JP2000210998A - 電動式射出成形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構造 - Google Patents

電動式射出成形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構造

Info

Publication number
JP2000210998A
JP2000210998A JP11016309A JP1630999A JP2000210998A JP 2000210998 A JP2000210998 A JP 2000210998A JP 11016309 A JP11016309 A JP 11016309A JP 1630999 A JP1630999 A JP 1630999A JP 2000210998 A JP2000210998 A JP 2000210998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
screw
screw shaft
fixing
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11016309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3472915B2 (ja
Inventor
Akio Oguro
秋雄 小黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
Priority to JP01630999A priority Critical patent/JP3472915B2/ja
Publication of JP2000210998A publication Critical patent/JP2000210998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3472915B2 publication Critical patent/JP3472915B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ軸の取付け部に対する軸径を小さくし
て、装置の小型化、材料、加工費の軽減を図り、ねじ軸
に作用する回転力と軸方向荷重を確実に支持する。 【解決手段】プッシャープレート12に回転自在に支持
したボールナット38に、フロントプレート10に固定
したボールねじ18のねじ部18bがねじ込まれてい
る。ボールねじ18は、フロントプレート10のボス部
10aの軸取付け穴10dに軸部18cが挿入され,装
着穴10eに装着された摩擦式締結要素37と、軸部1
8cの一端側に形成したねじ18eに螺合したナットお
よび軸部18cの他端側に設けたフランジ18dからな
る軸方向固定手段36とにより、ボールねじ18に作用
する回転力と軸方向荷重を支持されてフロントプレート
10に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動式射出成形機の
駆動装置におけるねじ軸の固定構造に関し、詳しくは、
固定部材または可動部材の一方に設けたねじ軸に、固定
部材または可動部材の他方に設けた駆動ナットがねじ込
まれ、該駆動ナットを電動モータで回転させることによ
り、前記可動部材が固定部材に対して移動して所要の動
作が行われるようにした電動式射出成形機の駆動装置に
おけるねじ軸の固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動式射出成形機として図4に示すもの
知られている。この電動式射出成形機は、マシンベース
1上の一側に、固定盤2と、該固定盤2にタイバー3に
よって連結されたエンドプレート4と、前記固定盤2と
エンドプレート4との間にあってタイバー3に案内され
て前記固定盤2に対して進退移動し、固定盤2との間で
金型5を型締め、型開する可動盤6と、該可動盤6を移
動させる駆動装置7とからなる型締装置Aが設けられ、
また、マシンベース1上の他側に、内部に周方向に回転
自在にかつ軸方向に移動自在に挿入された射出スクリュ
(作動部材)8を有する加熱筒9と、該加熱筒9を支持
するフロントプレート10と、該フロントプレート10
にガイドバー11を介して支持され、前記射出スクリュ
8を回転自在に支持するプッシャープレート12と、該
プッシャープレート12を介して前記射出スクリュ8を
軸方向に進退移動させる駆動装置13とからなる射出装
置Bが設けられている。
【0003】そして、前記型締装置Aの駆動装置7は、
エンドプレート(固定部材)4と可動盤6とに連結した
トグル機構14のクロスヘッド(可動部材)14aに取
り付けたボールねじ15に、エンドプレート4に回転自
在に支持したボールナット16がねじ込まれ、該ボール
ナット16を、プーリやベルト等の伝動機構17aを介
して電動モータ17で回転させることにより、前記クロ
スヘッド14をボールねじ15の軸方向に移動させて、
トグル機構14を介して可動盤6を駆動するように構成
されている。
【0004】また、前記射出装置Bの駆動装置13は、
