JP2000229622A - 折畳式トレー - Google Patents

折畳式トレー

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JP2000229622A
JP2000229622A JP11034564A JP3456499A JP2000229622A JP 2000229622 A JP2000229622 A JP 2000229622A JP 11034564 A JP11034564 A JP 11034564A JP 3456499 A JP3456499 A JP 3456499A JP 2000229622 A JP2000229622 A JP 2000229622A
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tray
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wall
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folded
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Hisashichiro Takeda
久七郎 武田
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Chuoh Pack Industry Co Ltd
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Chuoh Pack Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】強度、組立・折畳の容易さ、使い勝手等の、通
い箱に諸要件の略総てを満足し、通い箱等として用いる
に好適した折畳式トレーを提供する。 【解決手段】トレーの素材となる一枚の段ボールは、そ
の略真ん中の方形の底面1の四辺に、周壁となる対向側
壁2A〜2Dを折り目を介して連設し、各対向側壁の互
いに隣接する側端同士を、連結片3により折り目を介し
て連結させ、連結片には、底面の各隅角から斜に延びる
立上用斜折り目Cを設け、対向側壁2C,2Dの上縁に
連設した内壁6には、上縁両端から延びる補助斜折り目
Eを設けた構成を備えており、対向側壁2A,2Bを底
面1上に折重ね、各内壁6をそれ等の上面に折重ねた状
態から、対向側壁2C,2Dを起立させることにより、
一挙にトレーが折上がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、唯1枚の段ボール
等の板材から、極めて簡単・迅速に折上げられると共
に、折畳操作も簡易に行え、然も、強度が優れて、通い
箱等として用いるに好適した折畳式トレーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、段ボール製の通い箱に就いて
は、様々の組立構造のものが考えられて来た。然しなが
ら、既存の段ボール製通い箱は、強度、組立・折畳の容
易さ、使い勝手等の、通い箱に求められる様々な要件の
総てが優れたものは、殆ど見当たらなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、強度、組立・折畳の容易さ、使い勝手等の、通い箱
に求められる様々な要件の略総てを満足させることが出
来て、通い箱等として用いるに好適した折畳式トレーを
提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の、本発明による折畳式トレーは、所定の複数箇所に折
り目や切れ目を設けた1枚の段ボールから、トレーの形
態に簡単・迅速に折上・折畳出来るものであって、前記
段ボールは、その略真ん中の方形域を底面1とし、底面
1の四辺に、トレーの周壁となる一方の対向側壁2A、
2B及び他方の対向側壁2C,2Dを折り目を介して連
設し、各対向側壁2A〜2Dの互いに隣接する側端同士
を、連結片3により、夫々折り目を介して連結させ、各
連結片3には、底面1の各隅角から外方に斜め向きに延
びる、立上用斜折り目Cを設け、他方の対向側壁2C,
2Dの上縁には、夫々の内側面に重合させる内壁6を連
設し、各内壁6には、その上縁両端から夫々対向状に延
