JP2000194975A - 警報通知方法 - Google Patents

警報通知方法

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JP2000194975A
JP2000194975A JP10371066A JP37106698A JP2000194975A JP 2000194975 A JP2000194975 A JP 2000194975A JP 10371066 A JP10371066 A JP 10371066A JP 37106698 A JP37106698 A JP 37106698A JP 2000194975 A JP2000194975 A JP 2000194975A
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Japan
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alarm
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monitoring
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JP10371066A
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Inventor
Hideki Matsuda
英樹 松田
Masanori Yamanaka
正憲 山中
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施設管理システムにおいて被監視設備にて警報
が発生した時、対処を迅速に行い被害拡大を最小限に抑
えるという課題があり、対処可能な資格を所持した監視
員の所在探索と重大警報時には被監視設備に一番近い場
所に居る監視員の所在探索とを自動的に行い、共に自動
通報することを目的とする。 【解決手段】監視員毎に勤務状況や所有する資格の情
報、或いは所有する移動通信端末の情報を登録してお
き、警報が発生した被監視設備の状態を監視するように
設定されたサブ監視部門(所属監視部門)や中央監視部
門に対処可能な資格を所持した監視員の勤務登録が検出
されず、他のサブ監視部門に勤務登録が検出されると、
少なくとも該他のサブ監視部門に通報する。また、登録
されている該移動通信端末の情報と通信網から得られる
該移動通信端末の位置情報を基に、該被監視設備に一番
近くに位置する移動通信端末を探索してメッセージを通
報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広範囲に設置され
ている設備等のポイントの状態を監視、制御する施設管
理システムにおいて、設備等の状態が変化したとき特定
の監視員或いは当該設備等に近い場所に居る監視員に対
し通知若しくは指示を行うための警報通知方法に関す
る。
【0002】近年、建物、工場、電力、ダム等の各シス
テムは複雑化しかつ広域化しているものも少なくなく、
障害等の異常が発生した場合には被害の拡大が懸念さ
れ、一層の迅速な対応が要求されている。このため設備
等に警報が発生した場合、規定の監視部門以外に設備現
場等にいる監視員にも迅速に通報や指示を行う必要があ
る。
【0003】
【従来の技術】広範囲に設置されている設備等を監視す
る施設管理システムでは中央監視部門の他、1つ以上の
サブ監視部門が設置され、常駐している監視員により設
備の状態が監視されている。
【0004】即ち、設備のポイントの状態がデータ収集
装置およびデータ収集処理装置を経由して収集・処理さ
れ、該収集・処理された結果が該中央監視部門および予
め決められたサブ監視部門に送られ、監視部門に設置さ
れている表示装置等に表示される。警報の発生により設
備のポイントの状態が変化した場合には、該中央監視部
門および該予め決められたサブ監視部門(以下、所属監
視部門と称する)にて警報音装置を鳴動させ、内容を表
示装置やCRTに表示させると共にプリンタに印字さ
せ、監視員が該警報に対して対処する。更に、データ収
集処理装置はデータ収集装置を経由して接点情報を発し
て警備会社等の警報音装置を鳴動させると共に、該収集
・処理された結果を音声通報装置にも送り、音声通報装
置は必要に応じて公衆電話網を介して予め決められた警
