JP2000225912A - 自動車の側突用エアバッグ装置 - Google Patents

自動車の側突用エアバッグ装置

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JP2000225912A
JP2000225912A JP11026548A JP2654899A JP2000225912A JP 2000225912 A JP2000225912 A JP 2000225912A JP 11026548 A JP11026548 A JP 11026548A JP 2654899 A JP2654899 A JP 2654899A JP 2000225912 A JP2000225912 A JP 2000225912A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造でエアバッグの乗員側基布におけ
る取付孔の切り裂けを防止することができる自動車の側
突用エアバッグ装置を提供する。 【解決手段】 エアバッグ4の収納部19と折返部18
における端部を互いに縫製したため、縫製部24及びそ
の周辺の剛性が向上し、乗員側基布16に加わる前向き
荷重の一部をこの縫製部24を介して車体側基布15側
にも分散させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の側突用
エアバッグ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエアバッグ装置には、自車の側
面に他車が衝突したり、自車の側面が電柱などの車外障
害物にぶつかったりする「側突時」に、シートバックの
側部からエアバッグを前方へ展開させ、そのエアバッグ
により乗員を保護するようにした側突用エアバッグ装置
がある(類似技術として特開平10−181498号公
報参照)。
【0003】この種の側突用エアバッグ装置に使用され
るエアバッグは、車体側と乗員側の2枚の基布を縫製し
て袋状に形成したものである。このエアバッグは、後端
が開口部として非縫製状態となっており、その開口部か
らインフレータをエアバッグの収納部位置まで挿入し
て、そこに収納し、その後、収納部よりも後側の折返部
を収納部側に折り返して、開口部を閉塞している。そし
て、収納部の乗員側基布と、折返部の両基布に各々形成
した取付孔から、インフレータのスタッドボルトを突出
させ、そのスタッドボルトをシートバックの側部内に配
されたフレームに固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、インフレータのガスでエア
バッグを前方へ展開させる際の強烈な前向き荷重によ
り、エアバッグが前側に引っ張られるため、エアバッグ
を構成する乗員側基布の取付孔に応力が集中し、その取
付孔が切り裂けるおそれがある。すなわち、車体側基布
は、インフレータの後側を回り込んでいるため、車体側
基布に加わる前向き荷重の一部はインフレータの後面と
の摩擦によっても受け止められ、この車体側基布におけ
る取付孔が切り裂けることはないが、乗員側基布の場合
は単に折り返されただけの状態のため、エアバッグに加
わる前向き荷重が取付孔に直接作用し、取付孔が切り裂
けるおそれがある。そのため、従来は、乗員側基布にお
ける取付孔の切り裂けを防止するために、乗員側基布を
厚くしたり、或いは、取付孔に金属金具を追加したりす
る必要があり、エアバッグ自体の構造及びその取付構造
の複雑化を招いていて、改善が要請されている。
【0005】この発明は、このような要請に応じてなさ
れたものであり、簡単な構造でエアバッグの乗員側基布
における取付孔の切り裂けを防止することができる自動
車の側突用エアバッグ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車体側基布と乗員側基布とにより袋状のエアバッグが形
成され、該エアバッグにガスを封入するインフレータは
エアバッグ後端の開口部から挿入されて収納部位置に収
納され、且つ収納部より後方の折返部は収納部側に折り
返され、収納部の乗員側基布及び折返部の基布に形成し
た各取付孔からインフレータの突起部を突出させ、該突
起部をシートバックに固定し、衝突時にインフレータの
ガスによりエアバッグを膨張させて前方へ展開させる自
動車の側突用エアバッグ装置であって、前記エアバッグ
の収納部と折返部とは、その端部が互いに縫製されてい
る。
【0007】請求項1記載の発明によれば、エアバッグ
の収納部と折返部における端部を互いに縫製したため、
縫製部及びその周辺の剛性が向上し、乗員側基布に加わ
