JPH04342801A - スクロール式流体機械 - Google Patents

スクロール式流体機械

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JPH04342801A
JPH04342801A JP14399291A JP14399291A JPH04342801A JP H04342801 A JPH04342801 A JP H04342801A JP 14399291 A JP14399291 A JP 14399291A JP 14399291 A JP14399291 A JP 14399291A JP H04342801 A JPH04342801 A JP H04342801A
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JP
Japan
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casing
drive shaft
centrifugal fan
length
pulley
Prior art date
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Application number
JP14399291A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Mizushima
水島 好彦
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
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Publication of JPH04342801A publication Critical patent/JPH04342801A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C15/00Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
    • F04C15/0096Heating; Cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/04Heating; Cooling; Heat insulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば空気圧縮機等に
用いて好適なスクロール式流体機械に関し、特に、駆動
軸に冷却ファンが設けられたスクロール式流体機械に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3および図4に従来技術によるスクロ
ール式流体機械として無給油式のパッケージ型空気圧縮
機を例に挙げて示す。
【0003】図において、1は防音ケースを示し、該防
音ケース1は平板状の底板部1Aと、該底板部1Aの一
端側に設けられ、複数の空気流入口1B,1B,…が穿
設された一側パネル1Cと、底板部1Aの他端側に設け
られ、複数の空気流出口1D,1D…(2個のみ図示)
が穿設された他側パネル1Eと、該各パネル1C,1E
の上端側に亘って設けられ、ベルト挿通穴1Fが形成さ
れた天板部1G等とから構成されている。また、該天板
部1Gの上面側には後述の電動モータ18が固定されて
いる。
【0004】2は防音ケース1内に設けられたケーシン
グで、該ケーシング2は後述の旋回スクロール6等が収
容された大径筒部2Aと、該大径筒部2Aの一端側中央
から長さ寸法Lだけ軸方向に突出して形成された小径な
軸受部2Bとから構成されている。また、該大径筒部2
Aには、図4に示す如く、後述するエアダクト14の排
気口14Dと連通する流入孔2Cと、該流入孔2Cと対
向して設けられ、防音ケース1内と連通する流出孔2D
とが形成されている。
【0005】3はケーシング2の軸受部2Bに軸受4,
5を介して回転可能に支持された駆動軸を示し、該駆動
軸3の先端側はケーシング2の大径筒部2A内へと伸長
してクランク3Aとなり、基端側はケーシング2の外部
に突出し、後述のプーリ16を介して電動モータ18と
連結されている。また、該各軸受4,5は支持スパンS
だけ軸方向に離間してケーシング2の軸受部2B内に取