びる、補助斜折り目Eを設けた構成を備えており、一方
の対向側壁2A,2Bを、底面1上に折り重ねると共
に、各内壁6を、他方の対向側壁2C,2Dに重合させ
た状態から、他方の対向側壁2C,2Dを夫々起立させ
ることにより、一方の対向側壁2A,2Bが自づから起
立されると共に、立上用斜折り目Cに沿って2つ折され
た各連結片3が、他方の対向側壁2C,2Dと内壁6と
の間に自づから挟み込まれる様にしたことを特徴とす
る。そして、一方の対向側壁2A,2Bの上縁にも、夫
々の内側面に重合させる内壁4を連設するとよい。又、
内壁6の下縁に突設した係止突片8を、底面1の縁端部
に設けた挿嵌孔9に挿嵌させる様にするとよい。或い
は、他方の対向側壁2C,2Dに内壁6を重合させた状
態を、止金具又は接着手段により固定させてもよい。更
に、段積したトレー相互をズレ止する等の為に、底面1
の下側面に、トレーの開口面積より小さい補助底板10
5を固着させるとよい。又、内壁4の上縁側の両側端部
に斜め切れ目12を設けて、コーナー片11を形成さ
せ、コーナー片11の側端に連設した挿込片13を、他
方の対向側壁2C,2Dの頂面に設けた挿嵌孔14に挿
嵌させる様にしてもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1実施例に就
いて、図1〜図8を参照しながら説明する。図7及び図
8に、その上面側及び底面側を示したこの実施例の折畳
式トレー(以下、単にトレーと言う)201は、図1及
び図2に、展開図及び斜視図として示した1枚の段ボー
ル101から、極めて簡単・迅速に折上げることが出来
る。又、図4に示した扁平な状態に、簡単・迅速に折畳
むことが出来る。
【0006】段ボール101には、上記の折上げを可能
にする為に、所要の複数か所に折り目や切り目を設けて
いる。そこで、この設け方に就いて、以下詳述する。
【0007】段ボール101は、その略真ん中の方形域
を、トレー201の底面1としている。底面1の四辺に
は、トレー201の周壁となる一方の対向側壁2A,2
B、及び他方の対向側壁2C,2Dを、夫々折り目Aを
介して連設している。各対向側壁2A〜2Dの互いに隣
り合う側端同士は、連結片3を、夫々折り目Bを介して
連接させている。
【0008】この実施例の各連結片3は、図1の左上部
分等に示した様に、一方の対向側壁2A,2Bの各側端
に、折り目B介して連なる直角三角形部分3aと、他方
の対向側壁2C,2Dの各側端に、折り目Bを介して連
なる不定形部分3bとに、区画されている。
【0009】そして、この区画ラインに相当する、直角
三角形部分3aの一方の斜辺には、折り目Bに対して4
5度傾斜した、立上用斜折り目Cを設けている。直角三
角形部分3aの他方の斜辺は、傾斜縁部aと呼ぶことに
する。
【0010】更に、一方の対向側壁2A,2Bの上縁
(トレー201を折上げた状態での、以下同様)には、
これ等の内側面に折り重ねる内壁4を、折り目Dを介し
て夫々連設している。各対向側壁2A,2B及び内壁4
には、手掛孔5及び指掛用の切欠4aを設けている。
【0011】他方の対向側壁2C,2Dの上縁には、こ
れ等の内側面に折り重ねる内壁6を、夫々折り目Dを介
して連設している。各内壁6には、その上縁の両端か
ら、折り目Dに対して45度の角度で対向状に延びる、
補助斜折り目Eを夫々設けている。
【0012】各補助斜折り目Eの外側の三角形の部分
は、跳上片6aとしている。各跳上片6aの角部は丸味
を持たせている。そして、この跳上片6aを補助斜折り
目Eに沿って折曲し易くする為に、各内壁6の下縁に
は、各補助斜折り目Eの先端が接する部分に、V形の切
欠7を設けている。
【0013】更に、各内壁6の下縁中央部には、係止突
片8を延設している。一方、底面1には、この係止突片
8を挿嵌させる孔を切起状に形成させる為の、コ字形切
れ目9を設けている。
【0014】トレー201の底面側を示した、図8に於
いて、105は、底面1の裏側に貼着させた、段ボール
製で矩形状の補助底板で、段ボール101とは別体をな
している。この補助底板105は、必須のものではな
い。段ボール101の各折り目には、予め、夫々に所定
の方向に折り癖が付けられている。
【0015】次に、段ボール101から、トレー201
を折上げる手順に就いて、図3〜図6も参照しながら説
