JP2000231312A - 廃トナー収容装置 - Google Patents

廃トナー収容装置

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JP2000231312A
JP2000231312A JP3078099A JP3078099A JP2000231312A JP 2000231312 A JP2000231312 A JP 2000231312A JP 3078099 A JP3078099 A JP 3078099A JP 3078099 A JP3078099 A JP 3078099A JP 2000231312 A JP2000231312 A JP 2000231312A
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waste toner
container
toner
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image forming
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English (en)
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Shigeru Tanaka
茂 田中
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電子写真方式を採用した複写機ある
いはプリンタ等の画像形成装置における廃トナーを収容
する廃トナー収容装置に関し、廃トナー収容容器の容量
を十分に生かして廃トナーの十分な充填量を得ることが
でき、また、この廃トナー収容容器を外部に取り出した
ときの廃トナーのこぼれを有効に防止する。 【解決手段】廃トナー収容容器251は、前記受入口近
傍部分251cが、その部分よりも奥側の部分251d
と比べ狭い断面形状を有し、このためコイルオーガ25
5が有効に作用する。また、受入口周縁を取り巻いて、
廃トナー収容容器内側に、前記扉の厚みよりも高く突出
するリブを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を採
用した、複写機あるいはプリンタ等の画像形成装置に装
着されて廃トナーを収容する廃トナー収容装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式、すなわち感光
体上に静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーで現像
してトナー像を得、そのトナー像を最終的に所定の用紙
上に転写して定着する方式の複写機やプリンタ等の画像
形成装置が広く普及しており、近年では、その電子写真
方式を適用してカラーの画像を形成するカラー画像形成
装置も登場してきている。ここで、感光体上の静電潜像
をトナーで現像することによりその感光体上に形成され
たトナー像を、直接に用紙上に転写する方式の画像形成
装置も知られているが、感光体上に形成されたトナー像
を、一旦中間転写体上に転写し、その中間転写体上に転
写されたトナー像を用紙に転写する方式の画像形成装置
も知られている。
【0003】上記のような画像形成装置において、感光
体上に形成されたトナー像はそのトナーの全てが用紙上
あるいは中間転写体上に転写されることが望ましいが、
実際には転写後に感光体上に残るトナーも存在し、その
トナーはクリーニング装置でその感光体上から除去さ
れ、そのトナーの除去された感光体上に次の静電潜像が
形成される。
【0004】またこれと同様に、中間転写体を用いた画
像形成装置の場合、その中間転写体上に一旦転写された
トナー像は用紙上に転写され、その用紙上にトナー像を
転写した後は中間転写体上にはトナーは残存しないこと
が望ましいが、実際には多少のトナーが残り、クリーニ
ング装置でこの残存トナーを除去した後に次のトナー像
の転写を受けるように構成されている。
【0005】このような、クリーニング装置で除去され
た、感光体上あるいは中間転写体上のトナーは、廃トナ
ー収容容器に運ばれてその廃トナー収容容器に収納され
る。この廃トナー収容容器が満杯になると、その廃トナ
ー収容容器に収納されたトナーは、ユーザが捨てるので
はなく、その廃トナー収容容器ごと業者が引き取り、そ
の業者が処分するのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、廃トナー収容
容器が満杯になると廃トナー収容容器を取り替える必要
があり、この交換の頻度を下げるためにその画像形成装
