JP2000206126A - 微小カンチレバ及び微小力利用装置 - Google Patents

微小カンチレバ及び微小力利用装置

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JP2000206126A
JP2000206126A JP11008978A JP897899A JP2000206126A JP 2000206126 A JP2000206126 A JP 2000206126A JP 11008978 A JP11008978 A JP 11008978A JP 897899 A JP897899 A JP 897899A JP 2000206126 A JP2000206126 A JP 2000206126A
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cantilever
probe
silicon
micro
oxide film
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JP11008978A
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English (en)
Inventor
Sumio Hosaka
純男 保坂
Atsushi Kikukawa
敦 菊川
Kimitoshi Eto
公俊 江藤
Hajime Koyanagi
肇 小柳
Akimasa Onozato
陽正 小野里
Takeshi Murayama
健 村山
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カンチレバと支持台との合わせ誤差が1μm
以下の高精度合わせ機能をもち、高共振周波数及び低バ
ネ定数をもつ微小カンチレバを提供すること。 【解決手段】 SOIウェハを用い、半導体リソグラフ
ィ技術を全工程で使用して、支持台を被い込むようにカ
ンチレバ膜を形成し、探針1’側からみてカンチレバ1
と支持台面が同一面で、カンチレバ1と支持台2とが異
なった材質あるいは材料で構成される構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子間力のような微
小力の検出に使用するカンチレバ、特に、カンチレバの
長さが短い寸法を有する微小カンチレバおよびその応用
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化社会の進展は目覚ましく、
より多くの情報を記憶できる技術の開発が要求されてい
る。現在、ディスク型ファイルメモリの研究分野では磁
気記録及び光記録の高密度化が進められている。200
5年には、数十Gb/in2の記録密度になると予測さ
れ、上記記録方法は限界に近づくものと考えられてい
る。
【0003】この限界を打破する方法の1つにAFM
(原子間力顕微鏡)記録法がある。この記録方法で非常
に重要な要素として原子間力を検出するカンチレバがあ
る。現状では、バネ定数が小さい(<2N/m)カンチ
レバの共振周波数は最高で約80KHzであり、この周
波数では高速読み出しには不十分である。少なくとも、
読み出し速度10Mb/sを達成するためには、バネ定
数が小さく、共振周波数が5MHz以上が必要である。
【0004】これまでに、よりバネ定数が小さいカンチ
レバを提案するものとして、SOI(シリコン・オン・
インシュレータ)ウェハを用い、活性層をカンチレバと
したシリコンカンチレバがジャナル・オブ・バキューム
・サイエンス・アンド・テクノロジ(J. of Vacuum Scie
nce and Technology)第B15巻(1997)第788
頁ー第792頁に、さらに、シリコン異方性エッチング
によってシリコン基板上に形成された4角錐を鋳型とし
て窒化シリコン膜の形成により形成した窒化シリコンカ
ンチレバがジャナル・オブ・バキューム・サイエンス・
アンド・テクノロジ(J. of Vacuum Science and Techno
logy)第A8巻(1990)第3386頁−第3396頁
に開示されている。
【0005】図2はこれらの提案よるカンチレバの構造
を示す斜視図である。1はカンチレバであり、その先端
部には探針1’が形成されている。3はガラス部材から
できたカンチレバ支持台である。カンチレバ1と探針
