JP2000205156A - スクロ―ル圧縮機の冷却機構 - Google Patents

スクロ―ル圧縮機の冷却機構

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JP2000205156A
JP2000205156A JP11005395A JP539599A JP2000205156A JP 2000205156 A JP2000205156 A JP 2000205156A JP 11005395 A JP11005395 A JP 11005395A JP 539599 A JP539599 A JP 539599A JP 2000205156 A JP2000205156 A JP 2000205156A
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scroll
main shaft
opening
casing
movable
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JP11005395A
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English (en)
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Akinobu Adachi
昭信 阿達
Yukihiro Kojima
幸裕 小島
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Hokuetsu Industries Co Ltd
Original Assignee
Hokuetsu Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定スクロール及び可動スクロール、並びに
主軸及び該主軸の軸受を好適に冷却することのできるス
クロール圧縮機の冷却機構を得る。 【解決手段】 固定スクロール30にて開孔部が被蓋さ
れ、可動スクロール40を収納するスクロール収納部2
2と、前記可動スクロール40を旋回させる主軸60を
収納する主軸収納部24の形成されたケーシング50を
備えた圧縮機本体20を、冷却風の導入口13の形成さ
れたカバー12、及び冷却風の放出口15の形成された
カバー14で被覆したスクロール圧縮機10を形成する
と共に、前記カバー14で被覆して形成されるファン室
27内の主軸60にファン90を固着して、前記導入口
13より導入された冷却風をスクロール収納部22内を
介してカバー14内に形成されたファン室27内に導入
後、放出口15より放出する冷却機構を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクロール圧縮機の
冷却機構に関し、より詳細には無給油式のスクロール圧
縮機の空冷機構に関する。
【0002】
【従来の技術】スクロール圧縮機は、ケーシングに固定
された固定スクロールと、前記ケーシング内に旋回可能
に配置された可動スクロールを備え、前記固定、可動両
スクロールが相互に噛合する渦巻状のラップ部を備えて
おり、該ラップ部とラップ部の突設された基板により囲
まれて形成された空間で圧縮作用空間が形成され、前記
可動スクロールの旋回により該圧縮作用空間がスクロー
ルの中心方向に体積収縮しながら移動するよう形成さ
れ、スクロールの中央に形成された吐出口より該圧縮作
用空間内に導入された被圧縮流体が圧縮されて吐出され
る。
【0003】このように形成されたスクロール圧縮機に
おいて、圧縮作用に伴い圧縮熱が発生し、この圧縮熱が
ケーシングや、可動スクロールを旋回する主軸、該主軸
をケーシング内で回転自在に軸支する軸受等に伝わり、
ひいてはスクロール圧縮機全体が高温となる。
【0004】このようなスクロール圧縮機において、圧
縮室内に潤滑ないしは冷却のために潤滑油を給油し、又
は前記圧縮室内に対する給油に加えて軸受内に潤滑油を
供給する機構を備えた給油式のスクロール圧縮機にあっ
ては、圧縮室及び軸受に給油される潤滑油により該部が
冷却され、該潤滑油をオイルクーラ等を介して冷却して
再度圧縮室や軸受に循環することにより圧縮機が好適に
冷却されるが、圧縮室や軸受に潤滑油を給油しない無給
油式のスクロール圧縮機にあっては有効な冷却手段がな
く、そのため該圧縮熱により圧縮機、特に固定スクロー
ルと可動スクロールが高温となる。
【0005】このようにスクロール圧縮機の固定スクロ
ールと可動スクロールが高温となると、該各スクロール
のラップ部が熱膨張してスクロール部材が接触を起こす
原因となる。その一方で、該熱膨張を考慮して各スクロ
ールのラップ間隙間を大きく設計した場合には、該各ス
クロールが加熱される迄の間前記ラップ間の隙間から被
圧縮流体が漏洩して圧縮効率が低下するという問題点を
有する。
【0006】また、無給油式スクロール圧縮機では軸受
にグリース等の潤滑剤を封入したものを使用している