備会社や消防署等の電話番号に電話し規定の音声メッセ
ージを自動通報していた。
【0005】ところが、監視する設備ポイント、例えば
電力系等の設備ポイントの種別によっては警報が発生し
た場合、一定の資格を持った監視員(以下、資格監視員
と称する)が対処する必要があるため、監視している中
央監視部門や所属監視部門に資格監視員が不在の場合に
は他の監視部門や設備現場等所在を探したうえで電話等
で連絡して対処している。
【0006】また、火災等の時間が要求される重大警報
が発生したとき該当設備現場の遠近にかかわらず連絡の
とれる監視員が該当設備現場に出向き一次対処を行って
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の広範囲
な施設管理システムによれば、資格監視員が対処しなけ
ればならない、若しくは資格監視員の指示により対処し
なければならない警報が発生した場合資格監視員を探
し、通知し、対処を仰ぐことに手間取ったり、警報への
対処を優先させる為資格監視員への通知を怠ったり遅れ
たりし、また、重大警報が発生しても監視員の現場到着
が遅れることにより、設備等の被害が拡大する危険性が
あるため、より迅速な対応により被害拡大を最小限にお
さえたいという課題があった。
【0008】本発明は警報が発生した場合資格監視員の
所在の探索と通知を自動的に行い、重大警報が発生した
場合には、更に、発生現場に近い場所に所在する監視員
に対し発生現場に急行する様自動通報することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る第一の警報通知方法では、警報に対処
する一定の資格を所有している監視員の中央監視部門お
よびサブ監視部門における勤務登録情報を収集し、いず
れかの被監視設備で警報が発生した場合、前記中央監視
部門および該被監視設備の状態を監視するように設定さ
れたサブ監視部門のいずれにも警報に対処する一定の資
格を所有する監視員の勤務登録がなく、且つ該被監視設
備の状態を監視するように設定されていない他のサブ監
視部門に警報に対処する一定の資格を所有する監視員の
勤務登録が検出された場合、警報を少なくとも該他のサ
ブ監視部門に通報する。
【0010】対処するために一定の資格を必要とする被
監視設備にて警報が発生した時、警報が発生した該被監
視設備を監視するよう設定された該サブ監視部門および
該中央監視部門に該資格を持った監視員の勤務登録がな
いと判断すると、他のサブ監視部門の該資格を持った監
視員の勤務登録状態を探索して、少なくとも勤務登録が
検出された該他のサブ監視部門にも警報を通報する。
【0011】また、本発明に係る第二の警報通知方法で
は、各監視員毎に監視員が所有する移動通信端末の情報
を登録し、通信網から得られた該移動通信端末の位置情
報を基に、警報が発生した被監視設備の設置場所の一番
近くに位置する移動通信端末が探索され、該移動通信端
末にメッセージを通報する方法を提供する。
【0012】被監視設備で発生した警報が重大警報の場
合には、通信網から得られた移動通信端末の位置情報と
登録されている移動通信端末の情報とを照合してから重
大警報が発生した被監視設備の設置場所の一番近くに位
置する移動通信端末が探索され、該移動通信端末に該重
大警報が発生した被監視設備の設置場所に急行すること
を含むメッセージが自動通報される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について図
面を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態を示す概略ブロ
ック図であり、広範囲に設置されている設備等を監視す
る施設管理システムを示している。
【0015】1は中央監視部門で監視員が常駐し15−
1〜15−zの全被監視設備のポイント(以下、ポイン
トと称する)を監視・制御する場所であり、2−1〜2
−nはサブ監視部門で監視員が常駐し全ポイント15−
1〜15−zの一部をそれぞれ分担して監視・制御する
場所である。即ち、各ポイントそれぞれの状態が必要に
応じてエリア別、データ収集処理装置別、或いは設備の
種別等により予め決められた何れかのサブ監視部門2−
f(以下、所属監視部門と称する)においても監視され
る。尚、該監視員はポイント15−1〜15−zが設置
されている現場に出向いて保守・点検等も行い、警報発
