JP2000197610A - 眼科撮影装置 - Google Patents

眼科撮影装置

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JP2000197610A
JP2000197610A JP10377634A JP37763498A JP2000197610A JP 2000197610 A JP2000197610 A JP 2000197610A JP 10377634 A JP10377634 A JP 10377634A JP 37763498 A JP37763498 A JP 37763498A JP 2000197610 A JP2000197610 A JP 2000197610A
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image
lens
photographing
imaging
optical system
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Kazuhiro Matsumoto
和浩 松本
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡素な構成で精度良く射出瞳位置を補正可能
とする。 【解決手段】 ストロボ光源14を発した光束により照
明された眼底Erの像は、対物レンズ12、孔あきミラ
ー17の孔、撮影絞り18、フォーカスレンズ19、撮
影レンズ20を通り、一次結像位置Pに一旦結像した後
に、レンズ26を通り、コリメータレンズ27により無
限遠に投影され、可動プリズム28により反射され結像
レンズ29を通り、色分割プリズム30に入射し、青、
緑、赤のそれぞれの色に分解されて、それぞれ撮像素子
31a、31b、31cに結像し電気信号に変換され
る。この電気信号はデジタル画像データに変換され、画
像記録手段8により記録媒体に記録され、同時に、テレ
ビモニタ35にこの記録された眼底像Er’が再生され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科医院等におい
て眼底像等の撮影に使用される眼科撮影装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、眼科撮影装置は撮影絞りの後
方にピント調整手段又は変倍手段を配置し、一旦結像し
た眼底像を接眼光学系を用いて観察したり、結像光学系
を用いて撮像素子に結像するように構成されている。こ
の場合に、ピント調整手段によるピント調整又は変倍手
段による倍率変更によって、撮影絞りの像である射出瞳
位置が変化するために、口径の大きな接眼レンズや結像
レンズが使用されている。
【0003】また、撮像手段として色分解光学系を有す
るカメラを用いる場合には、射出瞳位置が無限遠から変
化すると色シェーディングが発生する。従って、テレビ
アダプタのレンズを介してテレビカメラを装着する際
に、眼科撮影装置毎に異なる射出瞳位置に合わせて、異
なるテレビアダプタを使用しなければならない。この方
法としては、結像位置に配置したフィールドレンズのパ
ワーを変化させることによって、ピント調整手段又は変
倍手段による射出瞳位置の変化を補正する方法が知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、レンズを交換してフィールドレンズの
パワーを変更するためには、複数枚のレンズを駆動しな
ければならず、これらのレンズを配置するスペースが必
要となり構成が複雑化する。また、レンズを交換してパ
ワーを変更する際には、段階的にしかパワーを変更でき
ないために、精密に射出瞳位置を補正することができな
いという問題点がある。更に、連続的にパワーを変化す
るレンズも知られているが、大きさや結像性能、コスト
の点で未だ実用レベルではなく、このためにレンズを追
加してフィールドレンズのパワーを変更すると、倍率が
変動するという問題点が生ずる。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
簡素な構成で精度良く射出瞳位置を補正可能な眼科撮影
装置を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、連続的に射出瞳位置
を補正可能な眼科撮影装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼科撮影装置は、被検眼を照明する照明
手段と、該照明手段により照明した眼底像を撮影絞りを
介して略無限遠に投影する第1の撮影光学系と、前記眼
底像を撮像素子に結像する第2の撮影光学系と、前記第
1又は第2の撮影光学系に設けた撮影条件変更手段と、
