JP4361194B2 - チップ型ヒューズ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チップ型ヒューズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
国際公開番号WO00/19472号公報等に示された従来のチップ型ヒューズは、チップ状基板の表面上に、ヒューズ素子と、通電されるとヒューズ素子を溶断するための熱を発生する発熱用抵抗体とを具備した構造を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来のチップ型ヒューズの構造では、ヒューズの用途によっては、要求される溶断時間までにヒューズを溶断できない場合がある。
【0004】
本発明の目的は、従来よりもヒューズ素子の溶断時間を短くできるチップ型ヒューズを提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、ヒューズ素子の溶断時間を短くでき且つチップ状基板の表面及び裏面に電極のパターンを容易に形成できるチップ型ヒューズを提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、チップ型ヒューズを回路基板上に実装しても発熱用抵抗体から回路基板への熱の拡散を防止できるチップ型ヒューズを提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、発熱用抵抗体から回路基板への熱の拡散を防止するスペーサを少ない製造工程で簡単に形成できるチップ型ヒューズ及びその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明が改良の対象とするチップ型ヒューズは、チップ状基板と、チップ状基板の表面上に配置されたヒューズ素子と、チップ状基板の表面上に配置されて通電されるとヒューズ素子を溶断するための熱を発生する表面側発熱用抵抗体とを具備している。本発明では、チップ状基板の裏面上に配置され、表面側発熱用抵抗体が通電されたときに通電されてチップ状基板を通してヒューズ素子を溶断するための追加の熱を発生する裏面側発熱用抵抗体を具備している。表面側発熱用抵抗体からの発熱は、温度の低い領域に向かって流れる。そのため表面側発熱用抵抗体からの熱は、隣接するヒューズ側に伝達されるだけでなく、チップ状基板の裏面側にも拡散して行く。チップ状基板の裏面側に拡散される熱が多くなればなるほど、それだけヒューズ素子の溶断時間が長くなる。本発明のように、チップ状基板の裏面側に裏面側発熱用抵抗体を配置すると、裏面側発熱用抵抗体がチップ状基板の裏面側の温度を上昇させることになり、表面側発熱用抵抗体からチップ状基板の裏面側に拡散する熱が大幅に少なくなる。また裏面側発熱用抵抗体からの熱はヒューズ素子の温度上昇にも当然にして寄与する。そのため従来よりもヒューズ素子の温度上昇時間を早めることができて、ヒューズ素子の溶断時間を短くできる。
【0009】
表面側発熱用抵抗体とヒューズ素子とは、チップ状基板の表面上に横に並んで設けるのが好ましい。このようにすると、表面側発熱用抵抗体とヒューズ素子との間を電気的に絶縁するための絶縁層を設ける必要がなくなる上、表面側発熱用抵抗体及びヒューズ素子の形成が容易になる上、電極の配置のパターン設計が容易になる。
【0010】
また、裏面側発熱用抵抗体は、チップ状基板を間に介してヒューズ素子と対向させるのが好ましい。このようにすると裏面側発熱用抵抗体とヒューズ素子との距離を最短にすることができ、また両者の対向面積を最も大きくすることができるので、裏面側発熱用抵抗体から発生した熱を短い時間で効率良くヒューズ素子に伝達することができ、ヒューズ素子の溶断時間を更に短くすることができる。
【0011】
