JP2000200855A - Pga型配線基板及びその製造方法並びに半導体装置 - Google Patents

Pga型配線基板及びその製造方法並びに半導体装置

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JP2000200855A
JP2000200855A JP11001008A JP100899A JP2000200855A JP 2000200855 A JP2000200855 A JP 2000200855A JP 11001008 A JP11001008 A JP 11001008A JP 100899 A JP100899 A JP 100899A JP 2000200855 A JP2000200855 A JP 2000200855A
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Masayuki Sasaki
正行 佐々木
Naohiro Mashino
直寛 真篠
Takahiro Iijima
隆廣 飯島
Takayoshi Hanabusa
孝嘉 花房
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PGA型配線基板において、ピンの取り付け
強度を高めると共に、パッドとその下層の樹脂の密着強
度を向上させ、接続信頼性の向上に寄与することを目的
とする。 【解決手段】 パッド21を有する導体層を基板の一方
の面に形成し、この導体層の上に形成されたソルダレジ
スト層22においてパッド21に対応する部分にソルダ
レジスト層22の厚さ方向で基板の内部方向に向かって
開口面積が広がるように開口部23を形成し、径大の頭
部を有するT字状のピン25のその頭部を開口部23内
に配置し、はんだ24によりピン25を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PGA(ピン・グ
リッド・アレイ)型配線基板及びその製造方法並びに半
導体装置に関し、より詳細には、ビルドアップ基板等の
プラスチックパッケージの外部接続端子となるピンが基
板の一方の面に多数立設されたPGA型配線基板におい
てピンの取り付け強度を高めるのに有用な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】PGA型配線基板は、入出力端子を平面
的に取り出せるため、端子数が増大してもパッケージの
外径寸法を大きくすることなく、比較的十分な端子間ピ
ッチを確保できることなどから広く用いられている。こ
の基板は、アルミナ等のセラミックからなるセラミック
タイプのものと、ガラス−エポキシ樹脂複合板などを積
層してなるプラスチックタイプのものとに大別される。
【0003】このうち、プラスチックタイプのPGA型
配線基板は、片面に銅板を張り付けた銅張り樹脂板(ガ
ラス−エポキシ樹脂複合板など)をレジスト塗布やエッ
チング等を行って銅配線パターンを形成したり、樹脂板
にスルーホールを明けてその内壁面にメッキにより銅を
形成したものをエポキシ接着剤により積層することによ
り製造される。このプラスチックタイプのものは基板の
耐熱性が低いため、セラミックタイプのように、基板の
一方の面に形成された接合用パッドにピン(側面から見
てT字状のピン)の頭部をろう付けで接合することはで
きず、比較的融点の低いはんだ付け接合になる。
【0004】つまり、従来のプラスチックタイプのPG
A型配線基板では、ピンの取り付けは、そのT字状の頭
部の部分を基板のパッドに立ててはんだ付けにより行っ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のプラスチックタイプのPGA型配線基板では、基板の
パッド上にピンをはんだ付けで立設しているが、パッド
(通常は銅箔)はその下層の絶縁樹脂の上に薄く形成さ
れているためにパッドと樹脂の密着性が弱く、そのため
に、例えばピンに対し水平方法に何らかの外力が加わる
と、ピンがパッドに付いたままパッドごと取れてしまう
といった課題があった。
【0006】また、プラスチックタイプのPGA型配線
基板には、ガラス−エポキシ基板等のコア基板上に、エ
ポキシ樹脂等の樹脂や、銅メッキ、銅箔により、絶縁膜
や配線を形成し、多層配線構造としたビルドアップ多層
基板があるが、かかるビルドアップ多層基板では特に、
