JP2000222996A - 開閉器の端子構造 - Google Patents
開閉器の端子構造Info
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- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Breakers (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】端子構造を改良してコストダウン，および生産
性向上を図る。 【解決手段】ケース１に組み込んだヘアピン形状の固定
接触子２からケースの端子部に引出した端子導体２ａの
先端に端子ねじ，電線押え金具と組合せたボックス形端
子金具を嵌挿し、外部からケースの端子部に差し込んだ
電線を端子導体との接続位置にねじ締結するようにした
開閉器の端子構造において、ケースのしゃ断部と端子部
との間に端子導体の引出し通路１ｂ-4を残して中間ケー
ス１ｂに仕切隔壁１ｂ-3を形成し、該仕切隔壁に固定接
触子を挟持固定した上で、前記通路を通して固定接触子
２の端子導体２ａを端子部に引き出す。
性向上を図る。 【解決手段】ケース１に組み込んだヘアピン形状の固定
接触子２からケースの端子部に引出した端子導体２ａの
先端に端子ねじ，電線押え金具と組合せたボックス形端
子金具を嵌挿し、外部からケースの端子部に差し込んだ
電線を端子導体との接続位置にねじ締結するようにした
開閉器の端子構造において、ケースのしゃ断部と端子部
との間に端子導体の引出し通路１ｂ-4を残して中間ケー
ス１ｂに仕切隔壁１ｂ-3を形成し、該仕切隔壁に固定接
触子を挟持固定した上で、前記通路を通して固定接触子
２の端子導体２ａを端子部に引き出す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線用回路しゃ断
器などを実施対象とした開閉器の端子構造に関する。
器などを実施対象とした開閉器の端子構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】まず、頭記した回路しゃ断器を対象に、
従来における開閉器（３相用）の組立構造を図３に示
す。図において、１は上部カバー１ａ，中間ケース１
ｂ，および下部ケース１ｃからなる分割構造のケース
（樹脂ケース）、２はケース１のしゃ断部に組み込んだ
固定接触子、３は橋絡式の可動接触子、４は消弧板、５
は開閉機構、６は操作ハンドル、７は過電流引外し装
置、８はケース１の前後端に設けた電源側，負荷側の端
子部であり、該端子部８は各相ごとに次記の構成になる
端子部品を組合せて構成されている。
従来における開閉器（３相用）の組立構造を図３に示
す。図において、１は上部カバー１ａ，中間ケース１
ｂ，および下部ケース１ｃからなる分割構造のケース
（樹脂ケース）、２はケース１のしゃ断部に組み込んだ
固定接触子、３は橋絡式の可動接触子、４は消弧板、５
は開閉機構、６は操作ハンドル、７は過電流引外し装
置、８はケース１の前後端に設けた電源側，負荷側の端
子部であり、該端子部８は各相ごとに次記の構成になる
端子部品を組合せて構成されている。
【０００３】すなわち、負荷側の端子部８は、ケース内
のしゃ断部に組み込んだ固定接触子２から端子部８に引
出した端子導体２ａと、該端子導体２ａの先端に遊嵌し
たボックス形の端子金具９と、該端子金具９の頂部に上
方から螺合した端子ねじ１０と、コ字形の電線押え金具
１１を組み込んで端子を構成しており、外部からケース
の端子部８に差し込んだ電線（図示せず）を端子導体２
ａとの接続位置でねじ締結するようにしている。これに
対して、電源側の端子部は端子導体が過電流引外し装置
７から引き出されており、この端子導体に対して前記と
同様な端子金具を組合せて端子部を構成している。
のしゃ断部に組み込んだ固定接触子２から端子部８に引
出した端子導体２ａと、該端子導体２ａの先端に遊嵌し