生時の対処も行う。
【0016】6および3−1〜3−nはそれぞれ監視部
門1および2−1〜2−nに設置されている表示装置で
あり、図には記載されていないがCRT、プリンタ、警
報音装置等も含まれている。4−1〜4−pはデータ収
集処理装置であって5−1〜5−pのデータ処理部を含
み、ポイント15−1〜15−zの状態変化が発生する
と警報判断、印字やプリントのための電文依頼、所属監
視室判断等の処理を行う。
【0017】13−1〜13−xはデータ収集装置であ
ってポイント15−1〜15−zの状態情報を収集す
る。
【0018】7は音声通報装置であり8の通知先登録テ
ーブルと、メッセージ番号と通報されるメッセージデー
タとが対になって登録されている9の音声メッセージテ
ーブル機能とを備えた10の音声処理部を内蔵してお
り、警報発生時に携帯電話網を含む17の公衆電話網を
経由して予め決められた18−1〜18−iの電話端末
の電話番号に電話してメッセージを自動通報する。
【0019】表示装置6および3−1〜3−n、データ
処理部5−1〜5−pと音声処理部10はLAN11に
より相互に接続されており、データ処理部5−1〜5−
pはまた、12−1〜12−xの通信回線によりそれぞ
れ13−1〜13−xのデータ収集装置に接続され、デ
ータ収集装置13−1〜13−xは、更に14−1〜1
4−yの線路を介して設備のポイント15−1〜15−
zおよび警備会社や設備作業委託業者に設置されている
16−1〜16−pの警報音装置に接続されている。
【0020】本発明では更に、データ処理部5−1〜5
−pでは資格を所持した監視員の勤務している監視部門
1または2−nを自動判断する機能と該監視部門2−n
への自動通報機能とを備え、また監視員が一時不在か否
かの自動判断機能と一時不在時には音声通報装置7へ該
監視員が携帯する携帯電話端末24−1の番号通報機能
も備える。更に、音声通報装置7では重大警報発生の被
監視設備15−nに一番近い場所に居る監視員の携帯す
る携帯電話端末24−qの探索機能と携帯電話端末24
−1および24−qの番号にダイヤルしメッセージを自
動通報する機能とを備える。
【0021】19および20−1〜20−nは入力手段
であり、監視部門1および2−1〜2−nにて監視員が
入退室時自己情報を表示装置6および3−1〜3−nに
入力するものである。21−1〜21−pはポイント管
理テーブルでデータ処理部5−1〜5−pのそれぞれに
内蔵されており、配下の全ポイント情報、例えばポイン
ト管理テーブル21−hにはポイント15−n〜15−
pの情報、がポイント毎に登録されている。22−1〜
22−pはオペレータ管理テーブルであって全監視員の
情報が個別に登録され、データ処理部5−1〜5−pの
それぞれに内蔵されている。尚、全オペレータ管理テー
ブル22−1〜22−pの内容は全く同じものである。
【0022】23−1〜23−kは携帯電話のための基
地局であり、携帯電話網を含む公衆電話網17を構成す
る要素であるが、公衆電話網17と電話端末18−1〜
18−iを除く本発明の施設管理システムの構成要素が
設置されている近傍に設置されている。24−1〜24
−qは携帯電話端末であり通話時には無線により基地局
23−1〜23−kのどれかを経由して公衆電話網に接
続される。
【0023】25は携帯電話管理テーブルであり、監視
員が携帯している携帯電話端末24−1〜24−qの所
在場所の概略を示している。26はアドレス変換テーブ
ルであって、基地局に付加されている番号(以下基地局
番号と称する)を決められたアドレスに変換するための
参照テーブルである。27は近傍オペレータ探索テーブ
ルであり、会議や設備の点検・保守等のために監視部門
1および2−1〜2−nを一時退室している監視員のう
ち、特定の設備ポイント15−nの設置場所から一番近
くに存在する監視員を探索するためのテーブルである。
尚、25〜27の各テーブルは何れも音声処理部10に
内蔵されている。
【0024】図2は図1に示されているポイント管理テ
ーブル21−1〜21−pの概念図で、監視・制御され
る全ての設備ポイント15−1〜15−zの情報がそれ
ぞれ個別に登録されている。ポイント管理テーブル21
−hには対応するデータ処理部5−hに接続されている
データ収集装置13−f〜13〜nを経由して接続され
ている設備ポイント15−n〜15−pの情報が個別に
