JP2000182685A - 電気機器の端子構造 - Google Patents

電気機器の端子構造

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JP2000182685A
JP2000182685A JP10356069A JP35606998A JP2000182685A JP 2000182685 A JP2000182685 A JP 2000182685A JP 10356069 A JP10356069 A JP 10356069A JP 35606998 A JP35606998 A JP 35606998A JP 2000182685 A JP2000182685 A JP 2000182685A
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JP
Japan
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terminal
electric device
contact
charging
terminal structure
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JP10356069A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Hamazawa
義範 浜沢
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子の接続時にこの端子を回転させて接触面
から塵や錆等を取り除くことによって、接触する端子の
接触面が汚れたり錆びたりすることを防ぐことができ
て、各端子の接触不良を無くすことができ、各端子の接
触を確実にすることができて電気的接続を保つことがで
きる電気機器の端子構造を提供する。 【解決手段】 一方側の電気機器の端子1に他方側の電
気機器の端子2を接続して通電状態にするようにし、一
方側の端子1に端子接続時における押圧によってこの端
子1を回転させる回転機構3を設けるとともに、各端子
1、2の接続状態を解除したときに、この端子を元の状
態に復帰させる復帰機構4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電器の充電端子
等の電気機器の端子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気機器の端子構造は、例えば、
図4に示すように、対向して設けられた充電端子106
及び充電端子110が、携帯機102の重量により互い
に接触するように構成されている。そしてバネ板107
の付勢力によりこの接触状態は保持され、携帯機102
の内蔵電池と充電器101の電気ジャック109が電気
的に接続され、携帯機102の内蔵電池を充電できるよ
うになっている。ところが、これにおいては、充電端子
106及び充電端子110が金属接触であるために、端
子表面が汚れたり錆びたりすると接触不良が生じて充電
に必要な電気的接続が維持できず、携帯機の内蔵電池が
充電できなくなるという問題があった。
【0003】この問題を解決しようとするものに、特開
平7−283852号公報に記載された充電装置の充電
端子構造がある。これは、図5(a)(b)に示すよう
に、携帯用無線装置の充電端子露出用窓220、223
を介して外部より当接でき回転自在に設けられる第1の
回転充電端子221と充電装置の充電端子露出用窓22
0、223を介して、第1の回転充電端子221と対向
して接触するように設けられる回転自在の第2の回転充
電端子224とから構成されている。そして、これら第
1の回転充電端子221と第2の回転充電端子224が
接触したときに、各回転充電端子221、224が回転
して接触点が一点に集中しないようにし、新たな端子面
が接触するようにして接触不良となることを防ぐように
している。
【0004】ところが、これにおいても、各回転充電端
子221、224の表面が汚れたり錆びたりすることが
あり、この汚れたり錆びたりした端子面が接触したとき
に、接触不良が生じて充電に必要な電気的接続ができな
い場合があるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解消し、端子の接続時にこの端子を回転させて接
触面から汚れや錆等を取り除くことによって、接触する
端子の接触面が汚れたり錆びたりすることを防ぐことが
できて、各端子の接触不良を無くすことができ、各端子
の接触を確実にすることができて電気的接続を保つこと
ができる電気機器の端子構造を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、一方側の電気機器の端子
に他方側の電気機器の端子を接続して通電状態にするよ
うにした電気機器の端子構造において、一方側又は両方
の端子に端子接続時における押圧によってこの端子を回
転させる回転機構を設けるとともに、各端子の接続状態
を解除したときに、この端子を元の状態に復帰させる復
帰機構を設けたことを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記回転機構
は、前記端子の棒状部に穿設された溝と、この溝の一部
に挿入され、端子の接続時における押圧力によって前記
端子を前記溝に沿って回転させるための挿入固定片とで
構成されていることを特徴としている。請求項3に記載
の発明は、前記復帰機構は、付勢バネにより構成されて
いることを特徴としている。
【0008】請求項4に記載の発明は、前記付勢バネ
は、前記端子の裏面と、電気機器本体内に設けられ前記
端子の棒状部が挿入される貫通孔部の下縁部分に形成さ
れた内向き鍔部との間に介在されたスプリングであるこ
とを特徴としている。請求項5に記載の発明は、前記電
気機器は、充電器からなり、前記端子は充電端子である
ことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電気機器の端
子構造の実施の形態について、図を参照しつつ説明す
る。図1は本発明の実施形態の電気機器の端子構造にお
ける端子接続時の状態を示す断面図、図2は実施形態の
電気機器の端子構造における端子接続完了時の状態を示
す断面図、図3は実施形態の電気機器の端子構造におけ
る端子の接続を解除した状態を示す断面図である。
【0010】本実施形態の電気機器の端子構造は、図
1、図2、図3に示すように、一方側の端子1に他方側
の端子2を押し当てて双方の端子1、2を接続するとき
に、一方側の端子1を押圧力によって回転させる回転機
構3が設けられているとともに、各端子1、2の接続状
態を解除したときに、一方側の端子1を元の状態に復帰
させる復帰機構4が設けられている。前記した回転機構
3は、一方側の端子1の棒状部1aに穿設されたスクリ
ュウ形状の溝3aと、この溝3aの一部に挿入され、他
方側の端子2を押し当てたときにこの押圧力によって一
方側の端子1を溝3aに沿って回転させるための挿入固
定片3bとで構成されている。
【0011】また、前記した復帰機構4は、付勢バネに