従来、図5に詳細に示すように、フロントプレート(固
定部材)10のボス部(取付け部)10aにあけた軸取
付け穴10bに、一対のボールねじ18(図5では1つ
のみ図示)の大径に形成された一端側の軸部18aが挿
入され、かつ、前記軸取付け穴10bに形成した装着穴
10cに装着した回転方向と軸方向の移動を止める締結
手段19によって、前記軸部18aが前記フロントプレ
ート10に固定されている。そして、前記ボールねじ1
8の他端側にはボールナット(駆動ナット)20がねじ
込まれている。該ボ−ルナット20は、前記プッシャー
プレート(可動部材)12に軸受21,21で回転自在
に支持されたスリーブ22の一端側のフランジ22aに
結合されている。
【0005】そして、前記スリーブ22に締結手段23
aを介して固定されたプーリ23を、前記プッシャープ
レート12に固定した電動モータ24(図4を参照)で
伝動機構24aを介して回転させて、前記ボールナット
20を回転させることによって、フロントプレート10
に対してプッシャープレート12が接近、離間移動する
ように構成されている。このプッシャープレート12の
移動により前記射出スクリュ8が加熱筒9内を軸方向に
前後進移動して、溶融樹脂の射出動作または計量時の後
退動作が行われるようになっている。
【0006】前記射出装置Bの駆動装置13において、
前記フロントプレート(固定部材)10のボス部10a
に、回転方向と軸方向の移動を止めてボールねじ18の
軸部18aを固定する締結手段19として、図6に示す
ような摩擦式締結要素が使用されている。
【0007】該摩擦式締結要素は、円筒の内面の両側に
両端部が大径になるような一対のテーパを形成したアウ
ターレース19aと、円筒の外面の両側に両端が小径に
なるような一対のテーパを形成したインナーレース19
bと、アウターレース19aとインナーレース19bと
の一端側の間にあってそれらのテーパに合致するテーパ
を内外面に有すると共に、端面に貫通させ周方向に適宜
間隔をあけて形成した複数のねじ孔19cを有する第一
のテーパリング19dと、アウターレース19aとイン
ナーレース19bとの他端側の間にあってそれらのテー
パに合致するテーパを内外面に有すると共に、端面に貫
通させ周方向に適宜間隔をあけ前記ねじ孔19cに対応
して形成した複数のボルト孔19eを有する第二のテー
パリング19fと,該第二のテーパリング19fのボル
ト孔19eを貫通して前記第一のテーパリング19dの
ねじ孔19cにねじ込まれたボルト19gとから構成さ
れている。なお、アウターレース19aとインナーレー
ス19bには軸方向の全長にわたり径方向に貫通するス
リットが設けられている。
【0008】そして、前記ボルト19gを締め、緩めす
ることにより、前記アウターレース19aとインナーレ
ース19bの内外径を拡大、縮小させて、インナーレー
ス19bに嵌合した前記ボールねじ18の軸部18a
と、前記アウターレース19aをボス部10aの装着穴
10cに嵌合させた前記フロントプレート10とを摩擦
力により一体に結合し、またはその結合の解除ができる
ようになっている。
【0009】なお、図4において、25は、プーリやベ
ルト等の伝動機構26を介して前記射出スクリュ8を回
転させる電動モータで、前記プッシャープレート12に
固定されている。27は、前記フロントプレート10に
設けたボールナット28にねじ込まれたボールねじ軸2
9を回転させるノズルタッチ用の電動モータであり、射
出装置Bを前記固定盤2に対して前進、後退移動させ
る。また、30は、型締装置Aに設けたエジェクタであ
って、電動モータ31でボールねじ軸にボールナットを
ねじ込んだねじ機構32を介してエジェクタ板33を駆
動してエジェクタピン34を作動させるようになってい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、射出装
置Bの駆動装置13においては、射出スクリュ8による
溶融樹脂の射出動作または計量時の後退動作を行う際、
前記フロントプレート(固定部材)10のボス部10a
に固定されたボールねじ18に対し、ボールナット20
が回転されて前記プッシャープレート12が移動する
が、該プッシャープレート12には射出スクリュ8の動
作に伴う反力がかかり、これがボールナット20を介し
てボールねじ18に対し回転力と軸方向荷重として作用
する。
【0011】したがって、従来の駆動装置13は、前記
フロントプレート(固定部材)10のボス部10aにボ
ールねじ18を固定する締結手段19としての摩擦式締
結要素には、前記回転力と軸方向荷重の双方がかかり、
これを支持するに必要な大きな摩擦力を得るために、前
記ボス部10aの装着穴10cとボールねじ18の軸部
18aの直径を大きくして、サイズの大きなものを使用
しなければならなかった。
【0012】このため、ボールねじ18の軸部18aの
直径がねじ部18bに必要な直径に比べてかなり大きく
なり、ボールねじ18や軸取付け穴10bの加工工数が
増し、余分な加工費がかかるばかりでなく、材料も無駄
になる問題があり、ボールねじ18が長い場合にはその
問題は一層顕著である。また、摩擦式締結要素(締結手
段)19が大きいために、それを装着するボス部10a