1’とは、たとえば、シリコン鋳型を用いた窒化シリコ
ン膜を作成する半導体リソグラフィ技術によって一体的
に形成することが可能であるが、カンチレバ1の基部を
カンチレバ支持台3と結合する必要があり、たとえば、
陽極接合技術によって両者の一体化を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、形成されたカンチレバのサイズが設計値からどれだ
けずれているか、その誤差が非常に問題となる。高速化
するためには、カンチレバの長さを、より短く、さら
に、厚さは非常に薄くする必要がある。具体的には、上
記目標(共振周波数>5MHz, バネ定数<2N/m)を
実現するためには、カンチレバの長さ<5μm, 厚さ<
0.1μmとする必要がある。
【0007】SOI(シリコン・オン・インシュレー
タ)ウェハを用いたシリコンカンチレバでは、シリコン
の活性層をエッチングするため、カンチレバの厚さ制御
が非常に難しい。また、上述したシリコン鋳型を用いた
窒化シリコン膜のカンチレバ製作工程では、カンチレバ
1とガラス支持台3との接合に陽極接合法を用いるた
め、両者の間に大きな合わせ誤差(約25μm)が発生
する。図2を参照して明らかなように、たとえば、10
μmの長さのカンチレバを作ったつもりでも、25μm
の合わせ誤差があれば、実質的に35μmのカンチレバ
となってしまう。これは、カンチレバの共振周波数を低
下させることになり、合わせ誤差は1μm以下とする必
要があり、従来技術では非常に困難な課題である。ま
た、原子間力顕微鏡においても、共振周波数の高いカン
チレバは最小検出力が小さくなり、力検出感度が向上す
る。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術が有する技
術的課題を解決し、高精度な膜厚制御法を有し、かつカ
ンチレバと支持台との合わせ誤差が1μm以下の高精度
合わせ機能をもつことができるカンチレバ構造を持ち、
高共振周波数及び低バネ定数をもつ微小カンチレバを提
供すると共に、これを用いた微小力利用装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、半導体リソグラフィ技術が全工程で使用でき、厚さ
制御ができる方式を採用することにより、カンチレバと
カンチレバ支持台とが同一面に自動的に形成できる構造
とした。
【0010】
【発明の実施の形態】図1(a)に本発明の提案するカ
ンチレバの斜視図を、(b)に同断面図を示す。1はカ
ンチレバであり、その先端部には探針1’が形成されて
いる。2はカンチレバ支持台である。カンチレバ1と探
針1’とを、従来技術と同様に、半導体リソグラフィ技
術によって一体的に形成するとともに、カンチレバ1の
基部を保持するカンチレバ支持台2をも半導体リソグラ
フィ技術によって一体化されたものとなっている。
【0011】本発明では、半導体リソグラフィ技術を適
用する基板部をそのままカンチレバ支持台として利用で
きるようにすることで、カンチレバ1とカンチレバ支持
台2とは精密に位置あわせすることが可能である。もち
ろんカンチレバの厚さは蒸着等の手段で精度良く形成で
きるのはもちろん、探針1’もカンチレバの形成過程で
一体形成できる。以下具体的な形成手順について説明す
る。
【0012】実施例1 図3はSOI(シリコン・オン・インシュレータ)ウェ
ハを用いたプロセスの流れを示す。(a)に示すように
SOIウェハを用意する。 SOIウェハは、よく知ら
れているように、シリコン基板6、基板6上に形成され
た酸化シリコン膜5および酸化シリコン膜上に形成され
たシリコン活性層4よりなる3層構造である。まず、図
3(b)のように、シリコン活性層4をKOHエッチン
グ液を用いて異方性エッチングしてカンチレバ支持台と
なるべき活性層7の部分を形成する。次に、図3(c)
のように、シリコン酸化膜5をフッ酸によりエッチング
して四角の貫通窓8を形成する。図3(d)のように、
この酸化膜をマスクとしてKOHエッチング液を用いて
異方性エッチングによりシリコン基板6に四角錐9を形
成する。次に、これに図3(e)のように、カンチレバ
材10(たとえば、窒化シリコン)を低圧化学気相堆積
法(LP−CVD)によって蒸着してカンチレバ膜を作
り、この膜の上にホトリソグラフィ技術(ここではステ
ッパを使用)でカンチレバ1のためのホトレジストパタ
ーンを形成する。このレジストパターンをマスクにし