裏面側発熱用抵抗体と実装用回路基板上との短絡を防止して、しかもその保護を図るには、裏面側発熱用抵抗体を絶縁コートで覆うのが好ましい。この場合、チップ状基板の裏面には、先端部の位置が絶縁コートの表面よりもチップ基板から離れた位置にあって、チップ型ヒューズが回路基板上に実装されたときに、絶縁コートが回路基板と実質的に接触しないようにするためのスペースを形成するスぺーサ手段が設けるのが好ましい。このようなスぺーサ手段を設けると、チップ型ヒューズを回路基板上に実装しても表面側発熱用抵抗体及び裏面側発熱用抵抗体から回路基板への熱の拡散を防止できるので、裏面側発熱用抵抗体の熱をヒューズ素子の溶断のために最大限利用することができ、ヒューズ素子の溶断を最短のものとすることができる。
【0012】
このようなスぺーサ手段は、裏面上に分散した状態で且つ印刷により形成した複数の突出部により形成できる。印刷によりこれらのスぺーサ手段を形成すると、既製の基板を用いてしかも任意の位置に任意の高さのスぺーサ手段を形成することができる。例えば、スぺーサ手段を構成する複数の突出部を2層構造により形成し、その1層目を前述の絶縁コートを印刷する際にこの絶縁コートを形成する材料と同じ絶縁材料によって形成するのが好ましい。このようにすれば、絶縁コートを印刷する工程で複数の突出部の1層目を形成できるので、突出部の形成が容易になる。すなわち突出部の形成工程が少なくなる。
【0013】
より具体的な例では、複数の突出部の1層目を、絶縁コートを印刷する際に絶縁コートを形成する材料と同じ絶縁材料によって形成し、複数の突出部の2層目を、絶縁コートを形成する材料と同じ絶縁材料によって形成する。このようにすると突出部を構成する2層の材料層の接合強度を高めることができて、突出部の機械的強度を高めることができる。
【0014】
表面側発熱用抵抗体の発熱量は、表面側発熱用抵抗体から裏面側に移動する熱量が表面側発熱用抵抗体からヒューズ素子側に移動する熱量より少なくなるように定めるのが好ましい。このようにすれば、表面側発熱用抵抗体から発生した熱が裏面側に拡散し難くなり、ヒューズ素子に近い位置にある表面側発熱用抵抗体から発生した熱をヒューズ素子に迅速に伝達することが可能になる。
【0015】
チップ状基板には、表面側発熱用抵抗体、ヒューズ素子及び裏面側発熱用抵抗体が形成されたブロックの外側に該ブロックから外側に熱が放散されるのを抑制する伝熱抵抗の高い部分を形成するのが好ましい。このような伝熱抵抗の高い部分を形成すれば、表面側発熱用抵抗体及び裏面側発熱用抵抗体から発生した熱の大部分を外部に放散させることなく、ヒューズ素子に集中して伝達することができる。
【0016】
表面側発熱用抵抗体を一対の表面側抵抗体用電極と該一対の表面側抵抗体用電極の間に配置された表面側抵抗体用中間電極とに跨って形成し、裏面側発熱用抵抗体を一対の裏面側抵抗体用電極と該一対の裏面側抵抗体用電極の間に配置された裏面側抵抗体用中間電極とに跨って形成し、ヒューズ素子を一対のヒューズ用電極と該一対のヒューズ用電極の間に配置されたヒューズ用中間電極とに跨って形成することができる。このようにすれば、直列に接続された2つの分割ヒューズ素子に対して、それぞれチップ状基板の表面側及び裏面から熱を加えることができ、2つの分割ヒューズ素子をそれぞれ確実に遮断することが可能になる。この場合、表面側抵抗体用中間電極と裏面側抵抗体用中間電極とヒューズ用中間電極とを電気的に共通接続し、一対の表面側抵抗体用電極と一対の裏面側抵抗体用電極とを共通の入力電極に接続する配置構成を採用すれば、ヒューズ、電極及び抵抗体の形成が容易になる。
【0017】
また、この場合、一対の表面側抵抗体用電極と表面側抵抗体用中間電極との間に形成された一対の表面側分割抵抗体の各抵抗値と、一対の裏面側抵抗体用電極と裏面側抵抗体用中間電極との間に形成された一対の裏面側分割抵抗体の各抵抗値とを、実質的に等しくする。このようにすればほぼ同じ条件で2つの分割ヒューズが溶断するようになるため、安全性が高くなる。
【0018】