付けられ、この支持スパンSをもって駆動軸3の両端側
を支持するものである。
【0006】6はケーシング2の大径筒部2A内に位置
して駆動軸3のクランク3Aに旋回可能に設けられた旋
回スクロールを示し、該旋回スクロール6は、円盤状に
形成された鏡板6Aと、該鏡板6Aから中心側が巻始め
端となり、外周側が巻終り端となって立設されたうず巻
き状のラップ部6Bと、鏡板6Aの背面側中央に設けら
れたボス部6Cとから構成され、該ボス部6C内には駆
動軸3のクランク3Aが回転可能に取付けられている。 また、該旋回スクロール6の背面側には後述の旋回側放
熱フィン19が設けられている。
【0007】ここで、前記鏡板6Aの背面外周側には図
示しないキー溝が周方向に所定間隔をもって形成され、
該各キー溝には自転防止機構としてのオルダム継手(図
示せず)が配設されている。そして、旋回スクロール6
は駆動軸3が回転駆動すると、クランク3Aにより所定
の旋回半径をもった円運動が与えられ、オルダム継手に
よって自転が防止されることにより、駆動軸3の軸線を
中心にして旋回(公転)し続けるようになっている。
【0008】7はケーシング2の他端側を施蓋するよう
に、該ケーシング2の大径筒部2A端面に衝合して固着
された固定スクロールを示し、該固定スクロール7は、
中心が駆動軸3の軸線と一致するようにして中央部側に
配設された鏡板7Aと、該鏡板7Aから旋回スクロール
6のラップ部6Bと同様に立設されたうず巻き状のラッ
プ部7Bと、鏡板7Aの外周側から突出して形成され、
ケーシング2の大径筒部2Aと衝合する筒部7Cとから
構成されている。また、該鏡板7Aの背面側には後述の
固定側放熱フィン20が設けられている。
【0009】ここで、前記固定スクロール7のラップ部
7Bは、旋回スクロール6のラップ部6Bと所定角度だ
けずらして重なり合うように対向して配設され、旋回ス
クロール6が旋回するときに、ラップ部6Bとの間で連
続的に縮小する複数の圧縮室8,8,…を画成するもの
である。
【0010】9,10は固定スクロール7に形成された
吸込口,吐出口をそれぞれ示し、該吸込口9は最外周側
(低圧側)の圧縮室8と連通するように筒部7Cに形成
され、吐出口10は最中央側(高圧側)の圧縮室8と連
通するように鏡板7Aの中心部に穿設されている。また
、該吸込口9は吸込管11を介して防音ケース1外の吸
込フィルタ12と接続され、吐出口10は吐出管13を
介して外部のエアタンク(図示せず)と接続されている
【0011】14は防音ケース1内に設けられたエアダ
クトを示し、該エアダクト14は、図4にも示す如く、
ケーシング2の軸受部2B一端側を覆うようにして形成
され、後述の遠心ファン15が収容されたファン収容部
14Aと、基端側が該ファン収容部14Aと連通し、先
端側がケーシング2の大径筒部2A、固定スクロール7
側に向けて延設された排出管14Bとから構成されてい
る。また、該ファン収容部14Aには他端側(ケーシン
グ2の大径筒部2A側)に開口する吸気口14Cが形成
され、排出管14Bの先端側には、冷却風を旋回側放熱
フィン19側と固定側放熱フィン20側とに分配して排
気する2個の排気口14D,14Dが形成されている。
【0012】15はエアダクト14のファン収容部14
A内に位置して駆動軸3に固着され、多翼ファン等から
構成された遠心ファンを示し、該遠心ファン15は駆動
軸3によって回転駆動されることにより、エアダクト1
4の吸気口14Cから空気を吸込み、この吸込んだ空気
を冷却風としてエアダクト14の排出管14B内に送り
出すものである。
【0013】16はエアダクト14のファン収容部14
A一端側に位置し、駆動軸3の基端側端部に嵌合固着さ
れたプーリを示し、該プーリ16は伝達ベルト17を介
して後述する電動モータ18のモータ側プーリ18Bと
連結されている。
【0014】18は防音ケース1の天板部1G上に載置
された電動モータを示し、該電動モータ18の回転軸1
8Aにはモータ側プーリ18Bが固着されている。また
、該電動モータ18の回転軸18Aは、モータ側プーリ
18Bがプーリ16の真上に位置するように、軸方向の
長さ寸法Mをもって形成されている。そして、該電動モ
ータ18は防音ケース1に設けられた操作スイッチ(図
示せず)がオン操作されると駆動され、これによりモー
タ側プーリ18B、伝達ベルト17、プーリ16を介し