て、反応性イオンエッチングによりカンチレバ1を形成
する。最後に、図3(f)のようにシリコン基板6部分
とシリコン酸化膜5をエッチングにより除去して、カン
チレバを作製する。
【0013】このようにすることにより、探針1’付き
で、長さ<10μm, 厚さ<0.1μmの微小カンチレ
バが信頼性良く形成できる。
【0014】尚、探針1’の尖鋭化は、従来技術である
低温酸化及び酸化膜エッチングにより行うことができ
る。また、カンチレバ材10にはプラズマCVD法で形
成した窒化シリコン、シリコン酸化膜、ポリシリコン、
あるいは金属膜等を用いることができる。このカンチレ
バ使用時には、片面あるいは両面に金あるいは白金など
を蒸着して使用する。
【0015】本実施例において、探針を形成するための
4角錐の鋳型を低温酸化及びエッチングにより尖鋭化す
ることが有効である。また、カンチレバ及び探針を多層
膜で形成するのも良い。
【0016】実施例2 図4は、SOIウェハの代わりにシリコンウェハ30を
用いたプロセス例である。基本的には、同じ工程であ
る。
【0017】まず、図4(a)に示すようにシリコンウ
ェハ30を用意する。図4(b)のように、シリコンウ
ェハ30をKOHエッチング液を用いて異方性エッチン
グしてカンチレバ支持台となるべき構造の部分7’(破
線より上の部分)を形成する。ただし、この実施例で
は、シリコン酸化膜5がないため、エッチングの停止時
に注意を払う必要がある。また、後段のステップの説明
から自ずと明らかになるように、このカンチレバ支持台
となるべき構造の部分7’を形成するためのエッチング
の深さは、この部分7’(破線より上の部分)の厚さよ
り酸化膜11の厚さだけ厚くすることが必要である。次
に、図4(c)のように、酸化膜11を形成した後、こ
のシリコン酸化膜11をフッ酸によりエッチングして四
角の貫通窓8を形成する。図4(d)のように、この酸
化膜11をマスクとしてKOHエッチング液を用いて異
方性エッチングによりシリコン基板30に四角錐9を形
成する。次に、これに図4(e)のように、カンチレバ
材10(たとえば、窒化シリコン)を低圧化学気相堆積
法(LP−CVD)によって形成してカンチレバ膜を作
り、この膜の上にホトリソグラフィ技術(ここではステ
ッパを使用)でカンチレバ1のためのホトレジストパタ
ーンを形成する。このレジストパターンをマスクにし
て、反応性イオンエッチングによりカンチレバ1を形成
する。最後に、図4(f)のようにシリコン基板30部
分とシリコン酸化膜11をエッチングにより除去して、
カンチレバ支持台となるべき構造の部分7’(破線より
上の部分)と一体的に構成されたカンチレバを作製す
る。この場合は、図3の実施例と異なり、シリコン基板
30部分とシリコン酸化膜11部分とをエッチングする
ことになるから、エッチング材の選択、エッチング速度
等に注意を払い、実質的にカンチレバ1の底面とカンチ
レバ支持台となるべき構造の部分7’の底面とが一致す
るようにする必要がある。
【0018】図5は、そのための工夫の一例を説明する
図であり、簡略のため、右半分についてのみ示した。
(a)にはSi基板30をエッチングにより除去するス
テップの結果を示し、(b)にはシリコン酸化膜11を
エッチングにより除去するステップの結果を示す。Si
基板30をエッチングにより除去するステップでは、カ
ンチレバー1の部分の厚さを光の透過によりモニターし
て、カンチレバ材10とシリコン酸化膜11のみとなっ
た状況を検出したら、シリコン酸化膜11の厚さ相当だ
けさらにSi基板30のエッチングによる除去が進むの
を待つ。この結果、(a)に示すように、カンチレバ支
持台となるべき構造の部分7’(破線より上の部分)の
Si基板30とシリコン酸化膜11を残してエッチング
がなされる。次いでシリコン酸化膜11のエッチングに
よる除去に移る。この場合、シリコン酸化膜11の厚さ
に応じてエッチング時間を制御することにより、(b)
に示すように、シリコン酸化膜11のカンチレバ1の部
分は除去され、カンチレバ支持台となるべき構造の部分
7’と、これでカバーされているシリコン酸化膜11が
残される。シリコン酸化膜11のエッチングの際(破線
より上の部分)、Si基板30も少しエッチングされる
から、これを考慮して(a)の段階のエッチング時間を
制御するのが良い。
【0019】厳密に見れば、カンチレバ1の底面と支持
台となるべき構造の部分7’とが同一平面とは言えない