パッドと樹脂との密着性が弱いといった問題が顕著であ
った。
【0007】本発明は、かかる従来技術における課題に
鑑み創作されたもので、ピンの取り付け強度を高めると
共に、パッドとその下層の樹脂の密着強度を向上させ、
ひいては接続信頼性の向上に寄与することができるPG
A型配線基板及びその製造方法並びに半導体装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の課題
を解決するため、本発明の一形態によれば、基板の一方
の面に形成され、基板内の配線パターンに導通するパッ
ドを有する導体層と、該導体層を覆って形成され、前記
パッドに対応する部分が前記基板の内部方向に向かって
開口面積が広がるように形成された開口部を有するソル
ダレジスト層と、径大の頭部を有するT字状のピンとを
備え、該ピンの頭部がはんだ中に埋め込まれるように前
記開口部に露出するパッドに固定されていることを特徴
とするPGA型配線基板が提供される。
【0009】また、本発明の他の形態によれば、基板内
の配線パターンに導通するパッドを有する導体層を前記
基板の一方の面に形成する工程と、前記導体層の上にソ
ルダレジスト層を形成する工程と、前記ソルダレジスト
層の前記パッドに対応する部分に前記ソルダレジスト層
の厚さ方向で前記基板の内部方向に向かって開口面積が
広がるように開口部を形成する工程と、径大の頭部を有
するT字状のピンのその頭部を前記開口部内に配置し、
はんだにより前記ピンを固定する工程とを含むことを特
徴とするPGA型配線基板の製造方法が提供される。
【0010】本発明に係るPGA型配線基板及びその製
造方法によれば、ソルダレジスト層に形成された開口部
においてT字状のピンの頭部がはんだ中に埋め込まれる
ような形態でピンが取り付けられているので、仮にピン
に対し水平方法に何らかの外力が加わったとしても、従
来技術に見られたような、ピンがパッドごと取れてしま
うといった課題は生じない。このように本発明によれ
ば、ピンの取り付け強度を高めることができる。また、
パッドとその下層の樹脂の密着強度を向上させ、ひいて
は接続信頼性の向上に寄与することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態に係
るPGA型配線基板について、その製造工程を順に示す
図1〜図7を参照しながら説明する。以下に説明する図
1(a)〜図6(c)の工程は、プラスチックパッケー
ジとしてのビルドアップ多層配線板を作製する工程であ
り、本実施形態では6層としている。
【0012】先ず、最初の工程では(図1(a)参
照)、ガラスBT(ビスマレイミド−トリアジン)樹脂
のコア基板1(厚さ0.5mm)の両面に銅箔2を厚さ
12μm程度で形成する。次の工程では(図1(b)参
照)、ガイドホール3とスルーホール4(直径0.2m
m)を形成する。次の工程では(図1(c)参照)、電
解メッキ又は無電解メッキによりガイドホール3及びス
ルーホール4の内壁を含めて表面全体に銅のメッキ膜5
を少なくとも厚さ15μm程度で形成する。次の工程で
は(図1(d)参照)、基板表面を粗らす処理(Black O
xide) を行った後、スルーホール4の内壁を熱硬化性の
樹脂6で充填する。ここに、基板表面を粗化する処理
は、後の工程でその表面に形成される膜との密着性を高
めるために行われる。次の工程では(図1(e)参
照)、基板の両面を研磨して平坦化する。
【0013】次の工程では(図2(a)参照)、基板の
両面にレジストとして用いるドライフィルム7を形成す
る。次の工程では(図2(b)参照)、マスク(図示せ
ず)を用いてドライフィルム7のパターニングを行い、
露光と現像処理を施して開口部8を形成する。次の工程
では(図2(c)参照)、エッチングにより、開口部8
の領域に対応する部分の銅メッキ膜5を除去する。次の
工程では(図2(d)参照)、マスク(図示せず)と共
にドライフィルム7を除去する。
【0014】次の工程では(図3(a)参照)、基板の
両面にそれぞれ絶縁樹脂層9を厚さ0.5mm程度で形
成し、更にその両面に銅箔10を厚さ12μm程度で形
成する。この銅箔10は導体層を構成し、その下層の絶
縁樹脂層9と共にビルドアップ多層配線板のうちの1層
を構成する。次の工程では(図3(b)参照)、銅箔1
0の厚さを12μmから5μm程度に薄くする処理を行
う。次の工程では(図3(c)参照)、基板の両面にレ
ジストとして用いるドライフィルム11を形成し、さら
