JP2000190074A - 高温半田ディップ処理装置 - Google Patents

高温半田ディップ処理装置

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JP2000190074A
JP2000190074A JP10364528A JP36452898A JP2000190074A JP 2000190074 A JP2000190074 A JP 2000190074A JP 10364528 A JP10364528 A JP 10364528A JP 36452898 A JP36452898 A JP 36452898A JP 2000190074 A JP2000190074 A JP 2000190074A
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JP
Japan
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solder
hole
temperature solder
block
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP10364528A
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English (en)
Inventor
Makoto Osaki
誠 大崎
Naoya Sugimoto
直也 杉本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温半田においても、電子部品の端子に十分
に半田を付着させることができる高温半田ディップ処理
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 高温半田12を溶融するヒータ13を設
けた半田液槽11と、この半田液槽11内に装備され、
かつ上下方向に貫通する貫通孔15を設け、この貫通孔
15を介して貫通孔15の上部に導かれた高温半田12
により電子部品18の半田付けを行うブロック14とを
備え、前記ブロック14の貫通孔15の上部の周囲に位
置して半田溜まり部16を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品における
リードフレームからなる端子に高温半田からなる半田皮
膜を形成するための高温半田ディップ処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の半田ディップ処理装置と
しては、特開平4−37470号公報に開示されたもの
が知られている。
【0003】以下、従来の半田ディップ処理装置につい
て、図面を参照しながら説明する。図2は従来の半田デ
ィップ処理装置の斜視図である。
【0004】図2において、1は金属製の半田液槽で、
この半田液槽1の内部には、ヒータ2を設けており、こ
のヒータ2により前記半田液槽1の内側に充填された鉛
約60%、錫約40%の成分比からなる共晶半田3を加
熱して溶融させている。4は鉄またはニッケル等からな
る金属製のブロックで、このブロック4は前記半田液槽
1の内側に設けるとともに、このブロック4の内部には
上下方向に貫通する貫通孔5を設けている。そして、前
記ブロック4の貫通孔5を通して前記半田液槽1の内側
に充填された共晶半田3を毛細管現象によって貫通孔5
の上部に導いている。そしてまた、前記ブロック4の上
面には案内面6を設けており、この案内面6に沿って電
子部品7を移動させるようになっている。
【0005】以上のように構成された従来の半田ディッ
プ処理装置について、次に、その動作を説明する。
【0006】前記ブロック4の案内面6に沿って電子部
品7を移動させると、ブロック4の貫通孔5の上部に、
ヒータ2の熱により溶融された共晶半田3が毛細管現象
により上ってきているため、この共晶半田3に電子部品
7の端子8が接触して電子部品7の端子8に共晶半田3
を付着させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の半田ディップ処理装置においては、半田液槽1
内に充填される半田が共晶半田3であるため、毛細管現
象により、共晶半田3がブロック4の貫通孔5の上面に
達して電子部品7の端子8に半田を付着させることがで
きるが、高温半田においては、高温半田の粘性が大であ
るため、流動性が悪くなり、その結果として、高温半田
が貫通孔5を通して上方に移動しにくくなるため、電子
部品7の端子8に高温半田が接触できなくなり、これに
より、電子部品7の端子8に十分な半田を付着させるこ
とができないという課題を有していた。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、高温半田においても、電子部品の端子に十分に半田
を付着させることができる高温半田ディップ処理装置を
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の高温半田ディップ処理装置は、高温半田を
溶融するヒータを設けた半田液槽と、この半田液槽内に
装備され、かつ上下方向に貫通する貫通孔を設け、この
貫通孔を介して貫通孔の上部に導かれた高温半田により
電子部品の半田付けを行うブロックとを備え、前記ブロ
ックの貫通孔の上部の周囲に位置して半田溜まり部を設
けたもので、この構成によれば、高温半田においても、
電子部品の端子に十分に半田を付着させることができる