可能性があるが、実質的には、使用に支障の無い範囲の
同一平面が実現できる。
【0020】本実施例においても、探針を形成するため
の4角錐の鋳型を低温酸化及びエッチングにより尖鋭化
することが有効である。また、カンチレバ及び探針を多
層膜で形成するのも良い。
【0021】実施例3 図6は、微小カンチレバの応用装置の例として、AFM
(原子間力顕微鏡)技術を用いた記録装置の一例を示す
概略図である。装置は、AFMヘッド、回転機構系及び
制御系から構成されている。 AFMヘッドは探針1’
及び片持ち針(カンチレバ)1からなるAFM探針2
7、探針1’に加わる力を検出する光てこ検出系、記録
用圧電素子25、探針27を制御する機構系(XYZス
キャナ14)から構成されている。光てこ検出系は、基
本的に、図のようにレーザ源23と光ビーム12の位置
検出器24から構成されている。尚、カンチレバの背面
(探針1’のついていない面)には金薄膜あるいは白金
を約30nm蒸着してレーザの反射率を高めている。こ
こでは、粗動機構、探針接近後退機構や、探針シーク機
構は省略しているが当然備わっているものである。回転
機構系はモータ22、軸受け(省略)、ディスクテーブ
ル(省略)から構成されている。このテーブルの上にデ
ィスク26を設置して記録、読み出し、消去を行う。制
御系20は光ビーム12の位置検出器24から得られる
信号15から探針1’位置情報を得て、位置の制御、記
録信号の検出、書き込み信号の発生などを行う。16は
探針1’位置情報の取り込み、トラッキング、探針1’
位置の3次元制御を行う検出/制御系である。ディスク
は案内溝つきの表面構造を持った記録基板26がディス
クテーブルの上に設置され、読み出し、書き込み、消去
等が行われる。
【0022】案内溝がV溝の場合、カンチレバ27の裏
面から反射されたレーザ光12は位置検出器24に入射
する。この位置検出器24は2次元の位置センサーや4
分割光検出器でよい。ここでは後者の光検出器を示して
いる。V溝が探針1’に捻れるように作用されると、ラ
テラル力として検出される。光検出器24の4つの光検
出器から出てきた出力信号を従来方法で捻れ方向を検出
するように演算することによりこの力は検出される。探
針1’がV溝の中央から離れる事により正あるいは負方
向に出力信号が変化する。この特性はV溝内ではほぼ直
線的に変化する。この特性を利用して、ラテラル力の変
化からV溝の中心部からのずれを検出し、XYZスキャ
ナ14を制御して探針1’をV溝の中心にくるように常
に制御する。一方、探針1’が記録ビットの上にくる
と、探針1’が深く記録基板26の中に入り込み、記録
ビットを検出する。この時の探針1’の入り込み量の増
分はdZとなる。この量は光検出器24内に設けた回路
網で演算されコンタクト信号として検出される。10k
H以下の動きはディスク26の歪みに起因するものであ
りサーボ回路16でXYZスキャナ14を使用して探針
1’のZ方向の制御が行われる。一定の力で探針1’が
ディスク26にコンタクトしているように制御される。
速い変化1MHz以上の変化は信号と判断して情報とし
て制御系内に取り込み、読み出しが行われる。
【0023】このように従来から使用されているカンチ
レバでは高速な読み出しが不可能であったが、本発明の
カンチレバを用いると、10MHz以上の信号を読み出
すことができる。また、書き込みは記録基板をポリカー
ボネイトを使用することにより行うことができる。加圧
用圧電素子25を用いて、探針1’の加圧変調により高
速にポリカーボネイト基板にピット(凹構造)書き込む
ことができる。本発明の探針を使用すれば、AFM記録
方式で、0.5μm以下のトラックピッチあるいはトラ
ック長を有する超高密度記録ビット列を従来から用いら
れているボール軸受けあるいは液体軸受けを有す回転機
構系を使用しても読み取り誤差無く、高速に読み出すこ
とができる。
【0024】また、本発明の探針をプローブ顕微鏡の原
子間力検出にしようすれば原子間力検出感度は従来よ
り、約1桁から2桁向上できる。これにより、現状より
さらに1桁以上の空間分解能が改善される。さらに、試
料の物性検出においても1桁以上の高感度計測ができ
る。本発明の適用範囲は、原子間力顕微鏡、磁気力顕微
鏡、容量顕微鏡、近接場光顕微鏡、ケルビンフォース顕
微鏡、マクセル顕微鏡、走査熱顕微鏡、ポテンショメト
リー等の原子間力を利用する顕微鏡である。
【0025】実施例4 図7は、微小カンチレバの応用装置の例として、AFM