登録されている。
【0025】ポイントアドレス28には各設備ポイント
毎に付与された番号がポイントアドレスとして、ポイン
ト種別29には監視だけか或いは監視と制御の両方が可
能か否かが、サブ監視室番号30には予め決められたサ
ブ監視部門(所属監視部門)に付与された監視室番号が
それぞれ登録されている。
【0026】設備ポイントの状態が変化した場合に必要
な、それぞれ、電文番号31には画面に表示され或いは
プリンタに印字される電文に付与された番号が、表示色
32には電文が画面に表示或いはプリンタに印字される
色番号が、警報音33には監視部門に設置されている警
報音装置を鳴動させるか否かが、資格番号34には警報
時対処に必要な資格番号が登録されている。
【0027】また、警報レベル35には警報時の対処3
段階のレベル、即ち、設備ポイントを監視している監視
部門のCRT表示及びプリンタ印字出力レベル、または
対処に必要な資格を持った資格監視員に通報レベル、ま
たは警報発生場所近地監視員検索レベルが登録されてい
る。
【0028】更に、1つ以上の外部警報先36には警報
時に通報すべき警報音装置を設置した警備会社等が登録
され、ブロックアドレス37には各設備ポイントの存在
する場所の宛先番号がブロックアドレスとしてそれぞれ
登録されている。尚、該ブロックアドレスとは基地局2
3−1〜23−kのそれぞれの携帯電話通話可能範囲
(ゾーン)に付与した番号である。
【0029】図3は図1に示されているオペレータ管理
テーブル22−1〜22−pの概念図で、全監視員の状
態を個別に管理するもので、オペレータ名38には監視
員の氏名が、オペレータコード39には監視員個別に付
与された番号が、1つ以上の資格41には資格番号と資
格名および各監視員が該資格名の資格を持っているか否
かがそれぞれ予め登録されており、監視室番号40と携
帯電話番号42とは初期時未登録となっている。
【0030】監視室番号40と携帯電話番号42は各監
視員が中央監視部門1若しくはサブ監視部門2−1〜2
−nの何れかで入力手段19および20−1〜20−n
により入力することによりLAN11経由で登録され
る。
【0031】即ち、監視員が監視部門1および2−1〜
2−nの何れかに入室時にはオペレータコード39に登
録されている自分の付与された番号及び“入室”を入力
すると入力した監視部門に付与されている監視室番号
が、勤務終了等による退出時には該自分の付与された番
号及び“退室”を入力すると“0”がそれぞれ監視室番
号40に登録され、監視員は現場設備の保守点検等で一
時退室時には携帯電話の所持が義務付けられているた
め、一時退室時には該自分の付与された番号及び携帯電
話端末番号を入力すると携帯電話端末の番号が、再入室
時には該自分の付与された番号及び“再入室”を入力す
ると“0”がそれぞれ携帯電話番号42に登録される。
【0032】図4は図1に示されている通知先登録テー
ブル8の概念図であり、設備ポイント毎に備えられてい
るポイントアドレス43は図2の28と同じく設備ポイ
ント15−1〜15−zそれぞれに付与された番号が、
通知先電話番号44には予め決められた警備会社や消防
署等の電話番号が、メッセージ番号45には予め決めら
れた警報発生時に通報すべきメッセージデータの番号が
それぞれ登録されている。通知先電話番号44とメッセ
ージ番号45とは対になって1対以上登録されている。
【0033】メッセージ番号46には一定の資格を持っ
た監視員(以下、資格監視員と称する)による対処が必
要な警報が発生した時に該資格監視員に通報すべきメッ
セージデータに付与されている番号が、メッセージ番号
47には重大警報が発生した時に概ね一番近くにいる監
視員を現場に急行させることを含んだメッセージデータ
に付与されている番号がそれぞれ登録されている。
【0034】図5と図6は図1に記載されているそれぞ
れアドレス変換テーブル26と携帯電話管理テーブル2
5の概念図であって、基地局番号48には基地局23−
1〜23−kのそれぞれに付与されている番号が登録さ
れ、ブロックアドレス49には基地局番号48登録され
ている番号に対応した基地局の該携帯電話通話可能範囲
に付与された番号が登録されている。携帯電話番号50
には図3の携帯電話番号42に電話番号が登録される時
に同じ携帯電話端末の電話番号がLAN11経由で自動
登録される。
【0035】基地局23−kの携帯電話通話可能範囲に