て駆動軸3を回転駆動するものである。
【0015】19は旋回スクロール6のボス部6Cの外
周側に位置して鏡板6A背面側に設けられた旋回側放熱
フィン、20は固定スクロール7の鏡板7A背面側に設
けられた固定側放熱フィンをそれぞれ示し、該各放熱フ
ィン19,20は各鏡板6A,7A等の熱をエアダクト
14の排気口14Dから排気された冷却風中に放熱する
ものである。ここで、前記旋回側放熱フィン19は、旋
回スクロール6のボス部6C外周側を取囲む同軸筒状に
形成され、固定側放熱フィン20は、エアダクト14の
排気口14Dから排気された冷却風の流れ方向に沿う板
状に形成されている。
【0016】従来技術による無給油式のパッケージ型空
気圧縮機は上述の如き構成を有するもので、電動モータ
18が回転すると、この回転力は各プーリ16,18B
等を介して駆動軸3に伝達され、これにより該駆動軸3
は回転駆動し、旋回スクロール6は駆動軸3の軸線を中
心として旋回運動する。この旋回運動によって各ラップ
部6B,7Bとの間に画成される圧縮室8,8,…は連
続的に縮小し、吸込口9から吸込んだ空気を該各圧縮室
8で順次圧縮しつつ、この圧縮空気を吐出口10から外
部のエアタンクに吐出して圧縮作用を行なう。
【0017】また、駆動軸3の回転によって遠心ファン
15は回転駆動され、これにより該遠心ファン15はエ
アダクト14の吸気口14Cから吸込んだ空気を冷却風
として図4中の矢示A方向に送風する。そして、この冷
却風はエアダクト14の排出管14Bを介して各排気口
14Dから排気され、該各排気口14Dからケーシング
2の大径筒部2A内、固定スクロール8の背面側に供給
されることにより、圧縮作用時の圧縮熱等によって温度
上昇した各鏡板6A,7A、各ラップ部6B,7Bの熱
を各放熱フィン19,20を介して放熱させ、該各ラッ
プ部6B,7B等が温度上昇するのを防止する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるものでは、ケーシング2の軸受部2Bとプ
ーリ16との間に位置して遠心ファン15を設け、該遠
心ファン15で発生させた冷却風をエアダクト14を介
して旋回側放熱フィン19、固定側放熱フィン20に供
給するようになっているから、圧縮熱等で温度上昇した
各鏡板6A,7A等を冷却することができる。しかし、
プーリ16は駆動軸3の基端側端部に設けられているか
ら、該プーリ16の取付位置に応じて電動モータ18の
回転軸18Aの長さ寸法Mも長くなってしまう。このた
め、電動モータ18の回転軸18Aに作用するモーメン
トが増大し、電動モータ18内で回転軸18Aを支持す
る軸受等に異常摩耗を生じ、該電動モータ18の寿命、
信頼性が大幅に低下するという問題がある。
【0019】また、駆動軸3の基端側端部に電動モータ
18の回転力が伝達されることにより、該駆動軸3に作
用するモーメントも増大するから、駆動軸3を安定して
支持するために各軸受4,5間の支持スパンSを長くす
る必要がある。このため、ケーシング2の軸受部2Bの
長さ寸法Lも長くなり、該ケーシング2の加工性が大幅
に低下するばかりか、駆動軸3、各軸受4,5をケーシ
ング2の軸受部2B内に正確に位置決めして組み付ける
のに手間がかかり、組立て作業の作業効率が大幅に低下
するという問題がある。
【0020】さらに、上述した従来技術によるものでは
、騒音対策、安全対策上、防音ケース1内にケーシング
2、遠心ファン15、プーリ16等を収容しているから
、エアダクト14の吸気口14Cと防音ケース1の各空
気流入口1Bとの間に隙間が生じる。このため、防音ケ
ース1の各空気流入口1Bからの外気がエアダクト14
内に流入しにくく、遠心ファン15は図4中の矢示B方
向から防音ケース1内の空気を多量に吸込んでしまう。 しかし、防音ケース1内の空気は、各圧縮室8内で発生
する圧縮熱等によって暖められているから、遠心ファン
15による冷却効率が大幅に低下してしまうばかりか、
各ラップ部6B,7Bが温度上昇して熱膨張し、これに
より該各ラップ部6B,7Bにカジリ現象が生じて信頼
性、性能が大幅に低下するという問題がある。
【0021】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、モータの回転軸、ケーシングの軸受部の