(原子間力顕微鏡)技術を用いた記録装置の他の例を示
す概略図、図8はその光学系の説明図である。
【0026】122はディスク駆動用のモータ、102
はディスク記録媒体であり、モータ122により、記録
媒体102が回転駆動される。1’は探針、1はカンチ
レバである。これらは不純物元素をドープしたSiによ
り、カンチレバ1の先端部に探針1’が形成され、カン
チレバ1はその基部に取り付けられ、基部とともに、一
体構造として半導体製造技術により作られる。加圧変調
記録を行う場合、ディスク記録媒体102は、当然のこ
とながら、探針1’より柔らかい材料が選ばれる。25
は圧電素子であり、その一端にカンチレバ1の基部を保
持する。探針1’の先端は、例えば、曲率半径20nm
以下に形成される。
【0027】108はパルス電圧源であり、記録媒体1
02に記録すべき信号150を与えられるとともに、こ
れに応じて圧電素子25に電圧パルス19を印加する。
圧電素子25に電圧パルス19が印加されると、探針
1’には次式に示す力Fが加えられ、探針1’は記録媒
体102側に押し込まれ、この機械的圧力によって記録
媒体102には記録すべき信号に応じた凹構造103が
形成される。
【0028】F=kX ここで、kはカンチレバのバネ定数、Xはカンチレバ1
が反った量(変位)である。いま、バネ定数kおよび変
位Xを、それぞれ、1N/mおよび1μmとすると探針
1’に作用する力Fは10-6Nとなる。この力の大きさ
は、記録媒体102の材料にも依るが、記録データとし
ての塑性変形を起こすには十分な大きさである。
【0029】圧電素子25はZ-微動装置124に保持さ
れる。Z-微動装置124はZ-粗動装置126に保持され
る。Z-粗動装置126は記録媒体102の半径方向駆動
装置128に保持される。120は総合制御装置であ
り、外から記録指示信号W、読み出し指示信号Rおよび
記録信号WDを入力され、読み出し信号RDを外に出力
する。また、総合制御装置120はモータ122への駆
動信号121、半径方向駆動装置128への駆動信号1
27、Z駆動制御装置130への制御信号129および
記録信号WDに対応した記録媒体102に記録すべき信
号150を出力するとともに、カンチレバ回転角検出器
50のポジションセンサ49の出力100を入力とする
Z駆動制御装置130から得られる読み出し信号を信号
線151を介して総合制御装置120へ送り、読み出し
信号RDとして外に出力する。制御信号129は、探針
101と記録媒体102との相対的な位置関係の初期状
態を設定するためのトリガーとして使用されるものであ
る。
【0030】モータ122、Z-微動装置124、および
Z-粗動装置126はそれぞれの駆動信号121,12
3,125および127により駆動される。モータ12
2および半径方向駆動装置128は図示を省略した記録
再生装置本体部分に保持される。したがって、探針1’
は駆動信号123、125および127に応じて記録媒
体102の表面を移動するとともに、電圧パルス19が
印加されたとき記録媒体102の表面に記録すべき信号
150に応じた凹構造103を形成する。
【0031】なお、本実施例の記録再生装置は、図に示
したように記録媒体102を回転させるものに限られる
ものではなくXY方向に駆動するものであっても良い。
【0032】次に、カンチレバ回転角検出器50につい
て説明する。回転角検出器50は記録された情報を読み
出すための働きをするとともに、探針1’の初期状態を
設定するためにも利用される。
【0033】41は半導体レーザ、42はコリメータレ
ンズである。半導体レーザ41のレーザ光放射面は、コ
リメータレンズ42の焦点位置におかれている。よっ
て、半導体レーザ41から放射されたレーザ光は、コリ
メータレンズ42によって平行光に変換される。この平
行光の光束をビームスプリッタ45を通過させ、対物レ
ンズ46で集光させてカンチレバ1’の先端部に焦点を
結ばせる。カンチレバ1’の先端部の表面上で反射され
た光は対物レンズ46で平行光に変換される。反射面が
対物レンズ46の光軸に対して鉛直であれば、反射光の
光束は、カンチレバ1への入射光路をそのまま引き返
し、ビームスプリッタ45に達する。反射光はビームス
プリッタ45で光路を90°曲折されてポジションセン
サ49に達する。反射面が対物レンズ46の光軸に対し
て鉛直から予定の微小範囲内で回転している場合は、反