置内でスペースの許される限り大きな容量の容器である
ことが好ましい。しかしながら容量のみ大きくても、特
に対策を講じないと、その廃トナー収容容器の、廃トナ
ーを受け入れる受入口付近にのみ廃トナーが溜まってそ
の受入口近傍のみが廃トナーで塞がれてしまい、切角の
大容量の容器であってもその容量が十分に生かされない
結果となるおそれがある。
【0007】この問題を解決するために、特開平10−
20730号公報には、廃トナー収容容器内部の上壁の
近傍に廃トナーを受入口から奥の方向に運ぶオーガを設
けて廃トナーの山を崩す技術が提案されている。しかし
ながらスペース上の制約からオーガを廃トナー収容容器
内部の上壁の近傍に配置するような理想的な配置形態を
とることができず、例えば容器内部の中央に配置せざる
を得ないこともあり得る。オーガは、その周囲の内壁か
ら反力を受けて進行方向への推進力を廃トナーに与えて
いるため、廃トナー収容容器の容積を大きくすると、上
記の公報に提案されたような、容器内部の上壁の近傍に
オーガを配置したような場合を除き、トナーを進行方向
に推進する力を失ってしまうおそれがある。廃トナー収
容容器の断面積を小さくすればオーガには推進力が得ら
れるが、これでは大容量化の要請に反する結果となる。
【0008】また、廃トナー収容容器に関する別の問題
点として、前述したように廃トナー収容容器は満杯にな
るとその画像形成装置から取り出され業者に引き取られ
ることになるが、そのときに廃トナー受入口から廃トナ
ーがこぼれないように工夫しておく必要があり、一般に
は、その受入口にはシャッタ等が設けられている。しか
しながらトナーは微細な粉体であり単純な簡単なシャッ
タではそのまわりからトナーがこぼれてしまう危険性が
ある。この危険を回避する技術として特開平6−109
58号公報には2重構造のシャッタを備えることが提案
されているが、この技術の場合、部品点数が増え、その
分コストも高くなり、消耗品として交換される廃トナー
収容容器には必ずしも適した構造とは言えない。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、廃トナー収容
容器の容量を十分に生かし十分な充填量を得ることので
きる廃トナー収容装置を提供することを第1の目的とす
る。
【0010】また、本発明は、簡単な装置構成でその廃
トナー収容容器を取り出したときにその廃トナー収容容
器から廃トナーがこぼれるのを防止した廃トナー収容装
置を提供することを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の廃トナー収容装
置のうちの第1の廃トナー収容装置は、画像形成の途中
段階でトナー像を一時的に担持する像担持体から取り除
かれた廃トナーを収容する廃トナー収容装置において、
廃トナーを受け入れる受入口を有しその受入口から受け
入れた廃トナーを内部に蓄える廃トナー収容容器と、廃
トナー収容容器内部に配備され上記受入口から廃トナー
収容容器に受け入れられた廃トナーを、その受入口から
見た奥側に向けて搬送するトナー搬送部材とを備え、上
記廃トナー収容容器は、上記受入口近傍部分が、その受
入口近傍部分よりも奥側の部分と比べ狭い断面形状を有
するものであることを特徴とする。
【0012】本発明の上記第1の廃トナー収容装置は、
廃トナー収容容器の廃トナー受入口近傍部分がそれより
も奥の部分と比べ狭い断面形状を有するものであるた
め、トナー搬送部材として例えばオーガを備えたとき受
入口近傍では容器内壁からの反力を得て廃トナーを受入
口近傍から奥に送り込むことができる。また、廃トナー
の収容容器内部は受入口近傍よりも広がっているため多
量の廃トナーを収容することができる。
【0013】また、本発明の廃トナー収容装置のうちの
第2の廃トナー収容装置は、画像形成の途中段階でトナ
ー像を一時的に担持する像担持体から取り除かれた廃ト
ナーを収容する廃トナー収容装置において、廃トナーを
受け入れる受入口を有しその受入口から受け入れた廃ト
ナーを内部に蓄える廃トナー収容容器と、上記受入口を
開閉自在に閉鎖する、廃トナー収容容器内部に配備され
内側に開くとともに閉じ方向にバネ付勢された扉とを備
え、上記廃トナー収容容器が、上記受入口周縁を取り巻
いて、廃トナー収容容器内側に、上記扉の厚みよりも高
く突出するリブを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明の第2の廃トナー収容装置は、受入
口に内側に開くとともに閉じ方向にバネ付勢された扉を
備え、さらに受入口周縁を取り巻いてその扉の厚みより
も高く突出するリブを備えるため、このリブにより、受
入口と扉との間に廃トナーが入り込んで扉を開放させる