携帯電話端末24−qがいる時に、疑似発呼機能により
携帯電話網を含む公衆電話網17から携帯電話端末24
−qの電話番号と基地局23−kに付与されている番号
とが音声処理部10に通知されると、アドレス変換テー
ブル26の基地局番号48がソートされて基地局23−
kに付与されている番号と一致すると、対応するブロッ
クアドレス49に登録されている番号が図6の携帯電話
管理テーブル25の携帯電話番号50に登録されている
電話番号と携帯電話端末24−qの電話番号の一致を見
ることにより対応するブロックアドレス51に自動記載
される。
【0036】図7は図1に示されている近傍オペレータ
探索テーブル27の概念図であり、重大警報が発生した
場合に当該設備に一番近い場所にいる携帯電話端末を持
った監視員を探索するものである。
【0037】ブロックアドレス52には各設備ポイント
が存在する場所が含まれる該携帯電話通話可能範囲(以
下、ゾーンと称する)に付与した番号が記載されてお
り、基地局23−1〜23−kの数と同じ数のブロック
アドレス52がある。
【0038】ブロックアドレス53にはブロックアドレ
ス52の内容と同じ内容が記載されており、ブロックア
ドレス52に相当する該ゾーンに設置されている基地局
からブロックアドレス53に相当する該ゾーンに設置さ
れている基地局までの距離が近い順にブロックアドレス
52の縦の列に番号が登録されている。
【0039】従って、設備ポイントに重大警報が発生す
ると、複数の監視員が複数のブロックアドレス53に相
当する複数の該ゾーンに散在していることが認知される
と、ブロックアドレス52のどれかに相当する該ゾーン
に設置されている設備ポイントから複数の監視員が居る
場所迄の距離の概ね順番が判別できる。
【0040】図8は警報発生時の動作を説明するための
フローチャートである。この図を参照しながら動作を説
明する。
【0041】設備ポイント15−1〜15−zの状態を
線路14−1〜14−yを経由してテータ収集装置13
−1〜13−xが常時把握しており、テータ処理部5−
1〜5−pは通信回線12−1〜12−xを介してそれ
ぞれ各テータ収集装置13−1〜13−xに対して定期
的にポーリングを行い該状態を捕える。
【0042】設備ポイント15−nにて警報が発生する
とデータ処理部5−hは状態の変化を受けると共に設備
ポイント15−nのポイントアドレスを獲得して警報の
発生を認知する。これがステップ1である。以降ステッ
プ11迄はデータ処理部5−h動作である。
【0043】ステップ2ではポイントアドレスを元に、
ポイント管理テーブル21−hより設備ポイント15−
nの情報を入手する。
【0044】ステップ3では資格番号34の内容より警
報発生の設備ポイント15−nの対処に一定の資格が必
要か否かを判断し、否ならばステップ10に進み、これ
をルートとする。必要ならばステップ4に進む。
【0045】ステップ4ではオペレータ管理テーブル2
2−hより資格41の内容でステップ3での対処に必要
な資格を持った監視員(以下、資格監視員と称する)を
探索し、資格41と監視室番号40および携帯電話番号
42それぞれの内容を入手する。
【0046】ステップ5では監視室番号40の内容より
設備ポイント15−nに対して予め決められたサブ監視
部門2−f(所属監視部門)に於ける資格監視員の在否
の判断をし、在ならステップ8へ、否ならステップ6へ
進む。
【0047】ステップ8では携帯電話番号42の内容よ
り資格監視員が一時退室中か否かを判断し、退室中であ
ればルートとしてステップ10に進み、否であればル
ートとしてステップ10に進む。但し、この判断をす
る場合、複数の資格監視員の場合は上位レベルの資格監
視員を優先させる。
【0048】ステップ6では監視室番号40の内容より
所属監視部門以外のサブ監視部門2−1〜2−nに於け
る資格監視員の在否を判断をし、在ならステップ9へ、
否ならステップ7進む。
【0049】ステップ7では資格監視員不在通知を作成
して、ルートとしてステップ10に進む。
【0050】ステップ9では携帯電話番号42の内容よ
り資格監視員が一時退室中か否かを判断し、退室中であ
ればルートとしてステップ10に進み、否であればル
ートとしてステップ10に進む。但し、この判断をす
る場合、複数の資格監視員の場合は上位レベルの資格監
視員を優先させ、且つ、所属監視部門から距離的に近い
