JP2000231813A - 車両用前照灯 - Google Patents

車両用前照灯

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JP2000231813A
JP2000231813A JP11034869A JP3486999A JP2000231813A JP 2000231813 A JP2000231813 A JP 2000231813A JP 11034869 A JP11034869 A JP 11034869A JP 3486999 A JP3486999 A JP 3486999A JP 2000231813 A JP2000231813 A JP 2000231813A
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JP
Japan
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reflection surface
light
reflector
lamp
sub
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JP11034869A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Serizawa
啓之 芹澤
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素通しレンズを備えた車両用前照灯におい
て、灯具の照射光量を十分に確保した上で反射面が小さ
な面積で光って見えるようにする。 【解決手段】 リフレクタ26の反射面26aを、段差
部を介して区分けされた複数の反射素子26sAからな
る主反射面26aAと、この主反射面26aAを囲むよ
うに形成された段差部を有しない副反射面26aBとか
らなる構成とする。灯具非点灯時において灯具を正面方
向から見たとき、反射面26aは素通しレンズ12を透
してそのまま見えるが、その際、主反射面26aAがキ
ラキラと強烈な印象で光って見えるのに対し、副反射面
26aBはキラキラ感の少ない柔和な印象で光って見え
る。この視覚的印象により反射面26aをその実際のサ
イズよりも小さく光って見えるようにする。一方、灯具
配光上は、主反射面26aAおよび副反射面26aBの
双方を利用して十分な照射光量で所要の灯具配光パター
ンを形成可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、素通しレンズを
備えた車両用前照灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の車両用前照灯においては、図6に
示すように、リフレクタ102の反射面102aに複数
の反射素子102sを形成することにより配光制御機能
を持たせ、これによりレンズ104を素通しレンズで構
成可能として、灯具に透明感を持たせる工夫がなされて
いる。
【0003】このような灯具構成を採用した場合には、
素通しレンズ104を通してリフレクタ102の反射面
102aがそのまま見えるが、その際、灯具前方視にお
いて反射面102aが全面にわたってキラキラと光って
見えることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両デ
ザイン等との関係上、反射面102aが大きな面積で光
って見えないようにすることが好ましい場合も少なくな
い。
【0005】これを実現するには反射面102aのサイ
ズを小さくすればよいのであるが、このようにした場合
には、当然ながら灯具の照射光量が小さくなってしま
う、という問題が生じる。
【0006】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、素通しレンズを備えた車両用前照灯
において、灯具の照射光量を十分に確保した上で反射面
が小さな面積で光って見えるようにすることができる車
両用前照灯を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、反射面を所
定の主反射面およびこれを囲む副反射面で構成すること
により、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0008】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、光源バルブと、この光源バルブからの光を前
方へ反射させる反射面を有するリフレクタと、このリフ
レクタの前方に設けられた素通しレンズと、を備えてな
る車両用前照灯において、上記反射面が、段差部を介し
