JPS6219938B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6219938B2
JPS6219938B2 JP13219678A JP13219678A JPS6219938B2 JP S6219938 B2 JPS6219938 B2 JP S6219938B2 JP 13219678 A JP13219678 A JP 13219678A JP 13219678 A JP13219678 A JP 13219678A JP S6219938 B2 JPS6219938 B2 JP S6219938B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder
soldering
reservoir
workpiece
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13219678A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5561372A (en
Inventor
Yukio Nishikawa
Takayuki Uchimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP13219678A priority Critical patent/JPS5561372A/ja
Publication of JPS5561372A publication Critical patent/JPS5561372A/ja
Publication of JPS6219938B2 publication Critical patent/JPS6219938B2/ja
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  • Molten Solder (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外装部が気密封止される電子部品(以
後ワークと略称)の半田封口装置に関し、とくに
製造工程中バツチ処理を行なわせるためチエーン
リード化された小型コンデンサの自動封口装置に
関する。
従来の半田封口装置の問題点を第1〜4図によ
り指摘する。第1図は処理対象として考えたワー
ク10の部分断面図を示し、リード線11がハー
メチツクシールの首部12を貫挿して外部に突出
されている。通常リード線11は鉄線に半田メツ
キしたものであり、首部12は鉄―ニツケル合金
で作られたパイプに半田メツキが施され、両者が
半田付けしやすいように前処理されている。この
両者の半田付け工程は最終工程であり、ここで気
密性が作られる。ここで留意しておくべきことは
ワーク10が小型化されるにつれ、リード線11
の外径φと首部12の内径φとの差により形
成される半田付ギヤツプが相対的に大きくなる必
然性がある。すなわち組立作業性を低下させない
ためにはφを一定限度以下に小さくすることは
できない。これに対してφは第1図にて省略さ
れている筐体13内部の素子が小型化されるに比
例して細くなつてゆく。
第2図はワーク10がチエンリード化された様
子を示すもので、ワーク10が20〜40個位それぞ
れ帯板状の導体片21と絶縁片22に取付けられ
ている。
第3図は第2図によるチエーンリード化された
ワーク群20を半自動半田付けする方式を示すも
ので、鋼板に複数個の切込み部からなる半田溜3
1a…31nを設けた多点同時半田ゴテ30を水
平に置き、ワーク群20を垂直に保持して首部1
2の近傍を半田溜31の中に進入させることによ
りバツチ封口される。(ただし半田供給、補充は
作業者が行なう) 第4図は第3図のA―A′断面を示すもので、
半田溜31の中に貯えられた半田すなわち局留半
田40の形態がそれぞれ次の三通りあることがわ
かる。イは半田が適量供給された場合、ロは過剰
供給、ハはロの状態に更に半田が増加供給された
場合を示し、溢流半田41が生じ局留半田40が
減少し、かつ局留半田40にスロープを有するよ
うになる。問題点としてイは適量供給が難かし
く、かつ毎回(1度半田付をするとワーク10に
半田が吸取られて適量状態より半田が減少)半田
を供給しなければならない。ロはワーク10の首
部12(すなわち正電極)と筐体13(すなわち
負電極)との間に半田ブリツヂを起し易い。また
半田のタレが半田ゴテ30の下面に生じるので発
見し難い等の欠点がある。ハは意図的に溢流ハン
ダ41を発生させると残留する半田量が一定にな
る利点を有するがワーク10を第4図―ハの矢部
の如く進入させるのであるから進入の度合によつ
ては半田不足になることは明らかである。
一方、従来方式の他の欠点としてワーク10の
内部への半田タレ込みがある。第1図の説明でさ
きに指摘したごとく、リード線11と首部12と
のギヤツプは半田付に最適な値よりもはるかに大
きい。また半田ゴテ30が水平に設置されワーク
群20が垂直に保持られた上で半田溜31に進入
するから、局留半田40はリード線11を伝わ
り、重力の法則に従つて容易にワーク1の内部に
滴下する。これを避けるには局留半田40の溶融
温度を下げ、ワーク1の予備加熱温度も下げて半
田が首部12を通過する途中で冷えて固体化する
ようにしむけなければならないが、溶融温度を下
げると半田付特性が悪くなることおよびワーク1
0を充分に予備加熱し筐体13内部の空気を追出
しておかないと、半田付の最中に首部12より空
気が噴出して封口部に気孔が生じるので、適切な
対策がとれない問題点があつた。
このように従来の方式では特殊なワーク(例へ
ば大型品)に限定され、しかも封口品質のバラツ
キが多いものであつた。
本発明の目的は以上に述べた従来の欠点を改良
した半田封口装置を提供することにある。
本発明によれば、櫛型の切込み部を半田溜とす
る局留半田付槽を傾斜設置させ前記半田付槽に保
持される溶融半田量に比して大きい容量を有し、
かつ溶融半田液面の高さが半田付槽に保留される
溶融半田の高さと略等しい貯留半田槽と半田付槽
とをサイホンで連結することを特徴とする半田封
口装置が得られる。
さらには、半田付槽より溶融半田を溢流させる
手段と、溢流した半田を回収し貯留半田槽に再供
給する手段と、部品の半田付期間中は半田溢流を
中止する手段とをさらに備えたことを特徴とする
半田封口装置が得られる。
以下、本発明を図面により説明する。第5図は
本発明の着目した現象を説明するもので、第5図
Aは半田ゴテ30を従来の水平位置より角度θだ
け傾斜させて設置した半田ゴテ30に半田を過剰