サブ監視部門2−1〜2−n若しくは中央監視部門1の
監視員を優先させて判断し、ここではサブ監視部門2−
nが一番近かったとする。
【0051】ステップ10ではポイント管理テーブル2
1−hから得た情報を元に、画面表示とプリンタ印字お
よび警報音等の依頼電文を作成するとともに、警報レベ
ル35の内容、ブロックアドレス37の内容、ポイント
アドレス、ルートの場合はオペレータ管理テーブル2
2−hの携帯電話番号42の内容や、ルートの場合は
ステップ7にて作成された該資格監視員不在通知等と一
緒に中央監視部門1と所属監視部門および音声通報装置
7に向けてLAN11に送出される。尚、ルートの場
合にはサブ監視室2−nに向けても送出される。
【0052】ステップ11ではステップ10と平行して
ポイント管理テーブル21−hの外部警報先36の内容
より、データ収集装置13−nを経由して接点情報を発
することにより警備会社や設備作業委託業者等の警報音
装置16−nを鳴動させる。
【0053】ステップ12では中央監視部門1と所属監
視部門(およびルート経由の時だけはサブ監視部門2
−nも)に於けるCRT、プリンタ、警報音装置等を含
む表示装置6・3−f(・3−n)は、LAN11より
受信した依頼電文より電文を作成して警報内容を表示あ
るいはプリンタに印字させたりを警報音装置を鳴動させ
て終了となる。
【0054】一方、ステップ13では音声通報装置7に
於ける音声処理部10はLAN11よりポイントアドレ
スおよび携帯電話番号42の内容を受信すると、通知先
登録テーブル8次いで音声メッセージテーブル9を検索
して通知先電話番号44に登録されている警備会社や消
防署等の電話番号に電話し、メッセージデータを自動通
報する。その後、ルートの場合はステップ14へ、ル
ート・・・の場合はステップ15へそれぞれ進
む。
【0055】以降のステップ14からステップ17迄は
音声通報装置7に於ける音声処理部10の動作である。
【0056】ステップ14では、内容通知先登録テーブ
ル8のメッセージ番号46の内容より音声メッセージテ
ーブル9を検索して獲得したメッセージデータをLAN
11より受信した携帯電話番号42の内容である携帯電
話端末の番号に自動通報することにより資格監視員に警
報状況を連絡し、ステップ15に進む。
【0057】ステップ15ではLAN11より受信した
警報レベル35の内容より重大警報と判断するとステッ
プ16に進み、重大警報で無ければ終了する。
【0058】ステップ16では携帯電話管理テーブル2
5にてブロックアドレス51の内容を探索し近傍オペレ
ータ探索27のブロックアドレス53に当てはめ,LA
N11より受信したブロックアドレス37の内容を近傍
オペレータ探索テーブル27のブロックアドレス52に
当てはめて比較し、設備ポイント15−nに概ね一番近
くのブロックアドレス51に対応する携帯電話番号50
の内容である携帯電話端末の電話番号に電話し、内容通
知先登録テーブル8のメッセージ番号47の内容より探
索した音声メッセージテーブル9からのメッセージデー
タを自動通報することにより、警報を発した設備ポイン
ト15−nに一番近くにいる監視員に設備ポイント15
−nの設置場所に急行し一時対処する様通報・指示をす
る。尚、図には記載されていないが、携帯電話管理テー
ブル25の携帯電話番号50に登録が無い時には終了と
する。
【0059】ステップ17ではステップ16で指示を受
けた監視員が設備ポイント15−nの設置場所に急行出
来ない時には持参携帯電話端末のボタン“0”をプッシ
ュし、急行出来る時には“1”をプッシュする。音声処
理部10では“1”が戻って来ると終了し、“0”が戻
るとステップ16に戻り、“1”が戻る迄繰り返す。
【0060】尚、本発明の実施の形態では携帯電話と携
帯電話網を含む公衆電話網を利用したが、携帯電話の代
わりにPHSやコードレス電話等の基地局と端末間に無
線手段を用いる他の移動通信手段を用いてもよく、網も
該他の移動通信手段に対応した公衆網や私設網を利用し
てもよく、また、データ収集処理装置や音声通報装置を
中央監視部門やサブ監視部門の外部に置いたが、内部に
設置してもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば一
定の資格を持った監視員が対処しなければならない、若
しくは指示により対処しなければならない警報が発生し