て区分けされた複数の反射素子からなる主反射面と、こ
の主反射面を囲むように形成された段差部を有しない副
反射面とからなる、ことを特徴とするものである。
【0009】上記「素通しレンズ」は、少なくとも反射
面前方部位が素通し状に形成されたレンズであれば、部
分的にレンズ素子が形成されたものであってもよい。
【0010】上記「段差部を介して区分けされた」と
は、ある1つの反射素子に関して該反射素子に隣接する
反射素子との境界線の少なくとも一部に段差部が生じる
ように区分けされた構成を意味するものである。
【0011】上記「副反射面」は、主反射面をその全周
にわたって囲むように形成されたものであってよいこと
はもちろんであるが、主反射面を部分的に囲むように形
成されたものであってよい。
【0012】上記「副反射面」は、段差部を有しないも
のであれば、単一曲面で構成されたものであってもよい
し、複数の曲面が滑らかに接続されてなるものであって
もよい。
【0013】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車両用前照灯は、そのレンズが素通しレンズで構成
されているので、該素通しレンズを透してリフレクタの
反射面がそのまま見えるが、上記反射面は、段差部を介
して区分けされた複数の反射素子からなる主反射面と、
この主反射面を囲むように形成された段差部を有しない
副反射面とからなっているので、灯具非点灯時において
灯具を正面方向から見たとき、主反射面がキラキラと強
烈な印象で光って見えるのに対し、副反射面はキラキラ
感の少ない柔和な印象で光って見える。したがって視覚
的印象により反射面をその実際のサイズよりも小さく光
って見えるようにすることができる。
【0014】一方、灯具配光上は、主反射面および副反
射面の双方を利用して十分な照射光量で所要の灯具配光
パターンを形成することができる。
【0015】このように本願発明によれば、素通しレン
ズを備えた車両用前照灯において、灯具の照射光量を十
分に確保した上で反射面が小さな面積で光って見えるよ
うにすることができる。
【0016】ところで、上記構成により、灯具非点灯時
においては反射面が小さな面積で光って見えるようにす
ることができるが、灯具点灯時においては反射面全体が
光ってみえてしまう。そこで、請求項2に記載したよう
に、素通しレンズとリフレクタとの間に、灯具正面視に
おいて反射面の周縁部を覆うエクステンションパネルを
設けるようにすれば、エクステンションパネルに覆われ
た部分については、灯具点灯時においても全く光って見
えないので、反射面が小さな面積で光って見えるように
することができる。
【0017】この場合、副反射面の表面形状を、該副反
射面からの反射光がリフレクタの光軸寄りに偏向反射す
るように形成すれば、エクステンションパネルによる反
射光の遮蔽量を無くすことまたは低減することができ、
これにより照射光量のロスを無くすことまたは低減する
ことができる。
【0018】また、請求項3に記載したように、エクス
テンションパネルの内周縁部の少なくとも一部を、上記
副反射面からの反射光をリフレクタの光軸から離れる方
向へ偏向透過させるようプリズム状に形成すれば、エク
ステンションパネルによる遮蔽を回避するために光軸寄
りに偏向反射させた反射光を、プリズム状に形成された
部分を透過する際に光軸方向に近い方向へ偏向させるこ
とができ、これにより該偏向透過光を灯具配光パターン
の形成に効果的に活用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0020】図1は、本願発明の一実施形態に係る車両
用前照灯を示す正面図であり、図2は、そのII-II 線断
面図である。
【0021】これらの図に示すように、本実施形態に係
る車両用前照灯10は、4灯式ヘッドランプとフロント
ターンシグナルランプとの機能を備えたコンビネーショ
ンヘッドランプであって、素通しレンズ12とランプボ
ディ14とにより、ヘッドランプ用の灯室16とフロン
トターンシグナルランプ用の灯室18とが形成されてな
っている。ランプボディ14には、両灯室16、18を
仕切る隔壁14aが形成されている。
【0022】まず、車両用前照灯10のヘッドランプと
しての構成について説明する。
【0023】灯室16内には、2つのリフレクタユニッ
ト20、22が、各々上下および左右方向に傾動可能に
配列されている。
【0024】リフレクタユニット20は、いわゆるタイ
プ2ヘッドランプ用のリフレクタユニットであって、放
電バルブ24(光源バルブ)とリフレクタ26とシェー
ド28とを備えてなっている。
【0025】放電バルブ24は、メタルハライドバルブ
であって、リフレクタユニット20の光軸Ax2上に発