方向の力が働いてしまうことが防止され、受入口は扉に
より確実に閉鎖され、廃トナーがこぼれるのが有効に防
止される。
【0015】ここで、上記第1および第2の廃トナー収
容容器のいずれにおいても、その廃トナー収容装置が、
複数色のトナーを用いてカラー画像を形成するカラー画
像形成装置に装着されるものであって、この廃トナー収
容装置が、そのカラー画像形成装置外部からそのカラー
画像形成装置内部に取り込まれる空気が通過するフィル
タを備えたものであることが好ましい。
【0016】従来より、浮遊トナーが画像形成に重要な
部分、例えば感光体等に付着しないよう画像形成装置内
部に外気を取り込んで装置内に空気を流すことにより浮
遊トナーの流れを制御することが行なわれている。この
とき、外気の取り入れ口には一般的に外気中の塵埃を除
去するためのフィルタが取り付けられている。このフィ
ルタも、ときどき交換する必要のある消耗品である。こ
のフィルタを単独で交換の時期を見積り定期的に交換す
るのは大変であり、フィルタの交換を意識する必要をな
くすために、トナーが充填されたトナーカートリッジに
このフィルタを備え、トナーカートリッジ中のトナーが
使い尽くされてそのトナーカートリッジを交換するとフ
ィルタも一緒に交換されるように構成することが知られ
ている。これは、トナーの使用量とフィルタの汚れとが
ほぼ比例するという前提に基づいている。
【0017】ところが、カラー画像形成装置の場合、そ
の技術を踏襲しようとすると、複数色のトナーが使用さ
れるため、どの色のトナーを収容したトナーカートリッ
ジにそのフィルタを取り付けておくかが問題となる。こ
れは、そのユーザの使い方によってどの色トナーの消耗
が厳しく、どの色トナーの消耗が少ないかが大きく異な
るからである。
【0018】これに対し、上記のように廃トナー収容装
置にフィルタを備えると、その廃トナー収容装置の容器
内に収容される廃トナーの量はどの色トナーが多く使わ
れようが全体としての使用量にほぼ比例することにな
り、フィルタの交換をあえて意識せずに、廃トナー収容
容器の取り替えに合わせて、フィルタを適切な時期に交
換することができることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施形態の廃トナー収
容装置を備えた画像形成装置の概略構成図、図2は、そ
の画像形成装置の画像形成部分を取り出して示した図で
ある。
【0021】この画像形成装置10の内部には感光体ド
ラム11が配置されており、この感光体ドラム11は矢
印A方向に定速で回転駆動されている。
【0022】この感光体ドラム11は、帯電スコロトロ
ン12によりその表面が一様に帯電され、レーザ光源1
3から発せられた、画像情報に応じて変調されたレーザ
光13aにより走査を受け、その表面に静電潜像が形成
される。その感光体11の表面に形成された静電潜像
は、現像装置14により現像される。この現像装置14
は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
およびK(黒)の各色のトナーで現像を行なう4台の現
像器14Y,14M,14C,14Kが配置されたロー
タリ式の現像装置であり、感光体11に形成された静電
潜像は一時にはいずれか一色のトナーにより現像され
る。
【0023】感光体11上の静電潜像がトナーで現像さ
れることにより得られたトナー像は、一次転写ロール1
5の作用により中間転写ベルト16上に転写される。こ
の中間転写ベルト16は、複数のロールにより張設され
て矢印B方向に循環移動する無端状のベルトである。
【0024】中間転写ベルト16にトナー像が転写され
た後の感光体ドラム11は、プレクリーニングコロトロ
ン17により除電され、クリーニング装置18を構成す
るファーブラン18aおよびクリーニングブレード18
bによりクリーニングされ、帯電スコロトロン12によ
り次の静電潜像形成のための帯電が行なわれる。
【0025】感光体ドラム11上には、Y,M,C,K
のそれぞれの色に対応する静電潜像が順次に形成され、
各静電潜像はY,M,C,Kの各色のトナーで現像さ
れ、それら各色のトナーによるトナー像が中間転写ベル
ト16上に積み重なるように順次に転写され、中間転写
ベルト16上には、Y,M,C,Kの4色のトナーによ
るカラートナー像が形成される。その間、二次転写ロー
ル19、および中間転写ベルト16をクリーニングする
クリーニング装置20は、中間転写ベルト16からは離
間した状態に保たれる。
【0026】この画像形成装置10には、図1に示すよ
うに、3つの用紙トレー21a,21b,21cが備え
られており、それらの用紙トレー21a,21b,21
cには、例えばそれぞれサイズの異なる用紙が収納され