長さ寸法を短くすることができ、加工性、組立て作業性
を大幅に向上することができるようにしたスクロール式
流体機械を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成は、小径な軸受部と大径な
筒部とからなるケーシングと、該ケーシングの軸受部に
軸受を介して回転可能に設けられ、先端側が該ケーシン
グの大径筒部内に伸長してクランクとなり、基端側が該
ケーシングの外部に突出した駆動軸と、前記ケーシング
の大径筒部内に位置して該駆動軸のクランクに旋回可能
に設けられ、鏡板にうず巻き状のラップ部が立設された
旋回スクロールと、前記ケーシングの大径筒部側に固着
して設けられ、鏡板に該旋回スクロールのラップ部との
間で複数の圧縮室を形成するうず巻き状のラップ部が立
設された固定スクロールと、前記ケーシング外に位置し
て駆動軸の基端側に設けられ、該駆動軸の回転により冷
却風を発生する冷却ファンと、前記ケーシングの軸受部
と該冷却ファンとの間に位置して前記駆動軸に設けられ
、モータと伝達ベルトを介して連結されたプーリとから
なる。
【0023】また、前記冷却ファンは遠心ファンであり
、該遠心ファンからの冷却風を前記ケーシングの大径筒
部、固定スクロール側に供給する冷却風通路を設けるの
が好ましい。
【0024】
【作用】上記構成により、プーリはケーシングの軸受部
と冷却ファンとの間に位置するから、プーリを、駆動軸
の基端側端部からほぼ冷却ファンの軸方向長さ寸法分だ
け、ケーシングの軸受部側寄りに取付けることができる
。これによりモータの回転軸の長さ寸法をプーリの取付
位置に応じて短くでき、プーリを介して駆動軸に加えら
れるモーメントを低減して、ケーシングの軸受部の長さ
寸法を短くすることができる。
【0025】また、冷却ファンに遠心ファンを用い、該
遠心ファンからの冷却風をケーシングの大径筒部、固定
スクロール側に供給する冷却風通路を設ければ、遠心フ
ァンで発生した冷却風により、ケーシングの大径筒部、
固定スクロールを冷却することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2に基
づいて説明する。なお、実施例では前述した図3および
図4に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0027】図中、21は本実施例による防音ケースを
示し、該防音ケース21は従来技術で述べた防音ケース
1とほぼ同様に、底板部21A、一側パネル21B、他
側パネル21C、天板部21Dから大略構成され、該他
側パネル21C,天板部21Dには、複数の空気流出口
21E,21E,…,ベルト挿通穴21Fが形成されて
いるものの、該一側パネル21Bには、後述のエアダク
ト26が取付けられるダクト取付穴21Gが穿設されて
いる。
【0028】22は防音ケース21内に設けられたケー
シングで、該ケーシング22は従来技術で述べたケーシ
ング2とほぼ同様に、大径筒部22A、軸受部22Bか
ら大略構成され、該大径筒部22Aには、図2に示す如
く流入孔22C、流出孔22Dが形成されているものの
、該ケーシング22の軸受部22Bは、従来技術で述べ
た軸受部2Bの長さ寸法Lよりも短い長さ寸法L1 (
L1<L)をもって形成されている。
【0029】23は駆動軸を示し、該駆動軸23は従来
技術で述べた駆動軸3とほぼ同様に、ケーシング22の
軸受部22Bに軸受24,25を介して回転可能に支持
され、先端側はケーシング22の大径筒部22A内へ伸
長するクランク23Aとなっているものの、該駆動軸2
3の基端側端部には後述の遠心ファン27が取付けられ
、中間部には該遠心ファン27とケーシング22の軸受
部22Bとの間に位置して後述のプーリ28が取付けら
れている。また、前記各軸受24,25は、従来技術で
述べた各軸受4,5間の支持スパンSよりも短い支持ス
パンS1 (S1<S)をもって駆動軸23を支持して
いる。
【0030】26は防音ケース21内に設けられた冷却
風通路としてのエアダクトを示し、該エアダクト26は
、図2にも示す如く、防音ケース21のダクト取付穴2
1G内に嵌合して取付けられ、駆動軸23の基端側を覆
うようにして形成されたファン収容部26Aと、基端側
が該ファン収容部26Aと連通し、先端側がケーシング
22の大径筒部22A、固定スクロール7側に向けて延