光部24aが位置するようにしてリフレクタ26に固定
支持されている。
【0026】リフレクタ26は、光軸Ax2を中心とす
る円形の主反射面26aAおよび該主反射面26aAを
円環状に囲む副反射面26aBとからなる反射面26a
を有している。主反射面26aAには複数の反射素子2
6sAが形成されており、副反射面26aBには複数の
反射素子26sBが形成されている。そして、反射面2
6aにより放電バルブ24からの光を前方へ偏向拡散反
射させ、図5(a)に示すようなロービーム用の配光パ
ターンPを形成するようになっている。その際、主反射
面26aAにより配光パターンPの主要部を構成する基
本パターンP(A)を形成するとともに副反射面26a
Bにより配光パターンPの明るさを増すための付加拡散
パターンP(B)を形成するようになっている。なお、
主反射面26aAおよび副反射面26aBの詳細構造に
ついては後述する。
【0027】シェード28は、放電バルブ24の前方側
に設けられており、該放電バルブ24から前方へ向かう
直射光をカットするようになっている。
【0028】一方、リフレクタユニット22は、いわゆ
るタイプ1ヘッドランプ用のリフレクタユニットであっ
て、ハロゲンバルブ30とリフレクタ32とシェード3
4とを備えてなっている。
【0029】ハロゲンバルブ30は、リフレクタユニッ
ト22の光軸Ax1上にフィラメント30aが位置する
ようにしてリフレクタ32に固定支持されている。
【0030】リフレクタ32は、光軸Ax1を中心とす
る円形の反射面32aを有している。この反射面32a
は、光軸Ax1を中心軸とする回転放物面上に縦縞状に
区分けされた複数の反射素子32sが形成されてなり、
ハロゲンバルブ30からの光を前方へ偏向拡散反射させ
てハイビーム用の付加配光パターンを形成するようにな
っている。なお、ハイビーム走行時には、リフレクタユ
ニット20によるロービーム用の配光パターンPと、リ
フレクタユニット22によるハイビーム用の付加配光パ
ターンとが合成された配光パターンでビーム照射が行わ
れる。反射面32aの外径寸法は、リフレクタ26の主
反射面26aAの外径寸法と略同じ値に設定されてい
る。
【0031】シェード34は、ハロゲンバルブ30の前
方側に設けられており、該ハロゲンバルブ30から前方
へ向かう直射光をカットするようになっている。
【0032】灯室16内における素通しレンズ12と両
リフレクタユニット20、22との間には、エクステン
ションパネル36が設けられている。このエクステンシ
ョンパネル36には、2つの開口部36a1、36a2
が所定間隔をおいて形成されている。開口部36a1
は、光軸Ax1を中心として円形に形成されており、そ
の内径寸法は、反射面32aの外径寸法よりも僅かに小
さい値に設定されている。一方、開口部36a2は、光
軸Ax2を中心として円形に形成されており、その内径
寸法は、主反射面26aAの外径寸法と副反射面26a
Bの外径寸法との略中間の値に設定されている。
【0033】次に、車両用前照灯10のフロントターン
シグナルランプとしての構成について説明する。
【0034】素通しレンズ12における灯室18の前方
部位には、縦縞状に区分けされた複数のレンズ素子12
aが形成されている。また、ランプボディ14における
灯室18の後方部位には、その光軸Ax3上に白熱バル
ブ38が挿着されており、ランプボディ14における白
熱バルブ38の周囲の曲面には、横縞状に区分けされた
複数の反射素子14sが形成されている。そして、白熱
バルブ38からの光を複数の反射素子14sにより上下
方向に拡散させるようにして前方へ反射させた後、複数
のレンズ素子12aにより左右方向に拡散させるように
して前方へ透過させ、フロントターンシグナルランプ用
の配光パターンを形成するようになっている。
【0035】図3は、タイプ2ヘッドランプ用のリフレ
クタユニット20およびエクステンションパネル36の
一部を示す、図2の要部詳細図である。
【0036】図示のように、主反射面26aAに対して
副反射面26aBは後方側に段下がりで形成されてい
る。
【0037】そして、主反射面26aAを構成する複数
の反射素子26sAは、ロービーム用の配光パターンP
の基本パターンP(A)を形成する機能を果たすため、
光軸Ax2を中心軸とする回転放物面を基準面として形
成されており、各反射素子26sAは段差部26bを介
して比較的細かいセグメントに区分けされている。
【0038】一方、副反射面26aBを構成する複数の
反射素子26sBは、付加拡散パターンP(B)を形成
すれば足りるので、回転放物面の外周側が光軸Ax2側
に倒れ込んだような曲面を基準面として形成されてお