該撮影条件変更手段による撮影条件の変更により生ずる
射出瞳位置の変化を前記第1及び第2の撮影光学系間の
光路長を変更することにより補正する光路長変更手段と
を有することを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る眼科撮影装置は、被検
眼を照明する照明手段と、該照明手段により照明した眼
底像を撮影絞りを介して略無限遠に投影する第1の撮影
光学系と、前記眼底像を撮像素子に結像する第2の撮影
光学系と、前記第1又は第2の撮影光学系に設けた撮影
条件変更手段と、該撮影条件変更手段による撮影条件の
変更により生ずる射出瞳位置の変化を前記第1及び第2
の撮影光学系間の光路長を連続的に変更することにより
補正する光路長変更手段とを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は第1の実施例の眼底カメラの斜
視図を示し、基台1上には可動ステージ2が三次元的に
移動可能に載置されている。可動ステージ2上には、光
学系を内蔵する測定部本体3、テレビモニタ4、先端に
撮影スイッチ5を有する操作桿6、変倍スイッチ7が配
置されている。そして、基台1の前面には、MO、M
D、DVD−RAM、VTRテープ、ハードディスク等
の外部より電力供給がなくても記憶を保持可能な記録媒
体に画像を記録するドライブ装置である画像記録手段8
が設けられ、測定部本体3の側面にはフォーカスノブ9
が設けられている。
【0010】図2は測定部本体3内の光学系の構成図を
示し、赤外光を発するIRED等の観察用光源11か
ら、被検眼Eに対向する対物レンズ12に至る光路上に
は、コンデンサレンズ13、可視光を発する撮影用スト
ロボ光源14、リング状開口を有する絞り15、レンズ
16、孔あきミラー17が順次に配列され、眼底照明手
段が構成されている。
【0011】孔あきミラー17の背後の光路上には眼底
観察手段が構成され、孔あきミラー17の孔に設けられ
た撮影絞り18、レンズ位置検出手段19aを有し光路
上を移動可能なフォーカスレンズ19、撮影レンズ2
0、赤外光を反射し可視光を透過する波長分割ミラー2
1、ミラー22、レンズ23、24、撮影手段25が順
次に配列されている。
【0012】また、波長分割ミラー21が光路から退避
しているときの光路上には、フィールドレンズ26、眼
底像の一次結像位置Pに焦点位置を有するコリメータレ
ンズ27、駆動手段28aにより左右方向に移動して光
路長補正手段を形成する可動プリズム28が配列され、
撮影絞り18、フォーカスレンズ19、撮影レンズ2
0、フィールドレンズ26、コリメータレンズ27によ
り第1の撮影光学系が構成されている。
【0013】更に、可動プリズム28の反射方向には、
第2の撮影光学系であるレンズ29、色分割プリズム3
0及び3個の撮像素子31a〜31cから成るカラー撮
像手段32が配列されている。これら撮像素子31a〜
31cはレンズ29の後側焦点位置に配置されているた
めに、眼底像は一次結像位置Pにおいて一旦結像した後
に、コリメータレンズ27により無限遠に投影され、レ
ンズ29により撮像素子31a〜31cの撮影像面に結
像するようにされている。また、撮影絞り18の像であ
る射出瞳はレンズ29の前側焦点に略一致しており、レ
ンズ29を出射した後に無限遠に結像するテレセントリ
ック光学系が形成されている。
【0014】撮像手段25及びカラー撮像手段32の出
力は画像制御手段33に接続され、画像制御手段33の
出力は、全体の動作を制御する操作制御部34、テレビ
モニタ4、画像記憶手段8、テレビモニタ35に接続さ
れている。また、操作制御部34の出力はストロボ発光
制御回路36を介してストロボ光源14に接続され、撮
影スイッチ5、変倍スイッチ48の出力が操作制御部3
4に接続されている。
【0015】可動プリズム28はフォーカスレンズ19
の位置の変化によって射出瞳位置が移動しても、レンズ
29の前側焦点位置に撮影絞り18の結像位置が略一致
するように、操作制御部34によって、フォーカスレン
ズ19の位置に連動して駆動されるようになっている。
また、画像制御手段33は画像記録手段8を制御するこ
とによって、カラー撮像手段32が出力する画像を画像
記録手段8の記録媒体に書き込み又は読み出しを行う機
能を有する。
【0016】このような構成により、撮影者は被検者を
眼底カメラの正面に着座させ、先ず被検眼Eの眼底Er
を赤外光で観察しながら、被検眼Eと眼底カメラとの位
置合わせを行う。観察用光源11が発した赤外光はコン
デンサレンズ13により集光され、撮影光源14を透過
し、リング状開口絞り15の開口を通過しレンズ16を
通り、孔あきミラー17の周辺のミラー部により左方に