が、軸受の温度が上昇すると潤滑剤が早期に劣化したり
軸受用シール部材から潤滑剤が漏出して軸受及び主軸の
破損や異常摩耗の原因となる。
【0007】このような問題点を解消するために従来の
無給油式のスクロール圧縮機において圧縮機を空冷にて
冷却する方法が提案されている。
【0008】一例として、図6に示すように、圧縮機本
体120の可動スクロール側のケーシングより突出した
主軸に遠心ファン190を取り付けるとともに、該遠心
ファン190と前記圧縮機本体120の可動スクロール
と固定スクロールからなる圧縮熱放散部198とを、送
風ダクト100で接続したスクロール圧縮機(実開平2
−94386号)がある。
【0009】また図7に示すように、ケーシング本体1
50内で、主軸160の可動スクロール140寄りに固
着された第1の遠心ファン190aと、前記主軸160
を軸支する軸受を介して前記第1の遠心ファン190a
と離間して第2の遠心ファン190bを前記主軸160
に固着すると共に、スクロール側ケーシング170の可
動スクロール140外周部分に冷却空気の導入口113
を形成し、かつ前記軸受外周を包囲する円筒状カバーの
後部上端に冷却空気の放出口115を設け、前記導入口
113から放出口115に向かう空気流を生ぜしめるよ
う構成されたスクロール圧縮機(実公平3−6880号
公報)がある。
【0010】さらに、図8に示すように、筒状のケーシ
ング150内部を支持壁199により一側のクランク室
122と他側のファン室127とに画成し、該ケーシン
グ150のクランク室122の開口端壁に固定スクロー
ル130を固着すると共に、前記ケーシング150のフ
ァン室127側にモータを取り付けてこのモータにファ
ン室127内を直線的に延びる主軸160を連結し、こ
の主軸160の他端をクランク室122内に延長してこ
の主軸160を前記ケーシング150内に回転自在に軸
支すると共に、クランク室122内に配置された可動ス
クロール140の一側面に軸受を設け、この軸受に前記
主軸160の他端に設けた偏心軸61を軸支したスクロ
ール圧縮機と成し、前記クランク室122を成すケーシ
ング150に被圧縮流体の導入口と共通の冷却風の導入
口113を形成し、前記クランク室122とファン室1
27とを連通する開孔を前記支持壁199に穿設し、更
に前記ファン室127を成すケーシング150に放出口
115を形成し、ファン室127内の主軸160に遠心
ファン190を固着して、前記導入口113から導入さ
れた空気が支持壁199の開孔を介して放出口115よ
り放出され、クランク室112、ファン室127内に冷
気を流通させるよう構成したスクロール圧縮機(実公昭
63−43428号)が開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来のスクロール圧縮機の冷却機構において、図6に
示すように実開平2−94386号公報に開示されてい
るスクロール圧縮機110は、遠心ファン190の回転
により発生した冷却風を送風ダクト100を介して圧縮
熱放散部198に導入しているが、遠心ファン190は
可動スクロール側で主軸160に連結されているため
に、冷却に使用される空気は、圧縮機本体120の運転
により加熱されたケーシングの外周を伝って導入され
る。そのためケーシングを冷却して加熱された後の冷却
風が圧縮熱発散部198に導入されるため、最も高温と
なり、冷却の必要がある固定及び可動スクロールを冷却
する効果が薄いという問題点を有する。
【0012】また、前記従来のスクロール圧縮機にあっ
ては、圧縮機本体120の可動スクロール側のケーシン
グより突出した主軸160に遠心ファン190を取り付
け、該遠心ファン190により生ずる空気の流れを利用
して圧縮機本体120を冷却するよう構成されているた
めに、前記遠心ファン190と圧縮機本体120間を連
通するダクト100を設ける必要があり、その構成が複
雑となると共に圧縮機全体が大型化するという問題点を
有する。
【0013】さらに、前記構成のスクロール圧縮機11
0にあっては、主軸160及びこの主軸160を軸支す
る軸受はケーシング内に封入されているために、前記実
開平2−94386号記載のスクロール圧縮機にあって
は該軸受及び主軸を有効に冷却することができない。
【0014】一方、図7に示す実公平3−6880号公
報に掲載のスクロール圧縮機110にあっては、可動ス
クロール140に近接した主軸160に固着された第1
の遠心ファン190aと、モータ等の駆動源と連結され
る主軸160の他端に固着された第2の遠心ファン19
0bという2のファンを備えており、その構成が複雑で
ある。
【0015】また、スクロール側ケーシング170及び
ケーシング本体150内を冷却する空気の採り入れを、
スクロール側ケーシング170の可動スクロール140
の外周位置において行っているために、可動スクロール
140及び可動スクロール140の一側面において主軸
160を軸支する軸受については冷却することができる