高温半田ディップ処理装置を提供することができるもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、高温半田を溶融するヒータを設けた半田液槽と、こ
の半田液槽内に装備され、かつ上下方向に貫通する貫通
孔を設け、この貫通孔を介して貫通孔の上部に導かれた
高温半田により電子部品の半田付けを行うブロックとを
備え、前記ブロックの貫通孔の上部の周囲に位置して半
田溜まり部を設けたもので、この構成によれば、ブロッ
クの貫通孔の上部の周囲に位置して半田溜まり部を設け
ているため、この半田溜まり部に高温半田が溜まること
になり、これにより、高温半田においても、電子部品の
端子に十分に半田を接触させることができるため、電子
部品の端子に十分に半田を付着させることができるとい
う作用を有するものである。
【0011】以下、本発明の一実施の形態における高温
半田ディップ処理装置について、図面を参照しながら説
明する。
【0012】図1は本発明の一実施の形態における高温
半田ディップ処理装置の斜視図である。
【0013】図1において、11は金属製の半田液槽
で、この半田液槽11の内部には、鉛約90%、銀約2
%および錫約8%の成分比からなる高温半田12を充填
するとともに、内側にヒータ13を設けており、このヒ
ータ13により前記高温半田12を溶融している。14
は金属製のブロックで、このブロック14の内側には上
下方向に貫通する貫通孔15を設けており、この貫通孔
15を通して貫通孔15の上部に高温半田12を導いて
いる。また、前記貫通孔15の上部の周囲に位置して半
田溜まり部16を設けており、この半田溜まり部16
に、前記ヒータ13によって溶融された高温半田12が
溜まるように構成している。そしてまた、前記ブロック
14の上面には電子部品の案内面17を設けている。
【0014】以上のように構成された本発明の一実施の
形態における高温半田ディップ処理装置について、次に
その動作を説明する。
【0015】半田液槽11の内部に高温半田12を充填
するとともに、ヒータ13により高温半田12を溶融す
る。この溶融された高温半田12は、前記ブロック14
の貫通孔15を通して、上方に向ってパスカルの原理に
より上昇するとともに、前記ブロック14の半田溜まり
部16に充填されるものである。そしてブロック14の
案内面17に沿って電子部品18を移動させることによ
り、この電子部品18の端子19に高温半田12を接触
させて付着させるものである。このように本発明の一実
施の形態においては、前記ブロック14の貫通孔15の
上部の周囲に位置して半田溜まり部16を設けているた
め、この半田溜まり部16に高温半田12が溜まること
になり、これにより、高温半田12においても、電子部
品18の端子19に十分に高温半田12を接触させるこ
とができるため、電子部品18の端子19に十分に半田
を付着させることができるという作用効果を有するもの
である。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の高温半田ディップ
処理装置は、高温半田を溶融するヒータを設けた半田液
槽と、この半田液槽内に装備され、かつ上下方向に貫通
する貫通孔を設け、この貫通孔を介して貫通孔の上部に
導かれた高温半田により電子部品の半田付けを行うブロ
ックとを備え、前記ブロックの貫通孔の上部の周囲に位
置して半田溜まり部を設けたもので、この構成によれ
ば、ブロックの貫通孔の上部の周囲に位置して半田溜ま
り部を設けているため、この半田溜まり部に高温半田が
溜まることになり、これにより、高温半田においても、
電子部品の端子に十分に半田を接触させることができる
ため、電子部品の端子に十分に半田を付着させることが
できる高温半田ディップ処理装置を提供できるというす
ぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における高温半田ディッ
プ処理装置の斜視図
【図2】従来の半田ディップ処理装置の斜視図
【符号の説明】
11 半田液槽 12 高温半田 13 ヒータ 14 ブロック 15 貫通孔 16 半田溜まり部 18 電子部品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温半田を溶融するヒータを設けた半田
    液槽と、この半田液槽内に装備され、かつ上下方向に貫
    通する貫通孔を設け、この貫通孔を介して貫通孔の上部
    に導かれた高温半田により電子部品の半田付けを行うブ
    ロックとを備え、前記ブロックの貫通孔の上部の周囲に
    位置して半田溜まり部を設けた高温半田ディップ処理装
    置。
JP10364528A 1998-12-22 1998-12-22 高温半田ディップ処理装置 Pending JP2000190074A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115178825A (zh) * 2022-07-06 2022-10-14 武汉倍普科技有限公司 一种回流炉温高效显示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115178825A (zh) * 2022-07-06 2022-10-14 武汉倍普科技有限公司 一种回流炉温高效显示装置
CN115178825B (zh) * 2022-07-06 2023-09-26 武汉倍普科技有限公司 一种回流炉温高效显示装置

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