り、各反射素子26sBは、比較的広いピッチで縦縞状
に区分けされて波形に滑らかに接続されるようにして形
成されている。これにより、副反射面26aBからの反
射光は、光軸Ax2寄りに偏向した水平拡散光となる。
このため、エクステンションパネル36の開口部36a
2の内周縁が副反射面26aBの外周縁よりもかなり光
軸Ax2寄りに位置しているにもかかわらず、副反射面
26aBからの反射光はエクステンションパネル36に
遮られることなく前方へ照射される。
【0039】以上詳述したように、本実施形態に係る車
両用前照灯10は、そのレンズが素通しレンズ12で構
成されているので、該素通しレンズ12を透してリフレ
クタ26、32の反射面26a、32aがそのまま見え
るが、タイプ2ヘッドランプ用のリフレクタ26の反射
面26aは、段差部26bを介して区分けされた複数の
反射素子26sAからなる主反射面26aAと、この主
反射面26aAを囲むように形成された段差部を有しな
い副反射面26aBとからなっているので、ヘッドラン
プ非点灯時において灯具を正面方向から見たとき、主反
射面26aAがキラキラと強烈な印象で光って見えるの
に対し、副反射面26aBはキラキラ感の少ない柔和な
印象で光って見える。したがって視覚的印象により反射
面26aをその実際のサイズよりも小さく光って見える
ようにすることができる。
【0040】さらに、本実施形態においては、素通しレ
ンズ12とリフレクタ26との間に、灯具正面視におい
て反射面16aの周縁部を覆うエクステンションパネル
36が設けられているので、このエクステンションパネ
ル36に覆われた副反射面26aBの外周側略半分の部
分については、灯具点灯時においても全く光って見えな
いようにすることができ、これにより反射面16aが小
さな面積で光って見えるようにすることができる。その
際、副反射面26aBは、該副反射面26aBからの反
射光がエクステンションパネル36によって遮蔽されて
しまわないよう該反射光をリフレクタ26の光軸Ax2
寄りに偏向反射させるような表面形状に設定されている
ので、照射光量のロスを無くすことことができる。そし
てこれにより、灯具配光上は、主反射面26aAおよび
副反射面26aBの双方を利用して十分な照射光量で所
要のロービーム用の配光パターンPを形成することがで
きる。
【0041】しかも、本実施形態においては、主反射面
26aAの外径寸法が、タイプ1ヘッドランプ用のリフ
レクタ32の反射面32aの外径寸法と略同じ値に設定
されており、かつ、エクステンションパネル36の開口
部36a1の内径寸法は、反射面32aの外径寸法より
も僅かに小さい値に設定されているので、ヘッドランプ
非点灯時においては、タイプ2ヘッドランプ用のリフレ
クタ26の反射面26aをタイプ1ヘッドランプ用のリ
フレクタ32の反射面32aと略同じサイズで光って見
えるようにすることができる。
【0042】また、本実施形態に係る車両用前照灯10
は、ヘッドランプ用の灯室16に隣接してフロントター
ンシグナルランプ用の灯室18が形成されているが、ヘ
ッドランプ点灯時におけるタイプ2ヘッドランプ用のリ
フレクタ26の反射面26aの発光面積が小さいので、
次のような作用効果を得ることができる。
【0043】すなわち、フロントターンシグナルランプ
点灯時、その灯室18はその全域にわたって発光する
が、該灯室18がタイプ2ヘッドランプ用のリフレクタ
26の反射面26aと近接している場合、一般にはフロ
ントターンシグナルランプの点灯状態がタイプ2ヘッド
ランプの同時点灯のために視認しづらくなる。
【0044】その点、本実施形態においては、反射面2
6aの発光面積が実際の反射面26aのサイズよりも小
さく、その分だけフロントターンシグナルランプの発光
領域とタイプ2ヘッドランプの発光領域とが離れたもの
となるので、フロントターンシグナルランプの点灯状態
がタイプ2ヘッドランプの同時点灯のために視認しづら
くなるのを防止することができる。
【0045】次に、本実施形態の変形例について説明す
る。
【0046】図4は、本変形例に係る車両用前照灯の要
部を示す、図3と同様の図である。
【0047】図示のように、本変形例においては、上記
エクステンションパネル36に代えて、透明パネルから
なるエクステンションパネル40が用いられている。
【0048】このエクステンションパネル40の表面に
は、上記エクステンションパネル36の開口部36a2
(および開口部36a1)と同じ位置に同じ大きさの円
形部分を残して遮光被膜42が施されている。そして、
このエクステンションパネル40には、上記エクステン
ションパネル36の開口部36a2よりも小さい円形の
開口部40a2が形成されている。この開口部40a2