ものの、固定スクロール130に当たる空気流は発生せ
ず固定スクロール130を好適に冷却することはできな
い。
【0016】さらに、主軸160を軸支する軸受収納部
124内には冷却空気が導入されず、主軸160を回転
可能に軸支する軸受および主軸160において発生した
熱を冷却することができない。
【0017】さらに、図8に示す実公昭63−4342
8号公報掲載のスクロール圧縮機110にあっては、可
動スクロール140の外周に形成された被圧縮流体の導
入口113から冷却用の空気を同時に導入しており、そ
のため例え固定スクロール130の基板に放熱用のフィ
ン132を形成したとしても、該フィン132に対して
冷却風が当たらず固定スクロール130の十分な冷却効
果を得られるものではなく、また、固定スクロール13
0のフィン132に好適に冷却風を当てるためには、該
固定スクロール130に向かう冷却風を発生するための
ファンを別途設ける必要がある。
【0018】本発明は、上記従来技術における欠点を解
消するためになされたものであり、比較的簡単な構成に
より、固定スクロール及び可動スクロールの冷却を良好
に行うことのできるスクロール圧縮機の冷却機構を提供
することを目的とする。
【0019】また、本発明の別の目的は、前記目的に加
え、可動スクロールを旋回させる主軸、及び該主軸を回
転自在に軸支する軸受を好適に冷却することのできるス
クロール圧縮機の冷却機構を提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスクロール圧縮機10の冷却機構は、基板
36に渦巻状のラップ部34を立設した固定スクロール
30と、この固定スクロール30に対向して噛合する渦
巻状のラップ44を基板46に立設した可動スクロール
40と、前記可動スクロール40を旋回運動する主軸6
0を備え、一端に形成された開口部を前記固定スクロー
ル30により被蓋するケーシング50内に、一端を偏心
軸を介して前記可動スクロール40に他端を駆動源に連
結した主軸60を収納して成るスクロール圧縮機10に
おいて、前記ケーシング50のスクロール収納部22
は、図1において、可動スクロール40の他、可動スク
ロール40に連結された連結板70、前記連結板70に
設けられた軸受58,74,79、ピンクランク82、
主軸60の偏心軸61等の収納される空間として形成さ
れている。前記スクロール収納部22は、前記固定スク
ロール30にて前記ケーシング50の開口部を被蓋さ
れ、このスクロール収納部22内に前記可動スクロール
40を、該可動スクロール40のラップ部44を前記固
定スクロール30のラップ部34に噛合させて旋回可能
に配置し、前記スクロール収納部22の、前記固定スク
ロール30により被蓋された開口部周縁54から、前記
開孔周縁54を延長するカバー12を設けて前記カバー
12内に冷却風の導入流路31を形成すると共に、前記
冷却風の導入流路31とスクロール収納部22内とを連
通する冷却風の流路(52)を形成し、前記スクロール
収納部22を前記主軸の駆動源に連結された他端側にお
いてケーシング50外に開放する開孔59を設けて冷却
風の流路を形成し、ケーシング50外においてカバー1
2の開口面に臨みファン90を設けたことを特徴とする
(請求項1)。
【0021】前記スクロール圧縮機10の冷却機構は、
駆動源と連結される主軸60の他端62にファン90を
固着し、スクロール収納部22の外周から延設されたカ
バー14にて前記ファン90を包囲してファン室27を
画成すると共に、前記スクロール収納部22内とファン
室27を連通する前記開孔59を前記ケーシング50に
設け、かつ、前記ファン室27を機外と連通する冷却風
の放出口15を前記ファン室27を画成するカバー14
に設けることができる(請求項2)。
【0022】前記固定スクロール30及び可動スクロー
ル40の基板の一側面であって、ラップ部34,44の
突設された側面と反対側の側面には、放熱用フィン3
2,42を突設することができる(請求項3)。
【0023】また、可動スクロール40と主軸60の偏
心軸61との連結は、ラップ部44の突設された側面と
反対側の可動スクロール40の基板46の一側面に、例
えば可動スクロール40の基板46と同形状に形成され
た連結板70を可動スクロール40の基板46と所定間
隔を介して対峙して配置すると共に、前記連結板70を
例えば連結部48を介して前記可動スクロール40と連
結し、前記連結板70の一側面であって可動スクロール
40の基板46と対峙する面と反対側の側面に、前記主
軸60の偏心軸61を回転自在に軸支することもできる
(請求項4)。
【0024】さらに、前記連結板70を介して可動スク
ロール40と主軸60の偏心軸61を連結する場合に
は、前記連結板70の外周位置よりも前記主軸の他端寄
りのスクロール収納部22のケーシング内壁よりスクロ
ール収納部22の中心方向に立設された略環状の風向板
55を設けると共に、前記連結板70に前記軸受筒72