明する。先ず、図3に示した様に、一方の対向側壁2
A,2Bを、夫々の両側端に連設された連結片3及び内
壁4と共に、折り目A,Bに沿って折り曲げ、底面1上
に折り重ねる。
【0016】続いて、図4に示した様に、他方の対向側
壁2C,2D側の内壁6を、折り目Dに沿って内向きに
折り曲げて、対向側壁2C,2Dに重合させる。トレー
201は、その保管・輸送時には、図4に示した折畳状
態にして置くことによって、嵩張らないし、梱包現場で
は、以下に説明する様に、殆どワンタッチ操作でトレー
201を折上げることが出来る。
【0017】即ち、図4に示した状態に折畳まれている
段ボール101の、他方の対向側壁2C,2Dの部分
の、上縁側の真ん中部分を両手で夫々掴んで、図4中に
矢示した様に、同時に起立させて行く。
【0018】すると、図5に示した様に、各連結片3に
設けた立上用斜折り目Cへの折り癖の付け方からして、
一方の対向側壁2A,2Bも、他方の対向側壁2C,2
Dに伴われる様にして、自づから起立されて行く。
【0019】その際に、起立されつつある各連結片3の
直角三角形部分3aの傾斜縁部aが、他方の対向側壁2
C,2Dに連なる内壁6の両側に設けられて、補助斜折
り目Eに沿って折曲自在な跳上片6aと干渉し、邪魔に
なるこの跳上片6aを上方に押しやる。尚、この時、一
方の対向側壁2A,2Bに連設された各内壁4は、折り
目Dに沿って垂れ下がった状態になる。
【0020】他方の対向側壁2C,2Dを垂直状態に迄
起立させるべく、図6に示した様に、これ等を更に立ち
上げて行くと、一旦、押上げられた各跳上片6aは、起
立しつつある傾斜縁部aをやり過ごした状態になって押
上力から開放され、押し上げ前の状態に戻ろうとする。
【0021】その為、最終的には、立上用斜折り目Cに
沿って二つ折りされた連結片3は、図6,図7に示した
様に、起立した他方の対向側壁2C,2Dと、内壁6と
の間に自づから挟み込まれた状態になる。
【0022】又、他方の対向側壁2C,2Dが起立する
と、内壁6の下縁に突出した係止片部8が、底面1に設
けたコ字形切れ目9に由来して、切起状に形成された挿
嵌孔(図示略)に自づから挿嵌されて、他方の対向側壁
2C,2Dと内壁6との重合状態が固定される。
【0023】そこで最後に、フリー状態にある各内壁4
を折り目Dに沿って完全に2つ折し、一方の対向側壁2
A,2Bの内側面に重合させる。すると、段ボールの可
逆的な圧縮変形性からして、各内壁4の両側端が、隣接
する内壁6の両側端箇所を弾力的に押圧した状態にな
り、各内壁4及び6と、各対向側壁2A〜2Dとの重合
状態がしっかり定される。
【0024】かくして、段ボール101からトレー20
1を折上げる一連の操作は、上記の文章による説明とは
異なって、殆どワンタッチ操作に近い素早さで終えるこ
とが出来る。
【0025】段ボール101の底面1の裏側には、図
7,図8に示した様に、トレー201の開口面積より僅
かに小さい大きさの、段ボール製の補助底板105を、
予め貼着させて置くとよい。
【0026】この補助底板105は、複数個のトレー2
01を段積みした場合に、上層側のトレー201の底面
の補強底板101が、下層側のトレー201の開口部に
嵌合されて、上下のトレー201の相互のズレ動きを阻
止する役割を果たしてくれる。そして、勿論、トレー2
01の構造強度を、大幅に向上させてくれる。
【0027】かくして、その周壁及び底面の総てが二重
壁構造を備えた、トレー201は、通い箱としての酷使
にもよく耐え得るし、その素材として、緩衝性を備えた
段ボールを用いることによって、運搬する品物を良好な
緩衝状態で保護してくれる。
【0028】用済みのトレー201を折畳むには、他方
の対向側壁2C,2Dの夫々を、両手で掴んで夫々外側
に向けて押し開くと、それに伴って、一方の対向側壁2
A,2Bが連動的に倒されて、殆ど瞬時に、図4に示し
た、折上げ開始時の状態に折畳むことが出来る。
【0029】次に、図9〜図13は、本発明の第2実施
例のトレー202と、その素材となる段ボール102を
示している。図13に、その外観を示したこの実施例の
トレー202は、図9及びその斜視図としての図10示
した、1枚の段ボール102から、第1実施例のトレー
201と同様な折上操作によって、簡単・迅速に折上げ
られる。
【0030】第1実施例のトレー201との主な相異点