た場合該一定の資格を持った監視員を自動探索して自動
通報することが出来、また、重大警報が発生した場合に
は重大警報が発生した設備の場所に一番近い場所にいる
監視員を自動探索して自動通報することが出来るため、
警報に対する処置が迅速に行えて設備等の被害の拡大を
最小限に抑えることに寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の警報通知方法に係る施設管理システム
の概略ブロック図である。
【図2】本発明に係るポイント管理テーブルの概念図で
ある。
【図3】本発明に係るオペレータ管理テーブルの概念図
である。
【図4】本発明に係る通知先登録テーブルの概念図であ
る。
【図5】本発明に係るアドレス変換テーブルの概念図で
ある。
【図6】本発明に係る携帯電話管理テーブルの概念図で
ある。
【図7】本発明に係る近傍オペレータ探索テーブルの概
念図である。
【図8】警報発生時に於ける本発明に係る施設管理シス
テムの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 中央監視部門 2−1〜2−n サブ監視部門 5−1〜5−p データ処理部 8 通知先登録テーブル 9 音声メッセージテーブル 10 音声処理部 21−1〜21−p ポイント管理テーブル 22−1〜22−p オペレータ管理テーブル 23−1〜23−k 基地局 25 携帯電話管理テーブル 26 アドレス変換テーブル 27 近傍オペレータ探索テーブル
フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA08 AA19 AA22 AA24 AA32 AA37 BB12 BB74 DD01 DD04 DD20 DD22 DD27 DD33 EE06 EE07 EE14 EE18 FF01 FF02 5K048 BA22 BA51 DC01 FB04 FB11 GB05 5K101 KK14 LL12 MM07 NN23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被監視設備で発生した警報を、該被監視設
    備の状態を集中監視する中央監視部門に通報すると共
    に、該被監視設備のうち予め決められた一部の被監視設
    備の状態を監視するサブ監視部門に通報する警報通知方
    法において、 警報に対処する一定の資格を所有している監視員の中央
    監視部門およびサブ監視部門における勤務登録情報を収
    集し、いずれかの被監視設備で警報が発生した場合、前
    記中央監視部門および該被監視設備の状態を監視するよ
    うに設定されたサブ監視部門のいずれにも警報に対処す
    る一定の資格を所有する監視員の勤務登録がなく、且つ
    該被監視設備の状態を監視するように設定されていない
    他のサブ監視部門に警報に対処する一定の資格を所有す
    る監視員の勤務登録が検出された場合、警報を少なくと
    も該他のサブ監視部門に通報することを特徴とする警報
    通知方法。
  2. 【請求項2】被監視設備で発生した警報を、該被監視設
    備の状態を監視する監視員に通報する警報通知方法にお
    いて、 各監視員毎に監視員が所有する移動通信端末の情報を登
    録し、通信網から得られた該移動通信端末の位置情報を
    基に、警報が発生した被監視設備の設置場所の一番近く
    に位置する移動通信端末が探索され、該移動通信端末に
    メッセージが通報されることを特徴とする警報通知方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006180242A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Nec Corp 特定領域入出検知システム、位置情報統括サーバ及び位置情報統括プログラム

Cited By (2)

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JP4609067B2 (ja) * 2004-12-22 2011-01-12 日本電気株式会社 特定領域入出検知システム、位置情報統括サーバ及び位置情報統括プログラム

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