更にこの場合、表面側抵抗体用中間電極とヒューズ用中間電極とは、ぞれぞれ共通中間電極の一部として構成し、共通中間電極と裏面側抵抗体用中間電極とを電気的に接続する共通接続パターンは、チップ状基板の表面、外側面及びチップ状基板の裏面とに跨るように形成すれば、チップ状基板の表面及び裏面に形成する電極のパターンを簡単なものとすることができる。
【0019】
本願の別の発明が改良の対象とするチップ型ヒューズは、チップ状基板上に、ヒューズ素子と、通電されるとヒューズ素子を溶断するための熱を発生する発熱用抵抗体とを具備する。この発明では、ヒューズ素子をチップ状基板の表面上に配置し、発熱用抵抗体をチップ状基板の裏面上に配置して絶縁コートにより覆う。そして、チップ状基板の裏面には、先端部の位置が絶縁コートの表面よりもチップ状基板から離れた位置にあって、チップ型ヒューズが回路基板上に実装されたときに、絶縁コートが回路基板と実質的に接触しないようにするためのスペースを形成するスぺーサ手段を設ける。このスぺーサ手段は、1層目が絶縁コートを印刷する際に絶縁コートを形成する材料と同じ絶縁材料によって形成された2層構造を有するように構成する。このようにチップ状基板の裏面上にのみ発熱用抵抗体を配置する場合にも、前述のスぺーサ手段を用いると、スぺーサ手段を少ない製造工程で簡単に製造することができる。
【0020】
このようなチップ型ヒューズは次のような順番で製造すればよい。まず発熱用抵抗体を印刷形成してから、絶縁コート及び複数の突出部の1層目を同じ絶縁材料によって印刷形成する。次に、突出部の2層目を印刷形成してから、ヒューズ素子を印刷形成する。このようにチップ型ヒューズを製造すれば、発熱用抵抗体、絶縁コート及び複数の突出部を印刷形成する際の焼成による熱影響を受けることなくヒューズ素子を形成できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1及び図2は一部を省略した本発明の実施の形態のチップ型ヒューズの平面図及び底面図である。両図に示すように、チップ型ヒューズは、矩形のチップ状基板1を有している。チップ状基板1はセラミックスにより形成されており、その長手方向に延びる2つの長辺のうちの1つの長辺には3つの半円弧状の凹部3乃至7が形成されている。また他方の長辺の中央部にも1つの円弧状の凹部9が形成されている。これらの凹部3乃至9は、チップ状基板1の表面1aと裏面1bとを結ぶ側面または外周面に沿って延びている。またチップ状基板1の2つの短辺には、それぞれ平面から見てU字状を呈する凹部11及び13が形成されている。これらの凹部11及び13には、チップ状基板の表面1aを覆う図示しないケースの取付用フックが嵌合される。
【0022】
チップ状基板1の表面1aには、凹部3乃至9に隣接して形成された表面電極15乃至21が設けられている。表面電極15乃至21は、ガラスペーストにAg,Ag−Pd等の導電性粉末が混練されてなるメタルグレーズ導電性ペーストを用いて形成されている。パターンの印刷はスクリーン印刷を用いて行われ、ペーストの焼成温度は約850℃程度である。凹部3及び7に隣接する表面電極15及び19は、接続用電極15a,19aと一対のヒューズ用電極15b,19bとをそれぞれ有している。凹部9に隣接する表面電極21は、接続用電極21aと、チップ状基板1の短辺に沿って延びる一対の表面側抵抗体用電極21b及び21cと、接続用電極21aと一対の表面側抵抗体用電極21b及び21cとをそれぞれ連結する連結部21d及び21eとを有している。凹部5に隣接する表面電極17は、接続用電極17aと接続用電極17aから表面電極21の接続用電極21a側に延びる共通中間電極17bとを有している。共通中間電極17bは、一対の表面側抵抗体用電極21b及び21cの間に位置する表面側抵抗体用中間電極17cと、一対のヒューズ用電極15b,19bの間に位置するヒューズ用中間電極17dとから構成されている。
【0023】