ている。これら複数の用紙トレー21a,21b,21
cのうちのいずれの用紙トレーに収納された用紙上に画
像を形成するかは、ユーザからの操作により定められ、
あるいは形成される画像の寸法に応じて自動的に定めら
れる。
【0027】中間転写ベルト16上に4色目のトナー像
が転写されて、Y,M,C,Kの4色からなるカラート
ナー像が、二次転写ロール19が配備された二次転写位
置に搬送されるのと同期して、3つの用紙トレー21
a,21b,21cのうちのいずれかの用紙トレーから
取り出された用紙22が所定の用紙搬送経路23を経由
して二次転写位置に搬送され、二次転写ロール19が用
紙22の裏面に接し、その二次転写ロール19の作用に
より、中間転写ベルト16上のカラートナー像が用紙2
2に転写される。カラートナー像の転写を受けた用紙2
2は、さらに搬送されて定着装置24(図1参照)に送
り込まれ、定着ロール24a,24bにより加熱される
とともに加圧され、これによりトナーが溶融して用紙上
にカラー画像が形成される。このカラー画像が形成され
た用紙は、この画像形成装置外部に送り出される。
【0028】一方中間転写ベルト16は、用紙22の上
にカラートナー像が転写された後、クリーニング装置2
0のファーブラシ20aおよびクリーニングブレード2
0bにより、次のトナー像の転写を受ける前にその表面
がクリーニングされる。
【0029】感光体11の表面をクリーニングするクリ
ーニング装置18および中間転写ベルト16の表面をク
リーニングするクリーニング装置20により感光体11
および中間転写ベルト16から回収されたトナー(不要
なトナーであり廃トナーと称する)は、廃トナー収容装
置25に運ばれ、廃トナー収容装置25を構成する廃ト
ナー収容容器(後述する)に収納される。その廃トナー
収容容器が廃トナーで満杯になると、その廃トナーはそ
の廃トナー収容装置ごと業者により回収され、その画像
形成装置には空の廃トナー収容装置が装着される。
【0030】図3は、廃トナー収容装置、感光体ドラ
ム、および中間転写ベルトの外観構造を示す図である。
【0031】この図3では、左側が画像形成装置前側で
あり、ドラム状の感光体11の横に廃トナー収容装置2
5が配備されており、それらの下方に中間転写ベルト1
6が配備されている。また感光体ドラム11に隣接し
て、その感光体ドラム11をクリーニングするためのク
リーニング装置18が備えられており、中間転写ベルト
16に隣接して、その中間転写ベルト16をクリーニン
グするためのクリーニング装置20が備えられている。
【0032】これらのクリーニング装置18,20によ
り感光体ドラム11および中間転写ベルト16から回収
された廃トナーは、この画像形成装置奥側に配備された
トナー回収装置26を通って廃トナー収容装置25内に
収容される。トナー回収装置26は、内部がダクト状に
なっており、そのダクト内部にトナー搬送装置が配備さ
れている。廃トナー収容装置25の構造については、他
の図も一緒に参照しながら以下で説明する。
【0033】図4は、廃トナー収容装置を斜め上から見
た斜視図、図5は、その廃トナー収容装置を斜め下から
見た斜視図、図6は、その廃トナー収容装置の透視図で
ある。
【0034】この廃トナー収容装置25は、外観上、廃
トナー収容容器251からなり、その前端部分にはフィ
ルタ252が配備されている。このフィルタ252は、
画像形成装置内部に清浄な空気を流通させるためのもの
であり、外部からの空気は開口252aから取り入れら
れ、フィルタを経由することにより塵埃が除去されてこ
の画像形成装置内部に取り込まれる。このフィルタ25
2は、この廃トナー収容容器251に廃トナーが満杯に
なる程度まで画像形成装置を使用したときに交換時期と
なるように、その寸法や性能が調整されており、この廃
トナー収容装置を交換すると自動的にこのフィルタ25
2も交換されることになる。またこのフィルタ252の
下方には、図5に示すような把っ手253が設けられて
いる。この廃トナー収容装置25は、廃トナーで満杯に
なると交換する必要があり、この把っ手253を備える
ことにより、交換時に画像形成装置からこの廃トナー収
容装置25を引き出すための便宜が図られている。
【0035】廃トナー収容容器251は光透過性の材料
で形成されており、その後部には、後方に突出した廃ト
ナー満タン検知部251aが設けられている。後述する
ように、画像形成装置内には、この廃トナー満タン検知
部251aを挟んでそこを透過する光量を測定する満タ
ン検知センサが備えられており、この廃トナー収容容器
251が廃トナーで満杯になったか否かが検知される。
【0036】また、この廃トナー収容装置25の後端部