たボックス形の端子金具９と、該端子金具９の頂部に上
方から螺合した端子ねじ１０と、コ字形の電線押え金具
１１を組み込んで端子を構成しており、外部からケース
の端子部８に差し込んだ電線（図示せず）を端子導体２
ａとの接続位置でねじ締結するようにしている。これに
対して、電源側の端子部は端子導体が過電流引外し装置
７から引き出されており、この端子導体に対して前記と
同様な端子金具を組合せて端子部を構成している。
【０００４】ここで、前記した負荷側端子に対応する固
定接触子２は、図４に示すように全体形状がヘアピン状
になり、その一端に端子導体２ａが一体に形成され、さ
らに左右側縁には案内突起２ｂが形成されている。そし
て、固定接触子２をケース１に組み込むには、中間ケー
ス１ｂに対し図示のように下方から固定接触子２を差し
込み、ケース側に形成した案内溝１ｂ-1に前記の突起２
ｂを圧入して組立位置に固定するようにしている。ま
た、固定接触子２には端子導体２ａの押さえ片を兼ねた
Ｌ字形の絶縁隔壁部材（樹脂モールド品）２ｃをあらか
じめ取付けておき、固定接触子２をケースに組み付けた
状態でしゃ断部と端子部８の底面との間を仕切った上
で、端子導体２ａを端子部８に引き出すようにしてい
る。なお、１ｂ-2は端子部８の背面壁である。
定接触子２は、図４に示すように全体形状がヘアピン状
になり、その一端に端子導体２ａが一体に形成され、さ
らに左右側縁には案内突起２ｂが形成されている。そし
て、固定接触子２をケース１に組み込むには、中間ケー
ス１ｂに対し図示のように下方から固定接触子２を差し
込み、ケース側に形成した案内溝１ｂ-1に前記の突起２
ｂを圧入して組立位置に固定するようにしている。ま
た、固定接触子２には端子導体２ａの押さえ片を兼ねた
Ｌ字形の絶縁隔壁部材（樹脂モールド品）２ｃをあらか
じめ取付けておき、固定接触子２をケースに組み付けた
状態でしゃ断部と端子部８の底面との間を仕切った上
で、端子導体２ａを端子部８に引き出すようにしてい
る。なお、１ｂ-2は端子部８の背面壁である。
【０００５】一方、ボックス形の端子金具９は、図５
(a) 〜(c) で示すように短冊状の銅板を角筒状に板金加
工したものであり、その上部で板の両端を重ね折りした
上でその重ね合わせ面に端子ねじ１０を螺合するねじ穴
９ａが形成されている。また、電線押え金具１１はコ字
形になり、その上辺１１ａに端子ねじ１０を嵌挿し、下
辺１１ｂを前記端子金具９の内方に挿入して組付けられ
ている。
(a) 〜(c) で示すように短冊状の銅板を角筒状に板金加
工したものであり、その上部で板の両端を重ね折りした
上でその重ね合わせ面に端子ねじ１０を螺合するねじ穴
９ａが形成されている。また、電線押え金具１１はコ字
形になり、その上辺１１ａに端子ねじ１０を嵌挿し、下
辺１１ｂを前記端子金具９の内方に挿入して組付けられ
ている。
【０００６】なお、前記した端子金具は電源側，および
負荷側端子で同様な構成である。かかる構成で、外部か
ら電線を端子金具９の中に差し込み、この状態で端子ね
じ１０を締めつけと、電線は端子導体２ａとの接続位置
で電線押え金具１１との間，ないしは端子金具９との間
に挟まれて締結される。
負荷側端子で同様な構成である。かかる構成で、外部か
ら電線を端子金具９の中に差し込み、この状態で端子ね
じ１０を締めつけと、電線は端子導体２ａとの接続位置
で電線押え金具１１との間，ないしは端子金具９との間
に挟まれて締結される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の端子構造では、製作，部品点数，組立工数の面で次
に記すような解決すべき課題がある。すなわち、 (1) 固定接触子２を中間ケース１ｂに組付けてその端子
導体２ａを端子部８に引き出した状態で、端子部８とケ
ース内のしゃ断部との間を仕切るために、あらかじめ固
定接触子２にケース１とは別部品の絶縁隔壁部材２ｃを
アダプタとして取付けた上で中間ケース１ｂに組み込む