射光の光束は、カンチレバ1への入射光路から幾分ずれ
るが、ビームスプリッタ45の有効範囲内を引き返し、
ビームスプリッタ45で光路を90°曲折されてポジシ
ョンセンサ49に達する。このカンチレバ回転角検出器
50は、モータ122および半径方向駆動装置128と
同様に、図示を省略した記録再生装置本体部分に保持さ
れる。
【0034】ここで、探針1’初期設定について簡単に
説明する。本実施例では、回転角検出器50はカンチレ
バ1が自由状態にあるときはポジションセンサ49から
の出力が無い、換言すれば、カンチレバ1からの反射光
はポジションセンサ49のフォトダイオード上に無い状
態になるものとされる。この状態で、記録指示信号Wあ
るいは読み出し指示信号Rが総合制御装置120に与え
られると、総合制御装置120からZ駆動制御装置13
0への制御信号129が出力される。Z駆動制御装置1
30は、これを受けるとZ-粗動装置126に駆動信号1
25を与える。これにより、カンチレバ1は記録媒体1
02の表面に接近して行き、表面から力を受けて回転を
始める。その結果、カンチレバ1からの反射光SPがポ
ジションセンサ49の検出面(フォトダイオード)上に
表われるようになる。したがって、Z駆動制御装置13
0は制御信号129を受けた後、ポジションセンサ49
の出力が所定の状態に変化した段階で粗動操作を停止す
れば、探針1の初期設定は完了する。
【0035】次に、記録動作について説明する。記録指
示信号Wに応じて、上述したようにして初期化が完了す
ると、例えば、信号線151を介して初期化完了が総合
制御装置120に送られる。これを受けて、総合制御装
置120は入力された記録信号WDに応じて記録すべき
信号150をパルス電圧源108に送るとともに、モー
タ122への駆動信号121を送る。これによって、記
録媒体102には凹構造103が形成されて記録信号W
Dに応じた記録がなされる。この場合、凹構造103が
形成されるとともにカンチレバ1が回転するが、これを
ポジションセンサ49の出力によって検出してZ-微動装
置124およびZ-粗動装置126により、カンチレバ1
を追従させるものとすれば、探針1’に作用する力を一
定に保持することができる。
【0036】次に、読み出し動作について説明する。読
み出し指示信号Rに応じて、上述したようにして初期化
が完了すると、例えば、信号線151を介して初期化完
了が総合制御装置120に送られる。これを受けて、総
合制御装置120はモータ122への駆動信号121を
送るとともに半径方向駆動装置128に駆動信号127
を与える。これによって、記録媒体102の記録トラッ
クに沿って探針1’を移動させることができる。もちろ
んトラッキング自体は重要な技術であるが、すでに種々
の技術が提案されており、これらの内の適当なものを選
択して採用することができる。例えば、本願の発明者ら
の提案した米国特許5,808,977も光てこ方式を
利用するトラッキング方法を提案するものであるから効
果的に利用できる。記録媒体102の回転に応じて探針
1’が凹構造103の位置に来る時とそうでない時があ
る。本実施例では、初期化は凹構造103の位置でない
状態を前提になされているから、探針1’が凹構造10
3の位置に来ると、ポジションセンサ49の受けるカン
チレバ1の反射光は急激に変化する。これを検出すれば
凹構造103があることが検知できるから、この変化を
読み出し信号として信号線151を通して総合制御装置
120に送れば、読み出し信号RDを得ることができ
る。この場合も、記録時と同様、カンチレバ1の回転を
検出してZ-微動装置124およびZ-粗動装置126によ
り、カンチレバ1を追従させるものとすれば、探針1’
に作用する力を一定に保持することができる。
【0037】このカンチレバをAFM記録に用いれば、
1Tbit(1012bit)/in2の超高密度記録も
可能と共に、読み出し速度も10Mb/s以上と高速化
が実現できる。
【0038】次に、カンチレバ回転角検出器50を光学
系を中心に、図8を用いて、より詳細に説明する。
【0039】半導体レーザ41のレーザ光放射面は、コ
リメータレンズ42の焦点位置におかれている。よっ
て、半導体レーザ41から放射されたレーザ光は、コリ
メータレンズによって平行光に変換される。この平行光
の光束は、偏光ビームスプリッタ45に入射する。半導
体レーザから放射されるレーザ光は、一般に直線偏光で
ある。今、図8の半導体レーザから放射されるレーザ光