の外周位置において開孔76,76,76を形成するこ
ともできる(請求項5)。
【0025】さらに、主軸60の端部側面の偏心軸61
が前記軸受筒72内で連結板70に対峙するスクロール
圧縮機10にあっては、図3に示すように、前記軸受筒
72内において前記連結板70に開孔73を形成し、前
記軸受筒72内において前記開孔73と対峙する偏心軸
61を含む主軸60に通孔を穿設形成して冷却風の流路
64を前記主軸内に形成することができる(請求項
6)。
【0026】また、前記ケーシングに、前記スクロール
収納部22と、前記スクロール収納部に隣接して形成さ
れた主軸収納部24を形成した場合は、該主軸収納部2
4には、前記可動スクロール40を旋回運動させる主軸
60が回転自在に軸支され、該主軸を主軸収納部24か
ら前記スクロール収納部22内に突設させて、前記主軸
60の回転により主軸一端に形成した偏心軸61を前記
可動スクロール40と連結すると共に、スクロール収納
部22の配置位置と反対側の主軸収納部24の端部より
主軸の他端を突設させて、該主軸の他端に駆動源を連結
し、前記主軸収納部24を成すケーシング50に、前記
ファン室と前記主軸収納部内を連通する開孔94を設け
ることができる(請求項7)。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら以下説明する。
【0028】図1は、本発明の冷却機構を備えたスクロ
ール圧縮機10の断面図であり、10はスクロール圧縮
機を示す。
【0029】このスクロール圧縮機10は、圧縮機本体
20の所定位置をカバー12,14にて被覆して形成し
てなり、該圧縮機本体20は、一端開口部を固定スクロ
ールにて被蓋され、内部に可動スクロール40を収納す
るスクロール収納部22及び前記可動スクロール40を
旋回運動させる主軸60を収納する主軸収納部24を備
えている。
【0030】図1に示すように、このケーシング50は
略円筒状に形成されたスクロール収納部22と、前記ス
クロール収納部22内に収納された可動スクロール40
を旋回運動させる主軸60を収納する略載頭円錐状に形
成された主軸収納部24より成る。
【0031】略円筒状に形成して成る前記ケーシング5
0のスクロール収納部22は、その円筒の一端開口部を
固定スクロール30の基板36にて被蓋されており、一
側面に放熱用のフィン32が、他側面には渦巻状に形成
されたラップ部34がそれぞれ突設されて成る固定スク
ロール30の前記基板36を、前記ラップ部34を前記
スクロール収納部22の内方に向けて前記円筒状のスク
ロール収納部の周縁54にボルト止め等して固着してい
る。
【0032】固定スクロール30により開口部を被蓋さ
れたスクロール収納部22内には、固定スクロール30
の基板36より突設されたラップ部34と噛合するラッ
プ部44の突設された可動スクロール40が、ラップ部
44を前記固定スクロール30のラップ部34と噛合さ
れて配置されている。
【0033】前記スクロール収納部22内は、該スクロ
ール収納部22内に冷却風を導入するための流路を介し
て外部と連通しており、例えば固定スクロール30の基
板36の所定位置に開孔を形成し、または前記スクロー
ル収納部22の開口部内径よりも前記固定スクロール3
0の基板36の外径を部分的に小径と成し、該冷却風の
流路を形成することもできるが、本実施形態にあって
は、前記固定スクロール30にて被覆されるスクロール
収納部22の開口部の周縁54に凹状の切欠52を形成
すると共に、該開口部の外径よりも固定スクロール30
の基板36を小径に形成し、この基板36の外周を部分
的に突出して形成した止着部38にて固定スクロール3
0をスクロール収納部22の開口部周縁54にボルト止
め等して、該切欠52により冷却風の流路が形成されて
いる(図2及び図3参照)。
【0034】そして、前記スクロール収納部22内にお
いて、前記スクロール収納部22の内方に向かって突設
された固定スクロール30のラップ部34に、これと噛
合する渦巻状に形成された可動スクロール40のラップ
部44を噛合させて配置している。
【0035】前記可動スクロール40は、その中心位置
を前記固定スクロール30の中心位置から偏心させて配
置され、主軸60の回転に伴って旋回して被圧縮流体の
圧縮が行われる。すなわち、相互に噛合する前記固定ス
クロール30のラップ部34と可動スクロール40のラ
ップ部44、および前記ラップ部34の突設された固定
スクロール30及び可動スクロール40の基板46に囲
まれて形成された圧縮作用空間16が、前記可動スクロ
ール40の旋回によりスクロールの中心に向かって体積
収縮しながら徐々に移動するよう形成され、この圧縮作
用空間16内に導入された空気等の被圧縮流体が圧縮さ
れて固定スクロール30の基板36の中心位置に形成さ
れた吐出口18より吐出される。
【0036】前記可動スクロール40の基板46の他側
面には、放熱用フィン42が形成されており、このフィ
ン42の突設方向先端側において前記可動スクロール4