ようにしており、このために部品点数，並びに組立工数
が増して製品がコスト高となる。
来の端子構造では、製作，部品点数，組立工数の面で次
に記すような解決すべき課題がある。すなわち、 (1) 固定接触子２を中間ケース１ｂに組付けてその端子
導体２ａを端子部８に引き出した状態で、端子部８とケ
ース内のしゃ断部との間を仕切るために、あらかじめ固
定接触子２にケース１とは別部品の絶縁隔壁部材２ｃを
アダプタとして取付けた上で中間ケース１ｂに組み込む
ようにしており、このために部品点数，並びに組立工数
が増して製品がコスト高となる。
【０００８】(2) また、ボックス形の端子金具９を製作
するには、少なくとも銅板の４箇所を折り曲げる板金加
工が必要であり、かつその加工工程が複雑であることか
らコスト高となる。本発明は上記の点に鑑みなされたも
のであり、その目的は前記課題を解決してコストダウ
ン，および生産性向上が図れるように改良した開閉器の
端子構造を提供することにある。
するには、少なくとも銅板の４箇所を折り曲げる板金加
工が必要であり、かつその加工工程が複雑であることか
らコスト高となる。本発明は上記の点に鑑みなされたも
のであり、その目的は前記課題を解決してコストダウ
ン，および生産性向上が図れるように改良した開閉器の
端子構造を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、端子構造を次記のように構成する
ものとする。 (1) ケース内部から端子部に引出した端子導体の先端に
ねじ付き端子金具を装着し、外部からケースの端子部に
差し込んだ電線を端子導体との接続位置にねじ締結する
ようにした開閉器の端子構造で、前記端子導体がケース
内のしゃ断部に組み込んだヘアピン形状の固定接触子を
延長して形成されたものにおいて、ケースのしゃ断部と
端子部との間に端子導体の引出し通路を残して仕切隔壁
を形成し、該仕切隔壁に固定接触子を挟持固定した上で
前記引出し通路を通して端子導体を端子部に引き出すよ
うに構成する（請求項１）。かかる構成によれば、図４
に示した絶縁隔壁部材のアダプタが不要となり、その分
だけ部品点数，並びに組立工数が削減できる。
に、本発明によれば、端子構造を次記のように構成する
ものとする。 (1) ケース内部から端子部に引出した端子導体の先端に
ねじ付き端子金具を装着し、外部からケースの端子部に
差し込んだ電線を端子導体との接続位置にねじ締結する
ようにした開閉器の端子構造で、前記端子導体がケース
内のしゃ断部に組み込んだヘアピン形状の固定接触子を
延長して形成されたものにおいて、ケースのしゃ断部と
端子部との間に端子導体の引出し通路を残して仕切隔壁
を形成し、該仕切隔壁に固定接触子を挟持固定した上で
前記引出し通路を通して端子導体を端子部に引き出すよ
うに構成する（請求項１）。かかる構成によれば、図４
に示した絶縁隔壁部材のアダプタが不要となり、その分
だけ部品点数，並びに組立工数が削減できる。
【００１０】(2) ケース内部から端子部に引出した端子
導体の先端にねじ付き端子金具を装着し、外部からケー
スの端子部に差し込んだ電線を端子導体との接続位置に
ねじ締結するようにした開閉器の端子構造で、その端子
金具が端子導体の先端に遊嵌したボックス形端子金具
と、該端子金具の頂部に上方から螺合した端子ねじと、
上辺に端子ねじを嵌挿し、かつ下辺を前記端子金具の内
方に挿入して組付けたコ字形の電線押え金具とからなる
ものにおいて、前記のボックス形端子金具を、Ｕ字形に
板金加工した下部片と、上面に端子ねじ穴をバーリング
加工して前記下部片の上部に係止固定した上部片とから
構成する（請求項２）。
導体の先端にねじ付き端子金具を装着し、外部からケー
スの端子部に差し込んだ電線を端子導体との接続位置に
ねじ締結するようにした開閉器の端子構造で、その端子
金具が端子導体の先端に遊嵌したボックス形端子金具
と、該端子金具の頂部に上方から螺合した端子ねじと、