にマスク(図示せず)を用いてドライフィルム11のパ
ターニングを行い、露光と現像処理を施して開口部12
を形成する。次の工程では(図3(d)参照)、エッチ
ングを行い、開口部12の領域に対応する部分の銅箔1
0を除去する。
【0015】次の工程では(図4(a)参照)、レーザ
による穴明け処理により開口部12の領域に対応する部
分の絶縁樹脂層9にビア・ホール13を形成する。この
後、マスク(図示せず)と共にドライフィルム11(図
3(d)参照)を除去し、更に、穴明け処理によって生
じた樹脂片や汚れ等を除去するための処理(デバリン
グ、デスミア)を行う。次の工程では(図4(b)参
照)、電解メッキ又は無電解メッキによりビア・ホール
13の内壁を含めて表面全体に銅のメッキ膜14を厚さ
20μm程度で形成する。次の工程では(図4(c)参
照)、基板の両面にレジストとして用いるドライフィル
ム15を形成し、更にマスク(図示せず)を用いてドラ
イフィルム15のパターニングを行い、露光及び現像処
理を行う。次の工程では(図4(d)参照)、ドライフ
ィルム15をマスクにしてビア・ホール13の内壁を含
めて全面に銅メッキによるパターン16を形成する。
【0016】次の工程では(図5(a)参照)、さらに
ドライフィルム15をマスクにして全面に錫のメッキ膜
17を形成する。次の工程では(図5(b)参照)、マ
スク(図示せず)と共にドライフィルム15を除去す
る。次の工程では(図5(c)参照)、アルカリ性の溶
液を用いてエッチングを行い、ドライフィルム15が形
成されていた領域に対応する部分の銅パターン16を除
去する。次の工程では(図5(d)参照)、錫のメッキ
膜17を除去する。
【0017】次の工程では(図6(a)参照)、基板の
両面にそれぞれ絶縁樹脂層18を厚さ0.5mm程度で
形成し、更にその両面に銅箔19を厚さ12μm程度で
形成する。この銅箔19は導体層を構成し、その下層の
絶縁樹脂層18と共にビルドアップ多層配線板のうちの
1層を構成する。次の工程では(図6(b)参照)、上
述した図3(b)の工程から図5(d)の工程までの処
理を繰り返して、ビア・ホール20を形成し、更にビア
・ホール20の内壁を介して銅パターン16に電気的に
導通した銅パターン21(ピンが接合されるべきパッド
を含む)を形成した後、次の工程でのソルダレジスト層
形成に先立つ表面処理を行う。なお、パターン形成後の
ビア・ホール20の内径は約50μmとなるように設定
してある。次の工程では(図6(c)参照)、基板の両
面に紫外線(UV)の照射によって硬化する性質をもつ
樹脂からなるソルダレジスト層22を形成する。このソ
ルダレジスト層22の膜厚は、銅パターン21の上の部
分で最大10μmとなるように設定してある。
【0018】以下に説明する図7(a)〜図7(c)の
工程は、ピンを接合する側のソルダレジスト層を加工し
てピンを強固に取り付けるための工程であり、本発明の
特徴をなす工程である。先ず、図7(a)に示す工程で
は、ピンを接合する側(図示の例では上側)のソルダレ
ジスト層22において、ピンが接合されるべきパッド
(銅パターン21)の領域に対応する部分に逆テーパ状
の開口部23を形成する。つまり、ソルダレジスト層2
2の厚さ方向で基板内部に向かってその開口面積が徐々
に広がるように開口部23を形成する。
【0019】この開口部23は、パッド(銅パターン2
1)の領域に対応する部分以外の部分のソルダレジスト
層22上にマスク(図示せず)を形成し、このマスクが
形成されたソルダレジスト層22に対しUV照射による
露光を行い、現像処理を行うことで形成される。つま
り、ソルダレジスト層22にUV照射が行われると、ソ
ルダレジスト層22の表面部分はUV照射の影響を最も
強く受け、基板内部に向かうに従いUV照射の影響は徐
々に弱くなっていくため、表面部分が最も早く硬化し、
基板内部に向かうに従い徐々に硬化していくので、図示
のような逆テーパ状の開口部23が形成される。開口部
23の形成後、キュア及びUVキュアを行う。
【0020】次の工程では(図7(b)参照)、ソルダ
レジスト層22に形成された逆テーパ状の開口部23に
おいてパッド21の上に適量のはんだ24を載せ、その
上に径大の頭部を有するT字状のピン25をその頭部を
下にして配置する。なお、ピン25としては、コバール
(登録商標名)にニッケル(Ni)と金(Au)のメッ
キ(膜厚は、Niが2μm程度、Auが0.2μm程