0と主軸60間を連結する連結板70が、該可動スクロ
ール40の基板46の一側面より突出された連結部48
にボルト止め等されて固着されている。
【0037】この連結板70は、可動スクロール40の
基板46と略同形状に形成されて成り、この連結板70
の一側面であって、前記可動スクロール40の配置位置
と反対側の側面には、該可動スクロール40を旋回させ
る主軸60の一端に形成された偏心軸61を回転自在に
軸支する軸受筒72が突出形成されており、この軸受筒
72内に主軸60の回転により偏心回転する偏心軸61
を軸受74を介して回転自在に軸支することにより、可
動スクロール40が固定スクロール30の中心から偏心
した旋回軌跡上を旋回する。
【0038】なお、本実施形態にあっては、偏心軸61
の近傍において主軸60にバランスウェイト80を固着
して前記主軸60の回転及び該回転に伴う可動スクロー
ル40の旋回により生ずる振動等を低減させている。
【0039】また、前記連結板70の所定箇所には、開
孔76,76,76が形成されており(図3参照)、こ
の開孔76,76,76がケーシング50のスクロール
収納部22内を冷却する冷却空気の流路となる。なお、
本実施形態にあってはスクロール収納部22を成すケー
シング50の内周であって、前記連結板70の外周位置
よりも僅かに主軸収納部24寄りの位置より略環状に風
向板55を突設し、スクロール収納部22内に導入され
た冷却風が風向板55にぶつかってスクロール収納部2
2の中央方向に偏向され、可動スクロール40の放熱用
フィン42間を通過した後、軸受筒72の近傍に設けら
れた開孔76を通過するよう構成している。従って、冷
却風は可動スクロール40の冷却用フィン42間を通過
して可動スクロール40が好適に冷却される。
【0040】また、前記連結板70の軸受筒72の突設
された一側面であって、その周縁寄りには、前記軸受筒
72を中心とした等位置の3か所に軸受ボス78が形成
され、該軸受ボス78内に嵌合された軸受79を介して
クランク状に形成された前記主軸60と同様に偏心され
たピンクランク82の一端が回転自在に軸承されてい
る。
【0041】このピンクランク82の他端は、円筒状に
形成された前記スクロール収納部22の端部周縁から中
心方向に向かって環状に突設され、載頭円錐状に形成さ
れた主軸収納部24の端部周縁に連結された段部56に
形成された軸受ボス57内に軸受58を介して回転自在
に軸支されている。
【0042】本実施形態にあっては、前記段部56を成
すケーシング50に穿孔し、該孔内にケーシング50と
は別個に形成された円筒状の軸受ボス57を嵌合して前
記軸受58を収納してなるが、該軸受ボス57は前記ケ
ーシング50と一体的に構成することもでき、また、そ
の他の構成であっても良い。
【0043】また、前記軸受ボス57の形成されていな
い位置の前記段部56には、前記連結板70と同様に開
孔59が形成されており、前記ケーシング50内に導入
された冷却風がこの開孔59を介してケーシング50外
に排出されるよう構成されている。
【0044】前記スクロール収納部22と連続して形成
された主軸収納部24には、前記軸受筒72に一端を軸
支された主軸60が回転自在に軸承されており、本実施
形態にあっては、該主軸収納部24内の2か所に軸受2
5,26を設け、該軸受25,26に主軸60を回転自
在に軸支すると共に、該主軸収納部24の端部より前記
主軸60の他端62を突出させ、該主軸60の他端62
にモータ等の駆動源を連結するためのプーリ92を固着
している。
【0045】前記主軸収納部24より突設された主軸6
0の他端62寄りには、遠心ファン90が取り付けられ
て成り、主軸60の回転に伴ってこの遠心ファン90が
回転してスクロール圧縮機を冷却し得るよう構成されて
いる。この遠心ファン90は、本実施形態にあっては前
記主軸60に固着された前記プーリ92の側面に固着す
ることにより、このプーリ92を介して主軸60に固着
されている。
【0046】以上のように構成された圧縮機本体20
は、ケーシング50のスクロール収納部22の周縁54
を延長する方向にカバー12が設けられており、このカ
バー12により冷却風の導入流路31が形成されると共
に、前記スクロール収納部22の他方の周縁から主軸収
納部24、および遠心ファン90にかけてをカバー14
にて被覆して、該カバー14と圧縮機本体20のケーシ
ング50間にファン室27を形成している。
【0047】前記スクロール収納部22の開口部周縁5
4より延設されるカバー12は、例えば単にスクロール
収納部22の開口部周縁54を延長するよう構成するこ
ともできるが、本実施形態にあっては該カバー12の延
長方向先端において該カバー12の周縁により形成され
る開口部が幅狭となるよう形成している。図1に示す実
施形態にあっては、該カバー12の先端を該カバー12
により形成される円筒の中心方向に向かって曲折して幅
狭に形成して、中央に形成された開口を圧縮機本体20