より構成されており、この付勢バネは、一方側の端子1
の頭部1aの裏面と、電気機器本体5内に設けられ、一
方側の端子1の棒状部1aが挿入された貫通孔部5aの
下縁部分に形成された内向き鍔部5bとの間に介在され
たスプリング4aで構成されている。尚、一方側の端子
1の棒状部1aの下部は、支持部材6に回転可能且つ上
下移動可能に立設した状態で支持されている。
【0012】この実施形態では、電気機器は充電器から
なり、端子1、2は充電端子であるものについて、図示
している。本実施形態の電気機器の端子構造の作用につ
いて説明すると、図1に示すように、他方側の端子2を
一方側の端子1に押し当てるて接続すると、一方側の端
子1の棒状部1aに形成された回転機構3のスクリュウ
形状の溝3aに挿入固定片3bが挿入されていることに
よって、この一方側の端子1は、スクリュウ形状の溝3
aに沿って回転しながら、図2に示すように、スプリン
グ4aからなる復帰機構4の付勢力に抗して電気機器本
体5内の貫通孔部5a内に没入する方向に回転しながら
下降移動する。このときに、一方側の端子1が回転する
ことによって、一方側の端子1と他方側の端子2の接続
面は擦られて、これらの接続面に付着していた汚れや錆
等が取り除かれて各端子1、2が確実に接触して、接触
不良が生じることがない。
【0013】また、図3に示すように、他方側の端子2
を取り除くと、一方側の端子1は、スプリング4aから
なる復帰機構4の付勢力によって、スクリュウ形状の溝
3aに沿って反回転しながら上昇して、図1に示す元の
位置に復帰する。このように、一方側の端子1と他方側
の端子2とを接続するときに、一方側の端子1が他方側
の端子2に押された状態で回転するので、各端子1、2
の接触面が擦られて、これら接触面に付着していた汚れ
や錆等が取り除かれて、接触不良を生じることがなく、
常に双方の端子1、2の電気的接触が良好に保たれる。
【0014】尚、本実施形態では、電気機器が充電器か
らなり、端子1、2は充電端子であるものについて説明
したが、これに限らず、他の電気機器の端子にも適用で
きることは勿論である。また、本実施形態では、接触時
に一方側の端子2だけが回転するものについて説明した
が、これに限らず、接触時に一方側の端子と他方側の端
子の双方が互いに反対向きに回転するようにしてもよ
い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、一方側の端子と他方側の端子を接続する
ときに、回転機構によって、一方側の端子又は一方側の
端子と他方側の端子を回転させるようにしたので、一方
側の端子と他方側の端子の接触面が擦られてこれら端子
の接触面に付着していた汚れや錆等が取り除かれること
により、各端子の接触不良を無くすことができ、各端子
の接触を確実にすることができて電気的接続を保つこと
ができる。
【0016】更に、各端子の接続状態を解除したとき
に、復帰機構で端子を元の状態に復帰させるようにした
ので、端子を接続しないときには、端子を接続前の正常
な状態に正確に復帰させることができる。請求項2に記
載の発明によれば、回転機構が、端子の棒状部に穿設さ
れた溝と、この溝に挿入される挿入固定片によって構成
されているので、構造が簡単であり、且つ各端子の接続
時にその押圧力によって端子を確実に回転させることが
できる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、端子を元
の状態に復帰させる復帰機構が付勢バネにより構成され
ているので、構造が簡単であり、端子を元の状態にこの
付勢バネの付勢バネで確実に復帰させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、付勢バネが、端子の裏
面と、電気機器本体内の貫通孔部の下縁部分に形成され
た内向き鍔部との間に介在されたスプリングてあるの
で、構造が簡単であり、且つ各端子の接続状態を解除し
たときに、このスプリングの付勢力によって、端子を確
実に元の状態に復帰させることができる。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、電気機器
が充電器からなり、端子が充電端子であるものでは、上
記したように、一方側の充電端子と他方側の充電端子が
確実に接触して接続されるから、接触不良を生じること
なく、充電を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の電気機器の端子構造におけ
る端子接続時の状態を示す断面図である。
【図2】実施形態の電気機器の端子構造における端子接
続完了時の状態を示す断面図である。
【図3】実施形態の電気機器の端子構造における端子の
接続を解除した状態を示す断面図である。
【図4】従来の第1例の充填端子構造の端子接続前の状
態を示す断面図である。
【図5】従来の第2例の充電端子構造を示し、(a)は
端子接続前の状態を示す断面図、(b)は端子接続時の
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 一方側の端子 2 他方側の端子 3 回転機構 3a 溝 3b 挿入固定片 4 復帰機構 4a スプリング(付勢バネ) 5 電気機器本体 5a 貫通孔部 5b 内向き鍔部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方側の電気機器の端子に他方側の電気
    機器の端子を接続して通電状態にするようにした電気機
    器の端子構造において、一方側又は両方の端子に端子接
    続時における押圧によってこの端子を回転させる回転機
    構を設けるとともに、各端子の接続状態を解除したとき
    に、この端子を元の状態に復帰させる復帰機構を設けた
    ことを特徴とする電気機器の端子構造。
  2. 【請求項2】 前記回転機構は、前記端子の棒状部に穿
    設された溝と、この溝の一部に挿入され、端子の接続時
    における押圧力によって前記端子を前記溝に沿って回転
    させるための挿入固定片とで構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の電気機器の端子構造。
  3. 【請求項3】 前記復帰機構は、付勢バネにより構成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気
    機器の端子構造。
  4. 【請求項4】 前記付勢バネは、前記端子の裏面と、電
    気機器本体内に設けられ前記端子の棒状部が挿入される
    貫通孔部の下縁部分に形成された内向き鍔部との間に介
    在されたスプリングであることを特徴とする請求項3に
    記載の電気機器の端子構造。
  5. 【請求項5】 前記電気機器は、充電器からなり、前記
    端子は充電端子であることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載の電気機器の端子構造。
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