設された排出管26Bとから構成されている。また、該
ファン収容部26Aの一端側には外部と連通する複数の
吸気口26C,26C,…が形成され、排出管26Bの
先端側には冷却風を分配して排気する2個の排気口26
D,26Dが形成されている。
【0031】27は冷却ファンとしての遠心ファンを示
し、該遠心ファン27は従来技術で述べた遠心ファン1
5とほぼ同様に、多翼ファン等から構成されているもの
の、該遠心ファン27は、エアダクト26のファン収容
部26A内に位置して駆動軸23の基端側端部に固着さ
れている。
【0032】28はケーシング22の軸受部22Bと遠
心ファン27との間に位置し、駆動軸23の中間部に固
着されたプーリを示し、該プーリ28は従来技術で述べ
たプーリ16とほぼ同様に、伝達ベルト29等を介して
後述する電動モータ30と連結されている。
【0033】30は防音ケース21の天板部21D上に
載置された電動モータを示し、該電動モータ30は従来
技術で述べた電動モータ18とほぼ同様に、その回転軸
30Aにはモータ側プーリ30Bが取付けられているも
のの、該回転軸30Aは、モータ側プーリ30Bがプー
リ28の真上に位置すべく、従来技術で述べ電動モータ
18の回転軸18Aの長さ寸法Mよりも短い長さ寸法M
1 (M1 <M)をもって形成されている。
【0034】本実施例によるパッケージ型の空気圧縮機
は上述の如き構成を有するもので、その基本的動作につ
いては従来技術によるものと格別差異はない。
【0035】然るに本実施例では、プーリ28を、ケー
シング22の軸受部22Bと遠心ファン27との間に位
置して駆動軸23の中間部に設ける構成としたから、図
1中に示す如く、プーリ28の取付位置を、従来技術に
よるプーリ16の取付位置に比べて、遠心ファン27の
軸方向長さ寸法とほぼ等しいΔLだけ、駆動軸23の基
端側端部からケーシング22の軸受部22B側にずらす
ことができ、電動モータ30の回転軸30Aの長さ寸法
M1 も、従来技術による電動モータ18の回転軸18
Aの長さ寸法MよりもΔLだけ短く形成できる。
【0036】また、駆動軸23に加わるモーメントを小
さくできるから、各軸受24,25の支持スパンS1 
、ケーシング22の軸受部22Bの長さ寸法L1 も、
それぞれ従来技術で述べた各軸受4,5間の支持スパン
S、ケーシング2の軸受部2Bの長さ寸法Lよりも、ほ
ぼΔLだけ確実に短くすることができる。
【0037】この結果、電動モータ30の回転軸30A
に作用するモーメントを効果的に減少させて、該回転軸
30Aを支持する軸受等に異常摩耗が生じるのを防止し
、該電動モータ30の寿命、信頼性を大幅向上すること
ができる。また、駆動軸23の先端側を支持する軸受2
5に加わる軸受反力を低減して、該軸受25の寿命を向
上できる上に、ケーシング22の軸受部22Bの長さ寸
法L1 を短くすることができるから、該ケーシング2
2の加工性を向上することができ、組立て作業の作業効
率を大幅に高めることができる。
【0038】さらに、本実施例では、遠心ファン27を
駆動軸23の基端側端部に設けているから、エアダクト
26のファン収容部26Aを防音ケース21のダクト取
付穴21G内に嵌合して取付けることができ、該ファン
収容部26A内に各吸気口26Cを介して直接冷たい外
気を流入させることができる。この結果、遠心ファン2
7から発生する冷却風の温度を効果的に低下させること
ができ、該遠心ファン27の冷却効率を大幅に向上する
ことができ、各ラップ部6B,7Bにカジリ現象が生じ
るのを防止して、信頼性、性能等を大幅に向上すること
ができる。
【0039】なお、前記実施例では、冷却ファンとして
多翼ファン等からなる遠心ファン27を用いるものとし
て述べたが、これに替えて、例えば軸流ファンを用いて
もよい。
【0040】また、前記実施例では、スクロール式流体
機械としてパッケージ型のスクロール式空気圧縮機を例
に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、防音ケー
ス21を廃止し、支柱を介して支持板上に電動モータ3
0を設置する非パッケージ型の構成としてもよい。
【0041】また、前記実施例では、ケーシング22内
に全く潤滑油を供給しない方式の無給油式のスクロール
式空気圧縮機を例に挙げて説明したが、本発明はこれに
限らず、例えば特開平2ー102690号、特開平2ー