を冷却するための冷却風の導入口13としている。この
ようにカバー12により形成される開口部を絞ることに
より、固定スクロール30の基板36の中央付近より突
設される冷却用フィン32に対しても好適に冷却風を当
てることができる。
【0048】また、ファン室27を画成する前記カバー
14は、遠心ファン90の上方位置において開口されて
おり、この開口により圧縮機本体20を冷却した後の冷
却風を機外に排出する放出口15が形成されている。
【0049】前記導入口13は、固定スクロール30の
放熱用のフィン32間を介して基板38とカバー12間
に形成された導入流路31と連通し、この導入流路31
は、切欠52により形成された流路を介して可動スクロ
ール40と連結板70間に形成された空間29、すなわ
ち可動スクロール40の放熱用フィン42の配置された
空間に連通している。
【0050】さらに、前記空間29は、連結板70に形
成された開孔76を介して軸受筒72、バランスウェイ
ト80、ピンクランク82、軸受74,79等が配置さ
れた、連結板70と段部56間に形成された空間28と
連通し、この空間28は段部56に形成された開孔59
を介してさらに主軸収納部24の外周とカバー14間に
形成されたファン室27に連通している。
【0051】以上のように構成された冷却機構を備えた
スクロール圧縮機10の動作について説明すると、プー
リ92を介して連結された図示せざるモータ等の駆動源
を駆動させて主軸60を回転すると、該主軸60の回転
に伴って可動スクロール40が旋回し、被圧縮流体の圧
縮が開始されると共に、前記主軸60の回転に伴って遠
心ファン90が回転して圧縮作用により発熱したスクロ
ール圧縮機10を冷却するための冷却風の導入が開始さ
れる。
【0052】この冷却風の導入は、前記プーリ92に固
着された遠心ファン90が、前記主軸60の回転と共に
回転され、該遠心ファン90の回転により生じた空気流
により行われ、前記遠心ファン90の旋回により、ファ
ン室27内の空気が放出口15より放出されて該ファン
室27内が負圧となると、前記ファン室27に開孔59
を介して連通された、段部56と連結板70間に形成さ
れた空間28内の空気がファン室27内に導入される。
すると、段部56と連結板70間に形成された空間28
に開孔76を介して空間29内の空気が、また連結板7
0と可動スクロール40間に形成された空間29を介し
てカバー12に形成された導入口13から外気が導入さ
れる。
【0053】前記冷却風の流路の導入口13は、前述の
ように固定スクロール30の放熱用フィン32の配置位
置において開口されており、機外より導入された冷却風
がまず固定スクロール30の放熱用のフィン32に当接
して固定スクロール30を好適に冷却すると共に、可動
スクロール40と連結板70間を通過する際に可動スク
ロール40の放熱用のフィン42間を通過して、可動ス
クロール40を好適に冷却する。
【0054】その後、前記連結板70と段部56間に形
成された空間28内に導入された冷却風は、軸受筒72
及び該軸受筒72内に収納された軸受74、該軸受74
に軸支された主軸60、前記軸受筒72を中心に等間隔
で配置されたピンクランク82及びその軸受58,79
を好適に冷却する。前記連結板70と段部56間に形成
された空間28内に導入された冷却風は、該空間28内
で回転するバランスウェイト80により撹拌されて、軸
受筒72、軸受ボス57等が突出形成された複雑な形状
の前記空間28内を好適に冷却することができる。
【0055】このようにして各部を冷却した冷却風は、
その後ファン室27に導入され、主軸60を収納する主
軸収納部24をその外周より冷却する。
【0056】以上のようにしてスクロール圧縮機10を
冷却した冷却風はカバー14の上部に形成された放出口
15を介して機外に排出され、該動作が繰り返されてス
クロール圧縮機10の冷却が行われる。
【0057】図4及び図5は、本発明のさらに別の実施
形態を示し、主軸60及び該主軸60を軸支する軸受7
4,25,26をより効果的に冷却し得るよう、主軸6
0内及び主軸収納部24内に冷却風を導入し得るよう構
成したものである。なお、前記の点を除き、他の構成は
前述の実施形態と同様の構成である。
【0058】本実施形態の冷却機構にあっては、前記主
軸60及び主軸収納部24内を冷却する構成として、偏
心軸61を含む主軸60内を穿孔して該穿孔を冷却風の
流路64として主軸60を内部から冷却し得るよう構成
すると共に、該流路64の一端を軸受室内に開孔66
し、ケーシング50の主軸収納部24内に冷却風を導入
する通孔を形成するよう構成したものである。
【0059】そして、前記主軸収納部24の周壁に開孔
94を形成し、該開孔94を介して主軸収納部24内を
ファン室27と連通させ、主軸収納部24内の空気をフ
ァン室27を介して機外に排出し得るよう構成してい
る。
【0060】前記主軸60内に形成された冷却風の流路
64は、軸受筒72内に軸支された主軸60の偏心軸6