の外形も大きくなり、射出装置Bひいては機械全体が大
きくなるといった問題があった。
【0013】そこで、本発明は、固定部材または可動部
材に対し、回転方向と軸方向の移動を止めてねじ軸を固
定するにあたり、摩擦式締結要素をサイズの大きなもの
を使用しなくて済み、材料や加工費が節減できる電動式
射出成形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構造を提供
することを目的とする。また、本発明の他の目的は、ね
じ軸を固定する固定部材または可動部材の取付け部の大
きさを小さくでき、機械もしくはその部品を小型化でき
る製作の容易な電動式射出成形機の駆動装置におけるね
じ軸の固定構造を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、固定部材と可動部材のうちの一
方にねじ軸が固定され、前記固定部材と可動部材のうち
の他方に前記ねじ軸にねじ込まれた駆動ナットが回転自
在に支持され、該駆動ナットを電動モータにより回転さ
せることにより、前記可動部材が固定部材に対して移動
して所要の動作が行われるようになっている電動式射出
成形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構造おいて、前
記ねじ軸は、その一端側の軸部が、前記固定部材または
可動部材の取付け部にあけた軸取付け穴に挿入されて、
該軸取付け穴と前記軸部との間に装着された回転固定手
段により回転方向の移動が止められ、かつ、前記軸部に
固着されたフランジと該軸部の端部に着脱可能に固定し
た締結部材とからなる軸方向固定手段により軸方向の移
動が止められており、他端側のねじ部が前記駆動ナット
にねじ込まれた構成としている。
【0015】上記構成の発明においては、固定部材と可
動部材のうちの他方に支持された駆動ナットが電動モー
タにより回転されると、固定部材と可動部材のうちの一
方に固定されたねじ軸が、駆動ナットに対してその軸方
向に相対移動し、固定部材に対して可動部材が相対移動
を行い、可動部材に設けられている作動部材が所要の動
作を行う。上記構成の装置によれば、可動部材に設けら
れている作動部材の所要の動作に伴ってねじ軸に生じる
回転力と軸方向荷重は、回転固定手段と軸方向固定手段
とにより固定部材または可動部材に確実に支持され、特
に、軸方向荷重は軸方向固定手段により強固に支持され
るので、回転固定手段は、回転力だけを支持すればよ
く、大きな駆動力を要する駆動装置であっても、特別大
きなサイズのものを使用しなくて済む。
【0016】上記構成の装置において、前記軸方向固定
手段における締結部材を、前記ねじ軸の軸部の端部外周
に形成したねじに螺合したナットとして構成し(請求項
2)、または前記ねじ軸の軸端部側の外周に形成した環
状溝に装着した割リングとして構成することができる
(請求項3)。これらの構成によれば、前記軸方向固定
手段の構造が簡単で製作もし易いうえに、ねじ軸に生じ
る軸方向荷重が一層強固に支持される。
【0017】また、上記構成の装置において、前記回転
固定手段を、インナーレースと、アウターレースと、そ
れらの間にあって互いに向かい合わせて設けられた一対
のテーパリングとを有し、それらのテーパリングをボル
トで相互に接近、離間させることにより、前記インナー
レースとアウターレースとを半径方向に拡縮させ、摩擦
力によりねじ軸の軸部を軸取付け穴に固定する摩擦式締
結要素として構成することができる(請求項4)。この
構成によれば、前記回転固定手段を装着する固定部材ま
たは可動部材の軸取付け穴の加工も簡単になり、該軸取
付け穴へのねじ軸の前記回転固定手段による固定および
その解除も容易である。
【0018】さらに、上記構成の装置において、前記回
転固定手段を、前記取付け部に設けたスプライン穴と、
前記ねじ軸の軸部に設けられ、前記スプライン穴に嵌合
するスプライン軸とから構成し(請求項5)、または、
前記軸取付け穴と前記ねじ軸の軸部のうちの一方に設け
たキーと、前記軸取付け穴と前記ねじ軸の軸部のうちの
他方に設けられ前記キーと嵌合するキー溝とから構成す
ることができる(請求項6)。
【0019】さらに、上記構成の装置において、前記固
定部材を、射出装置の加熱筒を支持するフロントプレー
トとし、前記可動部材を、前記加熱筒内に回転自在にか
つ軸方向に移動自在に挿入されている射出スクリュを軸
方向に押圧するプッシャープレートとすることができる
(請求項7)。この構成によれば、フロントプレートに
対してプッシャープレートを移動させることにより、射
出装置の射出スクリュを軸方向に前後進させ、射出動作
または計量時の後退動作を行うことができる。
【0020】さらに、上記構成の装置において、前記固
定部材を、型締装置の可動盤を移動させるトグル機構の
一端を支持するエンドプレートとし、前記可動部材を、
前記トグル機構のクロスヘッドとすることができる(請
求項8)。この構成によれば、エンドプレートに対して
トグル機構のクロスヘッドを移動させることにより、ト
グル機構を介して前記型締装置の可動盤を固定盤に対し
て移動させ、それらの間に設けた金型の型締め、型開の