は、内壁6の折上状態を固定させる係止突片8及びコ字
形切れ目9を、2箇所から4箇所に増やした点と、一方
の対向側壁2A,2B側の内壁4を省いたところにあ
る。又、連結片3は、不定形部分3bを三角形にし、補
助底板105は省いている。
【0031】トレー202の折上・折畳操作、及びその
機能は、トレー201のそれに準ずる。図11に、トレ
ー202を折畳んだ状態を、図12に、折上途中の有様
を示した。
【0032】次に、図14〜図18は、本発明の第3実
施例のトレー203と、その素材となる段ボール103
を示している。図18に、その外観を示したこの実施例
のトレー203は、図14及びその斜視図としての図1
5示した、1枚の段ボール103から、第1実施例のト
レー201と同様な折上操作によって、簡単・迅速に折
上げられる。
【0033】トレー203と、トレー201との主な相
異点の第1は、図18に示した様に、トレー203の上
面の四隅に、三角形のコーナー片11を設けたところに
ある。その為に、図14に示した様に、内壁4の上縁側
の両側端部には、斜め切れ目12を夫々設けて、折り目
Dに沿って折される、三角形のコーナー片11を形成さ
せている。コーナー片11は、トレーの補強や段積み等
に役立つ。
【0034】各コーナー片11の側端には、挿込片13
を折り目を介して連設している。そして、他方の対向側
壁2C,2D側の折り目Dの両端近くの2箇所には、こ
の挿込片13を挿し込む挿嵌孔14を設けている。又、
連結片3には、挿込片13との干渉を避ける切欠14を
設けている。図16は、トレー203の折上途中の状態
を示している。図17は、各コーナー片11が、略折上
がったトレー203の上縁から突出したままの状態を示
している。
【0035】トレー201との第2の相異点は、他方の
対向側壁2C,2Dと内壁6との重合状態を固定させる
のに、係止突片8及びコ字形切れ目9に代えて、図18
に示した様に、止金具16を用いたところにある。或い
は、止金具16に代えて、接着手段によって、上記の固
定を行ってもよい。
【0036】次に、図19は、本発明の第4実施例のト
レー(図示略)の素材となる、段ボール104を示して
いる。第1実施例の段ボール101との主な相異点は、
係止突部8及びコ字形切れ目9を全く省いたところにあ
る。この場合、各内壁4,6は、それ等の側端部同士の
摩擦係合によって、各対向側壁2A〜2Dへの重合状態
を固定されている。
【0037】尚、上記各実施例に於いて、その素材は段
ボールに限られず、折曲加工が可能である限りに於い
て、他の様々な材質の板材を使うことも出来る。そし
て、段ボール101〜104への切れ目や折り目の設け
方や、各部分の寸法等は、トレーの個々の使い道に応じ
て任意に選定すればよい。
【0038】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明による折畳式トレーは、以下に列挙した如き、実用上
の様々な優れた効果を奏する。 (a)一枚の段ボールを、トレーを扁平に折畳んだ時の
状態に相当する所定の折畳状態から、その一組の対向側
壁を、夫々内向きに立ち上げる操作を行うだけで、殆ど
一挙に、トレーの形態に折上げられる。 (b)トレーを折畳むには、一組の対向側壁を外向きに
押し倒すだけで、一挙に折畳める。 (c)トレーは、二重構造の周壁を備えた、頑丈な形態
に折上がる。 (d)トレーの底面に固着した補助底板が、段積みした
トレーのズレ止めと、トレーの補強に大きく役立つ。 (e)トレーの頂面四隅に設けたコーナー片も、上記と
同様な役割を果たす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、トレーの素
材となる段ボールの平面図である。
【図2】同上、段ボールの斜視図である。
【図3】同上、トレーを折上げ始めた状態の斜視図であ
る。
【図4】同上、更に折上げを進めた状態の斜視図で、ト
レーを折畳んだ時の状態でもある。
【図5】同上、他方の対向側壁を起立させ始めた状態の
斜視図である。
【図6】同上、起立操作を更に進めた状態の斜視図であ
る。
【図7】同上、折上がったトレーの斜視図である。
【図8】同上、トレーを裏面から見た斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例を示すもので、トレーの素