チップ状基板1の表面1a上には矩形状のヒューズ素子23が形成されている。ヒューズ素子23は、一対のヒューズ用電極15b,19bとヒューズ用中間電極17dとを跨いで形成されている。ヒューズ素子23は、低融点金属であるPb−Sn系、Pb−Sb系、Sn−Sb系などの共晶半田合金を用いたクリーム半田により形成されており、後述する表面側発熱用抵抗体25から発生する熱により溶断する。このヒューズ素子23は、一対の分割ヒューズ素子23A及び23Bから構成されている。一方の分割ヒューズ素子23Aは、ヒューズ素子23のヒューズ用電極15bとヒューズ用中間電極17dとの間の部分であり、他方の分割ヒューズ素子23Bは、ヒューズ素子23のヒューズ用電極19bとヒューズ用中間電極17dとの間の部分である。
【0024】
チップ状基板1の表面1a上には、矩形状の表面側発熱用抵抗体25が更に形成されている。表面側発熱用抵抗体25は、その長手方向とヒューズ素子23の長手方向とが平行になるようにヒューズ素子23に隣接して配置されており、一対の表面側抵抗体用電極21b及び21cと表面側抵抗体用中間電極17cとを跨ぐように形成されている。表面側発熱用抵抗体25は、ガラスをバインダとする銀−パラジウム塗料を印刷焼成した厚膜抵抗体や、RuO2−ガラス等のメタルグレーズ抵抗塗料を用いて形成された厚膜抵抗体等によって形成されている。これらの抵抗塗料の焼成温度も約850℃である。この表面側発熱用抵抗体25は、一対の表面側分割抵抗体25A及び25Bから構成されている。一方の表面側分割抵抗体25Aは、表面側発熱用抵抗体25の表面側抵抗体用電極21bと表面側抵抗体用中間電極17cとの間の部分であり、他方の表面側分割抵抗体25Bは、表面側発熱用抵抗体25の表面側抵抗体用電極21cと表面側抵抗体用中間電極17cとの間の部分である。表面側発熱用抵抗体25は、通電されるとヒューズ素子23を溶断するための熱を発生する。この発熱量は、表面側発熱用抵抗体25から裏面1b側に移動する熱量が表面側発熱用抵抗体25からヒューズ素子23側に移動する熱量より少なくなるように定められている。
【0025】
チップ状基板1上に並んで配置された表面側発熱用抵抗体25及びヒューズ素子23を幅方向に挟む位置には、チップ状基板1を厚み方向に貫通する3つの貫通孔27乃至31が形成されている。貫通孔27乃至31は、表面側発熱用抵抗体25、ヒューズ素子23及び後述する裏面側発熱用抵抗体41が形成されたブロックの外側に該ブロックから外側に熱が放散されるのを抑制する伝熱抵抗の高い部分を構成している。このように伝熱抵抗の高い部分(貫通孔27乃至31)を形成すると、表面側発熱用抵抗体25及び裏面側発熱用抵抗体41から出た熱が貫通孔27乃至31の外側には放散し難く、ヒューズ素子23の中央部に集まることになるため、より短い時間で表面側発熱用抵抗体25及び裏面側発熱用抵抗体41からの熱でヒューズ素子23を溶断することができるようになる。このような伝熱抵抗の高い部分は、有底の溝により形成してもよいし、貫通孔または溝の中にチップ状基板1の材質(セラミックス)より伝熱抵抗の高い材質を充填して形成してもよい。
【0026】
チップ状基板1の表面1aには、ヒューズ素子23及び各接続用電極15a…の半田付け部分を除いた領域(一点鎖線で示す領域)に、ガラス材料からなる絶縁材料を用いて図示しないオーバーコートが形成されている。
【0027】
図2に示すように、チップ状基板1の裏面1bには、凹部3乃至9に隣接して裏面電極33乃至39が、前述のメタルグレーズ導電性ペーストを用いて形成されている。凹部3及び7に隣接する裏面電極33,37は、接続用電極33a,37aによりそれぞれ構成されている。凹部9に隣接する裏面電極39は、接続用電極39aと、チップ状基板1の短辺に沿って延びる一対の裏面側抵抗体用電極39b及び39cと、接続用電極39aと一対の裏面側抵抗体用電極39b及び39cとをそれぞれ連結する連結部39d及び39eとを有している。凹部5に隣接する裏面電極35は、接続用電極35aと接続用電極35aから裏面電極39の接続用電極39a側に延びる裏面側抵抗体用中間電極35bとを有している。裏面側抵抗体用中間電極35bは、一対の裏面側抵抗体用電極39b及び39cの間に位置している。