の内径寸法は、主反射面26aAの外径寸法と略同じ値
に設定されている。
【0049】エクステンションパネル40において遮光
被膜42が施されていない開口部40a2の内周縁近傍
領域は、その背面がテーパ状に形成されており、これに
より、副反射面26aBからの反射光をリフレクタ26
の光軸Ax2から離れる方向へ偏向透過させる円環状の
プリズム40bを構成している。上述したように、副反
射面26aBからの反射光は、エクステンションパネル
40による遮蔽を回避するために光軸Ax2寄りに偏向
した拡散光となっているが、この拡散偏向光はプリズム
40bを透過する際に光軸Ax2方向に近い方向へ偏向
することとなる。 本変形例の構成を採用することによ
り、図5(b)に示すように、付加拡散パターンP
(B)の左右拡散角を小さくすることができ、これによ
り付加拡散パターンP(B)を灯具配光パターンPにお
いてより配光視認性を高めることができる部位に形成す
ることができる。
【0050】また、エクステンションパネル40にプリ
ズム40bが形成されることにより、開口部40a2の
内径寸法が主反射面26aAの外径寸法と略同じ値にな
るので、ヘッドランプ非点灯時、一層確実に反射面26
aを主反射面26aAと略同じサイズで光って見えるよ
うにすることができる。
【0051】本実施形態においては、タイプ2ヘッドラ
ンプ用のリフレクタユニット20の光源バルブが放電バ
ルブ24である場合について説明したが、該光源バルブ
がハロゲンバルブ等である場合には光源光束が大幅に減
少するので、タイプ2ヘッドランプの照射光量を十分に
確保した上で反射面26aが小さな面積で光って見える
ようにすることができる本実施形態の構成を採用するこ
とが一層効果的である。
【0052】本実施形態においては、4灯式ヘッドラン
プの場合について説明したが、2灯式ヘッドランプにお
いても本実施形態と同様の構成を採用することにより本
実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示
す正面図
【図2】図1のII-II 線断面図
【図3】図2の要部詳細図
【図4】上記実施形態の変形例を示す、図3と同様の図
【図5】上記実施形態および変形例の作用を示す配光パ
ターン
【図6】従来例を示す平断面図
【符号の説明】
10 車両用前照灯 12 素通しレンズ 12a レンズ素子 14 ランプボディ 14a 隔壁 14s 反射素子 16、18 灯室 20、22 リフレクタユニット 24 放電バルブ(光源バルブ) 24a 発光部 26、32 リフレクタ 26a、32a 反射面 26aA 主反射面 26aB 副反射面 26b 段差部 26sA、26sB 反射素子 28、34 シェード 30 ハロゲンバルブ 30a フィラメント 36、40 エクステンションパネル 36a1、36a2、40a2 開口部 38 白熱バルブ 40b プリズム 42 遮光被膜 Ax1、Ax2、Ax3 光軸 P ロービーム用の配光パターン P(A) 基本パターン P(B) 付加拡散パターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源バルブと、この光源バルブからの光
    を前方へ反射させる反射面を有するリフレクタと、この
    リフレクタの前方に設けられた素通しレンズと、を備え
    てなる車両用前照灯において、 上記反射面が、段差部を介して区分けされた複数の反射
    素子からなる主反射面と、この主反射面を囲むように形
    成された段差部を有しない副反射面とからなる、ことを
    特徴とする車両用前照灯。
  2. 【請求項2】 上記素通しレンズと上記リフレクタとの
    間に、灯具正面視において上記反射面の周縁部を覆うエ
    クステンションパネルが設けられている、ことを特徴と
    する請求項1記載の車両用前照灯。
  3. 【請求項3】 上記エクステンションパネルの内周縁部
    の少なくとも一部が、上記副反射面からの反射光を上記
    リフレクタの光軸から離れる方向へ偏向透過させるよう
    プリズム状に形成されている、ことを特徴とする請求項
    2記載の車両用前照灯。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100449552B1 (ko) * 2001-04-24 2004-09-22 가부시키가이샤 고이토 세이사꾸쇼 자동차용 적외광 조사 램프
JP7454420B2 (ja) 2020-03-25 2024-03-22 スタンレー電気株式会社 車両用信号灯

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