供給して半田溜31より強制的に溢流させた場合
における局留半田40のスロープ状態を示す。こ
の局留半田40のスロープは第4図ハの従来例に
比して非常にゆるやかになつている。このため下
記のような苛酷な半田付け条件による実験でも半
田の筐体13内部へのタレ込みは見受けられなか
つた。
半 田 40% 錫 θ 30゜ 半田ゴテ温度 290℃ ワーク予備加熱 160℃ ワーク外形 5φ×10mm これより、従来の装置を傾けて使用するだけで
も大巾な改善がなされることがわかつた。
第5図Bは半田ゴテ30を略垂直に近づけて立
てた場合における局留半田40のふるまいを説明
するもので、θ=90゜の場合は半田の強制溢流は
半田溜31の左右両面に生じるが、図の如くθ∠
90゜の場合には半田溜31の右面だけに(半田を
強制過剰供給を行なつた際)フクレ現象および溢
流現象が生じ、左面は平坦のままである。第5図
Bの如く右面に成長させた局留半田40のフクレ
は半田の供給を続けてゆくと最后に半田溜31の
外へ放出され右面も平坦に戻る。ワーク10の首
部12を第5図Bのように半田溜31の左側に来
るようにして半田付け封口すれば、半田の供給量
にバラツキがあり、かつ溢流させられない場合に
生じるフクレがあつても、半田の余分な付着はリ
ード線11の方に起きるだけであり、首部12と
ワーク10の筐体13との間にブリツヂを作る恐
れはなくなる。すなわち半田供給を作業者が行な
う半自動封口装置にも本発明は有効である。
この場合ワーク10は水平に置かれるので、半
田のタレ込みはなく心配された首部12への半田
流入量はワーク10が垂直に置かれた場合と大差
なく、(ワーク10の予熱温度を適切にすると半
田の吸込みがある)封口部に生じる半田の突起
(通称ツララ)も大差ないことを実験的に確めら
れた。
第6図は本発明の一実施例を説明するもので、
自動局部多点半田付システムの概念図である。第
6図Aは本発明半田封口装置の半田ヘツド50の
断面図で、貯留半田槽(以後半田リザーバ)51
およびヒーター52と53を有する。半田リザー
バ51と半田溜31はサイホン54で接続されて
いるから、両者の溶融半田液面は同一の高さにな
る。そこで半田リザーバ51の貯留半田量が半田
溜31の容積に比して大きければ大きい程、ワー
ク10の封口部に付着(送出)される微量の半田
が、各半田付サイクル毎にあつても、局留半田4
0の量および形状の変化は小さくなる。そして封
口部に付着する半田量と半田リザーバ51への半
田補給回数とのかね合いより半田リザーバ51の
容量を設定することができ、従来作業者が半田付
1回毎に調整していた局留半田40の管理は自動
化されることになる。
第6図Aでは半田留31を左側に傾け(θ<90
゜)、半田留31の左側より半田が溢流するよう
に条件づけてあるので、溢流半田41はサイホン
54の上部に落ちる。この溢流半田41を図示し
ないポンプで回収して半田リザーバ51に再供給
するような循環システムを想定すると、印刷回路
板のフローソルダのように常に新鮮な半田が、半
田留31に供給できる。ただし本発明の場合は開
口部が上を向いたコの字形の壁面で囲まれた空間
に半田の表面張力を利用して局留半田40を作
り、その半田量および貯留形状を一定に制御しワ
ーク10の局所だけを半田付けすることを目的と
する。したがつて半田溜31の左面より常時半田
が溢流すると局留半田40の左面がフクレてしま
い局部半田付けに支障を来すので、半田の循環は
ワーク10の半田付作業中は停止させる。
なお、第6図Aでは半田溜31を傾けたが、こ
れを直立させ、半田ヘツド50自体を傾斜させて
もよい。第3図Bは第6図Aの上面図で、第2〜
3図に示されるワーク群20を真上から浸漬する
ため複数個の半田溜31a…31nを有し、1個
所の半田リザーバ51より半田を供給させてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図および第4図イ,ロ,ハは従来の装
置の問題点を説明するもので、第5図A,Bは本
発明の着目現象の説明図、第6図A,Bは一実施
例の断面図および上面図を示す。 10……ワーク、11……リード線、12……
首部、13……筐体、20……ワーク群、21…
…導体片、22……絶縁片、30……半田ゴテ、
31……半田溜、40……局留半田、41……溢
流半田、50……半田ヘツド、51……半田リザ
ーバ、52,53……ヒーター、54……サイホ
ン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 櫛型の切込み部を半田溜とする局留半田付槽
    を傾斜設置させ、前記半田付槽に保持される溶融
    半田量に比して大きい容量を有し、かつ溶融半田
    液面の高さが前記半田付槽に保留される溶融半田
    の高さと略等しい貯留半田槽と前記局留半田付槽
    とをサイホンで連結したことを特徴とする半田封
    口装置。
JP13219678A 1978-10-27 1978-10-27 Solder sealing device Granted JPS5561372A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13219678A JPS5561372A (en) 1978-10-27 1978-10-27 Solder sealing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13219678A JPS5561372A (en) 1978-10-27 1978-10-27 Solder sealing device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5561372A JPS5561372A (en) 1980-05-09
JPS6219938B2 true JPS6219938B2 (ja) 1987-05-01

Family

ID=15075636

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13219678A Granted JPS5561372A (en) 1978-10-27 1978-10-27 Solder sealing device

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JPS5561372A (en) 1980-05-09

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