度)を施したものを使用した。
【0021】最後の工程では(図7(c)参照)、リフ
ローを行ってはんだ24を固め、ピン25を固定する。
以上の工程を経て最終的に得られた構造体(図7(c)
参照)が、第1実施形態のPGA型配線基板である。本
実施形態によれば、ピン25をパッド21に取り付ける
に際し、上述したようにソルダレジスト層22に開口部
23を逆テーパ状に形成し、この逆テーパ状の開口部2
3においてピン25を適量のはんだ24で固めて固定す
るようにしている。つまり、T字状のピン25の頭部の
部分は、図7(c)に示すように逆テーパ状の開口部に
おいてはんだ24中に埋め込まれるような形態で強固に
固定されている。従って、仮にピン25に対し水平方法
に何らかの外力が加わったとしても、従来技術に見られ
たような、ピンがパッドごと取れてしまうといった問題
は生じない。
【0022】このように本実施形態によれば、ピン25
の取り付け強度を高めることができる。また、従来のよ
うにピンの頭部の部分が直接パッドに当接した構造とは
異なり、パッド21はピン25と直接接触していないの
で、ピン25の取り付け状態とは関係なく、パッド21
とその下層の絶縁樹脂層18の間の密着強度を高く維持
することができる。これは、ひいてはピン25と基板の
接続信頼性の向上につながる。
【0023】図8は本発明の第2実施形態に係るPGA
型配線基板の断面構造を示したものである。上述した第
1実施形態では、リフローを1回だけ行ってはんだ24
を固めることでピン25を固定するようにしたが(図7
(b),図7(c)参照)、本実施形態では、図8に示
すように、先ずリフローを行ってはんだ24を固めるこ
とでピン25を固定し、更にリフローを行ってはんだ2
6を固めることでピン25を更に強固に固定している。
ここに、はんだ24の融点は、はんだ26の融点よりも
高く設定されている。このような処理を行うことで、ピ
ン25の取り付け強度を更に高め、パッド21と絶縁樹
脂層18の密着強度を更に増大させ、ひいては接続信頼
性の更なる向上を図ることが可能となる。
【0024】図9は本発明の第3実施形態に係るPGA
型配線基板の断面構造を示したものである。図示のよう
に本実施形態では、図1〜図7の実施形態において最終
的に得られた構造体(図7(c)参照)に対し、ピン2
5を接合する側の基板の表面に、ピン25の位置に対応
する箇所に予め穴を明けた高耐熱性の絶縁樹脂シート2
7、例えばテフロン系樹脂やポリフェニレンエーテル
(PPE)等、を真空熱圧着で積層するか、或いはモー
ルド樹脂を流し込むことで、ピン25を更に強固に固定
している。このような処理を行うことで、上記第2実施
形態と同様の効果を奏することができる。
【0025】図10は本発明の第4実施形態に係るPG
A型配線基板の断面構造を示したものである。図示のよ
うに本実施形態では、ソルダレジスト層22における逆
テーパ状の開口部23においてはんだ24でピン25を
固定した後、その隙間にエポキシ樹脂等のアンダーフィ
ル剤28を流し込んで充填すると共に、更に全面に形成
することで、ピン25を更に強固に固定している。この
ような処理を行うことで、上記第2,第3実施形態と同
様の効果を奏することができる。
【0026】図11は上述した各実施形態に係るPGA
型配線基板の適用例を例示したものである。図示の例
は、第1実施形態のPGA型配線基板(図7(c)参
照)においてピン25が設けられている側と反対側の面
に電子部品や半導体デバイス等(図示の例では半導体チ
ップ30)が搭載されている半導体装置の構成を示して
いる。なお、31はチップ30上に設けられたはんだバ
ンプ、32はエポキシ樹脂等のアンダーフィル剤を示
す。チップ30とPGA型配線基板の接続は、はんだバ
ンプ31をPGA型配線基板の導体層(パッド21)に
熱圧着等により押し付けることで行われる。
【0027】図11に例示される半導体装置は、第1実
施形態のPGA型配線基板の適用例として説明したが、
他の第2〜第4実施形態の場合にも同様に適用され得る
ことはもちろんである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ピ
ンの取り付け強度を高めると共に、パッドとその下層の
樹脂の密着強度を向上させることができ、ひいては接続
信頼性の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るPGA型配線基板