248675号等のように、旋回スクロールと固定スク
ロールとの間にシール部材を設け、旋回スクロールとケ
ーシングのスラスト受部との間、固定スクロールのスラ
スト受部との間に潤滑油を供給し、各ラップ部と鏡板と
の間には潤滑油を供給しない方式のスクロール式流体機
械にも用いることができる。
【0042】さらに、本発明のスクロール式流体機械は
、圧縮気体としてフロンガス等の冷媒、窒素ガス等の工
業用ガスの圧縮、あるいは真空タンクと接続して真空引
きを行なう真空ポンプとしても広く適用することができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、ケ
ーシング外に位置して駆動軸の基端側に設けられ、該駆
動軸の回転により冷却風を発生する冷却ファンと、前記
ケーシングの軸受部と該冷却ファンとの間に位置して前
記駆動軸に設けられ、モータと伝達ベルトを介して連結
されたプーリとを設けたから、プーリを、駆動軸の基端
側から冷却ファンの軸方向長さ寸法分だけ、ケーシング
の軸受部側寄りに取付けることができ、これによりモー
タの回転軸の長さ寸法をプーリの取付位置に応じて短く
でき、プーリを介して駆動軸に加えられるモーメントを
低減してケーシングの軸受部の長さ寸法を短くすること
ができる。この結果、モータの回転軸に作用するモーメ
ントを効果的に減少させて該モータの寿命、信頼性を向
上でき、ケーシングの加工性、組立て作業の作業効率を
高めることができる。
【0044】また、冷却ファンに遠心ファンを用い、該
遠心ファンからの冷却風をケーシングの大径筒部、固定
スクロール側に供給する冷却風通路を設ける構成とした
から、遠心ファンで発生した冷却風により、ケーシング
の大径筒部、固定スクロールを効果的に冷却することが
でき、圧縮熱等により各ラップ部が温度上昇して熱膨張
するのを防止し、カジリ現象が生じるのを効果的に防止
することができ、信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるスクロール式空気圧縮機
を示す縦断面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向断面図である。
【図3】従来技術によるスクロール式空気圧縮機を示す
縦断面図である。
【図4】図3中の矢示IV−IV方向断面図である。
【符号の説明】
6      旋回スクロール 6A,7A    鏡板 6B,7B    ラップ部 7      固定スクロール 22    ケーシング 22A  大径筒部 22B  小径筒部 23    駆動軸 23A    クランク 24,25    軸受 26    エアダクト(冷却風通路)27    遠
心ファン(冷却ファン)28    プーリ 29    伝達ベルト 30    電動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  小径な軸受部と大径な筒部とからなる
    ケーシングと、該ケーシングの軸受部に軸受を介して回
    転可能に設けられ、先端側が該ケーシングの大径筒部内
    に伸長してクランクとなり、基端側が該ケーシングの外
    部に突出した駆動軸と、前記ケーシングの大径筒部内に
    位置して該駆動軸のクランクに旋回可能に設けられ、鏡
    板にうず巻き状のラップ部が立設された旋回スクロール
    と、前記ケーシングの大径筒部側に固着して設けられ、
    鏡板に該旋回スクロールのラップ部との間で複数の圧縮
    室を形成するうず巻き状のラップ部が立設された固定ス
    クロールと、前記ケーシング外に位置して駆動軸の基端
    側に設けられ、該駆動軸の回転により冷却風を発生する
    冷却ファンと、前記ケーシングの軸受部と該冷却ファン
    との間に位置して前記駆動軸に設けられ、モータと伝達
    ベルトを介して連結されたプーリとから構成してなるス
    クロール式流体機械。
  2. 【請求項2】  前記冷却ファンは遠心ファンであり、
    該遠心ファンからの冷却風を前記ケーシングの大径筒部
    、固定スクロール側に供給する冷却風通路を設けてなる
    請求項1に記載のスクロール式流体機械。
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