反射され、対物レンズ12、被検眼Eの瞳孔Epを通し
て眼底Erを照明する。
【0017】このように、赤外光で照明された眼底Er
の反射像は、対物レンズ12、孔あきミラー17の孔の
撮影絞り18、フォーカスレンズ19、撮影レンズ20
を通り、赤外光のため波長分割ミラー21により下方に
反射され、更にミラー22により左方に反射されてフィ
ールドレンズ23を通り、結像レンズ24により撮像手
段25の撮像面に結像し電気信号に変換される。この信
号は画像制御手段33に入力され、眼底像Er’がテレ
ビモニタ4に表示される。撮影者はこのテレビモニタ4
に映った眼底像Er’を見ながら操作桿6を操作して、
測定部本体3と被検眼Eとの位置合わせ、フォーカスノ
ブ4を用いたピント合わせ撮影範囲の確認を行う。
【0018】このとき、フォーカスレンズ19の位置は
レンズ位置検知手段19aにより常に検知されている。
操作制御部34はこのフォーカスレンズ19の位置を検
知すると、予め操作制御部34のメモリ34aに記憶さ
れた手順によって、このフォーカスレンズ19の位置に
対応した可動プリズム28の位置を演算し、駆動手段2
8aにより演算した位置に可動プリズム28を移動す
る。撮影者は撮影範囲、位置、ピント合わせが良好であ
ることを確認した後に、撮影スイッチ5を操作して静止
画撮影を行う。
【0019】撮影スイッチ5への入力を検知した操作制
御部34は、撮像素子31a〜31cの光蓄積を開始す
ると共に、ストロボ発光制御回路36に発光信号を送
り、ストロボ光源14を発光する。ストロボ光源14を
発した光束は観察光と同様に、リング状開口絞り15の
開口を通過し、レンズ16を通り、孔あきミラー17に
より左方に反射され、対物レンズ12を通って被検眼E
の瞳孔Epを介して眼底Erを照明する。
【0020】このように照明された眼底Erの反射像
は、対物レンズ12、孔あきミラー17の孔内の撮影絞
り18、フォーカスレンズ19、撮影レンズ20、可視
光のため波長分割ミラー21を通り、一次結像位置Pに
一旦結像し、レンズ26を通りコリメータレンズ27に
より無限遠に投影され、可動プリズム28により上方更
に左方に反射され、結像レンズ29を通って色分割プリ
ズム30に入射し、赤、緑、青それぞれの色に分解され
て、撮像素子31a、31b、31cに結像し電気信号
に変換される。
【0021】画像制御手段33により、この電気信号は
デジタル画像データに変換され、画像記録手段8により
記録媒体に記録され、同時にテレビモニタ35に眼底像
Er’が再生される。このとき、光路長補正用の可動プ
リズム28は、撮影絞り18の像がレンズ29の前側焦
点に一致するように予め設定されており、レンズ29を
出射する主光線は平行になる。このために、色分解プリ
ズム30の中において、眼底像Er’の部位による色分
解の波長のずれは生じないので、色シェーディングは発
生しない。
【0022】図3は第2の実施例の構成図を示し、第1
の実施例においてはフォーカスレンズ19の移動により
生ずる射出瞳の移動を、可動プリズム28を用いて補正
していたが、この第2の実施例では変倍レンズによる変
倍により生ずる射出瞳の移動を補正するものであり、図
1と同じ部材には同じ符号を付している。
【0023】撮影レンズ20aと拡大撮影レンズ20b
とは、交互に光路上に配置可能に構成されている。光路
長補正光学部材40はコリメータレンズ27の背後の光
路上に挿脱自在に配置されており、撮影レンズ20aが
光路上に配置されているときには、光路長補正光学部材
40も光路上に配置され、拡大撮影レンズ20bが光路
上に配置されているときは、光路外に離脱するように構
成されている。また、レンズ41、シャッタ機能を備え
た絞り42、レンズ43、撮像素子44は一体的に筐体
中に収納されて、デジタルカメラ45が構成されてい
る。
【0024】このようなレンズ41、43の中に、絞り
42を有する光学系を眼底カメラに接続して眼底撮影を
すると、眼底カメラの光学系の射出瞳の移動によって、
絞り42が光束を遮ぎり、周辺光量の低下又は画像のけ
られが発生する。このために、光路長補正光学部材40
を使用して、撮影レンズ20a、20bの位置及び焦点
距離が変化しても、撮影絞り18の像が常に絞り42付
近に形成されるようにして、光束がけられることを防止
している。
【0025】先ず、撮影レンズ20aを用いて撮影する
場合には、第1の実施例と同様に赤外光により眼底Er
を観察し、撮影範囲及びピントの状態が良好であること
を確認した後に撮影スイッチ5を操作する。撮影スイッ
チ5への入力を検知した操作制御部34は、デジタルカ
メラ45のシャッタを開き、絞り42を一定の大きさに
開放し、撮像素子44の光蓄積を開始すると共に、スト
ロボ制御回路36に発光信号を送り、ストロボ光源14