の偏波面が紙面に平行な方向を向いているとする。そし
て、偏光ビームスプリッタ45は、図8のようにレーザ
光を入射させた際にほぼ全てのレーザ光をカンチレバ1
の方向へ反射するように調整してある。偏光ビームスプ
リッタ45で反射された光束は、1/4波長板44で円
偏光に変換された後、対物レンズ46で集光されてカン
チレバ1の表面上に焦点を結ぶ。カンチレバ1表面上で
反射された光は、今度は対物レンズ46で平行光に変換
される。被測定物の反射面が対物レンズの光軸に対して
鉛直であれば、反射光の光束は、カンチレバ1への入射
光路をそのまま引き返し、偏光ビームスプリッタ45に
達する。ただし、この時、途中1/4波長板44を通過
するので、また、入射光と反対方向に回転する円偏光で
あるから1/4波長板44を通過した反射光は、紙面と
直交する偏波面を有する直線偏光になっている。偏光ビ
ームスプリッタ45に入射した反射光は偏光ビームスプ
リッタ45をほぼ全て透過し、ポジションセンサ49に
達する。そして、このポジションセンサ49に達した反
射光の光束の位置変化は、例えば、2分割あるいは4分
割フォトダイオード上に出来る光スポットの位置変化と
して検出される。
【0040】ここで、カンチレバ1が図8に示すように
紙面内で角度θだけ回転したとする。尚、対物レンズ4
6とカンチレバ1間の距離変化は無視できる程度である
とする。この場合、カンチレバ1表面で反射された光束
の中心は、ポジションセンサ49は図8に示すように入
射光の光束中心に対して2θの角度をなす向きに反射さ
れる。従って、θが十分に小さいものとし、また、対物
レンズ46の焦点距離をLとすると、対物レンズ46に
達した反射光の光束中心は、入射光の光束中心から2θ
L偏っている。反射光は、対物レンズ46でこの光束中
心の偏りを持った平行光に変換され、偏光ビームスプリ
ッタ45を透過してポジションセンサ49に達する。従
って、光束中心の偏りが光スポット径に対して十分に小
さければ、この位置に置かれたポジションセンサ49の
出力は、変位角θに比例して変化する。
【0041】その他の実施例 さらに、本発明のカンチレバは、微細加工に応用するこ
とができる。例えば、AFMリソグラフィとして用いる
ことができる。この場合、探針1’及びカンチレバ1は
導電性膜にするか、あるいは導電性膜を蒸着する必要が
ある。そのほか、力を用いた加工、インデンテーション
に応用することもできる。また、AFM等の原子間力を
利用する顕微鏡においても高感度の力検出が実現でき
る。
【0042】なお、カンチレバ1の素材は、実施例のシ
リコン窒化膜にかぎられることはなく、たとえば、シリ
コン酸化膜で形成されるものとしても良い。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、2
N/m以下の低バネ定数で1MHz以上の高共振周波数
をもつ微小カンチレバを、高精度でかつ容易に形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は本発明に係わるカンチレバの
基本的構成を示す斜視図、断面図。
【図2】従来技術で陽極接合を用いたカンチレバの構成
を示す斜視図。
【図3】本発明に係わるカンチレバを製作するためのS
OIウェハを用いたプロセスフローを示す図。
【図4】本発明に係わるカンチレバを製作するためのシ
リコンウェハを用いたプロセスフローを示す図。
【図5】シリコン基板部分とシリコン酸化膜部分とをエ
ッチングすることになるプロセスフローを説明する図。
【図6】本発明に係わるカンチレバ応用装置の例とし
て、AFMを利用した超高密度記録装置の実施例を示す
概略図。
【図7】本発明に係わる微小カンチレバの応用装置の例
として、AFMを利用した超高密度記録装置の他の実施
例を示す概略図。
【図8】図7の光学系の説明図。
【符号の説明】
1…カンチレバ、1’…探針、2…カンチレバ支持台、
3…ガラス支持台、4…シリコン活性層、5…絶縁物
(酸化シリコン)、6…シリコン基板、7…支持台、8
…四角の窓、9…四角錐の穴、10…カンチレバ膜(窒
化シリコン)、11…酸化シリコン、12…光ビーム、
14…XYZスキャナ、15…光検出器から出力信号、1
6…検出/制御系(サーボ回路)、17…Z方向探針位
置制御信号、18…XY方向探針位置制御信号、19…
書き込み信号、20…記録装置制御系、21…回転機構
制御信号、22…モータ、23…レーザ源、24…位置