1で一端が開口しており、主軸収納部24内において前
記流路64と直交方向に形成された開孔66により軸受
収納部24内に開口されたものである。
【0061】また、前記軸受筒72を突出した位置で連
結板70に開孔73を形成し、前記主軸60内に形成さ
れた流路64が前記開孔73を介して可動スクロール4
0と連結板70間に形成された空間29と連通し得るよ
う構成している。
【0062】以上のように構成された本発明の冷却機構
を備えたスクロール圧縮機10の主な動作については前
述の実施形態のスクロール圧縮機10と同様であるが、
本実施形態の冷却機構を備えたスクロール圧縮機10に
あっては、可動スクロール40と連結板70間に導入さ
れた冷却風は、開孔76を介して連結板70と段部56
間に形成された空間28に導入される他、その一部は連
結板70に形成された開孔73を介して主軸60内に形
成された冷却風の流路64内を通過して主軸60を内部
より冷却した後、主軸収納部24内に導入される。
【0063】主軸収納部24内に導入された冷却風は、
該主軸収納部24内で主軸60を回転自在に軸支する軸
受25,26に直接当接して該軸受25,26を冷却し
た後、主軸収納部24の周壁に形成された開孔94を介
してファン室27内に導入され、その後放出口15を介
して機外に放出される。
【0064】
【発明の効果】以上説明した本発明の構成により、比較
的簡単な構成により、圧縮機本体を好適に冷却すること
ができるスクロール圧縮機の冷却機構を提供することが
でき、特に最も温度の高くなる固定スクロールに形成さ
れた放熱フィンに最初に冷たい冷却空気を当てる構成を
備えることにより、その冷却効率を飛躍的に向上させる
ことができた。
【0065】また、主軸及びケーシング内に形成された
主軸収納部内に冷却風を導入する構成を備えることで、
主軸及び該主軸を軸承する軸受をも好適に冷却すること
ができ、加熱による主軸及び軸受の破損や異常摩耗等を
防止して該部の寿命を向上させることのできるスクロー
ル圧縮機の冷却機構を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の冷却機構を備えたスクロール圧縮機
の断面図。
【図2】 図1のII−II線断面図。
【図3】 図1のIII−III線断面図。
【図4】 本発明の別の冷却機構を備えたスクロール圧
縮機の断面図。
【図5】 図4のV−V線断面図。
【図6】 従来の冷却機構を備えたスクロール圧縮機の
概略図。
【図7】 従来の冷却機構を備えたスクロール圧縮機の
断面図。
【図8】 従来の冷却機構を備えたスクロール圧縮機の
要部断面図。
【符号の説明】
10 スクロール圧縮機 12 カバー 14 カバー 15 放出口 16 圧縮作用空間 18 吐出口 20 圧縮機本体 22 スクロール収納部 24 主軸収納部 25,26 軸受 27 ファン室 28 空間(連結板70と段部56間) 29 空間(可動スクロール40と連結板70間) 30 固定スクロール 31 導入流路 32 放熱用フィン 34 ラップ部 36 基板 38 止着部 40 可動スクロール 42 放熱用フィン 44 ラップ部 46 基板 48 連結部 50 ケーシング 52 切欠 54 周縁(スクロール収納部22の) 55 風向板 56 段部 57 軸受ボス 58 軸受 59 開孔(段部56の) 60 主軸 61 偏心軸 62 主軸の端部 64 流路 66 開孔 70 連結板 72 軸受筒 73 開孔(軸受筒72内) 74 軸受 76 開孔(連結板70の) 78 軸受ボス 79 軸受 80 バランスウェイト 82 ピンクランク 90 遠心ファン 92 プーリ 94 開孔(主軸収納部24の) 100 送風ダクト 110 スクロール圧縮機 113 冷却空気の導入口 115 冷却空気の放出口 120 圧縮機本体 122 クランク室 127 ファン室 130 固定スクロール 140 可動スクロール 150 ケーシング本体 160 主軸 170 スクロール側ケーシング 190 遠心ファン 190a 第1の遠心ファン 190b 第2の遠心ファン 198 圧縮熱放散部 199 支持壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H003 AA05 AB07 AC01 BE03 CD01 3H029 AA02 AA15 AA18 AA23 BB12 CC03 CC09 CC47 3H039 AA02 AA10 AA12 BB13 CC02 CC03 CC09 CC10 CC33 CC34

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に渦巻状のラップ部を立設した固定
    スクロールと、この固定スクロールに対向して噛合する
    渦巻状のラップを基板に立設した可動スクロールと、前
    記可動スクロールを旋回運動する主軸を備え、一端に形
    成された開口部を前記固定スクロールにより被蓋するケ