を発光する。
【0026】ストロボ光源14を発した光束は、観察光
と同様にリング状開口絞り15の開口を通過し、レンズ
16を通り、孔あきミラー17により左方に反射され、
対物レンズ12を通って、瞳孔Epから眼底Erを照明
する。このように照明された眼底像は、対物レンズ1
2、孔あきミラー17の孔の中の撮影絞り18、撮影レ
ンズ20a、波長分割ミラー21を通り、一次結像位置
Pに一旦結像した後に、フィールドレンズ26を通っ
て、コリメータレンズ27により無限遠に投影され、光
路長補正手段40を介して、デジタルカメラ45におい
て結像レンズ41、絞り42、レンズ43を通り、撮像
素子44に結像し電気信号に変換される。画像制御手段
33により、この電気信号はデジタル画像データに変換
され、画像記録手段8により記録媒体に記録され、同時
にテレビモニタ35に眼底像Er’が再生される。
【0027】次に、拡大撮影を行うために変倍スイッチ
7を操作する。変倍スイッチ7への入力を検知した操作
制御部34は、撮影レンズ20aを光路外に退避し、拡
大撮影用の拡大撮影レンズ20bを光路内に挿入し、光
路長補正手段40を光路外に退避する。撮影者は第1の
実施例と同様に赤外光により眼底Eaを観察し、撮影範
囲及びピントの状態が良好であることを確認した後に、
撮影スイッチ5を操作する。
【0028】撮影スイッチ5への入力を検知した操作制
御部34は、デジタルカメラ45のシャッタを開いて絞
り42を一定の大きさに開放し、撮像素子44の光蓄積
を開始すると共に、ストロボ発光制御回路36に発光信
号を送り、ストロボ光源14を発光する。ストロボ光源
14を発した光束は観察光と同様に、リング状開口絞り
15の開口を通過し、レンズ16を通り、孔あきミラー
17の周辺のミラー部により左方に反射され、対物レン
ズ12を通して瞳孔Epより眼底Erを照明する。
【0029】このように照明された眼底Erの反射像
は、対物レンズ12、孔あきミラー17の孔の中の撮影
絞り18、撮影レンズ20b、波長分割ミラー21を通
り、一次結像位置Pに一旦結像した後にレンズ26を通
って、コリメータレンズ27により無限遠に投影され、
デジタルカメラ45のレンズ41、絞り42、レンズ4
3を通り、撮像素子44に結像し、デジタル信号に変換
される。画像制御手段33はこのデジタル信号を画像記
録手段8により記録媒体に記録する。
【0030】同時に、テレビモニタ35にこの拡大撮影
された眼底像Er’が再生される。この場合も、光路長
補正光学部材40により常に撮影絞り18の像が絞り4
2付近に形成されるので、全ての光束が絞り42を通過
することができ、画像がけられたり光量むらが生ずるこ
とはない。
【0031】また、第2の実施例においては光路長補正
光学部材40を光路上に挿脱して光路長を補正したが、
図1に示す可動プリズム28のように、デジタルカメラ
45を光路上を移動することによって、コリメータレン
ズ27とレンズ41の間の光路長を補正するようにして
もよい。このようにすれば、連続的に光路長を補正する
ことができるので、例えば撮影レンズ18がズームレン
ズで倍率が連続的に変化する場合や、フォーカスレンズ
19の移動により射出瞳位置が連続的に変化する場合で
も、射出瞳位置を正確に補正することができる。
【0032】図4は第3の実施例のプリズムを示し、
(a) に示すように頂角の等しい2つの楔プリズム46
a、46bを互いの斜面が向かい合うように配置し、
(b) に示すようにそれぞれのプリズム46a、46bを
斜面に平行に移動することにより、面S1、面S2の間
の光路長を変化することができる。従って、これらのプ
リズム46a、46bを図3に示した光路長補正光学部
材40の代りに配置することにより、射出瞳位置を連続
的に補正することが可能となる。
【0033】図5は第4の実施例のテレビアダプタを示
し、(a) と(b) に示すようにレンズ26、コリメータレ
ンズ27、レンズ29を独立した筐体中に配置し、マウ
ント47により眼底カメラのマウントに装着し、マウン
ト48によりテレビカメラに接続するテレビアダプタを
構成する。このように、テレビアダプタを介して眼底カ
メラにテレビカメラを装着するようにすると、眼底カメ
ラ及びテレビカメラの選択枝が増えて使い勝手が向上す
る。
【0034】このとき、眼底カメラも機種により射出瞳
位置が異なるために、色シェーディング又は画像に明る
さのむらが生ずる。このために、レンズ29とカメラマ
ウント48、場合によってはカメラマウント48に装着
したカメラを一体として可動に構成し、レンズ27とレ
ンズ29の間の距離を変化可能とすることによって、射
出瞳位置のみを調整することができるので、これにより
様々な眼底カメラに装着が可能になる。また、眼底カメ