る前向き荷重の一部をこの縫製部を介して車体側基布側
にも分散させることができる。従って、乗員側基布の取
付孔に作用する荷重が小さくなり、該取付孔の切り裂け
が防止される。そのため、従来のように、乗員側基布を
厚くしたり、切り裂け防止用の金属金具を取付孔に取付
けたりする面倒な構造が不要になり、エアバッグ自体の
構造及びその取付構造の簡略化を図ることができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記エアバッグ
の収納部と折返部との互いに縫製されている端部は、上
下両端部が縫製されている。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、インフレ
ータの容量が大きくても、また、エアバッグの基布の材
料が弱めであっても、乗員側基布に加わる前向き荷重が
この縫製部に加わった場合に、縫製部が上下両端部に亘
っているので、確実に切り裂けを防止できる。
【0010】請求項3に記載の発明は、折返部を収納部
側に予め折り返した状態で、車体側基布と乗員側基布の
周縁が連続した縫製部により縫製されている。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、車体側基
布と乗員側基布の周縁を縫製してエアバッグを最初に形
成する際に、収納部と折返部の端部も同時に縫製するた
め、エアバッグの製造効率が良くなる。
【0012】請求項4に記載の発明は、折返部を収納部
側に折り返す前に、車体側基布と乗員側基布の周縁が連
続した縫製部により縫製され、その後に、折返部を収納
部側に折り返して、その端部が別の縫製部により互いに
縫製されている。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、車体側基
布と乗員側基布の周縁を縫製して、いったんエアバッグ
の状態を安定させ、その後に折返部を折り返して再度縫
製するため、エアバッグの製造作業が容易で、熟練者で
なくてもエアバッグを確実に製造することができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、前記折返部は、
車体側基布にのみ設けた。
【0015】請求項5に記載の発明によれば、乗員側基
布の取付孔の切り裂けが防止されるため、折返部におけ
る基布は車体側基布のみでも問題ない。折返部は車体側
基布のみとしたことにより、エアバッグの開口部が実質
的に広くなり、インフレータをエアバッグ内へ挿入する
作業が行い易くなる。
【0016】請求項6に記載の発明は、車体側基布及び
/又は乗員側基布の取付孔部分に補強布が縫製されてい
る。
【0017】請求項6に記載の発明によれば、車体側基
布及び/又は乗員側基布の取付孔部分に補強布を縫製し
たため、取付孔の切り裂けが更に防止される。
【0018】請求項7に記載の発明は、取付孔の後側位
置に、補強布により棒状の補強部材が取付けられてい
る。
【0019】請求項7に記載の発明によれば、取付孔の
後側に棒状の補強部材が取付けられているため、取付孔
の切り裂けが更に確実に防止される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を、図面に基づいて説明する。尚、各実施形態におい
て、共通する部分には同一の符号を付し、重複する説明
は省略する。
【0021】図1〜図10は、この発明の第1実施形態
を示す図である。図1は、運転席側(右側)のフロント
シート1を斜め前方から見た図である。このフロントシ
ート1の右側には、車室内の側壁を形成するドア2があ
る。フロントシート1におけるシートバック3の右端部
には、内部にエアバッグ4が収納されている。このエア
バッグ4は、胸部保護部4aと頭部保護部4bとから成
る概略L字形をしており、該エアバッグ4が自動車の側
突時に前方へ展開して乗員を保護するようになってい
る。
【0022】まず最初に、このエアバッグ4の収納構造
及びその展開時の状態を、図3及び図4に基づいて説明
する。シートバック3の右側部の前端には、表皮5の一
部に開裂部6が縦方向に沿って設けられている。この開
裂部6は、表皮5の端部同士を縫製したもので、この部
分の縫製強度は、他の縫製部の縫製強度よりも低く設定
されている。表皮5の内側には、パッド7が設けられ、
その内部には、前記開裂部6に対応する位置にノッチ部
8を有する樹脂製のカバー9が設けられている。このカ
バー9の内部に、前記エアバッグ4が設けられ、このエ
アバッグ4の内部にインフレータ10が収納されてい
る。インフレータ10は、楕円筒形状のケース11と、
ガス噴出器12とから形成されており、ケース11の前