【0028】
チップ状基板1の裏面1b上には、一対の裏面側抵抗体用電極39b及び39cと裏面側抵抗体用中間電極35bとを跨ぐように矩形状の裏面側発熱用抵抗体41が形成されている。裏面側発熱用抵抗体41は、チップ状基板1を間に介して表面1上のヒューズ素子23と対向する位置に配置されており、表面側発熱用抵抗体25と同様の材質により形成されている。この裏面側発熱用抵抗体41も表面側発熱用抵抗体25と同様に、一対の裏面側分割抵抗体41A及び41Bから構成されており、表面側発熱用抵抗体25が通電されたときに通電されてチップ状基板1を通してヒューズ素子23を溶断するための追加の熱を発生する。一方の裏面側分割抵抗体41Aは、裏面側発熱用抵抗体41の裏面側抵抗体用電極39bと裏面側抵抗体用中間電極35bとの間の部分であり、他方の表面側分割抵抗体41Bは、裏面側発熱用抵抗体41の裏面側抵抗体用電極39cと裏面側抵抗体用中間電極35bとの間の部分である。本例では、表面側発熱用抵抗体25の一対の表面側分割抵抗体25A及び25Bの各抵抗値と、裏面側発熱用抵抗体41の一対の裏面側分割抵抗体41A及び41Bの各抵抗値とが、実質的に等しく(4.1Ω)なるように表面側発熱用抵抗体25及び裏面側発熱用抵抗体41は形成されている。
【0029】
チップ状基板1の裏面1bには、各接続用電極33a…を除いた領域(一点鎖線で示す領域)に、ガラス材料または樹脂からなる図示しない絶縁コートが裏面側発熱用抵抗体41を覆うように形成されている。
【0030】
また、図1及び図2には示していないが、チップ状基板1の表面1a上の各接続用電極15a…と、各接続用電極15a…に対応する裏面1b上の各接続用電極33a…とを接続するために、両者に亘って図3に示すような側面電極43…が形成されている。この側面電極43は、前述のメタルグレーズ導電性ペーストを用いて、チップ状基板1の表面1aと裏面1bとをつなぐ外側面上に形成されており、対応する表面電極の接続用電極15a…及び裏面電極の接続用電極33a…の上に部分的に重なっている。このように側面電極43を形成した場合には、チップ状基板1の角部で側面電極43の厚みが薄くなる傾向がある。あまりこの角部の部分の電極部分の厚みが薄くなり過ぎると、この部分の抵抗値が大きくなって、この部分でジュール熱が発生し、ヒューズ素子23の溶断時間が長くなる可能性がある。そこでこの例では、側面電極43と接続用電極15a…の上に補足電極45を重ねて形成して、厚みが薄くなった側面電極43の部分を補足している。補足電極45もメタルグレーズ導電性ペーストを用いて形成されている。なお、図1及び図2においては図示を簡略化するために側面電極43の位置を破線で示すだけでその存在は省略してある。また、この例とは異なって、表面1a上の接続用電極15a…の上に補足電極を直接形成し、その上に側面電極43の端部を重ねるように形成してもよいのは勿論である。このように側面電極43…が形成されることにより、表面側抵抗体用中間電極17c及びヒューズ用中間電極17dと裏面側抵抗体用中間電極35bとが接続用電極17aと接続用電極35aとに亘って形成される側面電極43(共通接続パターン)により電気的に共通接続される。また、一対の表面側抵抗体用電極21b及び21cと一対の裏面側抵抗体用電極39b及び39cとが接続用電極21aと接続用電極39aとに亘って形成される側面電極43(入力電極)により共通接続される。
【0031】