材となる段ボールの平面図である。
【図10】同上、段ボールの斜視図である。
【図11】同上、トレーを折上げ始めた段階での斜視図
で、トレーを折畳んだ時の状態でもある。
【図12】同上、他方の対向側壁を起立させ始めた状態
の斜視図である。
【図13】同上、折上がったトレーの斜視図である。
【図14】本発明の第3実施例を示すもので、トレーの
素材となる段ボールの平面図である。
【図15】同上、段ボールの斜視図である。
【図16】同上、他方の対向側壁を起立させつつある状
態の斜視図である。
【図17】同上、略折上がったトレーの斜視図である。
【図18】同上、折上がったトレーの斜視図である。
【図19】本発明の第4実施例を示すもので、トレーの
素材となる段ボールの平面図である。
【符号の説明】
101〜104 段ボール 105 補助底板 1 底面 2A,2B 一方の対向側壁 2C,2D 他方の対向側壁 3 連結片 3a 直角三角形部分 3b 不定形部分 4,6 内壁 4a 切欠 5 手掛孔 7 切欠 8 係止突片 9 コ字形切れ目 11 コーナー片 12 斜め切れ目 13 挿込片 14 挿嵌孔 15 切欠 16 止金具 a 傾斜縁部 A,B,D 折り目 C 立上用斜折り目 E 補助斜折り目

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の複数箇所に折り目や切れ目を設け
    た1枚の段ボールから、トレーの形態に簡単・迅速に折
    上・折畳出来るものであって、 前記段ボールは、 その略真ん中の方形域を底面1とし、 底面1の四辺に、トレーの周壁となる一方の対向側壁2
    A、2B及び他方の対向側壁2C,2Dを折り目を介し
    て連設し、 各対向側壁2A〜2Dの互いに隣接する側端同士を、連
    結片3により、夫々折り目を介して連結させ、 各連結片3には、底面1の各隅角から外方に斜め向きに
    延びる、立上用斜折り目Cを設け、 他方の対向側壁2C,2Dの上縁には、夫々の内側面に
    重合させる内壁6を連設し、 各内壁6には、その上縁両端から夫々対向状に延びる、
    補助斜折り目Eを設けた構成を備えており、 一方の対向側壁2A,2Bを、底面1上に折り重ねると
    共に、各内壁6を、他方の対向側壁2C,2Dに重合さ
    せた状態から、 他方の対向側壁2C,2Dを夫々起立させることによ
    り、一方の対向側壁2A,2Bが自づから起立されると
    共に、立上用斜折り目Cに沿って2つ折された各連結片
    3が、他方の対向側壁2C,2Dと内壁6との間に自づ
    から挟み込まれる様にしたことを特徴とする折畳式トレ
    ー。
  2. 【請求項2】 一方の対向側壁2A,2Bの上縁にも、
    夫々の内側面に重合させる内壁4を連設したことを特徴
    とする請求項1記載の折畳式トレー。
  3. 【請求項3】 内壁6の下縁に突設した係止突片8を、
    底面1の縁端部に設けた挿嵌孔9に挿嵌させる様にした
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の折畳式トレー。
  4. 【請求項4】 他方の対向側壁2C,2Dに内壁6を重
    合させた状態を、止金具又は接着手段により固定させた
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載折畳
    式トレー。
  5. 【請求項5】 段積したトレー相互をズレ止する等の為
    に、底面1の下側面に、トレーの開口面積より小さい補
    助底板105を固着させたことを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の折畳式トレー。
  6. 【請求項6】 内壁4の上縁側の両側端部に斜め切れ目
    12を設けて、コーナー片11を形成させ、コーナー片
    11の側端に連設した挿込片13を、他方の対向側壁2
    C,2Dの頂面に設けた挿嵌孔14に挿嵌させる様にし
    たことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
    折畳式トレー。
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