動作を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図3を参照して説明する。なお、従来の装置にお
ける構成要素と同一の要素には、同一の符号を付してそ
の詳細説明は省略する。図面は本発明を射出装置の駆動
装置に適用した実施の形態を示し、10はフロントプレ
ート(固定部材)である。該フロントプレート10の両
側に設けた一対のボス部(取付け部)10a(図1,図
3では1のみ図示)には、加熱筒9の軸方向に平行に貫
通した軸取付け穴10dがあけられ、該軸取付け穴10
dの一端側(図で左側)に軸取付け穴10dより大径に
形成した装着穴10eが設けられている。
【0022】前記軸取付け穴10dは、従来装置の取付
け穴10bよりも小径に形成されており、該軸取付け穴
10dには、回転力と軸方向荷重に見合った強度の直径
を有する一端側の軸部18cが、その他端側のフランジ
18dを前記ボス部10aの他端面に当接させて挿入さ
れている。ボールねじ18の軸部18cの端部にはねじ
18eが形成され、該ねじ18eに前記ボス部10aの
一端面に当接させたナット(締結部材)35がねじ込ま
れ、該ナット35と前記フランジ18cとにより軸方向
固定手段36が構成され、該軸方向固定手段36によっ
て前記ボス部10aに対するボールねじ18の軸方向へ
の相対移動が阻止されるようになっている。前記フラン
ジ18dはボールねじ18cに別体に形成したリングを
固定することによって構成してもよい。
【0023】また、前記装着穴10eには、前記従来装
置の摩擦式締結要素(締結手段)19と同様な構造を有
し,サイズがそれよりも小さい摩擦式締結要素(回転固
定手段)37が装着されており、該摩擦式締結要素37
により前記ボス部10aに対するボールねじ18の周方
向への相対回転が阻止されるようになっている。なお、
前記ナット35には前記装着穴10eに嵌合する短軸部
35aが設けられ、これによりボールねじ18の軸部1
8cの装着穴10eに対する平行度を維持させ、摩擦式
締結要素による締結状態が良好に保たれるようになって
いる。
【0024】一方、ボールねじ18のねじ部18bは、
プッシャープレート(可動部材)12に回転自在に支持
されたボールナット(駆動ナット)38にねじ込まれて
いる。該ボールナット38のプッシャープレート12に
対する支持構造は以下の通りである。すなわち、前記プ
ッシャープレート12の両側のボス部(図1,図2では
片側のみ図示)には、軸受装着穴12a,12bを有す
る貫通穴12cが設けられ、該軸受装着穴12a,12
bに大、小径の軸受39a,39bがそれぞれ装着され
ている。そして、前記貫通穴12c内に位置した一方の
ボールナット体38aが、前記軸受39a,39bに挿
入されることによりプッシャープレート12に回転自在
に支持されている。
【0025】前記ボールナット体38aは、その一端側
のフランジ40に、他のボールナット体38bが、調整
部材41を介在させて自体のフランジ40を突き合わ
せ、ボルト40aにより一体に結合されている。前記ボ
ールナット体38aのフランジ40と反対側の他端面4
2には、周方向に適宜間隔をあけて複数のねじ孔43が
形成されている。
【0026】そして、ボールねじ18が通る穴を有する
軸受押さえカラー44が、前記他端面42に当接され、
該軸受押さえカラー44を貫通し前記ねじ孔43に螺合
するボルト45により前記ボールナット体38aに固定
されている。軸受押さえカラー44は、その外周部に、
前記ボールナット体38aの他端部に向けて突出して該
他端部に嵌合するフランジ部44aが設けられ、前記ボ
ールナット体38aと同一の軸心に位置決めされてい
る。さらに、軸受押さえカラー44はフランジ部44a
の端面が調整リング46を介して小径の軸受39bの内
輪の外端面に当接し、大径の軸受39aの内輪の外端面
に当接するフランジ40と共に大、小径の軸受39a,
39bに対する前記ボールナット体38aの軸方向の相
対移動を阻止するようになっている。
【0027】前記プッシャープレート12に取り付けた
軸受装着穴12bを閉鎖するカバー47の内周には、軸
受押さえカラー44の外周部に摺接するオイルシール
(シール部材)47aが装着されている。大径の軸受3
9aを装着する軸受装着穴12aの底部には、周方向に
適宜間隔をあけて複数の孔48が設けられ、該孔48に
収納した圧縮ばね49により各軸受39a,39bに予
圧が与えられている。なお、軸受装着穴12aを閉鎖す
るカバー50の内周にも、前記フランジ40の外周部に
摺接するオイルシール50aが装着されている。ボール
ナット38は、前記の通りボールナット体38aとボー
ルナット体38bとからなり、該ボールナット体38b
に締結手段23aにより取り付けたプーリ23が、前記
電動モータ24にベルト等の伝動機構24aを介して連
絡されている。その他の構成については従来装置と変わ
るところがない。
【0028】上記構成の装置においては、従来装置と同
様に、電動モータ24が回転すると、プーリ23を介し
てボールナット38が回転し、これにより前記プッシャ
ープレート12がフロントプレート10に対して加熱筒
9の軸方向に進退移動するので、プッシャープレート1
2に支持されている射出スクリュ(作動部材)8が加熱