この実施の形態のチップ型ヒューズの回路図は、図4に示す通りである。このチップ型ヒューズでは、接続用電極33a及び37aが保護すべき回路の遮断部分に接続され、また接続用電極39aが保護すべき回路の過電圧を検出すべき箇所に接続される。そして、過大電圧が接続用電極39aから一対の表面側分割抵抗体25A及び25B並びに一対の裏面側分割抵抗体41A及び41Bに印加されると一対の分割ヒューズ素子23A及び23Bの少なくとも一方を通って電流が流れる。そして分割抵抗体25A,25B,41A及び41Bからの発熱により、一対の分割ヒューズ素子23A及び23Bの少なくとも一つが溶融温度まで加熱されると溶断する。また過大電流が接続用電極33aと接続用電極37aとの間を流れると、その際の熱で一対の分割ヒューズ素子23A及び23Bの少なくとも一つが溶断し、接続用電極33aと接続用電極37aとの間で回路が遮断する。本例のように、チップ状基板1の裏面1b側に裏面側発熱用抵抗体41を配置すれば、裏面側発熱用抵抗体41がチップ状基板1の裏面1b側の温度を上昇させることになり、表面側発熱用抵抗体25からチップ状基板1の裏面1b側に拡散する熱が大幅に少なくなる。また裏面側発熱用抵抗体41からの熱はヒューズ素子23の温度上昇にも当然にして寄与する。そのため従来よりもヒューズ素子23の温度上昇時間を早めることができて、ヒューズ素子23の溶断時間を短くできる。
【0032】
またチップ状基板1の裏面1bには、スぺーサ手段を構成する4つの突出部47A,47B,49A,49Bが分散した状態で形成されている。突出部47A,47Bは、矩形状を有しており、一対の裏面側抵抗体用電極39b及び39cの外側にそれぞれ形成されている。突出部49A,49Bも矩形状を有しており、裏面電極37と裏面電極35との間及び裏面電極35と裏面電極33との間にそれぞれ形成されている。これらの突出部47A…は、図5に示すように、先端部の位置が絶縁コート51の表面よりもチップ状基板1から離れた位置にあって、チップ型ヒューズが回路基板S上に実装されたときに、絶縁コート51が回路基板Sと実質的に接触しないようにするためのスペースを形成している。このような突出部47A…を設けると、チップ型ヒューズを回路基板上に実装しても表面側発熱用抵抗体25及び裏面側発熱用抵抗体41から回路基板Sへの熱の拡散を防止できる。これらの突出部47A…は、いずれも同材質からなる2層構造を有しており、次のようにして形成した。まず、絶縁コート51を印刷する際に絶縁コート51を形成する材料と同じ絶縁材料(ガラス材料または樹脂)により1層目を形成し、その後に、同じ絶縁材料(ガラス材料または樹脂)により2層目を形成して完成した。このように形成すれば、絶縁コート51を印刷する工程で4つの突出部47A…の1層目を形成でき、突出部47A…を簡単に形成できる。
【0033】
なお、上記の例では、チップ状基板の表面上にヒューズ素子と表面側発熱用抵抗体とを形成し、チップ状基板の裏面上に裏面側発熱用抵抗体を形成したが、表面側発熱用抵抗体を設けずに、チップ状基板の表面上にヒューズ素子を形成し、チップ状基板の裏面上に発熱用抵抗体を形成したものであっても構わない。
【0034】
このようなチップ型ヒューズは次のような順番で製造すればよい。まず発熱用抵抗体を印刷形成してから、絶縁コート及び複数の突出部の1層目を同じ絶縁材料によって印刷形成する。次に、突出部の2層目を印刷形成してから、ヒューズ素子を印刷形成する。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、チップ状基板の裏面側に裏面側発熱用抵抗体を配置するので、裏面側発熱用抵抗体がチップ状基板の裏面側の温度を上昇させることになり、表面側発熱用抵抗体からチップ状基板の裏面側に拡散する熱が大幅に少なくなる。また裏面側発熱用抵抗体からの熱はヒューズ素子の温度上昇にも当然にして寄与する。そのため従来よりもヒューズ素子の温度上昇時間を早めることができて、ヒューズ素子の溶断時間を短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を省略した本発明の実施の形態のチップ型ヒューズの平面図である。