面下部には、ガス噴出口11a(図6参照)が形成され
ている。インフレータ10のケース11からは、上下2
本のスタッドボルト13が「突起部」として横向きに突
出しており、該スタッドボルト13がエアバッグ4を貫
通した後、シートバック3の内部に設けられたフレーム
14に対して固定されている。
【0023】従って、自動車側突時には、インフレータ
10から噴出されたガスが、エアバッグ4を膨張させる
ため、カバー9がノッチ部8から開いて左右に分割され
る。左右に分割されたカバー9は、前側へ膨張するエア
バッグ4のガイドとなる。また、膨張するエアバッグ4
は、パッド7を押し破ると共に、表皮5を開裂部6から
破って前方へ展開する。そして、前方へ展開したエアバ
ッグ4の胸部保護部4aにより乗員の胸部を保護し、頭
部保護部4bにより乗員の頭部を保護することができ
る。
【0024】次に、エアバッグ4自体の構造を、図2及
び図5以降の図面により説明する。このエアバッグ4
は、基本的に、同じ形状をした2枚の車体側基布15と
乗員側基布16とから形成されている。すなわち、この
車体側基布15と乗員側基布16の周縁を縫製して形成
したもので、後端は開口部17として未縫製になってい
る。エアバッグ4の内部には、2枚の隔壁布4k(図2
参照)が縫製されており、エアバッグ4の膨張・展開を
制御している。前記インフレータ10は、この開口部1
7からエアバッグ4内に挿入される。エアバッグ4の開
口部17の縁部から所定幅は折返部18となっており、
その折返部18から所定幅が収納部19となっている。
インフレータ10は、この収納部19まで挿入されて、
そこに収納される。
【0025】折返部18の車体側基布15及び乗員側基
布16、収納部19の乗員側基布16には、上下に離間
した位置に取付孔20がそれぞれ形成されている。そし
て、収納部19の乗員側基布16側における内面と、折
返部18の車体側基布15側における内面には、それぞ
れ2枚一対の補強布21、22が縫製により取付けられ
ており、これらの補強布21、22にも取付孔20が形
成されている。収納部19側に取付けられる補強布21
には、取付孔20の後方に棒状の補強部材23が設けら
れている。この補強部材23は、ナイロン製(金属製で
も可)の棒芯で、取付孔20の後方に設けた2本の縫製
部で補強布21の中に筒状部を作り、その中に挿入した
ものである。この補強布21、22は、図6等では図示
を省略している。
【0026】このエアバッグ4は、図8及び図9に示す
ように、エアバッグ4の折返部18を予め収納部19側
へ折り返した状態で、その周縁を連続した縫製部24に
より縫製したもので、この縫製部24により、折返部1
8と収納部19の上下両端部とが互いに縫製される。こ
のように、最初にエアバッグ4を形成する縫製の段階
で、収納部19と折返部18の上下両端部も同時に縫製
できるため、エアバッグ4の製造効率が大変に良い。ま
た、縫製部24が上下両端部に亘っていることにより、
インフレータ12の容量が大きくても、また、エアバッ
グ4の車体側基布15及び又は乗員側基布16の材料が
弱めであっても、乗員側基布16に加わる前向き荷重が
この縫製部24に加わった場合に、確実に切り裂けを防
止できる。
【0027】折返部18を折り返して、その上下両端部
を縫製した後に、インフレータ10をエアバッグ4内に
挿入する方法としては、図9のように折り返された状態
のまま開口部17からインフレータ10を挿入する方法
と、図10のように開口部17をめくり返してからイン
フレータ10を挿入する方法との2通りがあるが、どち
らを採用しても良い。いずれにしても、インフレータ1
0を収納部19の位置まで挿入し、図10の場合は開口
部17のめくれを元に戻し、取付孔20からインフレー
タ10のスタッドボルト13を突出させ、それを前述の
ようにフレーム14に固定して、エアバッグ4の取付け
が完了する。
【0028】この実施形態によれば、エアバッグ4の収
納部19と折返部18における上下両端部が縫製部24
により互いに縫製されているため、上下の縫製部24及
びその周辺の剛性が向上する。従って、自動車の側突時
にエアバッグ4が前方へ展開し、エアバッグ4を構成す
る車体側基布15及び乗員側基布16に前向きの荷重が
加わっても、特に、乗員側基布16に加わる前向き荷重
の一部は、この上下の縫製部24を介して車体側基布1
5側にも分散されるため、乗員側基布16の取付孔20
に作用する荷重が小さくなり、該取付孔20の切り裂け
を防止することができる。そのため、従来のように、乗
員側基布16を厚くしたり、切り裂け防止用の金属金具
を取付孔20に取付けたりする面倒な構造が不要にな