筒9内をその軸方向に前後進移動する。そして、射出工
程では射出スクリュ8が前進移動して加熱筒9内の溶融
樹脂が型締装置Aで型締めされた金型5のキャビティに
射出され、また、計量工程では電動モータ25で回転さ
れる射出スクリュ8が後退されて、射出スクリュ8の前
方の加熱筒9内に溶融樹脂が計量される。
【0029】上記射出スクリュ8による溶融樹脂の射出
動作または計量時の後退動作が行われる際には、前記フ
ロントプレート10のボス部10aに固定されたボール
ねじ18に対し、射出スクリュ8の動作に伴う反力が、
ボールナット38を介して回転力と軸方向荷重として作
用する。該軸方向荷重は、前記ボールねじ18のフラン
ジ18dとボールねじ18の軸部18cのねじ18eに
螺合した前記ナット35とで構成された軸方向固定手段
36によって前記ボス部10aに確実に支持される。そ
して、前記回転力は、前記軸方向固定手段36のナット
35の締め付けによる該ナット35及びフランジ18d
とボス部10aとの間に生ずる摩擦力と、回転固定手段
としての摩擦式締結要素37とにより前記ボス部10a
に支持される。したがって、摩擦式締結要素37には従
来装置のように軸方向荷重が作用しないうえに、上記摩
擦力が加わるので、該摩擦式締結要素37は比較的小さ
いサイズ(容量)のものであっても前記回転力の支持を
確実に行える。
【0030】前記実施の形態においては、ボールねじ1
8の軸部18cをフロントプレート10のボス部10a
に軸方向の移動を止めて固定する軸方向固定手段36に
おける締結部材を、前記軸部18cの端部にねじ18e
を形成し、これにナット35を螺合した構成としたが、
これに代え、図3に示すように、前記ねじ軸18の軸部
18cの端部側外周に環状溝18fを形成し、複数に分
割されたリング状部材を相互にボルト等により締め付け
て一体に結合される割リング51を前記環状溝18fに
装着した構成としてもよい。
【0031】上記において環状溝18fの一端側(図で
左側)の壁面を、対向壁面側に向って径が小さくなるよ
うに傾斜したテーパ面18gに形成し、前記割リング5
1の内周面の一端側を上記テーパ面18gに合致するテ
ーパ面51aに形成すると、割リング51を環状溝18
fに装着して締め付けた際、上記テーパ面18gとテー
パ面51aとによって割リング51が前記ボス部10a
の側へ押し付けられ、該ボス部10aに対するボールね
じ18の軸方向の移動を阻止し、軸方向の固定が一層強
固に行える。
【0032】また、前記実施の形態においては、前記回
転固定手段は、アウターレース19aとインナーレース
19bとを、それらの間のテーパリング19d,19f
をボルト19gで相互に接近、離間させることにより半
径方向に拡縮させ、摩擦力によりボールねじ軸18の軸
部18cを前記軸取付け穴10dに固定する形式の摩擦
式締結要素37が採用されているが、摩擦式締結要素と
しては上記の形式のものに限定されず、その他の形式の
ものを採用することもできる。
【0033】さらに、前記実施の形態においては、前記
回転固定手段は、摩擦式締結要素37が採用されている
が、これに代え、ボス部10aにスプライン穴を設ける
と共に、前記ボールねじ18の軸部18cに前記スプラ
イン穴に嵌合するスプライン軸を設けた構成とすること
ができる。また、前記ボス部10aと前記軸部18cの
うちの一方に設けたキーと、前記ボス部10aと前記の
軸部18cのうちの他方に設けられ前記キーと嵌合する
キー溝とから構成することもできる。このように構成す
ると、摩擦力に依存しないで、機械部分の当接を介して
強制的に回転力を止めて、ボールねじ18を前記ボス部
10aに確実に固定することができる。
【0034】なお、前記実施の形態においては、ボール
ナット38を軸受39a,39bを介してプッシャープ
レート12に装着するにあたり、軸受39a,39bに
対するボールナット体38aの軸方向の相対移動を阻止
する軸受押さえカラー44を、該ボールナット体38a
の他端面42に当接させて設けた構成となっているの
で、ボールナット体38aの他端側の外周部に軸受押さ
えナットを螺合するねじを加工する必要がなく、加工も
し易いし、軸受39a,39bの間隔を大きくとること
ができる。
【0035】したがって、上記構成のボールナット体3
8の支持構造は、各軸受39a,39bの負担する荷重
が軽減され、ボールナット体38aを確実に支持できて
好ましい。しかし、本発明においては、ボールナットを
プッシャープレート12に対し回転自在に支持する支持
構造は、前記実施の形態のものに限定されず任意であ
り、図5に示す前記従来装置のボールナット20のプッ
シャープレート12に対する支持構造と同様に構成する
こともできる。
【0036】また、上記の実施の形態では、フロントプ
レート10にボールねじ18が固定され、プッシャープ
レート12にボールナット38が回転自在に支持された
構成の射出装置Bに本発明を適用したが、これとは逆に
プッシャープレート12にボールねじ18が固定され、
フロントプレート10にボールナット38が回転自在に
支持された構成の射出装置に本発明を適用してもよい。
【0037】さらに、フロントプレート10にガイドバ
ーでリヤープレート(固定部材)を連結し、それらの間