【図2】一部を省略した本発明の実施の形態のチップ型ヒューズの底面図である。
【図3】図1の実施の形態のチップ型ヒューズの側面電極の構造を示す部分拡大断面図である。
【図4】図1の実施の形態のチップ型ヒューズの回路図である。
【図5】図1の実施の形態のチップ型ヒューズの実装状態を示す図である。
【符号の説明】
1 チップ状基板
15b,19b 一対のヒューズ用電極
21b,22c 一対の表面側抵抗体用電極
17b 共通中間電極
17c 表面側抵抗体用中間電極
17d ヒューズ用中間電極
23 ヒューズ素子
25 表面側発熱用抵抗体
25A,25B 一対の表面側分割抵抗体
27乃至31 伝熱抵抗の高い部分(貫通孔)
39b,39c 一対の裏面側抵抗体用電極
35b 裏面側抵抗体用中間電極
41 裏面側発熱用抵抗体
47A,47B,49A,49B スぺーサ手段(突出部)
51 絶縁コート

Claims (14)

  1. チップ状基板と、
    前記チップ状基板の表面上に配置されたヒューズ素子と、
    前記チップ状基板の表面上に配置されて通電されると前記ヒューズ素子を溶断するための熱を発生する表面側発熱用抵抗体とを具備するチップ型ヒューズであって、
    前記チップ状基板の裏面上に配置され、前記表面側発熱用抵抗体が通電されたときに通電されて前記チップ状基板を通して前記ヒューズ素子を溶断するための追加の熱を発生する裏面側発熱用抵抗体を具備するチップ型ヒューズ。
  2. 前記表面側発熱用抵抗体と前記ヒューズ素子とは、前記チップ状基板の前記表面上に横に並んで設けられている請求項1に記載のチップ型ヒューズ。
  3. 前記裏面側発熱用抵抗体は、前記チップ状基板を間に介して前記ヒューズ素子と対向している請求項1または2に記載のチップ型ヒューズ。
  4. 前記裏面側発熱用抵抗体は絶縁コートに覆われており、
    前記チップ状基板の前記裏面には、先端部の位置が前記絶縁コートの表面よりも前記チップ状基板から離れた位置にあって、前記チップ型ヒューズが回路基板上に実装されたときに、前記絶縁コートが前記回路基板と実質的に接触しないようにするためのスペースを形成するスぺーサ手段が設けられている請求項1,2または3に記載のチップ型ヒューズ。
  5. 前記スぺーサ手段は、前記裏面上に分散した状態で且つ印刷により形成された複数の突出部からなり、
    前記複数の突出部は、2層構造を有しており、1層目が前記絶縁コートを印刷する際に前記絶縁コートを形成する材料と同じ絶縁材料によって形成されている請求項4に記載のチップ型ヒューズ。
  6. 前記表面側発熱用抵抗体の発熱量は、前記表面側発熱用抵抗体から前記裏面側に移動する熱量が前記表面側発熱用抵抗体から前記ヒューズ素子側に移動する熱量より少なくなるように定められている請求項1または2に記載のチップ型ヒューズ。
  7. 前記チップ状基板には、前記表面側発熱用抵抗体、前記ヒューズ素子及び前記裏面側発熱用抵抗体が形成されたブロックの外側に該ブロックから外側に熱が放散されるのを抑制する伝熱抵抗の高い部分が形成されている請求項1に記載のチップ型ヒューズ。
  8. 前記表面側発熱用抵抗体は一対の表面側抵抗体用電極と該一対の表面側抵抗体用電極の間に配置された表面側抵抗体用中間電極とに跨って形成されており、
    前記裏面側発熱用抵抗体は一対の裏面側抵抗体用電極と該一対の裏面側抵抗体用電極の間に配置された裏面側抵抗体用中間電極とに跨って形成されており、
    前記ヒューズ素子は、一対のヒューズ用電極と該一対のヒューズ用電極の間に配置されたヒューズ用中間電極とに跨って形成されており、
    前記表面側抵抗体用中間電極と前記裏面側抵抗体用中間電極と前記ヒューズ用中間電極とが電気的に共通接続されており、
    前記一対の表面側抵抗体用電極と前記一対の裏面側抵抗体用電極とが共通の入力電極に接続されている請求項1に記載のチップ型ヒューズ。