上辺に端子ねじを嵌挿し、かつ下辺を前記端子金具の内
方に挿入して組付けたコ字形の電線押え金具とからなる
ものにおいて、前記のボックス形端子金具を、Ｕ字形に
板金加工した下部片と、上面に端子ねじ穴をバーリング
加工して前記下部片の上部に係止固定した上部片とから
構成する（請求項２）。
【００１１】この構成によれば、端子金具が二つの部品
からなるが、図５の従来構造と比べて折り曲げ加工が４
箇所から２箇所に削減でき、しかも複雑な折り重ね加工
を必要としないため製作が容易で部品の生産性が向上す
る。また、上部片のねじ穴にバーリング加工を施したこ
とで、高いねじ締め強度が確保できる。
からなるが、図５の従来構造と比べて折り曲げ加工が４
箇所から２箇所に削減でき、しかも複雑な折り重ね加工
を必要としないため製作が容易で部品の生産性が向上す
る。また、上部片のねじ穴にバーリング加工を施したこ
とで、高いねじ締め強度が確保できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図
１，および図２に示す実施例に基づいて説明する。な
お、各実施例の図中で図４，図５に対応する同一部材に
は同じ符号を付してその説明は省略する。
１，および図２に示す実施例に基づいて説明する。な
お、各実施例の図中で図４，図５に対応する同一部材に
は同じ符号を付してその説明は省略する。
【００１３】〔実施例１〕図１は本発明の請求項１に対
応する固定接触子の組立構造，およびその組立て手順を
表す説明図である。この実施例においては、ケース１
（図３参照）の中間ケース１ｂに対し、その端子部８の
底部側にはしゃ断部との間を仕切るように断面Ｌ字形の
仕切隔壁１ｂ-3が一体成形されており、その仕切隔壁１
ｂ-3の後端と端子部の後面壁１ｂ-2との間には端子導体
引出し通路１ｂ-4が開口している。
応する固定接触子の組立構造，およびその組立て手順を
表す説明図である。この実施例においては、ケース１
（図３参照）の中間ケース１ｂに対し、その端子部８の
底部側にはしゃ断部との間を仕切るように断面Ｌ字形の
仕切隔壁１ｂ-3が一体成形されており、その仕切隔壁１
ｂ-3の後端と端子部の後面壁１ｂ-2との間には端子導体
引出し通路１ｂ-4が開口している。
【００１４】そして、中間ケース１ｂに固定接触子２を
組付ける際に、中間ケース１ｂの下面側から負荷側の端
子に対応するヘアピン形状の固定接触子２を挿入してそ
の先端部に形成した端子導体２ａを前記通路１ｂ-4へ斜
め方向に差し込み、さらに固定接触子２を図示矢印Ｐの
ように送り込んで端子導体２ａを端子部８の中に引出
し、同時に固定接触子２の左右両サイドに形成した突起
２ｂ（図４の斜視図参照）をケース側の案内溝１ｂ-1に
圧入する。これにより、固定接触子２は前記の仕切隔壁
１ｂ-3を挟み込んで所定の組立位置に安定よく保持され
る。
組付ける際に、中間ケース１ｂの下面側から負荷側の端
子に対応するヘアピン形状の固定接触子２を挿入してそ
の先端部に形成した端子導体２ａを前記通路１ｂ-4へ斜
め方向に差し込み、さらに固定接触子２を図示矢印Ｐの
ように送り込んで端子導体２ａを端子部８の中に引出
し、同時に固定接触子２の左右両サイドに形成した突起
２ｂ（図４の斜視図参照）をケース側の案内溝１ｂ-1に
圧入する。これにより、固定接触子２は前記の仕切隔壁
１ｂ-3を挟み込んで所定の組立位置に安定よく保持され
る。
【００１５】〔実施例２〕図２(a) 〜(d) は本発明の請
求項２に対応する端子金具の組立構造を表す図である。
この実施例において、基本的な構造は図５に示した従来
例と同じであるが、ボックス形端子金具９がＵ字形の下
部片９ｂと、下部片９ｂの上部に係止固定した上部片９
ｃとの二分割構造になり、上部片９ｃはその左右側縁に
形成した突起９ｃ-1を下部片９ｂの側面に開口した係合
穴９ｂ-1に嵌め込んでかしめ止めしている。また、上部
片９ｃには端子ねじ１０を螺合するねじ穴９ａが開口し