にはカップリング254が配備され、このカップリング
254は廃トナー収容容器251の内部に延びるコイル
オーガ255に連結されている(図6参照)。このカッ
プリング254には、図示しない駆動伝達機構を介して
回転駆動力が伝達され、コイルオーガ255が回転する
ようになっている。
【0037】また、この廃トナー収容容器251の後端
面には、カップリング254に隣接して、廃トナーを受
け入れる受入口251b形成されており、この受入口2
51bからは、図3に示すトナー回収装置26から延び
る円筒状のトナー回収装置端部261が挿入され、挿入
されたトナー回収装置端部261の前端から廃トナー収
容容器251内に廃トナーが流入するようになってい
る。
【0038】ここで、図6に示すように、廃トナー収容
容器251の、廃トナー受入口251b近傍の部分25
1cは、それよりも奥の部分251dよりも狭い断面積
(図6に示す断面に対し直交する方向の断面の断面積)
を有し、したがって廃トナー受入口近傍の部分251c
ではコイルオーガ255が回転したときに容器内壁から
反力を受け、廃トナーを前方(図6の左方)に搬送する
推進力を得ることができる。廃トナーがその受入口近傍
の部分よりも奥の部分251dにまで搬送されると、そ
こは広い容積を持ち、十分な量の廃トナーを収容するこ
とができる。コイルオーガ255はこの廃トナー収容容
器251のほぼ中央の部分まで螺旋形状を有し、それよ
りも先端は直線状になっている。これは、搬送方向先端
に到達し行き場を失った廃トナーがコイルオーガの回転
の抵抗となるのを避けるためである。このコイルオーガ
の先端(図6の左端)はベアリング等で支持されておら
ず自由に動くことができるようになっている。このこと
も、廃トナーからの圧力に対しコイルオーガが自由に避
げられるようにし、トルクアップを回避するための工夫
である。
【0039】図7は、廃トナー収容容器内部からその後
端面を見たときの図である。
【0040】この廃トナー収容容器251の後端面ほぼ
中央にはコイルオーガ255が備えられていて図7の紙
面に垂直な方向に延びている。このコイルオーガ255
の左上にはトナー回収装置端部261(図3参照)を受
け入れることによりそこから廃トナーを受け入れる受入
口251bが形成されており、その受入口251bに
は、この廃トナー収容装置25が画像形成装置から外さ
れている状態においては扉256で閉じられている。
【0041】この扉256は、トーションスプリング2
57により受入口251bを閉鎖する方向にバネ付勢さ
れており、この廃トナー収容装置25が画像形成装置内
部に装着されると、トナー回収装置端部261により押
されヒンジ258を中心にして内側に開くようになって
いる。また、受入口251bの周縁には、受入口251
bを閉鎖した状態の扉256を取り巻く位置に、その閉
鎖した状態の扉256の厚さよりも高く突出するリブ2
51eが形成されている。本実施形態の廃トナー収容装
置はこのような構造を持っているため、廃トナーが満杯
となってこの廃トナー収容装置が画像形成装置から取り
外され、この容器後端面を下にした状態になっても扉2
56は廃トナーの自重で強く閉じられ、この廃トナー収
容装置が扉256に対し横方向の外圧が与えられるよう
な姿勢に置かれても、その扉256よりも高いリブ25
1eでまわりが囲まれているためその外圧はそのリブ2
51eにより防がれ、従って、扉256はきちんと閉じ
たままの状態に保たれ、受入口251cからの廃トナー
のこぼれを防止することができる。
【0042】図8は、画像形成装置内部の、トナー収容
装置が装着される部分の斜視図、図9は、その部分に廃
トナー収容装置が装着された状態を示す斜視図である。
これらの図では右下が画像形成装置の前方、左上が奥側
である。
【0043】図8,図9には、画像形成装置内部のフロ
ント側の支持板301とリア側の支持板302が示され
ており、画像形成装置内部に配備される各種部材は、概
ね、これらの支持板301,302の双方あるいは一方
に支持される。
【0044】ここで、図3に示すトナー回収装置26
は、リア側の支持板302のさらに後方に配置されてお
り、図8には、そのトナー回収装置端部261のみがリ
ア側の支持板302を貫通して前方に突出している様子
が示されている。このトナー回収装置端部261に隣接
して、廃トナー収容装置の装着の有無を判定する有無セ
ンサ303と、廃トナー収容装置が装着されたときにそ
の廃トナー収容装置の廃トナー満タン検知部251a
(図4参照)を挟む位置に、その廃トナー満タン検知部
251aの透過光量により廃トナーの満タンを検知する
廃トナー満タン検知センサ304が配備されている。
【0045】また、フロント側支持板301とリア側の