り、前述のような簡単な構造で、乗員側基布16側の取
付孔20の切り裂けを防止することができる。
【0029】また、車体側基布15及び乗員側基布16
の取付孔20部分に補強布21、22が縫製されている
と共に、収納部19の乗員側基布16側における取付孔
20の後方には棒状の補強部材23も設けられているた
め、取付孔20の切り裂けが更に確実に防止される。
【0030】図11及び図12は、この発明の第2実施
形態を示す図である。この第2実施形態では、エアバッ
グ25を最初に形成する際に折返部18と収納部19を
同時に縫製するのではなく、まず最初にエアバッグ25
の周囲を開口部17まで、いったん連続した縫製部24
により縫製しておく。その次に、折返部18を収納部1
9側に折り返して、その上下両端部を別の縫製部26に
より互いに縫製する。このようにすれば、最初に連続し
た縫製部24でエアバッグ25の周縁を縫製することに
より、エアバッグ25の状態が安定するため、その後に
折返部18を折り返して別の縫製部26で縫製する作業
も容易に行える。従って、熟練者でなくてもエアバッグ
25を確実に製造することができる。
【0031】図13は、この発明の第3実施形態を示す
図である。この第3実施形態のエアバッグ27では、折
返部18における乗員側基布16を切除して、折返部1
8は車体側基布15のみで形成した。そして、この折返
部18を折り返して、その上下両端部を、第1実施形態
と同様に、連続した縫製部24により収納部19に対し
て縫製した。このように、折返部18を車体側基布15
のみで形成しても、折返部18と収納部19の上下両端
部同士を縫製したことにより、収納部19の乗員側基布
16における取付孔20の切り裂けは防止される。そし
て、折返部18における乗員側基布16を切除すること
により、エアバッグ27の開口部が実質的に広くなり、
インフレータをエアバッグ27内へ挿入する作業が行い
易くなる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、エアバッ
グの収納部と折返部における端部を互いに縫製したた
め、縫製部及びその周辺の剛性が向上し、乗員側基布に
加わる前向き荷重の一部をこの縫製部を介して車体側基
布側にも分散させることができる。従って、乗員側基布
の取付孔に作用する荷重が小さくなり、該取付孔の切り
裂けが防止される。そのため、従来のように、乗員側基
布を厚くしたり、切り裂け防止用の金属金具を取付孔に
取付けたりする面倒な構造が不要になり、エアバッグ自
体の構造及びその取付構造の簡略化を図ることができ
る。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、インフレ
ータの容量が大きくても、また、エアバッグの基布の材
料が弱めであっても、乗員側基布に加わる前向き荷重が
この縫製部に加わった場合に、縫製部が上下両端部に亘
っているので、確実に切り裂けを防止できる。
【0034】請求項3に記載の発明によれば、車体側基
布と乗員側基布の周縁を縫製してエアバッグを最初に形
成する際に、収納部と折返部の端部も同時に縫製するた
め、エアバッグの製造効率が良くなる。
【0035】請求項4に記載の発明によれば、車体側基
布と乗員側基布の周縁を縫製して、いったんエアバッグ
の状態を安定させ、その後に折返部を折り返して再度縫
製するため、エアバッグの製造作業が容易で、熟練者で
なくてもエアバッグを確実に製造することができる。
【0036】請求項5に記載の発明によれば、乗員側基
布の取付孔の切り裂けが防止されるため、折返部におけ
る基布は車体側基布のみでも問題ない。折返部は車体側
基布のみとしたことにより、エアバッグの開口部が実質
的に広くなり、インフレータをエアバッグ内へ挿入する
作業が行い易くなる。
【0037】請求項6に記載の発明によれば、車体側基
布及び/又は乗員側基布の取付孔部分に補強布を縫製し
たため、取付孔の切り裂けが更に防止される。
【0038】請求項7に記載の発明によれば、取付孔の
後側に棒状の補強部材が取付けられているため、取付孔
の切り裂けが更に確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る側突用エアバッ
グ装置を示す斜視図。
【図2】図1のエアバッグを示す側面図。
【図3】エアバッグ展開前の状態を示す図1中矢示SA
−SA線に沿う断面図。
【図4】エアバッグ展開後の状態を示す図1中矢示SA
−SA線に沿う断面図。
【図5】図3におけるエアバッグの収納部及び折返部の
詳細構造を示す概略断面図。