に上記ガイドバーに沿って移動するプッシャープレート
(可動部材)12を設けた形式の射出装置において、上
記リヤープレートとプッシャープレート12の一方にボ
ールねじ18を固定し、他方にボールナット38を回転
自在に支持した構成として本発明を適用してもよい。
【0038】また、型締装置Aの駆動装置7において、
トグル機構14のクロスヘッド(可動部材)14aにボ
ールねじ18を固定し、エンドプレート(固定部材)4
にボールナット38を回転自在に支持した構成にして本
発明を適用してもよい。また、可動盤6をトグル機構1
4を介さないで直接に駆動する直圧式の型締装置におい
ては、可動盤(可動部材)とエンドプレート(固定部
材)の一方にボールねじ18を固定し、他方にボールナ
ット38を回転自在に支持した構成にして本発明を適用
してもよい。
【0039】また、型締装置Aに付設されるエジェクタ
30において、エジェクタピン34を有するエジェクタ
板(可動部材)33にボールねじ18を固定し、可動盤
もしくはそれに固定した部材にボールナット38を回転
自在に支持し、電動モータ31によりボールナット38
を回転させる構成にして本発明を適用することもでき
る。また、前記実施の形態においては、ねじ軸とこれに
ねじ込まれる駆動ナットとを、ボールねじ18とボール
ナット38とで構成しているが、これらに代えて角ねじ
や台形ねじ等を有するねじ軸とこれに適合するナットと
を使用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明のように、請求項1に記載の発
明によれば、可動部材または固定部材の一方に回転自在
に支持した駆動ナットにねじ込まれたねじ軸は、その一
端側の軸部が、前記固定部材または可動部材の取付け部
にあけた軸取付け穴に挿入されて、該軸取付け穴と前記
軸部との間に装着された回転固定手段により回転方向の
移動が止められ、かつ、前記軸部に固着されたフランジ
と該軸部の端部に着脱可能に固定した締結部材とからな
る軸方向固定手段により、軸方向の移動が止められた構
成となっている。
【0041】したがって、可動部材に設けられている作
動部材の所要の動作に伴ってねじ軸に生じる回転力と軸
方向荷重は、それぞれ回転固定手段と軸方向固定手段と
により固定部材または可動部材に確実に支持され、特
に、軸方向荷重は軸方向固定手段により強固に支持され
るので、回転固定手段は、軸方向固定手段による摩擦力
の付加分を減じた小さな回転力だけを支持すればよく、
大きな駆動力を要する駆動装置であっても、特別大きな
サイズのものを使用しなくて済む。このため、ねじ軸
は、前記固定部材または可動部材の取付け部へ挿入する
軸部の直径をねじ部に比べて過大にする必要がなく、前
記ねじ軸の最大径を従来装置のものより小さくできるの
で、材料や加工費が節減できると共に、固定部材または
可動部材の取付け部の大きさを小さくできるので、機械
もしくはその部品を小型化することができるうえ、その
製作も容易である。
【0042】請求項2と請求項3に記載の発明によれ
ば、前記ねじ軸の軸部の端部外周に形成したねじに螺合
したナット、または、前記ねじ軸の軸端部側の外周に形
成した環状溝に装着した割リングが、前記軸方向固定手
段における締結部材として機能して、ねじ軸に生じる軸
方向荷重を一層強固に支持することができる。前記軸方
向固定手段の構造が簡単で製作もし易く、装置の組み付
け、取り外しも容易にできる。
【0043】請求項4に記載の発明によれば、回転固定
手段としての摩擦式締結要素がインナーレースとアウタ
ーレースの拡大、縮小させて前記ねじ軸の軸端部を、固
定部材または可動部材の取付け部の軸取付け穴に固定す
るものであるから、前記ねじ軸の軸端部や軸取付け穴に
は特別の加工を施さなくてもよく、装置の製作が簡単に
なり、前記軸取付け穴へのねじ軸の前記回転固定手段に
よる固定およびその解除も容易にできる。
【0044】請求項5と請求項6に記載の発明によれ
ば、回転固定手段は、スプラインやキーとスプライン穴
やキー溝とによる機械部分の当接により、前記ねじ軸に
作用する回転力を強制的に止めるので、前記ねじ軸の軸
端部の軸取付け穴に対する回転方向の固定を一層強固に
行うことができる。
【0045】請求項7と請求項8に記載の発明によれ
ば、上記各発明において、射出装置の加熱筒を支持する
フロントプレートと型締装置のエンドプレートを固定部
材とし、射出装置の射出スクリュを支持するプッシャー
プレートと型締装置の可動盤を駆動するトグル機構のク
ロスヘッドを可動部材としているので、作動部材として
の前記射出装置の射出スクリュや前記型締装置の可動盤
を確実に駆動して、該作動部材に所要の動作を円滑にさ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を電動式射出成形機における射出装置
の駆動装置に適用した実施の形態の要部を示す縦断面図
である。
【図2】 本発明を電動式射出成形機における射出装置
の駆動装置に適用した実施の形態を示す縦断面図であ
る。
【図3】 本発明を電動式射出成形機における射出装置
の駆動装置に適用した他の実施の形態の要部を示す断面
図である。
【図4】 電動式射出成形機全体図である。