支持板302に跨がって、廃トナー収容装置の挿抜をガ
イドすると共に装着された廃トナー収容装置を支える廃
トナー収容装置支持プレート305が備えられており、
廃トナー収容装置25は、画像形成装置に、図9に示す
ような位置、姿勢に装着される。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
廃トナー収容容器の容量を十分に生かし、廃トナーの十
分な充填量を得ることができ、また、この廃トナー収容
容器を外部に取り出したときの廃トナーのこぼれを有効
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の廃トナー収容装置を備え
た画像形成装置の概略構成図である。
【図2】図1に示す画像形成装置の画像形成部分を取り
出して示した図である。
【図3】廃トナー収容装置、感光体、および中間転写ベ
ルトの外観構造を示す図である。
【図4】廃トナー収容装置を斜め上から見た斜視図であ
る。
【図5】廃トナー収容装置を斜め下から見た斜視図であ
る。
【図6】廃トナー収容装置の透視図である。
【図7】廃トナー収容容器内部からその後端面を見たと
きの図である。
【図8】画像形成装置内部の、トナー収容装置が装着さ
れる部分の斜視図である。
【図9】画像形成装置内部の、トナー収容装置が配置さ
れる部分に廃トナー収容装置が装着された状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】 10 画像形成装置 11 感光体ドラム 12 帯電スコロトロン 13 レーザ光源 13a レーザ光 14 現像装置 14Y,14M,14C,14K 現像器 15 一次転写ロール 16 中間転写ベルト 17 プレクリーニングコロトロン 18 クリーニング装置 18a ファーブラン 18b クリーニングブレード 19 二次転写ロール 20 クリーニング装置 20a ファーブラシ 20b クリーニングブレード 21a,21b,21c 用紙トレー 22 用紙 23 用紙搬送経路 24 定着装置 25 廃トナー収容装置 26 トナー回収装置 251 廃トナー収容容器 251a 廃トナー満タン検知部 251b 受入口 251c 受入口近傍の部分 251d 奥の部分 251e リブ 252 フィルタ 252a 開口 253 把っ手 254 カップリング 255 コイルオーガ 256 扉 257 トーションスプリング 258 ヒンジ 301,302 支持板 303 有無センサ 304 廃トナー満タン検知センサ 305 廃トナー収容装置支持プレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成の途中段階でトナー像を一時的
    に担持する像担持体から取り除かれた廃トナーを収容す
    る廃トナー収容装置において、 廃トナーを受け入れる受入口を有し該受入口から受け入
    れた廃トナーを内部に蓄える廃トナー収容容器と、 前記廃トナー収容容器内部に配備され前記受入口から該
    廃トナー収容容器に受け入れられた廃トナーを、該受入
    口から見た奥側に向けて搬送するトナー搬送部材とを備
    え、 前記廃トナー収容容器は、前記受入口近傍部分が、該受
    入口近傍部分よりも奥側の部分と比べ狭い断面形状を有
    するものであることを特徴とする廃トナー収容装置。
  2. 【請求項2】 画像形成の途中段階でトナー像を一時的
    に担持する像担持体から取り除かれた廃トナーを収容す
    る廃トナー収容装置において、 廃トナーを受け入れる受入口を有し該受入口から受け入
    れた廃トナーを内部に蓄える廃トナー収容容器と、 前記受入口を開閉自在に閉鎖する、前記廃トナー収容容
    器内部に配備され内側に開くとともに閉じ方向にバネ付
    勢された扉とを備え、 前記廃トナー収容容器が、前記受入口周縁を取り巻い
    て、該廃トナー収容容器内側に、前記扉の厚みよりも高
    く突出するリブを備えたことを特徴とする廃トナー収容
    装置。
  3. 【請求項3】 この廃トナー収容装置は、複数色のトナ
    ーを用いてカラー画像を形成するカラー画像形成装置内
    部に装着されるものであって、この廃トナー収容装置
    が、該カラー画像形成装置外部から該カラー画像形成装
    置内部に取り込まれる空気が通過するフィルタを備えた
    ものであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像
    形成装置。
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