ラの変倍に応じて、レンズ27とレンズ29の間の距離
を調節しても、同様の効果が得られる。なお、撮像手段
44と光路長補正光学部材40の技術の組み合わせは、
特定の関係を有するものではなく、異なる手段を組み合
わせても同様の効果を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼科撮
影装置は、撮影条件の変更により生ずる射出瞳位置の変
化を、撮影光学系間の光路長の変更で補正することによ
り、色分解プリズムを有する撮像手段を用いた場合で
も、色シェーディングの発生の防止することができ、ま
た光学系及び絞りを内蔵した撮像手段を用いた場合で
も、撮影絞りの像を撮像手段の絞り位置付近に保持し
て、明るさにむらの無い画像を得ることができる。
【0036】また、本発明に係る眼科撮影装置は、撮影
条件の変更により生ずる射出瞳位置の変化を撮影光学系
間の光路長を連続的に変更することにより、フォーカス
レンズの移動により射出瞳が連続的に移動する場合で
も、高価な部品を用いることなく精度良く補正すること
ができ、また撮影レンズにズームレンズを用い倍率の変
動と共に射出瞳位置が連続的に変化する場合でも、高価
な部品を用いることなく精度良く補正することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の眼底カメラの斜視図である。
【図2】構成図である。
【図3】第2の実施例の構成図である。
【図4】第3の実施例のプリズムの構成図である。
【図5】第4の実施例のテレビアダプタの構成図であ
る。
【符号の説明】
3 測定部本体 4、35 テレビモニタ 5 撮影スイッチ 6 操作桿 7 変倍スイッチ 8 画像記録手段 11 観察用光源 14 ストロボ光源 17 孔あきミラー 18、42 絞り 20、20a、20b 撮影レンズ 21 波長分割ミラー 25、32、44 撮像手段 28 可動プリズム 30 色分解プリズム 31a〜31c 撮像素子 33 画像制御手段 34 操作制御部 36 ストロボ発光制御回路 40 光路長補正光学部材 45 デジタルカメラ 46a、46b 楔プリズム 47、48 マウント

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼を照明する照明手段と、該照明手
    段により照明した眼底像を撮影絞りを介して略無限遠に
    投影する第1の撮影光学系と、前記眼底像を撮像素子に
    結像する第2の撮影光学系と、前記第1又は第2の撮影
    光学系に設けた撮影条件変更手段と、該撮影条件変更手
    段による撮影条件の変更により生ずる射出瞳位置の変化
    を前記第1及び第2の撮影光学系間の光路長を変更する
    ことにより補正する光路長変更手段とを有することを特
    徴とする眼科撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記撮影条件変更手段はピント調整手段
    とした請求項1に記載の眼科撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記撮影条件変更手段は撮影倍率変更手
    段とした請求項1に記載の眼科撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段は色分解光学系を有する三
    板式カメラとした請求項1に記載の眼科撮影装置。
  5. 【請求項5】 被検眼を照明する照明手段と、該照明手
    段により照明した眼底像を撮影絞りを介して略無限遠に
    投影する第1の撮影光学系と、前記眼底像を撮像素子に
    結像する第2の撮影光学系と、前記第1又は第2の撮影
    光学系に設けた撮影条件変更手段と、該撮影条件変更手
    段による撮影条件の変更により生ずる射出瞳位置の変化
    を前記第1及び第2の撮影光学系間の光路長を連続的に
    変更することにより補正する光路長変更手段とを有する
    ことを特徴とする眼科撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記撮影条件変更手段はピント調整手段
    とした請求項5に記載の眼科撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記撮影条件変更手段は撮影倍率変更手
    段とした請求項5に記載の眼科撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記撮像手段は色分解光学系を有する三
    板式カメラとした請求項5に記載の眼科撮影装置。
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