  9. 前記一対の表面側抵抗体用電極と前記表面側抵抗体用中間電極との間に形成された一対の表面側分割抵抗体の各抵抗値と、前記一対の裏面側抵抗体用電極と前記裏面側抵抗体用中間電極との間に形成された一対の裏面側分割抵抗体の各抵抗値とが、実質的に等しい請求項8に記載のチップ型ヒューズ。
  10. 前記表面側抵抗体用中間電極と前記ヒューズ用中間電極とは、ぞれぞれ共通中間電極の一部として構成され、
    前記共通中間電極と前記裏面側抵抗体用中間電極とを電気的に接続する共通接続パターンは、前記チップ状基板の表面、外側面及び前記チップ状基板の裏面とに跨るように形成されている請求項8または9に記載のチップ型ヒューズ。
  11. チップ状基板と、
    前記チップ状基板の表面上に配置されたヒューズ素子と、
    前記チップ状基板の表面上に配置されて通電されると前記ヒューズ素子を溶断するための熱を発生する表面側発熱用抵抗体と、
    前記チップ状基板の裏面上に配置され、前記表面側発熱用抵抗体が通電されたときに通電されて前記チップ状基板を通して前記ヒューズ素子を溶断するための追加の熱を発生する裏面側発熱用抵抗体と、
    前記裏面側発熱用抵抗体を覆う絶縁コートと、
    前記チップ状基板の前記裏面に形成されて、先端部の位置が前記絶縁コートの表面よりも前記チップ状基板から離れた位置にあって、前記チップ型ヒューズが回路基板上に実装されたときに、前記絶縁コートが前記回路基板と実質的に接触しないようにするためのスペースを形成するスぺーサ手段とを具備するチップ型ヒューズの製造方法であって、
    前記スぺーサ手段は、前記裏面上に分散した状態で且つ印刷により形成された2層構造からなる複数の突出部からなり、
    前記複数の突出部の1層目を、前記絶縁コートを印刷する際に前記絶縁コートを形成する材料と同じ絶縁材料によって形成することを特徴とするチップ型ヒューズの製造方法。
  12. 前記複数の突出部の2層目を、前記絶縁コートを形成する材料と同じ絶縁材料によって形成することを特徴とする請求項11に記載のチップ型ヒューズの製造方法。
  13. チップ状基板上に、ヒューズ素子と、通電されると前記ヒューズ素子を溶断するための熱を発生する発熱用抵抗体とを具備するチップ型ヒューズであって、
    前記ヒューズ素子は前記チップ状基板の表面上に配置されており、
    前記発熱用抵抗体は前記チップ状基板の裏面上に配置され且つ絶縁コートに覆われており、
    前記チップ状基板の前記裏面には、先端部の位置が前記絶縁コートの表面よりも前記チップ状基板から離れた位置にあって、前記チップ型ヒューズが回路基板上に実装されたときに、前記絶縁コートが前記回路基板と実質的に接触しないようにするためのスペースを形成するスぺーサ手段が設けられており、
    前記スぺーサ手段は、1層目が前記絶縁コートを印刷する際に前記絶縁コートを形成する材料と同じ絶縁材料によって形成された2層構造を有していることを特徴とするチップ型ヒューズ。
  14. チップ状基板上に、ヒューズ素子と、通電されると前記ヒューズ素子を溶断するための熱を発生する発熱用抵抗体と、前記発熱用抵抗体を覆う絶縁コートと、前記チップ型ヒューズが回路基板上に実装されたときに前記絶縁コートが前記回路基板と実質的に接触しないようにするためのスペースを形成するスぺーサ手段からなる2層構造の複数の突出部とを具備するチップ型ヒューズの製造方法であって、
    前記発熱用抵抗体を印刷形成する工程と、
    前記絶縁コート及び前記複数の突出部の1層目を同じ絶縁材料によって印刷形成する工程と、
    前記突出部の2層目を印刷形成する工程と、
    前記ヒューズ素子を印刷形成する工程とを具備し、前記各工程をこの順番で行うことを特徴とするチップ型ヒューズの製造方法。
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