【図5】 従来の電動式射出成形機の射出装置の駆動装
置におけるねじ軸の固定構造を示す縦断面図である。
【図6】 摩擦式締結要素の一例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
8 射出スクリュ(作動部材) 9 加熱筒 10 フロントプレート(固定部材) 10a ボス
部(取付け部) 10d 軸取付け穴 10e 装着
穴 12 プッシャープレート(可動部材) 18 ボール
ねじ(ねじ軸) 18b ねじ部 18c 軸部 18d フランジ 18e ねじ 18f 環状溝 18g テー
パ面 35 ナット(締結部材) 36 軸方向
固定手段 37 摩擦式締結要素(回転固定手段) 38 ボール
ナット(駆動ナット) 51 割リング 51a テー
パ面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材と可動部材のうちの一方にねじ
    軸が固定され、前記固定部材と可動部材のうちの他方に
    前記ねじ軸にねじ込まれた駆動ナットが回転自在に支持
    され、該駆動ナットを電動モータにより回転させること
    により、前記可動部材が固定部材に対して移動して所要
    の動作が行われるようになっている電動式射出成形機の
    駆動装置におけるねじ軸の固定構造おいて、 前記ねじ軸は、その一端側の軸部が、前記固定部材また
    は可動部材の取付け部にあけた軸取付け穴に挿入され
    て、該軸取付け穴と前記軸部との間に装着された回転固
    定手段により回転方向の移動が止められ、かつ、前記軸
    部に固着されたフランジと該軸部の端部に着脱可能に固
    定した締結部材とからなる軸方向固定手段により軸方向
    の移動が止められており、他端側のねじ部が前記駆動ナ
    ットにねじ込まれていることを特徴とする電動式射出成
    形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構造。
  2. 【請求項2】 前記軸方向固定手段における締結部材
    は、前記ねじ軸の軸部の端部側外周に形成したねじに螺
    合したナットであることを特徴とする請求項1に記載の
    電動式射出成形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構
    造。
  3. 【請求項3】 前記軸方向固定手段における締結部材
    は、前記ねじ軸の軸端部の外周に形成した環状溝に装着
    した割リングであることを特徴とする請求項1に記載の
    電動式射出成形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構
    造。
  4. 【請求項4】 前記回転固定手段は、インナーレース
    と、アウターレースと、それらの間にあって互いに向か
    い合わせて設けられた一対のテーパリングとを有し、該
    テーパリングをボルトで相互に接近、離間させることに
    より、前記インナーレースとアウターレースとを半径方
    向に拡縮させ、摩擦力によりねじ軸の軸部を前記軸取付
    け穴に固定する摩擦式締結要素であることを特徴とする
    請求項1,2,3のいずれかに記載の電動式射出成形機
    の駆動装置におけるねじ軸の固定構造。
  5. 【請求項5】 前記回転固定手段は、前記取付け部に設
    けたスプライン穴と、前記ねじ軸の軸部に設けられ、前
    記スプライン穴に嵌合するスプライン軸とからなること
    を特徴とする請求項1,2,3のいずれかに記載の電動
    式射出成形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構造。
  6. 【請求項6】 前記回転固定手段は、前記軸取付け穴と
    前記ねじ軸の軸部のうちの一方に設けたキーと、前記軸
    取付け穴と前記ねじ軸の軸部のうちの他方に設けられ前
    記キーと嵌合するキー溝とからなることを特徴とする請
    求項1,2,3のいずれかに記載の電動式射出成形機の
    駆動装置におけるねじ軸の固定構造。
  7. 【請求項7】 前記固定部材は、射出装置の加熱筒を支
    持するフロントプレートであり、前記可動部材は、前記
    加熱筒内に回転自在にかつ軸方向に移動自在に挿入され
    ている射出スクリュを軸方向に押圧するプッシャープレ
    ートであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
    かに記載の電動式射出成形機の駆動装置におけるねじ軸
    の固定構造。
  8. 【請求項8】 前記固定部材は、型締装置の可動盤を移
    動させるトグル機構の一端を支持するエンドプレートで
    あり、前記可動部材は、前記トグル機構のクロスヘッド
    であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
    記載の電動式射出成形機の駆動装置におけるねじ軸の固
    定構造。