検出器(ポジションセンサ)、25…書き込み用(加圧
変調)圧電素子、26…記録気ディスク(ポリカーボネ
イト)、27…本発明の微小カンチレバ、30…半導体
基板(シリコン基板)。
フロントページの続き (72)発明者 菊川 敦 埼玉県比企郡鳩山町赤沼2520番地 株式会 社日立製作所基礎研究所内 (72)発明者 江藤 公俊 埼玉県比企郡鳩山町赤沼2520番地 株式会 社日立製作所基礎研究所内 (72)発明者 小柳 肇 埼玉県比企郡鳩山町赤沼2520番地 株式会 社日立製作所基礎研究所内 (72)発明者 小野里 陽正 東京都千代田区大手町二丁目6番2号(日 本ビル) 日立建機株式会社内 (72)発明者 村山 健 東京都千代田区大手町二丁目6番2号(日 本ビル) 日立建機株式会社内 Fターム(参考) 2F063 AA43 CA12 DA01 DD02 EA16 EB05 EB15 EB23 JA04 2F069 AA60 DD15 GG04 GG06 GG07 HH04 HH30 MM04 RR03 5D119 AA11 AA22 BA01 BB02 CA20 DA01 DA05 EC24 FA05 KA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】微小力を検出する微小カンチレバであっ
    て、カンチレバ先端部に探針が形成されるとともに、探
    針が形成されているカンチレバ面と実質上同一平面に該
    カンチレバを支持する支持台が形成され、且つ、これら
    が異なる材質あるいは材料で構成されたことを特徴とす
    る微小カンチレバ。
  2. 【請求項2】上記支持台が半導体基板で形成されている
    請求項1記載の微小カンチレバ。
  3. 【請求項3】上記カンチレバがシリコン窒化膜あるいは
    シリコン酸化膜で形成された請求項1記載の微小カンチ
    レバ。
  4. 【請求項4】上記カンチレバが導電膜で覆われた構造で
    ある請求項1記載の微小カンチレバ。
  5. 【請求項5】上記探針が支持台の厚さ方向と反対方向に
    形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の微小カ
    ンチレバ。
  6. 【請求項6】上記探針がシリコン基板の異方性エッチン
    グによって形成された4角錐を鋳型として形成される請
    求項5記載の微小カンチレバ。
  7. 【請求項7】上記カンチレバ及び探針が多層膜で形成さ
    れている請求項1〜6のいずれかに記載の微小カンチレ
    バ。
  8. 【請求項8】上記探針を形成する4角錐の鋳型が低温酸
    化及びエッチングにより先端を尖鋭化された請求項6ま
    たは7記載の微小カンチレバ。
  9. 【請求項9】微小カンチレバを備えた顕微鏡、超高密度
    記録、微細加工等の計測、加工等の微小力利用装置であ
    って、該微小カンチレバがカンチレバ先端部に探針が形
    成されるとともに、探針が形成されているカンチレバ面
    と実質上同一平面に該カンチレバを支持する支持台が形
    成され、且つ、これらが異なる材質あるいは材料で構成
    されたことを特徴とする微小力利用装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6458206B1 (en) * 1998-05-13 2002-10-01 Crystals And Technologies, Ltd. Cantilever with whisker-grown probe and method for producing thereof
JP2005509864A (ja) * 2001-11-12 2005-04-14 ナノファクトリー インストルメンツ アーベー 電子顕微鏡用測定デバイス
KR100595523B1 (ko) 2004-07-20 2006-07-03 엘지전자 주식회사 캔틸레버 전사를 이용한 나노 정보 저장장치 및 그 제조방법
JP2007114033A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Seiko Instruments Inc プローブ及び走査型プローブ顕微鏡並びにプローブの製造方法

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