    ーシング内に、一端を偏心軸を介して前記可動スクロー
    ルに、他端を駆動源に連結した主軸を収納して成るスク
    ロール圧縮機において、 前記ケーシングは可動スクロールの収納されるスクロー
    ル収納部を備え、該スクロール収納部は固定スクロール
    にて被蓋される開口部を有すると共に、前記固定スクロ
    ールにて前記開口部を被蓋された前記スクロール収納部
    内に前記可動スクロールを、該可動スクロールのラップ
    部を前記固定スクロールのラップ部に噛合させて旋回可
    能に配置し、 前記スクロール収納部の、前記固定スクロールにより被
    蓋された開口部周縁から、前記開孔周縁を延長するカバ
    ーを設けて前記カバー内に冷却風の導入流路を形成する
    と共に、 前記冷却風の導入流路とスクロール収納部内とを連通す
    る冷却風の流路を形成し、前記スクロール収納部を前記
    主軸の駆動源に連結した主軸他端側においてケーシング
    外に開放する冷却風の流路を形成し、前記ケーシング外
    において、前記カバーの開口面に臨みファンを設けたこ
    とを特徴とするスクロール圧縮機の冷却機構。
  2. 【請求項2】 前記駆動源と連結される主軸の他端にフ
    ァンを固着し、スクロール収納部の外周から延設された
    カバーにて前記ファンを包囲してファン室を画成すると
    共に、前記スクロール収納部内とファン室を連通する開
    孔を前記ケーシングに設け、かつ、前記ファン室を機外
    と連通する冷却風の放出口を前記カバーに設けた請求項
    1記載のスクロール圧縮機の冷却機構。
  3. 【請求項3】 前記固定スクロール及び可動スクロール
    の基板の一側面であって、ラップ部の突設された側面と
    反対側の側面に放熱用フィンを突設したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のスクロール圧縮機の冷却機構。
  4. 【請求項4】 ラップ部の突設された側面と反対側の可
    動スクロールの基板の一側面に連結板を可動スクロール
    の基板と所定間隔を介して対峙して連結し、前記連結板
    の一側面であって可動スクロールの基板と対峙する面と
    反対側の側面に、前記主軸の偏心軸を回転自在に軸支す
    ることを特徴とする請求項1〜3いずれか1記載のスク
    ロール圧縮機の冷却機構。
  5. 【請求項5】 前記連結板の外周位置よりも前記主軸の
    他端側でスクロール収納部を成すケーシング内壁よりス
    クロール収納部の中心方向に立設された略環状の風向板
    を設けると共に、前記連結板に前記偏心軸の外周近傍位
    置において開孔を形成したことを特徴とする請求項4記
    載のスクロール圧縮機の冷却機構。
  6. 【請求項6】 前記連結板に開孔を形成し、前記開孔と
    対峙する前記偏心軸を含む主軸に通孔を穿設形成した請
    求項1〜5のいずれか1項記載のスクロール圧縮機の冷
    却機構。
  7. 【請求項7】 前記ケーシングは、前記スクロール収納
    部と、前記スクロール収納部に隣接して形成された主軸
    収納部を形成し、該主軸収納部には、前記可動スクロー
    ルを旋回運動させる主軸が回転自在に軸支され、該主軸
    を主軸収納部から前記スクロール収納部内に突設させ
    て、前記主軸の回転により主軸一端に形成した偏心軸を
    前記可動スクロールと連結すると共に、スクロール収納
    部の配置位置と反対側の主軸収納部の端部より主軸の他
    端を突設させて、該主軸の他端に駆動源を連結し、前記
    主軸収納部を成すケーシングに、前記ファン室と前記主
    軸収納部内を連通する開孔を設けた請求項6項記載のス
    クロール圧縮機の冷却機構。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120468A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Hitachi Ltd スクロール式流体機械
JP2013185472A (ja) * 2012-03-07 2013-09-19 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd スクロール式流体機械
US10082141B2 (en) 2013-02-27 2018-09-25 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. Scroll-type fluid machine
CN112879304A (zh) * 2021-01-28 2021-06-01 沈阳纪维应用技术有限公司 一种无油涡旋真空泵偏心主轴自驱动冷却装置及使用方法

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