ており、そのねじ穴部にはバーリング加工（バーリング
加工部を符号９ｃ-2で示す）が施されている。また、下
部片９ｂの作製には短冊状の銅板の両端部に前記係合穴
９ｂ-1を穿孔した上で、その左右壁部を折り曲げ加工し
て形成する。
求項２に対応する端子金具の組立構造を表す図である。
この実施例において、基本的な構造は図５に示した従来
例と同じであるが、ボックス形端子金具９がＵ字形の下
部片９ｂと、下部片９ｂの上部に係止固定した上部片９
ｃとの二分割構造になり、上部片９ｃはその左右側縁に
形成した突起９ｃ-1を下部片９ｂの側面に開口した係合
穴９ｂ-1に嵌め込んでかしめ止めしている。また、上部
片９ｃには端子ねじ１０を螺合するねじ穴９ａが開口し
ており、そのねじ穴部にはバーリング加工（バーリング
加工部を符号９ｃ-2で示す）が施されている。また、下
部片９ｂの作製には短冊状の銅板の両端部に前記係合穴
９ｂ-1を穿孔した上で、その左右壁部を折り曲げ加工し
て形成する。
【００１６】そして、前記のボックス形端子金具９に端
子ねじ１０，電線押え金具１１を取付けて図２(a),(b)
に示す組立体を構成し、この組立体を図１に示した中間
ケース１ｂに挿入し、ボックス形端子金具９を端子導体
２ａの先端に差し込んで端子部８が完成する。なお、図
示実施例は負荷側の端子構造について述べたが、電源側
の端子構造についても同様な端子金具で構成するものと
する。
子ねじ１０，電線押え金具１１を取付けて図２(a),(b)
に示す組立体を構成し、この組立体を図１に示した中間
ケース１ｂに挿入し、ボックス形端子金具９を端子導体
２ａの先端に差し込んで端子部８が完成する。なお、図
示実施例は負荷側の端子構造について述べたが、電源側
の端子構造についても同様な端子金具で構成するものと
する。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成により
次記の効果を奏する。 (1) 請求項１の構成によれば、固定接触子をケースに組
み込む際に、従来構造のようにケースとは別部品の絶縁
隔壁部材をアダプタとして組合せる必要がなく、ケース
側に形成した仕切隔壁に固定して端子導体を端子部に引
き出すことができ、これにより部品点数，組立工数を削
減して製品のコストダウンが図れる。
次記の効果を奏する。 (1) 請求項１の構成によれば、固定接触子をケースに組
み込む際に、従来構造のようにケースとは別部品の絶縁
隔壁部材をアダプタとして組合せる必要がなく、ケース
側に形成した仕切隔壁に固定して端子導体を端子部に引
き出すことができ、これにより部品点数，組立工数を削
減して製品のコストダウンが図れる。
【００１８】(2) 請求項２の構成によれば、ボックス形
端子金具の作製に要する折り曲げ加工が２箇所で済み、
かつその板金加工手順も従来構造と比べて簡単に行えて
コストダウン，並びに生産性が向上する。
端子金具の作製に要する折り曲げ加工が２箇所で済み、
かつその板金加工手順も従来構造と比べて簡単に行えて
コストダウン，並びに生産性が向上する。
【図１】本発明の実施例１に対応する固定接触子の組立
構造，およびその組立て手順を表す説明図
構造，およびその組立て手順を表す説明図
【図２】本発明の実施例２に対応する端子金具の組立構
造図であり、(a),(b) はそれぞれ組立状態の側面図，お
よび正面図、(c) は(a) 図の矢視Ｂ−Ｂ断面図、(d) は
分解斜視図
造図であり、(a),(b) はそれぞれ組立状態の側面図，お
よび正面図、(c) は(a) 図の矢視Ｂ−Ｂ断面図、(d) は
分解斜視図
【図３】本発明の実施対象となる回路遮断器の従来例の
構成図であり、(a) は平面図、(b) は側視断面図
構成図であり、(a) は平面図、(b) は側視断面図
【図４】図３における固定接触子の構造，およびその組
立て手順を表す説明図
立て手順を表す説明図
【図５】図３における端子金具の組立構造図であり、
(a),(b) はそれぞれ組立状態の側面図，および正面図、