【図6】図2中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図7】図5の棒状の補強部材を差し込む部分を示すエ
アバッグの側面図。
【図8】図3における折返部の上下両端部を収納部に縫
製する途中の状態を示すエアバッグの斜視図。
【図9】図8の折返部の上下両端部を収納部に縫製した
後の状態を示すエアバッグの斜視図。
【図10】図3における折返部の折り返しの仕方として
開口部をめくり返した状態を示すエアバッグの斜視図。
【図11】この発明の第2実施形態に係るエアバッグの
周縁を連続した縫製部により縫製し、折り返す途中の状
態を示す斜視図。
【図12】図11の折返部を折り返して別の縫製部で縫
製した状態を示す斜視図。
【図13】この発明の第3実施形態に係るエアバッグの
折返部を示す図12相当の斜視図。
【符号の説明】
3 シートバック 4、25、27 エアバッグ 10 インフレータ 13 スタッドボルト(突起部) 14 フレーム 15 車体側基布 16 乗員側基布 17 開口部 18 折返部 19 収納部 20 取付孔 21、22 補強布 23 補強部材 24 縫製部 26 別の縫製部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側基布と乗員側基布とにより袋状の
    エアバッグが形成され、該エアバッグにガスを封入する
    インフレータはエアバッグ後端の開口部から挿入されて
    収納部位置に収納され、且つ収納部より後方の折返部は
    収納部側に折り返され、収納部の乗員側基布及び折返部
    の基布に形成した各取付孔からインフレータの突起部を
    突出させ、該突起部をシートバックに固定し、衝突時に
    インフレータのガスによりエアバッグを膨張させて前方
    へ展開させる自動車の側突用エアバッグ装置であって、 前記エアバッグの収納部と折返部とは、その端部が互い
    に縫製されていることを特徴とする自動車の側突用エア
    バッグ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車の側突用エアバ
    ッグ装置であって、 前記エアバッグの収納部と折返部との互いに縫製されて
    いる端部は、上下両端部が縫製されていることを特徴と
    する自動車の側突用エアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の自動車の
    側突用エアバッグ装置であって、 前記折返部を収納部側に予め折り返した状態で、車体側
    基布と乗員側基布との周縁が連続した縫製部により縫製
    されていることを特徴とする自動車の側突用エアバッグ
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の自動車の
    側突用エアバッグ装置であって、 前記折返部を収納部側に折り返す前に、車体側基布と乗
    員側基布の周縁とが連続した縫製部により縫製され、そ
    の後に、折返部を収納部側に折り返して、その端部が別
    の縫製部により互いに縫製されていることを特徴とする
    自動車の側突用エアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の自
    動車の側突用エアバッグ装置であって、 前記折返部は、車体側基布にのみ設けたことを特徴とす
    る自動車の側突用エアバッグ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の自
    動車の側突用エアバッグ装置であって、 前記車体側基布及び/又は乗員側基布の取付孔部分に補
    強布が縫製されていることを特徴とする自動車の側突用
    エアバッグ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の自動車の側突用エアバ
    ッグ装置であって、 前記取付孔の後側位置に、補強布により棒状の補強部材
    が取付けられていることを特徴とする自動車の側突用エ
    アバッグ装置。
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Cited By (4)

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JP2005104176A (ja) * 2003-09-26 2005-04-21 Toyoda Gosei Co Ltd エアバッグ装置
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