム半田である
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒューズの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記一対のヒューズ電極間には、前記ヒ
    ューズ素子を形成する前に、溶融した前記ヒューズ材料
    が付着しやすい材料を用いて1以上のアンカー部を形成
    することを特徴とする請求項1または2に記載のヒュー
    ズの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記アンカー部の材料として半田付け可
    能な電極材料を用い、 前記アンカー部を前記一対のヒューズ電極と分離した状
    態で形成することを特徴とする請求項3に記載のヒュー
    ズの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ヒューズ材料を溶かす際に、溶融し
    たヒューズ材料が付着し難い材料で形成されて、前記ヒ
    ューズ材料層を間に介した状態で前記基板と対向し且つ
    溶融した前記ヒューズ材料が表面張力により広がる隙間
    を形成する隙間形成部材を配置することを特徴とする請
    求項1,2,3または4に記載のヒューズの製造方法。
  6. 【請求項6】 溶融した前記ヒューズ材料が硬化した後
    に前記隙間形成部材を除去する請求項5に記載のヒュー
    ズの製造方法。
  7. 【請求項7】 チップ状基板上に形成した一対の抵抗体
    用電極間に発熱用抵抗体を形成し、前記チップ状基板上
    に形成した一対のヒューズ用電極間に亘って前記発熱用
    抵抗体の発熱で溶断されるヒューズ素子を形成するチッ
    プ型ヒューズの製造方法において、 前記ヒューズ素子を、 前記一対のヒューズ用電極間に亘ってクリーム半田を塗
    布してクリーム半田層を形成し、 前記クリーム半田層を溶融させた後硬化させて形成する
    ことを特徴とするチップ型ヒューズの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記クリーム半田としてフラックスを含
    有するものを用い、 前記フラックスを前記ヒューズ素子形成後に前記ヒュー
    ズ素子上に残したままにすることを特徴とする請求項7
    に記載のチップ型ヒューズの製造方法。
  9. 【請求項9】 スクリーン印刷を用いて前記クリーム半
    田層を形成し、 前記クリーム半田層の上に溶融した前記クリーム半田が
    表面張力により広がる隙間を形成する板状の隙間形成部
    材を配置した状態で前記クリーム半田層を加熱して、前
    記クリーム半田を溶融させ、 前記溶融したクリーム半田を硬化させた後に、前記隙間
    形成部材を取り除くことを特徴とする請求項8に記載の
    チップ型ヒューズの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記チップ状基板の表面上の前記一対
    のヒューズ用電極の間に1つ以上の溶融した前記クリー
    ム半田が付着する金属材料を用いて形成した1以上のア
    ンカー部を形成することを特徴とする請求項9に記載の
    チップ型ヒューズの製造方法。
  11. 【請求項11】 基板の表面上に1以上の一対の抵抗体
    用電極と1以上の一対のヒューズ用電極とを形成し、 発熱用抵抗体を前記一対の抵抗体用電極間に亘って形成
    し、 前記発熱用抵抗体からの熱で溶断するヒューズ素子を前
    記発熱用抵抗体の上に絶縁層を介して重なるように前記
    一対のヒューズ用電極間に亘って形成するチップ型ヒュ
    ーズの製造方法において、 スクリーン印刷を用いて前記一対のヒューズ電極及び前
    記絶縁層の上にクリーム半田を塗布してクリーム半田層
    を形成し、 前記クリーム半田層の上に前記ヒューズ材料層を間に介
    した状態で前記基板と対向し且つ溶融した前記クリーム
    半田が表面張力により広がる隙間を形成する隙間形成部
    材を配置した状態で前記クリーム半田を溶融させ、 溶融した前記クリーム半田を硬化させた後に、前記隙間
    形成部材を取り除くことを特徴とするチップ型ヒューズ
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記絶縁層の表面上の前記一対のヒュ
    ーズ用電極の間に、溶融したクリーム半田が付着しやす
    い金属材料を用いて1以上のアンカ−部を形成した後
    に、 前記ヒューズ素子を形成することを特徴とする請求項1
    1に記載のチップ型ヒューズの製造方法。
  13. 【請求項13】 チップ状基板と、 前記チップ状基板の表面上に形成された一対の抵抗体用
    電極及び一対のヒューズ用電極と、 前記一対の抵抗体用電極に亘って形成された発熱用抵抗
    体と、 前記発熱用抵抗体を囲む形状を有し、前記発熱用抵抗体
    からの熱で溶断するヒューズ素子とを具備するチップ型
    ヒューズ。
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