(c) はボックス形端子金具の外観斜視図
(a),(b) はそれぞれ組立状態の側面図，および正面図、
(c) はボックス形端子金具の外観斜視図
１ ケース ２ 固定接触子 ２ａ 端子導体 ８ 端子部 ９ ボックス形端子金具 ９ａ ねじ穴 ９ｂ Ｕ字形の下部片 ９ｃ 上部片 ９ｃ-2 バーリング加工部 １０ 端子ねじ １１ 電線押え金具
フロントページの続き (72)発明者 久保山 勝典 神奈川県川崎市川崎区田辺新田１番１号 富士電機株式会社内 (72)発明者 高橋 龍典 神奈川県川崎市川崎区田辺新田１番１号 富士電機株式会社内 (72)発明者 堀 進一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田１番１号 富士電機株式会社内 Ｆターム(参考） 5E012 BA26 5G030 BA05 XX06 XX12 YY04 5G052 AA40 BB07 HA02
Claims (2)
- 【請求項１】ケース内部から端子部に引出した端子導体
の先端にねじ付き端子金具を装着し、外部からケースの
端子部に差し込んだ電線を端子導体との接続位置にねじ
締結するようにした開閉器の端子構造であり、端子導体
をケース内のしゃ断部に組み込んだヘアピン形状の固定
接触子を延長して形成したものにおいて、ケースのしゃ
断部と端子部との間に端子導体の引出し通路を残して仕
切隔壁を形成し、該仕切隔壁に固定接触子を挟持固定し
た上で前記引出し通路を通して端子導体を端子部に引き
出すようにしたことを特徴とする開閉器の端子構造。 - 【請求項２】ケース内部から端子部に引出した端子導体
の先端にねじ付き端子金具を装着し、外部からケースの
端子部に差し込んだ電線を端子導体との接続位置にねじ
締結するようにした開閉器の端子構造であり、その端子
金具が端子導体の先端に遊嵌したボックス形端子金具
と、該端子金具の頂部に上方から螺合した端子ねじと、
上辺に端子ねじを嵌挿し、かつ下辺を前記端子金具の内
方に挿入して組付けたコ字形の電線押え金具とからなる
ものにおいて、前記のボックス形端子金具を、Ｕ字形に
板金加工した下部片と、上面に端子ねじ穴をバーリング
加工して前記下部片の上部に係止固定した上部片とから
構成したことを特徴とする開閉器の端子構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11021092A JP2000222996A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 開閉器の端子構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11021092A JP2000222996A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 開閉器の端子構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000222996A true JP2000222996A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12045239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11021092A Withdrawn JP2000222996A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 開閉器の端子構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000222996A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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