の製造工程(その1)を示す断面図である。
【図2】図1の製造工程に続く製造工程(その2)を示
す断面図である。
【図3】図2の製造工程に続く製造工程(その3)を示
す断面図である。
【図4】図3の製造工程に続く製造工程(その4)を示
す断面図である。
【図5】図4の製造工程に続く製造工程(その5)を示
す断面図である。
【図6】図5の製造工程に続く製造工程(その6)を示
す断面図である。
【図7】図6の製造工程に続く製造工程(その7)を示
す断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係るPGA型配線基板
の構造を示す断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係るPGA型配線基板
の構造を示す断面図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係るPGA型配線基
板の構造を示す断面図である。
【図11】本発明の各実施形態に係るPGA型配線基板
の適用例を示す断面図である。
【符号の説明】
18…絶縁樹脂層 21…パッド(銅パターン) 22…ソルダレジスト層 23…逆テーパ状の開口部 24,26…はんだ 25…ピン 27…高耐熱性の絶縁樹脂シート 28,32…アンダーフィル剤 30…半導体チップ 31…はんだバンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島 隆廣 長野県長野市大字栗田字舎利田711番地 新光電気工業株式会社内 (72)発明者 花房 孝嘉 長野県長野市大字栗田字舎利田711番地 新光電気工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の一方の面に形成され、基板内の配
    線パターンに導通するパッドを有する導体層と、 該導体層を覆って形成され、前記パッドに対応する部分
    が前記基板の内部方向に向かって開口面積が広がるよう
    に形成された開口部を有するソルダレジスト層と、 径大の頭部を有するT字状のピンとを備え、該ピンの頭
    部がはんだ中に埋め込まれるように前記開口部に露出す
    るパッドに固定されていることを特徴とするPGA型配
    線基板。
  2. 【請求項2】 基板内の配線パターンに導通するパッド
    を有する導体層を前記基板の一方の面に形成する工程
    と、 前記導体層の上にソルダレジスト層を形成する工程と、 前記ソルダレジスト層の前記パッドに対応する部分に前
    記ソルダレジスト層の厚さ方向で前記基板の内部方向に
    向かって開口面積が広がるように開口部を形成する工程
    と、 径大の頭部を有するT字状のピンのその頭部を前記開口
    部内に配置し、はんだにより前記ピンを固定する工程と
    を含むことを特徴とするPGA型配線基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のPGA型配線基板の製
    造方法において、前記はんだにより前記ピンを固定する
    工程は、前記はんだを2回に分けて供給する工程を含む
    ことを特徴とするPGA型配線基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載のPGA型配線基
    板の製造方法において、前記はんだにより前記ピンを固
    定する工程は、その工程の後に、前記ピンの位置に対応
    する箇所に予め穴を明けた耐熱性の絶縁樹脂シートを積
    層する工程を含むことを特徴とするPGA型配線基板の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のPGA型配線基板の製
    造方法において、前記はんだにより前記ピンを固定する
    工程は、その工程の後に、前記開口部の隙間にアンダー
    フィル剤を流し込んで固める工程を含むことを特徴とす
    るPGA型配線基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のPGA型配線基板にお
    いて前記ピンが設けられている側と反対側の面に電子部
    品や半導体デバイス等が搭載されていることを特徴とす
    る半導体装置。
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