JP01630999A 1999-01-25 1999-01-25 電動式射出成形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構造 Expired - Fee Related JP3472915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01630999A JP3472915B2 (ja) 1999-01-25 1999-01-25 電動式射出成形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01630999A JP3472915B2 (ja) 1999-01-25 1999-01-25 電動式射出成形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000210998A true JP2000210998A (ja) 2000-08-02
JP3472915B2 JP3472915B2 (ja) 2003-12-02

Family

ID=11912939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01630999A Expired - Fee Related JP3472915B2 (ja) 1999-01-25 1999-01-25 電動式射出成形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3472915B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039899A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機
CN114407286A (zh) * 2021-12-27 2022-04-29 江苏磊霆精密新材料有限公司 一种预埋式法兰盘注塑模具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039899A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機
CN114407286A (zh) * 2021-12-27 2022-04-29 江苏磊霆精密新材料有限公司 一种预埋式法兰盘注塑模具
CN114407286B (zh) * 2021-12-27 2023-08-29 江苏磊霆精密新材料有限公司 一种预埋式法兰盘注塑模具

Also Published As

Publication number Publication date
JP3472915B2 (ja) 2003-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090017151A1 (en) Drive apparatus for injection molding machine, injection apparatus, and mold clamping apparatus
JP5052253B2 (ja) 成形機
US5955117A (en) Injection mechanism of an injection molding machine
KR20100055502A (ko) 사출 성형기
US20050147704A1 (en) Electromotive adjustment drive for an injection unit
JPH07286651A (ja) ボール転動スピンドル機構を空転しないよう固定する装置
EP1136224A2 (en) Product ejecting apparatus and method for an injection molding machine
JP2000210998A (ja) 電動式射出成形機の駆動装置におけるねじ軸の固定構造
JP3507250B2 (ja) 射出成形機の射出ユニット
US6948925B2 (en) Closing device in an injection moulding machine for plastics
JP3256785B2 (ja) 射出成形機のエジェクタ装置
JPH09174628A (ja) 射出成形機の射出機構
JP5896279B2 (ja) 射出成形機の射出装置
JP3207171B2 (ja) エジェクタ装置
JP2001021019A (ja) ボールねじおよび駆動装置
JP3720281B2 (ja) 駆動装置
JPH082561B2 (ja) 射出成形機における射出機構
JP3338651B2 (ja) エジェクタ装置
JP3302922B2 (ja) エジェクタ装置
JP2949660B2 (ja) 電動式型締装置
JP2000202877A (ja) 電動式射出成形機の駆動装置
JP3537650B2 (ja) 射出成形機の型締装置
JP5788345B2 (ja) 型締装置の摩擦クランプ装置
JP3581088B2 (ja) 型締駆動装置
JP2000309046A (ja) エジェクタモータのグリース飛散防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees